JP2007079140A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、中間転写体のクリーニング不良やフィルミングが発生するという課題を解決しようとするものである。
【解決手段】 この発明は、画像形成装置の使用状態または使用履歴に応じて、各色のトナー付着パターンのトナー付着量検知に使用する光学式センサと各色のトナー付着パターンの配列を配列A、B、Cに切り換えることが可能であって、配列A、B、Cによって各色のトナー付着パターンの作像順序を異ならせ、前記光学式センサと各色のトナー付着パターンの配列を配列BまたはCとする頻度が所定値以上となった場合、使用する光学式センサ及び前記トナー付着パターンの作成位置を所定のトナー付着パターン検知実行間隔で切り換えるものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は複写機、プリンタ、ファクシミリ等の電子写真方式の画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の電子写真方式の画像形成装置は、感光体からなる像担持体を帯電装置により均一に帯電させて露光装置で露光することにより静電潜像を形成し、この静電潜像を現像装置により現像して転写装置により転写紙などの転写材に転写している。この画像形成装置においては、像担持体上の非画像領域に画像調整用のトナー付着パターンを形成し、このトナー付着パターンの濃度を光反射型フォトセンサによって検出し、その検出結果に応じてトナー補給装置から現像装置へのトナー補給を制御するトナー濃度制御方式が従来から一般に利用されている。
このトナー濃度制御方式においては、光反射型フォトセンサの出力値のうち、像担持体上のトナー付着パターンに対する光反射型フォトセンサの出力をVsp、像担持体上のトナー非付着部に対する光反射型フォトセンサの出力値をVsgとすると、通常はVsp/Vsgが一定になるようにトナー補給制御を行う。トナー付着パターンのトナー付着量が少なくなると、Vsp/Vsgが上昇し、現像装置内の現像剤のトナー濃度を低いと判断してトナー補給装置から現像装置へトナー補給を行うことでトナー濃度を一定に保つ。逆にVsp/Vsgが低い場合には、現像装置内の現像剤のトナー濃度が高いと判断してトナー補給は行わない。
一方、感光体の経時的な感度劣化や画像形成装置本体の使用環境による感度変化等によって一定の帯電・露光・現像等の作像条件では画像が安定しないため、電位センサ等によって感光体表面電位を検出し、その検出結果に基づいて上記作像条件を制御することで画質の安定化を図ることも一般的である。但し、電位センサは比較的に高価なものであり、高級機種以外にはあまり搭載されていない。電位センサ無しで作像条件を制御する方法として以下の方法がある。
これは、トナー濃度制御用の光反射型フォトセンサを用いて、感光体表面の地肌汚れレベルを検出するというものであり、帯電装置に印加する帯電電圧を感光体表面の地肌汚れレベル検出領域で通常の画像部よりも低めに設定し、感光体表面の暗部電位Vdと現像バイアス電圧Vbとの差分である地肌ポテンシャルを小さくなるようにする。この作像条件では、通常は感光体表面にうっすらと地肌汚れが発生するため、感光体表面の地肌汚れレベル検出領域で光反射型フォトセンサにより検出した出力値Vsdpも上記Vsgよりやや低下する。
帯電装置に同じ帯電電圧を印加しても、感光体劣化や帯電装置劣化、環境変動等によって、感光体表面の暗部電位Vdが変動すると、地肌汚れレベルが変動し、上記Vsdpの変動が大きくなる。つまり、このVsdpの変化を光反射型フォトセンサで検出して、Vdが狙いの電位となるように帯電装置印加電圧にフィードバックしている。
このほか、カラー複写機やカラープリンタにおいては、複数の感光体上に形成した複数色のトナー像を重ね合わせて中間転写体上に転写することでカラー画像を形成して該カラー画像を転写材に一括して転写するため、現像工程、転写工程などにおけるトナー付着量はより厳密に制御する必要があり、そのための中間調補正といった作像条件制御が不可欠となる。
しかし、これら作像条件制御は、作像条件を変化させて異なるトナー付着量のパターン像を複数作成するため、通常の作像動作と同時に実行することが困難であり、作像条件制御の動作中は、画像形成動作を一時的に休止する必要がある。この画像形成動作を一時的に休止する時間は、画像形成装置の操作者にとって作業が出来なくなるダウンタイムとなってしまうことから、作像条件制御の実行タイミングは、画像形成装置の操作に極力影響がない時期が適しており、一般的に画像形成装置本体の電源投入直後のウォームアップ中に行われることが多い。しかし、近年の省エネルギー化、使いやすさ重視の傾向に伴って、画像形成装置本体のウォームアップタイムやジョブ間のダウンタイムは極力短くする必要がある。
ダウンタイムの低減策としては、画像形成装置の操作者が待ち時間と感じにくいタイミングを選んで各種作像条件制御などの動作を実行することも有効であり、そのタイミングとしては例えば画像形成動作直後や使用頻度が低下する時間帯などがある。また、画像形成装置の使用状態に応じて、各種作像条件制御動作の実行頻度を変えることも有効である。
上記の各種制御動作についても、複数の動作をシリアルではなくパラレルに実行して短時間で作像条件制御および上記トナー濃度制御の基準値設定等やその他の条件設定を完了させる必要がある。並列処理によって制御動作の実行時間を短縮する方法としては、上記光反射型フォトセンサを用いて、複数色の帯電装置印加電圧、現像バイアス電圧を制御する際に、上記光反射型フォトセンサを主走査方向に複数配置して、複数色分の作像条件を同時に制御することが従来より考えられている。このセンサ複数配列方式は、制御動作の実行時間短縮に効果がある反面、トナー色毎に用いる光反射型フォトセンサの特性ばらつきの影響がトナー色毎の制御ばらつきとなり、色味変動などの画質不良の要因と成り得る。
そこで、各種条件設定を短時間で完了させると共に、オペレータに不都合無く、画像形成装置の状態に応じた最適な作像条件制御を実行し、安定した画像品質を維持させることを目的として複数のトナー付着パターンの配列を切り換える画像形成装置が提案されている。
