JP2011187000A - 画像形成装置、画像形成システム及び制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成システム及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成情報を基に画像データを生成する画像データ生成手段により、印刷媒体に画像を形成するための画像データと、該画像データと異なる用途で使用される画像データとを生成する。
【解決手段】画像形成装置10は、PDLを基に画像データを生成する画像データ生成部31と、PDLに加工を施して、縮小画像を表すログ画像用PDL312を生成するログ画像用PDL生成部23と、送受信部12が受信したPDL310を基に画像データ生成部31が生成した印刷用画像データ320を印刷装置14に出力し、送受信部12が受信したPDL310をログ画像用PDL生成部23が加工して生成したログ画像用PDL312を基に画像データ生成部31が生成したログ画像データ330をHDD15に出力する画像データ出力制御部32と、を備える。
【選択図】図10

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成システム及び制御プログラムである。
特許文献1には、出力用画像データを格納手段に格納する作業と並行して、出力用画像データからサムネイル画像の作成を行う画像管理方法が開示されている。
特許文献2には、クライアント装置からプリントサーバー装置を経由させて印刷データを印刷装置に送信する構成とし、プリントサーバー装置で印刷ログを生成する画像データ管理システムが開示されている。
特開2003−208428号公報 特開2003−330677号公報
本発明の目的は、画像形成情報を基に画像データを生成する画像データ生成手段により、印刷媒体に画像を形成するための画像データと、該画像データと異なる用途で使用される画像データとを生成することである。
請求項1に係る発明は、画像データを基に、印刷媒体に画像を形成する画像形成手段と、印刷媒体に形成する画像の情報を含む画像形成情報を通信手段から受信する受信手段と、前記画像形成情報を基に、画像データを生成する画像データ生成手段と、前記画像形成情報に加工を施して、前記画像データ生成手段にて画像データとして生成されたならば該画像データが、前記画像データ生成手段にて前記画像形成情報を基に生成された画像データと異なる用途で使用される画像形成情報を生成する画像形成情報生成手段と、前記受信手段が受信した前記画像形成情報を基に前記画像データ生成手段が生成した画像データである画像形成用画像データを前記画像形成手段に出力し、前記受信手段が受信した画像形成情報を前記画像形成情報生成手段が加工して生成した画像形成情報を基に前記画像データ生成手段が生成した画像データである異用途画像データを、予め設定した記憶手段に出力する画像データ出力手段と、を備える画像形成装置である。
請求項2に係る発明は、請求項1の記載において、前記画像形成情報生成手段は、前記画像形成情報を加工することとして、画像データが異なる用途で使用されるように変更する指示を前記画像形成情報に付加し、前記画像データ生成手段は、付加されている指示に従い、前記画像形成情報を基に、前記異用途画像データを生成する画像形成装置である。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2の記載において、前記画像形成手段は、前記画像データ出力手段が前記異用途画像データを出力した後に、前記画像形成用画像データに基づく画像形成を開始する画像形成装置である。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3の何れか1項の記載において、前記画像形成情報生成手段は、前記受信手段が受信したデータが一時的に記憶される記憶手段から前記画像形成情報を読み出して前記加工をする画像形成装置である。
請求項5に係る発明は、印刷媒体に形成する画像の情報を含む画像形成情報を通信手段を介して送信する処理装置と、画像データを基に、印刷媒体に画像を形成する画像形成手段、前記画像形成情報を前記通信手段から受信する受信手段、前記画像形成情報を基に、画像データを生成する画像データ生成手段と、前記画像形成情報に加工を施して、前記画像データ生成手段にて画像データとして生成されたならば該画像データが、前記画像データ生成手段にて前記画像形成情報を基に生成された画像データと異なる用途で使用される画像形成情報を生成する画像形成情報生成手段、及び前記受信手段が受信した前記画像形成情報を基に前記画像データ生成手段が生成した画像データである画像形成用画像データを前記画像形成手段に出力し、前記受信手段が受信した画像形成情報を前記画像形成情報生成手段が加工して生成した画像形成情報を基に前記画像データ生成手段が生成した画像データである異用途画像データを、予め設定した記憶手段に出力する画像データ出力手段を備える画像形成装置と、を備える画像形成システムである。
請求項6に係る発明は、画像データを基に、印刷媒体に画像を形成する画像形成手段と、印刷媒体に形成する画像の情報を含む画像形成情報を通信手段から受信する受信手段と、前記画像形成情報を基に、画像データを生成する画像データ生成手段と、前記画像形成情報に加工を施して、前記画像データ生成手段にて画像データとして生成されたならば該画像データが、前記画像データ生成手段にて前記画像形成情報を基に生成された画像データと異なる用途で使用される画像形成情報を生成する画像形成情報生成手段と、前記受信手段が受信した前記画像形成情報を基に前記画像データ生成手段が生成した画像データである画像形成用画像データを前記画像形成手段に出力し、前記受信手段が受信した画像形成情報を前記画像形成情報生成手段が加工して生成した画像形成情報を基に前記画像データ生成手段が生成した画像データである異用途画像データを、予め設定した記憶手段に出力する画像データ出力手段と、をコンピュータに実行させるコンピュータに読取可能な制御プログラムである。
請求項1、5、6に係る発明によれば、画像形成情報を基に画像データを生成する画像データ生成手段により、印刷媒体に画像を形成するための画像データと、該画像データと異なる用途で使用される画像データとを生成することができる。
