JPH11337854A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH11337854A
JPH11337854A JP10139916A JP13991698A JPH11337854A JP H11337854 A JPH11337854 A JP H11337854A JP 10139916 A JP10139916 A JP 10139916A JP 13991698 A JP13991698 A JP 13991698A JP H11337854 A JPH11337854 A JP H11337854A
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laser
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JP10139916A
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Masato Doi
正人 土居
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録光源が所定の強度の発光を維持すること
で忠実なカラープルーフを作成可能な画像記録装置を実
現する。 【解決手段】 記録光源1300からのレーザ光を記録
材料上に結像させる光学系と、前記記録光源のレーザ光
の強度を測定する強度測定手段1400と、前記光学系
により前記記録材料上に結像されたレーザ光を走査する
走査手段と、画像記録装置の初期動作および所定のウォ
ームアップ処理を完了した後に前記強度測定手段でレー
ザ光の強度を測定し、前記記録光源のレーザ光の強度を
調整する制御手段1000と、を備えたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、網点画像を記録す
る画像記録装置に関し、特に、網点画像のカラープルー
フ(校正用サンプル)を出力する検版装置(Direct Dig
ital Color Proof:DDCP)に適した画像記録装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】カラー印刷物を作成する際には、原稿フ
ィルムの段階で色校正を行うことがあり、Y版、M版、
C版及びBK(黒または墨色)版に色分解された各色分
解網原稿フィルムを使って校正物(カラープルーフ)を
作成し、本番の印刷版を作成する前に、原稿フィルムの
レイアウトに間違いがないか、色間違いがないか、文字
の誤りがないか等を検査し、印刷物の仕上がりを事前に
確認するようにしている。
【0003】近年、カラープルーフの作成は、DDCP
(direct digital color proof)方式により行うようにな
ってきた。DDCPの1つの手法として、各色分解網原
稿の網点画像データに基づいて、銀塩カラー感光材料
に、例えばR,G,B等の波長の異なる複数の光の組み
合わせからなる光点を露光して、Y,M,C,BKの各
ドットを発色させる手法が用いられる。
【0004】DDCPの他の手法としては、印刷時に用
いるのと同じ用紙に、Y,M,C,BKの各インクシー
トからのインク顔料転写により、各色の画像を転写し、
カラープルーフを作成する手法が用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】印刷におけるY,M,
C,BKの各ドットの発色は、各色のインクの色で決ま
る。これに対して、銀塩カラー感光材料によるカラープ
ルーフでは、Y,M,C,BKの各ドットの発色は感光
層の発色によって定まる。すなわち、カラープルーフで
は、記録光源(半導体レーザ光源またはガスレーザ光
源)の発光量によって感光層の発色が定まるようになっ
ている。
【0006】従来の画像記録装置では、電源投入後に装
置各部の初期動作を行っており、その初期動作が完了し
た時点t1で記録光源の発光量の制御を行うようにして
いた。
【0007】この様子を図26に模式的に示す。電源投
入時からの経過時間tを横軸にとり、半導体レーザの発
光強度Pを縦軸にとっている。電源投入から発光強度が
増加し、発光強度が最大値になった後に略安定状態に入
る。
【0008】従来の一般的な画像記録装置では、装置の
初期動作を完了した時点で記録光源の発光強度を測定
し、所定の発光強度が得られるように駆動電流を調整す
るようにしていた。この初期動作が完了した時点は、図
26の場合にはt1に相当する。
【0009】しかし、図26に示すように、電源投入直
後に発光強度が最大値になり、その後に一定量減少した
後に、略安定状態に入る。従って、最大値付近で発光強
度の調整を行なうと、実際の使用状態になった時点では
発光量が数%〜10%程度減少することになる。
【0010】また、画像記録装置が使用される環境の雰
囲気の環境により、光源近傍の温度が変化することがあ
る。このような場合にも、記録光源の発光強度は変化す
る。そして、光源近傍の温度が変化すると、レンズやミ
ラーなどの光学系にもズレが生じてきて、光軸や焦点な
どにずれが生じて、画像記録に用いられる光量が変化す
ることにもなる。
【0011】さらに、最近では、画像記録装置を24時
間停止させることなく使い続けることもある。そのよう
な場合には、発光強度の調整が電源投入時に1度行われ
たきりで使い続けられるため、各種の要因により、発光
強度の調整時とは異なった状態になっている可能性が大
きい。
【0012】以上のように記録光源の発光強度が変化す
ると、所望の発光強度の変動範囲(たとえば、2〜3%
程度)を維持することができず、忠実なカラープルーフ
を作成することが困難になるという問題点が発生する。
【0013】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、記録光源が所定の強度の発
光を維持することで忠実なカラープルーフを作成可能な
画像記録装置を実現することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】従って、課題を解決する
手段としての発明は、以下に説明するものである。 (1)請求項1記載の発明は、記録光源からのレーザ光
を記録材料上に結像させる光学系と、前記記録光源のレ
ーザ光の強度を測定する強度測定手段と、前記光学系に
より前記記録材料上に結像されたレーザ光を走査する走
査手段と、画像記録装置の初期動作および所定のウォー
ムアップ処理を完了した後に前記強度測定手段でレーザ
光の強度を測定し、前記記録光源のレーザ光の強度を調
整する制御手段と、を備えたことを特徴とする画像記録
装置である。
【0015】この画像記録装置の発明では、画像記録装
置の初期動作と所定のウォームアップ処理を完了した後
に、強度測定手段でレーザ光の強度を測定し、記録光源
のレーザ光の強度を調整するようにしているため、記録
光源の発光強度が不安定なタイミングを外すことがで
き、記録光源が所定の強度の発光を維持することが可能
になる。
【0016】(2)請求項2記載の発明は、(1)の画
像記録装置において、前記制御手段は、前記ウォームア
ップ処理を行なう時間を設定変更可能に構成されてい
る、ことを特徴とする。
【0017】この画像記録装置の発明では、初期動作の
後の所定のウォームアップ処理の時間について、設定お
よび変更が可能である。このため、発光強度の調整を行
なうタイミングを、使用環境,用途,光源の特性に合せ
て設定することができる。
【0018】(3)請求項3記載の発明は、記録光源か
らのレーザ光を記録材料上に結像させる光学系と、前記
記録光源のレーザ光の強度を測定する強度測定手段と、
前記光学系により前記記録材料上に結像されたレーザ光
を走査する走査手段と、画像記録装置の動作中で所定時
間が経過する毎に、前記強度測定手段でレーザ光の強度
を測定し、前記記録光源のレーザ光の強度を調整する制
御手段と、を備えたことを特徴とする画像記録装置であ
る。
【0019】この画像記録装置の発明では、画像記録装
置の動作中で所定時間が経過する毎に、強度測定手段で
レーザ光の強度を測定し、記録光源のレーザ光の強度を
調整するようにしているため、記録光源の発光強度が不
