JP2008176445A - 画像印刷システム及び画像印刷プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】指定された印刷の態様の履歴をとることができ、操作者が印刷履歴情報から容易に印刷内容を判断できるようにし、画像形成装置の適切な利用を促せるようにした画像印刷システムを提供することを目的としている。
【解決手段】画像印刷システムの条件設定手段は、画像を印刷するにあたって、該印刷の履歴を記憶する対象となる印刷の態様を条件として設定し、履歴記憶手段は、前記条件設定手段によって設定された条件に基づいて、前記印刷の履歴を記憶する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像印刷システム及び画像印刷プログラムに関する。
従来の画像形成装置には、印刷の履歴を画像形成装置内に設置された記憶装置や、通信回線であるネットワークを介したコンピュータに記録する手段を有するものが既に存在する。この従来技術では、印刷履歴として利用者、文書名、印刷ページ数、カラー及びモノクロページ数などの情報を保存し、閲覧することができるが、例えば企業内に設置された共用のカラープリンタを使用している場合、印刷データの内容が履歴に残されていないため、業務上必要な文書を適切な設定で各利用者が印刷しているかどうかの判断を行うことは困難であった。
また、背景技術として、サムネイルと呼ばれる印刷画像を縮小したものを印刷の履歴とともに保存する技術も存在する。
これに関連する技術として、例えば、特許文献1には、利用者の意識しないところでコピーのデータを常に蓄積し、コピーデータの再利用を容易に行う画像形成システムを提供することを課題とし、コピー機は、読み取った画像の印刷データ及びその印刷データの履歴情報をコピーサーバに送信し、コピーサーバは、コピー機から受信した印刷データ及び履歴情報をジョブIDで管理し、コピー機は、コピーサーバからジョブIDを受信すると、受信したジョブIDを含む電子メールをユーザー端末に送信し、コピーサーバは、コピー機からジョブIDを受信すると、受信したジョブIDに対応する印刷データをコピー機に送信し、コピー機は、受信した印刷データを用いて再印刷することが開示されている。
また、例えば、特許文献2には、プリンタ装置にスプールされている印刷ジョブの内容をイメージとして確認でき、さらに、印刷ジョブ中でイメージ確認された意図するページを印刷ページとして選択指定することを課題とし、プリンタに転送してスプールされている印刷ジョブに対して作成された管理情報と各印刷ジョブに対応するサムネイル情報をホストコンピュータのCPUが取得し、該取得された管理情報を解析して、プリンタにスプールされている印刷ジョブの一覧をCRT上に表示し、該一覧中で所望の印刷ジョブを指示し、該指示される印刷ジョブに基づく各ページのサムネイル情報を表示し、該表示されたサムネイル情報中から印刷すべきページに対応するサムネイル情報を選択することが開示されている。
これらの背景技術は、主に一回印刷を行った文書のサムネイル表示を行って再印刷などを行うための技術であるが、あるプリンタで全ての印刷されたサムネイル情報を保存し、前述したような業務上必要な文書を適切な設定で各利用者が印刷しているかどうかの判断に使用するには、保存・表示を行うサムネイル数が多数になるため、保存のための記憶領域が大きくなり、また管理・判断のために閲覧するサムネイル数が多すぎるということになる。
特開2004−102549号公報 特開2001−282476号公報
従来の一般的に行われている印刷履歴の記録手段では、印刷内容についての情報が参照できないため、各利用者が画像形成装置の適切な利用を行っているかどうかの判断を行うことが履歴情報からではできないという課題がある。また、前述した背景技術では、サムネイル画像は再印刷の目的で形成されているため、画像形成装置の利用に関する管理手段として利用することが困難である。
本発明は、このような背景技術の状況の中でなされたもので、指定された印刷の態様の履歴をとることができ、操作者が印刷履歴情報から容易に印刷内容を判断できるようにし、画像形成装置の適切な利用を促せるようにした画像印刷システム及び画像印刷プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1] 画像を印刷するにあたって、該印刷の履歴を記憶する対象となる印刷の態様を条件として設定する条件設定手段と、
前記条件設定手段によって設定された条件に基づいて、前記印刷の履歴を記憶する履歴記憶手段
を具備することを特徴とする画像印刷システム。
[2] 前記条件設定手段によって設定された条件に基づいて、該条件に適合する印刷対象の画像の縮小画像を生成する縮小画像生成手段
を具備し、
前記履歴記憶手段が記憶する履歴として、前記縮小画像生成手段によって生成された縮小画像を含む
