JP2007279708A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像品質を低下させることなく、短時間で画像位置ずれ補正を行うことができる画像形成装置及び画像形成方法を提供する。
【解決手段】単色画像を形成する画像形成手段を色別に複数有し、複数の画像形成手段によって形成された単色画像をそれぞれ重ね合わせて多色画像を画像形成する画像形成装置であって、色別に所定の画像位置ずれ補正用パターンを形成する形成手段と、形成手段により形成された画像位置ずれ補正用パターンを2色ずつ検出する複数の検出手段と、検出手段により検出された検出結果に基づいて、2色間の画像位置ずれを補正する補正手段と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数色の画像を形成する際に、画像位置を合わせる制御を行う画像形成装置及び画像形成方法に関する。
従来、カラー画像形成装置においては、複数の基本色の画像を重ね合せて、カラー画像を形成する。このため、各基本色の画像位置がずれると、線画、文字の色が変わったり、画像ムラ(色むら)が発生したりすることになり、画像品質の低下につながってしまう。よって、できる限り各基本色の画像位置を合わせる必要がある。
このようなことから、従来、カラー画像を形成する画像形成装置において、環境温度の変化や、機内温度の変化等、様々な要因により発生する各基本色間の位置ずれを補正する手段が開示されている。
このような従来技術例としては、転写ベルト上に色ずれ検知用パターンを形成し、複数の検知手段で検知した結果に基づいて、傾きを検出し、補正するものがある(特許文献1参照)。別の従来技術としては、転写ベルト上に色ずれ検知用パターンを形成し、複数の検知手段で検知した結果に基づいて、色ずれを補正するものがある(特許文献2参照)。さらに別の従来技術としては、転写ベルト上に色ずれ検知用パターンを形成し、複数の検知手段で検知した結果に基づいて、色ずれを補正するものがある(特許文献3参照)。
上記各特許文献記載の技術はいずれも、転写ベルト上に色ずれ検知用パターンを形成し、それをセンサで検知することで、各基本色間のずれ量(例えば主走査方向の倍率、主走査、副走査のレジスト)を検出している。このずれ量に基づき、各基本色の形成位置を補正することで、各基本色間のずれを補正している。これにより、環境変化だけでなく、経時変化による位置ずれをも補正することができ、色ずれのない高品位の画像を得ることができる。
特許第3569392号公報 特開2000−112205号公報 特開2004−295083号公報
しかしながら、従来の画像形成装置では、転写ベルト上に画像位置ずれ補正用のパターンを形成し、それをセンサで検出するため、1つのセンサで検出するパターン数が多いほど、補正に時間がかかることになる。ユーザーにとっては、待ち時間は少なくしたい要望がある為、トータルのプリントスピードの低下を抑える必要がある。
また、従来の画像形成装置では、連続印刷中に、転写ベルト上に画像位置ずれ補正用のパターンを形成し、補正を行う。このため、プリント画像と次のプリント画像の間(紙間)で画像位置ずれ補正用パターンを形成する必要がある。従って、パターン形成できる領域に制約がある。紙間を延ばすことで多くの領域を確保することができるため、多くのパターンを生成することは可能になるが、反面、プリントスピードが低下してしまう。
本発明は、上記の問題を解決するためのものであり、画像品質を低下させることなく、短時間で画像位置ずれ補正を行うことができる画像形成装置及び画像形成方法を提供することにある。
また、本発明は、2枚以上の画像形成を連続して行う場合においても、画像品質を低下させることなく、かつ、連続印刷におけるプリントスピードを落とすことなく、短時間で画像位置ずれ補正を行うことができる画像形成装置及び画像形成方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、画像位置ずれ補正の精度を向上させることができるとともに、主走査方向の倍率誤差を補正することができる画像形成装置及び画像形成方法を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、請求項1記載の発明は、単色画像を形成する画像形成手段を色別に複数有し、該複数の画像形成手段によって形成された単色画像をそれぞれ重ね合わせて多色画像を画像形成する画像形成装置であって、前記色別に所定の画像位置ずれ補正用パターンを形成する形成手段と、前記形成手段により形成された前記画像位置ずれ補正用パターンにつき、基準色の画像位置ずれ補正用パターンと、所定の1色の画像位置ずれ補正用パターンとを検出する複数の検出手段と、前記検出手段により検出された検出結果に基づいて、前記基準色に対する前記所定の1色の2色間の画像位置ずれを補正する補正手段と、を有することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、回転又は移動する像担持体上に画像データに応じた画像光を照射することにより潜像画像を形成し、該潜像画像を現像手段により顕像化し、該顕像化した画像を、回転又は移動する転写手段によって搬送される記録媒体上に転写するか、又は、前記転写手段に転写した後に該転写手段に転写された画像を記録媒体上に転写することによって、前記記録媒体上に単色画像を形成する画像形成ユニットを色別に複数有し、該画像形成ユニットによって形成された単色画像を前記記録媒体上にそれぞれ重ね合わせて該記録媒体上に多色画像を形成する画像形成装置であって、前記色別に所定の画像位置ずれ補正用パターンを前記転写手段に形成する形成手段と、前記形成手段により形成された前記画像位置ずれ補正用パターンにつき、基準色の画像位置ずれ補正用パターンと、所定の1色の画像位置ずれ補正用パターンとを検出する複数の検出手段と、前記検出手段により検出された検出結果に基づいて、前記基準色に対する前記所定の1色の2色間の画像位置ずれを補正する補正手段と、を有することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記画像位置ずれ補正用パターンの形成位置を可変する可変手段をさらに有し、前記検出手段は、前記画像位置ずれ補正用パターンを前記色別にそれぞれ検出し、前記補正手段は、前記検出手段により検出された検出結果に基づいて、前記2色間の画像位置ずれを補正することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記可変手段は、前記2色間の画像位置ずれを前記検出手段が検出する度に、前記画像位置ずれ補正用パターンの形成位置を可変することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、単色画像を形成する画像形成手段を色別に複数有し、該複数の画像形成手段によって形成された単色画像をそれぞれ重ね合わせて多色画像を画像形成する画像形成装置であって、2以上の記録媒体に対して画像形成を連続して行う場合、該記録媒体間に、前記色別に所定の画像位置ずれ補正用パターンを形成する形成手段と、前記形成手段により形成された前記画像位置ずれ補正用パターンにつき、基準色の画像位置ずれ補正用パターンと、所定の1色の画像位置ずれ補正用パターンとを検出する複数の検出手段と、前記検出手段により検出された検出結果に基づいて、前記基準色に対する前記所定の1色の2色間の画像位置ずれを補正する補正手段と、を有することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、回転又は移動する像担持体上に画像データに応じた画像光を照射することにより潜像画像を形成し、該潜像画像を現像手段により顕像化し、該顕像化した画像を、回転又は移動する転写手段によって搬送される記録媒体上に転写するか、又は、前記転写手段に転写した後に該転写手段に転写された画像を記録媒体上に転写することによって、前記記録媒体上に単色画像を形成する画像形成ユニットを色別に複数有し、該画像形成ユニットによって形成された単色画像を前記記録媒体上にそれぞれ重ね合わせて該記録媒体上に多色画像を形成する画像形成装置であって、2以上の記録媒体に対して画像形成を連続して行う場合、前記転写手段に転写された画像間に、前記色別に所定の画像位置ずれ補正用パターンを前記転写手段に形成する形成手段と、前記形成手段により形成された前記画像位置ずれ補正用パターンにつき、基準色の画像位置ずれ補正用パターンと、所定の1色の画像位置ずれ補正用パターンとを検出する複数の検出手段と、前記検出手段により検出された検出結果に基づいて、前記基準色に対する前記所定の1色の2色間の画像位置ずれを補正す補正手段と、を有することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項5又は6に記載の発明において、前記画像位置ずれ補正用パターンの形成位置を可変する可変手段をさらに有し、前記検出手段は、前記画像位置ずれ補正用パターンを前記色別にそれぞれ検出し、前記補正手段は、前記検出手段により検出された検出結果に基づいて、前記2色間の画像位置ずれを補正することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記可変手段は、前記2色間の画像位置ずれを前記検出手段が検出する度に、前記画像位置ずれ補正用パターンの形成位置を可変することを特徴とする。
