JP2011183803A - 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 Download PDF

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Hiroyuki Okuyama
博幸 奥山
Hidekazu Yamanishi
英一 山西
Tetsuya Sadohara
哲也 佐土原
Kichirin Hiroe
吉倫 廣江
Hiromasa Tanaka
宏昌 田中
Yasuaki Okamoto
泰明 岡本
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Abstract

【課題】被画像形成媒体の両面に適正な画像形成を行える画像形成装置および画像形成装置の制御方法を提供する。
【解決手段】制御手段5は、位置検出用のマークを被画像形成媒体における非印刷領域に形成する。読取手段Siは、前記マークを形成した被画像形成媒体の面の画像を読み取る。検出手段は、前記読取手段が読み取った画像データから前記マークを検出する。算出手段は、検出したマークの位置と前記被画像形成媒体に形成したマークの位置との変動量により前記被画像形成媒体に生じた収縮度を算出する。記憶手段は、算出した収縮度に基づく変倍率を保存する。両面印刷制御手段は、被画像形成媒体の2面に画像を形成する場合、前記画像形成手段により前記被画像形成媒体の第1面に第1の画像を形成した後、前記記憶手段に記憶した変倍率で変倍した第2の画像を前記画像形成手段2により前記被画像形成媒体の第2面に形成させる。
【選択図】図3

Description

本実施形態は、画像を被画像形成媒体に形成する画像形成装置および画像形成装置に適用される画像形成方法に関する。
従来、デジタル複合機などの画像形成装置は、両面印刷する場合、画像処理部において表面の画像データと裏面の画像データとを同じ倍率で変倍処理する。また、印刷領域の原点についても、両面ともに同じ座標位置としている。しかしながら、画像形成装置では、印刷工程において被画像形成媒体の物理的な大きさが変わってしまうことがありうる。たとえば、被画像形成媒体に熱を加える工程がある画像形成装置では、被画像形成媒体のサイズが縮小してしまうことがある。両面印刷する場合、第1面への印刷工程において被画像形成媒体の物理的なサイズが変わってしまうと、表面に印刷される画像と裏面に印刷される画像とは、サイズあるいはプリント位置が一致しなくなるという問題点がある。
特開2004−347842号公報
本実施形態によれば、被画像形成媒体の両面に適正な画像形成を行える画像形成装置および画像形成装置の制御方法を提供することを目的とする。
実施形態によれば、画像形成装置は、画像形成手段と、制御手段と、読取手段と、検出手段と、算出手段と、記憶手段と、両面印刷制御手段とを有する、制御手段は、位置検出用のマークを被画像形成媒体における非印刷領域に形成する。読取手段は、前記マークを形成した被画像形成媒体の面の画像を読み取る。検出手段は、前記読取手段が読み取った画像データから前記マークを検出する。算出手段は、検出したマークの位置と前記被画像形成媒体に形成したマークの位置との変動量により前記被画像形成媒体に生じた収縮度を算出する。記憶手段は、算出した収縮度に基づく変倍率を保存する。両面印刷制御手段は、被画像形成媒体の2面に画像を形成する場合、前記画像形成手段により前記被画像形成媒体の第1面に第1の画像を形成した後、前記記憶手段に記憶した変倍率で変倍した第2の画像を前記画像形成手段により前記被画像形成媒体の第2面に形成させる。
図1は、デジタル複合機の外観構成例を示す斜視図である。 図2は、デジタル複合機の内部構成例を概略的に示す断面図である。 図3は、デジタル複合機における制御系の構成例を説明するためのブロック図である。 図4(a)は、用紙の収縮度を検出するためのテストパターン(複数のマーク)の例を示す図である。図4(b)は、テストパターンをプリントした用紙の例を示す図である。 図5は、位置検出用のマークの構成例である。 図6(a)は、第1面に画像がプリントされた状態を示す図である。図6(b)は、第1面へのプリント処理で生じた用紙の収縮度に応じて補正した画像を第2面にプリントした例を示す図である。 図7(a)は、第1面にプリントする画像の大きさ及び位置を示す図である。図7(b)は、第1面へのプリント処理によって収縮した用紙における画像の大きさおよび位置を示す図である。 図8は、用紙における収縮度の判定処理の例を説明するためのフローチャートである。 図9は、両面印刷処理の流れを説明するためのフローチャートである。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
まず、画像形成装置としてのデジタル複合機(MFP,Multi-Functional Peripheral)の構成について説明する。
図1は、デジタル複合機の外観構成例を示す斜視図である。また、図2は、デジタル複合機の内部構成例を概略的に示す断面図である。図1に示すように、デジタル複合機は、スキャナ1、プリンタ2、フィニッシャ3、コントロールパネル4およびシステム制御部5を有する。
スキャナ1は、デジタル複合機の本体上部に設置する。スキャナ1は、システム制御部5により制御される。スキャナ1は、原稿の画像を読み取って画像データに変換する装置である。スキャナ1は、原稿の画像データをシステム制御部5へ出力する。
スキャナ1は、原稿における主走査方向の1ライン分の画像を画像データに変換するCCDラインセンサを含む光電変換部としての画像読取部10を有する。画像読取部10は、原稿の副走査方向にCCDラインセンサで原稿を走査することにより原稿全体の画像を読み取る。
スキャナ1は、原稿台ガラス11および原稿センサ12を有する。原稿台ガラス11は、画像読取部10がスキャンする原稿を載置する。画像読取部10は、原稿台ガラス11のガラスを介して原稿台ガラス11上の原稿をスキャンする。原稿センサ12は、原稿台ガラス11上の原稿を検知する。原稿センサ12は、原稿台ガラス11上における原稿の有無を示す信号を出力する。原稿センサ12は、原稿台ガラス11上の原稿サイズを検知する。
スキャナ1は、自動原稿送り装置(ADF:Auto Document Feeder)13を有する。ADF13は、給紙トレイ14を有する。給紙トレイ14は、読取対象とする原稿を保持する。ADF13は、給紙トレイ14が保持する原稿を1枚ずつ搬送する。スキャナ1は、ADF13が搬送する原稿の画像を読み取る。スキャナ1において、ADF13は、原稿台ガラス11上に載置した原稿に対するカバーとしても機能する。
プリンタ2は、画像形成手段として機能する。プリンタ2は、システム制御部5により制御される。プリンタ2は、システム制御部5から供給される画像データを被画像形成媒体としての用紙にプリントする。
プリンタ2は、給紙カセット21A、21B、21Cを有する。これらの給紙カセット21A、21B、21Cは、画像をプリントする被画像形成媒体としての用紙を収納する。たとえば、各給紙カセット21A、21B、21Cは、デジタル複合機本体の下部に着脱可能である。
