JP4877467B2 - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像の色ずれを補正する画像形成装置及び画像形成方法に関するものである。
画像形成装置によって記録媒体に形成された画像を読取ることにより、画像形成装置が画像に生じさせる濃度むらなどの色ずれを示す濃度データを取得して、画像形成装置が画像に生じさせる色ずれを補正することは公知である(特許文献1,2参照)。
特開平06−003911号公報 特開平05−227396号公報
しかしながら、同一の画像を連続して印刷する場合に、画像に色ずれが生じている状態から、色ずれを補正した状態へ急激に変えると、連続して印刷される画像間で色味が急変してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、連続して印刷する画像間で色味が急変することを防止することができる画像形成装置及び画像形成方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の特徴とするところは、印刷手段と、この印刷手段による画像の色ずれを補正する補正手段と、前記印刷手段による画像の印刷量に関する情報に応じて、前記補正手段の補正量を変化させるように制御する制御手段とを有する画像形成装置にある。即ち、印刷手段が印刷する画像の色が印刷量に関する情報に応じて変化するので、連続して印刷する画像間で色味が急変することを防止することができる。なお、印刷手段による画像の印刷量に関する情報には、例えば印刷手段が画像を印刷した記録媒体の枚数、及び印刷手段が印刷した画像の数などが含まれる。
また、本発明の第2の特徴とするところは、印刷手段と、この印刷手段による画像の色ずれを検出する検出手段と、この検出手段が検出した画像の色ずれを補正する補正手段と、前記印刷手段による画像の印刷量に関する情報に応じて、前記補正手段の補正量を変化させるように制御する制御手段とを有する画像形成装置にある。したがって、検出手段が検出した画像の色ずれを、印刷手段による画像の印刷量に関する情報に応じて補正することができ、連続して印刷する画像間で色味が急変することを防止することができる。
好適には、前記補正手段は、画像の色ずれを示す情報を記憶する第1の記憶手段と、この第1の記憶手段が記憶する情報が示す色ずれを所定の色に補正するための情報を記憶する第2の記憶手段とを有し、前記制御手段は、前記印刷手段が印刷する画像の色を前記第1の記憶手段が記憶する情報が示す色ずれをした色から、前記第2の記憶手段が記憶する情報に基づく所定の色へ変えるように制御する。即ち、印刷手段が印刷する画像の色を、補正前の色ずれをした色から所定の色へ変えるように、制御手段が制御するので、連続して印刷する画像間で色味が急変することを防止することができる。
また、好適には、前記制御手段は、色ずれの幅に応じて、前記補正手段の補正量が異なるように制御する。また、好適には、前記制御手段は、所定値以下の幅の色ずれに対し、所定値を超える幅の色ずれよりも早く前記補正手段が色ずれを補正するように制御する。画像の色ずれには、画像全体が所定の色からずれてしまう画像全体の色ずれ、画像の所定の範囲の濃度が他の範囲の濃度に対してずれてしまう色むら、及び色むらよりも狭い幅で濃度がずれてしまう色すじ(すじ)などが含まれる。即ち、所定値以下の幅の色ずれに対し、所定値を超える幅の色ずれよりも早く補正手段が色ずれを補正するように制御手段が制御することにより、例えば、すじはすぐに補正し、色むらは徐々に補正することが可能になる。
また、本発明の第3の特徴とするところは、印刷手段による画像の印刷量に関する情報に応じて、画像の色ずれを補正するための補正量を変化させ、変化させた補正量に基づいて画像の色ずれを補正する画像形成方法にある。
また、本発明の第4の特徴とするところは、印刷手段による画像の色ずれを示す情報を記憶し、記憶した情報が示す色ずれを所定の色に補正するための情報を記憶し、印刷手段が印刷する画像の色を、記憶した画像の色ずれを示す情報に基づく色から、記憶した補正するための情報に基づく所定の色へ印刷量に関する情報に応じて変えるように制御する画像形成方法にある。