また、請求項2に係る発明によれば、画像データが異なる用途で使用されるように変更する指示を画像形成情報に付加するだけで、画像データ生成手段により、加工した画像形成情報を生成できる。
また、請求項3に係る発明によれば、画像形成手段による画像形成に先立って異用途画像データを生成できる。
また、請求項4に係る発明によれば、受信手段が受信したデータを一時的に記憶する記憶手段を経由して他の記憶手段に格納した後に画像形成情報を加工する場合と比較して、画像形成情報の加工の開始時間を早くすることができる。
第1の実施形態の画像形成システムの概略構成を示す図である。 印刷時のPCにおける処理を説明する図である。 画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 一般的な画像形成装置でログ画像を生成する場合を説明する図である。 一般的な画像形成装置でログ画像を生成する場合を説明する図であり、印刷画像データをフォーマットが変更されたときを示す図である。 イメージログ作成設定部の処理手順を示すフローチャートである。 イメージログを作成するためのメイン設定画面の例を示す図である。 イメージログの作成について詳細な設定をするための詳細設定画面の例を示す図である。 演算処理部におけるログ画像を生成する処理を示すフローチャートである。 各構成部間のデータのやりとりを説明する図である。 複製PDLの内容を修正して生成されるログ画像用PDLの例を示す図である。 第1の実施形態の変形例における処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態における処理を示すフローチャートである。 複製PDLにコマンドを付加して生成されるログ画像用PDLの例を示す。 第3の実施形態における処理を示すフローチャートである。 第3の実施形態の変形例における処理を示すフローチャートである。 第4の実施形態における処理を示すフローチャートである。
先ず、本発明の第1の実施形態を説明する。
図1は、第1の実施形態の画像形成システム1の概略構成を示す図である。
図1に示すように、画像形成システム1は、用紙等の印刷媒体上に画像形成を行う画像形成装置10と、PC(パーソナルコンピュータ)100とがLAN(Local Area Network)等の通信手段200を介して通信可能に接続されている。
図2は、印刷時のPC100における処理を説明する図である。
図2に示すように、PC100では、演算処理部101が、PDL(Page Description Language、ページ記述言語)のデータ310を作成する。ここで、PDLは、印刷命令300から画像形成装置10に印刷イメージを指示するための言語である。そして、PC100は、LAN等の通信手段200を介してそのPDLのデータ(以下、単にPDLという。)310を画像形成装置10に送信する。
図3は、画像形成装置10の概略構成を示すブロック図である。
図3に示すように、画像形成装置10は、操作パネル11、送受信部12、送受信データ用メモリ13、印刷装置14、HDD(Hard Disk Drive)15、及び演算処理部20を有する。また、演算処理部20は、イメージログ作成設定部21、PDL複製部22、ログ画像用PDL生成部23、画像データ処理部30、ログ検索部24、及び記憶部25を有する。また、HDD15には、PDL格納領域15a、複製PDL格納領域15b、ログ画像用PDL格納領域15c、及びログ格納領域15dが形成されている。
操作パネル11は、使用者に通知する内容を表示する表示デバイス(表示部)と使用者の指示内容が入力される入力部とを有する。操作パネル11からの入力情報は、演算処理部20等に必要に応じて出力される。
送受信部12は、通信手段200に対してデータの送受信をするように構成されている。送受信データ用メモリ13は、送受信部12が送受信するデータを一時的に記憶するバッファメモリ(例えばRAM(Random Access Memory))である。これにより、通信手段200から送受信部12が受信したPDL310が送受信データ用メモリ13に一時的に記憶される。そして、その後、PDL310は、HDD15のPDL格納領域15aに順次記憶されていく。
画像データ処理部30は、HDD15のPDL格納領域15aに格納されたPDLを基に印刷用画像データを作成し、その作成した印刷用画像データを印刷装置14に出力する。印刷装置14では、その印刷用画像データを基に、印刷媒体に画像を形成して、画像形成した印刷媒体を排出部等に排出する。例えば、印刷装置14は、電子写真方式やインクジェット記録方式等の印刷方式により印刷媒体に画像形成するように構成されている。
記憶部25には、演算処理部20等で処理に使用するプログラム25aやデータが記憶されている。
ここで、プログラム25aは、画像形成装置10の出荷時当初から記憶部25に記憶さされているものとすることもできるが、出荷後に使用者等の作業によりCD−ROM等の記憶媒体から読み込まれて記憶部25に記憶されたものとすることもできる。
ここで、図4及び図5を用いて、以上のような構成の画像形成装置でログ画像を生成する場合について説明する。
ログ画像とは、画像形成装置等で印刷や原稿の読み込みを行った際に、その印刷した画像等を縮小した画像(サムネイル)である。例えば、イメージログ機能では、画像形成装置等で印刷等を行った際に、そのログ(日時やファイル名といった情報)を保存するとともに、画像ログとしてその縮小画像(ログ画像)を保存している。通常、画像形成装置は、印刷のための印刷用画像データを画像変換してログ画像を生成している。
このようなイメージログ機能により、HDD等に記憶したこのログ画像が後でOCR(Optical Character Reader)検索や類似画像検索等により検索可能となる。これにより、情報の流出元の特定が可能となったり、情報の漏洩防止を図ることができる。
このようなログ画像の生成のため、通常、画像形成装置では、図4に示すように、画像データ処理部401がPDL310を基に印刷用の画像データ320を生成し、ログ画像生成部402がその印刷用画像データ320を基にログ画像(ログ画像データ)330を生成している。そして、印刷装置403は、印刷用画像データ320を基に印刷媒体に画像形成している。