ことを特徴とする[1]に記載の画像印刷システム。
[3] 前記縮小画像生成手段は、対象となる画像内の文字部分を隠蔽する
ことを特徴とする[2]に記載の画像印刷システム。
[4] 画像処理システムを、
画像を印刷するにあたって、該印刷の履歴を記憶する対象となる印刷の態様を条件として設定する条件設定手段と、
前記条件設定手段によって設定された条件に基づいて、前記印刷の履歴を記憶する履歴記憶手段
として機能させることを特徴とする画像印刷プログラム。
[5] 前記条件設定手段によって設定された条件に基づいて、該条件に適合する印刷対象の画像の縮小画像を生成する縮小画像生成手段
を具備し、
前記履歴記憶手段が記憶する履歴として、前記縮小画像生成手段によって生成された縮小画像を含む
ことを特徴とする[4]に記載の画像印刷プログラム。
[6] 前記縮小画像生成手段は、対象となる画像内の文字部分を隠蔽する
ことを特徴とする[5]に記載の画像印刷プログラム。
請求項1記載の画像印刷システムによれば、本構成を有していない場合に比較して、指定された印刷の態様の履歴をとることができ、操作者が印刷履歴情報から容易に印刷内容を判断できるようにし、画像形成装置の適切な利用を促すことができる。
請求項2記載の画像印刷システムによれば、本構成を有していない場合に比較して、請求項1記載の画像印刷システムによる効果に加えて、履歴として縮小画像を含めることができ、操作者が印刷内容をより容易に判断することができ、操作性、利便性がより一層向上する。
請求項3記載の画像印刷システムによれば、本構成を有していない場合に比較して、請求項2記載の画像印刷システムによる効果に加えて、情報の漏洩を防ぐことができる。
請求項4記載の画像印刷プログラムによれば、本構成を有していない場合に比較して、指定された印刷の態様の履歴をとることができ、操作者が印刷履歴情報から容易に印刷内容を判断できるようにし、画像形成装置の適切な利用を促すことができる。
請求項5記載の画像印刷プログラムによれば、本構成を有していない場合に比較して、請求項4記載の画像印刷プログラムによる効果に加えて、履歴として縮小画像を含めることができ、操作者が印刷内容をより容易に判断することができ、操作性、利便性がより一層向上する。
請求項6記載の画像印刷プログラムによれば、本構成を有していない場合に比較して、請求項5記載の画像印刷プログラムによる効果に加えて、情報の漏洩を防ぐことができる。
以下、図面に基づき本発明の好適な一実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施の形態の概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはプログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、プログラム、システム及び方法の説明をも兼ねている。また、モジュールは機能にほぼ一対一に対応しているが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示等)を含む。
また、システムとは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。なお、操作者には、管理者、利用者等を含む。
また、本実施の形態では、画像を印刷するにあたって、該印刷の履歴を記憶する対象となる印刷の態様を条件として設定することは、ホストコンピュータ(管理者)300内のアプリケーション301、又はプリンタ200内の印刷ログ生成モジュール214によって行われる。つまり、アプリケーション301はプリンタ200に対して、履歴取得の条件を設定する。又は、印刷ログ生成モジュール214は、ホストコンピュータ(管理者)300からインターフェース211を介して受け取った条件を設定している。
本実施の形態は、図1に示すように、ホストコンピュータ(クライアント)100、プリンタ200、ホストコンピュータ(管理者)300を有している。ホストコンピュータ(クライアント)100は、プリンタ200に対して、ホストコンピュータの役割、つまり、プリントの指示を行う中心的役割を果たすが、また、プリンタ200との関係で、いわゆるクライアント−サーバモデルでは、他のコンピュータであるプリンタ200からプリントサービスを受けるコンピュータの役割を有するクライアントでもある。また、プリンタ200は、通信回線を介してホストコンピュータ(クライアント)100、ホストコンピュータ(管理者)300と接続されている。
ホストコンピュータ(クライアント)100内には、アプリケーション101、プリンタドライバ102、インターフェース103を有している。アプリケーション101はプリンタドライバ102と接続されており、プリンタドライバ102はアプリケーション101、インターフェース103と接続されており、インターフェース103はプリンタドライバ102、プリンタ200のインターフェース211と接続されている。