各給紙カセット21A、21B、21Cのセット位置には、各給紙カセット21A、21B、21Cの取り出しおよびセットを検知するセンサ20a、20b、20cを有する。また、センサ20a、20b、20cは、各給紙カセット21A、21B、21Cに用紙がセットされたことを検知できるものであれば良い。たとえば、センサ20a、20b、20cは、それぞれ各給紙カセット21A、21B、21C内における用紙を検知するものであっても良い。センサ20a、20b、20cによる検知結果は、システム制御部5のCPU51に通知される。
各給紙カセット21A、21B、21Cは、それぞれ給紙ローラ22A,22B,22Cを有する。各給紙ローラ22A,22B,22Cは、各給紙カセット21A、21B、21Cから用紙を一枚ずつ取り出し、搬送部23へ供給する。
搬送部23は、プリンタ2内で用紙を搬送する。搬送部23は、複数の搬送ローラ23a〜23fおよびレジストローラ24を有する。搬送部23は、各給紙ローラ22A,22B,22Cが取り出した用紙をレジストローラ24へ用紙を搬送する。上記レジストローラ24は、画像を転写するタイミングで用紙を転写位置へ搬送する。また、プリンタ2には、プリンタ2内の温度及び湿度を検知する温湿度センサThが設けられてる。温湿度センサThが検知する温度及び湿度は、システム制御部5のCPU51に通知される。
複数の画像形成部25(25Y、25M、25C、25K)は、それぞれ各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)の画像を形成する。露光部26は、レーザ光により各画像形成部25(25Y、25M、25C、25K)における像担持体としての感光体ドラムD(Dy、Dm、Dc、Dk)に各色で現像される画像としての静電潜像を形成する。露光部26は、画像データに応じて制御するレーザ光をポリゴンミラーなどの光学系を介して感光体ドラムDに照射する。レーザ光が照射された感光体ドラムの表面には、静電潜像が形成される。露光部26は、システム制御部5からの制御信号に応じてレーザ光を制御する。たとえば、露光部26は、レーザ光のパワーをシステム制御部5からの制御信号に応じて制御する。また、露光部26は、レーザ光の発光を制御するためのパルス幅の変調量などもシステム制御部5からの制御信号に応じて制御する。
各画像形成部25(25Y、25M、25C、25K)は、それぞれ感光体ドラムD(Dy、Dm、Dc、Dk)上に形成された静電潜像を各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナーで現像することによりトナー像を形成する。中間転写ベルト27は、中間転写体である。各画像形成部25(25Y、25M、25C、25K)は、それぞれ感光体ドラムD(Dy、Dm、Dc、Dk)上に形成した各色のトナー像を中間転写ベルト27上に転写(一次転写)する。
また、各画像形成部25(25Y、25M、25C、25K)は、電位センサSvおよび濃度センサSdなどのセンサを有する。電位センサSvは、感光体ドラムの表面電位を検知するセンサである。各画像形成部25(25Y、25M、25C、25K)において、各感光体ドラムDは、露光部26により露光される前に、表面が帯電チャージャにより帯電される。帯電チャージャは、システム制御部5からの制御信号により帯電条件が変更できる。電位センサSvは、帯電チャージャにより表面が帯電された後の感光体ドラムにおける表面電位を検知する。濃度センサSdは、中間転写ベルト27上に転写したトナー像の濃度を検知する。また、濃度センサSdは、感光体ドラムDy、Dm、Dc、Dk上に形成したトナー像を検知するものであっても良い。
各画像形成部25Y、25M、25Cおよび25Kは、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナーで現像したトナー像を中間転写ベルト27上に重ねて転写する(1次転写する)。中間転写ベルト27は、各色のトナー像が重なり合ったカラー画像を保持する。転写部28は、中間転写ベルト27上の複数色のトナーによるカラー画像を2次転写位置において用紙に転写する。2次転写位置は、中間転写ベルト27上のトナー像を用紙に転写する位置である。2次転写位置は、支持ローラ28aおよび2次転写ローラ28bが対向する位置である。
転写ベルト27の表面が各画像形成部25を通過してから2次転写位置に致るまでの間には、画像読取手段としてのセンサSiが設けられる。センサSiは、各画像形成部25が転写ベルト27上に形成したトナー像を読み取る。センサSiは、転写ベルト27に形成された画像の濃度値を検知するセンサとして機能する。センサSiにより取得した濃度データは、システム制御部5へ出力される。システム制御部5は、センサSiからの濃度データを解析することにより転写ベルト27上に形成された画像の濃度を検出する。
レジストローラ24は、中間転写ベルト27上のトナー画像にタイミングを合わせて用紙を2次転写位置へ搬送する。転写部28は、2次転写位置においてトナー像を転写した用紙を定着部29へ供給する。定着部29は、トナー像を用紙に定着する。定着部29は、上記転写部28がトナー像を転写した用紙を加圧状態で加熱する。定着部29は、定着処理した用紙を、排紙部30、フィニッシャ3、あるいは、両面印刷機構40の何れかへ搬送(排出)する。
また、定着部29の後段には、定着処理した用紙における画像を読み取る画像読取手段としてのイメージセンサSiが設けられる。イメージセンサSiは、定着処理後の用紙から読み取った画像データをシステム制御部5へ出力する。システム制御部5は、イメージセンサSiからの画像データを解析することにより、定着処理後の用紙の収縮率を検出する。定着部29により定着処理された用紙は、イメージセンサSiにより画像が読み取られて排紙部30、フィニッシャ3、あるいは、両面印刷機構40の何れかへ搬送(排出)される。なお、イメージセンサSiは、定着部29により定着処理された用紙のうち両面印刷機構40へ搬送される用紙上の画像のみを読み取るようにしても良い。
両面印刷機構40は、定着部29により定着処理された用紙を反転して搬送し、再度レジストローラ24へ供給する。また、両面印刷機構40は、所望の印刷タイミング(裏面の印刷タイミング)になるまで、反転した用紙をスタックする。両面印刷機構40は、定着処理後の用紙をレジストローラ24へ導く反転搬送路41を有する。反転搬送路41は、定着処理後の用紙を反転させた状態で搬送する。反転搬送路41は、反転させた状態の用紙を所望の印刷タイミングになるまで用紙をスタックする。反転搬送路41は、所望の印刷タイミングで反転させた用紙をレジストローラ24へ供給する。これにより、レジストローラ24は、所望のタイミングで裏面に印刷が可能な状態の用紙を搬送できる。
