JP2016039522A - 画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】調整チャートの読み取りを適切に実行する。
【解決手段】画像形成装置又は画像形成システムにおける画像形成を制御する画像形成制御方法であって、調整チャートの読み取りに対応して描写されたイラスト画像データを記憶部に記憶しておき、画像形成部で調整チャートを画像形成し、該調整チャートが画像読取部で読み取られて生成された調整用画像データを解析し、該解析結果に基づいて画像形成部を調整する際に、調整用画像データの解析結果に対応するイラスト画像データを選択し、当該イラスト画像データの表示用データを生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御方法に関する。特に、調整チャートを適切に扱う技術に関する。
用紙の両面に画像を形成可能な画像形成装置において、画像形成結果物の用途によっては両面の画像位置が合致していることが重要な場合がある。
このために、専用のパターンが両面に形成されたチャートを画像形成装置で出力し、オペレータが両面のチャートの位置を測定し、その測定結果を操作部から入力することで、画像形成装置内部で両面の位置調整を行う手法が存在していた。但し、この手法によると、オペレータの測定のばらつき、測定結果の入力ミスなど、人手に起因する誤差の影響が大きく、正確な両面位置調整を行うことが困難であった。
一方、このような人手に起因する誤差を排除すべく、専用のチャートをスキャナで読み取り、画像形成装置内部で読み取り結果を解析して両面位置調整を行う手法も存在している。
この場合には、スキャナが有する読み取り誤差の影響を無くすため、専用チャートの表面の長手方向の一端と他端、専用チャートの裏面の長手方向の一端と他端、をスキャナの同じ位置で読み取る必要がある。
なお、専用チャートを用いて用紙両面の位置調整を実行することについては、以下の特許文献などに幾つかの提案がなされている。
特開2002−23991号公報
以上のようにスキャナを用いて専用チャートを読み取って用紙両面の位置調整を実行するには、専用チャート表面の長手方向の一端と他端、専用チャート裏面の長手方向の一端と他端、をスキャナの同じ位置で読み取る必要がある。
そのためには、一例として、以下の読み取り手順に従う必要がある。まず、専用チャート表面の長手方向の一端を、スキャナの特定の読み取り位置で読み取る。次に、専用チャート表面を180°回転させて、専用チャート表面の長手方向の他端を、先ほどと同じスキャナの特定の読み取り位置で読み取る。次に、専用チャートを裏返して、専用チャート裏面の長手方向の一端を、先ほどと同じスキャナの特定の読み取り位置で読み取る。次に、専用チャート表面を180°回転させて、専用チャート裏面の長手方向の他端を、先ほどと同じスキャナの特定の読み取り位置で読み取る。
ここで、専用チャートをセットする際の読み取り位置がずれると、専用チャート内で画像形成位置のずれが発生していると認識されてしまう。従って、必要のない補正が実行されて、逆に位置ずれが発生してしまうことになる。
また、専用チャートをセットする際の読み取りの順番がずれると、専用チャート内の画像形成位置のずれが、別な位置における位置ずれとして認識されて補正される。このため、本来の位置ずれは補正されず、位置ずれのない別な位置で必要のない補正がなされることになる。
以上の特許文献1では、用紙束の最終頁と開始頁とに、「xxして下さい」等といったメッセージを、消えるインクを用いて印刷することで、オペレータに正確な用紙の載置を促すようにしている。但し、事前に用紙載置の手順を告知するだけであり、用紙載置が不適切だった場合の対処については何ら配慮されていない。
また、調整チャートをスキャナで読み取って各種調整を実行する手法において、調整チャートの載置に不具合があった場合に、スキャナで読み取られた調整チャートの実際の画像を表示して、オペレータに告知する手法も存在している。
すなわち、この場合には、スキャナの読み取り面における不具合の結果そのものの画像が表示される。しかし、その画像を見たオペレータとしては、どのようにして不具合を解消するか、瞬時に直感的に理解することができず、調整チャートの読み取りの不具合を解消できないという問題がある。
