JP2007088561A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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靖幸 田中
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Akira Ishii
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Abstract

【課題】 複数のスクリーニング条件に応じて色むらの補正を行う場合に、色むらを補正するためのテーブルを記憶するために必要なメモリを低減する。
【解決手段】 条件依存補正テーブル30は、画像の入力濃度Cinそれぞれに対し、スクリーニング条件に依存する色むらの差を補正するように、複数の異なるスクリーニング条件ごとに入力濃度の補正値を対応付けている。また、共通濃度補正テーブル32は、補正済入力濃度Cin’それぞれに対し、主走査方向のドット位置Xinごとに補正するように、複数のスクリーニング条件に共通な入力濃度の補正値を対応付けている。このように、条件依存補正テーブル30及び共通濃度補正テーブル32により、画像の入力濃度Cinに対する補正量を示すことができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像の色むらを補正する画像処理装置及び画像処理方法に関するものである。
画像形成装置によって記録媒体に形成された画像を読取ることにより、画像形成装置が画像に生じさせる濃度むらを示す濃度データを取得して、画像形成装置が画像に生じさせる濃度むらを補正することは公知である(特許文献1,2参照)。
特開平06−003911号公報 特開平05−227396号公報
しかしながら、画像の色むらは、スクリーン線数、スクリーン角度及び網点の形状などのスクリーニング条件に応じて異なるので、複数のスクリーニング条件で画像を形成することができる画像形成装置に対して、スクリーニング条件に応じて色むらの補正を行う場合には、色むらを補正するためのテーブルを記憶するために大容量のメモリが必要になってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、複数のスクリーニング条件に応じて色むらの補正を行う場合に、色むらを補正するためのテーブルを記憶するために必要なメモリを低減することができる画像処理装置及び画像処理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の特徴とするところは、複数のスクリーニング条件に応じて画像の色むらを補正する補正量を記憶する記憶手段と、この記憶手段が記憶する補正量に基づいて入力画像を補正する補正手段とを有し、前記記憶手段は、複数のスクリーニング条件に共通な情報とスクリーニング条件に依存する情報とに分けて補正量を記憶する画像処理装置にある。即ち、複数のスクリーニング条件に応じて色むらの補正を行う場合に、複数のスクリーニング条件に共通な情報を共用することができるので、色むらを補正するためのテーブルを記憶するために必要なメモリを低減することができる。
好適には、前記記憶手段は、画像の濃度に応じた補正量を記憶する。したがって、画像の濃度に応じて色むらが異なっていても、色むらを適切に補正することができる。
また、好適には、前記記憶手段は、複数のスクリーニング条件に共通な濃度補正テーブルと、スクリーニング条件に依存する色むらの差を補正する条件依存補正テーブルとに分けて補正量を記憶する。即ち、複数のスクリーニング条件に応じて色むらの補正を行う場合に、複数のスクリーニング条件に共通な濃度補正テーブルを共用することができるので、色むらを補正するためのテーブルを記憶するために必要なメモリを低減することができる。
また、本発明者らは、色むらの発生する度合いは、スクリーニング条件及び画像の入力濃度によって異なっているが、色むらが発生しやすい走査位置はそれぞれ略同じであることを見出した。
即ち、好適には、前記記憶手段は、複数のスクリーニング条件に共通な所定濃度に対する濃度の差分を示す差分テーブルと、スクリーニング条件に依存する色むらの差を補正するための前記差分テーブルに対する係数を示す係数テーブルとに分けて補正量を記憶する。これにより、差分テーブルが所定濃度に対する濃度の差分を示しているので、1画素(ドット)の濃度を表すために必要なビット数を低減することができ、色むらを補正するためのテーブルを記憶するために必要なメモリを低減することができる。
また、本発明の第2の特徴とするところは、複数のスクリーニング条件に応じて画像の色むらを検出する検出手段と、この検出手段が検出する色むらに対する補正量を算出する補正量算出手段と、この補正量算出手段が算出した補正量を複数のスクリーニング条件に共通な情報とスクリーニング条件に依存する情報とに分解する補正量分解手段と、この補正量分解手段が分解した補正量を複数のスクリーニング条件に共通な情報とスクリーニング条件に依存する情報とに分けて記憶する記憶手段と、この記憶手段が記憶する補正量に基づいて入力画像を補正する補正手段とを有する画像処理装置にある。したがって、補正量分解手段が補正量を複数のスクリーニング条件に共通な情報とスクリーニング条件に依存する情報とに分解するので、複数のスクリーニング条件に応じて色むらの補正を行う場合に、複数のスクリーニング条件に共通な情報を共用することができ、色むらを補正するためのテーブルを記憶するために必要なメモリを低減することができる。