特許文献1には、中間転写体上に異なる色のトナー像の組み合わせからなる色ずれ検出用のパターンを全周に亘って形成するパターン形成手段と、該手段により形成されたパターンからそのパターンを形成している色のトナー像の中間転写体の移動方向の相対的な位置ずれを検出する位置ずれ検出手段と、該位置ずれ検出手段が検出した位置ずれ情報を基にしてその位置ずれを正すように中間転写体の移動速度を補正する移動速度補正手段とを設けた中間転写装置が記載されている。
特許文献2には、回転駆動される複数の像担持体上に電子写真方式で形成したトナー像を中間転写体に転写しカラー画像を得る画像形成装置において、前記像担持体毎に前記像担持体に対向して設けられ、対抗する前記像担持体に形成されたトナー像の濃度を光学的に検出する複数の第1の検出器と、前記中間転写体に対向して設けられ、前記中間転写体に転写されたトナー像の濃度を光学的に検出する第2の検出器と、トナー像である基準トナーパッチを各前記像担持体上に形成し中間転写体に転写させるトナーパッチ形成手段と、前記第2の検出器の検出結果に基づいて前記第1の検出器の検出結果を補正する補正手段と、補正された前記第1の検出器の検出結果に基づいて画像濃度制御を実行する画像濃度制御手段とを備えた画像形成装置が記載されている。
特開2004−280016 特開2005―92118
しかし、上記複数のトナー付着パターンの配列を切り換える画像形成装置でも、中間転写体上にその回転方向へ多数のトナー付着パターンを作成するカラー複写機やカラープリンタの場合には、中間転写体の表面をクリーニングするクリーニング装置は負担が大きくてクリーニング不良が発生し、かつ、中間転写体のフィルミングが発生するという不具合が生じる。
本発明は、複数のトナー付着パターンの配列を切り換える画像形成装置であるにもかかわらず、中間転写体の表面をクリーニングするクリーニング装置の負担を軽減でき、中間転写体表面のクリーニング不良やフィルミングを回避することができ、極力簡潔な制御動作を実行できる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、現像装置をそれぞれ有し像担持体上に複数色のトナー像をそれぞれ形成する複数組の作像手段と、回転駆動される中間転写体と、前記複数組の作像手段の各前記像担持体上に形成された各色のトナー像を前記中間転写体上に重ね合わせて一次転写する一次転写手段と、前記中間転写体上に重ね合わせて一次転写された各色のトナー像を一括して転写材に二次転写させる二次転写手段と、前記複数組の作像手段の各前記像担持体上の非画像領域に画像調整用の各色のトナー付着パターンをそれぞれ形成させてこれらのトナー付着パターンを前記中間転写体上に該中間転写体の走行方向に対して垂直な方向に配列されるように一次転写させるトナー付着パターン形成手段と、前記中間転写体の表面に対向して設けられ前記中間転写体上の各色のトナー付着パターンを検知する複数の光学式センサと、このセンサの検出値によって所定の制御動作を行う制御手段とを有する画像形成装置において、当該画像形成装置の使用状態または使用履歴を認識する認識手段を備え、この認識手段の認識した情報に応じて、前記複数の光学式センサにて検知する各色のトナー付着パターンの配列と前記複数の光学式センサのうちの使用する光学式センサを、前記複数の光学式センサと複数のトナー色とを1対1で対応させて使用する配列Aと、前記複数の光学式センサのうち黒トナー専用の光学式センサとカラートナー用光学式センサとの2個のセンサのみを使用する配列Bと、全トナー色と前記複数の光学式センサのうちの1個のセンサとを対応させて使用する配列Cとに切り換えることが可能であって、前記配列A、B、Cによって前記複数組の作像手段による各色のトナー付着パターンの作像順序を異ならせ、前記光学式センサと各色のトナー付着パターンの配列を前記配列BまたはCとする頻度が所定値以上となった場合、前記光学式センサ及び前記トナー付着パターンの作成位置を所定のトナー付着パターン検知実行間隔で切り換えるものである。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の画像形成装置において、前記頻度は前記配列を前記BまたはCとする比率であるものである。
請求項3に係る発明は、請求項1記載の画像形成装置において、前記頻度は前記配列を前記BまたはCとする連続回数であるものである。
請求項4に係る発明は、請求項1記載の画像形成装置において、前記光学式センサまたは前記トナー付着パターン作成位置の切り換えタイミングが可変であるものである。
請求項5に係る発明は、請求項1記載の画像形成装置において、前記中間転写体の動作量を積算する動作カウンタを備え、前記動作カウンタの積算値に応じて前記光学式センサまたは前記トナー付着パターン作成位置の切り換えタイミングを変更するものである。
請求項6に係る発明は、請求項5記載の画像形成装置において、前記動作カウンタは前記中間転写体の回転駆動時間を積算するものである。
請求項7に係る発明は、請求項5記載の画像形成装置において、前記動作カウンタは前記中間転写体の回転駆動距離を積算するものである。
本発明によれば、複数のトナー付着パターンの配列を切り換える画像形成装置であるにもかかわらず、中間転写体の表面をクリーニングするクリーニング装置の負担を軽減でき、中間転写体表面のクリーニング不良やフィルミングを回避することができ、極力簡潔な制御動作を実行できる。
図1は本発明の1実施形態である画像形成装置を示す。この実施形態の画像形成装置は、電子写真方式の画像形成装置としてのカラー複写機であり、通常の画像形成動作が以下に示す通り一般的なものである。すなわち、図示しない露光装置としての画像読み取り装置は、コンタクトガラス上に載置された原稿を露光ランプによって走査しながら露光し、その反射光をスキャナーで3原色に色分解して読み取り、その3原色の原稿画像情報を3原色のデジタル画像情報に変換して出力する。この画像読み取り装置からの3原色のデジタル画像情報は図示しない画像処理部で所定の処理が施されて複数色、例えばイエロー、シアン、マゼンタ、ブラック:黒(以下、Y、C、M、Kという)の記録色の画像信号に変換される。
本実施形態は、複数色例えばY、C、M、Kの各色のトナー像をそれぞれ形成する複数組の作像手段としての作像ユニット6Y、6C、6M、6Kを有する。この作像ユニット6Y、6C、6M、6Kは、像担持体としてのドラム状感光体1Y、1C、1M、1Kと、この感光体1Y、1C、1M、1Kの周囲に配置されたクリーニング装置2Y、2C、2M、2K、図示しない除電装置、帯電装置4Y、4C、4M、4K、現像ローラ51Y、51C、51M、51Kを有する現像装置5Y、5C、5M、5K等を備えている。