安定なタイミングを外して発光強度の調整をすることが
でき、さらに、長時間にわたって記録光源が所定の強度
の発光を維持することが可能になる。
【0020】(4)請求項4記載の発明は、(3)の画
像記録装置において、前記制御手段は、前記レーザ光の
強度測定を行なう所定の時間を設定変更可能に構成され
ている、ことを特徴とする。
【0021】この画像記録装置の発明では、画像記録装
置の動作中で所定時間が経過する毎に、強度測定手段で
レーザ光の強度を測定するものであり、その所定時間に
ついて、設定および変更が可能である。このため、発光
強度の調整を行なうタイミングを、使用環境,用途,光
源の特性に合せて設定することができる。
【0022】(5)請求項5記載の発明は、記録光源か
らのレーザ光を記録材料上に結像させる光学系と、前記
記録光源のレーザ光の強度を測定する強度測定手段と、
前記記録光源近傍の温度を計測する温度計測手段と、前
記光学系により前記記録材料上に結像されたレーザ光を
走査する走査手段と、前記温度計測手段での計測結果に
より、前記記録光源近傍の温度が所定値に達した時点
で、前記強度測定手段でレーザ光の強度を測定し、前記
記録光源のレーザ光の強度を調整する制御手段と、を備
えたことを特徴とする画像記録装置である。
【0023】この画像記録装置の発明では、画像記録装
置の記録光源近傍の温度が所定値に達した時点で、強度
測定手段でレーザ光の強度を測定し、記録光源のレーザ
光の強度を調整するようにしているため、温度変化によ
る光学系のずれや光源の温度ドリフトに対処することが
でき、記録光源が所定の強度の発光を維持することが可
能になる。
【0024】(6)請求項6記載の発明は、(5)の画
像記録装置において、前記制御手段は、前記測定を行な
う所定の温度を設定変更可能に構成されている、ことを
特徴とする。
【0025】この画像記録装置の発明では、画像記録装
置の動作中において記録光源近傍が所定の温度になった
時点で、強度測定手段でレーザ光の強度を測定するもの
であり、その所定の温度について、設定および変更が可
能である。このため、発光強度の調整を行なう時期を、
使用環境,用途,光源の特性に合せて設定することがで
きる。
【0026】(7)請求項7記載の発明は、記録光源か
らのレーザ光を記録材料上に結像させる光学系と、前記
記録光源のレーザ光の強度を測定する強度測定手段と、
前記記録光源近傍の温度を計測する温度計測手段と、前
記光学系により前記記録材料上に結像されたレーザ光を
走査する走査手段と、前記温度計測手段での計測結果に
より、前記記録光源近傍の温度が所定値以上変化した時
点で、前記強度測定手段でレーザ光の強度を測定し、前
記記録光源のレーザ光の強度を調整する制御手段と、を
備えたことを特徴とする画像記録装置である。
【0027】この画像記録装置の発明では、画像記録装
置の記録光源近傍の温度が所定値以上変化した時点で、
強度測定手段でレーザ光の強度を測定し、記録光源のレ
ーザ光の強度を調整するようにしているため、温度変化
による光学系のずれや光源の温度ドリフトに対処するこ
とができ、長時間にわたって記録光源が所定の強度の発
光を維持することが可能になる。
【0028】(8)請求項8記載の発明は、(7)の画
像記録装置において、前記制御手段は、前記記録光源近
傍の温度変化量の値を設定変更可能に構成されている、
ことを特徴とする。
【0029】この画像記録装置の発明では、画像記録装
置の動作中において記録光源近傍が所定温度以上変化し
た時点で、強度測定手段でレーザ光の強度を測定するも
のであり、その所定の温度について、設定および変更が
可能である。このため、発光強度の調整を行なう時期
を、使用環境,用途,光源の特性に合せて設定すること
ができる。
【0030】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態例につ
いて図面を参照しつつ説明する。 <画像記録装置の構成(1)>まず、図1を参照して本
発明の実施の形態例の画像記録装置の構成について説明
する。なお、この図1においては、記録光源としてレー
ザダイオードを使用した装置を用いて説明する。
【0031】この図1において、1000は画像記録装
置全体を制御する制御手段としてのシステム制御部であ
り、CPUと処理プログラムなどで構成されている。1
001はデータ入力部であり、使用者からの各種操作の
入力や設定・変更の入力を受付けてシステム制御部10
00に伝達する入力手段である。1002はデータ表示
部であり、システム制御部1000からの各種メッセー
ジの表示を行なう表示手段である。
【0032】1100は画像データをレーザ光の発光強
度に応じた発光データに変換するLUT(ルックアップ
テーブル)であり、階調LUT1101と強度補正LU
T1102とを備えている。ここで、階調LUT110
1は画像データに応じた発光強度の階調データを得るた
めのルックアップテーブルであり、強度補正LUT11
02は記録光源の発光強度を所定値に保つための補正デ
ータが格納されたルックアップテーブルである。
【0033】1200はシステム制御部1000からの
発光データを受けて、記録光源であるレーザダイオード
(LD)1300を駆動するための電流を生成するLD
駆動部である。
【0034】1400はLD1300の発光を受けて発
光強度を測定するためのフォトダイオード(PD)であ
り、発光強度測定手段を構成している。1500はPD
1400での検出結果を増幅し、システム制御部100
0に伝達するアンプである。
【0035】1600はLD1300近傍に設けられた
温度計測手段としての温度センサであり、検出結果をシ
ステム制御部1000に伝達する。なお、この図1で
は、画像記録装置の露光ユニット周辺を示しており、こ
の露光ユニットに接続される現像ユニットについては後
に説明する。
【0036】<画像記録装置の動作(1)>ここで、図
2以降のフローチャートおよび動作説明図を参照して、
実施の形態例の画像記録装置の動作説明を行う。
【0037】まず、画像記録装置の電源が、使用者によ
って投入される(図2S1)。電源が投入されると、シ
ステム制御部1000は動作プログラムに従って画像記
録装置の動作を開始させる。まず、システム制御部10
00は、装置各部の初期動作(初期化)を行なう(図2
S2)。この初期動作については、機械的構成部品を初
期位置に戻す動作や、メモリをクリアしたり、レジスタ
に所定の初期値を格納する各種の動作を含む。
【0038】この初期動作が完了した時点(図2S3で
YES)で、システム制御部1000はウォームアップ
処理の指示を現像ユニットなどに与える(図2S4)。
このウォームアップ処理では、現像ユニットにおいて現
像剤が所定の状態になるようにする処理を行なう。
【0039】このウォームアップ処理が完了した時点
(図2S5でYES)で、PD1400でLD1300
からのレーザ光の強度を測定し、レーザ光の強度が所定
の値になるような調整を行なう。
【0040】この場合、まず、LD1300に対してL
D駆動部1200から所定の駆動電流を供給し、その時
のレーザ光の強度をPD1400で測定する。そして、
PD1400での測定結果を受けたシステム制御部10
00は、強度補正ルックアップテーブル1102を参照
し、レーザ光の強度が所定値になるような駆動電流を求
めて、LD駆動部1200に対して駆動電流の補正指示
を与える(図2S6)。このようなフィードバック処理
を繰り返し、LD1300から所定の強度のレーザ光が
得られた時点でシステム制御部1000は、レーザパワ
ー調整の処理を完了する。
【0041】以上の初期動作,ウォームアップ処理,お
よびレーザパワー調整が完了したら、システム制御部1
000は、画像記録装置が動作可能状態にあることをデ
ータ表示部1002に表示する。なお、レーザパワー調
整が完了するまでは、システム制御部1000は、画像
記録装置が動作準備状態にあることをデータ表示部10
02に表示してもよい。
【0042】そして、動作可能状態のときに外部から画
像データが供給されれば、システム制御部1000は画
像記録を実行する(図2S7)。なお、このような画像
