JP2002347314A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2002347314A
JP2002347314A JP2001152258A JP2001152258A JP2002347314A JP 2002347314 A JP2002347314 A JP 2002347314A JP 2001152258 A JP2001152258 A JP 2001152258A JP 2001152258 A JP2001152258 A JP 2001152258A JP 2002347314 A JP2002347314 A JP 2002347314A
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area
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JP2001152258A
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English (en)
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Masato Doi
正人 土居
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の装置の構成を変更することなくスタン
プ機能を実現する。 【解決手段】 画像データを記憶する画像データ記憶手
段と、前記画像データ記憶手段に格納されている画像デ
ータに関する情報を管理する情報管理手段と、前記画像
データ記憶手段から画像データを順次読み出して画素に
応じた画像を記録媒体に記録する画像記録手段と、前記
画像データ記憶手段から読み出す画像データを指定する
画像指定手段と、前記画像の記録媒体上での記録位置を
指定する画像記録位置指定手段と、半固定的にデータを
格納する領域であるスタティック領域と、一時的にデー
タを格納する領域であるダイナミック領域とに前記画像
データ記憶手段を分割管理する格納領域管理手段と、前
記画像データを前記画像データ記憶手段の分割管理され
たいずれの領域に格納するかを指定するデータ格納先指
定手段と、を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像記録装置に関
し、特に、RIP(ラスタ・イメージ・プロセッサ)で
処理されたホスト装置からの網点画像データに基づき、
光源によって感光材料を感光させることで、印刷版の基
となる画像データのチェックを行なうプルーフを作成す
る画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、カラー印刷物を作成する際に
は、原稿フィルムの段階で色校正を行うことがあり、C
(シアン)版、M(マゼンタ)版、Y(イエロー)版、
及びK(墨色)版に色分解された各色分解網原稿フィル
ムを使って校正物(プルーフ)を作成し、本番の印刷版
を作成する前に、原稿フィルムのレイアウトに間違いが
ないか、色間違いがないか、文字の誤りがないか等を検
査し、印刷物の仕上がりを事前に確認するようにしてい
る。
【0003】近年、プルーフの作成は、DDCP(direc
t digital color proof)方式により行うようになってき
た。DDCPの1つの手法として、各色分解網原稿の網
点画像データに基づいて、銀塩カラー感光材料に、例え
ばR,G,B等の波長の異なる複数の光の組み合わせか
らなる光点を露光して、上述したCMYKの各ドットを
発色させる手法が用いられる。
【0004】ところで、近年では、DTP(Desk Top P
ublishing)等の普及により、スキャナから入力した画
像をコンピュータのソフトウェア上で画像編集,ページ
面付けする作業が一般化し、フルディジタルでの編集も
珍しくなくなってきている。
【0005】このような工程では、さらなる効率化を目
指して、フィルムにページ編集済みの画像データを直接
出力するイメージセッター出力や、印刷版に直接画像記
録を行うCTP(Computer to Plate)出力、さらには印
刷機のシリンダー上に巻かれた印刷版に直接画像記録を
行うCTC(Computer to Cylinder)が行われる。
【0006】この場合、校正確認の為だけに一端フィル
ム出力や印刷版出力を行い、印刷校正や、その他の校正
材料による校正を行うことは、フィルム、印刷版のムダ
や余計な作業が多くなる問題がある。
【0007】その為、特に、このようなコンピュータに
よるフルディジタルの画像作成、編集を行う工程では、
DDCP(Direct Digital Color Proof、ないしはDC
P(Digital Color Proof))と呼ばれる直接カラー画像出
力を行うシステムが求められている。
【0008】このようなDDCPは、コンピュータ上で
加工されたディジタル画像データからイメージセッタな
どで製版用フィルム上に記録したり、CTPで直接印刷
版を作成する最終的な印刷作業を行なったり、CTCで
印刷機のシリンダー上に巻かれた印刷版に直接画像記録
を行ったりなどする前に、コンピュータ上で加工された
ディジタル画像が示す出力対象を再現するプルーフを作
成し、その絵柄、色調、文章文字等の確認を行なうもの
である。
【0009】また、このような印刷工程における校正の
プロセスでは、 1)作業現場内部のミスの確認、すなわち内校、 2)発注主、デザイナーへの仕上がり確認用に提出される
外校、 3)印刷機の機長に対して、最終印刷物の見本として提供
される印刷見本、 の、主として3つの用途にプルーフが作成、使用され
る。
【0010】この際、内部の確認用、及び一部の外校用
途においては、納期短縮、コスト削減等のニーズから、
網点画像再現ができない校正材料、すなわち、昇華転写
方式による校正や、インクジェット、電子写真などの出
力物を主として体裁確認用の校正として使用するケース
があるが、ハイライト部の再現性や、細かいディティー
ルの確認、印刷時のモアレと呼ばれる網画像の不適切な
干渉縞の確認等の為には、やはり印刷網点を忠実に再現
するプルーフが強く望まれているのが実状である。
【0011】このようなニーズに対し、近年ハイパワー
ヒートモードレーザーを用いて、昇華転写記録媒体や、
感熱記録媒体に画像露光を行い、印刷本紙に転写するタ
イプのDDCPが普及し始めている。この種の装置で
は、レーザーにオン/オフデータ(2値データ)を与え
るだけで像形成が可能である。従って、画素データで直
接光源を駆動すればよい。
【0012】なお、画像データを形成する領域以外の余
白部分などに所定の情報の印字を行うスタンプ印字機能
と呼ばれる機能が存在しているが、このスタンプ印字機
能については、ホスト装置側で元画像データに付加して
全体を1画像データとして転送するしか方法がなかっ
た。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】プルーフを作成する場
合、その性質上、どの段階で出力されたものであるかを
明確に認識することが要望されている。例えば、出力さ
れたハードコピーに作成した装置名称を画像と共に記録
する等である。
【0014】しかしながら、画像データとしてホスト装
置より転送される画像データ以外のデータをプリントす
る場合、装置内部にデータ生成手段、更に、データ編集
機能を必要とし、装置構成が複雑化すると共に、コスト
アップ要因となる。
【0015】また、装置状態管理の為のテストチャート
として、装置に予め固定されたチャートを有するものが
ある。しかし、ユーザーが自由にデータを変更すること
ができない為、所望のチャートを出力するためには、そ
の都度ホスト装置からデータ転送を行う必要があった。
【0016】本発明は、以上のような問題点に鑑みてな
されたもので、その目的は、従来の記録装置の構成を変
更することなくスタンプ機能を実現可能な画像記録装置
を提供することにある。
【0017】また、本発明の他の目的は、テストチャー
トについてユーザーカスタマイズされたデータを格納可
能な画像記録装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上述した課題は、以下に
述べるそれぞれの解決手段によって解決されるものであ
る。
【0019】(1)請求項1記載の発明は、ホスト装置
よりディジタル画像データを受け取り、前記画像データ
に応じた画像を記録する画像記録装置であって、前記画
像データを記憶する画像データ記憶手段と、前記画像デ
ータ記憶手段に格納されている画像データに関する情報
を管理する情報管理手段と、前記画像データ記憶手段か
ら画像データを順次読み出して画素に応じた画像を記録
媒体に記録する画像記録手段と、前記画像データ記憶手
段から読み出す画像データを指定する画像指定手段と、