本発明は、調整チャートを読み取って画像形成装置の各種調整を実行する場合に、調整チャートの読み取りを適切に実行することが可能な画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決する一態様としての画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御方法は、以下のように構成される。
(1)本発明は、画像データに基づいて画像形成する画像形成部と、前記画像形成部における画像形成を制御する制御部と、調整チャートの読み取りに対応して描写されたイラスト画像データを記憶する記憶部と、を有する画像形成装置、若しくは、画像形成システム、又は、画像形成装置や画像形成システムにおける画像形成制御方法であって、前記制御部の制御により、前記画像形成部で前記調整チャートを画像形成し、該調整チャートが画像読取部で読み取られて生成された調整用画像データを解析し、該解析結果に基づいて前記画像形成部を調整する際に、前記調整用画像データの解析結果に対応するイラスト画像データを選択し、当該イラスト画像データの表示用データを生成する。
(2)以上の(1)において、前記制御部の制御により、前記調整チャートの複数の箇所を複数回に分けて読み取って一連の調整を実行する際に、前記調整用画像データの解析結果が正常であれば次の読み取りに対応する前記イラスト画像データを選択して当該イラスト画像データの表示用データを生成し、前記調整用画像データの解析結果がエラーであれば次の再度同じ箇所の読み取りに対応する前記イラスト画像データを選択して当該イラスト画像データの表示用データを生成する。
(3)以上の(1)〜(2)において、前記記憶部は、前記調整チャートの読み取り面の反対面がイラストとして描写されている前記イラスト画像データを記憶する。
(4)以上の(1)〜(3)において、前記記憶部は、前記調整チャートの読み取り面の反対面の一部分が強調されたイラストとして描写されている前記イラスト画像データを記憶する。
(5)以上の(1)〜(4)において、前記調整用画像データを解析してエラーが検出された場合に、当該エラーを解消するように前記調整チャートの読み取りの様子がイラストとして描写された前記イラスト画像データを前記記憶部から読み出して、当該イラスト画像データの表示用データを生成する。
(6)以上の(1)〜(5)において、前記調整用画像データは、前記画像形成部の画像形成により出力された前記調整チャートが、画像読取装置によって読み取られて生成されたものである。
(7)以上の(1)〜(6)において、前記調整チャートの複数の箇所を複数回に分けて読み取って一連の調整を実行する際に、前記調整チャートを読み取った回数を含む表示用データを生成する。
上述の課題を解決する一態様としての画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御方法では、以下のような効果が得られる。
(1)本発明では、画像形成部で調整チャートを画像形成し、該調整チャートを画像読取部で読み取って調整用画像データを生成し、該調整用画像データを解析し、該解析結果に基づいて画像形成部を調整する。この際に、調整用画像データの解析結果に対応するイラスト画像データを選択し、当該イラスト画像データを表示する。
これにより、調整チャートを読み取って画像形成装置の各種調整を実行する場合に、調整チャートの読み取りを適切に実行することが可能になる。
(2)以上の(1)において、調整チャートの複数の箇所を複数回に分けて読み取って一連の調整を実行する際に、調整用画像データの解析結果が正常であれば、次の読み取りに対応するイラスト画像データを選択して当該イラスト画像データを表示する。また、調整チャートの複数の箇所を複数回に分けて読み取って一連の調整を実行する際に、調整用画像データの解析結果がエラーであれば、次の再度同じ箇所の読み取りに対応するイラスト画像データを選択して当該イラスト画像データを表示する。
これにより、調整チャートを読み取って画像形成装置の各種調整を実行する場合に、調整チャートの読み取り結果に応じて次の読み取りに対応するイラスト画像データや同じ読み取りに対応するイラスト画像データを表示することになり、調整チャートの読み取りを適切に実行することが可能になる。
(3)以上の(1)〜(2)において、調整チャートの読み取り面の反対面、すなわち、調整チャートを読取部に載置した際に外側になる面のオペレータから見た状態をイラストとして表示することになる。この結果、オペレータはイラストに従って調整チャートの載置を適切に実行できる。これにより、正しく載置された調整チャートの読み取りを適切に実行することが可能になる。また、オペレータから見た状態をイラストとして表示することで、見間違いや見逃しといったオペレータのミスを防止することも可能になる。