請求項9記載の発明は、単色画像を色別に複数形成し、該形成された単色画像をそれぞれ重ね合わせて多色画像を画像形成する画像形成方法であって、前記色別に所定の画像位置ずれ補正用パターンを形成する形成ステップと、前記形成ステップで形成された前記画像位置ずれ補正用パターンにつき、基準色の画像位置ずれ補正用パターンと、所定の1色の画像位置ずれ補正用パターンとを検出する検出ステップと、前記検出ステップの検出結果に基づいて、前記基準色に対する前記所定の1色の2色間の画像位置ずれを補正する補正ステップと、を行うことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、回転又は移動する像担持体上に画像データに応じた画像光を照射することにより潜像画像を形成し、該潜像画像を現像手段により顕像化し、該顕像化した画像を、回転又は移動する転写手段によって搬送される記録媒体上に転写するか、又は、前記転写手段に転写した後に該転写手段に転写された画像を記録媒体上に転写することによって、前記記録媒体上に単色画像を色別に複数形成し、該形成された単色画像を前記記録媒体上にそれぞれ重ね合わせて該記録媒体上に多色画像を形成する画像形成方法であって、前記色別に所定の画像位置ずれ補正用パターンを前記転写手段に形成する形成ステップと、前記形成ステップで形成された前記画像位置ずれ補正用パターンにつき、基準色の画像位置ずれ補正用パターンと、所定の1色の画像位置ずれ補正用パターンとを検出する検出ステップと、前記検出ステップの検出結果に基づいて、前記基準色に対する前記所定の1色の2色間の画像位置ずれを補正す補正ステップと、を行うことを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項9又は10に記載の発明において、前記画像位置ずれ補正用パターンの形成位置を可変する可変ステップをさらに有し、前記検出ステップは、前記画像位置ずれ補正用パターンを前記色別にそれぞれ検出し、前記補正ステップは、前記検出ステップの検出結果に基づいて、前記2色間の画像位置ずれを補正することを特徴とする。
請求項12記載の発明は、請求項11に記載の発明において、前記可変ステップでは、前記2色間の画像位置ずれを前記検出ステップで検出する度に、前記画像位置ずれ補正用パターンの形成位置を可変することを特徴とする。
請求項13記載の発明は、単色画像を色別に複数形成し、該形成された単色画像をそれぞれ重ね合わせて多色画像を画像形成する画像形成方法であって、2以上の記録媒体に対して画像形成を連続して行う場合、該記録媒体間に、前記色別に所定の画像位置ずれ補正用パターンを形成する形成ステップと、前記形成ステップで形成された前記画像位置ずれ補正用パターンにつき、基準色の画像位置ずれ補正用パターンと、所定の1色の画像位置ずれ補正用パターンとを検出する検出ステップと、前記検出ステップの検出結果に基づいて、前記基準色に対する前記所定の1色の2色間の画像位置ずれを補正する補正ステップと、を行うことを特徴とする。
請求項14記載の発明は、回転又は移動する像担持体上に画像データに応じた画像光を照射することにより潜像画像を形成し、該潜像画像を現像手段により顕像化し、該顕像化した画像を、回転又は移動する転写手段によって搬送される記録媒体上に転写するか、又は、前記転写手段に転写した後に該転写手段に転写された画像を記録媒体上に転写することによって、前記記録媒体上に単色画像を色別に複数形成し、該形成された単色画像を前記記録媒体上にそれぞれ重ね合わせて該記録媒体上に多色画像を形成する画像形成方法であって、2以上の記録媒体に対して画像形成を連続して行う場合、前記転写手段に転写された画像間に、前記色別に所定の画像位置ずれ補正用パターンを前記転写手段に形成する形成ステップと、前記形成ステップで形成された前記画像位置ずれ補正用パターンにつき、基準色の画像位置ずれ補正用パターンと、所定の1色の画像位置ずれ補正用パターンとを検出する検出ステップと、前記検出ステップの検出結果に基づいて、前記基準色に対する前記所定の1色の2色間の画像位置ずれを補正す補正ステップと、を行うことを特徴とする。
請求項15記載の発明は、請求項13又は14に記載の発明において、前記画像位置ずれ補正用パターンの形成位置を可変する可変ステップをさらに有し、前記検出ステップは、前記画像位置ずれ補正用パターンを前記色別にそれぞれ検出し、前記補正ステップは、前記検出ステップの検出結果に基づいて、前記2色間の画像位置ずれを補正することを特徴とする。
請求項16記載の発明は、請求項15に記載の発明において、前記可変ステップでは、前記2色間の画像位置ずれを前記検出ステップで検出する度に、前記画像位置ずれ補正用パターンの形成位置を可変することを特徴とする。
本発明によれば、画像品質を低下させることなく、短時間で画像位置ずれ補正を行うことが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
本発明の第1の実施例として、図1に4ドラム方式のカラー画像形成装置を示す。この画像形成装置は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)という4種類の基本色を重ね合わせて、カラー画像を形成するものである。そのため、この画像形成装置は、基本色毎に、画像形成部101と、光ビーム走査装置15とを有している。画像形成部101は、帯電器7、転写器8、現像器ユニット9、および感光体10を含む。そのほか、図示していないがクリーニングユニットや除電ユニットも含む。画像形成部101の詳細な構成は、この発明の本質的な部分ではないのでこれ以上の詳細な説明は省略する。この画像形成部101において、公知の電子写真プロセスにより、記録紙5に画像を形成および定着すればよい。また光ビーム走査装置15は、LDユニット11、ポリゴンミラー14、FΘレンズ13、およびBTL12を含む。
この画像形成装置において、転写ベルト6によって矢印方向に搬送される記録紙5上にY色目の画像を形成し、次にM色目、C色目、Bk色目の順に画像を転写することにより、4色の画像が重ね合わさったカラー画像を記録紙5上に形成する。そして、定着装置(図示せず)によって記録紙5上の画像が定着される。
また、この画像形成装置には、画像位置ずれ補正用パターンを検出するためのセンサ(センサ1、センサ2、センサ3)が備わっている。各センサ1,2,3により、転写ベルト6上の画像位置ずれ補正用パターンを検出する。
以下、画像ビーム形成装置15について説明する。画像データに基づいて変調される駆動信号により、LDユニット11内のLDが駆動される。LDから出射する光ビームは、コリメートレンズ(図示せず)により平行光束化される。この平行光束は、LDユニット11を出射して、シリンダーレンズ(図示せず)を通過し、ポリゴンミラー14に到達する。ポリゴンミラー14は、ポリゴンモーター(図示せず)により回転しており、光ビームはここで偏向されてFΘレンズ13に到達する。FΘレンズ13を通過した光ビームは、BTL12を通過し、感光体10表面を走査する。ここでBTLとは、バレル・トロイダル・レンズの略であり、副走査方向のピント合わせのために設けられている。より詳細には、ビーム集光、副走査方向の位置補正(たとえば面倒れ補正)などのために設けられている。なお、光ビームが感光体を走査する方向は、図1に示すセンサ1からセンサ3に向かう方向である。画像ビーム形成装置の詳細な構成も、この発明の本質的な部分ではないので、これ以上の詳細な説明は省略する。