本発明によれば、連続して印刷する画像間で色味が急変することを防止することができる。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1において、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の概要が示されている。画像形成装置10は、画像読取ユニット11、露光装置13、複数の画像形成ユニット14、中間転写ベルト16、記録媒体トレイ17a〜17d、記録媒体搬送路18、定着器19及び制御部20を有し、ユーザの操作に応じて、図示しないコンピュータ又はサーバなどのDFE(Digital Front End)からC(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー),K(黒)の画像データを取得して、用紙などの記録媒体に画像を印刷する。なお、画像形成装置10は、システムとしてはネットワークを介して接続されるコンピュータやその他の端末装置を含むことがあり、制御部20がシステム内のいずれかの構成部分に配置されている。
画像形成装置10の上部には、画像読取ユニット11が配設されている。画像読取ユニット11は、画像をR(赤),G(緑),B(青紫)に分解して読取るスキャナであり、例えば画像形成装置10が印刷したテスト画像を読み取り、テスト画像を構成するRGBの画像データを制御部20に対して出力する。
画像読取ユニット11の下方には、露光装置13が配置されている。露光装置13は、図示しない光源及びレンズ等を含み、制御部20から入力される画像データに応じてYMCKの色ごとに変調したレーザ光を露光装置13の下方に配置された複数の画像形成ユニット14に対してそれぞれ出力する。
複数の画像形成ユニット14は、カラー画像を構成する色に対応して配設されている。本例では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色に対応して第1の画像形成ユニット14Y、第2の画像形成ユニット14M、第3の画像形成ユニット14C及び第4の画像形成ユニット14Kが、中間転写ベルト16に沿って一定の間隔を空けて水平に配列されている。中間転写ベルト16は、中間転写体として図中矢印aの方向に回動する。4つの画像形成ユニット14Y、14M、14C、14Kは、制御部20から入力された画像データに基づいて各色のトナー像を順次形成し、複数のトナー像が互いに重ね合わせられるように中間転写ベルト16にトナー像を転写(一次転写)する。なお、各画像形成ユニット14Y、14M、14C、14Kの色の順序は、限定されるものではなく任意である。
記録媒体搬送路18は、中間転写ベルト16の下方に配設されている。記録媒体トレイ17a〜17dいずれかから供給された記録媒体は、記録媒体搬送路18上を搬送され、中間転写ベルト16上に多重に転写された各色のトナー像が一括して転写(二次転写)され、転写されたトナー像が定着器19によって定着され、矢印bに沿って外部に排出される。
次に、画像形成装置10の各構成についてより詳細に説明する。
画像読取ユニット11は、例えばテスト画像などの原稿Pを載せるプラテンガラス110と、原稿Pをプラテンガラス110上に押圧するプラテンカバー112と、プラテンガラス110上に載置された原稿Pに形成された画像をRGBの3つの画像に分解して読み取る画像読取部120とを有し、分解して読取った画像それぞれを制御部20に対して出力する。画像読取部120は、プラテンガラス110上に載置された原稿Pを光源122によって照明し、原稿Pからの反射光像を、複数のミラー124などからなる縮小光学系を介して、3つのCCD等からなる画像読取素子126上に走査露光し、原稿Pに形成された画像を画像読取素子126によって所定のドット密度のRGBの3つの画像に分解して読み取るように構成されている。