(4)以上の(1)〜(3)において、調整チャートの読み取り面の反対面の一部分が強調されたイラスト、すなわち、調整チャートを読取部に載置した際に外側になる面のオペレータから見た状態について一部強調状態をイラストとして表示することになる。この結果、オペレータはイラストに従って、調整チャートの載置を適切に実行できる。これにより、正しく載置された調整チャートの読み取りを適切に実行することが可能になる。また、オペレータから見た状態のイラストについて一部領域を拡大して表示することで、見間違いや見逃しといったオペレータのミスを防止することも可能になる。
(5)以上の(1)〜(4)において、調整用画像データを解析してエラーが検出された場合に、当該エラーを解消するように調整チャートの読み取りの様子が描写されたイラストを表示するため、エラーを解消するように調整チャートの載置を適切に実行して、その読み取りを適切に実行することが可能になる。
(6)以上の(1)〜(5)において、画像形成装置に含まれる画像読取装置、又は、画像形成装置若しくは画像形成システムに対して通信可能に構成された画像読取装置のいずれかにより、調整チャートを読み取って調整用画像データを生成するため、いずれかの画像読取装置で調整チャートを適切に読み取って、画像形成装置の各種調整を実行することが可能になる。
(7)以上の(1)〜(6)において、調整チャートの複数の箇所を複数回に分けて読み取って一連の調整を実行する際に、調整チャートを読み取った回数を表示することで、調整チャートの読み取り進行状況を把握し易くなり、調整チャートを適切に読み取って、画像形成装置の各種調整を実行することが可能になる。
本発明の実施形態の画像形成装置の概略構成を示す構成図である 本発明の実施形態の画像形成システムの概略構成を示す構成図である 本発明の実施形態における調整チャートの様子を示す説明図である。 本発明の実施形態における調整チャートの様子を示す説明図である。 本発明の実施形態における調整チャートの様子を示す説明図である。 本発明の実施形態における調整チャートの様子を示す説明図である。 本発明の実施形態における測定用背景シートの様子を示す説明図である。 本発明の実施形態における測定用背景シートの様子を示す説明図である。 本発明の実施形態における測定用背景シートの様子を示す説明図である。 本発明の実施形態における調整チャートと測定用背景シートの載置の様子を示す説明図である。 本発明の第1実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における表示画面の様子を示す説明図である。 本発明の実施形態における表示画面の様子を示す説明図である。 本発明の実施形態における表示画面の様子を示す説明図である。 本発明の実施形態における表示画面の様子を示す説明図である。 本発明の実施形態における表示画面の様子を示す説明図である。 本発明の実施形態における表示画面の様子を示す説明図である。 本発明の実施形態における表示画面の様子を示す説明図である。 本発明の実施形態における表示画面の様子を示す説明図である。 本発明の実施形態における表示画面の様子を示す説明図である。 本発明の実施形態における表示画面の様子を示す説明図である。 本発明の実施形態における表示画面の様子を示す説明図である。 本発明の実施形態における表示画面の様子を示す説明図である。 本発明の実施形態における表示画面の様子を示す説明図である。 本発明の実施形態における表示画面の様子を示す説明図である。 本発明の実施形態における表示画面の様子を示す説明図である。 本発明の実施形態における表示画面の様子を示す説明図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御方法を実施するための形態(実施形態)を詳細に説明する。
ここでは、画像形成装置と画像形成システムとの動作説明により、画像形成制御方法の処理手順についても説明する。
〔画像形成装置の構成〕
ここで、電子写真方式の画像形成装置100の構成を図1に基づいて詳細に説明する。なお、画像形成装置100として既知であって、本実施形態の特徴的な動作や制御に直接に関係しない一般的な部分、例えば電源部や通信I/Fなどの一般的な構成についての説明は省略してある。