図2に本実施例の画像形成装置における画像形成制御部100及び光ビーム走査装置15を示す。光ビーム走査装置15の主走査の画像書出側端部に光ビームを検出する同期検知センサ16が備わっている。fθレンズ13を透過した光ビームがミラー18によって反射され、レンズ17によって集光されて同期検知センサ16に入射する。
光ビームが同期検知センサ16上に入射することにより、同期検知センサ16から同期検知信号XDETPが出力される。XDETPは、画素クロック生成部28、同期検知用点灯制御部22、書出開始位置制御部20に送られる。
画素クロック生成部28では、同期検知信号XDETPをうけて、これに同期した画素クロックPCLKを生成する。この画素クロックCLKは、LD制御部21及び同期検出用点灯制御部22に送られる。
画素クロック生成部28は、基準クロック発生部25、VCO(Voltage Controlled Oscillator:電圧制御発振器)クロック発生部24、位相同期クロック発生部23から構成されている。図3に示すように、VCOクロック発生部24(PLL回路:Phase Locked Loop)内では、基準クロック発生部25からの基準クロック信号FREFと、VCLKを1/N分周器32でN分周した信号が位相比較器29に入力されている。位相比較器29では、両信号の立ち下がりエッジの位相比較が行なわれ、誤差成分を定電流出力する。この誤差成分は、LPF(ローパスフィルタ)30によって不要な高周波成分や雑音を除去され、VCO31に送られる。VCO31ではLPF30の出力に依存した発振周波数を出力する。従って、図2のプリンタ制御部26からFREFの周波数と分周比:Nを可変することで、VCLKの周波数を可変できる。プリンタ制御部26は、ポリゴンモータ制御部19、書出開始位置制御部20、LD制御部21、同期検出用点灯制御部22及び画素クロック生成部28に接続され、これらに対して各種の制御信号を与える。
位相同期クロック発生部23では、画素クロック周波数の8倍の周波数に設定されているVCLKから、前述した画素クロックPCLKを生成している。よって、VCLKの周波数を可変することで、PCLKの周波数が変わることになる。
同期検出用点灯制御部22は、最初に同期検知信号XDETPを検出するために、LD強制点灯信号BDをONしてLDを強制点灯させる。同期検知信号XDETPがいったん検出された後には、同期検知信号XDETPと画素クロックPCLKとによって、フレア光が発生しない程度で確実に同期検知信号XDETPが検出できるタイミングでLDを点灯させる。同期検出用点灯制御部22は、同期検知信号XDETPを検出したら、LDを消灯するLD強制点灯信号BDを生成し、LD制御部21に送る。
LD制御部21は、同期検知用強制点灯信号BD及び画素クロックPCLKに同期した画像データに応じてLDユニット11内のレーザダイオードを点灯制御する。その結果、LDユニット11からレーザビームが出射し、前述した通り、感光体10上が走査されることになる。
ポリゴンモータ制御部19は、プリンタ制御部26からの制御信号により、ポリゴンモータ(図示せず)を規定の回転数で回転制御する。
書出開始位置制御部20は、同期検知信号XDETP、画素クロックPCLK、及びプリンタ制御部26からの制御信号等に基づき、画像書出開始タイミング及び画像幅を決定する主走査ゲート信号XLGATE、副走査ゲート信号XFGATEを生成している。
画像位置ずれ補正用パターンを検出するセンサ1、2、3の出力は、プリンタ制御部26に送られる。プリンタ制御部26は、これらセンサの出力に基づいて、位置ずれ量を算出し、補正データを生成する。補正データは、補正データ記憶部27に記憶される。
補正データ記憶部27には、画像位置ずれ、倍率ずれを補正するための補正データ、つまりXLGATE、XFGATE信号のタイミングを決定するデータ、画素クロックPCLKの周波数を決定するデータが記憶されている。これらのデータは、プリンタ制御部26からの指示により、上記各制御部に与えられる。
図4に書出開始位置制御部20の構成を示す。書出開始位置制御部20は、主走査ライン同期信号発生部33、副走査ゲート信号発生部34、及び主走査ゲート信号発生部35を有している。主走査ライン同期信号発生部33は、XDETPとPCLKとが与えられ、主走査ゲート信号発生部35内の主走査カウンタ39、副走査ゲート信号発生部34内の副走査カウンタ36を動作させるための信号XLSYNCを生成する。XLSYNCは、XDETPが発生すると、PCLKと同期して生成される。副走査ゲート信号発生部34は、画像信号の取り込みタイミング(副走査方向の画像書出タイミング)を決定する信号XFGATEを生成している。主走査ゲート信号発生部35は、画像信号の主走査方向の画像書出タイミングを決定する信号XLGATEを生成する。
主走査ゲート信号発生部35は、XLSYNCとPCLKとで動作する主走査カウンタ39と、主走査カウンタ39のカウンタ値とプリンタ制御部26からの補正データ(設定値1)とを比較し、その結果を出力するコンパレータ40と、コンパレータ40からの比較結果からXLGATEを生成するゲート信号生成部41とで構成されている。
副走査ゲート信号発生部34は、プリンタ制御部26からの制御信号とXLSYNCとPCLKとで動作する副走査カウンタ36と、副走査カウンタ36のカウンタ値とプリンタ制御部26からの補正データ(設定値2)とを比較し、その結果を出力するコンパレータ37と、コンパレータ37からの比較結果からXFGATEを生成するゲート信号生成部38とで構成されている。
書出開始位置制御部20は、主走査についてはクロックPCLKの1周期単位、つまり1ドット単位で、副走査についてはXLSYNCの1周期単位、つまり1ライン単位で書出位置を補正できる。主走査、副走査とも、補正データについては、補正データ記憶部27に記憶されている。
図5は、書込開始位置制御部20の動作を説明するためのタイミングチャートである。同期検知信号XDETPが発生すると、画素クロックPCLKと同期したタイミングで書き出しタイミング信号XLSYNCが生成される。このXLSYNCによって主走査カウンタ39の値がリセットされる。主走査カウンタ39の値は画素クロックPCLKによってカウントアップされる。コンパレータ40は、主走査カウンタ39の値を、プリンタ制御部26によって設定された補正データ、すなわち設定値1と比較している。この比較の結果、主走査カウンタ39の値が設定値1(ここではXとする)と等しくなった時、コンパレータ40はXLGATEをLレベルに遷移させる。このようにXLGATEは、主走査方向の画像幅分だけLとされる信号であり、主走査方向の画像領域を決定する信号である。また、書き出しタイミング信号XLSYNCは副走査ゲート信号発生回路34にも与えられている。
図18は、副走査方向における書込開始位置制御部20の動作を説明するためのタイミングチャートである。副走査ゲート信号発生回路34では、プリンタ制御部26からの制御信号(画像書き込みスタートトリガ信号)により副走査カウンタ36の値がリセットされる。副走査カウンタ36の値は書き出しタイミング信号XLSYNCによってカウントアップされる。コンパレータ37は、副走査カウンタ36の値を、プリンタ制御部26によって設定された補正データ、すなわち設定値2と比較している。この比較の結果、副走査カウンタ36の値が設定値2(ここではYとする)と等しくなった時、コンパレータ38はXFGATEをLレベルに遷移させる。このようにXFGATEは、副走査方向の画像幅分だけL(有効)とされる信号であり、副走査方向の画像領域を決定する信号である。
図6を参照して、画像形成制御部100に対して与えられる画像データを作成している構成について説明する。すなわち、画像形成制御部100の前段にはラインメモリ30が配置されている。このラインメモリ30には、さらに前段のプリンタコントローラ、フレームメモリ、スキャナ(いずれも図示せず)から与えられた画像データが格納される。この(画像データの)格納は、XFGATEに同期して行なわれる。そして、ラインメモリ30に格納された画像データは、XLGATEがLの期間、画素クロックPCLKに同期して読み出される。こうして読み出された画像データが、画像形成制御部100のLD制御部21に与えられる。