前記画像の記録媒体上での記録位置を指定する画像記録
位置指定手段と、半固定的にデータを格納する領域であ
るスタティック領域と、一時的にデータを格納する領域
であるダイナミック領域とに前記画像データ記憶手段を
分割管理する格納領域管理手段と、を有することを特徴
とする画像記録装置である。
【0020】すなわち、この画像記録装置の発明では、
画像データ記憶手段のデータを格納する領域を管理する
格納領域管理手段を設け、半固定的にデータを格納する
領域であるスタティック領域と、一時的にデータを格納
する領域であるダイナミック領域とに領域を分割管理す
るようにしている。
【0021】このように、画像データ記憶手段の格納領
域を分割管理することで、通常の画像データ以外に、画
像データ記憶手段内に予め格納しておいた各種画像デー
タや各種チャートを、所望のタイミングで即時プリント
することが可能となる。
【0022】(2)請求項2記載の発明は、ホスト装置
よりディジタル画像データを受け取り、前記画像データ
に応じた画像を記録する画像記録装置であって、前記画
像データを記憶する画像データ記憶手段と、前記画像デ
ータ記憶手段に格納されている画像データに関する情報
を管理する情報管理手段と、前記画像データ記憶手段か
ら画像データを順次読み出して画素に応じた画像を記録
媒体に記録する画像記録手段と、前記画像データ記憶手
段から読み出す画像データを指定する画像指定手段と、
前記画像の記録媒体上での記録位置を指定する画像記録
位置指定手段と、半固定的にデータを格納する領域であ
るスタティック領域と、一時的にデータを格納する領域
であるダイナミック領域とに前記画像データ記憶手段を
分割管理する格納領域管理手段と、前記画像データを前
記画像データ記憶手段の分割管理されたいずれの領域に
格納するかを指定するデータ格納先指定手段と、を備え
たことを特徴とする画像記録装置である。
【0023】すなわち、この画像記録装置の発明では、
画像データ記憶手段のデータを格納する領域を管理する
格納領域管理手段を設けてスタティック領域とダイナミ
ック領域とに領域を分割管理すると共に、データ格納先
指定手段を設けて画像データを画像データ記憶手段内の
分割管理されたいずれの領域に格納するかを指定するよ
うに構成している。
【0024】このように、画像データ記憶手段の格納領
域を分割管理し、さらに、画像データの格納先を指定す
ることで、画像データ記憶手段内に各種画像データや各
種チャートを格納しておいて、所望のタイミングで即時
プリントすることが可能となる。
【0025】(3)請求項3記載の発明は、ホスト装置
よりディジタル画像データを受け取り、前記画像データ
に応じた画像を記録する画像記録装置であって、前記画
像データを記憶する画像データ記憶手段と、前記画像デ
ータ記憶手段に格納されている画像データに関する情報
を管理する情報管理手段と、前記画像データ記憶手段か
ら画像データを順次読み出して画素に応じた画像を記録
媒体に記録する画像記録手段と、前記画像データ記憶手
段から読み出す画像データを指定する画像指定手段と、
前記画像の記録媒体上での記録位置を指定する画像記録
位置指定手段と、半固定的にデータを格納する領域であ
るスタティック領域と、一時的にデータを格納する領域
であるダイナミック領域とに前記画像データ記憶手段を
分割管理する格納領域管理手段と、前記画像データ記憶
手段の分割管理されたいずれの領域に格納されている画
像データをプリントするか指定するプリントデータ指定
手段と、を有することを特徴とする画像記録装置であ
る。
【0026】すなわち、この画像記録装置の発明では、
画像データ記憶手段のデータを格納する領域を管理する
格納領域管理手段を設けてスタティック領域とダイナミ
ック領域とに領域を分割管理すると共に、プリントデー
タ指定手段を設けて分割管理されたいずれの領域に格納
されている画像データをプリントするか指定するように
構成している。
【0027】このように、画像データ記憶手段の格納領
域を分割管理し、さらに、分割管理されたいずれの領域
に格納されている画像データをプリントするか指定する
ことで、画像データ記憶手段内に各種画像データや各種
チャートを格納しておいて、所望のタイミングで即時プ
リントすることが可能となる。
【0028】(4)請求項4記載の発明は、前記スタテ
ィック領域に格納されているデータが画質管理用データ
である、ことを特撒とする請求項1乃至請求項3のいず
れかに記載の画像記録装置である。
【0029】ここで画質管理用データは、記録する画像
の画質をチェックするテストチャートなどが該当する。
なお、このテストチャートは、画像・文字・グラデーシ
ョンが混在して配置されたテストチャートなどが該当す
る。
【0030】すなわち、この画像記録装置の発明では、
画像データ記憶手段のデータを格納する領域を管理する
格納領域管理手段を設けてスタティック領域とダイナミ
ック領域とに領域を分割管理すると共に、スタティック
領域にテストチャートなどの画質管理用データを格納す
るようにしている。
【0031】このように、スタティック領域に画質管理
用のテストチャートを保持しておくことにより、装置コ
ンディションの維持管理を容易にすることが可能にな
る。 (5)請求項5記載の発明は、ホスト装置よりディジタ
ル画像データを受け取り、前記画像データに応じた画像
を記録する画像記録装置であって、前記画像データを記
憶する画像データ記憶手段と、前記画像データ記憶手段
に格納されている画像データに関する情報を管理する情
報管理手段と、前記画像データ記憶手段から画像データ
を順次読み出して画素に応じた画像を記録媒体に記録す
る画像記録手段と、前記画像データ記憶手段から読み出
す画像データを指定する画像指定手段と、前記画像の記
録媒体上での記録位置を指定する画像記録位置指定手段
と、半固定的にデータを格納する領域であるスタティッ
ク領域と、一時的にデータを格納する領域であるダイナ
ミック領域とに前記画像データ記憶手段を分割管理する
格納領域管理手段と、前記スタティック領域に格納され
ているスタンプ用画像データをプリントするか否かを指
定するスタンプ印字指定手段と、前記スタンプ印字指定
手段によりスタンプ印字指定された場合に、前記ダイナ
ミックデータ格納領域に格納されている画像データを記
録後、同一記録媒体上に前記画像データの記録された領
域と連続した領域に前記スタティック領域に格納されて
いるスタンプ用画像データを記録する、ことを特徴とす
る画像記録装置である。
【0032】すなわち、この画像記録装置の発明では、
スタンプ印字指定手段によりスタンプ印字指定された場
合に、ダイナミックデータ格納領域に格納されている画
像データを記録後、同一記録媒体上に画像データの記録
された領域と連続した領域にスタティック領域に格納さ
れているスタンプ用画像データを記録するように構成し
ている。
【0033】このように、ダイナミックデータ格納領域
に格納されている画像データを記録後、連続した領域に
スタティック領域に格納されているスタンプ用画像デー
タを記録することで、装置構成の複雑化を回避し、か
つ、コストアップすることなく、出力ハードコピー(記
録媒体)に所望の付加データの記録を行うことが可能で
ある。
【0034】(6)請求項6記載の発明は、ホスト装置
よりディジタル画像データを受け取り、記録媒体に画像
を記録する画像記録装置であって、前記画像データを記
憶する画像データ記憶手段と、前記画像データ記憶手段
に格納されている画像データに関する情報を管理する情
報管理手段と、前記画像データ記憶手段から画像データ
を順次読み出して画素に応じた画像を記録媒体に記録す
る画像記録手段と、前記画像データ記憶手段から読み出
す画像データを指定する画像指定手段と、前記画像の記
録媒体上での記録位置を指定する画像記録位置指定手段
と、半固定的にデータを格納する領域であるスタティッ
ク領域と、一時的にデータを格納する領域であるダイナ
ミック領域とに前記画像データ記憶手段を分割管理する
格納領域管理手段と、前記スタティック領域に格納され
ているスタンプ用画像データをプリントするか否かを指
定するスタンプ印字指定手段と、前記ダイナミック領域
に格納されている画像データ記録後に、記録媒体サイズ
を参照して演算により求めた適正記録位置に前記スタテ
ィックデータ領域に格納されている画像データを記録す
るように画像配置を管理する画像配置管理手段と、を有
することを特徴とする画像記録装置である。
【0035】すなわち、この画像記録装置の発明では、
画像配置管理手段を設けて、ダイナミック領域に格納さ
れている画像データ記録後に、記録媒体サイズを参照し
て演算により求めた適正記録位置にスタティックデータ
領域に格納されている画像データを記録するように画像
配置を管理するようにしている。
【0036】このように、画像配置を管理して、ダイナ
ミック領域の画像データ記録後に、記録媒体サイズを参