ホストコンピュータ(クライアント)100では、アプリケーション101によって印刷を行う文書を作成し、プリンタドライバ102によってプリンタ200が解釈できるデータフォーマットに変換を行った後、インターフェース103を介して、印刷データをプリンタ200に送信することによって、印刷指示を行う。
ホストコンピュータ(管理者)300内には、アプリケーション301、インターフェース302を有している。アプリケーション301はインターフェース302と接続されており、インターフェース302はアプリケーション301、プリンタ200のインターフェース211と接続されている。
ホストコンピュータ(管理者)300では、プリンタ管理用のアプリケーション301を使用しインターフェース302を介して、プリンタ200において取得するログの設定を行う。
プリンタ200内には、印刷制御モジュール210、印刷モジュール230を有しており、さらに印刷制御モジュール210内には、インターフェース211、印刷データ解析モジュール212、印刷イメージ形成モジュール213、印刷ログ生成モジュール214、記憶装置220を有している。インターフェース211はホストコンピュータ(クライアント)100のインターフェース103、ホストコンピュータ(管理者)300のインターフェース302、印刷データ解析モジュール212と接続されており、印刷データ解析モジュール212はインターフェース211、印刷イメージ形成モジュール213、印刷ログ生成モジュール214と接続されており、印刷イメージ形成モジュール213は印刷データ解析モジュール212、印刷ログ生成モジュール214、印刷モジュール230と接続されており、印刷ログ生成モジュール214は印刷データ解析モジュール212、印刷イメージ形成モジュール213、記憶装置220と接続されており、記憶装置220は印刷ログ生成モジュール214と接続されており、印刷モジュール230は印刷イメージ形成モジュール213と接続されている。
プリンタ200は、印刷制御モジュール210によって、ホストコンピュータ(クライアント)100から受信した印刷データを処理し、印刷モジュール230に最終の印刷イメージを渡すことによって、実際の印刷を行うものである。印刷制御モジュール210の内部は、ホストコンピュータ(クライアント)100からの印刷データの受信処理及びホストコンピュータ(管理者)300からの制御コマンドの授受を行うインターフェース211、受信した印刷データの解析を行う印刷データ解析モジュール212、解析された結果に基づき印刷イメージをメモリ上に形成する印刷イメージ形成モジュール213により構成される。また、ホストコンピュータ(管理者)300から設定されたログ取得設定は、印刷ログ生成モジュール214によって制御され、印刷ログは印刷制御モジュール210内の記憶装置220に保存される。また、印刷ログを取得する際は、印刷イメージ形成モジュール213によって縮小イメージを生成してもよく、その縮小イメージを印刷ログとして記憶してもよい。さらに、その縮小イメージ内の文字情報部分(テキスト部分)をモザイク等の処理を行い、隠蔽するようにしてもよい。
次に作用・働き(動作)を説明する。
図2に示すフローチャートを用いて、ログ取得のための設定処理の一例を示す。
ステップS201では、ホストコンピュータ(管理者)300のアプリケーション301が、プリンタ200よりインターフェース302を介して、プリンタ200において設定可能な印刷ログの設定項目を取得する。
設定可能項目としては、例えば図4に示したテーブルによって示されるものが可能である。つまり、設定項目テーブル400は、ログ取得項目欄401、ログ内容欄402、ログ取得条件欄403を有している。ログ内容欄402は、各ログ取得項目欄401の項目が取り得るデータの型、データ値の範囲等が記憶されており(つまり、プリンタ200によって予め指定されている)、ログ取得条件欄403にアプリケーション301によって、管理者の操作に応じて値が設定される。
ログ取得項目欄401には利用者項目411、アプリケーション名項目412、ページ数項目413、コピー部数項目414、複数ページまとめ印刷項目415、両面印刷項目416、カラー使用比率(テキスト)項目417、カラー使用比率(図形)項目418、カラー使用比率(ビットマップ)項目419がある。
利用者項目411は、ログ内容として「テキスト」データであることが指定され、ログ取得条件は印刷を指定した利用者の全てを記憶するように設定されたものである。
アプリケーション名項目412は、ログ内容として「テキスト」データであることが指定され、ログ取得条件は印刷を指定したアプリケーション名の全てを記憶するように設定されたものである。
ページ数項目413は、ログ内容として「数値」データであることが指定され、ログ取得条件は全ての印刷指示におけるその印刷したページ数を記憶するように設定されたものである。