また、本発明の第3の特徴とするところは、複数のスクリーニング条件に応じて記録媒体に画像を印刷する印刷手段と、この印刷手段が印刷した画像の色むらを検出する検出手段と、この検出手段が検出する色むらに対する補正量を算出する補正量算出手段と、この補正量算出手段が算出した補正量を複数のスクリーニング条件に共通な情報とスクリーニング条件に依存する情報とに分解する補正量分解手段と、この補正量分解手段が分解した補正量を複数のスクリーニング条件に共通な情報とスクリーニング条件に依存する情報とに分けて記憶する記憶手段と、この記憶手段が記憶する補正量に基づいて、前記印刷手段が画像を印刷するように制御する制御手段とを有する画像処理装置にある。
好適には、前記補正量算出手段は、画像の濃度に応じて補正量を算出する。
また、好適には、前記補正量分解手段は、前記補正量算出手段が算出した補正量を、複数のスクリーニング条件に共通な濃度補正テーブルと、スクリーニング条件に依存する色むらの差を補正する条件依存補正テーブルとに分解する。
また、好適には、前記補正量分解手段は、前記補正量算出手段が算出した補正量を、複数のスクリーニング条件に共通な所定濃度に対する濃度の差分を示す差分テーブルと、スクリーニング条件に依存する色むらの差を補正するための前記差分テーブルに対する係数を示す係数テーブルとに分解する。
また、本発明の第4の特徴とするところは、複数のスクリーニング条件に応じて画像の色むらを補正する補正量を、複数のスクリーニング条件に共通な情報とスクリーニング条件に依存する情報とに分けて記憶し、記憶した補正量に基づいて入力画像を補正する画像処理方法にある。
好適には、画像の濃度に応じた補正量を記憶する。
また、好適には、複数のスクリーニング条件に共通な濃度補正テーブルと、スクリーニング条件に依存する色むらの差を補正する条件依存補正テーブルとに分けて、補正量を記憶する。
また、好適には、複数のスクリーニング条件に共通な所定濃度に対する濃度の差分を示す差分テーブルと、スクリーニング条件に依存する色むらの差を補正するための前記差分テーブルに対する係数を示す係数テーブルとに分けて、補正量を記憶する。
本発明によれば、複数のスクリーニング条件に応じて色むらの補正を行う場合に、色むらを補正するためのテーブルを記憶するために必要なメモリを低減することができる。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1において、本発明の実施形態に係る画像処理装置10の概要が示されている。画像処理装置10は、画像読取ユニット11、露光装置13、複数の画像形成ユニット14、中間転写ベルト16、記録媒体トレイ17a〜17d、記録媒体搬送路18、定着器19及び制御部20を有し、ユーザの操作に応じて、図示しないコンピュータ又はサーバなどのDFE(Digital Front End)からC(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー),K(黒)の画像データを取得して、用紙などの記録媒体に画像を印刷する。なお、画像処理装置10は、システムとしてはネットワークを介して接続されるコンピュータやその他の端末装置を含むことがあり、制御部20がシステムのいずれかに配置されている。
画像処理装置10の上部には、画像読取ユニット11が配設されている。画像読取ユニット11は、画像をR(赤),G(緑),B(青紫)に分解して読取るスキャナであり、例えば画像処理装置10が印刷したテスト画像を読み取り、テスト画像を構成するRGBの画像データを制御部20に対して出力する。
画像読取ユニット11の下方には、露光装置13が配置されている。露光装置13は、図示しない光源及びレンズ等を含み、制御部20から入力される画像データに応じてYMCKの色ごとに変調したレーザ光を露光装置13の下方に配置された複数の画像形成ユニット14に対してそれぞれ出力する。
複数の画像形成ユニット14は、カラー画像を構成する色に対応して配設されている。本例では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色に対応して第1の画像形成ユニット14Y、第2の画像形成ユニット14M、第3の画像形成ユニット14C及び第4の画像形成ユニット14Kが、中間転写ベルト16に沿って一定の間隔を空けて水平に配列されている。中間転写ベルト16は、中間転写体として図中矢印aの方向に回動する。4つの画像形成ユニット14Y、14M、14C、14Kは、制御部20から入力された画像データに基づいて各色のトナー像を順次形成し、複数のトナー像が互いに重ね合わせられるように中間転写ベルト16にトナー像を転写(一次転写)する。なお、各画像形成ユニット14Y、14M、14C、14Kの色の順序は、限定されるものではなく任意である。
記録媒体搬送路18は、中間転写ベルト16の下方に配設されている。記録媒体トレイ17a〜17dいずれかから供給された記録媒体は、記録媒体搬送路18上を搬送され、中間転写ベルト16上に多重に転写された各色のトナー像が一括して転写(二次転写)され、転写されたトナー像が定着器19によって定着され、矢印bに沿って外部に排出される。
