JP2006020030A - 画像読み取り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 厳密な調整を必要とせず、大きさが近い原稿を識別する。
【解決手段】 主走査方向に複数画素の読み取り素子を有し、該読み取り素子を原稿と相対的に副走査方向に移動させることで主走査方向および副走査方向の二次元の読み取りを実行して画像データを生成する画像読み取り手段104と、前記画像読み取り手段の前記読み取り素子での前記原稿の主走査方向の読み取り結果を参照し、原稿サイズ検知の制御を行う制御手段101と、補正値を記憶する記憶手段105と、を備え、前記制御手段は、調整時には、原稿サイズの誤検知を生じやすい位置にサイズ検知基準マークが付された調整チャートを前記画像読み取り手段で読み取った結果からサイズ検知補正値を求め、このサイズ検知補正値を前記記憶手段に格納しておき、画像読み取り時には、前記サイズ検知補正値を用いて、前記画像読み取り手段で読み取った結果を補正しつつ原稿のサイズ検知を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、原稿の画像を読み取って画像データを生成すると共に、読み取った原稿のサイズを検出する画像読み取り装置に関する。
原稿の画像を読み取って画像データを生成すると共に、読み取った原稿のサイズを検出するスキャナなどの画像読み取り装置が存在している。また、画像読み取り装置を内蔵し、原稿の画像を読み取って画像データを生成すると共に、読み取った原稿のサイズを検出して、画像形成する記録紙サイズの選択(オートペーパーセレクト(APS))を行う複写機などの画像形成装置も存在している。
この種の画像読み取り装置、あるいは、画像読み取り装置を内蔵した画像形成装置では、主走査方向に複数画素の固体撮像素子などの読み取り素子を有しており、該読み取り素子を原稿と相対的に副走査方向に移動させることで、主走査方向および副走査方向の二次元の読み取りを実行している。
そして、原稿載置ガラスの上に載置された原稿を読み取る際には、画像データを得るための本スキャンに先立ってプリスキャンを実行し、このプリスキャンによって、原稿サイズの検出や原稿濃度の検出などを行っている。
この原稿サイズの検出の際には、基本的には、主走査方向の読み取り結果と副走査方向の読み取り結果とによって行われる。この場合、副走査方向の読み取り結果については、プラテンカバーなどに設けられた段階的な反射材の読み取り結果から大まかな値を参照しており、主走査方向については読み取り素子の読み取り結果から詳細な値を参照するようにしている。
ただし、A4Rサイズ(210mm×297mm)の原稿と、レターRサイズ(215.9mm×279.4mm)の原稿とでは、副走査方向の段階的な反射材の読み取り結果では識別できないため、主走査方向の5.9mmの違いを精度よく識別するしかなかった。
なお、原稿サイズの検出に関しては、以下の特許文献1に主走査方向の読み取り結果に基づいて行うことが記載されている。
特開平11−75025号公報(第1頁、図1、図4)
従来の画像読み取り装置では、工場出荷時に、テストチャートを読み取ることで、原稿の片寄り補正や歪み補正などを行っている。このため、原稿の片寄りや歪みなどについては、一応の補正がなされているものの、若干の誤差が残差として残されている。
ここで、上述したように、A4RとレターRサイズとは主走査方向に5.9mmしか違わないため、主走査方向の検出が5.9mm/2=2.95mmずれただけで、誤検知となってしまう問題を有している。
このような誤検知をなくすためだけに、画像読み取り装置の調整を厳密に行うようにする、すなわち残差を0に近づけるように調整するとなると、調整に手間がかかりすぎ、装置のコストが上昇するという別の問題が生じてくることになる。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであって、厳密な調整を必要とせず、大きさが近い原稿を識別することが可能な画像読み取り装置を提供することを目的とする。
以上の課題を解決する本発明は、以下に記載するようなものである。