例えば、ログ画像生成部402は、画像形成装置10に設けられた増設基盤(アクセラレータ)であったり、記憶部に記憶されたソフトウェアであったりする。
しかし、印刷用画像データのフォーマットが変更される場合がある。例えば、多値化や高解像度化、カラー化、印刷の高速化等が進み、複数のフォーマットが扱われるようになった場合に、印刷用画像データのフォーマットが変更される。
このように印刷用画像データのフォーマットが変更されてしまうと、図5に示すように、ログ画像生成部402もそれに対応させて変更しなければならない。すなわち、ログ画像生成部402である増設基盤を乗せ換えたり、専用のソフトウェアを更新したりする必要がある。また、増設基盤のハードウェア構成が変更されてしまうと、その増設基盤を設置するためのインターフェースがなかったり、その増設基盤の設置面積を確保できなくなってしまう場合がある。
これに対して、本実施形態では、以下に説明するように、印刷用画像データのフォーマットが変更されても、増設基盤を乗せ換えたり、専用のソフトウェアを更新したりする必要がない構成になっている。
図6は、イメージログ作成設定部21の処理手順を示すフローチャートである。イメージログ作成設定部21は、イメージログ作成のための設定を行う。
図6に示すように、先ず、ステップS1において、イメージログ作成設定部21は、イメージログ作成の設定が開始されたか否かを判定する。具体的には、イメージログ作成設定部21は、操作パネル11からの入力情報を基に、イメージログ作成の設定の開始の操作が使用者によってなされたか否かを判定する。イメージログ作成設定部21は、イメージログ作成の設定が開始されたと判定すると、ステップS2に進む。
ステップS2では、イメージログ作成設定部21は、イメージログ作成の設定が許可されている管理者の認証のため、操作パネル11の表示部に認証用画面を表示する。
続くステップS3において、イメージログ作成設定部21は、操作パネル11からの入力情報を基に、その認証の入力が終了したか否かを判定する。イメージログ作成設定部21は、その認証の入力が終了したと判定すると、ステップS4に進む。
続くステップS4において、イメージログ作成設定部21は、管理者か否かの判定をする。例えば、イメージログ作成設定部21は、記憶部25に記憶されている管理者認証のための登録情報と、前記ステップS2において操作パネル11から入力された入力情報とを比較して、管理者か否かを判定する。イメージログ作成設定部21は、管理者であると判定すると、ステップS5に進む。また、イメージログ作成設定部21は、管理者でないと判定すると、該図6の処理を終了する。
ステップS5では、イメージログ作成設定部21は、イメージログを作成するための設定画面を操作パネル11の表示部に表示する。
図7及び図8は、イメージログを作成するための設定画面の例を示す。
図7は、イメージログを作成するためのメイン設定画面500であり、図8は、イメージログの作成について詳細な設定をするための詳細設定画面510である。
図7に示すように、メイン設定画面500には、ログ画像の解像度を設定するために、「解像度」500aが選択可能に表示される。また、メイン設定画面500には、ログ画像の画像情報を設定するために、「画像情報」500bが選択可能に表示される。また、メイン設定画面には、ログ画像のカラーモードを設定するために、「カラーモード」500cが選択可能に表示される。
さらに、メイン設定画面500の「詳細設定」500eを選択すると、図8に示す詳細設定画面510が表示される。詳細設定画面510には、生成するログ画像の詳細を設定するための表示がなされる。
具体的には、詳細設定画面510には、印刷対象のどのページを基にログ画像を生成するのかを設定するための設定項目「ページ」510aが表示される。例えば、設定項目「ページ」510aで設定できる設定値としては、先頭ページや全ページ等がある。この詳細設定画面510の例では、設定値が「先頭ページのみイメージログを生成する。」になっており、印刷対象の先頭ページを基にログ画像を生成する設定がなされている。
また、詳細設定画面510には、ログ画像を生成する時期を設定するための設定項目「生成時間」510bが表示される。例えば、設定項目「生成時間」510bで設定できる設定値としては、夜間や即時等がある。この詳細設定画面510の例では、設定値が「夜間に生成する。」になっており、ログ画像を夜間に生成する設定がなされている。
また、詳細設定画面510には、ログ画像をどのようなフォーマットで生成するのかを設定するための設定項目「フォーマット」510cが表示される。例えば、設定項目「フォーマット」510cで設定できる設定値としては、PDF(Portable Document Format)やJPEG(Joint Photographic Coding Experts Group)等がある。この詳細設定画面510の例では、設定値が「PDFフォーマット」になっており、ログ画像をPDFで生成する設定がなされている。
また、詳細設定画面510には、印刷対象を複数部印刷する場合にその複数部全てについてログ画像を生成するのかを設定するための設定項目「複製」510dが表示される。例えば、設定項目「複製」510dで設定できる設定値としては、複製分のログ画像も生成することや1部(例えば最初に印刷する1部)のみのログ画像を生成すること等がある。この詳細設定画面510の例では、設定値が「複数分のログは生成しない。」になっており、複製分のログ画像を生成しない設定(1部のみのログ画像を生成する設定)がなされている。
そして、図7に示すメイン設定画面500の「確認/変更」500eを選択することで、メイン設定画面500及び詳細設定画面510で選択された値が設定情報として確定される。
そして、ステップS6では、イメージログ作成設定部21は、イメージログを作成するための設定が終了したか否かを判定する。具体的には、イメージログ作成設定部21は、操作パネル11からの入力情報を基に、イメージログを作成するための設定の終了操作が使用者によってなされたか否かを判定する。イメージログ作成設定部21は、イメージログを作成するための設定が終了したと判定したとき、ステップS7に進む。
ステップS7では、イメージログ作成設定部21は、設定された情報を取得して、その取得した情報を記憶部25に記憶する。そして、イメージログ作成設定部21は、該図6に示す処理を終了する。