次に、画像処理装置10の各構成についてより詳細に説明する。
画像読取ユニット11は、例えばテスト画像などの原稿Pを載せるプラテンガラス110と、原稿Pをプラテンガラス110上に押圧するプラテンカバー112と、プラテンガラス110上に載置された原稿Pに形成された画像をRGBの3つの画像に分解して読み取る画像読取部120とを有し、分解して読取った画像それぞれを制御部20に対して出力する。画像読取部120は、プラテンガラス110上に載置された原稿Pを光源122によって照明し、原稿Pからの反射光像を、複数のミラー124などからなる縮小光学系を介して、3つのCCD等からなる画像読取素子126上に走査露光し、原稿Pに形成された画像を画像読取素子126によって所定のドット密度のRGBの3つの画像に分解して読み取るように構成されている。
第1の画像形成ユニット14Y、第2の画像形成ユニット14M、第3の画像形成ユニット14C及び第4の画像形成ユニット14Kは、水平方向に一定の間隔をおいて並列的に配置され、形成する画像の色が異なる他は、ほぼ同様に構成されている。そこで、以下、第1の画像形成ユニット14Yについて説明する。なお、各画像形成ユニット14の構成は、Y、M、C又はKを付すことにより区別する。
画像形成ユニット14Yは、光走査装置140Y及び像形成装置150Yを有する。
光走査装置140Yは、露光装置13から入力されたイエロー(Y)に対応するレーザ光を回転多面鏡142Yによって偏向走査し、反射ミラー144Yを介して像形成装置150Yの感光体ドラム152Y上に照射する。
像形成装置150Yは、矢印aの方向に沿って所定の回転速度で回転する像担持体としての感光体ドラム152Yと、この感光体ドラム152Yの表面を一様に帯電する帯電器154Yと、感光体ドラム152Y上に形成された静電潜像を現像する現像器156Yと、クリーニング装置158Yと、除電装置159Yとから構成されている。感光体ドラム152Yは、帯電器154Yにより一様に帯電され、光走査装置140Yにより照射されたレーザ光により静電潜像を形成される。感光体ドラム152Yに形成された静電潜像は、現像器156Yによりイエローのトナーで現像され、中間転写ベルト16に転写される。なお、トナー像の転写工程の後には、感光体ドラム152Yに付着している残留トナー及び紙粉等がクリーニング装置158Yによって除去され、感光体ドラム152Yが除電装置159Yにより除電される。
他の画像形成ユニット14M、14C及び14Kも、上記と同様に、マゼンタ(M)、シアン(C)及び黒(K)の各色のトナー像を形成し、形成された各色のトナー像を中間転写ベルト16に転写する。
中間転写ベルト16は、ドライブロール160と、アイドルロール162と、ステアリングロール164と、バックアップロール166との間に一定のテンションで掛け回されており、駆動モータ(図示せず)によってドライブロール160が回転駆動されることにより、矢印aの方向に所定の速度で循環駆動される。この中間転写ベルト16は、例えば、可撓性を有するポリイミド等の合成樹脂フィルムを帯状に形成し、この帯状に形成された合成樹脂フィルムの両端を溶着等によって接続することにより無端ベルト状に形成されたものである。
また、中間転写ベルト16には、各画像形成ユニット14Y、14M、14C、14Kに対向する位置にそれぞれ第1の一次転写ロール168Y、第2の一次転写ロール168M、第3の一次転写ロール168C及び第4の一次転写ロール168Kが配設され、感光体ドラム152Y、152M、152C、152K上に形成された各色のトナー像は、これらの一次転写ロール168により中間転写ベルト16上に多重に転写される。
記録媒体搬送路18には、記録媒体トレイ17a〜17dそれぞれから記録媒体を取り出す給紙ローラ180と、記録媒体搬送用のローラ対182と、記録媒体を既定のタイミングで二次転写位置に搬送するレジストロール184とが配設される。
また、記録媒体搬送路18上の二次転写位置には、バックアップロール166に圧接する二次転写ロール186が配設されており、中間転写ベルト16上に多重に転写された各色のトナー像は、この二次転写ロール186による圧接力及び静電気力で記録媒体上に二次転写される。各色のトナー像が転写された記録媒体は、定着器19へと搬送される。
定着器19は、各色のトナー像が転写された記録媒体に対して熱と圧力とを加えることにより、トナーを記録媒体に定着させる。
制御部20は、入力濃度変換部200、共通補正部202、テスト画像データ発生回路204、選択器206、画像メモリ208及び補正演算回路210を有する。
入力濃度変換部200は、後述する各色ごとの条件依存補正テーブル30を記憶するメモリ212を含み、図示しないコンピュータ又はサーバなどのDFEからCMYK各色の画像データ(濃度値により示される入力濃度)を取得し、補正演算回路210から受入れる各色ごとの条件依存補正テーブル30により、取得したCMYK各色の入力濃度を図示しないユーザインターフェイス(UI)などを介して入力されるスクリーニング条件指示信号に応じて補正し、共通補正部202に対して出力する。
なお、入力濃度変換部200が受入れるスクリーニング条件指示信号には、例えばスクリーン線数、スクリーン角度及び網点の形状などが含まれる。本実施形態においては、スクリーニング条件指示信号により、スクリーン角度及び網点の形状を一定にして、複数のスクリーン線数を指示する場合を例に説明する。