記録を、電源が切断される(図2S8)まで続ける。
【0043】以上の実施の形態例で説明したように、画
像記録装置の初期動作と所定のウォームアップ処理を完
了した時点(図3(a)のt2)でレーザ光の強度を調
整するようにしているため、従来の調整タイミング(図
3(a)のt1)と比較すると、LD1300の発光強
度が不安定なタイミング(図3(a)の発光強度のピー
ク付近)を外すことができ、LD1300が所定の強度
の発光を維持することが可能になる。
【0044】なお、以上の説明では、ウォームアップ処
理の後にレーザパワーの調整を行うようにしたが、ウォ
ームアップ処理開始から所定の時間が経過した後に、レ
ーザパワーの調整を行うようにしてもよい。このように
すると、ウォームアップ処理に要する時間にかかわら
ず、一定のタイミングでレーザパワーの調整ができるよ
うになる。
【0045】また、以上の説明において、ウォームアッ
プ処理の処理時間、または、上記したウォームアップ処
理開始からの所定時間、をデータ入力部1001から設
定または変更することも可能である。その場合には、使
用環境や使用者の要望などに応じて、任意の時間を設定
することが可能である。すなわち、電源投入から十分な
時間が経過してからレーザパワー調整を行うか、電源投
入からなるべく短い時間でレーザパワー調整を行うか、
などの要望に沿って調整することができる。
【0046】<画像記録装置の動作(2)>ここで、図
4のフローチャートを参照して、実施の形態例の画像記
録装置の動作説明を行う。
【0047】ここでは、前記図2において画像記録(図
2S7)を行っている際のレーザパワー調整についての
実施の形態例を示す。この画像記録シーケンスにおい
て、まずシステム制御部1000は、画像記録の指示が
外部から与えられているかを検出する(図4S1)。画
像記録の指示があれば(図4S1でYES)、システム
制御部1000は画像記録を実行する(図4S5)。
【0048】画像記録の指示がない場合(図4S1でN
O)、電源投入から一定時間が経過しているかを監視す
る(図4S2)。さらに、前回のレーザパワー調整から
一定時間が経過しているかを監視する(図4S3)。こ
の場合の一定時間とは、電源投入や前回のレーザパワー
調整から相当の時間が経過して、再度レーザパワー調整
を行なうことが望ましい時間のことであり、たとえば、
従来の1日の稼働時間に相当する8時間といった時間が
相当する。
【0049】この一定時間が経過していない場合(図4
S2でNO,S3でNO)には、外部からの画像記録の
指示を待つステップ(図4S1)に戻る。また、電源投
入から一定時間が経過し(図4S2でYES)、前回の
レーザパワー調整から上記の一定時間が経過している場
合には(図4S3でYES)、PD1400でLD13
00からのレーザ光の強度を測定し、レーザ光の強度が
所定の値になるような調整を行なう。
【0050】この場合、まず、LD1300に対してL
D駆動部1200から所定の駆動電流を供給し、その時
のレーザ光の強度をPD1400で測定する。そして、
PD1400での測定結果を受けたシステム制御部10
00は、強度補正ルックアップテーブル1102を参照
し、レーザ光の強度が所定値になるような駆動電流を求
めて、LD駆動部1200に対して駆動電流の補正指示
を与える(図4S4)。このようなフィードバック処理
を繰り返し、LD1300から所定の強度のレーザ光が
得られた時点でシステム制御部1000は、レーザパワ
ー調整の処理を完了する。そして、このレーザパワー調
整が完了した場合、外部からの画像記録の指示を待つス
テップ(図4S1)に戻る。
【0051】なお、以上のフローチャートにおいては、
一定時間が経過した時点でいずれかの画像記録を行って
いれば、その画像記録が完了した直後にレーザパワー調
整を行う(図4S4)。
【0052】以上のように、一定時間毎にレーザパワー
調整を行なうようにすることで、画像記録装置を24時
間停止させることなく使い続けるような場合にも、定期
的にレーザパワー調整がなされることになる。したがっ
て、発光強度の調整が電源投入時に1度行われたきりで
使い続けられるといった事態を防止できる。このため、
各種の要因により、電源投入時とは発光強度が異なった
状態になっても、定期的な調整により適正な状態に保た
れる。
【0053】なお、以上の説明では、一定時間の一例と
して8時間毎に調整を行うようにしたが、この一定時間
を変更できるようにしてもよい。すなわち上記の一定時
間をデータ入力部1001から設定または変更すること
も可能である。また、一定時間ではなく、時刻(使用頻
度の少ない早朝や昼休みの時間など)や曜日(休日とな
る土・日など)を設定するようにしてもよい。その場合
には、使用環境や使用者の要望などに応じて、任意の時
間や時刻を設定することが可能である。
【0054】<画像記録装置の動作(3)>ここで、図
5以降のフローチャートおよび動作説明図を参照して、
実施の形態例の画像記録装置の動作説明を行う。
【0055】ここでは、前記図2において画像記録(図
2S7)を行っている際のレーザパワー調整についての
実施の形態例を示す。この画像記録シーケンスにおい
て、まずシステム制御部1000は、画像記録の指示が
外部から与えられているかを検出する(図5S1)。画
像記録の指示があれば(図5S1でYES)、システム
制御部1000は画像記録を実行する(図5S4)。
【0056】画像記録の指示がない場合(図5S1でN
O)、温度センサ1600での計測結果により、LD1
300近傍(レンズやミラーなどの光学系)の温度が所
定値Ta(図6参照)に達しているかを監視する(図5
S2)。この場合の所定の温度とは、長時間連続して使
用した場合などに達する温度を設定しておく。
【0057】この所定の温度に達していない場合(図5
S2でNO)には、外部からの画像記録の指示を待つス
テップ(図5S1)に戻る。また、所定の温度に達して
いる場合(図5S2でYES)、PD1400でLD1
300からのレーザ光の強度を測定し、レーザ光の強度
が所定の値になるような調整を行なう。
【0058】図6に示す例では、LD1300や画像記
録装置内部の各部から発生する熱により電源投入時から
温度が上昇し始め、ある温度に達すると発生熱量と放熱
量とがバランスして一定の温度に達する。ここでは、温
度Taに達した時点、すなわち、電源投入からtaが経
過した時点でレーザパワー調整がなされる。
【0059】この場合、まず、LD1300に対してL
D駆動部1200から所定の駆動電流を供給し、その時
のレーザ光の強度をPD1400で測定する。そして、
PD1400での測定結果を受けたシステム制御部10
00は、強度補正ルックアップテーブル1102を参照
し、レーザ光の強度が所定値になるような駆動電流を求
めて、LD駆動部1200に対して駆動電流の補正指示
を与える(図5S3)。このようなフィードバック処理
を繰り返し、LD1300から所定の強度のレーザ光が
得られた時点でシステム制御部1000は、レーザパワ
ー調整の処理を完了する。そして、このレーザパワー調
整が完了した場合、外部からの画像記録の指示を待つス
テップ(図5S1)に戻る。
【0060】なお、以上のフローチャートにおいては、
所定の温度に達した時点でいずれかの画像記録を行って
いれば、その画像記録が完了した直後にレーザパワー調
整を行う(図5S2,S3)。
【0061】以上のように、所定の温度に達した時点で
レーザパワー調整を行なうようにすることで、光学系の
ずれや伸び縮みにかかわらず、一定の光量を記録材料に
対して照射することができる。このため、各種の要因に
より、電源投入時のレーザパワー調整とは発光強度が異
なった状態になっても、実際に使用する温度での調整に
より適正な状態に保たれる。
【0062】なお、以上の説明では、所定の温度Taで
調整を行うようにしたが、この温度を変更できるように
してもよい。すなわち上記の温度をデータ入力部100
1から設定または変更することも可能である。
【0063】また、所定の温度を単一の値ではなく、複
数の値としてもよい。たとえば、図7に示すように、時
刻,環境温度,画像記録の頻度などによって、光源近傍
の温度が変化すること場合もある。そのような場合に