なお、図2に示すプリンタ2は、電子写真方式のプリンタである。ただし、本実施の形態のプリンタは、電子写真方式のプリンタに限定されるものでない。本実施の形態は、たとえば、インクジェット方式あるいは熱転写方式などの電子写真方式以外のプリンタにも適用できる。
フィニッシャ3は、プリンタ2が画像を形成した用紙を処理する排紙機構部32および用紙をスタックする排紙トレイ33を有する。
コントロールパネル4は、ユーザインターフェースである。たとえば、ユーザは、コントロールパネル4において設定情報などの情報を入力する。コントロールパネル4は、システム制御部5により制御される。たとえば、印刷に用いる用紙をユーザが選択する場合、コントロールパネル4には、給紙カセットあるいは用紙サイズを指定する指示が入力される。コントローラパネル4に入力された情報は、システム制御部5のCPU51へ通知される。
次に、デジタル複合機の制御系の構成について説明する。
図3は、デジタル複合機における制御系の構成例を説明するためのブロック図である。
デジタル複合機は、装置全体を制御するシステム制御部5を有する。システム制御部5は、システムバスなどを介して、スキャナ1、プリンタ2、フィニッシャ3、コントロールパネル4に接続する。
システム制御部5は、CPU(プロセッサ)51、メインメモリ52、ROM53、不揮発性メモリ54、HDD55、ページメモリ56、プリンタコントローラ57、FAXコントローラ58、電子データ作成部59、外部インターフェース(I/F)57a、58b、59aおよび画像処理部60を有する。
CPU51は、デジタル複合機全体を制御する。CPU51は、プログラムを実行することにより処理を実現するプロセッサである。CPU51は、システムバスを介して、装置内の各部に接続する。CPU51は、システム制御部5内の各部だけでなく、システムバスを介して、スキャナ1、プリンタ2、フィニッシャ3、コントロールパネル4なども接続する。CPU51は、スキャナ1、プリンタ2、および、コントロールパネル4との双方向の通信により、各部へ動作指示を出力したり、各部から種々の情報を取得したりする。また、CPU51は、装置内の各部に設置した各種のセンサの検知信号および動作状態などを示す情報を入力する。
メインメモリ52は、RAMなどにより構成される。メインメモリ52は、ワーキングメモリ、あるいはバッファメモリとして機能する。ROM53は、プログラムおよび制御データなどを記憶する書換え不可の不揮発性メモリである。CPU51は、メインメモリ52を使用しながらROM53(或は不揮発性メモリ54、HDD55)に記憶したプログラムを実行することにより種々の処理を実現する。たとえば、CPU51は、プログラムを実行することにより、検出手段、算出手段および制御手段として機能する。
不揮発性メモリ54は、書換え可能な不揮発性メモリである。不揮発性メモリ54は、CPU51が実行する制御プログラムおよび制御データを記憶する。また、不揮発性メモリ54は、設定情報、処理条件などを記憶する。ハードディクスドライブ(HDD)55は、大容量の記憶装置である。HDD55は、画像データおよび各種の履歴情報などを記憶する。また、HDD55は、制御プログラムおよび制御データなどを記憶しても良い。また、HDD55は、設定情報および処理条件などを記憶しても良い。
ページメモリ56は、処理の対象とする画像データを展開するためのメモリである。たとえば、スキャナ1が読み取った画像データは、画像処理が施された後、ページメモリ56に格納される。ページメモリ56に格納された画像データは、プリント用の画像処理が施されてプリンタ2へ出力されたり、HDD55に保存されたり、外部インターフェース57aを介して外部装置へ送信されたりする。
プリンタコントローラ57は、外部装置からのプリント要求に応じたプリント処理を制御する。プリンタコントローラ57は、外部インターフェース57aを介して外部装置に接続される。プリンタコントローラ57は、外部インターフェース57aを介して外部装置からのプリントデータを受信する。FAXコントローラ58は、FAX通信(ファクシミリデータの送受信)を制御する。FAXコントローラは、FAXインターフェース58aを介して公衆回線に接続される。FAXコントローラ58は、FAXインターフェース58aおよび公衆回線を介してファクシミリデータの送受信を行う。電子データ作成部59は、スキャナ1により読み取った画像データなどを含む電子データを作成する。外部インターフェース59aは、電子データを外部装置へ送信するためのインターフェースである。たとえば、外部インターフェース57aと59aとは、ネットワークを介したネットワークインターフェースであっても良い。
画像処理部60は、入力画像処理部61、圧縮部62、伸張部63、出力画像処理部64を有する。
入力画像処理部61は、スキャナ1が読み取った画像を入力画像として処理するスキャナ系の画像処理部として機能する。入力画像処理部61は、スキャナ1により読取った画像データに対して、シェーディング補正処理、階調変換処理、ライン間補正処理などを実行する。
シェーディング補正処理は、CCDなどの各光電変換素子の感度ばらつき、あるいは、原稿を照明するためのランプの配光特性に応じて、画像データを補正する処理である。階調変換処理は、画像データを構成する各画素の値(たとえば、R、G、Bの各信号値)をルックアップテーブルに従って変換する処理である。ライン間補正処理は、スキャナ1のCCDラインセンサにおけるRGBの各センサの物理的な位置ずれを補正する処理である。また、入力画像処理部61は、スキャナ1が取得した画像データに対して、解像度変換、変倍処理、明るさ調整、コントラスト調整、彩度調整、シャープネス調整などを行うようにしても良い。
圧縮部62は、画像データを圧縮する。たとえば、圧縮部62は、入力画像処理部61が処理した画像データを圧縮する。圧縮部62は、圧縮した画像データをページメモリ56に記憶する。なお、圧縮部62は、圧縮した画像データをHDD55などへ出力しても良い。伸張部63は、圧縮された画像データを伸張する。たとえば、伸張部63は、ページメモリ56から圧縮された画像データを読み出し、圧縮された画像データを伸張する。伸張部63は、伸張した画像データを出力画像処理部64へ出力する。なお、伸張部63は、伸張した画像データをHDD55などへ出力しても良い。
出力画像処理部64は、補正手段として機能する。出力画像処理部64は、画像データをプリント用の画像データに変換する。出力画像処理部64は、出力画像としてプリント用の画像データを生成するプリンタ系の画像処理部として機能する。コピー処理において、出力画像処理部64は、たとえば、入力画像処理部61およびページメモリ56等を経て供給されるスキャナ1により読み取った画像データをプリント用の画像データに変換する。また、プリント処理において、出力画像処理部64は、プリンタコントローラ57が外部インターフェース57aを介して外部装置から取得した画像データをプリント用の画像データに変換する。