共通補正部202は、後述する各色ごとの共通濃度補正テーブル32を記憶するメモリ214を含み、入力濃度変換部200から補正済入力濃度を取得し、補正演算回路210から受入れる各色ごとの共通濃度補正テーブル32により、取得したCMYK各色の補正済入力濃度を各画像形成ユニット14の主走査方向のドット位置ごとに補正し、選択器206に対して出力する。
テスト画像データ発生回路204は、CMYK各色ごとの色むら補正用のテスト画像を形成するためのテスト画像データを発生させ、選択器206に対して出力する。
選択器206は、画像処理装置10がDFEから取得したCMYK各色の画像データに応じて画像を印刷するモード(通常印刷モード)、又は印刷される画像の色むら(色の濃淡)を補正するためのモード(テストモード)のいずれのモードで動作すべきかを示す設定を、例えば図示しないユーザインターフェイスなどを介して取得し、取得した設定に応じて選択した画像データを露光装置13に対して出力する。つまり、選択器206は、通常印刷モードで動作すべき設定を取得した場合には共通補正部202から入力された画像データを選択して出力し、テストモードで動作すべき設定を取得した場合にはテスト画像データ発生回路204から入力されたテスト画像データを選択して出力する。
画像メモリ208は、画像読取ユニット11が出力したRGBの3つの画像(画像データ)を受け入れて記憶し、補正演算回路210からのアクセスに応じて画像データを補正演算回路210に対して出力する。
補正演算回路210は、例えばCPUを含み、図示しないユーザインターフェイスなどを介してユーザの指示を受入れることができるようにされている。また、補正演算回路210は、画像メモリ208からRGBの画像を取得し、取得した画像における色むらを検出することにより、画像処理装置10によるCMYKの画像の色むらを検出する。なお、RGBの濃度値に対するCMYの濃度値は、例えば既知のCMYの画像のRGB値を予め測定しておくことにより、対応関係が設定されている。
補正演算回路210は、色むらを検出した場合には、色むらを検出した画像それぞれに色むらが生じないように補正する補正量(濃度変換量)をそれぞれ算出し、算出した補正量を複数のスクリーニング条件に共通な濃度補正量と、スクリーニング条件に依存する色むらの差を補正する条件依存補正量とに分解して、複数のスクリーニング条件に共通な共通濃度補正テーブル32と、スクリーニング条件に依存する色むらの差を補正する条件依存補正テーブル30とをCMYKの4色に対してそれぞれ生成する。そして、補正演算回路210は、条件依存補正テーブル30を入力濃度変換部200に対して出力し、共通濃度補正テーブル32を共通補正部202に対して出力する。
図2において、シアン(C)の画像に対する条件依存補正テーブル30及び共通濃度補正テーブル32の構成が例示されている。
図2に示すように、例えばシアン(C)の画像に対する条件依存補正テーブル30は、入力濃度変換部200が取得するシアン(C)の画像の入力濃度Cin(0〜255の階調数)それぞれに対し、スクリーニング条件に依存する色むらの差を補正するように、複数の異なるスクリーニング条件ごとに入力濃度の補正値(Cin’:補正済入力濃度)を対応付けている。スクリーニング条件Aは、例えばスクリーン線数が150線である条件を示し、スクリーニング条件Bは、例えばスクリーン線数が600線である条件を示している。
このように、条件依存補正テーブル30は、階調数(256)に対して画像処理装置10が印刷可能なスクリーニング条件数を乗じた数の補正値を含む行列で表され、1ドット(画素)の濃度を示すために必要なビット数が8ビット(1byte)になっている。したがって、CMYKいずれか1つの色に対する条件依存補正テーブル30を記憶するためにメモリ212に必要なメモリ容量は、例えばスクリーニング条件数が6の場合、1536byte(256×6×8bit)である。
また、図2に示すように、例えばシアン(C)に対する共通濃度補正テーブル32は、共通補正部202が取得する補正済入力濃度Cin’(0〜255の階調数)それぞれに対し、第3の画像形成ユニット14Cの主走査方向のドット位置Xin(0〜7000)ごとに補正するように、複数のスクリーニング条件に共通な入力濃度の補正値を対応付けている。
このように、共通濃度補正テーブル32は、階調数(256)に対して画像形成ユニット14の主走査方向のドット数(7000)を乗じた数の補正値を含む行列で表され、1ドット(画素)の濃度を示すために必要なビット数が8ビット(1byte)になっている。したがって、CMYKいずれか1つの色に対する共通濃度補正テーブル32を記憶するためにメモリ214に必要なメモリ容量は、スクリーニング条件数によらず、1792Kbyte(256×7000×8bit)である。
よって、制御部20は、約1.8Mbyteのメモリを有することにより、CMYKいずれか1つの色に対する条件依存補正テーブル30及び共通濃度補正テーブル32を記憶することができ、スクリーニング条件ごとに濃度補正値を記憶する場合(256×7000×8bit×スクリーニング条件数のメモリが必要)に比べて必要なメモリ数を低減することができる。