そして、演算処理部20では、以上のように設定した情報を基にログ画像を生成している。
図9は、演算処理部20におけるログ画像を生成する処理を示すフローチャートである。図9の説明に沿って、PDL複製部22、ログ画像用PDL生成部23、及び画像データ処理部30の処理内容も併せて説明する。また、図10には、各構成部間のデータのやりとりを示している。
図9に示すように、先ずステップS21において、演算処理部20は、PC100からPDL310を受信したか否かを判定する。すなわち、演算処理部20は、通信手段200から送受信部12が受信して送受信データ用メモリ13にPDL310が書き込まれたか否かを判定する。演算処理部20は、PC100からPDL310を受信したと判定すると、ステップS22に進む。また、演算処理部20は、PC100からPDL310を受信していないと判定すると、該図9に示す処理を終了する。
ステップS22では、演算処理部20は、受信したPDL(送受信データ用メモリ13に一時的に記憶されたPDL)310を第1出力命令(印刷出力命令)としHDD15のPDL格納領域15aに記憶する。また、PDL複製部22は、受信したPDL310を複製して複製PDL311を生成する。PDL複製部22は、その複製PDL311をHDD15の複製PDL格納領域15bに記憶する。
続くステップS23において、ログ画像用PDL生成部23は、前記ステップS22でHDD15の複製PDL格納領域15bに記憶された複製PDL311を読み出す。
続くステップS24において、ログ画像用PDL生成部23は、前記ステップS23で読み出した複製PDL311の情報を解析する。このとき、ログ画像用PDL生成部23は、図6を用いて説明したイメージログ作成設定部21の設定項目に従って、複製PDL311の情報を解析する。よって、本実施形態では、ログ画像用PDL生成部23は、複製PDL311の情報について、解像度、カラーモード(カラー又は白黒)、圧縮方法、最終フォーマット形式等の必要な項目を解析する。
続くステップS25において、ログ画像用PDL生成部23は、前記ステップS24の解析結果及びイメージログ作成設定部21が設定した情報を基に、複製PDL311の内容を修正してログ画像用PDL312を生成する。
図11は、複製PDL311の内容を修正して生成されるログ画像用PDL312の例を示す。この例では、イメージログ作成設定部21は、「解像度」を100dpiに設定し、「画像情報」を2値(白黒)に設定し、「ページ」を先頭ページに設定し、「複製」を複製分のログを生成しない設定にし、「フォーマット」をPDFに設定し、「生成時間」を夜間に設定している。
図11に示すように、ログ画像用PDL生成部23は、このようなイメージログ作成設定部21の設定情報を基に、複製PDL311内の記述を修正してログ画像用PDL312を生成する。
なお、複製PDL311にない項目の設定情報については、該設定情報をコマンドとして複製PDL311に付加する。例えば、「ページ」、「複製」、及び「生成時間」の項目の設定情報をコマンドとして複製PDL311に付加してログ画像用PDL312を生成する。
続くステップS26において、ログ画像用PDL生成部23は、前記ステップS25で生成したログ画像用PDL312を第2出力命令(データ出力命令又は記憶命令)としHDD15のログ画像用PDL格納領域15cに記憶する。
続くステップS27において、画像データ処理部30は、第1出力命令により印刷処理を実行する。
ここで、図1及び図10に示すように、画像データ処理部30は、画像データを生成する画像データ生成部31と、画像データの出力を制御する画像データ出力制御部32とを有する。
このような構成により、このステップS27では、画像データ生成部31が、HDD15のPDL格納領域15aに記憶されている第1出力命令となるPDL(元PDL)310を基に、画像データ(印刷用画像データ)を生成する。そして、画像データ出力制御部32は、画像データ生成部31が生成した画像データを印刷装置14に出力する。
続くステップS28において、画像データ処理部30は、第2出力命令によりログ画像(縮小画像)生成処理を実行する。具体的には、画像データ生成部31は、HDD15のログ画像用PDL格納領域15cに記憶されている第2出力命令となるログ画像用PDL312を基に、前記ステップS27の処理と同様な処理手順により、画像データを生成する。これにより、ログ画像用PDL312が縮小画像となる記述になっているため、その画像データにより表される画像は、元PDL310の画像データにより表される画像より小さなものとなる。そして、画像データ出力制御部32は、ログ画像用PDL312の情報又はログ画像用PDL312の付加情報から出力形式がデータ出力(記憶媒体への記憶)となることを特定し、画像データ生成部31が生成した画像データ(以下、ログ画像データ)330をHDD15のログ格納領域15dに記憶する。
このとき、画像データ出力制御部32は、必要な情報をログ画像データ330とともにログ格納領域15dに記憶する。すなわち、イメージログ機能の実現のため、日付やファイル名等の必要な情報をログ画像データ330とともにログ格納領域15dに記憶する。
以上のように構成された画像形成システム1の動作等は次のようになる。
画像形成システム1では、PC100は、印刷命令300があるとその印刷命令300を基にPDL310を作成し、そのPDL300を通信手段200を介して画像形成装置10に送信する。
画像形成装置10は、PDL310が送受信部12により受信されて送受信データ用メモリ13に書き込まれると、そのPDL310を第1出力命令としHDD15のPDL格納領域15aに記憶する(ステップS21)。これと並行して、画像形成装置10は、PDL310を複製して生成した複製PDL311をHDD15の複製PDL格納領域15bに記憶する(ステップS22)。
そして、画像形成装置10は、HDD15の複製PDL格納領域15bに記憶した複製PDL311を読み出し、その複製PDL311の情報を解析し、その解析結果と管理者により設定された情報(図6参照)を基に、複製PDL311の内容を修正してログ画像用PDL312を生成する(ステップS23、ステップS24、ステップS25)。画像形成装置10は、そのログ画像用PDL312を第2出力命令としHDD15のログ画像用PDL格納領域15cに記憶する(ステップS26)。