各作像ユニット6Y、6C、6M、6Kにおいては、感光体1Y、1C、1M、1Kは、図示しない駆動部により時計回り方向に回転駆動され、帯電装置4Y、4C、4M、4Kにより一様に帯電される。露光装置7は、上記画像処理部からのY、C、M、K各色の画像信号によりそれぞれ光源としての半導体レーザを駆動することで該半導体レーザからY、C、M、K各色の画像信号でそれぞれ変調した複数の光ビームとしてのレーザ光を出射し、これらのレーザ光をそれぞれポリゴンミラーで偏向走査してfθレンズを介して帯電後の感光体1Y、1C、1M、1Kに照射して感光体1Y、1C、1M、1Kを露光走査することで各感光体1Y、1C、1M、1K上に静電潜像を形成させる。感光体1Y、1C、1M、1K上の静電潜像は、現像装置5Y、5C、5M、5Kにより現像されてY、C、M、K各色のトナー像となる。
中間転写装置は、無端状の中間転写体としての中間転写ベルト8と、この中間転写ベルト8が張架される二次転写バックアップローラを兼ねた駆動ローラ12、クリーニングバックアップローラである従動ローラ13、テンションローラ14,15、一次転写手段(一次転写部材)としての転写バイアスローラ9Y、9C、9M、9K、クリーニング装置10などを有し、駆動ローラ12が図示しない駆動源により回転駆動されることで中間転写ベルト8が回転する。
作像ユニット6Y、6C、6M、6Kは、Y、C、M、K各色のトナー像が順次に作像されるように中間転写体としての中間転写ベルト8の直下に1列に配列される。中間転写ベルト8は、転写バイアスローラ9Y、9C、9M、9Kと感光体1Y、1C、1M、1Kとの各ニップ部を通過する際に、図示しない電源から転写バイアスローラ9Y、9C、9M、9Kに印加される転写バイアスによる転写電界により、感光体1Y、1C、1M、1K上に形成されている各色のトナー像が順次に重ね合わせて転写されてフルカラー画像が形成される。
露光装置7の下側には、給紙カセット26、給紙ローラ27を有する給紙装置が配置されている。給紙カセット26は記録材としての転写紙Pが複数枚重ねて収納されており、一番上の転写紙Pが給紙ローラ27により給紙されてレジストローラ28へ搬送される。レジストローラ28は、タイミングをとって回転して転写紙Pを二次転写ニップ部へ搬送する。
二次転写バックアップローラ12は二次転写手段(二次転写部材)としての二次転写ローラ19との間に中間転写ベルト8を挟み込んで二次転写ニップ部を形成し、図示しない電源から二次転写ローラ19に転写バイアスが印加されて転写電界が形成される。中間転写ベルト8上に形成されたフルカラー画像は、二次転写ニップ部で転写電界により転写紙Pに転写される。二次転写ローラ19は、図示しない接離手段としての接離機構により中間転写ベルト8に対してフルカラー画像の転写時に接触されてその他の時に離間される。二次転写ニップ部でフルカラー画像が転写された転写紙Pは、定着装置20の定着ローラ20aと加圧ローラ20bとのニップ部を通過する際に熱と圧力とによりフルカラー画像が定着され、図示しない排紙ローラにより外部へ排出される。また、各作像ユニット6Y、6C、6M、6Kの感光体1Y、1C、1M、1Kは、トナー像転写後にクリーニング装置2Y、2C、2M、2Kにより残留トナーが除去され、図示しない除電装置により除電されて次の画像形成に備える。
二次転写バックアップローラ12の近傍、すなわち、中間転写ベルト8の回転方向における二次転写ニップ部の直後の上方には、濃度検知手段としての複数の光学式センサ40(図2に示す40Y、40C、40M、40K)が中間転写ベルト8の回転方向に対して垂直な方向に配列されて中間転写ベルト8の表面に対向して下向きに設けられる。この複数の光学式センサ40は、光反射型フォトセンサからなり、中間転写ベルト8上の作像領域外に形成された各色のトナー付着パターンのトナー付着量を検知する。
現像装置5Y、5C、5M、5Kは、それぞれY,C,M,K各色の磁性トナーとキャリアを含む二成分現像剤が収容され、この二成分現像剤が攪拌部材により攪拌される。現像剤担持体としての現像ローラ51Y、51C、51M、51Kは内部の磁石により現像剤を担持して搬送する。現像ローラ51Y、51C、51M、51K上の現像剤は図示しないドクタ部材により一定量に規制され、感光体1Y、1C、1M、1K上の静電潜像は感光体1Y、1C、1M、1K上と現像装置5Y、5C、5M、5Kの現像ローラ51Y、51C、51M、51Kとの間の現像領域で現像装置5Y、5C、5M、5Kの現像ローラ51Y、51C、51M、51K上の現像剤により現像される。各現像装置5Y、5C、5M、5K内の二成分現像剤のトナー濃度はそれぞれ図示しないトナー濃度検知手段としてのトナー濃度センサにより検知される。現像ローラ51Y、51C、51M、51Kは図示しない現像バイアス電源から所定の現像バイアスが印加される。現像装置5Y、5C、5M、5Kは、それぞれ図示しないトナー補給装置から経路52Y、52C、52M、52Kを介してY,C,M,K各色のトナーが補給される。
本実施形態は、上述のようにフルカラー画像の形成を行うモードを有するが、更に作像ユニット6Y、6C、6M、6Kのいずれか1つのみを動作させて単色画像を転写紙Pに形成するモードや、作像ユニット6Y、6C、6M、6Kのいずれか2つのみを動作させて二色画像を転写紙Pに形成するモードを有する。
図2は本実施形態における制御系の一部を示す。制御手段としての主制御部30は、CPU32、RAM33、ROM34、I/Oインターファース35を有するマイクロコンピュータで構成される。この主制御部30は、図示しない操作手段としての操作パネルからの設定情報などが入力されるとともに、ブラック用光学式センサとしてのブラック用フォトセンサ40K、イエロー用フォトセンサ40Y,シアン用フォトセンサ40C、マゼンタ用フォトセンサ40Mからの検知情報、上記トナー濃度センサからの検知情報が入力される。
次に、本実施形態の作像条件制御動作について説明する。
本実施形態では、感光体1Y、1C、1M、1K周りの作像条件を自動的に調整する動作として次のようなものがある。