なお、画像処理装置10は、条件依存補正テーブル30及び共通濃度補正テーブル32を生成するために、ユーザの操作に応じて、例えばCMYKのテスト画像をそれぞれ1枚ずつ印刷する。CMYKのテスト画像それぞれは、例えば主走査方向の色むらを補正するために、主走査方向に同一の濃度に設定されており、且つ副走査方向に濃度値が増加(0〜255)するようにパターンが形成されている。つまり、補正演算回路210は、CMYKのテスト画像を読取った画像データ(RGB)それぞれを画像メモリ208から取得して、CMYK各色の画像データそれぞれに対し色むらを補正するように、条件依存補正テーブル30及び共通濃度補正テーブル32を生成する。
次に、制御部20が色むらを補正するための条件依存補正テーブル30及び共通濃度補正テーブル32を生成する処理について説明する。
図3は、制御部20が色むらを補正するための条件依存補正テーブル30及び共通濃度補正テーブル32を生成する処理(S10)を示すフローチャートである。
図3に示すように、ステップ100(S100)において、補正演算回路210は、画像メモリ208から受入れる画像データに対するスクリーニング条件を、図示しないユーザインターフェイスを介して受入れる。
ステップ102(S102)において、補正演算回路210は、画像メモリ208から画像データを取得し、色むら(色の濃淡)を検出する。例えば補正演算回路210は、画像形成ユニット14の主走査方向の位置に対応させて、段階的に増加している濃度値のパターンごとに色むらを検出する。
ステップ104(S104)において、補正演算回路210は、色むらを検出した画像に色むらが生じないように補正する補正量(濃度変換量)を算出する。
ステップ106(S106)において、補正演算回路210は、算出した補正量を複数のスクリーニング条件に共通な濃度補正量と、スクリーニング条件に依存する色むらの差を補正する条件依存補正量とに分解し、複数のスクリーニング条件に共通な共通濃度補正テーブル32と、スクリーニング条件に依存する色むらの差を補正する条件依存補正テーブル30とを生成する。
ステップ108(S108)において、メモリ212が条件依存補正テーブル30を記憶し、メモリ214が共通濃度補正テーブル32を記憶することにより、制御部20は、補正演算回路210によって分解した情報(補正量)を記憶する。
ステップ110(S110)において、補正演算回路210は、図示しないユーザインターフェイスを介して受入れるユーザの指示に応じて、画像処理装置10が対応する全てのスクリーニング条件に対して補正量を記憶したか否かを判定し、記憶していない場合にはS100の処理に進み、記憶した場合には処理を終了する。
なお、S10の処理は、例えばCMYKのテスト画像それぞれに対して行われる。
次に、制御部20がDFEから取得した画像に対し、条件依存補正テーブル30及び共通濃度補正テーブル32により色むらを補正する処理について説明する。
図4は、制御部20がDFEから取得した画像に対し、条件依存補正テーブル30及び共通濃度補正テーブル32により色むらを補正する処理(S20)を示すフローチャートである。
図4に示すように、ステップ200(S200)において、入力濃度変換部200は、DFEからCMYK各色の画像データ(濃度値により示される入力濃度)を取得する。
例えば入力濃度変換部200は、主走査方向のドット位置Xin=100のドットに対して濃度値が120の入力濃度Cinを取得する。
ステップ202(S202)において、入力濃度変換部200は、図示しないユーザインターフェイス(UI)などを介して入力されるスクリーニング条件指示信号に応じて、取得したCMYK各色の入力濃度を各色ごとの条件依存補正テーブル30により補正し、共通補正部202に対して出力する。
例えば図2に示すように、入力濃度変換部200は、UIを介して入力されるスクリーニング条件がスクリーニング条件B(600線)であり、主走査方向のドット位置Xin=100のドットに対して濃度値が120の入力濃度Cinを取得した場合、入力濃度Cinをスクリーニング条件Bに対応する125の濃度値に補正し、補正済入力濃度Cin’として共通補正部202に対して出力する。
なお、共通濃度補正テーブル32が例えばスクリーニング条件Aを基準に作成されている場合、120の入力濃度Cinは、条件依存補正テーブル30によって濃度値を変更されることなく、補正済入力濃度Cin’として共通補正部202に対して出力される。
ステップ204(S204)において、共通補正部202は、各色ごとの共通濃度補正テーブル32により、入力濃度変換部200から取得したCMYK各色の補正済入力濃度を各画像形成ユニット14の主走査方向のドット位置ごとに補正し、選択器206に対して出力する。
例えば図2に示すように、共通補正部202は、主走査方向のドット位置Xin=100のドットに対して濃度値が125の補正済入力濃度Cin’を取得した場合、補正済入力濃度Cin’をXin=100に対応する128の濃度値に補正し、選択器206に対して出力する。
次に、制御部20の変形例について説明する。
図5は、制御部20の変形例(制御部20’)の構成を示す構成図である。
図5に示すように、制御部20’は、補正演算回路220、共通(基準)差分記憶部222、補正係数記憶部224、乗算部226、加算部(補正処理部)228、テスト画像データ発生回路204、選択器206及び画像メモリ208を有する。
なお、図5に示した制御部20’において、図1に示した制御部20と実質的に同じものには、同一の符号が付してある。