そして、画像形成装置10は、HDD15のPDL格納領域15aに記憶されているPDL(元PDL)300を基に画像データ320を生成し、その画像データを印刷装置14に出力する(ステップS27)。これにより、印刷装置14は、画像データ320を基に、電子写真方式やインクジェット記録方式等の印刷方式により印刷媒体に画像形成する。
また、画像形成装置10は、HDD15のログ画像用PDL格納領域15cに記憶されているログ画像用PDL312を基にログ画像データ(縮小画像データ)330を生成し、そのログ画像データ330をHDD15のログ格納領域15dに記憶する。
このように、画像形成装置10では、PC100の印刷命令となるPDL300から生成した画像データ320を基に印刷装置14により画像形成するとともに、PDL300を基に生成したログ画像データ330をHDD15に記憶しており、PC100からあたかも2つの印刷命令(出力命令)があったかのように動作する。
そして、画像形成装置10は、操作パネル11が使用者により操作されてログ画像の検索要求があったとき、ログ検索部24によりHDD15のログ格納領域15dを検索する。例えば、ログ格納領域15dは、OCR検索や類似画像検索等による検索を行う。そして、画像形成装置10は、検索対象のログ画像をモニターに表示出力したり、印刷したりする。
以上のように、第1の実施形態では、画像形成装置10は、複製PDL311の内容を修正してログ画像用PDL312を生成している。そして、画像形成装置10は、画像データ生成部31においてPDL110を基に画像データ320を生成し、その生成した画像データ320を基に、印刷装置14で印刷媒体に画像形成している。さらに、画像形成装置10は、画像データ生成部31においてログ画像用PDL312を基にログ画像データ330を生成し、その生成したログ画像データ330をHDD15に記憶している。
このように、画像形成装置10は、PDL310を基に印刷用画像データ320を生成する画像データ生成部31の処理機能を利用し、ログ画像データ330も生成している。
このようにPDL310を基に印刷用画像データ320を生成する画像データ生成部31の処理機能を利用してログ画像データ330を生成しているため、画像形成装置10は、画像データ320のデータフォーマットが変更された場合でも、ログ画像データ330の生成のために該画像形成装置10における構成を変更するとった対策を講じる必要もない。
また、前述のように、画像形成装置10では、ログ画像データの生成時期が設定可能になっている。これにより、画像形成装置10では、使用者によるログ画像データの生成時期の選択が可能になる。この結果、画像形成装置10では、ログ画像データの生成時期が夜間等に設定されると、画像データ(第1出力命令)に基づく画像形成処理が実行されていない時期に、ログ画像データを生成できる。すなわち、画像形成装置10は、画像データ(第1出力命令)に基づく画像形成処理に割り込むことなく、ログ画像データを生成できる。
また、前述のように、画像形成装置10では、ログ画像の解像度が設定可能になっている。これにより、画像形成装置10では、使用者によるログ画像の解像度の選択が可能になる。このようにすることで、例えば、画像形成装置10では、ログ画像データの大きさの選択が可能になり、HDD15の占有率を抑えてログ画像データを記憶させておくことができる。
また、前述のように、画像形成装置10では、ログ画像をカラーとして生成するか、白黒として生成するのかが設定可能になっている。これにより、画像形成装置10では、ログ画像データをカラーとして生成するか、白黒として生成するのかの選択が使用者により可能になる。
また、前述のように、画像形成装置10では、ログ画像を作成するページが設定可能になっている。画像形成装置10では、使用者によるログ画像作成ページの選択が可能になる。このようにすることで、例えば、画像形成装置10では、HDD15の占有率を抑えてログ画像データを記憶させておくことができる。
また、前述のように、画像形成装置10では、複数部の印刷指示があった場合にその複数部についてログ画像を生成するか否かの設定が可能になっている。これにより、画像形成装置10では、使用者によるログ画像の生成数の選択が可能になる。このようにすることで、例えば、画像形成装置10では、HDD15の占有率を抑えてログ画像データを記憶させておくことができる。
なお、第1の実施形態では、画像形成手段として印刷装置14を用いている。また、画像データ生成手段として画像データ生成部31を用いている。また、受信手段として送受信部12を用いている。また、画像形成情報生成手段としてログ画像用PDL生成部23を用いている。また、画像データ出力手段として画像データ出力制御部32を用いている。また、予め設定した記憶手段としてHDD15を用いている。また、受信手段が受信したデータが一時的に記憶される記憶手段として送受信データ用メモリ13を用いている。この場合、他の記憶手段としてHDD15を用いている。
また、第1の実施形態の変形例として次のようなものが挙げられる。
第1の実施形態の変形例では、複製PDLの解析を開始する前に第1出力命令(印刷用画像データ)による印刷処理を行うこともできる。
図12は、その処理を示すフローチャートである。図12に示すように、ステップS22に続いて、ステップS31として、画像データ生成部31は、第1出力命令により印刷処理を実行する。
このような処理手順にすることで、画像形成装置10は、画像データに基づく画像形成と並行して、複製PDLを解析してログ画像用PDLを生成できる(前記ステップS24、ステップS25、ステップS26)。この結果、画像形成装置10は、第1出力命令による印刷処理を複製PDLの解析の後に行う場合(図9に示すような処理)と比較して、画像形成の開始時間を早くすることができる。
また、第1の実施形態では、印刷用画像データと異なる用途で使用される画像データとして、ログ画像の用途として使用するために、印刷用画像データが表す画像よりも小さくなる画像が表す縮小画像データを生成している。これに対して、第1の実施形態の変形例では、印刷用画像データが表す画像(例えば微小画像)よりも大きくなる画像が表す画像データを生成することもできる。また、第1の実施形態の変形例では、ログ画像の用途に限定されない他の用途、例えば、いわゆるアイコン等のための画像データを生成することもできる。