照して空きエリアなどの適正記録位置にスタティックデ
ータ領域の画像データを記録することで、装置構成の複
雑化を回避し、かつ、コストアップすることなく出力ハ
ードコピー(記録媒体)に所望の付加データを所望の位
置に記録することが可能になる。
【0037】(7)請求項7記載の発明は、前記スタテ
ィック領域に格納されているデータが画質管理用データ
であることを特徴とする請求項5乃至6のいずれかに記
載の画像記録装置である。
【0038】ここで画質管理用データは、記録する画像
の画質をチェックするテストパッチなどが該当する。ま
た、このテストパッチとしては、各色のグラデーション
のパッチが配置されたグラデーションパッチなどが該当
する。
【0039】すなわち、この画像記録装置の発明では、
画像データ記憶手段のデータを格納する領域を管理する
格納領域管理手段を設けてスタティック領域とダイナミ
ック領域とに領域を分割管理すると共に、スタティック
領域にテストパッチなどの画質管理用データを格納する
ようにしている。
【0040】このように、スタティック領域に画質管理
用のテストパッチを保持しておき、テストパッチを画像
と共に記録することにより、装置コンディションの維持
管理を容易にすることが可能になる。
【0041】(8)請求項8記載の発明は、ホスト装置
よりディジタル画像データを受け取り、前記画像データ
に応じた画像を記録する画像記録装置であって、前記画
像データを記憶する画像データ記憶手段と、前記画像デ
ータ記憶手段に格納されている画像データに関する情報
を管理する情報管理手段と、前記画像データ記憶手段か
ら画像データを順次読み出して画素に応じた画像を記録
媒体に記録する画像記録手段と、前記画像データ記憶手
段から読み出す画像データを指定する画像指定手段と、
前記画像の記録媒体上での記録位置を指定する画像記録
位置指定手段と、半固定的にデータを格納する領域であ
るスタティック領域と、一時的にデータを格納する領域
であるダイナミック領域とに前記画像データ記憶手段を
分割管理する格納領域管理手段と、前記スタティック領
域に格納されているスタンプ用画像データをプリントす
るか否かを指定するスタンプ印字指定手段と、前記スタ
ンプ印字指定手段によりスタンプ印字指定された場合
に、前記ダイナミック領域に格納されている画像データ
サイズと前記スタティック領域に格納されている画像デ
ータサイズとを参照して記録媒体のサイズを決定する記
録媒体サイズ決定手段と、を備えたことを特徴とする画
像記録装置である。
【0042】すなわち、この画像記録装置の発明では、
記録媒体サイズ決定手段を設け、スタンプ印字指定され
た場合に、ダイナミック領域に格納されている画像デー
タサイズとスタティック領域に格納されている画像デー
タサイズとを参照して記録媒体のサイズを決定するよう
にしている。
【0043】このように、スタンプ印字指定された場合
に、スタンプ印字の大きさを考慮した記録媒体サイズを
選択するようにすることで、最適なサイズの記録媒体に
画像を記録することが可能になり、画像切れ(記録媒体
から画像がはみ出す状態)などの事故を防止することが
できるようになる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。なお、本発明は、実
施の形態に限定されるものではない。
【0045】〈装置の全体構成〉図2乃至図4に本発明
の画像記録装置が適用されるカラープルーフ作成装置を
示す。なお、本発明の画像記録装置はカラーに限られる
ものではなく、モノクロの画像記録であってもよい。こ
こでは、一例として、カラーの画像記録装置としてカラ
ープルーフ作成装置について説明を行う。
【0046】図2はカラープルーフ作成装置の斜視図、
図3は給紙カバーを開いた状態のカラープルーフ作成装
置の斜視図、図4はカラープルーフ作成装置の内部構成
の模式図である。本装置は、本発明の実施の形態の一例
である。本装置の構成によって、本発明の装置の実施の
形態の一例が示される。また、本装置の動作によって、
本発明の方法の実施の形態の一例が示される。
【0047】カラープルーフ作成装置1の装置本体2に
は、露光ユニット3および現像処理ユニット4が備えら
れている。露光ユニット3は、上面パネル5及び前面パ
ネル6が開閉可能に設けられ、メンテナンスが上面及び
前面側から行われる。露光ユニット3の上部には、現像
部側に紙装填部7が配置され、この紙装填部7の前側の
装置本体2の前面側に操作部8が配置されている。紙装
填部7には、給紙カバー9が開閉可能に設けられ、給紙
カバー9により記録媒体たる感光材料(以下、ペーパー
または感材ともいう)を収納したカートリッジ10がセ
ット可能である。操作部8には、液晶パネル11とタッ
チパネル12が設けられている。
【0048】現像処理ユニット4には、上面パネル13
及び補給パネル14が開閉可能に設けられ、メンテナン
スが上面側から行われ、処理液の補充が前面側から行わ
れる。現像処理ユニット4の側部には排紙部15が設け
られ、処理された感光材料が排紙部15に排出される。
【0049】図4はカラープルーフ作成装置の概略構成
を示す図である。露光ユニット3には、給紙部20、主
走査部30、副走査部40、排紙部50及びアキューム
部60が備えられている。給紙部20には、給紙ローラ
21a,21b、カッター22及びドラム給排紙ローラ
23が備えられている。給紙ローラ21a,21bによ
りカートリッジ10からの感光材料を引き出して、カッ
ター22で所定の長さに切断し、ドラム給排紙ローラ2
3を介して主走査部30へ送る。
【0050】主走査部30には、ドラム31が回転可能
に設けられ、感光材料がドラム31の外表面に吸着され
て一体に回転する。ドラム31に対向して光学ユニット
32が配置され、光学ユニット32は副走査部40によ
りドラム軸と平行に移動可能になっている。光学ユニッ
ト32は、デジタル画像信号を受けてドラム31に吸着
された感光材料に光ビームで露光して画像の書き込みを
行う。
【0051】排紙部50が剥離ガイド51を備え、この
剥離ガイド51により、書き込みが終了した感光材料を
ドラム31から剥離して現像処理ユニット4へ送り込
む。このとき、現像処理ユニット4の搬送速度の方が露
光ユニット3の排紙速度より遅い場合は、排紙速度が高
速のままアキューム部60に送り込み、感光材料をアキ
ューム部60に垂れ下がるようにしてアキュームさせ、
現像処理ユニット4との搬送タイミングを合わせ、露光
ユニット3の処理能力を落とさないようにしている。
【0052】現像処理ユニット4には、第2露光部41
(以下、反転露光ダイレクトポジ感材の例で記載す
る)、現像部42、定着部43、安定部44及び乾燥部
45が備えられている。第2露光部41により露光ユニ
ット3で露光されなかった部分の感光材料が疑似画像を
形成し、第2露光された感光材料は、現像部42、定着
部43及び安定部44へ搬送して現像処理され、この処
理された感光材料は乾燥部45で乾燥して排紙部15へ
送出される。
【0053】次に、カラープルーフ作成装置の各部構成
を図5乃至図7について詳細に説明する。図5は紙装填
部及び給紙部を示す側面図、図6は主走査部及び副走査
部を示す平面図、図7は排紙部及びアキューム部を示す
側面図である。
【0054】紙装填部7には、給紙カバー9が上面パネ
ル5に開閉可能に設けられ、給紙カバー9を開いた状態
で装填口70にカートリッジ10がセットされる。カー
トリッジ10をセットした状態で給紙カバー9を閉じ、
ロック機構71で給紙カバー9がロックされる。ロック
機構71はカバーロックモーターM1により動作する。
給紙カバー9にはカートリッジ有無センサS1が設けら
れ、装填口70にはカバー閉検出センサS2及びカバー
ロック検出センサS3が設けられている。カートリッジ
10は、感光材料の先端部を所定長さ引き出した状態
で、給紙部20の給紙ローラー21a,21bの位置に
セットする。
【0055】給紙部20には、給紙ローラー21a,2
1bとカートリッジ10との間にペーパーエンドセンサ
S4が設けられ、このペーパーエンドセンサS4により
カートリッジ10から引き出される感光材料の終端を検
出する。一方の給紙ローラー21aは位置が固定され、
他方の給紙ローラー21bはローラ移動機構24により
移動可能になっており、ペーパー搬送動作中以外はロー
ラー圧着によるペーパーしわ発生防止のため給紙ローラ
ー21bを待機位置へ移動させる。ローラ移動機構24
は、給紙ローラー圧着解除モーターM2により動作す
る。
【0056】感光材料の搬送中は、給紙ローラー21b
を搬送位置に移動させて感光材料を対向する給紙ローラ
ー21a,21bとの間で圧着する。給紙ローラー21
bの位置は、給紙ローラー圧着位置検出センサS5及び
給紙ローラー解除位置検出センサS6により検出され
る。給紙ローラー21aは、給紙モーターM3により動
作する。