図1において、プリントコントローラ110と画像形成装置100とが接続されている。
なお、プリントコントローラ110と画像形成装置100とは、完全に独立して存在する装置が接続された状態であっても良いし、機械的に接続可能に構成された状態であっても良い。
図1に示されるプリントコントローラ110は、外部のコンピュータ等から、PDL(Page Description Language:ページ記述言語)で記述されたコードデータやベクトルデータで構成される印刷データをプリントジョブとして受け入れる。
このプリントコントローラ110は、コンピュータから送られてくるプリントジョブを、RIP処理によりラスタライズ処理して、ビットマップ形式等の画像データに展開する。
図1に示される画像形成装置100は、全体制御部101、操作表示部105、プリントコントローラ110、スキャナ部120、入力画像処理部130、画像記憶部140、出力画像処理部150、給紙部160、画像形成部170、を備えて構成されている。
ここで、全体制御部101は、後述する特徴的な制御を含め、画像形成装置100の各部を制御する。
操作表示部105は、操作者による各種操作入力を受け付けると共に、各種表示を行う。スキャナ部120は、画像読取部として、原稿や調整チャートを読み取って画像データを生成する。なお、スキャナ部120は、原稿を読み取って、原稿画像データを生成する。また、スキャナ部120は、調整チャートを読み取って、調整用画像データを生成する。
入力画像処理部130は、入力される画像データに対して入力画像処理を施す。画像記憶部140は、画像データや各種データを記憶すると共に、画像形成のタイミングに合わせて画像データを読み出す。
出力画像処理部150は、画像記憶部140で読み出された画像データに対して出力画像処理を施す。給紙部160は、画像形成のタイミングに合わせて記録紙を画像形成部170に供給する。画像形成部170は、画像データに基づいて記録紙上に画像を形成する。
ここで、全体制御部101は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備える。ここで、CPUは、RAMの所定領域をワークエリアとし、ROMに記憶されている各種プログラムを実行して、画像形成装置100の各部を統括的に制御する。
操作表示部105は、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力デバイスを備え、入力される各種指示を操作信号として全体制御部101に送信する。また、操作表示部105は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等の表示手段を備え、全体制御部101から入力される各種画像データを表示する。なお、この操作表示部は操作部と表示部が別であってもよいが、表示されたアイコンあるいはキーを押下するタッチパネルであってもよい。
スキャナ部120は、画像形成装置100と一体であっても良いが、画像形成装置と別な装置として独立して存在していても良い。なお、スキャナ部120が画像形成装置100と独立して存在する場合において、画像形成装置100とスキャナ部120とは、信号ケーブルで接続されても良いし、ネットワークを介して接続されても良い。
入力画像処理部130は、プリントコントローラ10から入力される画像データに対して、各種の入力画像処理を施す。なお、入力画像処理部130は、図示されないスキャナが接続された場合には、スキャナ経由で得られた入力画像データに対しても、必要に応じて入力画像処理を施す。
画像記憶部140は、記憶に関する各種制御を実行するメモリコントローラ141、プリントコントローラ10から入力される画像データを蓄積して不揮発性記憶するHDD(Hard Disc Drive)142、画像形成出力する画像データを展開された状態で一時的に記憶するDRAM(Dynamic Random Access Memory)などで構成された画像メモリ143、を備えて構成される。
また、HDD142には、測定用背景シートの画像データと調整チャートの画像データが予め格納されている。
出力画像処理部150は、画像記憶部140で記憶された画像データに対して、画像形成に必要なプリンタガンマ変換、誤差拡散処理、微小変倍処理などの出力画像処理を施す。