図7に転写ベルト上に形成する画像位置ずれ補正用パターンを示す。図7に示すように、画像位置ずれ補正用パターンとして、各色予め設定されたタイミングで横線及び斜め線画像を形成する。センサ1に対しては、横線パターンのBk1、同じく横線パターンのC1、次いで斜め線パターンのBk4、最後に斜め線パターンのC2を形成する。センサ2に対しては、横線パターンのBk2、横線パターンのM1、次いで斜め線パターンのBk5、最後に斜め線パターンのM2を形成する。そしてセンサ3に対しては、横線パターンのBk3、横線パターンのY1、次いで斜め線パターンのBk6、最後に斜め線パターンのY2を形成する。図7において、転写ベルト6が矢印の方向に動くことにより、各色の横線、斜め線がセンサ1、センサ2、センサ3に検知される。各センサの出力は、プリンタ制御部26に送られ、プリンタ制御部26によって基準色であるBKに対する各色のずれ量(時間)が算出される。斜め線に関しては、主走査方向の画像位置、画像倍率がずれることで検出タイミングが変わる。横線に関しては、副走査方向の画像位置がずれることで検出タイミングが変わる。
具体的には、主走査方向の画像位置については、センサ1において、パターンBK1を検知した時点からパターンBK4を検知した時点の時間:TBK14を基準とする。この値をパターンC1を検知した時点からパターンC2を検知した時点の時間:TC12と比較する。この比較から求められるその差分:TBK14−TC12がシアン画像のブラック画像に対する画像ずれである。この画像ずれを補正するため、その差分に相当する分だけ書出開始タイミングを決定するXLGATE信号のタイミングの変更を行う。たとえば、TBK14よりもTC12が小さい場合は、パターンC2が図の左側にずれて形成された場合である。この場合には、C2に関するXLGATE信号を遅らせればよい。逆に、TBK14よりもTC12が大きい場合は、パターンC2が図の右側にずれて形成された場合である。この場合には、C2に関するXLGATE信号を進めてやればよい。
また、センサ2において、パターンBK2を検知した時点からパターンBK5を検知した時点の時間:TBK25を基準とする。この値をパターンM1を検知した時点からパターンM2を検知した時点の時間:TM12と比較する。この比較から求められるその差分:TBK25−TM12がマゼンタ画像のブラック画像に対する画像ずれである。この画像ずれを補正するため、その差分に相当する分だけ書出開始タイミングを決定するXLGATE信号のタイミングの変更を行う。
また、センサ3において、パターンBK3を検知した時点からパターンBK6を検知した時点の時間:TBK36を基準とする。この値をパターンY1を検知した時点からパターンY2を検知した時点の時間:TY12と比較する。この比較から求められるその差分:TBK36−TY12がイエロー画像のブラック画像に対する画像ずれである。この画像ずれを補正するため、その差分に相当する分だけ書出開始タイミングを決定するXLGATE信号のタイミングの変更を行う。
以下、副走査方向の補正について説明する。例えばセンサ1においては、BK1に対するC1の時間差と基準値を比較する。この比較の結果求められたずれ量に対して、ずれ量分だけ、書出開始タイミングを決定するXFGATE信号のタイミングを変更する。
具体的には、センサ1において、パターンBK1を検知した時点からパターンC1を検知した時点の時間:TBK1C1と基準値:Toを比較する。この比較から求められるその差分:TBK1C1−Toがシアン画像のブラック画像に対する画像ずれである。この画像ずれを補正するため、その差分に相当する分だけ書出開始タイミングを決定するXFGATE信号のタイミングの変更を行う。たとえば、TBK1C1よりもToが小さい場合は、パターンC1が図の上側にずれて形成された場合である。この場合には、C1に関するXFGATE信号を遅らせればよい。逆に、TBK1C1よりもToが大きい場合は、パターンC1が図の下側にずれて形成された場合である。この場合には、C1に関するXFGATE信号を進めてやればよい。
また、センサ2において、パターンBK2を検知した時点からパターンM1を検知した時点の時間:TBK2M1と基準値:Toを比較する。この比較から求められるその差分:TBK2M1−Toがマゼンタ画像のブラック画像に対する画像ずれである。この画像ずれを補正するため、その差分に相当する分だけ書出開始タイミングを決定するXFGATE信号のタイミングの変更を行う。
また、センサ3において、パターンBK3を検知した時点からパターンY1を検知した時点の時間:TBK3Y1と基準値:Toを比較する。この比較から求められるその差分:TBK3Y1−Toがイエロー画像のブラック画像に対する画像ずれである。この画像ずれを補正するため、その差分に相当する分だけ書出開始タイミングを決定するXFGATE信号のタイミングの変更を行う。
図8に画像位置ずれ補正フローを示す。まずステップS1において、プリンタ制御部26は、補正データ記憶部27に格納されている、各種の補正データを読み出す。そして、この補正データを、画像形成制御部100の各部に与える。次にステップS2において、プリンタ制御部26は、画像形成制御部100および光ビーム走査装置15に指示して、図7に示す画像位置ずれ補正用パターンを転写ベルト6上に形成する。ステップS3において、センサ1ないしセンサ3により、転写ベルト6上の画像位置ずれ補正用パターンを検出する。それぞれのセンサの出力は、プリンタ制御部26に与えられる。ステップS4において、プリンタ制御部26は、基準色(この実施例においてはBk)に対する、他の色の位置ずれ量を算出する。ついでプリンタ制御部26は、ステップS5において、各色の位置ずれ補正を行なうか否かを判断する。各色のずれ量が、補正分解能の1/2以上であれば位置ずれ補正を行なうと判断する。
プリンタ制御部26は、ステップS5において位置ずれ補正を行なうと判断した場合は、次のステップS6において補正量を算出し、ステップS7においてこの値を補正データ記憶部27に格納する。このステップでいう補正量とは、主走査方向の画像位置を決定するXLGATE信号に関する補正量と、副走査方向の画像位置を決定するXFGATE信号に関する補正量である。プリンタ制御部26は、ステップS5において位置ずれ補正を行なわないと判断した場合は、このフローを終了する。
そして、以上の画像位置ずれ補正動作の終了後、画像形成動作を行う場合には、プリンタ制御部26は、補正データ記憶部27に記憶されている上記補正データを各制御部に設定して画像形成することになる。
なお、本実施例では横線と斜め線の画像位置ずれ補正用パターンを用いているが、パターンはこれらに限るものではない。
以上説明したように、本実施例の画像形成装置及び画像形成方法によれば、各センサは基準色と他の1色のパターンのみ検出するので、検出時間を低減できる。従って、できる限り短時間で画像位置ずれ補正を行い、待ち時間を低減させることができる。また、補正制御を簡素化することができる。
以下、本発明発明の第2の実施例について説明する。本実施例において、画像形成装置、光ビーム走査装置、画像形成制御部の構成については、第1の実施例と同様である。
図9に、第2の実施例において転写ベルト6上に形成される画像位置ずれ補正用パターンを示す。このパターンを用いて行なう位置ずれ量の検出、および、位置ずれ補正の手法は、第1の実施例において説明したものと同様である。図9において、転写ベルト6上には、グループ1、グループ2、およびグループ3という3群のパターンが形成されている。
グループ1では、センサ1に対して横線パターンのBk1、同じく横線パターンのC1、次いで斜め線パターンのBk4、最後に斜め線パターンのC2を形成する。センサ2に対して横線パターンのBk2、および横線パターンのM1を形成する。センサ2に対しては、斜め線パターンを形成しない。そしてセンサ3に対しては、横線パターンのBk3、横線パターンのY1、次いで斜め線パターンのBk6、最後に斜め線パターンのY2を形成する。
グループ2では、センサ1に対して横線パターンのBk7、同じく横線パターンのM3、次いで斜め線パターンのBk10、最後に斜め線パターンのM4を形成する。センサ2に対して横線パターンのBk8、および横線パターンのY3を形成する。そしてセンサ3に対して、横線パターンのBk9、横線パターンのC3、次いで斜め線パターンのBk12、最後に斜め線パターンのC4を形成する。
グループ3では、センサ1に対して横線パターンのBk13、同じく横線パターンのY5、次いで斜め線パターンのBk16、最後に斜め線パターンのY6を形成する。センサ2に対して横線パターンのBk14、および横線パターンのC5を形成する。そしてセンサ3に対して、横線パターンのBk15、横線パターンのM5、次いで斜め線パターンのBk18、最後に斜め線パターンのM6を形成する。