【0057】カッター22はカッターモーターM20に
より動作する。カッター22とドラム給排紙ローラー2
3との間には、エンコーダーローラー25及びガイド2
6が設けられている。エンコーダーローラー25は回転
により感光材料を送ると共に、感光材料の送り量を検出
する。
【0058】ドラム給排紙ローラー23は、ローラー移
動機構27により圧着位置と解除位置へ移動可能になっ
ている。このドラム給排紙ローラー23は、ドラム給排
紙モーターM4により駆動される。ドラム給排紙ローラ
ー23の位置は、この図には現れないドラム給排紙ロー
ラー圧着位置検出センサS7及びドラム給排紙ローラー
解除位置検出センサS8により検出される。ローラ移動
機構27は、ドラム給排紙ローラー圧着解除モーターM
5により動作する。
【0059】主走査部30のドラム31の両端の軸部3
1a,31bは、軸受33a,33bを介して支持台3
4a,34bに回転可能に軸支されている。ドラム31
の一方の軸部31aには、駆動プーリ35aが設けら
れ、この駆動プーリ35aはドラム回転モーターM6の
出力プーリ35bとベルト36により連結され、ドラム
回転モーターM6の駆動によりドラム31が回転する。
また、ドラム31の一方の軸部31aには、ロータリー
エンコーダー37が設けられ、回転パルスを出力してド
ラム回転に同期した画素クロック制御に用いる。
【0060】ドラム31の他方の軸部31bは、吸引ブ
ロアP1に連結されている。ドラム31は中空体で形成
され、表面には吸着孔31cが形成され、吸引ブロアP
1の駆動によりドラム31の内部が減圧されて感光材料
がドラム31の表面に吸着される。
【0061】光学ユニット32には、レッドLEDユニ
ット320R、グリーンLEDユニット320G、ブル
ーLEDユニット320Bが配置されている。レッドL
EDユニット320R、グリーンLEDユニット320
G及びブルーLEDユニット320Bからの光ビーム
は、ミラー325,326,327を介して、集光レン
ズ331からドラム31上の感光材料Pに画像を露光す
る。露光シャッター332は露光ソレノイド333によ
り開閉することで、露光開始/終了時に光路の開閉を行
なう。
【0062】光学ユニット32は、移動ベルト340に
固定され、一対のガイドレール341,342に案内さ
れてドラム軸と平行方向に移動可能に設けられている。
移動ベルト340は一対のプーリ343,344に掛け
渡され、一方のプーリ344は副走査モーターM7の出
力軸345に連結され、副走査モーターM7の駆動によ
り光学ユニット32がドラム軸と平行に移動する。
【0063】光学ユニット32のドラム軸方向に副走査
基準位置検出センサS11、副走査書き込み位置検出セ
ンサS12及び副走査オーバーラン位置検出センサS1
3が配置されている。副走査基準位置検出センサS11
の副走査基準位置検出で光学ユニット32が停止してお
り、この副走査基準位置から副走査が開始され、画像サ
イズに対応した移動量で副走査が停止されて副走査基準
位置へ移動して復帰させる。
【0064】排紙部50には、搬送ローラー52,5
3、搬送ガイド54、剥離ガイド51及び出口シャッタ
ー55が配置されている。搬送ローラー52,53は搬
出モーターM8で連動して駆動される。剥離ガイド51
は剥離ガイド上下モーターM9により上下動され、上位
置では剥離ガイド51の爪部51aがドラムの感光材料
を剥離し、下位置では、感光材料をアキュームさせる。
剥離ガイド51の開閉は、剥離ガイド開センサS14と
剥離ガイド閉センサS15により検出される。感光材料
の排紙路には剥離ジャム検出センサS30が備えられて
いる。
【0065】出口シャッター55は、出口シャッターモ
ーターM10で開閉される。出口シャッター55の開閉
は、出口シャッター開検出センサS16で検出される。
出口シャッター55は感光材料の排出タイミングを決定
し、所定のタイミングで出口シャッター55を開いて感
光材料を現像処理ユニット4へ送出する。また、感光材
料が現像処理ユニット4へ送り込まれることを検出する
出口センサS31が設けられている。
【0066】アキューム部60は、排紙部50の下方位
置に配置され、剥離ガイド51が下方へ移動すること
で、感光材料がアキューム部60に垂れ下がる。このよ
うにして高速(現像搬送速度に対し)で感光材料をアキ
ュームさせることで、感光材料を傷つけることなく現像
処理ユニット4に送り込むことができる。
【0067】図8に、本装置の電気的構成をブロック図
で示す。この図8に示すように、制御部100は、CP
U101、RAM102及びROM103を有し、I/
Oポート104,105を介してセンサ類及びアクチュ
エータ群に接続され、センサ類からの情報に基づきアク
チュエータ群を制御する。
【0068】センサ類としては、前述したカートリッジ
有無センサS1、カバー閉検出センサS2、カバーロッ
ク検出センサS3、ペーパーエンドセンサS4、給紙ロ
ーラー圧着位置検出センサS5、給紙ローラー解除位置
検出センサS6、ドラム給排紙ローラー圧着位置検出セ
ンサS7、ドラム給排紙ローラー解除位置検出センサS
8、ペーパー先端基準位置センサS9、ペーパー送り量
検出センサS10、ローターリエンコーダ37、副走査
基準位置検出センサS11、副走査書き込み位置検出セ
ンサS12、副走査オーバーラン位置検出センサS1
3、剥離ガイド開センサS14、剥離ガイド閉センサS
15、出口シャッター開検出センサS16、剥離ジャム
検出センサS30が接続される。また、この図には現れ
ない出口センサS31も接続される。
【0069】アクチュエータ群としては、カバーロック
モーターM1、給紙ローラー圧着解除モーターM2、給
紙モーターM3、カッターモーターM20、ドラム給排
紙モーターM4、ドラム給排紙ローラー圧着解除モータ
ーM5、ドラム回転モーターM6、副走査モーターM
7、露光シャッターソレノイド333、搬出モーターM
8、剥離ガイド上下モーターM9、出口シャッターモー
ターM10が接続され、ドライバD1,D2,D3,D
11,D5,D4,D6,D7,D333,D8,D
9,D10を介してそれぞれ駆動される。
【0070】また、操作部8は液晶パネル11がドライ
バD20により制御され、カラープルーフ作成装置の運
転状態を表示する。また、タッチパネル12からの操作
による指令は、A/D変換器120によりデジタル情報
としてCPU101に送られる。
【0071】外部接続されたRIP(ラスタ・イメージ
・プロセッサ)500から、デジタル画像情報が画像デ
ータ入力部201を介してデータバッファ204へ送ら
れる。
【0072】一方、ロータリーエンコーダー37からの
感光材料送り情報に基づくPLL202の出力信号に同
期させて、ドットクロック生成部203のドットクロッ
クでデジタル画像情報をデータバッファ204からLU
T(ルックアップテーブルが格納された画像メモリ)2
05およびD-A変換器206R,206G,206B
を介してドライバ207R,207G,207Bに与
え、これらドライバ207R,207G,207Bによ
りレッドLEDユニット320R、グリーンLEDユニ
ット320G、ブルーLEDユニット320Bをそれぞ
れ駆動する。
【0073】ここで、RIP500により作成された各
色(C,M,Y,K)の網点画像データは画像データ入
力部201に転送され、そこでRIPフォーマットから
露光用フォーマットにデータ変換されてデータバッファ
204に蓄積されるようになっている。また、この画像
データ入力部201にて、本発明のスタンプ印字の制御
(詳細後述)がなされ、さらに、データバッファ204
に1枚分の画像データが蓄積された後、全色同時露光さ
れる。
【0074】この実施の形態例では、感光材料がポジの
場合のカラープルーフ作成について説明する。ポジの場
合の濃度特性曲線は、図9に示すようなものとなる。横
軸は対数で表した発光強度E、縦軸は濃度Dである。ポ
ジの場合、図に示すように、発光量が増えるほど濃度は
小さくなる。また、参考のために、従来のネガ感光材料
の濃度特性を図11に示す。図9に示すポジの特性とは
逆になっていることが分かる。
【0075】その際、露光時の露光最小打ち込みドット
(画素と呼ぶ)に対応し、印刷物のC,M,Y,K版デ
ータが図10に示すように16通りの組み合わせで与え
られ、この図10に示すように、LUT205にて指定
されたR,G,Bの発光強度の組み合わせに変換され、
3波長の発光が重なっている画素単位で露光が行なわれ
る。
【0076】仮に、発光駆動がオン・オフのみのデジタ
ル変調の場合は、発光強度は0(LEDが発光しない)
か100(感材に対する最適発光量でLEDが発光す
る)のいずれかになるので、LUT205をユーザー設
定可能にする必要はない。しかし、その場合、感材の
C,M,Y,K発色濃度は固定され、標準的なインク濃
度に合わせた感材を使用することになり、インク等の印