出力画像処理部64は、色変換処理、鮮鋭化処理、像域識別処理、変倍処理、階調補正処理、ディザ処理などを有する。たとえば、色変換処理は、R(赤)、G(緑)およびB(青)信号からなるカラー画像データを、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)信号からなるプリント用のカラー画像データに変換する。鮮鋭化処理は、たとえば、フィルタ処理により画像データを鮮鋭化する。像域識別処理は、画像の種類(文字、写真など)を識別する。変倍処理は、画像を縮小或は拡大する。階調補正処理は、画像データにおける階調を補正する。ディザ処理は、階調補正された画像データに対してディザ処理を施す。
次に、画像形成装置における画像形成工程で発生する用紙の変形について説明する。
デジタル複合機などの画像形成装置では、被画像形成媒体に画像を形成する工程(印刷工程)において、被画像形成媒体の物理的なサイズが変わってしまうことがありうる。たとえば、電子写真方式の画像形成装置では、定着処理の工程で、被画像形成媒体としての用紙に含まれる水分が蒸発し、用紙のサイズが縮小することがある。具体的には、周辺環境および被画像形成媒体の材質によっては、A3サイズで数ミリ程度のサイズの縮小が起こることもありうる。
用紙の両面に画像を印刷する場合、第1面(表面)への印刷工程で用紙のサイズが収縮すると、第1面と同様な印刷条件で第2面(裏面)に印刷される画像は、第1面に印刷された画像とは異なる大きさで、異なる位置(第1面の印刷領域とはずれた印刷領域)に印刷される。言い換えると、第1面への印刷工程において用紙サイズの収縮があるにもかかわらずに同じ条件で第2面への印刷処理を実行すると、両面印刷後の用紙では、表面と裏面とで画像サイズおよび印刷領域が合わなくなる。
本実施の形態のデジタル複合機は、一連の印刷工程が終了した段階(定着処理後)で用紙に印刷された画像を読み取り、読み取った画像により用紙の収縮度を算出する機能を有する。用紙の収縮度を検出する場合、デジタル複合機は、収縮度検出用のテストパターンを用紙にプリントする。テストパターンは、非印刷領域にユーザが視認し難い状態でプリントされる。テストパターンは、位置を検出するための複数のマーク(位置検出用のマーク)から構成する。、位置検出用のマークは、ユーザが視認し難いように、極小サイズ、あるいは、人間が視認し難い色(例えば黄色)で形成する。また、位置検出用のマークは、用紙における画像の印刷領域外(非印刷領域)となる領域にプリントする。さらに、テストパターンは、片面印刷する用紙の裏面にプリントする。
図4(a)は、用紙の収縮度を検出するためのテストパターンの例を示す図である。図4(b)は、図4(a)のテストパターンをプリントした用紙の例を示す図である。
図4(a)に示すテストパターンは、矩形の用紙における四隅のうちの3箇所に位置検出用のマークを配置したものである。位置検出用のマークは、イメージセンサSiで読み取ることができ、かつ、ユーザが視認し難いものである。また、各位置検出用のマークは、画像データ上の1点を示すものであれば良い。
図5は、位置検出用のマークの構成例である。図5に示す例において、位置検出用のマークは、2つの直線が交差した形状となっている。図5に示す各マークは、2つの直線の交差点が画像における1点を示す。図5に示すようなマークは、最小1画素分の幅を持つ2つの直線で構成できる。たとえば、最小1画素の幅を持つ2つの直線で構成した場合、交差点も1画素となる。また、図5に示すマークは、2つの直線で構成されるため、マーク全体が読み取れなくとも、各線につき複数の点(少なくとも2つの点)が読み取れれば、各直線を予測でき、それらの交差点も検出可能となる。
ただし、位置検出用のマークは、図5に示すような十字形状のパターンに限定されるものではない。位置検出用のマークは、イメージセンサSiが読み取った画像から位置を特定できるものであれば良い。たとえば、後述する主走査方向および副走査方向のパターン対の距離が求められれば、位置検出用のマークは、どのような形状であっても良い。また、位置検出用のマークをプリントする色についても、ユーザに視認され難ければ、いずれの色でも良い。
図4(a)に示すテストパターンにおいて、被画像形成媒体としての用紙における3点を示す3つのマークが配置されている。各マークは、主走査方向および副走査方向における、相対点な位置関係を算出するための点を示すものである。このため、テストパターンにおいて、各マークは、それぞれが所定の間隔を隔てた位置に配置される。各マークは、通常のプリントモードにおいて用紙に対して画像を形成できる領域(印刷領域)外R0にプリントする。印刷領域は、プリントおよび定着処理の品質を保証する領域であり、プリンタ2は、印刷領域外(非印刷領域)R0にも画像を形成できる。マークは、位置を特定できるものであれば良く、高い画質は要求しない。このため、プリンタ2は、各マークを非印刷領域R0に印刷できる。
図4(a)に示すテストパターンは、非印刷領域R0に配置される3つのマークm1、m2、m3で構成される。第1マークm1は、非印刷領域R0となる用紙の左上付近に配置される第2マークm2は、非印刷領域R0となる用紙の右上付近に配置される。第3マークm3は、非印刷領域R0となる用紙の左下付近に配置される。図4(a)に示す例では、用紙の左上の端点を基準として主走査方向の位置と副走査方向の位置とを示す座標により、第1、第2、第3マークm1、m2、m3が示す各点(交差点)を座標値で表現する。たとえば、図4(a)に示す画像において、第1マークm1は交差点が(X1、Y1)であり、第2マークm2は交差点が(X2、Y1)であり、第3マークm3は交差点が(X1、Y2)である。
これに対して、図4(b)は、図4(a)に示すテストパターンを用紙に印刷した後の画像を示している。たとえば、図2に示す構成例の画像形成装置において、図4(b)に示す画像は、イメージセンサSiが読み取った画像に相当する。図4(b)に示す例では、用紙に印刷された後の画像における、第1マークm1´の交差点を(Xa、Ya)とし、第2マークm2´の交差点を(Xb、Yb)とし、第3マークm3´の交差点を(Xc、Yc)としている。
従って、図4(a)に示すような印刷前の画像データにおける第1、第2、第3マークの相対位置と、図4(b)に示すような印刷後の画像データにおける第1、第2、第3マークの相対位置との関係から、印刷工程で生じた用紙の収縮度が算出できる。ここでは、各マークの相対距離に基づいて、用紙の収縮度を算出する方法について説明する。
まず、図4(a)に示すような印刷前の画像データにおける第1のパターン距離として以下の距離値DX、DYが算出される。
DX = X2 − X1
DY = Y2 − Y1
距離値DXは、印刷前の画像データにおける第1マークm1と第2マークm2との相対距離を示す値である。この例では、距離値DXは、印刷前の画像データにおける主走査方向の基準値として採用される。距離値DYは、印刷前の画像データにおける第1マークm1と第3マークm3との相対距離を示す値である。この例では、距離値DYは、印刷前の画像データにおける副走査方向の基準値として採用される。
なお、距離値DXおよびDYは、上述の計算式により都度計算して良い。また、用紙サイズに対応してテストパターンを予め用意しておく場合、つまり、用紙サイズに対応して第1、第2、第3マークの位置が特定できる場合、距離値DXおよびDYは、予め設定しておいても良い。