グループ1では、基準色としたBkに対して、シアン画像の位置ずれをセンサ1で検出する。マゼンタ画像の位置ずれをセンサ2で検出する。そしてイエロー画像の位置ずれをセンサ3で検出する。グループ2では、マゼンタ画像の位置ずれをセンサ1で検出する。イエロー画像の位置ずれをセンサ2で検出する。そしてシアン画像の位置ずれをセンサ3で検出する。グループ3では、イエロー画像の位置ずれをセンサ1で検出する。シアン画像の位置ずれをセンサ2で検出する。そしてマゼンタ画像の位置ずれをセンサ3で検出する。
副走査方向の補正については、各色とも、センサ1、センサ2、センサ3で検出したブラック画像に対するずれ量の平均値を算出し、その量に相当する分だけ書出開始タイミングを決定するXFGATE信号のタイミングの変更を行う。例えば、シアンについては、センサ1で検出したグループ1のずれ分:TBK1C1−Toと、センサ2で検出したグループ3のずれ分:TBK14C5−Toと、センサ3で検出したグループ2のずれ分:TBK9C3−Toの平均値:((TBK1C1−To)+(TBK14C5−To)+(TBK9C3−To))/3に相当する分だけ書出開始タイミングを決定するXFGATE信号のタイミングの変更を行う。
主走査方向の画像書出位置補正については、各色とも、センサ1で検出したブラック画像に対するずれ量に相当する分だけ書出開始タイミングを決定するXLGATE信号のタイミングの変更を行う。シアンについてはグループ1、マゼンタについてはグループ2、イエローについてはグループ3で位置ずれを検出することになる。ずれ量の検出については、実施例1と同様である。
主走査方向の倍率補正については、各色とも、センサ1で検出した結果とセンサ3で検出した結果を用いる。例えば、シアンについては、センサ1で検出したグループ1のBK1を検知した時点からBK4を検知した時点の時間:TBK14と、C1を検知した時点からC2を検知した時点の時間:TC12とを比較し、その差分:TBK14−TC12を求める。また、センサ3で検出したグループ2のBK9を検知した時点からBK12を検知した時点の時間:TBK912と、C3を検知した時点からC4を検知した時点の時間:TC34とを比較し、その差分TBK912−TC34を求める。更に、求めたTBK912−TC34とTBK14−TC12とを比較し、その差分:(TBK912−TC34)−(TBK14−TC12)を求める。この差分がシアン画像のブラック画像に対する倍率誤差である。この倍率誤差を補正するため、その差分に相当とする分だけ画像倍率を決定する画素クロック周波数の変更を行う。
なお、画素クロック周波数の変更により主走査方向の画像位置も変化するため、その分を考慮して主走査方向の画像書出位置の補正量を決定するのが好ましい。
図10に本実施例に係る画像位置ずれ補正フローを示す。本実施例に係る画像位置ずれ補正フローは、第1の実施例とは、基本動作は同じであるが、全てのグループ(グループ1,2,3)の検出が終了してから補正量を算出している点のみが異なる。すなわち、プリンタ制御部26は、ステップS11において、上述のステップS1と同様にして各補正データを画像形成制御部100の各部に与えた後、ステップS12において、画像形成制御部100および光ビーム走査装置15に指示して、図9に示すグループ1の画像位置ずれ補正用パターンを転写ベルト6上に形成する。ステップS13において、センサ1ないしセンサ3により、転写ベルト6上のグループ1の画像位置ずれ補正用パターンを検出する。それぞれのセンサの出力は、プリンタ制御部26に与えられる。ステップS14において、プリンタ制御部26は、基準色(この実施例においてはBk)に対する、他の色の位置ずれを算出する。同様に、プリンタ制御部26は、ステップS15において、画像形成制御部100および光ビーム走査装置15によりグループ2の画像位置ずれ補正用パターンを転写ベルト6上に形成し、ステップS16においてセンサ1ないしセンサ3により当該グループ2の画像位置ずれ補正用パターンを検出し、ステップS17において位置ずれを算出する。そして、最後に、プリンタ制御部26は、ステップS18〜S20の処理により、グループ3の画像位置ずれ補正用パターンの検出による位置ずれを算出する。その後の動作(ステップS21〜S23)は第1の実施例の動作(図8のステップS5〜S7)と同様である。
以上説明したように、本実施例の画像形成装置及び画像形成方法によれば、グループ1、グループ2、およびグループ3のグループ毎に各センサが異なる色の基準色に対する位置ずれを検出するので、補正精度を向上させ、主走査、副走査の位置補正だけでなく、主走査方向の倍率誤差を補正することができる。
以下、本発明発明の第3の実施例について説明する。本実施例において、画像形成装置、光ビーム走査装置、画像形成制御部の構成については、第1の実施例と同様である。
図11に、第3の実施例において転写ベルト6上に形成される画像位置ずれ補正用パターンを示す。このパターンを用いて行なう位置ずれ量の検出、および、位置ずれ補正の手法は、第2の実施例において説明したものと同様である。図11において、転写ベルト6上には、グループ1、およびグループ2という2群のパターンが形成されている。
グループ1では、センサ1に対して横線パターンのBk1、同じく横線パターンのC1、次いで斜め線パターンのBk4、最後に斜め線パターンのC2を形成する。センサ2に対して横線パターンのBk2、同じく横線パターンのM1、次いで、斜め線パターンのBk5、最後に斜め線パターンのM2を形成する。そしてセンサ3に対しては、横線パターンのBk3、横線パターンのY1、次いで斜め線パターンのBk6、最後に斜め線パターンのY2を形成する。
グループ2では、センサ1に対して横線パターンのBk7、同じく横線パターンのM3、次いで斜め線パターンのBk10、最後に斜め線パターンのM4を形成する。センサ2に対して横線パターンのBk8、同じく横線パターンのY3、次いで、斜め線パターンのBk11、最後に斜め線パターンのY4を形成する。そしてセンサ3に対して、横線パターンのBk9、横線パターンのC3、次いで斜め線パターンのBk12、最後に斜め線パターンのC4を形成する。
グループ1では、基準色としたBkに対して、シアン画像の位置ずれをセンサ1で検出する。マゼンタ画像の位置ずれをセンサ2で検出する。そしてイエロー画像の位置ずれをセンサ3で検出する。グループ2では、マゼンタ画像の位置ずれをセンサ1で検出する。イエロー画像の位置ずれをセンサ2で検出する。そしてシアン画像の位置ずれをセンサ3で検出する。
副走査方向の補正、主走査方向の画像書出位置補正については、第2の実施例と同様である。主走査の倍率補正について、各色とも2つのセンサの検出結果に基づいて補正するが、第2の実施例と異なり、各色異なるセンサで検出することになる。本実施例の場合、シアンについては第2の実施例と同様になるが、例えば、マゼンタの場合、第2の実施例と異なる。具体的には、センサ2で検出したグループ1のBK2を検知した時点からBK5を検知した時点の時間:TBK25と、M1を検知した時点からM2を検知した時点の時間:TM12とを比較し、その差分:TBK25−TM12を求める。また、センサ1で検出したパターン2のBK7を検知した時点からBK10を検知した時点の時間:TBK710と、M3を検知した時点からM4を検知した時点の時間:TM34とを比較し、その差分:TBK710−TM34を求める。更に、求めたTBK25−TM12とBK710−TM34とを比較し、その差分:(TBK25−TM12)−(TBK710−TM34)を求める。そして、この差分に相当する分だけ画像倍率を決定する画素クロック周波数の変更を行うことになる。イエローについては、センサ3で検出したグループ1と、センサ2で検出したグループ2を用いることになる。
図12に本実施例に係る画像位置ずれ補正フローを示す。本実施例に係る画像位置ずれ補正フローにおいては、第2の実施例とグループ数が異なるだけで、その他の動作は同様である。プリンタ制御部26は、ステップS31において、上述のステップS11と同様にして各補正データを画像形成制御部100の各部に与えた後、ステップS32において、画像形成制御部100および光ビーム走査装置15に指示して、図11に示すグループ1の画像位置ずれ補正用パターンを転写ベルト6上に形成する。ステップS33において、センサ1ないしセンサ3により、転写ベルト6上のグループ1の画像位置ずれ補正用パターンを検出する。それぞれのセンサの出力は、プリンタ制御部26に与えられる。ステップS34において、プリンタ制御部26は、基準色(この実施例においてはBk)に対する、他の色の位置ずれを算出する。同様に、プリンタ制御部26は、ステップS35において、画像形成制御部100および光ビーム走査装置15によりグループ2の画像位置ずれ補正用パターンを転写ベルト6上に形成し、ステップS36においてセンサ1ないしセンサ3により当該グループ2の画像位置ずれ補正用パターンを検出し、ステップS37において位置ずれを算出する。その後の動作(ステップS38〜S50)は第1の実施例の動作(図8のステップS5〜S7)と同様である。