(1)光反射型フォトセンサ40Y、40C、40M、40Kの初期設定
主制御部30は中間転写ベルトとしての1次転写ベルト8の表面の地肌部に対するフォトセンサ40Y、40C、40M、40Kの出力Vsgに基づいてフォトセンサ40Y、40C、40M、40Kの発光部を制御して1次転写ベルト8の表面の地肌部に対するフォトセンサ40Y、40C、40M、40Kの出力Vsgを4.0vに設定する。これは、中間転写ベルト8表面の地肌部に対するフォトセンサ40Y、40C、40M、40Kの出力Vsgがフォトセンサ40Y、40C、40M、40Kの感度、感光体1Y、1C、1M、1Kの反射率によって変化するので、中間転写ベルト8やフォトセンサ40Y、40C、40M、40Kの交換時には必須の動作である。
(2)感光体1Y、1C、1M、1Kの表面電位制御
主制御部30は図示しない帯電装置用電源を制御して帯電装置4Y、4C、4M、4Kに帯電装置用電源から感光体表面電位制御時に通常の作像時よりも低目の帯電電圧を印加させ、感光体1Y、1C、1M、1K表面の地肌汚れが発生する領域からトナーが転写された中間転写ベルト8上で地肌汚れレベル(トナー付着量)がフォトセンサ40Y、40C、40M、40Kによって検出される。主制御部30は、フォトセンサ40Y、40C、40M、40Kの検出結果に基づいて上記帯電装置用電源にフィードバックをかけて帯電装置用電源から帯電装置4Y、4C、4M、4Kへの印加電圧を制御することで感光体1Y、1C、1M、1Kの表面電位を制御する。経時、環境で感光体1Y、1C、1M、1Kの膜削れ、感度劣化等により感光体1Y、1C、1M、1Kの表面電位変動が発生するため、感光体1Y、1C、1M、1Kの表面電位制御は逐次実行する必要がある。
(3)現像ポテンシャル電位制御
主制御部30は、露光装置7の半導体レーザ発光パワーおよび帯電装置用電源から帯電装置4Y、4C、4M、4Kへの印加電圧を固定し、現像バイアス電源を制御して現像バイアス電源から現像装置5Y、5C、5M、5Kの現像ローラへの現像バイアス電圧を多段階に変化させることで感光体1Y、1C、1M、1Kの表面に複数個のトナー付着パターンの静電潜像を形成する。この複数個のトナー付着パターンの静電潜像は現像装置5Y、5C、5M、5Kにより現像されてトナー付着量の異なる複数個のトナー付着パターン像となる。これらのトナー付着パターン像は中間転写ベルト8の作像領域外に転写され、そのトナー付着パターン像のトナー付着量がフォトセンサ40Y、40C、40M、40Kで検知される。主制御部30は、フォトセンサ40Y、40C、40M、40Kで検知したトナー付着量が目標値となるように現像バイアス電源を制御して現像バイアス電圧を調整し決定する。
(4)トナー濃度制御基準値設定
本実施形態の機械を長時間放置した場合にはトナー帯電量の低下によりトナー濃度制御レベルが変化する場合がある。そこで、主制御部30は、露光装置7の半導体レーザ発光パワーおよび帯電装置用電源から帯電装置4Y、4C、4M、4Kへの印加電圧を固定し、現像バイアス電源を制御して現像バイアス電源から現像装置5Y、5C、5M、5Kの現像ローラへの現像バイアス電圧を多段階に変化させることで感光体1Y、1C、1M、1Kの表面に複数個のトナー付着パターンの静電潜像を形成する。この複数個のトナー付着パターンの静電潜像は現像装置5Y、5C、5M、5Kにより現像されてトナー付着パターン像となり、中間転写ベルト8の作像領域外に転写される。フォトセンサ40Y、40C、40M、40Kはそのトナー付着パターンのトナー付着量を検知し、主制御部30はフォトセンサ40Y、40C、40M、40Kの検知結果に応じて、現像装置5Y、5C、5M、5K内の現像剤のトナー濃度をそれぞれ検知する上記トナー濃度センサの制御基準値(トナー濃度制御基準値)を制御(最適化)する。
(5)現像剤攪拌
上記(3)と同様に本実施形態の機械放置後に低下したトナー帯電量を回復させるために、主制御部30は、現像装置5Y、5C、5M、5K内の攪拌部材を回転駆動する駆動部を制御して攪拌部材を回転駆動させることで該攪拌部材に現像装置5Y、5C、5M、5K内の現像剤を攪拌させる。
(6)トナー補給制御
主制御部30は、上記トナー濃度センサの出力信号、上記トナー濃度制御基準値および、画素検知データ(上記画像信号から検知した画素のデータ)より、トナー補給時間を算出し、上記トナー補給装置にトナー補給を行わせるトナー補給モータをそのトナー補給時間だけ駆動する。
(7)中間調補正
主制御部30は、現像バイアス電源及び帯電装置用電源を制御して所定の現像バイアス電圧と帯電電圧を出力させ、露光装置7内の半導体レーザの発光パワーを変化させて感光体1Y、1C、1M、1Kの表面に静電潜像を形成し、この静電潜像を現像装置5Y、5C、5M、5Kで現像することにより複数のトナー付着パターンを作像させる。これらのトナー付着パターン像は中間転写ベルト8の作像領域外に転写され、そのトナー付着パターン像のトナー付着量がフォトセンサ40Y、40C、40M、40Kで検知される。主制御部30は、フォトセンサ40Y、40C、40M、40Kの出力信号より現像装置5Y、5C、5M、5Kの入出力特性を求め、この特性が目標値となるように露光装置7内の半導体レーザの発光パワーを変更する。
(3)現像ポテンシャル電位制御と(7)中間調補正は、トナー付着量の異なる10個のパターンを作像するので、比較的長時間必要となる。
感光体1Y、1C、1M、1K上の通常の作像領域外に形成されたトナー付着パターンは、中間転写ベルト8上に転写され、2次転写工程の下流に配置されたフォトセンサ40Y、40C、40M、40Kによって反射光量、すなわちトナー付着量が検知される。この時、中間転写ベルト8上のトナー付着パターンが乱れないようにするため、2次転写ローラ19は図示しない接離手段により中間転写ベルト8から離間される。
本実施形態では、フォトセンサ40Y、40C、40M、40Kは、トナー飛散等の汚れを避けるために駆動ローラ12の近傍、すなわち2次転写工程直後の位置に下向きに設置されている。また、K、M、C、Yの4色のトナー付着パターンの検知を極力短時間で実施するため、中間転写ベルト8上の副走査方向に各色専用にトナー付着パターンを検知できるように計4個の光反射型フォトセンサ40Y、40C、40M、40Kを配列し、4個のフォトセンサ40Y、40C、40M、40Kのトナー付着パターン同時検知を可能にしている。すなわち、フォトセンサ40Y、40C、40M、40Kは、中間転写ベルト8の回転方向(副走査方向)に垂直な方向に所定の間隔で一列に配列される。