図4(a)に示すテストパターンを印刷した用紙に対して定着処理した後、イメージセンサSiは、用紙に印刷されている画像(印刷後のテストパターン)を読み取る。両面印刷する場合、イメージセンサSiにより第1面の画像が読み取られた用紙は、両面印刷機構40へ搬送され、一旦格納される。ここで、イメージセンサSiが図4(b)に示すような印刷後の画像データを読み取ったものとする。
図4(b)に示すような印刷後の画像データにおける第1、第2、第3マークm1´、m2´、m3´の交差点の座標値により、第2のパターン距離として以下の距離値DX´、DY´が算出される。
Figure 2011183803
距離値DX´は、印刷後の画像データにおける第1マークm1´と第2マークm2´との相対距離を示す値である。距離値DY´は、印刷前の画像データにおける第1マークm1´と第3マークm3´との相対距離を示す値である。
印刷前の画像データにおける距離値DXを基準とすれば、印刷後の画像データにおける距離値DX´により主走査方向における収縮度が算出できる。また、印刷前の画像データにおける距離値DYを基準とすれば、印刷後の画像データにおける距離値DY´により副走査方向における収縮度が算出できる。
すなわち、第1のパターン距離としての距離値DX、DYと第2のパターン距離としての距離値DX´、DY´とにより、画像形成装置における印刷処理により生じた用紙の収縮度が求められる。たとえば、画像形成装置は、以下の計算式により、主走査方向における用紙の収縮度(ShrinkX)と、副走査方向における用紙の収縮度(ShrinkY)とを、それぞれ算出する。
主走査方向における用紙の収縮度(ShrinkX)= DX‘/DX
副走査方向における用紙の収縮度(ShrinkY)= DY‘/DY。
図6(a)は、第1面に画像がプリントされた状態を示す図である。図6(a)に示す例では、第1面に画像をプリントする過程において用紙が収縮したものとする。また、図6(a)に示す用紙に生じた主走査方向の収縮度はShrinkXとし、副走査方向の収縮度はShrinkYとするものとする。
図6(b)は、図6(a)の画像をプリントした場合に生じた用紙の収縮度ShrinkXおよびShrinkYに応じて補正した画像を第2面にプリントした例を示す図である。図6(b)に示す例では、画像補正無しの印刷領域Toと画像補正有りの印刷領域(用紙の収縮率に応じて変倍した画像の印刷領域)Tcとを示している。画像補正有りの印刷領域Tcは、画像補正無しの印刷領域Toを用紙の収縮率に応じて縮小した領域である。
また、図6(b)に示す画像補正有りの印刷領域TCは、後述する算出方法により算出される印刷開始位置を基点とする領域である。つまり、図6(b)に示す画像補正有りの印刷領域Tcは、印刷開始位置が主走査方向および副走査方向の用紙の収縮率に応じて補正した位置となる領域である。従って、第2面には、主走査方向および副走査方向における用紙の収縮率に応じて縮小された画像が印刷領域Tcにプリントされる。これにより、図6(b)に示すような用紙の第2面における画像補正有りの印刷領域Tcは、図6(a)に示すような印刷工程で収縮が生じた用紙の第1面における印刷領域と位置および大きさなどが一致するようにできる。
次に、両面プリントにおける第2面(裏面)のプリント画像に対する画像処理について説明する。
まず、両面プリントにおける用紙に収縮に応じた第2のプリント画像に対する変倍処理について説明する。
裏面のプリント画像(第2のプリント画像)に対する画像処理工程においては、表面(第1面)のプリント画像(第1のプリント画像)に対する変倍処理の倍率を基準として、主走査方向および副走査方向の倍率を、それぞれShrinkXおよびShrinkYの収縮度の分、さらに縮小させる。
具体的には、以下の計算式により、主走査方向および副走査方向それぞれについて、表面への画像形成処理で生じた用紙の収縮に応じた第2のプリント画像に対する変倍率を求める。
Xs‘ = Xs * ShrinkX
Ys‘ = Ys * ShrinkY
但し、Xsは、表面にプリントした画像(第1のプリント画像)に対する主走査方向における基準倍率であり、Ysは、表面にプリントした画像(第1のプリント画像)に対する副走査方向における基準倍率であり、Xs‘は、裏面にプリントする画像(第2のプリント画像)に対する主走査方向の変倍率であり、Ys’は、第2のプリント画像に対する副走査方向の変倍率である。
従って、出力画像処理部64は、第2のプリント画像に対して、主走査方向の変倍率をXs´とし、副走査方向の変倍率をYs´として変倍処理する。
図7(a)は、収縮する前の用紙の第1面にプリントする画像の大きさ及び位置を示す。図7(b)は、収縮後の用紙の第1面にプリントした画像の大きさ及び位置を示す。また、図7(a)は、変倍処理前の第2のプリント画像のサイズを示し、図7(b)は、変倍処理後の第2のプリント画像のサイズおよび位置を示す。
図7(a)及び図7(b)に示す変倍処理後の主走査方向のサイズ(XSIZE‘)と変倍処理前の主走査方向のサイズ(XSIZE)とには、以下の関係式が成り立つ。また、変倍処理後の副走査方向のサイズ(YSIZE’)と変倍処理前の副走査方向のサイズ(YSIZE)とは、以下の関係式が成り立つ。
XSIZE‘ = XSIZE * ShrinkX = XSIZE * (Xs’/Xs)
YSIZE‘ = YSIZE * ShrinkY = YSIZE * (Ys’/Ys)
上述の関係式によれば、用紙に生じた主走査方向及び副走査方向における収縮度あるいは変倍率により変倍処理後の第2のプリント画像の大きさが算出できる。
次に、両面プリントにおける用紙に収縮に応じた第2のプリント画像に対する印刷開始位置の補正について説明する。
上述したように用紙が収縮すると、画像の大きさだけでなく、画像の位置も変動する。たとえば、プリンタ2が用紙の左上を印刷制御の原点とし、かつ、印刷開始位置を画像の左上とする場合、印刷開始位置を補正することにより、用紙における、画像の左上を基準とする画像全体の位置が補正できる。すなわち、用紙が収縮した場合、用紙全体とともに画像全体も縮小するため、用紙における画像の左上の位置(用紙の左上を原点した印刷開始位置の座標値)も変動する。従って、用紙に収縮が生じる場合、両面にプリントする各画像の大きさ及び位置を一致するためには、裏面にプリントする画像(第2の画像)は、用紙の収縮度に応じて変倍するだけでなく、用紙の収縮度に応じて印刷開始位置も補正する必要がある。
用紙の収縮によって生じる印刷開始位置(画像の左上の座標)の変動は、用紙における収縮度により算出できる。つまり、主走査方向及び副走査方向の印刷開始位置については、用紙の収縮度ShrinkX及びShrinkYに基づいて算出する。用紙の左上を原点とすると、用紙が収縮した場合には印刷開始位置の座標値は原点方向に移動する。たとえば、主走査方向における印刷開始位置(LEFT‘)は、第1のプリント画像に対する主走査方向における印刷開始位置(LEFT)と主走査方向における用紙の収縮度(ShrinkX)とにより算出される。また、副走査方向における印刷開始位置(TOP‘)は、第1のプリント画像に対する副走査方向における印刷開始位置(TOP)と主走査方向における用紙の収縮度(ShrinkY)とにより算出される。