以上説明したように、本実施例の画像形成装置及び画像形成方法によれば、複数のグループに分けられた画像位置ずれ補正用パターンを各色異なるセンサで検出することで、補正精度を向上させ、主走査、副走査の位置補正だけでなく、主走査方向の倍率誤差の補正精度を向上させることができる。
以下、本発明発明の第4の実施例について説明する。本実施例において、画像形成装置、光ビーム走査装置、画像形成制御部の構成については、第1の実施例と同様である。
図13に転写ベルト6上に形成する画像位置ずれ補正用パターンを示す。本実施例では、図13に示すように、連続プリント時の紙間(ページ間)の転写ベルト6上に画像位置ずれ補正用パターンを形成し、画像形成動作を行いながら画像位置ずれ補正を行う。このパターンを用いて行なう位置ずれ量の検出、および、位置ずれ補正の手法は、第1の実施例において説明したものと同様である。図13において、転写ベルト6上には、記録紙5Aの移動方向先方にグループ1のパターンが形成され、記録紙5Aと記録紙5Bとの間にグループ2のパターンが形成されている。
グループ1では、センサ1に対して横線パターンのBk1及び同じく横線パターンのC1を形成する。センサ2に対して横線パターンのBk2及び横線パターンのM1を形成する。そしてセンサ3に対しては、横線パターンのBk3及び横線パターンのY1を形成する。
グループ2では、センサ1に対して横線パターンのBk7及び同じく横線パターンのC2を形成する。センサ2に対して横線パターンのBk8及び同じく横線パターンのM2を形成する。そしてセンサ3に対して、横線パターンのBk9及び横線パターンのY2を形成する。
図14に本実施例に係る画像位置ずれ補正フローを示す。まず、プリンタ制御部26は、ステップS41において、上述のステップS1と同様にして各補正データを画像形成制御部100の各部に与えた後、ステップS42において、画像形成制御部100および光ビーム走査装置15に指示して、記録紙に画像を形成する画像形成動作を開始する。そして、画像形成動作の終了後、ステップS43において、プリンタ制御部26は、画像形成制御部100および光ビーム走査装置15に指示して、記録紙に画像が形成されない画像領域外に、図13に示す画像位置ずれ補正用パターンを転写ベルト6上に形成する。ステップS44において、センサ1ないしセンサ3により、転写ベルト6上のグループ1の画像位置ずれ補正用パターンを検出する。それぞれのセンサの出力は、プリンタ制御部26に与えられる。ステップS45において、プリンタ制御部26は、基準色(この実施例においてはBk)に対する、他の色の画像ずれを算出する。ついでプリンタ制御部26は、ステップS46において、各色の画像ずれ補正を行なうか否かを判断する。各色のずれ量が、補正分解能の1/2以上であれば画像ずれ補正を行なうと判断する。
ステップS46において画像ずれ補正を行なうと判断した場合は、プリンタ制御部26は、次のステップS47において補正量を算出し、ステップS48においてこの値を補正データ記憶部27に格納する。このステップでいう補正量とは、副走査方向の画像位置を決定するXFGATE信号に関する補正量である。
プリンタ制御部26は、ステップS48において補正データを補正データ記憶部27に格納後、又は、ステップS46において補正を行わないと判断した場合(ステップS46/NO)は、ステップS49において、次のページがあるかどうかを判断する。プリンタ制御部26は、次のページがあると判断した場合は(ステップS49/YES)、ステップS41に戻る。その後、ステップS42〜S49の処理が繰り返される。なお、ステップS49において次のページがないと判断した場合は(ステップS49/NO)、処理を終了する。
本実施例では、副走査方向の補正を行う場合を説明したが、斜め線を形成することで、主走査方向の補正も可能となる。また、補正データを次のページの画像に反映しているが、ページ間距離(時間)によっては間に合わない場合もあり、その場合は、補正データの反映を遅らすことになる。
以上説明したように、本実施例の画像形成装置及び画像形成方法によれば、連続プリント時の紙間(ページ間)の転写ベルト6上に画像位置ずれ補正用パターンを形成して、画像形成動作を行いながら画像位置ずれ補正を行う場合、各センサは基準色と他の1色のパターンのみ検出する。このため、連続プリントスピードを低下させないことができ、また、補正制御を簡素化することができる。
以下、本発明発明の第5の実施例について説明する。本実施例において、画像形成装置、光ビーム走査装置、画像形成制御部の構成については、第1の実施例と同様である。
図15に転写ベルト6上に形成する画像位置ずれ補正用パターンを示す。図15において、転写ベルト6上には、図13に示した第4の実施例に係る画像位置ずれ補正用パターンと同様にして、記録紙5Aの移動方向先方にグループ1のパターンが形成され、記録紙5Aと記録紙5Bとの間にグループ2のパターンが形成されている。しかし、本実施例に係る画像位置ずれ補正用パターンにおいては、グループ1とグループ2で各色のパターン位置を変更し、異なったセンサで検出する点が第4の実施例と異なる。
グループ1では、センサ1に対して横線パターンのBk1及び同じく横線パターンのC1を形成する。センサ2に対して横線パターンのBk2及び横線パターンのM1を形成する。そしてセンサ3に対しては、横線パターンのBk3及び横線パターンのY1を形成する。
グループ2では、センサ1に対して横線パターンのBk4及び同じく横線パターンのM2を形成する。センサ2に対して横線パターンのBk5及び同じく横線パターンのY2を形成する。そしてセンサ3に対して、横線パターンのBk6及び横線パターンのC2を形成する。
グループ1では、基準色としたBkに対して、シアン画像の画像ずれをセンサ1で検出する。マゼンタ画像の画像ずれをセンサ2で検出する。そしてイエロー画像の画像ずれをセンサ3で検出する。グループ2では、マゼンタ画像の画像ずれをセンサ1で検出する。イエロー画像の画像ずれをセンサ2で検出する。そしてシアン画像の画像ずれをセンサ3で検出する。
図16に本実施例に係る画像位置ずれ補正フローを示す。本実施例に係る画像位置ずれ補正フローにおいては、第4の実施例とは、グループ1、グループ2の2つのグループにおけるパターンの検出結果から補正データを算出している点が異なる。すなわち、プリンタ制御部26は、ステップS51において、上述のステップS1と同様にして各補正データを画像形成制御部100の各部に与えた後、ステップS52において、画像形成制御部100および光ビーム走査装置15に指示して、記録紙に画像を形成する画像形成動作を開始する。そして、画像形成動作の終了後、ステップS53において、プリンタ制御部26は、画像形成制御部100および光ビーム走査装置15に指示して、記録紙に画像が形成されない画像領域外に、図15に示すグループ1の画像位置ずれ補正用パターンを転写ベルト6上に形成する。ステップS54において、センサ1ないしセンサ3により、転写ベルト6上のグループ1の画像位置ずれ補正用パターンを検出する。それぞれのセンサの出力は、プリンタ制御部26に与えられる。ステップS55において、プリンタ制御部26は、基準色(この実施例においてはBk)に対する、他の色の画像ずれを算出する。ついでプリンタ制御部26は、ステップS56において、次のページがあるかどうかを判断する。プリンタ制御部26は、次のページがあると判断した場合は(ステップS56/YES)、次ページについて、ステップS52と同様にしてステップS57で画像形成動作を行い、ステップS57では、画像形成制御部100および光ビーム走査装置15により、図15に示すグループ2の位置ずれ補正用パターン2を形成する。そして、ステップS59でセンサ1ないしセンサ3によりグループ2の位置ずれ補正用パターン2が検出されると、プリンタ制御部26は、基準色(この実施例においてはBk)に対する、他の色の画像ずれを算出する。ついでプリンタ制御部26は、ステップS61において、各色の位置ずれ補正を行なうか否かを判断する。その後の動作(ステップS62〜ステップS64)は、第4の実施例(図14のステップS46〜S49)と同様である。なお、本実施例において、補正データについては、第2の実施例と同様に、平均値を用いて算出することになる。