給紙部160は、定型サイズの用紙は給紙トレイ収容されており、ロール紙等の長尺用紙は長尺用紙収容部に収容されており、画像形成すべき記録紙を画像形成のタイミングに合わせて画像形成部170に供給する。
画像形成部170は、電子写真方式や各種方式の画像形成部や印刷装置であり、複写機やプリンタやファクシミリ装置などにおいて所定の記録紙上に画像を形成して出力する。ここで、画像形成部170は、画像形成に関する各種制御を実行するエンジン制御部171、出力画像処理部150から送られてきた画像データに基づいて画像形成を実行するプリントエンジン172、を有して構成される。
なお、プリントコントローラ110やスキャナ部120については、画像形成装置100とは別に外部に設けることも可能である。また、操作表示部105についても、画像形成装置100と離れた位置に設けることも可能である。
〔画像形成システムの構成〕
図2は画像形成装置100を含む画像形成システム1の概略構成を示す構成図である。ここでは、画像形成装置100に対して、給紙装置50、後処理装置300、排出装置400が接続された様子を示している。なお、この接続は一例であって、画像形成装置100に接続する装置を任意に増減して画像形成システム1を構成することが可能である。
また、図2のシステム構成とは別に、画像形成装置100に対して、独立した画像読取装置や、独立した操作表示部装置を接続して、全体として画像形成システム1を構成することも可能である。
〔チャートの説明〕
以下、画像形成装置100の各種調整を実行する際に使用されるチャートとして、調整チャートと測定用背景シートとについて説明する。
〔調整チャートの説明〕
ここでは、調整チャートとして、画像形成装置100において両面画像形成をする際の、両面の画像位置合わせのためのチャートを具体例にしている。図3と図4とは、調整チャートの一例を示している。
ここで、画像形成装置100において画像形成可能な最大用紙サイズと、スキャナ部120において読み取り可能な最大用紙サイズとに合わせて、以下に説明するチャートのサイズを決定する。例えば、画像形成装置100において画像形成可能な最大用紙サイズとスキャナ部120において読み取り可能な最大用紙サイズとがA4サイズであれば、以下に説明するチャートをA4サイズとする。また、画像形成装置100において画像形成可能な最大用紙サイズとスキャナ部120において読み取り可能な最大用紙サイズとが11×17サイズであれば、以下に説明するチャートを11×17サイズとする。また、画像形成装置100において画像形成可能な最大用紙サイズとスキャナ部120において読み取り可能な最大用紙サイズとがA4サイズであれば、以下に説明するチャートをA4サイズとする。
ここで、調整チャートの各端部(各辺)の中心付近位置4箇所を、測定すべき箇所として、測定ポイントPointMeasureと定める(図3及び図4の円で囲まれたPointMeasure)。
以下、調整用チャートの詳細を説明する。まず、調整チャートの各端部から内側に所定距離(例えば1cm等)の位置に線LineInを描画する。また、調整チャートの長手方向であって、両方の長辺の中心の位置に、長手方向中心線LineCenterLongを描画する。また、調整チャートの短手方向であって、両方の短辺の中心の位置に、短手方向中心線LineCenterShortを描画する。
このように描写した場合の、線LineInと長手方向中心線LineCenterLongの交点2箇所、線LineInと短手方向中心線LineCenterShortの交点2箇所、の合計4箇所を、測定ポイントPointMeasureと定める(図3及び図4のPointMeasure)。
なお、図3及び図4において測定ポイントPointMeasureを囲む円は、説明のために示したものであって、調整チャートとしては必要ない。
このように描写して作成した測定ポイントPointMeasureは、用紙の端部を基準に設けたものであるため、各種の誤差が存在しない場合には用紙の両面で同じ位置に形成されるものである。
ここで、図3と図4のように調整チャートを縦長にした場合に、短手方向中心線LineCenterShortより上側の領域を、便宜上、「A領域」と呼ぶ。同様に、図3と図4のように調整チャートを縦長にした場合に、短手方向中心線LineCenterShortより下側の領域を、便宜上、「B領域」と呼ぶ。また、図3の状態での裏面を第1面、表面を第2面とする。すなわち、図4の状態での表面を第1面、裏面を第2面とする。