第1の画像形成ユニット14Y、第2の画像形成ユニット14M、第3の画像形成ユニット14C及び第4の画像形成ユニット14Kは、水平方向に一定の間隔をおいて並列的に配置され、形成する画像の色が異なる他は、ほぼ同様に構成されている。そこで、以下、第1の画像形成ユニット14Yについて説明する。なお、各画像形成ユニット14の構成は、Y、M、C又はKを付すことにより区別する。
画像形成ユニット14Yは、光走査装置140Y及び像形成装置150Yを有する。
光走査装置140Yは、露光装置13から入力されたイエロー(Y)に対応するレーザ光を回転多面鏡142Yによって偏向走査し、反射ミラー144Yを介して像形成装置150Yの感光体ドラム152Y上に照射する。
像形成装置150Yは、矢印aの方向に沿って所定の回転速度で回転する像担持体としての感光体ドラム152Yと、この感光体ドラム152Yの表面を一様に帯電する帯電器154Yと、感光体ドラム152Y上に形成された静電潜像を現像する現像器156Yと、クリーニング装置158Yと、除電装置159Yとから構成されている。感光体ドラム152Yは、帯電器154Yにより一様に帯電され、光走査装置140Yにより照射されたレーザ光により静電潜像を形成される。感光体ドラム152Yに形成された静電潜像は、現像器156Yによりイエローのトナーで現像され、中間転写ベルト16に転写される。なお、トナー像の転写工程の後には、感光体ドラム152Yに付着している残留トナー及び紙粉等がクリーニング装置158Yによって除去され、感光体ドラム152Yが除電装置159Yにより除電される。
他の画像形成ユニット14M、14C及び14Kも、上記と同様に、マゼンタ(M)、シアン(C)及び黒(K)の各色のトナー像を形成し、形成された各色のトナー像を中間転写ベルト16に転写する。
中間転写ベルト16は、ドライブロール160と、アイドルロール162と、ステアリングロール164と、バックアップロール166との間に一定のテンションで掛け回されており、駆動モータ(図示せず)によってドライブロール160が回転駆動されることにより、矢印aの方向に所定の速度で循環駆動される。この中間転写ベルト16は、例えば、可撓性を有するポリイミド等の合成樹脂フィルムを帯状に形成し、この帯状に形成された合成樹脂フィルムの両端を溶着等によって接続することにより無端ベルト状に形成されたものである。
また、中間転写ベルト16には、各画像形成ユニット14Y、14M、14C、14Kに対向する位置にそれぞれ第1の一次転写ロール168Y、第2の一次転写ロール168M、第3の一次転写ロール168C及び第4の一次転写ロール168Kが配設され、感光体ドラム152Y、152M、152C、152K上に形成された各色のトナー像は、これらの一次転写ロール168により中間転写ベルト16上に多重に転写される。
記録媒体搬送路18には、記録媒体トレイ17a〜17dそれぞれから記録媒体を取り出す給紙ローラ180と、記録媒体搬送用のローラ対182と、記録媒体を既定のタイミングで二次転写位置に搬送するレジストロール184とが配設される。
また、記録媒体搬送路18上の二次転写位置には、バックアップロール166に圧接する二次転写ロール186が配設されており、中間転写ベルト16上に多重に転写された各色のトナー像は、この二次転写ロール186による圧接力及び静電気力で記録媒体上に二次転写される。各色のトナー像が転写された記録媒体は、定着器19へと搬送される。
定着器19は、各色のトナー像が転写された記録媒体に対して熱と圧力とを加えることにより、トナーを記録媒体に定着させる。
制御部20は、補正演算回路200、色ずれ記憶部202、補正値記憶部204、補間器206、テスト画像データ発生回路208、選択器210及び画像メモリ212を有する。
補正演算回路200は、例えばCPUを含み、図示しないユーザインターフェイスなどを介して画像の印刷枚数などのユーザの指示を受入れ、補間器206に対して制御信号を出力するようにされている。また、補正演算回路200は、画像メモリ212からRGBの画像を取得し、取得した画像における色ずれを検出することにより、画像形成装置10によるCMYKの画像の色ずれを検出する。なお、RGBの濃度値に対するCMYの濃度値は、例えば既知のCMYの画像のRGB値を予め測定しておくことにより、対応関係が設定されている。