具体的には、以下の計算式により、主走査方向における印刷開始位置(LEFT‘)及び副走査方向における印刷開始位置(TOP‘)が算出できる。
LEFT‘ = LEFT * ShrinkX = LEFT * (Xs’/Xs)
TOP‘ = TOP * ShrinkY = TOP * (Ys’/Ys)
上述の関係式によれば、用紙に生じた主走査方向及び副走査方向における収縮度により変倍処理後の第2のプリント画像の印刷開始位置が算出でき、収縮した用紙の表面(第1面)における第1のプリント画像と同じ位置になるように、裏面(第2面)に第2のプリント画像をプリントできる。
次に、用紙の収縮度を判定する処理について説明する。
本実施の形態のデジタル複合機は、全用紙について収縮度を判定するものではなく、予め設定したタイミングで用紙の収縮度を算出し、算出した収縮度をHDD55あるいは不揮発性メモリ54などの記憶手段に保存する。用紙に対する収縮度などの情報は、給紙カセットごとに保存しておく。これは、各給紙カセットには、同種類の用紙が収納されることを想定したものである。従って、用紙の収縮度に基づく印刷制御は、給紙カセットごとに保存した用紙の収縮度、変倍率および印刷開始位置を用いて実施する。
図8は、用紙の収縮度を判定する処理の例を示すフローチャートである。
プリントが要求された場合(ACT11、YES)、システム制御部5のCPU51は、プリントが要求された用紙における収縮度を判定する処理を実行すべきか否かを判断する(ACT12〜17)。まず、プリントが要求された場合、CPU51は、収縮度の判定が可能なプリントモードであるか否かを判断する(ACT12)。たとえば、片面プリントモードの場合にのみ、収縮度の判定処理を行うように設定しても良い。この場合、CPU11は、プリントモードが片面印刷モードであるか否かにより、収縮度の判定が可能か否かを判断する。収縮度の判定が可能なプリントモードでないと判断した場合(ACT12、NO)、CPU51は、プリンタ2による通常のプリント処理を実行する(ACT26)。
収縮度の判定が可能なプリントモードであると判断した場合(ACT12、YES)、CPU51は、プリンタ2が用紙を給紙する給紙カセットの設定が変更されたか否かを判断する(ACT13)。たとえば、プリンタ2が被画像形成媒体として給紙する用紙の給紙カセットは、コントローラパネル4による操作によりユーザが選択できる。CPU51は、コントロールパネル4への操作に応じて用紙を給紙する給紙カセットの設定を変更する。なお、給紙カセットの設定変更に応じた収縮度の判定処理は実施しない場合、ACT13の処理は省略すれば良い。
給紙カセットの変更がない場合(ACT13、NO)、CPU51は、当該給紙カセットが新たにセットされた状態であるか否かを判断する(ACT14)。たとえば、CPU51は、各給紙カセット21A、21B、21Cに対応する各センサ20a、20b、20cによる検知結果により、各給紙カセットの開閉状況あるいは給紙カセットへの用紙の装填を検知する。また、CPU51は、給紙カセットが抜き差しされたことを検知した場合、当該給紙カセットが新たにセットされた状態であると判断しても良い。また、CPU51は、、給紙カセット内の用紙が無くなったことを検知した後に当該給紙カセット内で用紙を検知した場合に用紙が新たにセットされたと判断しても良い。なお、給紙カセットのセットに応じた収縮度の判定処理は実施しない場合、ACT14の処理は省略する。
また、給紙カセットが新たにセットされた状態でないと判断した場合(ACT14、NO)、CPU51は、コントロールパネル4により印刷枚数(或は印刷部数)としてセットされた印刷枚数が基準枚数以上であるか否かを判断する(ACT15)。たとえば、印刷する画像のページ数が判明している場合、CPU51は、ページ数に印刷部数を乗算することにより総印刷枚数がを算出できる。印刷する画像のページ数が不明である場合、CPU51は、印刷部数を印刷枚数と想定し、印刷部数が上記の基準枚数以上であるか否かを判断しても良い。なお、印刷枚数或は印刷部数に応じた収縮度の判定処理は実施しない場合、ACT15の処理は省略する。
印刷枚数が基準枚数以上でないと判断した場合(ACT15、NO)、CPU51は、温湿度センサThが検知するプリンタ2内における湿度の変化量が湿度変化の閾値以上であるか否かを判断する(ACT16)。たとえば、CPU51は、最後に収縮度の判定処理を行ったときの湿度を基準に湿度の変化量を算出する。つまり、前回収縮度を判定したときの湿度と現在の湿度との変化量が湿度変化の閾値以上であれば、CPU51は、収縮度の判定処理の対象と判断する。なお、湿度変化に応じた収縮度の判定処理は実施しない場合、ACT16の処理は省略すれば良い。
また、湿度の変化量が湿度変化の閾値以上でないと判断した場合(ACT16、NO)、CPU51は、温湿度センサThが検知するプリンタ2内における温度の変化量が温度変化の閾値以上であるか否かを判断する(ACT17)。たとえば、CPU51は、最後に収縮度の判定処理を行ったときの温度を基準に温度の変化量を算出する。つまり、前回収縮度を判定したときの温度と現在の温度との変化量が温度変化の閾値以上であれば、CPU51は、収縮度の判定処理の対象と判断する。なお、温度変化に応じた収縮度の判定処理は実施しない場合、ACT17の処理は省略すれば良い。
温度の変化量が温度変化の閾値以上でないと判断した場合(ACT17、NO)、CPU51は、通常のプリント処理を実行する(ACT26)。つまり、収縮度の判定処理を行う条件が満たされていない場合(ACT13〜17が全てNO)、CPU51は、用紙における収縮度の判定処理を実施することなく、要求されたプリント処理をプリンタ2により通常処理する。
また、収縮度の判定処理を行う条件が満たされた場合(ACT13〜17の何れかがYES)、CPU51は、給紙カセットから給紙する用紙を用いて収縮度の判定処理を実施するか否かを判断する(ACT18)。ここでは、給紙カセットを変更した場合(ACT13、YES)、給紙カセットが新たにセットされた状態である場合(ACT14、YES)、印刷枚数が基準枚数以上である場合(ACT15、NO)、湿度の変化量が湿度変化の閾値以上である場合(ACT16、YES)、あるいは、湿度の変化量が湿度変化の閾値以上である場合(ACT17、YES)、CPU51は、給紙カセットから給紙する用紙を用いて収縮度の判定を実施するか否かを判断する(ACT18)。
たとえば、要求されたプリント処理による印刷枚数が複数である場合、収縮度の判定処理は、何れかの用紙を用いて実施すれば良い。このため、CPU51は、上記ACT13〜17の条件を満たした場合であっても、次に給紙カセットから給紙する用紙を用いて収縮度の判定を実施するか否かを判断するものとしている。たとえば、要求されたプリント処理における1枚目のプリント用紙を用いて収縮度の判定を行う場合、上記ACT18の判断は省略しても良い。