また、第1の実施形態では、画像形成装置10は、PC100から印刷命令を示すPDLが送信されてきて、そのPDLに対する処理(解析等)を行っている。これに対して、第1の実施形態の変形例では、画像読取装置やファクシミリで原稿が読み取られて、その画像読取装置等からデータが送信されてきた場合でも、画像形成装置10が同様な処理を行うことができる。
例えば、画像形成装置が備える機能として、画像読取装置が読み取った画像(読み取り生データ)を直接画像形成装置10に送信し、画像形成装置10がその送信されてきたデータをPDLとして扱い画像形成をする機能、例えばいわゆる「ダイレクトプリント」機能が有る。このようなことから、画像形成装置10は、そのようなPDLからログ画像用PDLを生成することもできる。
また、画像形成装置10は、ファクシミリから送信されてくるデータについても、前述のPDLとして扱い画像形成をする機能により、そのPDLからログ画像用PDLを生成することもできる。
さらに、第1の実施形態の変形例では、画像形成装置10は、PC100等が扱うJPEGやPDF、TIFF(Tagged Image File Format)等の様々なデータに対しても同様な処理を行うこともできる。例えば、使用者がPC100上で画像をJPEG等に加工し、このJPEG等のフォーマットのデータが画像形成装置10に送信されてくるような場合がある。
このような場合には、PC100側又は画像形成装置10側で、JPEG等のフォーマットのデータにログ画像生成のためのPDLを予め付加して、画像形成装置10は、そのようなPDLからログ画像用PDLを生成する。
また、第1の実施形態の変形例では、画像形成装置10は、PDLから文字列を抽出し、その文字列をログ画像用PDLに付加しておくこともできる。例えば、ログ画像用PDL生成部23は、複製PDLの情報を解析する処理を行っているが、この解析時に複製PDL中の文字列も得て、その文字列を、生成したログ画像用PDLに付加しておくこともできる。
画像形成装置10は、このようにログ画像用PDLに文字列を付加しておくことで、ログ画像用PDLを基に生成したログ画像データに、そのログ画像用PDLに付加されていた文字列を付加する。これにより、ログ検索部24は、ログ画像データに付加されている文字列に基づく検索ができるようになる。この結果、ログ検索部24は、OCR検索をすることなく検索対象のログ画像を特定できるようになり、文字列が付加されていないログ画像を特定する場合と比較して、検索時間を短縮できる。また、画像形成装置10は、OCR検索による検索精度を高くするためにログ画像の解像を高めるような処理を行う必要もない。
また、ログ画像データを画像形成装置10のHDD15ではなく、他の装置の記憶手段に記憶することもできる。例えば、画像形成装置10は、生成したログ画像データをPC100に送信して、PC100のHDD等の記憶手段に記憶させることもできる。
また、通信手段200は、LANに限定されるものではなく、有線、無線に限らず、専用回線、電話回線等で接続されたインターネット等とすることもできる。
また、前述のような各種処理を実現可能とするコンピュータの制御プログラムを通信手段200により提供することはもちろん、CD−ROM等の記憶媒体に格納して提供することもできる。
なお、以上の第1の実施形態の変形例を、適用可能である限り、後述の他の実施形態の変形例として適用することができる。
次に本発明の第2の実施形態を説明する。
第2の実施形態では、複製PDLを加工することとして、複製PDLにログ画像生成用コマンドを付加している。
図13は、第2の実施形態における処理を示すフローチャートである。
なお、図13に示す処理において、第1の実施形態における図9の処理と同一符号を付してあるものについては、特に言及しない限りは第1の実施形態における図9の処理と同様になる。
図13に示すように、前記ステップS23に続くステップS51において、ログ画像用PDL生成部23は、前記ステップS23で読み出された複製PDLにログ画像データ生成用コマンドを付加する。ここで、ログ画像データ生成用コマンドは、イメージログ作成設定部21が設定した情報に対応するものである。第2の実施形態では、画像データが異なる用途で使用されるように変更する指示として、このログ画像データ生成用コマンドを用いている。
図14は、複製PDL311にコマンド312aを付加して生成されるログ画像用PDL312の例を示す。
図14に示すように、ログ画像用PDL生成部23は、複製PDL311の記述を変更することなく、複製PDL311にログ画像データ生成用コマンド312aを付加してログ画像用PDL312を生成する。
続くステップS52において、ログ画像用PDL生成部23は、前記ステップS51で生成したログ画像用PDLを第2出力命令としHDD15のログ画像用PDL格納領域15cに記憶する。
以上のように、第2の実施形態では、画像形成装置10は、複製PDL311にログ画像生成用コマンド312aを付加してログ画像用PDL312を生成している。
これにより、画像形成装置10は、ログ画像生成用コマンド312aを複製PDL311に付加するだけで、ログ画像用PDL312を生成できる。すなわち、画像形成装置10は、第1の実施形態との比較では、複製PDL311を解析する工程を省略できる。
さらに、画像形成装置10は、PDLのフォーマットの制約を受けることなくログ画像用PDL312を生成できる。
次に本発明の第3の実施形態を説明する。
第3の実施形態では、ログ画像データの生成が完了した後に第1出力命令による印刷処理を開始している。
図15は、第3の実施形態における処理を示すフローチャートである。
なお、図15に示す処理において、第1の実施形態における図9の処理と同一符号を付してあるものについては、特に言及しない限りは第1の実施形態における図9の処理と同様になる。
図15に示すように、前記ステップS23に続くステップS71において、PDLを加工する。具体的には、ログ画像用PDL生成部23は、第1の実施形態における処理(前記ステップS24及びステップS25の処理)と同様に、複製PDLの情報を解析し、複製PDLの内容を修正することで、ログ画像用PDLを生成する。又は、ログ画像用PDL生成部23は、第2の実施形態における処理(前記ステップS51の処理)と同様に、複製PDLにログ画像データ生成用コマンドを付加してログ画像用PDLを生成する。