補正演算回路220は、例えばCPUを含み、図示しないユーザインターフェイスなどを介してユーザの指示を受入れることができるようにされている。また、補正演算回路220は、画像メモリ208からRGBの画像を取得し、取得した画像における色むらを検出することにより、画像処理装置10によるCMYKの画像の色むらを検出する。なお、RGBの濃度値に対するCMYの濃度値は、例えば既知のCMYの画像のRGB値を予め測定しておくことにより、対応関係が設定されている。
さらに、補正演算回路220は、色むらを検出した場合には、色むらを検出した画像それぞれに色むらが生じないように補正する補正量(濃度変換量)をそれぞれ算出し、算出した補正量を後述する色むらの発生傾向に基づいて複数のスクリーニング条件に共通な所定濃度に対する濃度の差分と、この差分それぞれに対してスクリーニング条件に依存する色むらの差を補正する係数とに分解して、複数のスクリーニング条件に共通な共通(基準)差分テーブル34と、スクリーニング条件に依存する色むらの差を補正するための共通差分テーブル34に対する係数を示す補正係数テーブル36とをCMYKの4色に対してそれぞれ生成する。
図6は、画像処理装置10により画像(シアンの画像)に生じる色むらの発生傾向を例示するグラフであって、(A)は150線のスクリーニングにより異なる濃度(Cin=30%,80%)の画像を形成した場合のグラフであり、(B)は600線のスクリーニングにより異なる濃度の画像を形成した場合のグラフであり、(C)は600線と150線のスクリーニングとで同一濃度の画像を形成した場合のグラフであり、(D)は600線と150線のスクリーニングとで(C)よりも濃い(低明度の)同一濃度の画像を形成した場合のグラフである。
図6(A)〜(D)に示すように、Cin=30%(入力:77)の画像は、主走査方向の位置Xinの違いによる濃度の差がCin=80%(入力:204)の画像よりも大きくなる傾向がある。つまり、低濃度の画像ほど大きな色むらが発生している。また、600線で出力された画像は、主走査方向の位置Xinの違いによる濃度の差が150線で出力された画像よりも大きくなる傾向がある。つまり、スクリーン線数が多いほど大きな色むらが発生している。
ここで、色むらの発生する度合いは、スクリーニング条件及び画像の入力濃度によって異なっているが、色むらが発生しやすい主走査方向の位置Xinはそれぞれ略同じであることが読取れる。よって、補正演算回路220は、色むらに対する補正量を複数のスクリーニング条件に共通な所定濃度に対する濃度の差分と、この差分それぞれに対してスクリーニング条件に依存する色むらの差を補正する係数とに分解することができる。
そして、補正演算回路220(図5)は、共通差分テーブル34及び補正係数テーブル36を生成すると、共通差分テーブル34を共通差分記憶部222に対して出力し、補正係数テーブル36を補正係数記憶部224に対して出力する。
共通差分記憶部222は、補正演算回路220からCMYKそれぞれの画像に対する共通差分テーブル34を受入れて記憶し、DFEから入力されるCMYKそれぞれの画像の所定濃度に対する濃度の差分を、共通差分テーブル34に基づいて主走査方向のドット位置ごとに乗算部226に対して出力する。
補正係数記憶部224は、スクリーニング条件に依存する色むらの差を補正するための共通差分テーブル34に対する係数を示す補正係数テーブル36を補正演算回路220から受入れて記憶し、図示しないユーザインターフェイスを介して入力されるスクリーニング条件指示信号、及びDFEから入力されるCMYKそれぞれの画像の入力濃度に応じて、スクリーニング条件に依存する色むらの差を補正するための共通差分テーブル34に対する係数を乗算部226に対して出力する。
乗算部226は、CMYKそれぞれの画像の入力濃度に対し、共通差分記憶部222から濃度の差分を受け入れ、補正係数記憶部224から係数を受入れて、CMYK各色それぞれ主走査方向のドット位置ごとに受入れた差分と係数との乗算を行い、補正量として加算部228に対して出力する。
加算部228は、DFEから入力されるCMYKそれぞれの画像を受け入れ、受入れた画像の入力濃度に対して乗算部226から入力される補正量を加算することによって画像を補正し、選択器206に対して出力する。
次に、制御部20’がDFEから取得した画像に対し、共通差分テーブル34及び補正係数テーブル36に基づいて色むらを補正する処理について説明する。
図7は、制御部20’がシアン(C)の画像(画像データ)を補正する処理を例示する概念図である。
共通(基準)差分テーブル34は、シアン(C)の画像の入力濃度Cin(0〜255の階調数)それぞれに対し、複数のスクリーニング条件に共通な所定の基準濃度に対する差分を第3の画像形成ユニット14Cの主走査方向のドット位置Xin(0〜7000)ごとに対応付けている。
このように、共通差分テーブル34は、階調数(256)に対して画像形成ユニット14の主走査方向のドット数(7000)を乗じた数の差分を示す値を含む行列で表される。ただし、1ドットに対する差分を示すために必要なビット数は、符号ビットを含めても数ビット(例えば4ビット)になっている。したがって、CMYKいずれか1つの色に対する共通差分テーブル34を記憶するために共通差分記憶部222に必要なメモリ容量は、スクリーニング条件数によらず、図2に示した共通濃度補正テーブル32などよりも少ない。