(1)請求項1記載の発明は、原稿の画像を読み取って画像データを生成すると共に、読み取った原稿のサイズを検出する画像読み取り装置であって、主走査方向に複数画素の読み取り素子を有し、該読み取り素子を原稿と相対的に副走査方向に移動させることで主走査方向および副走査方向の二次元の読み取りを実行して原稿の画像を読み取って画像データを生成する画像読み取り手段と、前記画像読み取り手段の前記読み取り素子での前記原稿の主走査方向の読み取り結果を参照し、原稿サイズ検知の制御を行う制御手段と、補正値を記憶する記憶手段と、を備え、前記制御手段は、調整時には、原稿サイズの誤検知を生じやすい位置にサイズ検知基準マークが付された調整チャートを前記画像読み取り手段で読み取った結果からサイズ検知補正値を求め、このサイズ検知補正値を前記記憶手段に格納しておき、画像読み取り時には、前記サイズ検知補正値を用いて、前記画像読み取り手段で読み取った結果を補正しつつ原稿のサイズ検知を行う、ことを特徴とする画像読み取り装置である。
この画像読み取り装置では、調整時には、原稿サイズの誤検知を生じやすい位置にサイズ検知基準マークが付された調整チャートを用意し、この調整チャートを画像読み取り手段で読み取った結果からサイズ検知補正値を求め、このサイズ検知補正値を記憶手段に格納しておき、画像読み取り時には、記憶手段内のサイズ検知補正値を用いて、画像読み取り手段で読み取った結果を補正しつつ原稿のサイズ検知を行う。
(2)請求項2記載の発明は、前記制御手段は、調整時には、調整基準マークが付された調整チャートを前記画像読み取り手段で読み取った結果から片寄り補正、倍率補正、傾き補正等のスキャナ補正値を求め、これらのスキャナ補正値を適用した状態で、前記サイズ検知補正値を求める、ことを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置である。
この画像読み取り装置では、調整基準マークが付された調整チャートを画像読み取り手段で読み取った結果から片寄り補正、倍率補正、傾き補正等のスキャナ補正値を求め、これらのスキャナ補正値を適用した状態で、上述したサイズ検知補正値を求める。
本発明によると以下のような効果が得られる。
(1)請求項1記載の発明では、原稿の画像を読み取って画像データを生成すると共に、読み取った原稿のサイズを検出する際に、調整時には、原稿サイズの誤検知を生じやすい位置にサイズ検知基準マークが付された調整チャートを用意し、この調整チャートを画像読み取り手段で読み取った結果からサイズ検知補正値を求めて記憶手段に格納しておき、画像読み取り時には、記憶手段内のサイズ検知補正値を用いて、画像読み取り手段で読み取った結果を補正しつつ原稿のサイズ検知を行う。
このように、原稿サイズの誤検知を生じやすい位置にサイズ検知基準マークが付された調整チャート読み取った結果からサイズ検知補正値を求めておいて、サイズ検知補正値を用いて補正しつつ原稿のサイズ検知を行うことで、全体として厳密な調整を必要とせず、画像読み取り時に大きさが近い原稿を識別することが可能になる。
(2)請求項2記載の発明は、調整基準マークが付された調整チャートを画像読み取り手段で読み取った結果から片寄り補正、倍率補正、傾き補正等のスキャナ補正値を求め、これらのスキャナ補正値を適用した状態にしてから、上述したサイズ検知補正値を求める。
このように片寄り補正、倍率補正、傾き補正等のスキャナ補正を実行(適用)した状態にしてからサイズ検知補正値を求めることで、これらスキャナ補正によって補正しきれなかった残差の成分を有効に除去しつつサイズ検知補正を実行することが可能になり、全体として厳密な調整を必要とせず、画像読み取り時に大きさが近い原稿を識別することが可能になる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態)を詳細に説明する。なお、原稿読み取り手段(スキャナ)により原稿の内容を画像情報として読み取って画像データを生成して出力する画像読み取り装置であっても、また、原稿読み取り手段(スキャナ)により複写対象物(原稿)の内容を画像情報として読み取って複写する機能を備えた画像形成装置(複写装置)であっても、本発明の実施形態を適用することが可能である。
なお、この実施形態では、原稿の画像を読み取って画像データを生成すると共に、読み取った原稿のサイズを検出する機能を備えた画像読み取り装置、また、原稿の画像を読み取って画像データを生成すると共に、読み取った原稿のサイズを検出して、画像形成する記録紙サイズの選択(オートペーパーセレクト(APS))を行う複写機などの画像形成装置を対象としている。
〈画像読み取り装置を含む画像形成装置の機械的構成〉
まず、図2を参照して画像形成装置の機械的構成を説明する。なお、ここでは、画像読み取り装置を内蔵しており、原稿の画像を読み取って画像形成する複写機を本実施形態の具体例として用いる。