次に、フォトセンサ40Y、40C、40M、40Kと各色の作像条件制御用トナー付着パターンの配列について図3を用いて説明する。
本実施形態では、上記のように制御動作の実行時間短縮を図るために4個のフォトセンサ40Y、40C、40M、40Kを副走査方向に配列しており、それらを使って以下の3通りの制御仕様で動作が実行できるようにしている。
配列A
配列Aは、図3[A]に示すようなフォトセンサ40Y、40C、40M、40Kと中間転写ベルト8上の各色の作像条件制御用トナー付着パターン(ブラックのトナー付着パターンKP,イエローのトナー付着パターンYP,シアンのトナー付着パターンCP,マゼンタのトナー付着パターンMP)の配列Aであり、4個のセンサ40Y、40C、40M、40K全てに各色毎のトナー付着パターンKP,YP,CP,MPを検知させる。
フォトセンサ40Y、40C、40M、40Kの配列は中間転写ベルト8の回転方向に垂直な方向に所定の間隔で配列されており、中間転写ベルト8にはそれぞれのフォトセンサ40Y、40C、40M、40Kの位置に対応させて各色のトナー付着パターンKP,YP,CP,MPを副走査方向(中間転写ベルト8の回転方向)に10個の異なる作像条件で作成し、フォトセンサ40Y、40C、40M、40Kが各々のトナー付着量の異なるトナー付着パターン像KP,YP,CP,MPを検知してそのトナー付着量を主制御部30で算出する。
4色分のトナー付着パターンKP,YP,CP,MPは中間転写ベルト8上の各位置P1〜P10毎に同時に作像されて検知されるため、トナー付着パターンKP,YP,CP,MPの検知に要する時間は実質的に1色分のみと同等である。配列Aは、動作時間の短縮に対して最も効果的なトナー付着パターン配列であるが、各色毎に検知するフォトセンサが異なるため、フォトセンサの特性値ばらつきの影響は受けやすく、グレーバランス等の画質劣化に対して、やや不利な面をもつ。主制御部30は、パターン配列Aを初期設定状態とする。
配列B
配列Bは、両端のフォトセンサ40K,40M2個のみを使用し、手前側のフォトセンサ40Kをブラック用フォトセンサとし、その中間転写ベルト8上の位置に対応させてブラックのトナー付着パターンKPを中間転写ベルト8上に作像する。一方、奥側のフォトセンサ40MはY,C,M用フォトセンサとし、その位置に対応させてY,C,Mの各トナー付着パターンYP、CP,MPを10個ずつ作像する。
この配列Bは、奥側のフォトセンサ40M1個で3色分(トナー付着パターン30個)の検知を行うため、トナー付着パターンの検知に要する時間は上記の配列Aと比較して3倍となるデメリットがあるが、フォトセンサ40M1個に対してY,C,Mの3色のトナー付着パターンを検知するため、3色のトナー付着パターンYP、CP,MPの検知結果にはフォトセンサの特性ばらつきが無く、3色のトナー付着パターンのトナー付着量を均等に制御することが可能である。主制御部30は、例えばフォトセンサが1個乃至2個故障し或いはトナー飛散等で検知不能となった場合や、時間的に余裕がある状態で、かつ、上記のようなフォトセンサ間の特性ばらつきを避けたい場合などの積極的な活用を目的とする場合に配列Bに切り換える。
配列C
配列Cは、上記の配列Bにおいて、更にブラックのトナー付着パターンも一緒に一つのフォトセンサ40Mで検知する配列である。フォトセンサ40M1個で4色分のトナー付着パターンの検知を行うため、トナー付着パターンの検知に要する時間は上記の配列Aと比較して4倍となるデメリットがあるが、万一フォトセンサが2個も故障または検知不能となった場合でも残りのセンサによって作像条件制御が可能となるメリットがある。
フォトセンサの特性ばらつき低減に関しては、通常は上記配列Bで十分である。
本実施形態の画像形成装置本体の使用状態または使用履歴を示す使用状態・使用履歴情報としては、以下のようなものがあり、使用状態・使用履歴情報を認識する使用状態・使用履歴情報認識手段としては以下のようなものがある。
・フルカラー作像頻度情報・・・主制御部30は、フルカラー画像を形成した転写紙Pの枚数をカウントするフルカラー作像カウンタと、画像を形成した転写紙Pの枚数を全てカウントする全作像カウンタとを有する。フルカラー作像カウンタ及び全作像カウンタは主制御部30に含まれる。したがって、主制御部30はフルカラー画像形成枚数、全画像形成枚数という使用状態・使用履歴情報を認識する使用状態・使用履歴情報認識手段を兼ねている。
・プリント(画像形成)動作直後であるか否かという情報・・・主制御部30は、プリント(画像形成)ジョブ受付信号を記憶しており、プリントジョブ受付信号に基づいてプリント(画像形成)動作直後であるか否かを判断して、プリント(画像形成)動作直後であるか否かという情報を求める。したがって、主制御部30はプリント(画像形成)動作直後であるか否かという情報を認識する使用状態・使用履歴情報認識手段を兼ねている。
・現在時刻情報・・・主制御部30は、本実施形態の画像形成装置本体の内蔵時計から現在時刻を取得する。したがって、主制御部30は現在時刻情報を認識する使用状態・使用履歴情報認識手段を兼ねている。
・前回の作像動作終了後からの経過時間情報・・・主制御部30は、本実施形態の画像形成装置本体の内蔵時計から前回の作像動作終了後からの経過時間を求め、またはタイマーに前回の作像動作終了後からの経過時間を計時させる。したがって、主制御部30は前回の作像動作終了後からの経過時間を認識する使用状態・使用履歴情報認識手段を兼ねている。
・光学式センサ40Y、40C、40M、40K出力の正常/異常情報・・・主制御部30は、フォトセンサ40Y、40C、40M、40Kの出力信号(初期調整値など)から光学式センサ40Y、40C、40M、40K出力が正常であるか異常であるかを判断する。したがって、主制御部30は光学式センサ40Y、40C、40M、40K出力が正常であるか異常であるかを認識する使用状態・使用履歴情報認識手段を兼ねている。
本実施形態は、光学式センサ40Y、40C、40M、40Kが二次転写部より中間転写ベルト8回転方向の下流に配置されているため、中間転写ベルト8上のトナー付着パターンを光学式センサ40Y、40C、40M、40Kで検知する際には、図示しない接離手段により二次転写ローラ19を中間転写ベルト8から離間させる必要がある。