は、高温側のT2と低温側のT1とを定めておき、いず
れかの値に達した時点でレーザパワー調整を行なうよう
にしてもよい。この図7の場合には、温度T2に達した
ta、温度T1に達したtb、ふたたび温度T2に達した
tcのそれぞれのタイミングでレーザパワー調整を行え
ばよい。このようにすることで、それぞれの温度で適正
な光量を得ることが可能になる。
【0064】<画像記録装置の動作(4)>ここで、図
8以降のフローチャートおよび動作説明図を参照して、
実施の形態例の画像記録装置の動作説明を行う。
【0065】ここでは、前記図2において画像記録(図
2S7)を行っている際のレーザパワー調整についての
実施の形態例を示す。この画像記録シーケンスにおい
て、まずシステム制御部1000は、画像記録の指示が
外部から与えられているかを検出する(図8S1)。画
像記録の指示があれば(図8S1でYES)、システム
制御部1000は画像記録を実行する(図8S4)。
【0066】画像記録の指示がない場合(図8S1でN
O)、温度センサ1600での計測結果により、LD1
300近傍(レンズやミラーなどの光学系)の温度に、
所定値ΔT以上の温度変化が生じていないかを監視する
(図8S2)。なお、それまでの温度の平均値と現在の
測定温度とから、温度変化を求めるようにすればよい。
【0067】この場合の所定値以上の温度変化ΔTと
は、環境温度の変化などで発生しうる温度変化であっ
て、レーザパワーに変化が生じる程度の温度(例えば5
℃)をあらかじめ設定しておく。
【0068】この所定値ΔT以上の温度変化が生じてい
ない場合(図8S2でNO)には、外部からの画像記録
の指示を待つステップ(図8S1)に戻る。また、所定
値ΔT以上の温度変化が生じている場合(図8S2でY
ES)、PD1400でLD1300からのレーザ光の
強度を測定し、レーザ光の強度が所定の値になるような
調整を行なう。図9の場合には、温度TAで略一定の温
度に達した後、環境温度の変化などにより、ΔT以上の
温度変化が生じている。すなわち、このような変化が検
出された時点でレーザパワー調整がなされる。
【0069】この場合、まず、LD1300に対してL
D駆動部1200から所定の駆動電流を供給し、その時
のレーザ光の強度をPD1400で測定する。そして、
PD1400での測定結果を受けたシステム制御部10
00は、強度補正ルックアップテーブル1102を参照
し、レーザ光の強度が所定値になるような駆動電流を求
めて、LD駆動部1200に対して駆動電流の補正指示
を与える(図8S3)。このようなフィードバック処理
を繰り返し、LD1300から所定の強度のレーザ光が
得られた時点でシステム制御部1000は、レーザパワ
ー調整の処理を完了する。そして、このレーザパワー調
整が完了した場合、外部からの画像記録の指示を待つス
テップ(図8S1)に戻る。
【0070】なお、以上のフローチャートにおいては、
所定値ΔT以上の温度変化が生じた時点でいずれかの画
像記録を行っていれば、その画像記録が完了した直後に
レーザパワー調整を行う(図8S2,S3)。
【0071】以上のように、所定値ΔT以上の温度変化
が生じた時点でレーザパワー調整を行なうようにするこ
とで、光学系のずれや伸び縮みにかかわらず、一定の光
量を記録材料に対して照射することができる。このた
め、各種の要因により、電源投入時のレーザパワー調整
とは発光強度が異なった状態になっても、実際に使用す
る温度での調整により適正な状態に保たれる。
【0072】なお、以上の説明では、所定値ΔT以上の
温度変化で調整を行うようにしたが、このΔTを変更で
きるようにしてもよい。すなわち上記のΔTをデータ入
力部1001から設定または変更することも可能であ
る。
【0073】<画像記録装置の動作(5)>この発明の
実施の形態例の画像記録装置においては、以上の動作
(1)〜(4)のそれぞれについて、いずれか一つの動
作に基づいてレーザパワー調整を行ってもよいし、
(1)〜(4)の任意の複数の動作を組合わせてレーザ
パワー調整を行ってもよい。
【0074】<画像記録装置の具体例>以下、図面を参
照して、本発明の実施の形態を適用する装置(カラープ
ルーフ装置)の具体例について詳細に説明する。なお、
本発明は、以下の具体例に限定されるものではない。
【0075】図10乃至図12にカラープルーフ作成装
置を示す。図10はカラープルーフ作成装置の斜視図、
図11は給紙カバーを開いた状態のカラープルーフ作成
装置の斜視図、図12はカラープルーフ作成装置の内部
構成の模式図である。本装置は、本発明の実施の形態の
一例である。本装置の構成によって、本発明の装置の実
施の形態の一例が示される。また、本装置の動作によっ
て、本発明の装置の実施の形態の一例が示される。
【0076】カラープルーフ作成装置1の装置本体2に
は、露光ユニット3および現像処理ユニット4が備えら
れている。露光ユニット3は、上面パネル5及び前面パ
ネル6が開閉可能に設けられ、メンテナンスが上面及び
前面側から行われる。露光ユニット3の上部には、現像
部側に紙装填部7が配置され、この紙装填部7の前側の
装置本体2の前面側に操作部8が配置されている。紙装
填部7には、給紙カバー9が開閉可能に設けられ、給紙
カバー9により感光材料(以下、ペーパーまたは感材と
もいう)を収納したカートリッジ10がセット可能であ
る。操作部8には、液晶パネル11とタッチパネル12
が設けられている。
【0077】現像処理ユニット4には、上面パネル13
及び補給パネル14が開閉可能に設けられ、メンテナン
スが上面側から行われ、処理液の補充が前面側から行わ
れる。現像処理ユニット4の側部には排紙部15が設け
られ、処理された感光材料が排紙部15に排出される。
【0078】図12はカラープルーフ作成装置の概略構
成を示す図である。露光ユニット3には、給紙部20、
主走査部30、副走査部40、排紙部50及びアキュー
ム部60が備えられている。給紙部20には、給紙ロー
ラ21a,21b、カッター22及びドラム給排紙ロー
ラ23が備えられている。給紙ローラ21a,21bに
よりカートリッジ10からの感光材料を引き出して、カ
ッター22で所定の長さに切断し、ドラム給排紙ローラ
23を介して主走査部30へ送る。
【0079】主走査部30には、ドラム31が回転可能
に設けられ、感光材料がドラム31の外表面に吸着され
て一体に回転する。ドラム31に対向して光学ユニット
32が配置され、光学ユニット32は副走査部40によ
りドラム軸と平行に移動可能になっている。光学ユニッ
ト32は、デジタル画像信号を受けてドラム31に吸着
された感光材料にレーザービームで露光して画像の書き
込みを行う。
【0080】排紙部50が剥離ガイド51を備え、この
剥離ガイド51により、書き込みが終了した感光材料を
ドラム31から剥離して現像処理ユニット4へ送り込
む。このとき、現像処理ユニット4の搬送速度の方が露
光ユニッ3のト排紙速度より遅い場合は、排紙速度が高
速のままアキューム部60に送り込み、感光材料をアキ
ューム部60に垂れ下がるようにしてアキュームさせ、
現像処理ユニット4との搬送タイミングを合わせ、露光
ユニット3の処理能力を落とさないようにしている。
【0081】現像処理ユニット4には、第2露光部41
(以下、反転露光ダイレクトポジ感材の例で記載す
る)、現像部42、定着部43、安定部44及び乾燥部
45が備えられている。第2露光部41により露光ユニ
ット3で露光されなかった部分の感光材料が疑似画像を
形成し、第2露光された感光材料は、現像部42、定着
部43及び安定部44へ搬送して現像処理され、この処
理された感光材料は乾燥部45で乾燥して排紙部15へ
送出される。
【0082】次に、カラープルーフ作成装置の各部構成
を図13乃至図15について詳細に説明する。図13は
紙装填部及び給紙部を示す側面図、図14は主走査部及
び副走査部を示す平面図、図15は排紙部及びアキュー
ム部を示す側面図である。
【0083】紙装填部7には、給紙カバー9が上面パネ
ル5に開閉可能に設けられ、給紙カバー9を開いた状態
で装填口70にカートリッジ10がセットされる。カー
トリッジ10をセットした状態で給紙カバー9を閉じ、
ロック機構71で給紙カバー9がロックされる。ロック