この図2において、10は自動原稿給送手段(以下、ADFと言う)であり、原稿の両面を読み取るための給紙を行う手段である。20は原稿を光学的にスキャンして読み取って画像データを生成する画像読み取り部(スキャナ)である。40は画像データに応じた露光用光ビームを生成する画像書き込み部である。50は画像データを静電方式により記録媒体(転写紙あるいは記録紙と言うが、本願明細書では、記録紙という)p上に記録する画像形成部である。60は記録紙の搬送を行う搬送手段である。
ここで、原稿の両面給送が可能なADF10の原稿載置部11には、原稿第1頁の表面を上にした状態の原稿dが複数枚載置されている。ローラ12a、ローラ12bを介して繰り出された原稿の1枚目はローラ13を介して回転される。
この時、光源23により原稿dの原稿面が照射され、その反射光がミラー24,25,26を介して結像光学系27を介して光電変換手段であるCCD(請求項における読み取り素子)28の受光面に像を結ぶ。ここで、光源23、ミラー24,25,26、結像光学系27及びCCD28を有する光学系、並びに、図示されていない光学系駆動手段とで画像読み取り部20を構成している。
この図において、原稿dがプラテンガラス21上に読み取り面を下に向けた状態に載置された場合には、光学系はプラテンガラス21に沿って走査して読み取りを行う。
また、原稿dが自動給紙されてローラ13の周囲を回る場合には、第2のプラテンガラス22下に光源23とミラー24とが固定された状態で読み取りを行う。そして、読み取られた原稿dの画像データは、CCD28から図示しない読み取り画像処理部に送られる。
なお、原稿dがADF10により自動給送される場合には、原稿dの1ページ目が読み取られると、今度は反転ローラ14を介して再度ローラ13を用いた巻き取り操作が行われ、原稿裏面の画像が画像読み取り部20で読み取られ、読み取り画像処理部に送られる。
このようにして、表面と裏面との画像が読み取られた原稿dは、再度反転ローラ14で反転されて、表面を下に向けた状態で排紙皿16に積載されていく。
このようにして画像読み取り部20で読み取られた画像データは、読み取り画像処理部で所定の画像処理が行なわれた後、圧縮伸長回路で圧縮されて画像メモリに記憶される。
一方、記録紙pが積載されている給紙トレイ30a〜30cのいずれかから、第一給紙ローラ31a〜31cにより記録紙pが繰り出され、画像形成部50に給送される。
画像形成部50に給送される記録紙pは、その入口付近の第二給紙ローラ(レジストローラ)32で同期がとられた後、像担持体となる感光体ドラム51に近接する。
記録画像処理部から画像書き込み部40に画像データが入力され、画像書込み部40内のレーザダイオードから画像データに応じたレーザ光を感光体ドラム51上に照射し、静電潜像を形成する。この静電潜像を現像部53で現像することで、感光体ドラム51上にトナー像を形成する。
このトナー像は感光体ドラム51の下部の転写部54により記録紙pに転写される。そして、感光体ドラム51に圧着されている記録紙pは分離部55により分離される。感光体ドラム51から分離された記録紙pは搬送機構58を介して定着部59に入り、トナー像が熱と圧力とにより定着される。このようにして、記録紙pに画像が形成される。
なお、必要に応じて、トナー像が定着された記録紙pは、ガイド61を介して下方に搬送され、反転部63に入る。次に、反転部63に入っている記録紙pは、反転ローラ62により再度繰り出され、反転搬送路64を経由して再度画像形成部50に送られる。前記原稿dの片面の画像形成が終了した画像形成部50では、感光体ドラム51に付着したトナーがクリーニング部56で除去され、続く帯電部52により帯電させられ、次の画像形成に備えている。
この状態で記録紙pのもう一方の面(未だ画像形成されていない面)が画像形成部50に搬入され、画像が形成される。分離部55で感光体ドラム51から分離された記録紙pは搬送機構58を介して再度定着部59に入って定着される。このようにして、裏面と表面との画像形成が完了した記録紙p、または、一方の面の画像形成が完了した記録紙pは排出される。
〈画像読み取り装置を含む画像形成装置の電気的構成〉
図1は本発明の第1の実施形態の画像形成装置内の詳細構成を示すブロック図である。なお、この図1では、本実施形態の動作説明に必要な部分の周囲を中心に記載してあり、その他の画像形成装置として既知の部分については省略してある。