刷条件によるばらつき、インクメーカー違いによる濃度
差に適応することができない。
【0077】それに対して、本装置では、発光駆動に階
調性を持たせたアナログ変調を採用するとともに、16
通りの組み合わせで送られてきた印刷物のC,M,Y,
K版データに対応するR,G,Bの発光強度を、発色が
最適濃度になるように自由に設定可能な画像LUT20
5を持たせている。なお、K版がデータにある場合は全
て墨発色するため、ルックアップテーブルとして変更可
能な再現色は9通りとなる。インク等の印刷条件による
ばらつき、インクメーカー違いによる濃度差を補正する
場合、感材は発色濃度が標準的なインク濃度より高いも
のを使用した方が適応範囲を広げる点で好ましい。
【0078】ここで、タッチパネル12の操作により、
CPU101を介して、LUT205の内容を液晶パネ
ル11上に表示させることができるようになっている。
また、表示画面上で、タッチパネル12の操作により、
LUT205の内容を任意に変更できるようになってい
る。
【0079】〈格納領域分割管理とスタンプ指定処理〉
以下、本実施の形態例の特徴部分である格納領域分割管
理処理とスタンプ指定処理とについて図1のブロック図
を参照して説明する。
【0080】図1は本実施の形態例における格納領域分
割管理とスタンプ指定処理を実行するための制御手段を
構成するCPU101周囲の構成を機能別に示す機能ブ
ロック図である。
【0081】ここで図8と同一のものは、同一の符号を
付して示す。なお、この図1では、YMCKの分色デー
タを受けてRGBで画像記録を行う画像記録装置を具体
例にして説明を行う。
【0082】この図1において、101は全体の動作を
制御する制御手段としてのCPUである。このCPU1
01は、画像データ記憶手段(画像メモリ201c)
を、半固定的にデータを格納する領域であるスタティッ
ク領域と、一時的にデータを格納する領域であるダイナ
ミック領域とに分割管理する格納領域管理手段を構成し
ている。また、このCPU101は、画像データ記憶手
段(画像メモリ201c)に格納されている画像データ
に関する情報を管理する情報管理手段を構成している。
また、このCPU101は、画像データ記憶手段(画像
メモリ201c)から読み出す画像データを指定する画
像指定手段を構成している。また、このCPU101
は、画像の記録媒体上での記録位置を指定する画像記録
位置指定手段を構成している。また、このCPU101
は、画像データ記憶手段(画像メモリ201c)の分割
管理されたいずれの領域に格納されている画像データを
プリントするか指定するプリントデータ指定手段を構成
している。また、このCPU101は、スタティック領
域に格納されているスタンプ用画像データをプリントす
るか否かを指定するスタンプ印字指定手段を構成してい
る。また、このCPU101は、ダイナミック領域に格
納されている画像データ記録後に、記録媒体サイズを参
照して演算により求めた適正記録位置に前記スタティッ
クデータ領域に格納されている画像データを記録するよ
うに画像配置を管理する画像配置管理手段を構成してい
る。また、このCPU101は、スタンプ印字指定手段
によりスタンプ印字指定された場合に、ダイナミック領
域に格納されている画像データサイズとスタティック領
域に格納されている画像データサイズとを参照して記録
媒体のサイズを決定する記録媒体サイズ決定手段を構成
している。
【0083】110は画像データを画像メモリ201c
内に格納する際の制御(格納先指定)を行うDMAコン
トローラである。すなわち、このDMAコントローラ1
10は、画像データを画像データ記憶手段(画像メモリ
201c)の分割管理されたいずれの領域に格納するか
を指定するデータ格納先指定手段を構成している。
【0084】130は画像メモリ201cのスタティッ
ク領域に格納するスタンプ用画像データ(テストチャー
トあるいはテストパッチなどの画質管理用データ)をC
PU101の指示により指定あるいは決定するスタンプ
制御部である。
【0085】201aはRIPなどのホスト装置からの
データ(制御データとイメージデータ)を受けるための
I/F部であり、201bはホスト装置から送られてく
るイメージデータを少なくとも1ライン分記憶するバッ
ファである。なお、RIP500などのホスト装置から
送られてくるイメージデータは、バッファ201bに1
ライン分格納される。そして、格納されたデータは、ド
ットクロックに同期して読み出され、画像メモリ201
cにアドレスとして与えられる。
【0086】201cは、半固定的にデータを格納する
領域であるスタティック領域と、一時的にデータを格納
する領域であるダイナミック領域とを有しており、それ
ぞれの領域は格納領域管理手段であるCPU101によ
りに分割管理される画像記憶手段としての画像メモリで
ある。なお、画像メモリ201cは、予めダイナミック
領域とスタティック領域とを有している必要はなく、C
PU101などからの制御によって各々の記憶領域を個
別に管理できればよい。
【0087】なお、この画像メモリ201cは、通常
は、ハードディスク装置などにより構成されている。そ
して、従来はイメージデータのみを格納しており、未使
用領域が生じていた。本実施の形態例では、従来の未使
用領域をスタティックデータ格納用のスタティック領域
として活用するように構成している。また、このスタテ
ィック領域と区別するために、イメージデータを格納す
る領域をダイナミック領域として管理している。
【0088】この画像メモリ201cは、DMAコント
ローラ110によって指定された格納先としてのダイナ
ミック領域に、本来のイメージデータが書き込まれる。
すなわち、この際、該画像メモリ201cには、アドレ
スバスで与えられる番地にCPU101からYMCKの
画素値を示すデータが書き込まれるようになっている。
即ち、アドレスバスで与えられる番地にデータバスから
所定の値のYMCKの値が書き込まれる。また、DMA
コントローラ110によって指定された格納先としての
スタティック領域には、スタンプ制御部130によりス
タンプ用画像データ(テストチャートあるいはテストパ
ッチなどの画質管理用データ)が書き込まれる。
【0089】204はホスト装置から送られてくるイメ
ージデータに対して上述した画質管理用データが付加さ
れたものを1ライン分記憶するデータバッファである。
なお、RIP500などのホスト装置から送られてくる
イメージデータは、バッファ204に1ライン分格納さ
れる。そして、格納されたデータは、ドットクロックに
同期して読み出され、画像メモリ205にアドレスとし
て与えられる。
【0090】LUT205は、図10に示したような
R,G,Bデータを出力するルックアップテーブルのテ
ーブルデータが書き込まれる。すなわち、この際、LU
T205には、アドレスバスで与えられる番地にCPU
101からR,G,Bの発光強度を示すデータが書き込
まれるようになっている。即ち、アドレスバスで与えら
れる番地にデータバスから所定の値のR,G,Bの値が
書き込まれる。
【0091】206は、LUT205の各出力を受けて
アナログ信号に変換するD-A変換器、207R,20
7G,207Bは、D-A変換器206の各出力を受け
てLEDを駆動する光源ドライバ、320R〜320B
は光源ドライバ207R,207G,207Bの出力を
受けて発光するLEDである。
【0092】このように構成された本実施の形態例の画
像記録装置の特徴的な動作や作用・効果を説明すれば、
以下の(1)〜(8)の通りである。 (1)格納領域の分割管理:この画像記録装置の実施の
形態例では、画像メモリ201cのデータを格納する領
域を管理する格納領域管理手段(CPU101)を設
け、半固定的にデータを格納する領域であるスタティッ
ク領域と、一時的にデータを格納する領域であるダイナ
ミック領域とに領域を分割管理するようにしている。す
なわち、CPU101は、必要に応じて、ダイナミック
領域とスタティック領域とを設け、各々の記憶領域を個
別に管理する。そして、ダイナミック領域のイメージデ
ータは新たなイメージデータがRIP500から供給さ
れるたびに書き換えるようにし、スタティック領域のデ
ータ(各種チャートなどの画質管理用データ)は新たな
イメージデータがRIP500から供給されても残して
おくようにする。
【0093】このように、画像メモリ201cの格納領
域を分割管理することで、通常の画像データ以外に、画
像メモリ201c内に予め格納しておいた各種画像デー
タや各種チャートを、所望のタイミングで必要に応じて
即時プリントすることが可能となる。
【0094】(2)格納領域の分割管理+格納先の指
定:この画像記録装置の実施の形態例では、画像メモリ
201cのデータを格納する領域を管理する格納領域管
理手段(CPU101)を設けてスタティック領域とダ