補正係数テーブル36は、スクリーニング条件ごとに色むらの差を補正するための共通差分テーブル34に対する係数を、複数の異なるスクリーニング条件ごとに画像の入力濃度Cinに対応付けている。スクリーニング条件Aは、例えばスクリーン線数が150線である条件を示し、スクリーニング条件Bは、例えばスクリーン線数が600線である条件を示している。
このように、補正係数テーブル36は、階調数(256)に対して画像処理装置10が印刷可能なスクリーニング条件数を乗じた数の係数を含む行列で表される。また、1ドットに対する係数を示すために必要なビット数は、8ビット未満になっている。したがって、CMYKいずれか1つの色に対する補正係数テーブル36を記憶するために補正係数記憶部224に必要なメモリ容量は、スクリーニング条件数に応じて変化するが、図2に示した共通濃度補正テーブル32などよりも少なくすることが可能である。
例えば、図示しないユーザインターフェイスを介して入力されるスクリーニング条件がスクリーニング条件B(600線)であり、主走査方向のドット位置Xin=100のドットに対して濃度値が120の入力濃度Cinを制御部20’が取得した場合、乗算部226は、共通差分記憶部222の共通差分テーブル34から+4を差分の値として受け入れ、補正係数記憶部224の補正係数テーブル36から2.0を受入れて、差分(+4)と係数(2.0)とを乗算することにより補正量+8を算出し、加算部228に対して出力する。
加算部228は、濃度値が120の入力濃度Cinと補正量+8とを受け入れて加算することにより補正した濃度値128(=120+2.0×4)を算出し、選択器206に対して出力する。
図8は、制御部20’がDFEから取得した画像に対し、共通差分テーブル34及び補正係数テーブル36に基づいて色むらを補正する処理(S30)を示すフローチャートである。
図8に示すように、ステップ300(S300)において、共通差分記憶部222、補正係数記憶部224及び加算部228は、DFEからCMYK各色の画像データ(濃度値により示される入力濃度)を取得する。
例えば共通差分記憶部222、補正係数記憶部224及び加算部228は、図7に示すように、図示しないユーザインターフェイスを介して入力されるスクリーニング条件がスクリーニング条件B(600線)である場合に、主走査方向のドット位置Xin=100のドットに対して濃度値が120の入力濃度Cinを取得する。
ステップ302(S302)において、乗算部226は、共通差分記憶部222の共通差分テーブル34から差分の値を受入れる。例えば乗算部226は、図7に示すように、+4を差分の値として受け入れる。
ステップ304(S304)において、乗算部226は、補正係数記憶部224の補正係数テーブル36から係数を受入れる。例えば乗算部226は、図7に示すように、2.0を係数として受け入れる。
ステップ306(S306)において、乗算部226は、受入れた差分の値と係数とを乗算することにより補正量を算出する。例えば乗算部226は、補正量+8を算出する。
ステップ308(S308)において、加算部228は、補正量を受け入れて入力濃度に加算することにより、補正した濃度値を算出する。例えば、加算部228は、図7に示すように、補正量+8を受け入れて、濃度値が120の入力濃度Cinに加算することにより、補正した濃度値128(=120+2.0×4)を算出する。
なお、色むら補正の基準となる複数のスクリーニング条件に共通なテーブル(共通濃度補正テーブル32及び共通差分テーブル34)は、画像処理装置10において最も頻繁に使用されるスクリーニング条件に合わせて設定されてもよいし、最も色むらが発生しやすい条件(例えば最高スクリーニング線数の条件)に合わせて設定されてもよい。
また、上記実施形態においては、主走査方向の色むらを補正するために、テスト画像それぞれが主走査方向に同一の濃度に設定されたパターンを形成された場合を例に説明したが、これに限定されることなく、副走査方向の色むらを補正するために、テスト画像それぞれが副走査方向に同一の濃度に設定されたパターンを形成されてもよい。
また、上記実施形態においては、テスト画像をユーザが画像読取ユニット11にセットすることにより、画像読取ユニット11がテスト画像を読取る場合を例に説明したが、これに限定されることなく、例えば定着器19によりテスト画像が記録媒体に定着された後にテスト画像を読取るように読取り装置を設け、テスト画像を読取った後に画像処理装置10から排出するようにしてもよい。
本発明の実施形態に係る画像処理装置の概要を示す側面図である。 シアン(C)の画像に対する条件依存補正テーブル及び共通濃度補正テーブルの構成を例示する図表である。 制御部が色むらを補正するための条件依存補正テーブル及び共通濃度補正テーブルを生成する処理(S10)を示すフローチャートである。 制御部がDFEから取得した画像に対し、条件依存補正テーブル及び共通濃度補正テーブルにより色むらを補正する処理(S20)を示すフローチャートである。 制御部の変形例の構成を示す構成図である。 画像処理装置により画像(シアンの画像)に生じる色むらの発生傾向を例示するグラフであって、(A)は150線のスクリーニングにより異なる濃度(Cin=30%,80%)の画像を形成した場合のグラフであり、(B)は600線のスクリーニングにより異なる濃度の画像を形成した場合のグラフであり、(C)は600線と150線のスクリーニングとで同一濃度の画像を形成した場合のグラフであり、(D)は600線と150線のスクリーニングとで(C)よりも濃い(低明度の)同一濃度の画像を形成した場合のグラフである。 制御部の変形例がシアン(C)の画像(画像データ)を補正する処理を例示する概念図である。 制御部の変形例がDFEから取得した画像に対し、共通差分テーブル及び補正係数テーブルに基づいて色むらを補正する処理(S30)を示すフローチャートである。