100はネットワーク1を介してコンピュータから得た画像データあるいは内蔵するスキャナ(請求項における画像読み取り手段、あるいは、画像読み取り装置)で読み取って生成した画像データについて画像形成による出力を行う機能を有する画像形成装置である。
なお、この画像形成装置100は、原稿の主走査方向の読み取り結果を参照し、原稿サイズ検知の制御を行う機能を有する。
また、この画像形成装置100は、読み取りの調整時には、原稿サイズの誤検知を生じやすい位置にサイズ検知基準マークが付された調整チャートをスキャナで読み取った結果からサイズ検知補正値を求め、このサイズ検知補正値を前記記憶手段に格納する制御を行う機能を有する。
また、この画像形成装置100は、読み取りの調整時には、調整基準マーク(片寄り調整基準マーク)が付された調整チャートをスキャナで読み取った結果から片寄り補正、倍率補正、傾き補正等のスキャナ補正値を求め、これらのスキャナ補正値を適用した状態で、サイズ検知補正値を求める機能を有する。また、前記サイズ検知補正値は、前記片寄り補正、傾き補正、倍率補正等のスキャナ補正値から求めてもよい。
また、この画像形成装置100は、画像読み取り時(スキャン時)には、サイズ検知補正値を用いて、読み取った画像データを補正しつつ原稿のサイズ検知を行う機能を有する。なお、これら各種の機能は制御手段としての制御部101が有する。
また、この画像形成装置100は、 読み取りの調整時には、片寄り調整基準マークが付された調整チャートを前記画像読み取り手段で読み取った結果から片寄り補正、倍率補正、傾き補正等のスキャナ補正値を求め、これらのスキャナ補正値を適用した状態で、サイズ検知補正値を求める機能を有する。
また、画像形成装置100において、101は各部を制御する制御手段としての制御部、102はネットワーク1を介した通信を行う通信手段としてのインタフェース(I/F)、103は装置の各種操作の入力がなされると共に各種表示を行う操作表示部、104は原稿画像を読み取って画像データを生成するスキャナ、105は画像形成装置100の各種データや設定値を保持・蓄積しておくためのテーブルとしての不揮発性メモリ、107は画像形成する際の画像データの展開や各種データの一時的な保管を行うための半導体メモリあるいはハードディスクなどのメモリ、108は画像を記録紙上に形成して出力するプリント手段としてのプリントエンジンである。
なお、ここで、不揮発性メモリ105は、本実施形態においては、サイズ検知補正値やスキャナ補正値を記憶(格納)する記憶手段を構成している。
また、図1において、制御部101は、画像形成その他全体的な制御を行うCPU101aと、画像処理を行う画像処理部101bと、パスワードメモリの記憶内容を参照することで操作表示部103からの操作者のユーザ名及びパスワードの入力により操作者を認証する操作者認証部101dと、操作者別あるいは共通のジョブメモリデータを管理するジョブメモリ管理部101eと、を備えている。
また、メモリ107は、画像処理の際の画像データを展開する画像メモリ107aと、操作者認証部101dとジョブメモリ管理部101eとの両方により参照されるパスワード情報が記憶されているパスワードメモリ107cと、ジョブメモリデータを格納するジョブメモリ107dと、を備えて構成されている。なお、上記メモリ107について、パスワードメモリ107cと、ジョブメモリ107dとは、不揮発性メモリ上に配置することも可能である。ここで、「ジョブメモリ」とは、画像形成ジョブを登録しておくためのメモリである。
また、このネットワーク1に接続された画像形成装置100は、複写機だけでなく、ファクシミリ装置、ディジタル複合機などの各種の装置が該当する。また、プリントエンジン108は、感光体とレーザビームとを用いる電子写真方式のもののほか、LEDプリントヘッドを用いるものや、インクジェット方式のものであってもよい。
〈第一の実施形態の動作状態〉
以下、第一の実施形態の画像形成装置の動作について、図3のフローチャートおよび図4のフローチャートならびに図5の調整チャートの説明図を参照して、詳細な動作説明を行う。
以上のような画像形成装置において、図3のフローチャートを参照して、調整時の動作説明を行う。