以上説明したように、本実施例の画像形成装置及び画像形成方法によれば、連続プリント時の紙間(ページ間)の転写ベルト6上に画像位置ずれ補正用パターンを形成して、画像形成動作を行いながら画像位置ずれ補正を行う場合、グループ毎に各センサが異なる色の基準色に対する画像ずれを検出する。このため、補正精度を向上させることができる。
以下、本発明発明の第6の実施例について説明する。本実施例において、画像形成装置、光ビーム走査装置、画像形成制御部の構成については、第1の実施例と同様である。
図17に転写ベルト6上に形成する画像位置ずれ補正用パターンを示す。図15において、転写ベルト6上には、図15に示した第5の実施例に係る画像位置ずれ補正用パターンと同様にして、記録紙5Aの移動方向先方にグループ1のパターンが形成され、記録紙5Aと記録紙5Bとの間にグループ2のパターンが形成されている。しかし、本実施例に係る画像位置ずれ補正用パターンにおいては、グループ1とグループ2に斜め線パターンを追加し、主走査方向の書出開始位置の補正、主走査方向の倍率補正ができるようにしている点点が第5の実施例と異なる。
グループ1では、センサ1に対して横線パターンのBk1、同じく横線パターンのC1、次いで斜め線パターンのBk4、最後に斜め線パターンのC2を形成する。センサ2に対して横線パターンのBk2、同じく横線パターンのM1、次いで、斜め線パターンのBk5、最後に斜め線パターンのM2を形成する。そしてセンサ3に対しては、横線パターンのBk3、横線パターンのY1、次いで斜め線パターンのBk6、最後に斜め線パターンのY2を形成する。
グループ2では、センサ1に対して横線パターンのBk7、同じく横線パターンのM3、次いで斜め線パターンのBk10、最後に斜め線パターンのM4を形成する。センサ2に対して横線パターンのBk8、同じく横線パターンのY3、次いで、斜め線パターンのBk11、最後に斜め線パターンのY4を形成する。そしてセンサ3に対して、横線パターンのBk9、横線パターンのC3、次いで斜め線パターンのBk12、最後に斜め線パターンのC4を形成する。
グループ1では、基準色としたBkに対して、シアン画像の画像ずれをセンサ1で検出する。マゼンタ画像の画像ずれをセンサ2で検出する。そしてイエロー画像の画像ずれをセンサ3で検出する。グループ2では、マゼンタ画像の画像ずれをセンサ1で検出する。イエロー画像の画像ずれをセンサ2で検出する。そしてシアン画像の画像ずれをセンサ3で検出する。
このような画像位置ずれ補正用パターンを用いた画像位置ずれ補正方法は、上述の第3の実施例と略同様であり、本実施例に係る画像位置ずれ補正フローは、上述の第5の実施例と略同様であるため、その説明を省略する。
以上説明したように、本実施例の画像形成装置及び画像形成方法によれば、連続プリント時の紙間(ページ間)の転写ベルト6上に画像位置ずれ補正用パターンを形成して、画像形成動作を行いながら画像位置ずれ補正を行う場合、斜め線パターンを用いて画像位置ずれ補正を行うことで、補正精度を向上させ、主走査、副走査の位置補正だけでなく、主走査方向の倍率誤差を補正することができる。
以上、本発明の各実施例について説明したが、上記各実施例の記載に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変形が可能である。
本発明は、カラー複写機、カラープリンタ、カラーFAX、カラー印刷機等のカラー画像を形成する装置に適用できる。
本発明の第1の実施例の画像形成装置の要部構成を示す斜視図である。 本発明の第1の実施例の画像形成装置の制御部の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例の画像形成装置のVCOクロック発生部の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例の画像形成装置の書出開始位置制御部の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例の画像形成装置の書出開始位置制御部の出力信号を示すタイミングチャートである。 本発明の第1の実施例の画像形成装置の制御部の前段の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例の画像形成装置の画像位置ずれ補正用パターンを示す図である。 本発明の第1の実施例の画像形成装置の画像位置ずれ補正の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施例の画像形成装置の画像位置ずれ補正用パターンを示す図である。 本発明の第2の実施例の画像形成装置の画像位置ずれ補正の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施例の画像形成装置の画像位置ずれ補正用パターンを示す図である。 本発明の第3の実施例の画像形成装置の画像位置ずれ補正の動作を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施例の画像形成装置の画像位置ずれ補正用パターンを示す図である。 本発明の第4の実施例の画像形成装置の画像位置ずれ補正の動作を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施例の画像形成装置の画像位置ずれ補正用パターンを示す図である。 本発明の第5の実施例の画像形成装置の画像位置ずれ補正の動作を示すフローチャートである。 本発明の第6の実施例の画像形成装置の画像位置ずれ補正用パターンを示す図である。 本発明の第1の実施例の副走査方向における書込開始位置制御部20の動作を説明するためのタイミングチャートである。
符号の説明
1、2、3 センサ
4 搬送用モータ
5 記録紙
6 転送ベルト
7 帯電器
8 転写器
9 現像ユニット
10 感光体
11 LDユニット
12 BTL
13 fθレンズ
14 ポリゴンミラー
15 光ビーム走査装置
16 同期センサ
17 レンズ
18 ミラー
19 ポリゴンモータ制御部
20 書出開始位置制御部
21 LD制御部
22 同期検知用点灯制御部
23 位相同期クロック発生部
24 VCOクロック発生部
25 基準クロック発生部
26 プリンタ制御部
27 補正データ記憶部
28 画素クロック生成部
29 位相比較器
30 LPF
31 VCO
32 1/N分周器
33 主走査ライン同期信号発生部
34 副走査ゲート信号発生部
35 主走査ゲート信号発生部
36 副走査カウンタ
37 コンパレータ
38 ゲート信号発生部
39 主走査カウンタ
40 コンパレータ
41 ゲート信号発生部
100 画像形成制御部
101 画像形成部

Claims (16)

  1. 単色画像を形成する画像形成手段を色別に複数有し、該複数の画像形成手段によって形成された単色画像をそれぞれ重ね合わせて多色画像を画像形成する画像形成装置であって、
    前記色別に所定の画像位置ずれ補正用パターンを形成する形成手段と、
    前記形成手段により形成された前記画像位置ずれ補正用パターンにつき、基準色の画像位置ずれ補正用パターンと、所定の1色の画像位置ずれ補正用パターンとを検出する複数の検出手段と、
    前記検出手段により検出された検出結果に基づいて、前記基準色に対する前記所定の1色の2色間の画像位置ずれを補正する補正手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 回転又は移動する像担持体上に画像データに応じた画像光を照射することにより潜像画像を形成し、該潜像画像を現像手段により顕像化し、該顕像化した画像を、回転又は移動する転写手段によって搬送される記録媒体上に転写するか、又は、前記転写手段に転写した後に該転写手段に転写された画像を記録媒体上に転写することによって、前記記録媒体上に単色画像を形成する画像形成ユニットを色別に複数有し、該画像形成ユニットによって形成された単色画像を前記記録媒体上にそれぞれ重ね合わせて該記録媒体上に多色画像を形成する画像形成装置であって、
    前記色別に所定の画像位置ずれ補正用パターンを前記転写手段に形成する形成手段と、
    前記形成手段により形成された前記画像位置ずれ補正用パターンにつき、基準色の画像位置ずれ補正用パターンと、所定の1色の画像位置ずれ補正用パターンとを検出する複数の検出手段と、