コピー部数項目414は、ログ内容として「数値」データであることが指定され、ログ取得条件は全ての印刷指示におけるそのコピー部数(印刷部数)を記憶するように設定されたものである。
複数ページまとめ印刷項目415は、ログ内容として「印刷設定値」であることが指定され、ログ取得条件は1ページの文書を1枚の用紙に印刷する場合にのみ履歴を記憶するように設定されたものである。つまり、2ページの文書を1枚の用紙に印刷するような場合は、履歴は取得しない。
両面印刷項目416は、ログ内容として「印刷設定値」であることが指定され、ログ取得条件は片面印刷の場合にのみ履歴を記憶するように設定されたものである。つまり、用紙の表裏の両面に印刷する場合は、履歴を取得しない。
カラー使用比率(テキスト)項目417は、ログ内容として「パーセント(0〜100)」であることが指定され、ログ取得条件は「テキスト部分のカラーである比率が30%以上」の場合に履歴を記憶するように設定されたものである。
カラー使用比率(図形)項目418は、ログ内容として「パーセント(0〜100)」であることが指定され、ログ取得条件は「図形部分のカラーである比率が30%以上」の場合に履歴を記憶するように設定されたものである。
カラー使用比率(ビットマップ)項目419は、ログ内容として「パーセント(0〜100)」であることが指定され、ログ取得条件は「ビットマップ(画像)部分のカラーである比率が30%以上」の場合に履歴を記憶するように設定されたものである。
なお、印刷の態様を履歴取得の条件として設定するが、その印刷の態様としては、印刷のジョブ属性(利用者項目411、アプリケーション名項目412、ページ数項目413、コピー部数項目414、複数ページまとめ印刷項目415、両面印刷項目416)又は印刷データの属性(カラー使用比率(テキスト)項目417、カラー使用比率(図形)項目418、カラー使用比率(ビットマップ)項目419)が含まれる。つまり、印刷の態様は、印刷のジョブ属性、印刷データの属性、又は印刷のジョブ属性及び印刷データの属性の3つの場合がある。
プリンタ200より送られてくる設定可能な印刷ログ項目としては、例えばHTML(Hyper Text Mark‐up Language)形式にて送られ、ホストコンピュータ(管理者)300ではアプリケーション301としてウェブブラウザ(WebBrowser)で処理・設定することが可能である。
ステップS202では、図4に示すようなテーブルを受け取ったアプリケーション301が、設定項目を表示し、各設定項目について管理者に設定を促す。図5を用いて、設定するための画面表示例を説明する。
この設定画面500では、プリンタ200から送られてきた印刷ログ取得設定項目(図4で示したログ取得項目欄401)が各々グラフィカルユーザーインターフェースで表示され、管理者は各項目の値、条件(利用者項目511〜カラー使用比率(ビットマップ)項目519)及び全体の設定の条件(条件適用指定欄510)を設定することができる。つまり、図4で示した利用者項目411〜カラー使用比率(ビットマップ)項目419を基にして、図5の利用者項目511〜カラー使用比率(ビットマップ)項目519のそれぞれを表示する。
ステップS203では、ステップS202で表示した画面に従って、管理者の操作によって各項目に設定された値を取得する。つまり、図5に示した例では、ページ数が10ページ以上、コピー部数が5部以上、複数ページまとめ印刷と両面印刷がオフ、テキスト、図形、ビットマップのカラー使用比率が20%以上の条件が全て合致する印刷ジョブのログを取得する設定が行われている。アプリケーション301は、この値を取得する。
ステップS204では、完了ボタン520が管理者の操作によって選択されるのを待つ。設定が完了するまでステップS203を繰り返す。完了ボタン520が選択されると、ステップS205へ進む。
ステップS205では、その設定値をインターフェース302を介してプリンタ200に送信する。その後、プリンタ200の印刷ログ生成モジュール214において、その設定値を保存する。
図3に示すフローチャートを用いて、プリンタ200における全体の印刷処理の一例を示す。
まず、ホストコンピュータ(クライアント)100によって生成された印刷データはジョブ属性を付加され、インターフェース211を介してプリンタ200の印刷制御モジュール210に送信される。
ステップS301では、プリンタ200の印刷制御モジュール210が、インターフェース211によって受信した印刷データに付加されたジョブ属性を取得する。
ステップS302では、インターフェース211によって受信した印刷データは印刷データ解析モジュール212に渡され、その内容が解析される。
ステップS303では、印刷データ解析モジュール212が、印刷データに含まれる文字情報、図形情報、ビットマップ情報、それらにおけるカラー情報などを抽出し、次段処理部である印刷イメージ形成モジュール213での印刷イメージの形成を行うための情報を構築し、印刷ログ生成モジュール214にログ生成に必要な情報を渡す。