なお、この図3のフローチャートは、制御部101で動作しているスキャナ制御プログラム中でコールされるものであり、スキャナ調整時にコールされるスキャナ調整プログラムの動作状態を示している。このスキャナ調整は、画像読み取り装置または画像形成装置の工場出荷時などの調整時、あるいは、サービスマンによるメンテナンス時の調整時などに実行される。また、このスキャナ調整プログラムは、特定のキー入力あるいは特定のモード指定によって起動する。
このスキャナ調整プログラムが起動すると、制御部101は各補正値を初期化する(図3S301)。ここで、この各補正値としては、片寄り補正、倍率補正、傾き補正等のためのスキャナ補正値、サイズ検知補正のためのサイズ検知補正値などが該当する。
ここで、片寄り補正とは、プラテンガラス21の所定位置に原稿を載置した場合であっても、CCD28の取り付けや結像光学系27の取り付けや収差などによって、CCD28で読み取られた画像に片寄りが生じた場合に必要となる補正である。このような片寄りが生じた場合には、スキャナ補正値に基づいたCCD28での読み取りタイミングの電気的な補正により、片寄りを補正(解消)するようにしている。
また、ここで、サイズ検知補正とは、上述したようにA4RとレターRサイズ等のように主走査方向が極めて近い値の原稿サイズを正確に識別できるように、原稿サイズの誤検知を生じやすい位置にサイズ検知基準マークが付された調整チャートを読み取って得た結果(検知サイズ)と実際のサイズとの差からサイズ検知補正値を求め、このサイズ検知補正値を用いて、読み取った結果を補正しつつ正確な原稿のサイズ検知を行うようにすることを意味している。
そこで、画像形成装置100のスキャナ104にて、片寄り調整基準マークが付された調整チャートをスキャンする(図3S302)。このため、片寄り調整基準マークが付された調整チャートを載置してからスタートボタンを押下するようにと、制御部101が操作表示部103にメッセージを表示する。
図5は片寄り調整基準マークとサイズ検知基準マークとが付された調整チャートの一例を示す説明図である。この図5に示す例では、スキャナ104の読み取り最大サイズ(たとえば、A3サイズ)の大きさの調整チャートであり、片寄り調整基準マークとして、基準マーク#1〜基準マーク#4が四隅に設けられている。
また、サイズ検知基準マークとして、基準マーク#5が、原稿サイズの検知を行う副走査方向位置Y5付近であって、原稿サイズの誤検知を生じやすい主走査方向位置X5付近に設けられている。
ここで、原稿サイズの検知を行う副走査方向位置Y5とは、原稿サイズの検知を行う際にCCD28が読み取りを行う副走査方向位置を意味している。また、原稿サイズの誤検知を生じやすい主走査方向位置X5とは、たとえば、A4Rサイズ(210mm×297mm)の原稿と、レターRサイズ(215.9mm×279.4mm)の原稿とを主走査方向の長さで識別するのであれば、約210mmとなる。なお、基準マーク#5としては、原稿サイズの誤検知を生じやすい原稿がA4Rとレターサイズ以外に存在していれば、破線で示すように、複数の基準マーク#5を設けることが望ましい。すなわち、誤検知を生じやすいサイズの組み合わせ毎に、サイズ検知基準マークを設けることが望ましい。
ここで、制御部101は、読み取って得た調整チャートの基準マーク#1〜基準マーク#4の主走査方向位置と、基準マーク#1〜基準マーク#4の本来の正しい主走査方向位置とを比較して、片寄り量を求め、その片寄り量に応じたスキャナ補正値を算出する(図3S303)。図5の例では、(X1+X3)/2−Xorgにより片寄り量が算出されるため、この片寄り量(mm)と、CCD28の画素密度A(素子/mm)とを乗じることで、何素子分の読み取りタイミングをずらすようにするかといったスキャナ補正値を得ることができる。同様に、((X4−X3)+(X2−X1))/2/XSizeorgで、倍率補正量を求める。
なお、このスキャナ補正値が適正な範囲であるかを制御部101が判定する(図3S304)。ここで、スキャナ補正値が適正な範囲とは、通常の状態で製造された画像形成装置で予想される片寄り量に基づくスキャナ補正値を意味している。
すなわち、スキャナ補正値が適正な範囲でなければ、スキャナ104が適正な状態にないか、あるいは、測定や演算に誤りが生じたか、などが想定されるため、制御部101は警告表示(図3S305)を操作表示部103などにして、この調整作業を終了する。
また、スキャナ補正値が適正な範囲であれば、制御部101はスキャナ補正値を不揮発性メモリ105に記憶すると共に、CCD28の読み取りタイミングの補正として適用し、本スキャンにおいては片寄り量が生じないようにする(図3S306)。