これにより、図3の裏面のA領域、及び、図4の表面のA領域を、第1面のA領域として「1−A領域」と呼ぶ。また、図3の裏面のB領域、及び、図4の表面のB領域を、第1面のB領域として「1−B領域」と呼ぶ。また、図3の表面のA領域、及び、図4の裏面のA領域を、第2面のA領域として「2−A領域」と呼ぶ。また、図3の表面のB領域、及び、図4の裏面のB領域を、第2面のB領域として「2−B領域」と呼ぶ。
図3において、調整チャートの1−A領域の測定ポイントPointMeasureをスキャナ部120で読み取る際の様子を図5に示す。この図5に示すように、調整チャートの読み取り領域の反対面かつ反対領域である2−B領域がオペレータOPの目に触れやすい状態になる。
なお、図5はスキャナ部120の原稿載置部を、調整チャートと共に模式的に示す説明図である。この図5においてGは透明ガラスで構成されたプラテンガラスであり、このプラテンガラスGの紙面の奥にラインセンサ等が配置されている。また、プラテンガラスGの周囲には、原稿サイズや原稿載置位置を示すスケールScaleが配置されている。そして、プラテンガラスGとスケールScaleとは、スキャナ部120の筐体であるBaseに保持されている。また、この図5の下方側がオペレータOPの立ち位置に近い位置に相当する。
ここでは、Y方向の画像形成装置100を向いたオペレータOPの左右方向をX方向として、プラテンガラスGはX方向を長手方向とする。また、X方向に直交する方向をY方向とする。そして、X方向を長手方向とするプラテンガラスGに、Y方向を長手方向とする調整チャートの少なくとも半分の領域を順次読み取るようにしている。なお、X方向とY方向とは説明のために便宜上定めた方向である。
そこで、図3において、調整チャートの1−A領域を正しく読み取ることが可能なように、目印として、補助線LineIndicateを、短手方向中心線LineCenterShortから2−B領域側に所定距離だけ離して平行になるように描画する。この補助線LineIndicateをオペレータが参照して、調整チャートの1−A領域を傾き無く読み取れるようにスキャナ部120に載置することが可能になる。なお、詳細は後述する。
また、調整チャートの1−A領域を読み取ることが明確になるように、2−B領域内において、補助線LineIndicateよりも更に短手方向中心線から離れた位置であって補助線LineIndicateに沿った位置に、チャート読み取り位置指示マークMarkIndicateを描画する。図3の2−B領域では、では三角形の塗りつぶしマークを具体例にしている。
更に、調整チャートの1−A領域の読み取り順序が明確になるように、2−B領域内において、チャート読み取り位置指示マークMarkIndicate近傍の、更に短手方向中心線から離れる位置に、チャート読み取り順序表示DispIndicateを描画する。図3では2−B領域の三角形の塗りつぶしマークのチャート読み取り位置指示マークMarkIndicateの近傍に「1st」と描画されている。なお、チャート読み取り順序表示DispIndicate「1st」は、調整チャートの1−A領域の読み取り順序が1番目であることを示している。同様に、調整チャートの1−A領域の読み取り順序が明確になるように、2−B領域内において、補助線LineIndicateよりも更に短手方向中心線から離れた位置であって、補助線LineIndicateと長手方向中心線と挟まれた位置に、チャート読み取り順序表示OrderIndicateを描画する。図3の2−B領域の例では、チャート読み取り順序表示OrderIndicateとして、1個を1群とする四角形の塗りつぶしマークを2箇所に描画している。なお、チャート読み取り順序表示OrderIndicateとして、「1個」の四角形の塗りつぶしマークは、上述したチャート読み取り順序表示DispIndicate「1st」と同様に、調整チャートの1−A領域の読み取り順序が1番目であることを示している。
図3において、以上の説明と同様に、調整チャートの1−B領域の測定ポイントPointMeasureをスキャナ部120で読み取る際には、調整チャートの反対面かつ反対領域である2−A領域がオペレータの目に触れやすい状態になる。
そこで、調整チャートの1−B領域を正しく読み取ることが可能なように、目印として、補助線LineIndicateを、短手方向中心線LineCenterShortから2−A領域側に所定距離だけ離して平行になるように描画する。この補助線LineIndicateをオペレータが参照して、調整チャートの1−B領域を傾き無く読み取れるようにスキャナ部120に載置することが可能になる。なお、詳細は後述する。