ステップS304では、印刷イメージ形成モジュール213が、ホストコンピュータ(クライアント)100から送信された印刷データから、ステップS303で構築された情報を用いて、印刷モジュール230によって印刷できるような形態である印刷イメージを生成する。
ステップS305では、印刷ログ生成モジュール214が、前述のようにホストコンピュータ(管理者)300において設定され、プリンタ200が受信した(又は、印刷ログ生成モジュール214が設定した)ログ取得条件と、現在処理を行っている印刷ジョブ又は印刷データの属性の条件を比較し、その条件が合致した場合、ステップS306へ進む。つまり、印刷イメージ形成モジュール213に対して、印刷イメージの縮小イメージ(サムネイル)を生成することを指示する。条件が合致しない場合は、ステップS306、ステップS307の処理を行わずにステップS308へ進む。
ステップS306では、印刷イメージ形成モジュール213は、印刷ログ生成モジュール214から縮小イメージの生成が指示された印刷ジョブにつき、印刷イメージを縮小し、その縮小イメージを印刷ログ生成モジュール214に渡す。また、その縮小イメージ内の文字情報領域を隠蔽するようにしてもよい。文字情報が記載されている領域は、印刷イメージ形成モジュール213が印刷データから印刷イメージを生成する際に、文字情報(テキストデータ)の描画領域を抽出する。隠蔽処理としては、その領域の塗りつぶし、その周囲の部分領域との混交(いわゆるモザイク処理)等がある。印刷内容を縮小イメージとして保存することにより、印刷内容の詳細な情報を読み取ることができず、ログを不正に入手されたとしても、情報の漏洩となることを避けることができるが、さらに効果を高めることもできる。
ステップS307では、印刷ログ生成モジュール214は、印刷データ解析モジュール212から渡されたログ情報と印刷イメージ形成モジュール213において生成された縮小イメージを関連付け、記憶装置220に記録する。
ステップS308では、印刷イメージ形成モジュール213は、印刷モジュール230を起動して、ステップS304で生成した印刷イメージの印刷を行い、印刷処理を終了する(ステップS309)。
図6を用いて、プリンタ200のハードウェア構成例について説明する。
CPU(Central Processing Unit)601は、上述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、印刷データ解析モジュール212、印刷イメージ形成モジュール213、印刷ログ生成モジュール214等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムに従った処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)607は、CPU601が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)606は、CPU601の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス610により相互に接続されている。
また、バス610には、この他に通信インターフェース602、画像出力制御部603、画像入力制御部604、ユーザーインターフェース605、画像メモリ608、HDD(Hard Disk Drive)609が接続されている。
通信インターフェース602は、主にインターフェース211により制御され、ホストコンピュータ(クライアント)100、ホストコンピュータ(管理者)300との通信を行う。
画像出力制御部603は、主に印刷モジュール230により制御され、画像を印刷する印刷部を制御する。
画像入力制御部604は、スキャナを制御する。
ユーザーインターフェース605は、ユーザーによるキー等の操作を入力したり、処理結果等をディスプレイに表示したりする。
画像メモリ608は、印刷イメージ形成モジュール213がベクター形式のデータ等からラスター形式の画像を生成する場合などに用いられる。もちろん、RAM606を用いて行ってもよい。
HDD609は、ハードディスクを内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU601によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクには、ジョブ情報、ラスター形式の画像などが格納される。さらに、その他の各種のデータ処理プログラム等、各種コンピュータ・プログラムが格納される。