なお、基準マーク#1〜基準マーク#4のそれぞれの間の距離の読み取り結果を使用して、片寄り補正以外に、各種歪み補正を行うことも可能である。たとえば、基準マーク#1と基準マーク#3との差を利用して傾きを求めることができる。なお、傾きが検出された場合には、必要に応じてスキャナ104について機械的な調整を施す。
ここで、片寄り補正、倍率補正等のスキャナ補正を適用した状態で、再び調整チャートをスキャンするか、あるいは、S302でスキャンして得た画像データに画像処理により片寄り補正、倍率補正等のスキャナ補正を施し、基準マーク#5の主走査方向位置と、基準マーク#5の本来の正しい主走査方向位置とを比較して、サイズ検知補正値を得る(図3S307)。
また、片寄り補正、倍率補正等のスキャナ補正を適用した状態で再度調整チャートをスキャンし、その時の基準マーク#1〜#4の位置から、例えば、主走査の傾きθを求めサイズ検知補正値として記憶し、実際のサイズ検知時にcosθを乗じて補正してもよい。
なお、実際には、誤検知を生じやすいサイズの組み合わせ毎(A4RとレターRなど)に必要に応じて複数のサイズ検知基準マークが設けられているため、サイズ検知基準マーク毎(誤検知を生じやすいサイズの組み合わせ毎)に、サイズ検知補正値DNを算出する。そして、制御部101はサイズ検知補正値DNを不揮発性メモリ105に記憶して、以上のスキャナ調整プログラムの動作を終了する。すなわち、n個のサイズ検知基準マークが存在している場合には、サイズ検知補正値DNとしては、X5_1〜X5_nに対応してn個のD1〜Dnが存在することになる。
なお、以上の説明では、スキャナ補正値の取得とサイズ検知補正値の取得とを連続して実行したが、別のスキャナ調整プログラムとして分けて実行してもよい。その場合も、スキャナ補正値を先に取得して、片寄り補正などのスキャナ補正を実行した状態でサイズ検知補正値の取得を行う。また、傾き補正などを実行する場合も、傾き補正実行後に、サイズ検知補正値の取得を行う。
また、以上の説明では、サイズ検知補正値の取得を自動的に装置側で行う場合を示したが、この部分を手動で実行することも可能である。すなわち、片寄り補正などのスキャナ補正が適用された後に、調整チャートをスキャンして得た画像データを画像形成して出力する。このようにして画像形成(複写)された調整チャートを、オペレータがスケールで計測し、その計測結果、あるいは、本来の値との差を、操作表示部103から入力する。このようにして操作表示部103から入力された値を参照して、制御部101がサイズ検知補正値の取得を行うことも可能である。
つぎに、以上のような画像形成装置において、図4のフローチャートを参照して、画像読み取り時の動作説明を行う。
なお、この図4のフローチャートは、制御部101で動作している複写プログラム(画像読み取りを伴う画像形成プログラム)中でコールされるものであり、原稿の画像を読み取って画像データを生成すると共に、読み取った原稿のサイズを検出して、画像形成する記録紙サイズの選択(オートペーパーセレクト(APS))を行う複写時の動作状態を示している。なお、ここでは、原稿dがプラテンガラス21上に読み取り面を下に向けた状態に載置された状態の複写動作について説明を行う。
この複写プログラムが起動すると、プラテンガラス21上に読み取り面を下に向けた状態に載置された状態の原稿について、制御部101の指示により、光学系はプラテンガラス21に沿って走査してプリスキャンの読み取りを行う(図4S401)。
このプリスキャンは、画像形成する記録紙サイズの自動選択(APS)のためにスキャンした原稿のサイズを検出するため、また、複写濃度自動調整のために原稿の濃度分布を得るため、などの理由で実行される。
ここで、制御部101は実行中の複写動作がAPSを伴うものかを判断し(図4S402)、APSを伴わない複写動作であれば(図4S402でN)濃度自動調整のために濃度判定を行う(図4S409)。
また、ここで、制御部101の判断により、APSを伴なう複写動作であれば(図4S402でY)、制御部101は、プリスキャンして得た画像データから、原稿の幅(主走査方向の長さ)Xapsを取得する(図4S403)。実際には、制御部101内のCPU101aと画像処理部101bとで画像データからXapsを取得する処理を実行する。
前述した調整プログラムにおいてサイズ検知補正値DNがn個存在していることがあるため、制御部101はNをnとして(図4S404)、先ほど取得したXapsについて、X5_Nと比較を行う(図4S405)。