主制御部30は、上記使用状態・使用履歴情報認識手段の使用状態・使用履歴情報に応じて(本実施形態の使用状態・使用履歴に応じて)、光学式センサ40Y、40C、40M、40Kのうちの使用する光学式センサ及びトナー付着パターンの作成位置を切り換えることにより配列A,B,Cを切り換える配列切換手段を兼ねている。
例えば、主制御部30は、上記使用状態・使用履歴情報認識手段の使用状態・使用履歴情報に基づいて、画像形成動作直後に配列Aに切り換えて中間調濃度補正制御のためのトナー付着パターンを作成する。この画像形成動作直後に中間調濃度補正制御のためのトナー付着パターンを配列Aで作成する場合について以下に詳しく説明する。
中間転写ベルト8上の最終プリント(最終形成)の画像の後端が二次転写工程を通過した後に、接離手段が主制御部30による制御で二次転写ローラ19を中間転写ベルト8から離間させる離間動作を開始する。その後、主制御部30は、各作像ユニット6Y、6C、6M、6Kを制御して各色のトナー付着パターンを作成させる。すなわち、主制御部30は、現像バイアス電源及び帯電装置用電源を制御して所定の現像バイアス電圧と帯電電圧を出力させ、露光装置7内の半導体レーザの発光パワーを変化させて感光体1Y、1C、1M、1Kの表面に静電潜像を形成し、この静電潜像を現像装置5Y、5C、5M、5Kで現像することにより複数のトナー付着パターンKP,YP,CP,MPを作像させる。これらのトナー付着パターンKP,YP,CP,MPは中間転写ベルト8の作像領域外に転写され、そのトナー付着パターンKP,YP,CP,MPのトナー付着量がフォトセンサ40Y、40C、40M、40Kで検知される。主制御部30は、フォトセンサ40Y、40C、40M、40Kの出力信号より現像装置5Y、5C、5M、5Kの入出力特性を求め、この特性が目標値となるように露光装置7内の半導体レーザの発光パワーを変更する。
各色のトナー付着パターンKP,YP,CP,MPを中間転写ベルト8上に作成すると、最下流側の作像(本実施形態ではブラックの作像)に比べて、最上流側の作像(本実施形態ではイエローの作像)が作像ユニット6Y、6K間の距離分だけ上流側にあるため、全色のトナー付着パターンKP,YP,CP,MPを光学式センサ40Y、40C、40M、40Kで検知し終るまでに、中間転写ベルト8の各作像ユニット6Y、6C、6M、6K間の距離の3倍(作像ユニット6Y〜6K間の距離)の移動時間分がロスタイムとなる。
そこで、主制御部30は、各色の作像ユニット6Y、6C、6M、6Kにおいて、最終プリントの画像後端の作像が終了した直後にトナー付着パターンを作像させていく。すなわち、主制御部30は、最上流側(イエローの作像ユニット6Y側)から最下流側(ブラックの作像ユニット6K側)に向かって、順次にプリント画像後端の作像直後にトナー付着パターンを作成させることで、中間転写ベルト8上では各色のトナー付着パターンKP,YP,CP,MPをプリント画像(形成画像)と同じように先頭位置が合った状態で並列に形成させ、上記のようなロスタイムを発生させないようにする。
二次転写ローラ19の中間転写ベルト8に対する離間動作では、プリント画像後端が二次転写工程を通過した直後に二次転写ローラ19が中間転写ベルト8から離間することにより、中間転写ベルト8上のトナー付着パターンKP,YP,CP,MPを二次転写ローラ19に転写することはなく、例え離間動作時に衝撃が発生した場合でも、その衝撃がトナー付着パターンに与える影響は二次転写後の二次転写ローラ19離間動作時の一瞬だけであるため、主制御部30がそのタイミングで作像したトナー付着パターンのみ検知対象から外すことで、その衝撃が中間調補正制御に大きな影響を与えることなく短時間で中間調補正制御を実行することができる。
このように、配列Aのような複数の光学式センサ40Y、40C、40M、40Kによる並列処理を実行する場合には、一次転写ベルト8の回転方向の上流側から下流側にトナー付着パターンを順次に作像していくことで、複数のトナー付着パターン検知のロスタイムを低減させ、その実行時間を短縮化することができる。
次に、配列Cでトナー付着パターンKP,YP,CP,MPを作成して検知する場合について説明する。図3[C]に示すように、使用する光学式センサが一つの光学式センサ40Mしかないので、中間転写ベルト8の回転方向に垂直な主走査方向に同時に複数のトナー付着パターンKP,YP,CP,MPを作成することはできない。従って、主制御部30は、各作像ユニット6Y、6C、6M、6Kを制御して各色のトナー付着パターンKP,YP,CP,MPを副走査方向に一直線上に並ぶように作成させるが、各色のトナー付着パターンKP,YP,CP,MPの作像順が配列Aと同じ作像順であっても、その逆の作像順であっても、一色のトナー付着パターンが一次転写ベルト8上に形成し終わる直後に次の色のトナー付着パターンを一次転写ベルト8上に形成するように作像タイミングを決めることでロスタイムを発生させない。
ところが、二次転写ローラ19の離間時の衝撃の影響を避けるためには、最終プリントの画像後端が二次転写工程を通過した直後に二次転写ローラ19を接離手段により一次転写ベルト8から離間させ、その直後からトナー付着パターンを作成して検知するという動作順序が必須となる。この場合、最上流側(イエローの作像ユニット6Y側)からトナー付着パターンの作成を開始すると、中間転写ベルト8がその作像開始位置から最下流側(ブラックの作像ユニット6K側)の作像位置までの距離を移動する分だけ複数のトナー付着パターン検知のロスタイムが発生してしまう。一方、最下流側(ブラックの作像ユニット6K側)からトナー付着パターンの作成を開始した場合には、最も二次転写工程に近いところからトナー付着パターンの形成、検知が開始されるため、ロスタイムが無くなる。
そこで、主制御部30は、配列Cのような一つの光学式検知センサによる直列のトナー付着パターン作成及び検知を実行する場合には、各色の作像ユニット6Y、6C、6M、6Kを制御して、一次転写ベルト8の回転方向の下流側から上流側に[ブラックのトナー付着パターンKP→マゼンタのトナー付着パターンMP→シアンのトナー付着パターンCP→イエローのトナー付着パターンYPと順次に作像させていくこで、複数のトナー付着パターン検知のロスタイムを低減させ、その実行時間を短縮化する。