また、補正演算回路200は、検出した色ずれをした色(補正前の色)を示す情報である色ずれ情報テーブル30(図2を用いて後述)をCMYKの4色に対してそれぞれ生成し、色ずれ記憶部202に対して出力する。さらに、補正演算回路200は、色ずれを検出した画像それぞれに色ずれが生じないように補正する補正量(濃度変換量)をそれぞれ算出し、補正後の色を示す情報である補正値テーブル32(図3を用いて後述)をCMYKの4色に対してそれぞれ生成(算出)し、補正値記憶部204に対して出力する。
色ずれ記憶部202は、CMYKそれぞれの画像(画像データ)に対する色ずれ情報テーブル30(図2を用いて後述)を補正演算回路200から受入れて記憶し、DFEから入力されるCMYKそれぞれの画像の濃度を色ずれ情報テーブル30に基づいて変更し、補間器206に対して出力する。
なお、本実施形態においては、画像の色ずれには、画像全体が所定の色からずれてしまう画像全体の色ずれ、画像の所定の範囲の濃度が他の範囲の濃度に対してずれてしまう色ずれ、及び色ずれよりも狭い幅で濃度がずれてしまう色すじ(すじ)などが含まれるものとする。例えば、幅が10mm以下の色ずれをすじとする。
図2は、色ずれ情報テーブル30の構成を示す図表である。色ずれ情報テーブル30は、色ずれ記憶部202が取得する画像(入力画像データ)の8ビット濃度(0〜255)それぞれに対し、補正演算回路200が取得した画像から検出した濃度値を画像形成ユニット14の主走査方向のドット位置X(0〜7000)ごとに対応付けている。つまり、色ずれ情報テーブル30は、制御部20が補正する前の色ずれをした色を濃度値により示す情報である。
このように、色ずれ情報テーブル30は、階調数(256)に対して画像形成ユニット14の主走査方向のドット数(7000)を乗じた数の補正値を含む行列で表され、1ドット(画素)の濃度を示すために必要なビット数が8ビット(1byte)になっている。したがって、CMYKいずれか1つの色に対する色ずれ情報テーブル30を記憶するために必要なメモリ容量は、1792Kbyte(256×7000×8bit)である。
補正値記憶部204(図1)は、CMYKそれぞれの画像(画像データ)に対する補正値テーブル32を補正演算回路200から受入れて記憶し、DFEから入力されるCMYKそれぞれの画像の濃度を補正値テーブル32に基づいて変更し、補間器206に対して出力する。
図3は、補正値テーブル32の構成を示す図表である。補正値テーブル32は、補正値記憶部204が取得する画像(入力画像データ)の8ビット濃度(0〜255)それぞれに対し、色ずれを打ち消すように算出された濃度値を画像形成ユニット14の主走査方向のドット位置X(0〜7000)ごとに対応付けている。つまり、補正値テーブル32は、補正演算回路200が算出した補正後の色(濃度値により示される目標色)を示す情報である。
補間器206(図1)は、色ずれ記憶部202から色ずれ情報テーブル30に基づいて変更された画像の濃度を受入れ、補正値記憶部204から補正値テーブル32に基づいて変更された画像の濃度を受入れて、補正演算回路200から入力される制御信号に応じて画像の濃度値を算出し、選択器210に対して出力する。
補正演算回路200から補間器206に対して入力される制御信号には、例えば図示しないユーザインターフェイスを介して指定された画像の印刷枚数、及び1から0までの値をとる補間重心gが含まれており、補間器206は、下式1に基づいて、画像の濃度値を算出するようにされている。
濃度値=D2−g×(D2−D1) ・・・(1)
D1:補正前の色(色ずれ情報テーブル30の濃度値)
D2:補正後の目標色(補正値テーブル32の濃度値)
また、補間重心gは、総印刷枚数Tに対するn枚目の印刷に対し、下式2のように示される。
補間重心g=(T−n)/T ・・・(2)
テスト画像データ発生回路208は、CMYK各色ごとの色ずれ補正用のテスト画像を形成するためのテスト画像データを発生させ、選択器210に対して出力する。