続くステップS72において、ログ画像用PDL生成部23は、前記ステップS72で生成したログ画像用PDLを第2出力命令としHDD15のログ画像用PDL格納領域15cに記憶する。
続くステップS73において、画像データ処理部30は、第1の実施形態における処理(前記ステップS28の処理)と同様に、第2出力命令によりログ画像生成処理を実行する。すなわち、画像データ生成部31において、画像データ生成部31が、ログ画像用PDLを基にログ画像データを生成し、画像データ出力制御部32が、その生成されたログ画像データをHDD15のログ格納領域15dに記憶する処理を開始する。
続くステップS74において、画像データ処理部30は、前記ステップS73のログ画像生成処理が完了したか否かを判定する。すなわち、画像データ処理部30は、前記ステップS73のログ画像データの生成が完了し、HDD15のログ格納領域15dへの記憶が完了したか否かを判定する。画像データ処理部30は、ログ画像生成処理が完了したと判定したとき、ステップS27に進む。
ステップS27では、第1の実施形態における処理と同様に、画像データ処理部30は、第1出力命令により印刷処理を実行する。すなわち、画像データ生成部31において、画像データ生成部31が、PDLを基に印刷用画像データを生成し、画像データ出力制御部32が、その生成された印刷用画像データを印刷装置14に出力している。
以上のように、第3の実施形態では、画像形成装置10は、画像データ出力制御部32がログ画像データを出力した後に、印刷用画像データに基づく画像形成を開始している。
これにより、画像形成装置10は、画像形成に先立ってログ画像データを生成できる。この結果、画像形成装置10では、画像形成処理の途中で該画像形成装置10が強制的にOFF(例えば電源OFF)にされるようなときでも、ログ画像データだけはHDD15等に残せるようになる。
また、第3の実施形態の変形例として次のようなものが挙げられる。
第3の実施形態の変形例として、セキュリティーの設定に応じた処理を行うこともできる。
図16は、その処理を示すフローチャートである。
図16に示すように、先ずステップS91において、演算処理部20は、セキュリティー設定がなされているか否かを判定する。例えば、管理者等が予めセキュリティーを設定することができるようになっており、そのセキュリティーの設定がなされているか否かを判定する。演算処理部20は、セキュリティー設定がなされていると判定すると、ステップS92に進む。
ステップS92では、演算処理部20は、設定されているセキュリティーレベルが「高」か否かを判定する。演算処理部20は、設定されているセキュリティーレベルが「高」であると判定すると、ステップS93に進む。また、演算処理部20は、設定されているセキュリティーレベルが「低」であると判定すると、ステップS94に進む。
ステップS93では、演算処理部20は、第2出力命令優先モードを実施する。すなわち、演算処理部20は、PC100からPDL310が送信されてきたとき、第3の実施形態における図15の処理を実施する。また、ステップS94では、演算処理部20は、第1出力命令優先モードを実施する。すなわち、演算処理部20は、PC100からPDL310が送信されてきたとき、第1の実施形態における図9の処理を実施する。
これにより、画像形成装置10は、高いセキュリティーレベルが要求されている場合には、ログ画像データを生成した後に画像形成処理を実施するようになる。この場合は、画像形成装置10では、画像形成処理の途中で画像形成装置10が強制的にOFFにされるようなときでも、ログ画像データだけはHDD15等に残せるようになる。
また、画像形成装置10は、低いセキュリティーレベルが要求されている場合には、画像形成処理の後、又は画像形成処理と並行して、ログ画像データを生成するようになる。この場合は、画像形成装置10では、画像形成処理に先行してログ画像データを生成するときと比較して、画像形成処理の開始時間が早くなる。
次に本発明の第4の実施形態を説明する。
第4の実施形態では、送受信データ用メモリ13に一時的に記憶されたPDLを基にログ画像用PDLを生成している。
図17は、第4の実施形態における処理を示すフローチャートである。
図17に示すように、先ずステップS111において、演算処理部20は、PC100からのPDLの受信を開始したか否かを判定する。すなわち、演算処理部20は、通信手段200から送受信部12がPDLを受信したか否かを判定する。演算処理部20は、PC100からのPDLの受信を開始したと判定すると、ステップS112に進む。
ステップS112では、演算処理部20は、受信したPDLを送受信データ用メモリ13に一時的に記憶する。ここで、通常、1つの印刷命令分のPDLのデータサイズは、送受信データ用メモリ13の記憶容量に比して大きいため、送受信データ用メモリ13には、1度のデータの取り込みにより、PDLの一部のデータが記憶されることなる。
続くステップS113において、演算処理部20は、送受信データ用メモリ13に記憶されたPDLを読み出し、第1出力命令としてPDLをHDD15に記憶する。
続くステップS114において、ログ画像用PDL生成部23は、前記ステップS112で送受信データ用メモリ13に記憶されたPDL、すなわち1つの印刷命令分のPDLの一部データを読み出し、必要に応じて加工する。具体的には、ログ画像用PDL生成部23は、PDLの情報を解析してログ画像用PDLを生成する場合(第1の実施形態におけるステップS24及びステップS25の処理と同様な処理の場合)には、該PDLの一部データが、修正が必要な箇所であれば、イメージログ作成設定部21の設定情報を基にその修正を実施する。又は、ログ画像用PDL生成部23は、PDLにログ画像データ生成用コマンドを付加してログ画像用PDLを生成する場合(第2の実施形態におけるステップS51の処理と同様な処理の場合)には、該PDLの一部データがコマンドの付加が必要な箇所であれば、イメージログ作成設定部21の設定情報を基にそのコマンドの付加を実施する。
続くステップS115において、ログ画像用PDL生成部23は、前記ステップS114で加工して生成したログ画像用PDLを第2出力命令としHDD15のログ画像用PDL格納領域15cに記憶する。