なお、図6に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図6に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えばASIC等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、例えばパーソナルコンピュータ(PC)などによって構成し、プリンタを備えたハードウェア構成であってもよい。さらに図6に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。
また、ホストコンピュータ(クライアント)100は文書等の印刷の指示をプリンタ200に対してできるコンピュータであり、ホストコンピュータ(管理者)300はログ取得の条件をプリンタ200に対してできるコンピュータである。具体的にはパーソナルコンピュータ、携帯可能情報端末等であってもよく、より具体的には図6に示したハードウェア構成を有していてもよい。
前記実施の形態においては、プリンタ200による印刷を示したが、ファックス、複合機(多機能複写機とも呼ばれ、スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等の機能を有している)による印刷でもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、上記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、上記のプログラム又はその一部は、上記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組合せ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、上記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 ログ設定処理の一例を示すフローチャートである。 プリンタにおける全体の印刷処理の一例を示すフローチャートである。 ログ取得の設定条件に関する項目例を示す説明図である。 ログ取得の設定条件を設定する画面例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
符号の説明
100…ホストコンピュータ(クライアント)
101…アプリケーション
102…プリンタドライバ
103…インターフェース
200…プリンタ
210…印刷制御モジュール
211…インターフェース
212…印刷データ解析モジュール
213…印刷イメージ形成モジュール
214…印刷ログ生成モジュール
220…記憶装置
230…印刷モジュール
300…ホストコンピュータ(管理者)
301…アプリケーション
302…インターフェース

Claims (6)

  1. 画像を印刷するにあたって、該印刷の履歴を記憶する対象となる印刷の態様を条件として設定する条件設定手段と、
    前記条件設定手段によって設定された条件に基づいて、前記印刷の履歴を記憶する履歴記憶手段
    を具備することを特徴とする画像印刷システム。
  2. 前記条件設定手段によって設定された条件に基づいて、該条件に適合する印刷対象の画像の縮小画像を生成する縮小画像生成手段
    を具備し、
    前記履歴記憶手段が記憶する履歴として、前記縮小画像生成手段によって生成された縮小画像を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像印刷システム。
  3. 前記縮小画像生成手段は、対象となる画像内の文字部分を隠蔽する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像印刷システム。
  4. 画像処理システムを、
    画像を印刷するにあたって、該印刷の履歴を記憶する対象となる印刷の態様を条件として設定する条件設定手段と、
    前記条件設定手段によって設定された条件に基づいて、前記印刷の履歴を記憶する履歴記憶手段
    として機能させることを特徴とする画像印刷プログラム。
  5. 前記条件設定手段によって設定された条件に基づいて、該条件に適合する印刷対象の画像の縮小画像を生成する縮小画像生成手段
    を具備し、
    前記履歴記憶手段が記憶する履歴として、前記縮小画像生成手段によって生成された縮小画像を含む
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像印刷プログラム。
  6. 前記縮小画像生成手段は、対象となる画像内の文字部分を隠蔽する
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像印刷プログラム。
JP2007007776A 2007-01-17 2007-01-17 画像印刷システム及び画像印刷プログラム Withdrawn JP2008176445A (ja)

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