機構71はカバーロックモーターM1により動作する。
給紙カバー9にはカートリッジ有無センサS1が設けら
れ、装填口70にはカバー閉検出センサS2及びカバー
ロック検出センサS3が設けられている。カートリッジ
10は、感光材料の先端部を所定長さ引き出した状態
で、給紙部20の給紙ローラー21a,21bの位置に
セットする。
【0084】給紙部20には、給紙ローラー21a,2
1bとカートリッジ10との間にペーパーエンドセンサ
S4が設けられ、このペーパーエンドセンサS4により
カートリッジ10から引き出される感光材料の終端を検
出する。一方の給紙ローラー21aは位置が固定され、
他方の給紙ローラー21bはローラー移動機構24によ
り移動可能になっており、ペーパー搬送動作中以外はロ
ーラー圧着によるペーパーしわ発生防止のため給紙ロー
ラー21bを待機位置へ移動させる。ローラー移動機構
24は、給紙ローラー圧着解除モーターM2により動作
する。
【0085】感光材料の搬送中は、給紙ローラー21b
を搬送位置に移動させて感光材料を対向する給紙ローラ
ー21a,21bとの間で圧着する。給紙ローラー21
bの位置は、給紙ローラー圧着位置検出センサS5及び
給紙ローラー解除位置検出センサS6により検出され
る。給紙ローラー21aは、給紙モーターM3により動
作する。
【0086】カッター22はカッターモーターM20に
より動作する。カッター22とドラム給排紙ローラー2
3との間には、エンコーダーローラー25及びガイド2
6が設けられている。エンコーダーローラー25は回転
により感光材料を送ると共に、感光材料の送り量を検出
する。
【0087】ドラム給排紙ローラー23は、ローラー移
動機構27により圧着位置と解除位置へ移動可能になっ
ている。このドラム給排紙ローラー23は、ドラム給排
紙モーターM4により駆動される。ドラム給排紙ローラ
ー23の位置は、この図には現れないドラム給排紙ロー
ラー圧着位置検出センサS7及びドラム給排紙ローラー
解除位置検出センサS8により検出される。ローラー移
動機構27は、ドラム給排紙ローラー圧着解除モーター
M5により動作する。
【0088】主走査部30のドラム31の両端の軸部3
1a,31bは、軸受33a,33bを介して支持台3
4a,34bに回転可能に軸支されている。ドラム31
の一方の軸部31aには、駆動プーリ35aが設けら
れ、この駆動プーリ35aはドラム回転モーターM6の
出力プーリ35bとベルト36により連結され、ドラム
回転モーターM6の駆動によりドラム31が回転する。
また、ドラム31の一方の軸部31aには、ロータリー
エンコーダー37が設けられ、回転パルスを出力してド
ラム回転に同期した画素クロック制御に用いる。
【0089】ドラム31の他方の軸部31bは、吸引ブ
ロアP1に連結されている。ドラム31は中空体で形成
され、表面には吸着孔31cが形成され、吸引ブロアP
1の駆動によりドラム31の内部が減圧されて感光材料
がドラム31の表面に吸着される。
【0090】光学ユニット32には、レッドレーザー光
源(HeNe)320、グリーンレーザー光源(HeN
e)321、ブルーレーザー光源(Ar)322が配置
されている。レッドレーザー光源320及びグリーンレ
ーザー光源321からのレーザービームは、AOM(音
響光学素子:光源強度を制御する)323,324およ
びミラー325,326を介して、また、ブルーレーザ
ー光源322はAOM327、ミラー328およびミラ
ー330を介して、集光レンズ331、結像レンズ33
4からドラム31上の感光材料に画像を露光する。露光
シャッター332は露光ソレノイド333により開閉す
ることで、露光開始/終了時に光路の開閉を行なう。
【0091】なお、ここでは、ガスレーザを用いたが、
図1に示したように半導体レーザLDを用いることも可
能である。また、この光学ユニット32内に、温度セン
サ1600が配置されている。この温度センサは各光源
に近接して複数個を配置してもよいし、各光源や光学部
品(レンズ,ミラー)の中心付近に配置してもよい。
【0092】光学ユニット32は、移動ベルト340に
固定され、一対のガイドレール341,342に案内さ
れてドラム軸と平行方向に移動可能に設けられている。
移動ベルト340は一対のプーリ343,344に掛け
渡され、一方のプーリ344は副走査モーターM7の出
力軸345に連結され、副走査モーターM7の駆動によ
り光学ユニット32がドラム軸と平行に移動する。
【0093】光学ユニット32のドラム軸方向に副走査
基準位置検出センサS11、副走査書き込み位置検出セ
ンサS12及び副走査オーバーラン位置検出センサS1
3が配置されている。副走査基準位置検出センサS11
の副走査基準位置検出で光学ユニット32が停止してお
り、この副走査基準位置から副走査が開始され、画像サ
イズに対応した移動量で副走査が停止されて副走査基準
位置へ移動して復帰させる。
【0094】排紙部50には、搬送ローラー52,5
3、搬送ガイド54、剥離ガイド51及び出口シャッタ
ー55が配置されている。搬送ローラー52,53は搬
出モーターM8で連動して駆動される。剥離ガイド51
は剥離ガイド上下モーターM9により上下動され、上位
置では剥離ガイド51の爪部51aがドラムの感光材料
を剥離し、下位置では、感光材料をアキュームさせる。
剥離ガイド51の開閉は、剥離ガイド開センサS14と
剥離ガイド閉センサS15により検出される。感光材料
の排紙路には剥離ジャム検出センサS30が備えられて
いる。
【0095】出口シャッター55は、出口シャッターモ
ーターM10で開閉される。出口シャッター55の開閉
は、出口シャッター開検出センサS16で検出される。
出口シャッター55は感光材料の排出タイミングを決定
し、所定のタイミングで出口シャッター55を開いて感
光材料を現像処理ユニット4へ送出する。また、感光材
料が現像処理ユニット4へ送り込まれることを検出する
出口センサS31が設けられている。
【0096】アキューム部60は、排紙部50の下方位
置に配置され、剥離ガイド51が下方へ移動すること
で、感光材料がアキューム部60に垂れ下がる。このよ
うにして高速(現像搬送速度に対し)で感光材料をアキ
ュームさせることで、感光材料を傷つけることなく現像
処理ユニット4に送り込むことができる。
【0097】図16に、本装置の電気的構成をブロック
図で示す。同図に示すように、制御部100は、CPU
101、RAM102及びROM103を有し、I/O
ポート104,105を介してセンサ類及びアクチュエ
ータ群に接続され、センサ類からの情報に基づきアクチ
ュエータ群を制御する。
【0098】センサ類としては、前記したカートリッジ
有無センサS1、カバー閉検出センサS2、カバーロッ
ク検出センサS3、ペーパーエンドセンサS4、給紙ロ
ーラー圧着位置検出センサS5、給紙ローラー解除位置
検出センサS6、ドラム給排紙ローラー圧着位置検出セ
ンサS7、ドラム給排紙ローラー解除位置検出センサS
8、ペーパー先端基準位置センサS9、ペーパー送り量
検出センサS10、ローターリエンコーダ37、副走査
基準位置検出センサS11、副走査書き込み位置検出セ
ンサS12、副走査オーバーラン位置検出センサS1
3、剥離ガイド開センサS14、剥離ガイド閉センサS
15、出口シャッター開検出センサS16、剥離ジャム
検出センサS30が接続される。また、この図には現れ
ない出口センサS31も接続される。
【0099】アクチュエータ群としては、カバーロック
モーターM1、給紙ローラー圧着解除モーターM2、給
紙モーターM3、カッターモーターM20、ドラム給排
紙モーターM4、ドラム給排紙ローラー圧着解除モータ
ーM5、ドラム回転モーターM6、副走査モーターM
7、露光シャッターソレノイド333、搬出モーターM
8、剥離ガイド上下モーターM9、出口シャッターモー
ターM10が接続され、ドライバD1,D2,D3,D
11,D5,D4,D6,D7,D333,D8,D
9,D10を介してそれぞれ駆動される。
【0100】また、操作部8は液晶パネル11がドライ
バD20により制御され、カラープルーフ作成装置の運
転状態を表示する。また、タッチパネル12からの操作