なお、図8に示す処理例では、上記ACT13〜17の条件のうち何れか1つが満たされた場合、CPU51は、収縮度の判定処理を実施する条件が満たされたものと判断する。ただし、上記ACT13〜17の条件のうち複数の条件を満した場合に、収縮度の判定処理を実施する条件が満たされたものと判断するようにしても良い。たとえば、上記ACT13〜17の条件の全てを満した場合に、収縮度の判定処理を実施する条件が満たされたものと判断するようにしても良い。
次に給紙カセットから給紙する用紙を用いて収縮度の判定を実施すると判断した場合(ACT18、YES)、CPU51は、当該用紙を給紙し、プリンタ2により相対距離が第1のパターン距離となる複数のマーク(テストパターン)を当該用紙の非印刷領域にプリントする(ACT19)。テストパターンが示す第1のパターン距離は、たとえば、上述したような主走査方向の距離値DXと副走査方向の距離値DYとである。この第1のパターン距離は、たとえば、メインメモリ52などの記憶部に一旦保存される。
テストパターンは、画像形成部25および露光部26によりトナー像として形成され、転写ベルト27上に形成される。転写ベルト27に形成されたテストパターンは、転写部28において給紙された用紙に転写される。テストパターンのトナー像が転写された用紙は、定着部29により加熱及び加圧される。これらの転写処理および定着処理が施された用紙は、第1面にプリント処理が完了したものとなる。
用紙の第1面へのテストパターンのプリント処理が完了すると、イメージセンサSiは、定着部29により定着処理した用紙(プリント処理が完了した用紙)における第1面の画像を読取る(ACT20)。イメージセンサSiは、定着部29により定着処理された用紙の第1面から読み取った画像データをシステム制御部5へ出力する。ここでは、用紙の第1面にはテストパターンがプリントされているため、イメージセンサSiは、定着処理後の用紙におけるテストパターンの画像データをシステム制御部5へ出力する。
システム制御部5では、イメージセンサSiからの画像データを受けて、用紙の収縮度を算出し、算出した収縮度に基づく変倍率及び印刷開始位置などを保存する処理を行う。すなわち、システム制御部5のCPU51は、イメージセンサSiが読み取った画像データから複数の位置検出用のマークを検出する(ACT21)。たとえば、図5に示すような2つの直線の交差点で位置を示すマークである場合、CPU51は、マークを構成する2つ直線を検出し、その交点の座標を検出すれば良い。図5に示すマークであれば、たとえば、各線につき2点以上の画素が検出できれば各直線が予測できる。このため、図5に示すようなマークは、マーク全体が完全に読み取れなくても、2つ直線が検出(予測)でき、それらの交点の座標が検出できる。
位置検出用のマークを検出すると、CPU51は、それらのマークが示す位置(座標値)から第2のパターン距離を算出する(ACT22)。第2のパターン距離は、第1のパターン距離に対応する値である。第2のパターン距離は、たとえば、上述したような主走査方向の距離値DX´と副走査方向の距離値DY´とである。主走査方向の距離値DX´と副走査方向の距離値DY´とは、上述した計算式により、各マークの座標値から算出できる。
第2のパターン距離を算出すると、CPU51は、保存してある第1のパターン距離と算出した第2のパターン距離とから、主走査方向における収縮度と副走査方向における収縮度とを算出する(ACT23)。また、CPU51は、算出した収縮度から変倍率および印刷開始位置を算出する。CPU51は、算出した収縮度、変倍率および印刷開始位置をHDD55などの記憶手段に保存する(ACT24)。収縮度、変倍率および印刷開始位置は、たとえば、各給紙カセットに対応づけて記憶すれば良い。
一方、定着処理した用紙(イメージセンサSiで定着処理後のテストパンターンが読み取られた用紙)は、両面印刷機構40へ搬送させる。両面印刷機構40は、用紙を取り込んで反転させるとともに、所望の印刷タイミングで画像形成部としてのレジストローラ対24へ再供給する(ACT25)。つまり、テストパターンがプリントされた用紙は、テストパターンをプリンタした面の反対側の面が画像形成面として転写部28へ再供給される。この用紙には、テストパターンをプリンタした面の反対側の面に対して通常のプリント処理が施される(ACT26)。
上記の処理によれば、各給紙カセットに収納した用紙に関する収縮度、変倍率および印刷開始位置の判定を両面印刷処理とは異なるタイミングで実施できる。また、用紙に関する収縮度、変倍率および印刷開始位置の判定結果は、各給紙カセットに対応づけた設定情報として保存しておく。これにより、両面印刷を行う場合には、給紙する用紙における収縮度を読み出すことができ、収縮度に基づく変倍率および印刷開始位置に応じた第2面に対する印刷制御が容易に実施できる。
次に、両面印刷処理の流れについて説明する。
図9は、両面印刷処理の流れを説明するためのフローチャートである。
両面印刷する場合、システム制御部5のCPU51は、第1面(表面)にプリントすべき第1の画像データと第2面(裏面)にプリントすべき第2の画像データとを取得し、ページメモリ56などのバッファメモリに保存する(ACT31)。CPU51は、設定されている給紙カセットから用紙を給紙し、給紙した用紙の第1面に第1の画像データをプリンタ2によりプリントする(ACT32)。プリンタ2は、電子写真プロセスにより第1の画像データのトナー像を転写ベルト27上に形成し、転写部28によりトナー像を用紙の第1面に転写する。プリンタ2は、定着部29で用紙を加熱及び加圧することにより、用紙にトナー像を定着させる。両面印刷モードであるため、プリンタ2は、第1面への第1の画像のプリント処理が完了した用紙を両面印刷装置40へ搬送する。
また、CPU51は、給紙する用紙に対する変倍率および印刷開始位置をHDD55から読み出す(ACT33)。たとえば、用紙に対するプリント処理で生じる収縮度に基づく変倍率および印刷開始位置を示す情報は、給紙カセットに対応づけて記憶されている。従って、CPU51は、用紙を給紙する給紙カセットに対応づけられている変倍率および印刷開始位置を読み出す。当該用紙に対する変倍率を読み出すと、CPU51は、第2の画像データを読出した変倍率により変倍する。これにより、CPU51は、当該用紙の第2面にプリントすべき画像を生成する。
プリンタ2は、第1面に第1の画像をプリントした用紙を両面印刷機構40に供給する。両面印刷機構40は、第1面に第1の画像がプリントされた用紙を反転させて、第2面が印刷面となるような状態で当該用紙をレジストローラ対24の手前に再供給する(ACT35)。反転して再供給された用紙は、第2面への印刷を開始するタイミングで搬送される。両面印刷機構40で反転した用紙が搬送されると、プリンタ2は、HDD55から読み出した当該用紙に対する印刷開始位置を基点として、両面印刷機構40から再供給された用紙の第2面に、当該用紙の収縮度に応じた変倍率で変倍した第2の画像データをプリントする(ACT36)。