なお、一色のトナー付着パターン10個目の作像が完了してから、次の色のトナー付着パターンの作像を開始すると、各作像ユニット6Y、6C、6M、6K間の距離の移動時間分だけロスタイムが発生してしまうので、主制御部30は、そのロスタイムの発生を抑えるために、各作像ユニット6Y、6C、6M、6Kを制御して、一色のトナー付着パターン10個目の作像が完了してから、中間転写ベルト8の作像ユニット6Y、6C、6M、6K間の距離分の移動時間を前倒しして、次の色のトナー付着パターン作像動作を開始させるという動作を繰り返す。
配列Bの場合には、主制御部30は、図3[B]に示すように、各色の作像ユニット6Y、6C、6M、6Kを制御して、[マゼンタのトナー付着パターン]、[シアンのトナー付着パターン]、[イエローのトナー付着パターン]に関しては配列Cと同様に最下流側(マゼンタのトナー付着パターン)から最上流側(イエローのトナー付着パターン)の順で作像させてこれらのトナー付着パターンのトナー付着量を中間転写ベルト8上で光学式センサ40Y、40C、40Mに検知させ、[ブラックのトナー付着パターン]は1色だけ作成させて専用の光学式センサ40Kによって1色だけ検知させる。このため、ブラックのトナー付着パターンの作成を開始するタイミングは、最終プリントの画像後端の作像直後で作像を開始するタイミングから、一次転写ベルト8上で[イエローのトナー付着パターン]と主走査方向が並ぶような位置から作像を開始するタイミングまでの間であればどこでも良い。この場合、二次転写ローラ19が一次転写ベルト8から離間するタイミングは、最終プリントの画像後端が二次転写工程を通過した直後から[マゼンタのトナー付着パターン]が二次転写工程を通過する直前のタイミングまでとなる。
次に、配列Bまたは配列Cのトナー付着パターン作成および検知動作が繰り返された場合の不具合回避策について説明する。
配列Bまたは配列Cでは、二つの光学式センサ40M,40Kまたは一つの光学式センサ40Mで複数色のトナー付着パターンKP,YP,CP,MPを検知するため、一次転写ベルト8上の副走査方向に複数のトナー付着パターンが形成されることになる。
本実施形態では、各色のトナー付着パターンをそれぞれ10個ずつ形成するので、配列Bの場合にはトナー付着パターン30個を一次転写ベルト8上の極狭い副走査方向の領域に集中的に形成し、配列Cの場合にはトナー付着パターン40個を一次転写ベルト8上の極狭い副走査方向の領域に集中的に形成するため、一次転写ベルト8表面のクリーニング不良の発生が懸念される。
これは低温環境下やクリーニング装置10の経時ブレード摩耗などのクリーニング性劣化時に顕著になりやすい。そこで、このような不具合の発生を避けるために、本実施形態では、主制御部30は、配列Bや配列Cのトナー付着パターンを作成する頻度を算出して該頻度が所定値以上に上昇した場合に、使用する二つの光学式センサ40M,40Kまたは一つの光学式センサ40Mを所定のトナー付着パターン検知実行間隔で切り換え、それに合わせてトナー付着パターンの作成位置も使用する光学式センサに合わせて切り換える。
上記の光学式検知センサの切り換えタイミングおよびトナー付着パターンの作成位置の切り換えタイミングについては、主制御部30は、配列A、B、C全体の実行回数(使用回数)に対する配列B、Cの実行比率(使用比率)が20%以上(初期)となった場合とする。
また、主制御部30は、配列B及びCの実行回数が連続10回以上(初期)となった場合にも、使用する光学式検知センサを所定のトナー付着パターン検知実行間隔で切り換え、それに合わせてトナー付着パターンの作成位置を所定のトナー付着パターン検知実行間隔で変更する。
また、主制御部30は、上記のような使用する光学式センサの切り換えタイミングまたはトナー付着パターンの作成位置切り換えのタイミング、すなわち上記の配列B、Cの実行比率または連続実行回数を、本実施形態のユーザによる設置環境、使用状態に応じて、ユーザにより本体操作部から任意に入力された入力情報に応じて変更する。
一般的に、クリーニング装置10は、クリーニングブレードの摩耗が経時で進行し、クリーニング性も経時で低下していくので、本実施形態では、中間転写ベルト動作カウンタにより中間転写ベルト8の動作量(中間転写ベルト8の回転駆動時間または中間転写ベルト8の回転駆動距離)を積算して本体メモリに蓄積するが、主制御部30は上記使用する光学式センサの切り換え間隔、トナー付着パターンの作成位置切り換え間隔(上記使用する光学式センサの切り換えタイミング、トナー付着パターンの作成位置切り換えタイミング)を上記本体メモリに蓄積された中間転写ベルト8の回転駆動時間積算値または回転駆動距離積算値に応じて短くなるように変更する。
以上のように、本実施形態によれば、像担持体としての感光体1Y、1C、1M、1K上の非画像領域に画像調整用のトナー付着パターンKP,YP,CP,MPを形成し、中間転写体としての中間転写ベルト8上に一次転写し、中間転写体8の走行方向に対して垂直方向でかつ中間転写体8表面に対向させて設けた複数の光学式センサ40Y、40C、40M、40Kによりトナー付着パターンKP,YP,CP,MPのトナー付着量を検知して該検知センサの検出値によって画像形成条件を変えてプロセス制御を行うか、もしくはトナー補給量を変えてトナー濃度を制御する制御手段としての主制御部30を有する画像形成装置において、当該画像形成装置の使用状態または使用履歴を認識する手段を備え、該手段によって認識された情報に応じて、複数設置された光学式センサ40Y、40C、40M、40Kにて検知する複数色のトナー付着パターンKP,YP,CP,MPの配列を、複数設置された光学式センサ40Y、40C、40M、40Kと複数のトナー色を1対1で対応させて使用する配列Aと、黒トナー専用の光学式センサ40Kとカラートナー用光学式センサ40Mの2個のセンサのみを使用する配列Bと、全トナー色を1個のセンサ40Mに対応させる配列Cを切り換え、複数色のトナー付着パターン配列A、B、Cによって各色の作像順序を異ならせる画像形成装置において、使用する光学式センサおよび複数色のトナー付着パターンの配列をBまたはCとする頻度が所定値以上となった場合、トナー付着量の検知に使用する光学式センサ及びトナー付着パターンの作成位置を、所定のトナー付着パターン検知実行間隔で切り換えるので、多数のトナー付着パターンが一箇所に集中することによる一次転写ベルト8のクリーニング不良やフィルミングなどの不具合発生を抑えることができる。