    前記検出手段により検出された検出結果に基づいて、前記基準色に対する前記所定の1色の2色間の画像位置ずれを補正する補正手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記画像位置ずれ補正用パターンの形成位置を可変する可変手段をさらに有し、
    前記検出手段は、前記画像位置ずれ補正用パターンを前記色別にそれぞれ検出し、
    前記補正手段は、前記検出手段により検出された検出結果に基づいて、前記2色間の画像位置ずれを補正することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記可変手段は、前記2色間の画像位置ずれを前記検出手段が検出する度に、前記画像位置ずれ補正用パターンの形成位置を可変することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 単色画像を形成する画像形成手段を色別に複数有し、該複数の画像形成手段によって形成された単色画像をそれぞれ重ね合わせて多色画像を画像形成する画像形成装置であって、
    2以上の記録媒体に対して画像形成を連続して行う場合、該記録媒体間に、前記色別に所定の画像位置ずれ補正用パターンを形成する形成手段と、
    前記形成手段により形成された前記画像位置ずれ補正用パターンにつき、基準色の画像位置ずれ補正用パターンと、所定の1色の画像位置ずれ補正用パターンとを検出する複数の検出手段と、
    前記検出手段により検出された検出結果に基づいて、前記基準色に対する前記所定の1色の2色間の画像位置ずれを補正する補正手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 回転又は移動する像担持体上に画像データに応じた画像光を照射することにより潜像画像を形成し、該潜像画像を現像手段により顕像化し、該顕像化した画像を、回転又は移動する転写手段によって搬送される記録媒体上に転写するか、又は、前記転写手段に転写した後に該転写手段に転写された画像を記録媒体上に転写することによって、前記記録媒体上に単色画像を形成する画像形成ユニットを色別に複数有し、該画像形成ユニットによって形成された単色画像を前記記録媒体上にそれぞれ重ね合わせて該記録媒体上に多色画像を形成する画像形成装置であって、
    2以上の記録媒体に対して画像形成を連続して行う場合、前記転写手段に転写された画像間に、前記色別に所定の画像位置ずれ補正用パターンを前記転写手段に形成する形成手段と、
    前記形成手段により形成された前記画像位置ずれ補正用パターンにつき、基準色の画像位置ずれ補正用パターンと、所定の1色の画像位置ずれ補正用パターンとを検出する複数の検出手段と、
    前記検出手段により検出された検出結果に基づいて、前記基準色に対する前記所定の1色の2色間の画像位置ずれを補正す補正手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記画像位置ずれ補正用パターンの形成位置を可変する可変手段をさらに有し、
    前記検出手段は、前記画像位置ずれ補正用パターンを前記色別にそれぞれ検出し、
    前記補正手段は、前記検出手段により検出された検出結果に基づいて、前記2色間の画像位置ずれを補正することを特徴とする請求項5又は6に記載の画像形成装置。
  8. 前記可変手段は、前記2色間の画像位置ずれを前記検出手段が検出する度に、前記画像位置ずれ補正用パターンの形成位置を可変することを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 単色画像を色別に複数形成し、該形成された単色画像をそれぞれ重ね合わせて多色画像を画像形成する画像形成方法であって、
    前記色別に所定の画像位置ずれ補正用パターンを形成する形成ステップと、 前記形成ステップで形成された前記画像位置ずれ補正用パターンにつき、基準色の画像位置ずれ補正用パターンと、所定の1色の画像位置ずれ補正用パターンとを検出する検出ステップと、
    前記検出ステップの検出結果に基づいて、前記基準色に対する前記所定の1色の2色間の画像位置ずれを補正する補正ステップと、
    を行うことを特徴とする画像形成方法。
  10. 回転又は移動する像担持体上に画像データに応じた画像光を照射することにより潜像画像を形成し、該潜像画像を現像手段により顕像化し、該顕像化した画像を、回転又は移動する転写手段によって搬送される記録媒体上に転写するか、又は、前記転写手段に転写した後に該転写手段に転写された画像を記録媒体上に転写することによって、前記記録媒体上に単色画像を色別に複数形成し、該形成された単色画像を前記記録媒体上にそれぞれ重ね合わせて該記録媒体上に多色画像を形成する画像形成方法であって、
    前記色別に所定の画像位置ずれ補正用パターンを前記転写手段に形成する形成ステップと、 前記形成ステップで形成された前記画像位置ずれ補正用パターンにつき、基準色の画像位置ずれ補正用パターンと、所定の1色の画像位置ずれ補正用パターンとを検出する検出ステップと、
    前記検出ステップの検出結果に基づいて、前記基準色に対する前記所定の1色の2色間の画像位置ずれを補正す補正ステップと、
    を行うことを特徴とする画像形成方法。
  11. 前記画像位置ずれ補正用パターンの形成位置を可変する可変ステップをさらに有し、
    前記検出ステップは、前記画像位置ずれ補正用パターンを前記色別にそれぞれ検出し、
    前記補正ステップは、前記検出ステップの検出結果に基づいて、前記2色間の画像位置ずれを補正することを特徴とする請求項9又は10に記載の画像形成方法。
  12. 前記可変ステップでは、前記2色間の画像位置ずれを前記検出ステップで検出する度に、前記画像位置ずれ補正用パターンの形成位置を可変することを特徴とする請求項11記載の画像形成方法。
  13. 単色画像を色別に複数形成し、該形成された単色画像をそれぞれ重ね合わせて多色画像を画像形成する画像形成方法であって、
    2以上の記録媒体に対して画像形成を連続して行う場合、該記録媒体間に、前記色別に所定の画像位置ずれ補正用パターンを形成する形成ステップと、 前記形成ステップで形成された前記画像位置ずれ補正用パターンにつき、基準色の画像位置ずれ補正用パターンと、所定の1色の画像位置ずれ補正用パターンとを検出する検出ステップと、
    前記検出ステップの検出結果に基づいて、前記基準色に対する前記所定の1色の2色間の画像位置ずれを補正する補正ステップと、
    を行うことを特徴とする画像形成方法。
  14. 回転又は移動する像担持体上に画像データに応じた画像光を照射することにより潜像画像を形成し、該潜像画像を現像手段により顕像化し、該顕像化した画像を、回転又は移動する転写手段によって搬送される記録媒体上に転写するか、又は、前記転写手段に転写した後に該転写手段に転写された画像を記録媒体上に転写することによって、前記記録媒体上に単色画像を色別に複数形成し、該形成された単色画像を前記記録媒体上にそれぞれ重ね合わせて該記録媒体上に多色画像を形成する画像形成方法であって、
    2以上の記録媒体に対して画像形成を連続して行う場合、前記転写手段に転写された画像間に、前記色別に所定の画像位置ずれ補正用パターンを前記転写手段に形成する形成ステップと、 前記形成ステップで形成された前記画像位置ずれ補正用パターンにつき、基準色の画像位置ずれ補正用パターンと、所定の1色の画像位置ずれ補正用パターンとを検出する検出ステップと、
    前記検出ステップの検出結果に基づいて、前記基準色に対する前記所定の1色の2色間の画像位置ずれを補正す補正ステップと、
    を行うことを特徴とする画像形成方法。
  15. 前記画像位置ずれ補正用パターンの形成位置を可変する可変ステップをさらに有し、
    前記検出ステップは、前記画像位置ずれ補正用パターンを前記色別にそれぞれ検出し、
    前記補正ステップは、前記検出ステップの検出結果に基づいて、前記2色間の画像位置ずれを補正することを特徴とする請求項13又は14に記載の画像形成方法。
  16. 前記可変ステップでは、前記2色間の画像位置ずれを前記検出ステップで検出する度に、前記画像位置ずれ補正用パターンの形成位置を可変することを特徴とする請求項15記載の画像形成方法。
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