上記実施の形態において、デジタル複合機は、各給紙カセットに収納した用紙に関する収縮度、変倍率および印刷開始位置の判定処理を両面印刷処理とは異なるタイミングで実施する。デジタル複合機は、所定の動作モード(例えば片面印刷モード)の場合、用紙の非印刷領域に複数のマークをプリントし、プリント処理後のマークをイメージセンサにより読み取る。デジタル複合機は、印刷した複数マーク間の相対距離とイメージセンサが印刷処理後の用紙から読み取った各マーク間の相対距離との変動量により当該用紙の収縮度を算出し、算出した用紙の収縮度に基づく変倍率および印刷開始位置を算出する。デジタル複合機は、算出した収縮度、変倍率、および印刷開始位置を用紙に対応づけて保存する。デジタル複合機は、両面印刷する場合、用紙の第1面に第1画像をプリントした後、保存した変倍率および印刷開始位置を用いて当該用紙の第2面への第2画像の印刷を制御する。
これにより、両面印刷を行う場合、給紙する用紙における収縮度を直に読み出すことができ、収縮度に基づく変倍率および印刷開始位置に応じた第2面に対する印刷制御が容易に実施できる。上記のようなデジタル複合機では、両面印刷処理を行っている間に、用紙の収縮度を判定しなくても、表面の印刷領域に一致する裏面の印刷領域への印刷が実現できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…スキャナ、2…プリンタ、5…システム制御部、20a、20b、20c…センサ、Th…温湿度センサ、24…レジストローラ、25…画像形成部、D…感光体ドラム、26…露光部、27…中間転写ベルト、Si…イメージセンサ、28…転写部、29…定着部、40…両面印刷機構、41…反転搬送路、51…CPU、60…画像処理部。

Claims (9)

  1. 被画像形成媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段により位置検出用のマークを被画像形成媒体における非印刷領域に形成する制御手段と、
    前記制御手段により前記マークを形成した被画像形成媒体の面の画像を読み取る読取手段と、
    前記読取手段が読み取った画像データから前記マークを検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出したマークの位置と前記被画像形成媒体に形成したマークの位置との変動量により前記画像形成手段による画像形成で前記被画像形成媒体に生じる収縮度を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出した収縮度に基づく変倍率を保存する記憶手段と、
    被画像形成媒体の2面に画像を形成する場合、前記画像形成手段により前記被画像形成媒体の第1面に第1の画像を形成した後、前記記憶手段に記憶した変倍率で変倍した第2の画像を前記画像形成手段により前記被画像形成媒体の第2面に形成させる両面印刷制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記記憶手段は、さらに、前記収縮度に基づく印刷開始位置を保存し、
    前記両面印刷制御手段は、前記記憶手段に記憶した変倍率で変倍した第2の画像を前記記憶手段に記憶した印刷開始位置を基点に前記被画像形成媒体の第2面に形成させる、
    ことを特徴とする前記請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記画像形成手段が被画像形成媒体の1面にのみ画像を形成する場合、前記被画像形成媒体に位置検出用のマークを形成する、
    ことを特徴とする前記請求項1乃至2に記載の画像形成装置。
  4. さらに、前記画像形成手段に供給する被画像形成媒体を収納する収納手段を有し、
    前記制御手段は、前記収納手段に被画像形成媒体がセットされた場合、前記収納手段から供給される何れか1つの被画像形成媒体に位置検出用のマークを形成する、
    ことを特徴とする前記請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. さらに、前記画像形成手段に供給する被画像形成媒体を収納する複数の収納手段を有し、
    前記制御手段は、画像形成に用いる被画像形成媒体が収納された収納手段が変更された場合、前記変更された収納手段から供給される何れか1つの被画像形成媒体に位置検出用のマークを形成する、
    ことを特徴とする前記請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. さらに、前記画像形成手段における温度を計測する温度センサを有し、
    前記制御手段は、前記温度センサが検知する温度が所定値以上変化した場合、前記画像形成手段が画像を形成する何れか1つの被画像形成媒体に位置検出用のマークを形成する、
    ことを特徴とする前記請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. さらに、前記画像形成手段における湿度を計測する湿度センサを有し、
    前記制御手段は、前記湿度センサが検知する湿度が所定値以上変化した場合、前記画像形成手段が画像を形成する何れか1つの被画像形成媒体に位置検出用のマークを形成する、
    ことを特徴とする前記請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. さらに、前記画像形成手段における湿度を計測する湿度センサを有し、
    前記制御手段は、前記画像形成手段が所定数以上の被画像形成媒体に画像を形成する場合、何れか1つの被画像形成媒体に位置検出用のマークを形成する、
    ことを特徴とする前記請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  9. 画像形成手段を有する画像形成装置の制御方法であって、
    前記画像形成手段により位置検出用のマークを被画像形成媒体における非印刷領域に形成し、
    前記マークを形成した被画像形成媒体の面の画像を読み取り、
    前記読み取った画像データから前記マークを検出し、
    前記検出したマークの位置と前記被画像形成媒体に形成したマークの位置との変動量により前記画像形成手段による画像形成で前記被画像形成媒体に生じる収縮度を算出し、
    前記算出した収縮度に基づく変倍率を記憶手段に保存し、
    被画像形成媒体の2面に画像を形成する場合、前記画像形成手段が前記被画像形成媒体の第1面に第1の画像を形成した後、前記記憶手段に記憶した変倍率で変倍した第2の画像を前記画像形成手段が前記被画像形成媒体の第2面に形成する、
    ことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
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