なわち、制御部101は、先ほど取得したXapsが、X5_N−α〜X5_N+αの範囲に含まれるかを判別する。ここで、αはX5_Nの10%〜15%程度の値であると好ましい。すなわち、X_5Nの±αの範囲にXapsが含まれれば(図4S405でY)、Xapsは誤検知を生じやすいためにサイズ検知基準マーク205が設けられた近傍のサイズの原稿であると判断される。
また、X_5Nの±10%程度の範囲にXapsが含まれなければ(図4S405でN)、Nを1減じて(図4S406)、Nが0になるまで(図4S407)繰り返し、X_5Nの±αの範囲にXapsが含まれるかを比較する(図4S404)。
このようにして、n個のサイズ検知基準マークについてのX5_NとXapsとの比較を行い、X_5Nの±αの範囲にXapsが含まれれば(図4S405でY)、Xapsは誤検知を生じやすいためにサイズ検知基準マーク205が設けられた近傍のサイズの原稿であるため、プリスキャンによって得られたXapsをサイズ検知補正値DNで補正して、補正済みのX’aps=Xaps+DNを得る(図4S408)。
また、このようにしてn個のサイズ検知基準マークについてのX5_NとXapsとの比較を行ったものの、全てのX_5Nの±αの範囲にXapsが含まれなければ(図4S405でN、S407でY)、Xapsは誤検知を生じやすいサイズの原稿ではないため、サイズ検知補正値DNによる補正は行わない。
このようにして補正されたX’apsあるいは補正が不要なXapsにより、制御部101と画像処理部101bとで原稿サイズの判定を行う(図4S409)。
図6は原稿サイズの判定基準の一例を示す説明図である。ここで、紙幅はプラテンガラス21上に載置した場合の読み取り主走査方向の長さを意味し、同じく紙の長さは副走査方向の長さを意味している。なお、この図6では、画像形成装置の読み取り密度を15.75dot/mmとした場合の紙幅(dot)を、原稿サイズ判定の際のしきい値としている。なお、PS1とPS2とは、副走査方向の大きさを、おおまかに判別するためのセンサの検知結果を示している。
この場合、A4RサイズとレターRサイズが5.9mm(93ドット)しか差がなく、極めて近似した幅となっており、PS1とPS2とで検知結果に差が生じていない。また、A4サイズとレターサイズが17.6mm(277ドット)しか差がなく、ある程度近似した幅となっており、PS1とPS2とで検知結果に差が生じていない。
このような近似した幅の原稿であっても、以上のように、原稿サイズの誤検知を生じやすい位置にサイズ検知基準マークが付された調整チャート読み取った結果からサイズ検知補正値を求めておいて、サイズ検知補正値を用いて補正しつつ原稿のサイズ検知を行うことで、全体として厳密な調整を必要とせず、画像読み取り時に大きさが近い原稿を識別することが可能になる。
そして、制御部101は、原稿サイズ判定に続いて濃度自動調整のために濃度判定をプリスキャンの画像データの濃度分布に基づいて行う(図4S409)。
以上のようにしてプリスキャンに基づく原稿サイズ判定(図4S409)と読み取り濃度判定(図4S410)とが終了した時点で、プラテンガラス21上に読み取り面を下に向けた状態に載置された状態の原稿について、制御部101の指示により、光学系はプラテンガラス21に沿って走査して本スキャンの読み取りを行う(図4S401)。そして、この本スキャンの読み取りによってスキャナ104は画像データを生成する(図4S412)。そして、制御部101は、この画像データをジョブ毎にジョブメモリ107dに格納する。
さらに、制御部101は、ジョブメモリ107dに格納された画像データについて、原稿サイズ判定によって決定された原稿サイズと複写倍率とに応じた記録紙を選択し、プリントエンジン108にて画像形成を実行する(図4S413)。
以上説明したように、原稿サイズの誤検知を生じやすい位置にサイズ検知基準マークが付された調整チャート読み取った結果からサイズ検知補正値を求めておいて、サイズ検知補正値を用いて補正しつつ原稿のサイズ検知を行うことで、全体として厳密な調整を必要とせず、画像形成時に大きさが近い原稿を識別することが可能になる。
また、以上のように、片寄り補正などのスキャナ補正を実行(適用)した状態にしてからサイズ検知補正値を求めることで、スキャナ補正によって補正しきれなかった残差の成分を有効に除去しつつサイズ検知補正を実行することが可能になり、全体として厳密な調整を必要とせず、画像形成時に大きさが近い原稿を識別することが可能になる。