選択器210は、画像形成装置10がDFEから取得したCMYK各色の画像データに応じて画像を印刷するモード(通常印刷モード)、又は印刷される画像の色ずれ(色の濃淡)を補正するためのモード(テストモード)のいずれのモードで動作すべきかを示す設定を、例えば図示しないユーザインターフェイスなどを介して取得し、取得した設定に応じて選択した画像データを露光装置13に対して出力する。つまり、選択器210は、通常印刷モードで動作すべき設定を取得した場合には補間器206から入力された画像データを選択して出力し、テストモードで動作すべき設定を取得した場合にはテスト画像データ発生回路208から入力されたテスト画像データを選択して出力する。
画像メモリ212は、画像読取ユニット11が出力したRGBの3つの画像(画像データ)を受け入れて記憶し、補正演算回路200からのアクセスに応じて画像データを補正演算回路200に対して出力する。
なお、画像形成装置10は、色ずれ情報テーブル30及び補正値テーブル32を生成するために、ユーザの操作に応じて、例えばCMYKのテスト画像をそれぞれ1枚ずつ印刷する。CMYKのテスト画像それぞれは、例えば主走査方向の色ずれを補正するために、主走査方向に同一の濃度に設定されており、且つ副走査方向に濃度値が増加(0〜255)するようにパターンが形成されている。つまり、補正演算回路200は、CMYKのテスト画像を読取った画像データ(RGB)それぞれを画像メモリ212から取得して、CMYK各色の画像データそれぞれに対し色ずれを補正するように、色ずれ情報テーブル30及び補正値テーブル32を生成する。
次に、画像形成装置10が色ずれ情報テーブル30及び補正値テーブル32に応じて画像を印刷する処理について説明する。
図4は、画像形成装置10が色ずれ情報テーブル30及び補正値テーブル32に応じて画像を印刷する処理(S10)を示すフローチャートである。
図4に示すように、ステップ100(S100)において、補正演算回路200は、画像メモリ212から画像データを取得し、色ずれ(色の濃淡)を検出する。例えば補正演算回路200は、画像形成ユニット14の主走査方向の位置に対応させて、段階的に増加している濃度値のパターンごとに色ずれを検出する。
ステップ102(S102)において、色ずれ記憶部202は、補正演算回路200が検出したCMYKの色ずれを示す情報を色ずれ情報テーブル30として記憶する。
ステップ104(S104)において、補正演算回路200は、色ずれを検出した画像の色ずれに対する補正量(濃度変換量)を算出する。
ステップ106(S106)において、補正値記憶部204は、補正演算回路200が算出した補正量に基づく色ずれを補正するための情報を補正値テーブル32として記憶する。
ステップ108(S108)において、制御部20は、図示しないユーザインターフェイスなどを介して総印刷枚数Tの印刷指示を受け入れ、DFEから画像データを受入れる。
ステップ110(S110)において、補間器206は、補正演算回路200からの制御信号、色ずれ情報テーブル30及び補正値テーブル32に応じて、色(濃度値)を変更した画像データを算出する。
ステップ112(S112)において、画像形成装置10は、S110の処理で算出した画像データに応じた画像を1枚印刷する。
ステップ114(S114)において、制御部20は、印刷枚数nが総印刷枚数Tに達したか否かを判定し、印刷枚数nが総印刷枚数Tに達していない場合にはS110の処理に進み、印刷枚数nが総印刷枚数Tに達した場合には処理を終了する。
次に制御部20の第1の変形例(制御部40)について説明する。
図5において、制御部40を有する画像形成装置10の概要が示されている。
制御部40は、補正演算回路214、差分記憶部216、補正値記憶部204、演算器218、テスト画像データ発生回路208、選択器210及び画像メモリ212を有する。
なお、図5に示した制御部40において、図1に示した制御部20と実質的に同じものには、同一の符号が付してある。