イナミック領域とに領域を分割管理すると共に、データ
格納先指定手段(DMAコントローラ110)を設けて
画像データを画像メモリ201c内の分割管理されたい
ずれの領域に格納するかを指定するように構成してい
る。
【0095】このように、画像メモリ201cの格納領
域を分割管理し、さらに、画像データの格納先を指定す
ることで、通常の画像データ以外に、画像メモリ201
c内に各種画像データや各種チャートを格納しておい
て、所望のタイミングで即時プリントすることが可能と
なる。
【0096】(3)格納領域の分割管理+格納先の指定
+格納領域でプリント指定:この画像記録装置の実施の
形態例では、画像メモリ201cのデータを格納する領
域を管理する格納領域管理手段(CPU101)を設け
てスタティック領域とダイナミック領域とに領域を分割
管理すると共に、プリントデータ指定手段(CPU10
1)を設けて分割管理されたいずれの領域に格納されて
いる画像データをプリントするか指定するように構成し
ている。
【0097】このように、画像メモリ201cの格納領
域を分割管理し、さらに、分割管理されたいずれの領域
に格納されている画像データをプリントするか指定する
ことで、画像メモリ201c内に各種画像データや各種
チャートを格納しておいて、所望のタイミングで即時プ
リントすることが可能となる。
【0098】(4)画質管理用データ:以上の(1)〜
(3)の画像記録装置の実施の形態例では、画像メモリ
201cのデータを格納する領域を管理する格納領域管
理手段(CPU101)を設けてスタティック領域とダ
イナミック領域とに領域を分割管理すると共に、スタテ
ィック領域にテストチャートなどの画質管理用データを
格納するようにしている。
【0099】ここで画質管理用データは、記録する画像
の画質をチェックするテストチャートなどが該当する。
なお、このテストチャートは、画像・文字・グラデーシ
ョンが混在して配置されたテストチャートなどが該当す
る。また、画質管理用データは、記録する画像の画質を
チェックするテストパッチなどが該当する。また、この
テストパッチとしては、各色のグラデーションのパッチ
が配置されたグラデーションパッチなどが該当する。
【0100】このように、スタティック領域に画質管理
用のテストチャートを保持しておくことにより、装置コ
ンディションの維持管理を容易にすることが可能にな
る。 (5)スタンプ印字指定により、画像と連続した領域タ
ンプを記録:この画像記録装置の実施の形態例では、ス
タンプ印字指定手段(CPU101)によりスタンプ印
字指定された場合に、ダイナミックデータ格納領域に格
納されている画像データを記録後、同一記録媒体上に画
像データの記録された領域と連続した領域にスタティッ
ク領域に格納されているスタンプ用画像データを記録す
るように構成している。
【0101】このように、ダイナミックデータ格納領域
に格納されている画像データを記録後、連続した領域に
スタティック領域に格納されているスタンプ用画像デー
タを記録することで、装置構成の複雑化を回避し、か
つ、コストアップすることなく、出力ハードコピー(記
録媒体)に所望の付加データの記録を行うことが可能で
ある。
【0102】(6)記録媒体サイズから適正記録位置を
求めてスタンプを記録:この画像記録装置の実施の形態
例では、画像配置管理手段(CPU101)を設けて、
ダイナミック領域に格納されている画像データ記録後
に、記録媒体サイズを参照して演算により求めた適正記
録位置にスタティックデータ領域に格納されている画像
データを記録するように画像配置を管理するようにして
いる。
【0103】このように、画像配置を管理して、ダイナ
ミック領域の画像データ記録後に、記録媒体サイズを参
照して空きエリアなどの適正記録位置にスタティックデ
ータ領域の画像データを記録することで、装置構成の複
雑化を回避し、かつ、コストアップすることなく出力ハ
ードコピー(記録媒体)に所望の付加データを所望の位
置に記録することが可能になる。
【0104】(7)画質管理用データ:以上の(5)〜
(6)の画像記録装置の実施の形態例では、画像メモリ
201cのデータを格納する領域を管理する格納領域管
理手段(CPU101)を設けてスタティック領域とダ
イナミック領域とに領域を分割管理すると共に、スタテ
ィック領域にテストパッチなどの画質管理用データを格
納するようにしている。
【0105】このように、スタティック領域に画質管理
用のテストパッチを保持しておき、テストパッチを画像
と共に記録することにより、装置コンディションの維持
管理を容易にすることが可能になる。
【0106】(8)画像とスタンプのサイズを参照して
記録媒体のサイズを決定:この画像記録装置の実施の形
態例では、記録媒体サイズ決定手段(CPU101)を
設け、スタンプ印字指定された場合に、ダイナミック領
域に格納されている画像データサイズとスタティック領
域に格納されている画像データサイズとを参照して記録
媒体のサイズを決定するようにしている。
【0107】この場合、CPU101により決定された
記録媒体(感光材料)のサイズに応じて給紙部20がロ
ール紙の記録媒体をカットする。すなわち、給紙部20
において、エンコーダーローラー25は回転により感光
材料を送ると共に、感光材料の送り量を検出し、カッタ
ー22はカッターモーターM20により動作する。この
際の記録媒体(感光材料)の送り量とカットとは、CP
U101により決定されたサイズにて実行される。
【0108】このように、スタンプ印字指定された場合
には、スタンプ印字の大きさを考慮した記録媒体サイズ
を選択するようにすることで、最適なサイズの記録媒体
に画像を記録することが可能になり、画像切れ(記録媒
体から画像がはみ出す状態)などの事故を防止すること
ができるようになる。また、記録媒体の無駄もなくな
る。
【0109】以上の(1)〜(8)の実施の形態例の画
像記録装置によりプルーフを作成する場合、スタティッ
ク領域のデータ(画質管理用データ、あるいは、機器名
称、または、印字時刻など)をスタンプとして印字する
ことで、どの段階で出力されたものであるかを明確に認
識することが可能になる。例えば、出力されたハードコ
ピーに作成した装置名称を画像と共に記録する等であ
る。
【0110】また、以上の(1)〜(8)の実施の形態
例によりプルーフを作成する場合、画像データとしてホ
スト装置より転送される画像データ以外のデータをプリ
ントすることができる。
【0111】また、、RIP500などでスタンプデー
タの設定や編集を行うようにすることで、画像記録装置
の内部にデータ生成手段やデータ編集機能を必要せず、
画像記録装置の装置構成が複雑化したりコストアップし
たりする不具合を解消できる。
【0112】また、装置状態管理の為のテストチャート
として、固定でなく、ユーザーが自由にデータを変更す
ることができる為、所望のチャートを出力するためにホ
スト装置からその都度データ転送を行う必要もなくな
る。
【0113】〈装置の全体的な動作〉以下、カラープル
ーフ作成装置の全体の動作を、図12乃至図17に基づ
いて説明する。図12はカラープルーフ作成装置の動作
のメインフローチャート、図13及び図14はカラープ
ルーフ作成装置の給紙処理のフローチャート、図15は
カラープルーフ作成装置のプリント処理のフローチャー
ト、図16はカラープルーフ作成装置の排紙処理のフロ
ーチャート、図17はカラープルーフ作成装置の排出処
理のフローチャートである。
【0114】まず、カラープルーフ作成装置のメイン動
作について説明する。図12のカラープルーフ作成装置
の動作のメインフローチャートにおいて、ステップa1
でメインスイッチがONされると、ステップb1で装置
の初期設定が行われ、さらにステップc1で各機構部の
初期設定が行われ、ここでエラーが発生すると機能を停
止する。
【0115】初期設定が終了するとアイドリング運転が
行われてリモート処理が可能になる(ステップd1)。
このアイドリング運転中に操作部8のタッチパネル12
のメニューキーの操作で条件設定を行うことができる
(ステップe1)、この条件設定を行うとローカル処理
が可能になる。タッチパネル12のメニューキーの操作
で条件設定を行わない場合には、RIPからの出力画像
を受信して受信画像データのプリントを実行させるリモ
ート処理が行われる。
【0116】また、アイドリング運転中に感光材料がな
くなり補充を行う場合には、給紙カバー9を開けてカー
トリッジ10をセットして給紙カバー9を閉じて感光材
料の先端のカブリ部分を切断する給紙処理を行いアイド
リング運転に戻すが(ステップf1)、感光材料の先端
のカブリ部分を切断する給紙処理でエラーが生じると機
能を停止する。
【0117】書き込み動作は、給紙(ステップg1)、
プリント(ステップh1)、排紙(ステップi1)から
なり、この書き込み処理が終了すると、次の感光材料が
給送可能となる(ステップj1)。