による指令は、A/D変換器120によりデジタル情報
としてCPU101に送られる。
【0101】外部接続されたRIP200から、デジタ
ル画像情報が画像データI/F部201を介してデータ
バッファ204へ送られる。一方、ロータリーエンコー
ダー37からの感光材料送り情報に基づくPLL202
の出力信号に同期させて、ドットクロック生成部203
のドットクロックでデジタル画像情報をデータバッファ
204からLUT(ルックアップテーブル)205およ
びD/A変換部206〜208を介してAOMドライバ
D320,D321,D322に与え、これらAOMド
ライバD320,D321,D322によりレッドレー
ザー光源(HeNe)320、グリーンレーザー光源
(HeNe)321、ブルーレーザー光源(Ar)32
2をそれぞれ駆動する。
【0102】ここで、RIP200により作成された各
色(Y,M,C,BK)の網点画像データは画像データ
I/F部201に転送され、そこでRIPフォーマット
から露光用フォーマットにデータ変換されてデータバッ
ファ204に蓄積されるようになっている。データバッ
ファ204に1枚分の画像データが蓄積された後、全色
同時露光される。
【0103】その際、露光時のレーザー最小打ち込みド
ット(画素と呼ぶ)に対応し、印刷物のY,M,C,B
K版データが図17に示すように16通りの組み合わせ
で与えられ、同図に示すように、LUT205にて指定
されたR,G,Bのレーザー強度の組み合わせに変換さ
れ、3波長のレーザーが重なっている画素単位で露光が
行なわれる。
【0104】仮に、レーザー駆動がオン・オフのみのデ
ジタル変調の場合は、レーザー強度は0(レーザーが発
光しない)か100(感材に対する最適発光量でレーザ
ーが発光する)のいずれかになるので、LUT205を
ユーザー設定可能にする必要はない。しかし、その場
合、感材のY,M,C,BK発色濃度は固定され、標準
的なインク濃度に合わせた感材を使用することになり、
インク等の印刷条件によるばらつき、インクメーカー違
いによる濃度差に適応することができない。
【0105】それに対して、本装置では、レーザー駆動
に階調性を持たせたアナログ変調を採用するとともに、
16通りの組み合わせで送られてきた印刷物のY,M,
C,BK版データに対応するR,G,Bのレーザー強度
を、発色が最適濃度になるように自由に設定可能なLU
T205を持たせている。なお、BK版がデータにある
場合は全て墨発色するため、LUTとして変更可能な再
現色は9通りとなる。インク等の印刷条件によるばらつ
き、インクメーカー違いによる濃度差を補正する場合、
感材は発色濃度が標準的なインク濃度より高いものを使
用した方が適応範囲を広げる点で好ましい。
【0106】ここで、タッチパネル12の操作により、
CPU101を介して、LUT205の内容を液晶パネ
ル11上に表示させることができるようになっている。
また、表示画面上で、タッチパネル12の操作により、
LUT205の内容を任意に変更できるようになってい
る。
【0107】CPU101、LUT205、液晶パネル
11及びタッチパネル12からなる部分は、本発明にお
ける調節手段の実施の形態の一例である。また、本発明
における書換手段の実施の形態の一例である。LUT2
05は、本発明におけるルックアップテーブルの実施の
形態の一例である。液晶パネル11は、本発明における
表示手段の実施の形態の一例である。CPU101、画
像データI/F部201液晶パネル11及びタッチパネ
ル12からなる部分は、本発明におけるデータ修飾手段
の実施の形態の一例である。
【0108】LUT205は、例えば図18に示すよう
に、印刷の基準色すなわちY(イエロー)、M(マゼン
タ)、C(シアン)、B(ブルー)、G(グリーン)、
R(レッド)、BK(ブラック)、GY(グレイ)及び
W(ホワイト)と、それら基準色を感光材料に露光する
光源の光すなわちR(レッド)、G(グリーン)、B
(ブルー)の強度組成との対応を規定するデータを記憶
している。
【0109】図18には、ダイレクトポジ方式の感光材
料につき、基準色Y〜Wと対応するレーザーR,G,B
の強度組成との対応の一例を示す。ネガ方式の感光材料
については表中の数値が100の補数となる。以下で
は、ダイレクトポジ方式の感光材料の場合について説明
するが、数値が100の補数になる以外は、ネガ方式の
感光材料でも同様である。
【0110】印刷物のY,M,C,BKインクの色あい
は、印刷に使用するインクの銘柄等によって異なる。そ
こで、本装置では、基準色Y〜Wに対応するレーザー
R,G,Bの強度組成をインクあるいはユーザーの好み
に応じて設定するようにしている。これが本書でいうカ
ラーコレクションである。インクの銘柄等が以下に述べ
るチャンネルに対応する。
【0111】印刷インク基準色Y,M,C,BKの網点
の組み合わせでは色に濁りが発生し正確に出しにくい例
えばピンク等の特色については、特別にインクを調合
し、専用の版で印刷する場合がある。そのような場合に
は、図19に示すように、特色SPに関して対応する
R,G,Bのレーザー強度組成a,b,cを設定するよ
うにする。銀塩感光材料を使用しているため、色のかけ
あわせにより近似色を作成することが可能となる。
【0112】以上のカラープルーフ作成装置の動作を、
図20乃至図25に基づいて説明する。図20はカラー
プルーフ作成装置の動作のメインフローチャート、図2
1及び図22はカラープルーフ作成装置の給紙処理のフ
ローチャート、図23はカラープルーフ作成装置のプリ
ント処理のフローチャート、図24はカラープルーフ作
成装置の排紙処理のフローチャート、図25はカラープ
ルーフ作成装置の排出処理のフローチャートである。
【0113】まず、カラープルーフ作成装置のメイン動
作について説明する。図20のカラープルーフ作成装置
の動作のメインフローチャートにおいて、ステップa1
でメインスイッチがONされると、ステップb1で装置
の初期設定が行われ、さらにステップc1で各機構部の
初期設定が行われ、ここでエラーが発生すると機能を停
止する。
【0114】初期設定が終了するとアイドリング運転が
行われてリモート処理が可能になる(ステップd1)。
このアイドリング運転中に操作部8のタッチパネル12
のメニューキーの操作で条件設定を行うことができる
(ステップe1)、この条件設定を行うとローカル処理
が可能になる。タッチパネル12のメニューキーの操作
で条件設定を行わない場合には、RIPからの出力画像
を受信して受信画像データのプリントを実行させるリモ
ート処理が行われる。
【0115】また、アイドリング運転中に感光材料がな
くなり補充を行う場合には、給紙カバー9を開けてカー
トリッジ10をセットして給紙カバー9を閉じて感光材
料の先端のカブリ部分を切断する給紙処理を行いアイド
リング運転に戻すが(ステップf1)、感光材料の先端
のカブリ部分を切断する給紙処理でエラーが生じると機
能を停止する。
【0116】書き込み動作は、給紙(ステップg1)、
プリント(ステップh1)、排紙(ステップi1)から
なり、この書き込み処理が終了すると、次の感光材料が
給送可能となる(ステップj1)。
【0117】次に、カラープルーフ作成装置の給紙処理
について説明する。図21のカラープルーフ作成装置の
給紙処理のフローチャートにおいて、ステップa2でカ
ートリッジ10の有無の判断を行い、カートリッジ10
がない場合にはエラー処理を行う(ステップb2)。
【0118】カートリッジ10がある場合には、ペーパ
ーエンドセンサS4からの検出信号に基づき感光材料の
終端の検出を行い(ステップc2)、感光材料の終端が
検出されるとエラー処理を行う(ステップb2)。
【0119】感光材料の終端が検出されない場合には、
給紙カバー9のロックを行い(ステップd2)、給紙ロ
ーラー21bを圧着させて(ステップe2)、さらにド
ラム給排紙ローラー23を圧着させる(ステップf
2)。そして、ドラム回転モーターM6の励磁をOFF
にしてドラム31を回転可能にし(ステップg2)、給
紙モーターM3を回転させて給紙ローラー21a,21
bにより感光材料を送る(ステップh2)。
【0120】感光材料の先端部をペーパー先端基準位置
センサS9により検出し(ステップi2)、先端部が検