補正演算回路214は、例えばCPUを含み、図示しないユーザインターフェイスなどを介して画像の印刷枚数などのユーザの指示を受入れ、演算器218に対して制御信号を出力するようにされている。また、補正演算回路214は、画像メモリ212からRGBの画像を取得し、取得した画像における色ずれを検出することにより、画像形成装置10によるCMYKの画像の色ずれを検出する。なお、RGBの濃度値に対するCMYの濃度値は、例えば既知のCMYの画像のRGB値を予め測定しておくことにより、対応関係が設定されている。
また、補正演算回路214は、色ずれを検出した画像それぞれに色ずれが生じないように補正する補正量(濃度変換量)をそれぞれ算出し、補正後の色を示す情報である補正値テーブル32をCMYKの4色に対してそれぞれ生成(算出)し、補正値記憶部204に対して出力する。さらに、補正演算回路214は、検出した色ずれをした色(補正前の色)と、補正後の色(補正後の目標色)との差分を示す色ずれ差分テーブル34(図6を用いて後述)をCMYKの4色に対してそれぞれ生成(算出)し、差分記憶部216に対して出力する。
差分記憶部216は、CMYKそれぞれの画像(画像データ)に対する色ずれ差分テーブル34を補正演算回路214から受入れて記憶し、DFEから入力されるCMYKそれぞれの画像の濃度を色ずれ差分テーブル34に基づいて変更し、演算器218に対して出力する。
図6は、色ずれ差分テーブル34の構成を示す図表である。色ずれ差分テーブル34は、差分記憶部216が取得する画像(入力画像データ)の8ビット濃度(0〜255)それぞれに対し、補正演算回路214が検出した色ずれをした色(補正前の色)を示す濃度値と、補正演算回路214が算出した補正後の色を示す濃度値との差分を画像形成ユニット14の主走査方向のドット位置X(0〜7000)ごとに対応付けている。
このように、色ずれ差分テーブル34は、階調数(256)に対して画像形成ユニット14の主走査方向のドット数(7000)を乗じた数の差分の値を含む行列で表される。また、色ずれ差分テーブル34は、例えば差分の最大値が8であり、正負の符号ビットが設けられている場合には、1ドット(画素)に対する差分を示すために必要なビット数が4ビットである。したがって、CMYKいずれか1つの色に対する色ずれ差分テーブル34を記憶するために必要なメモリ容量は、色ずれ情報テーブル30を記憶するために必要なメモリ容量よりも少ない。
演算器218(図5)は、差分記憶部216から色ずれ差分テーブル34に示される差分の値を受入れ、補正値記憶部204から補正値テーブル32に基づいて変更された画像の濃度を受入れて、補正演算回路214から入力される制御信号に応じて画像の濃度値を算出し、選択器210に対して出力する。
補正演算回路214から演算器218に対して入力される制御信号には、例えば図示しないユーザインターフェイスを介して指定された画像の印刷枚数、及び1から0までの値をとる差分重みAが含まれており、演算器218は、下式3に基づいて、画像の濃度値を算出するようにされている。
濃度値=D2−A×△D12 ・・・(3)
△D12:補正後の色に対する補正前の色の差分(濃度値の差分)
D2:補正後の色(補正値テーブル32の濃度値)
また、差分重みAは、総印刷枚数Tに対するn枚目の印刷に対し、下式4のように示される。
差分重みA=(T−n)/T ・・・(4)
選択器210は、画像形成装置10がDFEから取得したCMYK各色の画像データに応じて画像を印刷するモード(通常印刷モード)、又は印刷される画像の色ずれ(色の濃淡)を補正するためのモード(テストモード)のいずれのモードで動作すべきかを示す設定を、例えば図示しないユーザインターフェイスなどを介して取得し、取得した設定に応じて選択した画像データを露光装置13に対して出力する。つまり、選択器210は、通常印刷モードで動作すべき設定を取得した場合には演算器218から入力された画像データを選択して出力し、テストモードで動作すべき設定を取得した場合にはテスト画像データ発生回路208から入力されたテスト画像データを選択して出力する。