【0118】次に、カラープルーフ作成装置の給紙処理
について説明する。図13のカラープルーフ作成装置の
給紙処理のフローチャートにおいて、ステップa2でカ
ートリッジ10の有無の判断を行い、カートリッジ10
がない場合にはエラー処理を行う(ステップb2)。
【0119】カートリッジ10がある場合には、ペーパ
ーエンドセンサS4からの検出信号に基づき感光材料の
終端の検出を行い(ステップc2)、感光材料の終端が
検出されるとエラー処理を行う(ステップb2)。
【0120】感光材料の終端が検出されない場合には、
給紙カバー9のロックを行い(ステップd2)、給紙ロ
ーラー21bを圧着させて(ステップe2)、さらにド
ラム給排紙ローラー27を圧着させる(ステップf
2)。そして、ドラム回転モーターM6の励磁をOFF
にしてドラム31を回転可能にし(ステップg2)、給
紙モーターM3を回転させて給紙ローラー21a,21
bにより感光材料を送る(ステップh2)。
【0121】感光材料の先端部をペーパー先端基準位置
センサS9により検出し(ステップi2)、先端部が検
出されると、この検出を基準にしてエンコーダーローラ
ー25の回転により感光材料の長さの計測を開始し(ス
テップj2)、感光材料を送ると共に、感光材料の送り
量から感光材料の長さをカウントし所定長さになると
(ステップk2)給紙モーターM3をOFFして(ステ
ップl2)、所定時間の安定待ちを行うとともに(ステ
ップm2)、給紙ローラー21bの圧着解除を行い(ス
テップn2)、ドラム給排紙ローラー23及びドラム3
1の回転により感光材料を搬送可能にする。
【0122】図14のカラープルーフ作成装置の給紙処
理のフローチャートにおいて、ステップa3でペーパー
吸引ブロアP1をONして、その安定を待ち(ステップ
b3)、安定後にドラム給排紙モーターM4をONする
(ステップc3)。これによって、ドラム31にペーパ
ーを吸着しつつ巻着ける。
【0123】ステップd3でペーパー長計測を開始し、
所定長の引出し完了後(ステップe3)、ステップf3
でドラム給排紙モーターM4をOFFする。ステップg
3で給紙ローラー21bを圧着し、ステップh3でペー
パーカットを行い、ステップi3でドラム給排紙モータ
ーM4をONすると共に、ステップj3で給紙ローラー
21a,21bの圧着を解除する。
【0124】ステップk3でドラムへのペーパー巻着完
了待ちの後、ステップl3でドラム給排紙モーターM4
をOFFし、ステップm3でドラム給排紙ローラー23
の圧着を解除する。
【0125】図15のカラープルーフ作成装置のプリン
ト処理のフローチャートにおいて、ステップa4でドラ
ム回転モーターM6をONしてドラム31の回転が安定
するのを待ち(ステップb4)、副走査モーターM7を
ONし(ステップc4)、露光シャッター332をON
し(ステップd4)、光学ユニット32がドラム軸方向
へ移動して副走査されるが、ステップe4で副走査書き
込み位置を検出し、画像データの出力を行う(ステップ
f4)。
【0126】このとき、レッドLEDユニット320
R、グリーンLEDユニット320G、ブルーLEDユ
ニット320Bが、設定されたチャンネルのLUTのデ
ータに基づいてそれぞれ発光し、印刷時のインクの色お
よび/または印刷用紙の色に対応した色を持つ画像を露
光する。
【0127】ステップg4で画像データの書き込みが完
了すると、ドラム回転モーターM6をOFFすると共に
(ステップh4)、副走査モーターM7をOFFし(ス
テップi4)、光学ユニット32をホームポジションへ
移動させる。(ステップj4)。
【0128】そして、ステップk4でドラム給排紙ロー
ラー23をドラム31へ圧着させてドラム回転モーター
M6の励磁をOFFし(ステップl4)、ドラム給排紙
ローラー23の回転によりドラム31をホームポジショ
ンに移動させる(ステップm4)。
【0129】図16のカラープルーフ作成装置の排紙処
理のフローチャートにおいて、ステップa5で排紙ガイ
ド51を閉じて剥離位置へセットし、現像処理ユニット
4への出口シャッター55を開くと共に(ステップb
5)、ドラム給排紙ローラー23に圧着させる(ステッ
プc5)。
【0130】ステップd5でドラム給排紙モーターM4
をONしてドラム給排紙ローラー23が回転し、搬出モ
ーターM8をONして高速搬送して感光材料を送る(ス
テップe5)。剥離ジャム検出センサS30により感光
材料が剥離ジャムを起こしているか否かを判断し(ステ
ップf5)、剥離ジャムを起こしていない場合には、吸
引ブロアP1の駆動を停止して感光材料の吸引を解除す
る(ステップg5)。
【0131】ステップh5で出口センサS31により感
光材料の排出を検出し、搬出モーターM8を定速に切り
換えて現像処理ユニット4での処理に合わせる(ステッ
プi5)。そして、ドラム31を1回転させると共に
(ステップj5)、剥離ガイド51を開放する(ステッ
プk5)。
【0132】ステップl5でドラム給排紙モーターM4
をOFFし、ドラム回転モーターM6の励磁を行いドラ
ム31が自由に回転しないようにし(ステップm5)、
ドラム給排紙ローラー23の圧着を解除して排紙処理を
終了する(ステップn5)。
【0133】図17のカラープルーフ作成装置の排出処
理のフローチャートにおいて、ステップa6で出口セン
サS31により感光材料の排出を検出し、感光材料の後
端の検出が行われると、所定時間感光材料の排出完了を
待ち(ステップb6)、搬出モーターM8をOFFして
(ステップc6)、現像処理ユニット4への出口シャッ
ター55を閉じ(ステップd6)、給紙カバー9のロッ
クを解除して感光材料の排出処理を終了する(ステップ
e6)。
【0134】以上は、R光源、G光源及びB光源として
LEDを用いた例であるが、R,G,B各光源はそれに
限るものではなく、R,G,B各光源をすべてLD(レ
ーザーダイオード)を用いて構成してもよく、また、
R,G,B各光源をAOMとLDを用いて構成してもよ
いのはいうまでもない。
【0135】また、カラープルーフ作成にあたっては、
印刷用紙の表面のマットまたはグロシー状態に合わせ
て、それに対応した表面状態を有する感光材料を切り換
えて使用するのが、印刷物に対し忠実性の良いカラープ
ルーフを得る点で好ましい。
【0136】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明で
は、従来の記録装置の構成を変更することなくスタンプ
機能を実現可能な画像記録装置を提供できる。また、テ
ストチャートについてユーザーカスタマイズされたデー
タを格納可能な画像記録装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置の電気的構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の一例の装置の外観斜視図
である。
【図3】本発明の実施の形態の一例の装置の外観斜視図
である。
【図4】本発明の実施の形態の一例の装置の内部構成を
示す模式図である。
【図5】本発明の実施の形態の一例の装置の内部構成の
一部を示す模式図である。
【図6】本発明の実施の形態の一例の装置の内部構成の
一部を示す模式図である。
【図7】本発明の実施の形態の一例の装置の内部構成の
一部を示す模式図である。
【図8】本発明の実施の形態の一例の装置の電気的構成
を示すブロック図である。
【図9】ポジ感光材料の濃度特性を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態の一例の装置におけるL
UTの一例を示す図である。
【図11】ネガ感光材料の濃度特性を示す特性図であ
る。
【図12】本発明の実施の形態の一例の装置の動作を示
すフローチャートである。
【図13】本発明の実施の形態の一例の装置の動作を示
すフローチャートである。
【図14】本発明の実施の形態の一例の装置の動作を示
すフローチャートである。
【図15】本発明の実施の形態の一例の装置の動作を示
すフローチャートである。
【図16】本発明の実施の形態の一例の装置の動作を示
すフローチャートである。
【図17】本発明の実施の形態の一例の装置の動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 カラープルーフ作成装置 2 装置本体 3 露光ユニット 4 現像処理ユニット 7 紙装填部 8 操作部 11 液晶パネル 12 タッチパネル 20 給紙部 31 ドラム 30 主走査部 40 副走査部 100 制御部 101 CPU 110 DMAコントローラ 130 スタンプ制御部 500 RIP 201 画像データ入力部 201b バッファ 201c 画像メモリ 204(204Y〜204K) データバッファ 205 LUT 206(206R〜206B) D-A変換部 207(207R〜207B) ドライバ 320(320R〜320B) LEDユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 AR01 AS06 AS11 JJ02 JJ14 2C087 AA09 AA13 AA15 AB05 AC08 BA03 BA07 BB10 BC02 CB04 CB07 2H106 AA80 AA82 AB04 AB53 BH00