出されると、この検出を基準にしてエンコーダーローラ
ー25の回転により感光材料の長さの計測を開始し(ス
テップj2)、感光材料を送ると共に、感光材料の送り
量から感光材料の長さをカウントし所定長さになると
(ステップk2)給紙モーターM3をOFFして(ステ
ップl2)、所定時間の安定待ちを行うとともに(ステ
ップm2)、給紙ローラー21bの圧着解除を行い(ス
テップn2)、ドラム給排紙ローラー23及びドラム3
1の回転により感光材料を搬送可能にする。
【0121】図22のカラープルーフ作成装置の給紙処
理のフローチャートにおいて、ステップa3でペーパー
吸引ブロアP1をONして、その安定を待ち(ステップ
b3)、安定後にドラム給排紙モーターM4をONする
(ステップc3)。これによって、ドラム31にペーパ
ーを吸着しつつ巻着ける。
【0122】ステップd3でペーパー長計測を開始し、
所定長の引出し完了後(ステップe3)、ステップf3
でドラム給排紙モーターM4をOFFする。ステップg
3で給紙ローラー21bを圧着し、ステップh3でペー
パーカットを行い、ステップi3でドラム給排紙モータ
ーM4をONすると共に、ステップj3で給紙ローラー
21a,21bの圧着を解除する。
【0123】ステップk3でドラムへのペーパー巻着完
了待ちの後、ステップl3でドラム給排紙モーターM4
をOFFし、ステップm3でドラム給排紙ローラー23
の圧着を解除する。
【0124】図23のカラープルーフ作成装置のプリン
ト処理のフローチャートにおいて、ステップa4でドラ
ム回転モーターM6をONしてドラム31の回転が安定
するのを待ち(ステップb4)、副走査モーターM7を
ONし(ステップc4)、露光シャッター332をON
し(ステップd4)、光学ユニット32がドラム軸方向
へ移動して副走査されるが、ステップe4で副走査書き
込み位置を検出し、画像データの出力を行う(ステップ
f4)。
【0125】このとき、レッドレーザー光源320、グ
リーンレーザー光源321、ブルーレーザー光源322
が、設定されたチャンネルのLUTのデータに基づいて
それぞれ発光し、印刷時のインクの色および/または印
刷用紙の色に対応した色を持つ画像を露光する。
【0126】ステップg4で画像データの書き込みが完
了すると、ドラム回転モーターM6をOFFすると共に
(ステップh4)、副走査モーターM7をOFFし(ス
テップi4)、光学ユニット32をホームポジションへ
移動させる。(ステップj4)。
【0127】そして、ステップk4でドラム給排紙ロー
ラー23をドラム31へ圧着させてドラム回転モーター
M6の励磁をOFFし(ステップl4)、ドラム給排紙
ローラー23の回転によりドラム31をホームポジショ
ンに移動させる(ステップm4)。
【0128】図24のカラープルーフ作成装置の排紙処
理のフローチャートにおいて、ステップa5で排紙ガイ
ド51を閉じて剥離位置へセットし、現像処理ユニット
4への出口シャッター55を開くと共に(ステップb
5)、ドラム給排紙ローラー23に圧着させる(ステッ
プc5)。
【0129】ステップd5でドラム給排紙モーターM4
をONしてドラム給排紙ローラー23が回転し、搬出モ
ーターM8をONして高速搬送して感光材料を送る(ス
テップe5)。剥離ジャム検出センサS30により感光
材料が剥離ジャムを起こしているか否かを判断し(ステ
ップf5)、剥離ジャムを起こしていない場合には、吸
引ブロアP1の駆動を停止して感光材料の吸引を解除す
る(ステップg5)。
【0130】ステップh5で出口センサS31により感
光材料の排出を検出し、搬出モーターM8を定速に切り
換えて現像処理ユニット4での処理に合わせる(ステッ
プi5)。そして、ドラム31を1回転させると共に
(ステップj5)、剥離ガイド51を開放する(ステッ
プk5)。
【0131】ステップl5でドラム給排紙モーターM4
をOFFし、ドラム回転モーターM6の励磁を行いドラ
ム31が自由に回転しないようにし(ステップm5)、
ドラム給排紙ローラー23の圧着を解除して排紙処理を
終了する(ステップn5)。
【0132】図25のカラープルーフ作成装置の排出処
理のフローチャートにおいて、ステップa6で出口セン
サS31により感光材料の排出を検出し、感光材料の後
端の検出が行われると、所定時間感光材料の排出完了を
待ち(ステップb6)、搬出モーターM8をOFFして
(ステップc6)、現像処理ユニット4への出口シャッ
ター55を閉じ(ステップd6)、給紙カバー9のロッ
クを解除して感光材料の排出処理を終了する(ステップ
e6)。
【0133】以上は、R光源、G光源及びB光源として
AOMを用いた例であるが、R,G,B各光源はそれに
限るものではなく、R,G,B各光源をすべてLD(レ
ーザーダイオード)を用いて構成しても良く、また、
R,G,B各光源をAOMとLDを用いて構成してもよ
いのはいうまでもない。
【0134】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この明細書
に記載の各発明によれば、以下に示すような効果が得ら
れる。
【0135】(1)請求項1記載の発明では、画像記録
装置の初期動作と所定のウォームアップ処理を完了した
後に、強度測定手段でレーザ光の強度を測定し、記録光
源のレーザ光の強度を調整するようにしているため、記
録光源の発光強度が不安定なタイミングを外すことがで
き、記録光源が所定の強度の発光を維持することが可能
になる。
【0136】(2)請求項2記載の発明では、初期動作
の後の所定のウォームアップ処理の時間について、設定
および変更が可能である。このため、発光強度の調整を
行なうタイミングを、使用環境,用途,光源の特性に合
せて設定することができる。
【0137】(3)請求項3記載の発明では、画像記録
装置の動作中で所定時間が経過する毎に、強度測定手段
でレーザ光の強度を測定し、記録光源のレーザ光の強度
を調整するようにしているため、記録光源の発光強度が
不安定なタイミングを外して発光強度の調整をすること
ができ、さらに、長時間にわたって記録光源が所定の強
度の発光を維持することが可能になる。
【0138】(4)請求項4記載の発明では、画像記録
装置の動作中で所定時間が経過する毎に、強度測定手段
でレーザ光の強度を測定するものであり、その所定時間
について、設定および変更が可能である。このため、発
光強度の調整を行なうタイミングを、使用環境,用途,
光源の特性に合せて設定することができる。
【0139】(5)請求項5記載の発明では、画像記録
装置の記録光源近傍の温度が所定値に達した時点で、強
度測定手段でレーザ光の強度を測定し、記録光源のレー
ザ光の強度を調整するようにしているため、温度変化に
よる光学系のずれや光源の温度ドリフトに対処すること
ができ、記録光源が所定の強度の発光を維持することが
可能になる。
【0140】(6)請求項6記載の発明では、画像記録
装置の動作中において記録光源近傍が所定の温度になっ
た時点で、強度測定手段でレーザ光の強度を測定するも
のであり、その所定の温度について、設定および変更が
可能である。このため、発光強度の調整を行なう時期
を、使用環境,用途,光源の特性に合せて設定すること
ができる。
【0141】(7)請求項7記載の発明では、画像記録
装置の記録光源近傍の温度が所定値以上変化した時点
で、強度測定手段でレーザ光の強度を測定し、記録光源
のレーザ光の強度を調整するようにしているため、温度
変化による光学系のずれや光源の温度ドリフトに対処す
ることができ、長時間にわたって記録光源が所定の強度
の発光を維持することが可能になる。
【0142】(8)請求項8記載の発明では、画像記録
装置の動作中において記録光源近傍が所定温度以上変化
した時点で、強度測定手段でレーザ光の強度を測定する
ものであり、その所定の温度について、設定および変更
が可能である。このため、発光強度の調整を行なう時期
を、使用環境,用途,光源の特性に合せて設定すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態例で用いる画像記録