画像メモリ212は、画像読取ユニット11が出力したRGBの3つの画像(画像データ)を受け入れて記憶し、補正演算回路214からのアクセスに応じて画像データを補正演算回路214に対して出力する。
なお、制御部40を有する画像形成装置10は、補正値テーブル32及び色ずれ差分テーブル34を生成するために、ユーザの操作に応じて、例えばCMYKのテスト画像をそれぞれ1枚ずつ印刷する。つまり、補正演算回路214は、CMYKのテスト画像を読取った画像データ(RGB)それぞれを画像メモリ212から取得して、CMYK各色の画像データそれぞれに対し色ずれを補正するように、補正値テーブル32及び色ずれ差分テーブル34を生成する。
図7は、制御部40が色ずれに対して色を徐々に変更しつつ画像を印刷する処理を示す概念図である。
図7(A)は、制御部40を有する画像形成装置10において、差分記憶部216に記憶される色ずれ差分テーブル34が含む所定の濃度値に対する入力画像データの濃度値の差分を示すグラフである。
図7(B)は、差分重みA=1の状態において、制御部40を有する画像形成装置10が濃度値を徐々に補正する場合の画像濃度の初期値(印刷枚数=0)を例示するグラフである。
図7(C)は、差分重みA=0.5の状態において、演算器218が出力する画像の主走査方向の位置Xに対する濃度を例示するグラフである。
図7(D)は、印刷枚数がT枚目(n=T)、即ち差分重みA=0の状態において、演算器218が出力する画像の主走査方向の位置Xに対する濃度(所定の目標色)を例示するグラフである。
図7(B)〜(D)に示すように、制御部40を有する画像形成装置10において、色ずれは、すじ及び色むらの区別なく(幅にかかわらず)、補正演算回路214が補正量を算出した後から総印刷枚数Tに達するまでに、印刷枚数に応じて徐々に補正(除去)される。
次に制御部20の第2の変形例(制御部40’)について説明する。
図8は、制御部40’が色ずれに対して色を徐々に変更しつつ画像を印刷する処理を示す概念図である。
制御部40’は、図5に示した制御部40が有する構成部分に加えて、図8に示したローパス処理部42を補正演算回路214が具備するように構成されている。
図8(A)は、補正演算回路214が検出した色ずれを所定の濃度値に対する入力画像データの濃度値の差分により示したグラフである。図8(B)は、図8(A)に示された濃度値の差分に対し、ローパス処理部42がローパス処理を行うことによって変換された所定の濃度値に対する入力画像データの濃度値の差分を示すグラフである。
図8(A),(B)に示すように、ローパス処理部42は、補正演算回路214内で算出された濃度値の差分により示された色ずれを受入れ、画像形成ユニット14の主走査方向の色ずれの高周波成分を除去して出力する(ローパス処理)。また、ローパス処理部42は、画像形成装置10により形成される画像の主走査方向の色ずれの幅が例えば10mm以下となるデータが高周波成分を含むデータであると判断するように設定されている。
制御部40’において、差分記憶部216は、図8(B)に例示されたローパス処理部42が高周波成分を除去した後のデータである色ずれ差分テーブル34を記憶するようにされている。
図8(C)は、ローパス処理後の差分重みA=1の状態において、制御部40’を有する画像形成装置10が濃度値を徐々に補正する場合の画像濃度の初期値(印刷枚数=0)を例示するグラフである。
図8(D)は、ローパス処理後の差分重みA=0.5の状態において、演算器218が出力する画像の主走査方向の位置Xに対する濃度を例示するグラフである。
図8(E)は、印刷枚数がT枚目(n=T)、即ちローパス処理後の差分重みA=0の状態において、演算器218が出力する画像の主走査方向の位置Xに対する濃度(所定の目標色)を例示するグラフである。
図8(C)〜(E)に示すように、制御部40’を有する画像形成装置10において、色ずれの幅が10mm以下である画像のすじは、補正演算回路214が色ずれを検出した直後に印刷される画像から除去され、色ずれの幅が10mmを超える色むらなどは、補正演算回路214が補正量を算出した後から印刷枚数nが総印刷枚数Tに達するまでに徐々に補正(除去)される。つまり、幅が10mm以下の色ずれがすじになるので、ローパス処理部42が色ずれ差分テーブル34に対してローパス処理を行うことにより、画像からすじが除去される。