符号の説明
10 画像処理装置
11 画像読取ユニット(スキャナ)
13 露光装置
14Y 第1の画像形成ユニット
14M 第2の画像形成ユニット
14C 第3の画像形成ユニット
14K 第4の画像形成ユニット
20,20’ 制御部
200 入力濃度変換部
202 共通補正部
204 テスト画像データ発生回路
206 選択器
208 画像メモリ
210,220 補正演算回路
222 共通差分記憶部
224 補正係数記憶部
226 乗算部
228 加算部
30 条件依存補正テーブル
32 共通濃度補正テーブル
34 共通差分テーブル
36 補正係数テーブル

Claims (13)

  1. 複数のスクリーニング条件に応じて画像の色むらを補正する補正量を記憶する記憶手段と、この記憶手段が記憶する補正量に基づいて入力画像を補正する補正手段とを有し、前記記憶手段は、複数のスクリーニング条件に共通な情報とスクリーニング条件に依存する情報とに分けて補正量を記憶する画像処理装置。
  2. 前記記憶手段は、画像の濃度に応じた補正量を記憶する請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記記憶手段は、複数のスクリーニング条件に共通な濃度補正テーブルと、スクリーニング条件に依存する色むらの差を補正する条件依存補正テーブルとに分けて補正量を記憶する請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 前記記憶手段は、複数のスクリーニング条件に共通な所定濃度に対する濃度の差分を示す差分テーブルと、スクリーニング条件に依存する色むらの差を補正するための前記差分テーブルに対する係数を示す係数テーブルとに分けて補正量を記憶する請求項1又は2記載の画像処理装置。
  5. 複数のスクリーニング条件に応じて画像の色むらを検出する検出手段と、この検出手段が検出する色むらに対する補正量を算出する補正量算出手段と、この補正量算出手段が算出した補正量を複数のスクリーニング条件に共通な情報とスクリーニング条件に依存する情報とに分解する補正量分解手段と、この補正量分解手段が分解した補正量を複数のスクリーニング条件に共通な情報とスクリーニング条件に依存する情報とに分けて記憶する記憶手段と、この記憶手段が記憶する補正量に基づいて入力画像を補正する補正手段とを有する画像処理装置。
  6. 複数のスクリーニング条件に応じて記録媒体に画像を印刷する印刷手段と、この印刷手段が印刷した画像の色むらを検出する検出手段と、この検出手段が検出する色むらに対する補正量を算出する補正量算出手段と、この補正量算出手段が算出した補正量を複数のスクリーニング条件に共通な情報とスクリーニング条件に依存する情報とに分解する補正量分解手段と、この補正量分解手段が分解した補正量を複数のスクリーニング条件に共通な情報とスクリーニング条件に依存する情報とに分けて記憶する記憶手段と、この記憶手段が記憶する補正量に基づいて、前記印刷手段が画像を印刷するように制御する制御手段とを有する画像処理装置。
  7. 前記補正量算出手段は、画像の濃度に応じて補正量を算出する請求項5又は6記載の画像処理装置。
  8. 前記補正量分解手段は、前記補正量算出手段が算出した補正量を、複数のスクリーニング条件に共通な濃度補正テーブルと、スクリーニング条件に依存する色むらの差を補正する条件依存補正テーブルとに分解する請求項5乃至7いずれか記載の画像処理装置。
  9. 前記補正量分解手段は、前記補正量算出手段が算出した補正量を、複数のスクリーニング条件に共通な所定濃度に対する濃度の差分を示す差分テーブルと、スクリーニング条件に依存する色むらの差を補正するための前記差分テーブルに対する係数を示す係数テーブルとに分解する請求項5乃至7いずれか記載の画像処理装置。
  10. 複数のスクリーニング条件に応じて画像の色むらを補正する補正量を、複数のスクリーニング条件に共通な情報とスクリーニング条件に依存する情報とに分けて記憶し、記憶した補正量に基づいて入力画像を補正する画像処理方法。
  11. 画像の濃度に応じた補正量を記憶する請求項10記載の画像処理方法。
  12. 複数のスクリーニング条件に共通な濃度補正テーブルと、スクリーニング条件に依存する色むらの差を補正する条件依存補正テーブルとに分けて、補正量を記憶する請求項10又は11記載の画像処理方法。
  13. 複数のスクリーニング条件に共通な所定濃度に対する濃度の差分を示す差分テーブルと、スクリーニング条件に依存する色むらの差を補正するための前記差分テーブルに対する係数を示す係数テーブルとに分けて、補正量を記憶する請求項10又は11記載の画像処理方法。
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