装置の主要部の電気的構成を示す構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態例の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図3】本発明の第1の実施の形態例の動作状態を示す
説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態例の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図5】本発明の第3の実施の形態例の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図6】本発明の第3の実施の形態例の動作状態を示す
説明図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態例の動作状態を示す
説明図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態例の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図9】本発明の第4の実施の形態例の動作状態を示す
説明図である。
【図10】本発明の実施の形態の一例の装置の外観斜視
図である。
【図11】本発明の実施の形態の一例の装置の外観斜視
図である。
【図12】本発明の実施の形態の一例の装置の内部構成
を示す模式図である。
【図13】本発明の実施の形態の一例の装置の内部構成
の一部を示す模式図である。
【図14】本発明の実施の形態の一例の装置の内部構成
の一部を示す模式図である。
【図15】本発明の実施の形態の一例の装置の内部構成
の一部を示す模式図である。
【図16】本発明の実施の形態の一例の装置の電気的構
成を示すブロック図である。
【図17】本発明の実施の形態の一例の装置におけるL
UTの一例を示す図である。
【図18】本発明の実施の形態の一例の装置におけるL
UTの一例を示す図である。
【図19】本発明の実施の形態の一例の装置におけるL
UTの一例を示す図である。
【図20】本発明の実施の形態の一例の装置の動作を示
すフローチャートである。
【図21】本発明の実施の形態の一例の装置の動作を示
すフローチャートである。
【図22】本発明の実施の形態の一例の装置の動作を示
すフローチャートである。
【図23】本発明の実施の形態の一例の装置の動作を示
すフローチャートである。
【図24】本発明の実施の形態の一例の装置の動作を示
すフローチャートである。
【図25】本発明の実施の形態の一例の装置の動作を示
すフローチャートである。
【図26】従来の装置の動作を示す動作説明図である。
【符号の説明】 1000 システム制御部 1001 データ入力部 1002 データ表示部 1100 LUT 1101 階調LUT 1102 強度補正ルックアップテーブル 1200 LD駆動部 1300 LD 1400 PD 1500 アンプ 1600 温度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03G 21/00 510 H04N 1/23 103 H04N 1/23 103 B41J 3/00 D

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録光源からのレーザ光を記録材料上に
    結像させる光学系と、 前記記録光源のレーザ光の強度を測定する強度測定手段
    と、 前記光学系により前記記録材料上に結像されたレーザ光
    を走査する走査手段と、 画像記録装置の初期動作および所定のウォームアップ処
    理を完了した後に前記強度測定手段でレーザ光の強度を
    測定し、前記記録光源のレーザ光の強度を調整する制御
    手段と、 を備えたことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記ウォームアップ処
    理を行なう時間を設定変更可能に構成されている、こと
    を特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 記録光源からのレーザ光を記録材料上に
    結像させる光学系と、 前記記録光源のレーザ光の強度を測定する強度測定手段
    と、 前記光学系により前記記録材料上に結像されたレーザ光
    を走査する走査手段と、 画像記録装置の動作中で所定時間が経過する毎に、前記
    強度測定手段でレーザ光の強度を測定し、前記記録光源
    のレーザ光の強度を調整する制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記レーザ光の強度測
    定を行なう所定の時間を設定変更可能に構成されてい
    る、ことを特徴とする請求項3記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】 記録光源からのレーザ光を記録材料上に
    結像させる光学系と、 前記記録光源のレーザ光の強度を測定する強度測定手段
    と、 前記記録光源近傍の温度を計測する温度計測手段と、 前記光学系により前記記録材料上に結像されたレーザ光
    を走査する走査手段と、 前記温度計測手段での計測結果により、前記記録光源近
    傍の温度が所定値に達した時点で、前記強度測定手段で
    レーザ光の強度を測定し、前記記録光源のレーザ光の強
    度を調整する制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像記録装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記測定を行なう所定
    の温度を設定変更可能に構成されている、ことを特徴と
    する請求項6記載の画像記録装置。
  7. 【請求項7】 記録光源からのレーザ光を記録材料上に
    結像させる光学系と、 前記記録光源のレーザ光の強度を測定する強度測定手段
    と、 前記記録光源近傍の温度を計測する温度計測手段と、 前記光学系により前記記録材料上に結像されたレーザ光
    を走査する走査手段と、 前記温度計測手段での計測結果により、前記記録光源近
    傍の温度が所定値以上変化した時点で、前記強度測定手
    段でレーザ光の強度を測定し、前記記録光源のレーザ光
    の強度を調整する制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像記録装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記記録光源近傍の温
    度変化量の値を設定変更可能に構成されている、ことを
    特徴とする請求項7記載の画像記録装置。
JP10139916A 1998-05-21 1998-05-21 画像記録装置 Pending JPH11337854A (ja)

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JP10139916A JPH11337854A (ja) 1998-05-21 1998-05-21 画像記録装置
US09/315,378 US6169563B1 (en) 1998-05-21 1999-05-18 Image recording apparatus having a plurality of laser diodes

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005516184A (ja) * 2001-12-13 2005-06-02 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 線量放射計
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JP2014107334A (ja) * 2012-11-26 2014-06-09 O F Networks Co Ltd 光送信モジュールの調整方法

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