続くステップS116において、演算処理部20は、PC100からの1つの印刷命令分のPDLの受信を終了したか否かを判定する。演算処理部20は、1つの印刷命令分のPDLの受信を終了したと判定すると、前記ステップS117に進む。また、演算処理部20は、1つの印刷命令分のPDLの受信を終了していないと判定すると、前記ステップS112から再び処理を開始する。
ステップS117では、画像データ処理部30は、第1の実施形態における処理(前記ステップS27の処理)と同様に、第1出力命令(印刷用画像データ)により印刷処理を実行する。
そして、ステップS118において、画像データ処理部30は、第1の実施形態における処理(前記ステップS28の処理)と同様に、第2出力命令(ログ画像データ)によりログ画像(縮小画像)生成処理を実行する。
以上のように、第4の実施形態では、画像形成装置10は、バッファとなる送受信データ用メモリ13からPDLを順次読み出ながら加工している。
これにより、画像形成装置10は、HDD15から読み出してPDL(複製PDL)を加工する場合と比較して、PDLの加工の開始時間を早くすることができる。
1 画像形成システム、10 画像形成装置、12 送受信部、14 印刷装置、15 HDD、23 ログ画像用PDL生成部、31 画像データ生成部、32 画像データ出力制御部、100 PC

Claims (6)

  1. 画像データを基に、印刷媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    印刷媒体に形成する画像の情報を含む画像形成情報を通信手段から受信する受信手段と、
    前記画像形成情報を基に、画像データを生成する画像データ生成手段と、
    前記画像形成情報に加工を施して、前記画像データ生成手段にて画像データとして生成されたならば該画像データが、前記画像データ生成手段にて前記画像形成情報を基に生成された画像データと異なる用途で使用される画像形成情報を生成する画像形成情報生成手段と、
    前記受信手段が受信した前記画像形成情報を基に前記画像データ生成手段が生成した画像データである画像形成用画像データを前記画像形成手段に出力し、前記受信手段が受信した画像形成情報を前記画像形成情報生成手段が加工して生成した画像形成情報を基に前記画像データ生成手段が生成した画像データである異用途画像データを、予め設定した記憶手段に出力する画像データ出力手段と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記画像形成情報生成手段は、前記画像形成情報を加工することとして、画像データが異なる用途で使用されるように変更する指示を前記画像形成情報に付加し、
    前記画像データ生成手段は、付加されている指示に従い、前記画像形成情報を基に、前記異用途画像データを生成する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成手段は、前記画像データ出力手段が前記異用途画像データを出力した後に、前記画像形成用画像データに基づく画像形成を開始する請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成情報生成手段は、前記受信手段が受信したデータが一時的に記憶される記憶手段から前記画像形成情報を読み出して前記加工をする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 印刷媒体に形成する画像の情報を含む画像形成情報を通信手段を介して送信する処理装置と、
    画像データを基に、印刷媒体に画像を形成する画像形成手段、前記画像形成情報を前記通信手段から受信する受信手段、前記画像形成情報を基に、画像データを生成する画像データ生成手段と、前記画像形成情報に加工を施して、前記画像データ生成手段にて画像データとして生成されたならば該画像データが、前記画像データ生成手段にて前記画像形成情報を基に生成された画像データと異なる用途で使用される画像形成情報を生成する画像形成情報生成手段、及び前記受信手段が受信した前記画像形成情報を基に前記画像データ生成手段が生成した画像データである画像形成用画像データを前記画像形成手段に出力し、前記受信手段が受信した画像形成情報を前記画像形成情報生成手段が加工して生成した画像形成情報を基に前記画像データ生成手段が生成した画像データである異用途画像データを、予め設定した記憶手段に出力する画像データ出力手段を備える画像形成装置と、
    を備える画像形成システム。
  6. 画像データを基に、印刷媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    印刷媒体に形成する画像の情報を含む画像形成情報を通信手段から受信する受信手段と、
    前記画像形成情報を基に、画像データを生成する画像データ生成手段と、
    前記画像形成情報に加工を施して、前記画像データ生成手段にて画像データとして生成されたならば該画像データが、前記画像データ生成手段にて前記画像形成情報を基に生成された画像データと異なる用途で使用される画像形成情報を生成する画像形成情報生成手段と、
    前記受信手段が受信した前記画像形成情報を基に前記画像データ生成手段が生成した画像データである画像形成用画像データを前記画像形成手段に出力し、前記受信手段が受信した画像形成情報を前記画像形成情報生成手段が加工して生成した画像形成情報を基に前記画像データ生成手段が生成した画像データである異用途画像データを、予め設定した記憶手段に出力する画像データ出力手段と、
    をコンピュータに実行させるコンピュータに読取可能な制御プログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015005039A (ja) * 2013-06-19 2015-01-08 ブラザー工業株式会社 プログラムおよび情報処理装置
JP2015020384A (ja) * 2013-07-22 2015-02-02 キヤノン株式会社 ディスプレイリストを生成する装置、方法、プログラム

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