また、上記実施形態においては、画像形成装置10による画像の印刷量に関する情報として印刷枚数を例に説明したが、これに限定されることなく、画像の印刷量に関する情報は、例えば1枚の記録媒体に印刷される画像の数、画像形成ユニット14におけるトナーの消費量、感光体ドラム152の回転数及び中間転写ベルト16の回転数などであってもよい。
また、上記実施形態においては、主走査方向の色ずれを補正するために、テスト画像それぞれが主走査方向に同一の濃度に設定されたパターンを形成された場合を例に説明したが、これに限定されることなく、副走査方向の色ずれを補正するために、テスト画像それぞれが副走査方向に同一の濃度に設定されたパターンを形成されてもよい。
また、上記実施形態においては、テスト画像をユーザが画像読取ユニット11にセットすることにより、画像読取ユニット11がテスト画像を読取る場合を例に説明したが、これに限定されることなく、例えば定着器19によりテスト画像が記録媒体に定着された後にテスト画像を読取るように読取り装置を設け、テスト画像を読取った後に画像形成装置10から排出するようにしてもよい。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の概要を示す側面図である。 色ずれ情報テーブルの構成を示す図表である。 補正値テーブルの構成を示す図表である。 画像形成装置が色ずれ情報テーブル及び補正値テーブルに応じて画像を印刷する処理(S10)を示すフローチャートである。 制御部の第1の変形例を有する画像形成装置の概要を示す側面図である。 色ずれ差分テーブルの構成を示す図表である。 制御部の第1の変形例が色ずれに対して色を徐々に変更しつつ画像を印刷する処理を示す概念図である。 制御部の第2の変形例が色ずれに対して色を徐々に変更しつつ画像を印刷する処理を示す概念図である。
符号の説明
10 画像形成装置
11 画像読取ユニット(スキャナ)
13 露光装置
14Y 第1の画像形成ユニット
14M 第2の画像形成ユニット
14C 第3の画像形成ユニット
14K 第4の画像形成ユニット
20,40,40’ 制御部
200,214 補正演算回路
202 色ずれ記憶部
204 補正値記憶部
206 補間器
208 テスト画像データ発生回路
210 選択器
212 画像メモリ
216 差分記憶部
218 演算器
30 色ずれ情報テーブル
32 補正値テーブル
34 色ずれ差分テーブル

Claims (2)

  1. 印刷手段と、
    前記印刷手段により印刷された画像の各画素の濃度値と、目標とする濃度値との差分を色ずれとして検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された色ずれを補正する補正手段と、
    前記検出手段により検出された色ずれのうち、主走査方向の所定幅よりも狭い幅において画像の所定の範囲の濃度が他の範囲の濃度に対してずれてしまう色すじに対しては、色すじ以外の色ずれよりも早い段階で印刷量に関係なく補正が行われ、色すじ以外の色ずれに対しては、前記印刷手段による画像の印刷量に関する情報に応じて、徐々に補正量が変化するように前記補正手段を制御する制御手段と、
    を有する画像形成装置。
  2. 印刷手段により印刷された画像の各画素の濃度値と、目標とする濃度値との差分を色ずれとして検出し、
    検出された色ずれのうち、主走査方向の所定幅よりも狭い幅において画像の所定の範囲の濃度が他の範囲の濃度に対してずれてしまう色すじに対しては、色すじ以外の色ずれよりも早い段階で印刷量に関係なく検出された色ずれの補正を行い、
    色すじ以外の色ずれに対しては、前記印刷手段による画像の印刷量に関する情報に応じて、徐々に補正量が変化するように検出された色ずれの補正を行う画像形成方法。


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