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト装置よりディジタル画像データを
    受け取り、前記画像データに応じた画像を記録する画像
    記録装置であって、 前記画像データを記憶する画像データ記憶手段と、 前記画像データ記憶手段に格納されている画像データに
    関する情報を管理する情報管理手段と、 前記画像データ記憶手段から画像データを順次読み出し
    て画素に応じた画像を記録媒体に記録する画像記録手段
    と、 前記画像データ記憶手段から読み出す画像データを指定
    する画像指定手段と、 前記画像の記録媒体上での記録位置を指定する画像記録
    位置指定手段と、 半固定的にデータを格納する領域であるスタティック領
    域と、一時的にデータを格納する領域であるダイナミッ
    ク領域とに前記画像データ記憶手段を分割管理する格納
    領域管理手段と、を有することを特徴とする画像記録装
    置。
  2. 【請求項2】 ホスト装置よりディジタル画像データを
    受け取り、前記画像データに応じた画像を記録する画像
    記録装置であって、 前記画像データを記憶する画像データ記憶手段と、 前記画像データ記憶手段に格納されている画像データに
    関する情報を管理する情報管理手段と、 前記画像データ記憶手段から画像データを順次読み出し
    て画素に応じた画像を記録媒体に記録する画像記録手段
    と、 前記画像データ記憶手段から読み出す画像データを指定
    する画像指定手段と、 前記画像の記録媒体上での記録位置を指定する画像記録
    位置指定手段と、 半固定的にデータを格納する領域であるスタティック領
    域と、一時的にデータを格納する領域であるダイナミッ
    ク領域とに前記画像データ記憶手段を分割管理する格納
    領域管理手段と、 前記画像データを前記画像データ記憶手段の分割管理さ
    れたいずれの領域に格納するかを指定するデータ格納先
    指定手段と、を備えたことを特徴とする画像記録装置。
  3. 【請求項3】 ホスト装置よりディジタル画像データを
    受け取り、前記画像データに応じた画像を記録する画像
    記録装置であって、 前記画像データを記憶する画像データ記憶手段と、 前記画像データ記憶手段に格納されている画像データに
    関する情報を管理する情報管理手段と、 前記画像データ記憶手段から画像データを順次読み出し
    て画素に応じた画像を記録媒体に記録する画像記録手段
    と、 前記画像データ記憶手段から読み出す画像データを指定
    する画像指定手段と、 前記画像の記録媒体上での記録位置を指定する画像記録
    位置指定手段と、 半固定的にデータを格納する領域であるスタティック領
    域と、一時的にデータを格納する領域であるダイナミッ
    ク領域とに前記画像データ記憶手段を分割管理する格納
    領域管理手段と、 前記画像データ記憶手段の分割管理されたいずれの領域
    に格納されている画像データをプリントするか指定する
    プリントデータ指定手段と、を有することを特徴とする
    画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記スタティック領域に格納されている
    データが画質管理用データである、ことを特撒とする請
    求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】 ホスト装置よりディジタル画像データを
    受け取り、前記画像データに応じた画像を記録する画像
    記録装置であって、 前記画像データを記憶する画像データ記憶手段と、 前記画像データ記憶手段に格納されている画像データに
    関する情報を管理する情報管理手段と、 前記画像データ記憶手段から画像データを順次読み出し
    て画素に応じた画像を記録媒体に記録する画像記録手段
    と、 前記画像データ記憶手段から読み出す画像データを指定
    する画像指定手段と、 前記画像の記録媒体上での記録位置を指定する画像記録
    位置指定手段と、 半固定的にデータを格納する領域であるスタティック領
    域と、一時的にデータを格納する領域であるダイナミッ
    ク領域とに前記画像データ記憶手段を分割管理する格納
    領域管理手段と、 前記スタティック領域に格納されているスタンプ用画像
    データをプリントするか否かを指定するスタンプ印字指
    定手段と、 前記スタンプ印字指定手段によりスタンプ印字指定され
    た場合に、前記ダイナミックデータ格納領域に格納され
    ている画像データを記録後、同一記録媒体上に前記画像
    データの記録された領域と連続した領域に前記スタティ
    ック領域に格納されているスタンプ用画像データを記録
    する、ことを特徴とする画像記録装置。
  6. 【請求項6】 ホスト装置よりディジタル画像データを
    受け取り、記録媒体に画像を記録する画像記録装置であ
    って、 前記画像データを記憶する画像データ記憶手段と、 前記画像データ記憶手段に格納されている画像データに
    関する情報を管理する情報管理手段と、 前記画像データ記憶手段から画像データを順次読み出し
    て画素に応じた画像を記録媒体に記録する画像記録手段
    と、 前記画像データ記憶手段から読み出す画像データを指定
    する画像指定手段と、 前記画像の記録媒体上での記録位置を指定する画像記録
    位置指定手段と、 半固定的にデータを格納する領域であるスタティック領
    域と、一時的にデータを格納する領域であるダイナミッ
    ク領域とに前記画像データ記憶手段を分割管理する格納
    領域管理手段と、 前記スタティック領域に格納されているスタンプ用画像
    データをプリントするか否かを指定するスタンプ印字指
    定手段と、 前記ダイナミック領域に格納されている画像データ記録
    後に、記録媒体サイズを参照して演算により求めた適正
    記録位置に前記スタティックデータ領域に格納されてい
    る画像データを記録するように画像配置を管理する画像
    配置管理手段と、 を有することを特徴とする画像記録装置。
  7. 【請求項7】 前記スタティック領域に格納されている
    データが画質管理用データであることを特徴とする請求
    項5乃至6のいずれかに記載の画像記録装置。
  8. 【請求項8】 ホスト装置よりディジタル画像データを
    受け取り、前記画像データに応じた画像を記録する画像
    記録装置であって、 前記画像データを記憶する画像データ記憶手段と、 前記画像データ記憶手段に格納されている画像データに
    関する情報を管理する情報管理手段と、 前記画像データ記憶手段から画像データを順次読み出し
    て画素に応じた画像を記録媒体に記録する画像記録手段
    と、 前記画像データ記憶手段から読み出す画像データを指定
    する画像指定手段と、 前記画像の記録媒体上での記録位置を指定する画像記録
    位置指定手段と、 半固定的にデータを格納する領域であるスタティック領
    域と、一時的にデータを格納する領域であるダイナミッ
    ク領域とに前記画像データ記憶手段を分割管理する格納
    領域管理手段と、 前記スタティック領域に格納されているスタンプ用画像
    データをプリントするか否かを指定するスタンプ印字指
    定手段と、 前記スタンプ印字指定手段によりスタンプ印字指定され
    た場合に、前記ダイナミック領域に格納されている画像
    データサイズと前記スタティック領域に格納されている
    画像データサイズとを参照して記録媒体のサイズを決定
    する記録媒体サイズ決定手段と、を備えたことを特徴と
    する画像記録装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005349640A (ja) * 2004-06-09 2005-12-22 Seiko Epson Corp 電気式ロック付きプリンタ
JP2018001440A (ja) * 2016-06-28 2018-01-11 株式会社リコー 画像形成装置および方法

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