なお、以上の実施形態の説明では、読み取りと画像形成とを行う複写の動作を説明したが、画像形成を行わず、読み取りと原稿サイズ判定とを行う画像読み取り動作においても良好な効果が得られる。たとえば、単体で動作する画像読み取り装置、あるいは、ネットワークに接続されたネットワーク・スキャナなどが該当する。
すなわち、以上のように、原稿サイズの誤検知を生じやすい位置にサイズ検知基準マークが付された調整チャート読み取った結果からサイズ検知補正値を求めておいて、サイズ検知補正値を用いて補正しつつ原稿のサイズ検知を行うことで、全体として厳密な調整を必要とせず、画像読み取り時に大きさが近い原稿を識別することが可能になる。
また、以上のように片寄り補正などのスキャナ補正を実行(適用)した状態にしてからサイズ検知補正値を求めることで、スキャナ補正によって補正しきれなかった残差の成分を有効に除去しつつサイズ検知補正を実行することが可能になり、全体として厳密な調整を必要とせず、画像読み取り時に大きさが近い原稿を識別することが可能になる。
なお、以上の実施形態では、米国で使用されるレターRサイズと国際的なA4Rサイズとを近いサイズの具体例として示したが、他の国で使用されるサイズでも同様な状態になるものがあれば、本実施形態を適用して良好な結果を得ることができる。
本発明の実施形態の画像形成装置の電気的な構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の機械的な構成を示す構成図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の調整チャートの一例を示す説明図である。 本発明の実施形態の原稿サイズ判定の様子を示す説明図である。
符号の説明
100 画像形成装置
101 制御部
101a CPU
102 インタフェース
103 操作表示部
104 スキャナ
105 不揮発性メモリ
107 メモリ
108 プリントエンジン

Claims (2)

  1. 原稿の画像を読み取って画像データを生成すると共に、読み取った原稿のサイズを検出する画像読み取り装置であって、
    主走査方向に複数画素の読み取り素子を有し、該読み取り素子を原稿と相対的に副走査方向に移動させることで主走査方向および副走査方向の二次元の読み取りを実行して原稿の画像を読み取って画像データを生成する画像読み取り手段と、
    前記画像読み取り手段の前記読み取り素子での前記原稿の主走査方向の読み取り結果を参照し、原稿サイズ検知の制御を行う制御手段と、
    補正値を記憶する記憶手段と、を備え、
    前記制御手段は、調整時には、原稿サイズの誤検知を生じやすい位置にサイズ検知基準マークが付された調整チャートを前記画像読み取り手段で読み取った結果からサイズ検知補正値を求め、このサイズ検知補正値を前記記憶手段に格納しておき、
    画像読み取り時には、前記サイズ検知補正値を用いて、前記画像読み取り手段で読み取った結果を補正しつつ原稿のサイズ検知を行う、
    ことを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 前記制御手段は、調整時には、調整基準マークが付された調整チャートを前記画像読み取り手段で読み取った結果から片寄り補正、倍率補正、傾き補正等のスキャナ補正値を求め、これらのスキャナ補正値を適用した状態で、前記サイズ検知補正値を求める、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8169670B2 (en) 2008-05-30 2012-05-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image scanning device
JP2014014041A (ja) * 2012-07-05 2014-01-23 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置および画像読取装置
US8786870B2 (en) 2012-07-23 2014-07-22 Fuji Xerox Co., Ltd. Image-forming apparatus and image-reading apparatus and method

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