本実施形態によれば、使用する光学式センサ及びトナー付着パターンの作成位置を切り換える頻度として、使用する光学式センサ及び複数色トナー付着パターン配列がBまたはCである比率を用いているので、一次転写ベルトのクリーニングに負担がかかる場合のみに限定して、使用する光学式センサ及びトナー付着パターンの作成位置を切り換えることができ、極力簡潔な制御動作を実行できる。
本実施形態によれば、使用する光学式センサ及びトナー付着パターンの作成位置を切り換える頻度として、使用する光学式センサ及び複数色トナー付着パターン配列がBまたはCである連続回数を用いているので、一次転写ベルトのクリーニングに負担がかかる場合のみに限定して、使用する光学式センサ及びトナー付着パターンの作成位置を切り換えることができ、極力簡潔な制御動作を実行できる。
本実施形態によれば、使用する光学式センサ及びトナー付着パターンの作成位置の切り換えタイミングが変更できるようにしているので、画像形成装置の設置環境や使用状況に応じて、より適した切り換え頻度で一次転写ベルトのクリーニングに負荷を与えずに、トナー濃度制御等の画像調整動作を実行することができる。
本実施形態によれば、画像形成装置に中間転写ベルトの動作量を積算する動作カウンタを備えており、動作カウンタの積算値に応じて、使用する光学式センサまたはトナー付着パターン作成位置の切り換えタイミングを変更するので、経時的にクリーニング能力が低下した中間転写ベルトまたは中間転写ベルトクリーニング装置10に対して、クリーニング不良の発生を未然に防ぐことができる。
本実施形態によれば、動作カウンタとして中間転写ベルトの回転駆動時間を積算する動作カウンタを用いているので、中間転写ベルトクリーニング能力の低下度合いを検出しなくても、トナー付着パターンの作成位置を切り換える頻度を高めることで、クリーニング不良の発生を未然に防ぐことができる。
本実施形態によれば、動作カウンタとして中間転写ベルトの回転駆動距離を積算する動作カウンタを用いているので、中間転写ベルトクリーニング能力の低下度合いを検出しなくても、トナー付着パターンの作成位置を切り換える頻度を高めることで、クリーニング不良の発生を未然に防ぐことができる。
本発明の1実施形態を示す断面図である。 同実施形態における制御系の一部を示すブロック図である。 同実施形態における、使用するフォトセンサと各色の作像条件制御用トナー付着パターンの配列を示す図である。
符号の説明
1Y、1C、1M、1K 感光体
6Y、6C、6M、6K 作像ユニット
8 中間転写ベルト
19 二次転写ローラ
40、40Y、40C、40M、40K 光学式センサ
10 クリーニング装置
30 主制御部

Claims (7)

  1. 現像装置をそれぞれ有し像担持体上に複数色のトナー像をそれぞれ形成する複数組の作像手段と、回転駆動される中間転写体と、前記複数組の作像手段の各前記像担持体上に形成された各色のトナー像を前記中間転写体上に重ね合わせて一次転写する一次転写手段と、前記中間転写体上に重ね合わせて一次転写された各色のトナー像を一括して転写材に二次転写させる二次転写手段と、前記複数組の作像手段の各前記像担持体上の非画像領域に画像調整用の各色のトナー付着パターンをそれぞれ形成させてこれらのトナー付着パターンを前記中間転写体上に該中間転写体の走行方向に対して垂直な方向に配列されるように一次転写させるトナー付着パターン形成手段と、前記中間転写体の表面に対向して設けられ前記中間転写体上の各色のトナー付着パターンを検知する複数の光学式センサと、このセンサの検出値によって所定の制御動作を行う制御手段とを有する画像形成装置において、当該画像形成装置の使用状態または使用履歴を認識する認識手段を備え、この認識手段の認識した情報に応じて、前記複数の光学式センサにて検知する各色のトナー付着パターンの配列と前記複数の光学式センサのうちの使用する光学式センサを、前記複数の光学式センサと複数のトナー色とを1対1で対応させて使用する配列Aと、前記複数の光学式センサのうち黒トナー専用の光学式センサとカラートナー用光学式センサとの2個のセンサのみを使用する配列Bと、全トナー色と前記複数の光学式センサのうちの1個のセンサとを対応させて使用する配列Cとに切り換えることが可能であって、前記配列A、B、Cによって前記複数組の作像手段による各色のトナー付着パターンの作像順序を異ならせ、前記光学式センサと各色のトナー付着パターンの配列を前記配列BまたはCとする頻度が所定値以上となった場合、前記光学式センサ及び前記トナー付着パターンの作成位置を所定のトナー付着パターン検知実行間隔で切り換えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、前記頻度は前記配列を前記BまたはCとする比率であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1記載の画像形成装置において、前記頻度は前記配列を前記BまたはCとする連続回数であることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1記載の画像形成装置において、前記光学式センサまたは前記トナー付着パターン作成位置の切り換えタイミングが可変であることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1記載の画像形成装置において、前記中間転写体の動作量を積算する動作カウンタを備え、前記動作カウンタの積算値に応じて前記光学式センサまたは前記トナー付着パターン作成位置の切り換えタイミングを変更することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5記載の画像形成装置において、前記動作カウンタは前記中間転写体の回転駆動時間を積算することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項5記載の画像形成装置において、前記動作カウンタは前記中間転写体の回転駆動距離を積算することを特徴とする画像形成装置。
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