また、調整チャートの1−B領域を読み取ることが明確になるように、2−A領域内において、補助線LineIndicateよりも更に短手方向中心線から離れた位置であって補助線LineIndicateに沿った位置に、チャート読み取り位置指示マークMarkIndicateを描画する。図3の2−A領域では三角形の塗りつぶしマークを具体例にしている。
更に、調整チャートの1−B領域の読み取り順序が明確になるように、2−A領域内において、チャート読み取り位置指示マークMarkIndicate近傍の、更に短手方向中心線から離れる位置に、チャート読み取り順序表示DispIndicateを描画する。図3では2−A領域の三角形の塗りつぶしマークのチャート読み取り位置指示マークMarkIndicateの近傍に「2nd」と描画されている。なお、チャート読み取り順序表示DispIndicate「2nd」は、調整チャートの1−B領域の読み取り順序が2番目であることを示している。同様に、調整チャートの1−B領域の読み取り順序が明確になるように、2−A領域内において、補助線LineIndicateよりも更に短手方向中心線から離れた位置であって、補助線LineIndicateと長手方向中心線と挟まれた位置に、チャート読み取り順序表示OrderIndicateを描画する。図3の2−A領域の例では、チャート読み取り順序表示OrderIndicateとして、2個を1群とする四角形の塗りつぶしマークを2箇所に描画している。なお、チャート読み取り順序表示OrderIndicateとして、「2個」の四角形の塗りつぶしマークは、上述したチャート読み取り順序表示DispIndicate「2nd」と同様に、調整チャートの1−B領域の読み取り順序が2番目であることを示している。
図4において、調整チャートの2−A領域の測定ポイントPointMeasureをスキャナ部120で読み取る際には、反対面かつ反対領域である1−B領域がオペレータの目に触れやすい状態になる。
そこで、調整チャートの2−A領域を正しく読み取ることが可能なように、目印として、補助線LineIndicateを、短手方向中心線LineCenterShortから1−B領域側に所定距離だけ離して平行になるように描画する。この補助線LineIndicateをオペレータが参照して、調整チャートの2−A領域を傾き無く読み取れるようにスキャナ部120に載置することが可能になる。なお、詳細は後述する。
また、調整チャートの2−A領域を読み取ることが明確になるように、1−B領域内において、補助線LineIndicateよりも更に短手方向中心線から離れた位置であって補助線LineIndicateに沿った位置に、チャート読み取り位置指示マークMarkIndicateを描画する。図4の1−B領域では、では三角形の塗りつぶしマークを具体例にしている。
更に、調整チャートの2−A領域の読み取り順序が明確になるように、1−B領域内において、チャート読み取り位置指示マークMarkIndicate近傍の、更に短手方向中心線から離れる位置に、チャート読み取り順序表示DispIndicateを描画する。図4では1−B領域の三角形の塗りつぶしマークのチャート読み取り位置指示マークMarkIndicateの近傍に「3rd」と描画されている。なお、チャート読み取り順序表示DispIndicate「3rd」は、調整チャートの2−A領域の読み取り順序が3番目であることを示している。同様に、調整チャートの2−A領域の読み取り順序が明確になるように、1−B領域内において、補助線LineIndicateよりも更に短手方向中心線から離れた位置であって、補助線LineIndicateと長手方向中心線と挟まれた位置に、チャート読み取り順序表示OrderIndicateを描画する。図4の1−B領域の例では、チャート読み取り順序表示OrderIndicateとして、3個を1群とする四角形の塗りつぶしマークを2箇所に描画している。なお、チャート読み取り順序表示OrderIndicateとして、「3個」の四角形の塗りつぶしマークは、上述したチャート読み取り順序表示DispIndicate「3rd」と同様に、調整チャートの2−A領域の読み取り順序が3番目であることを示している。
図4において、以上の説明と同様に、調整チャートの2−B領域の測定ポイントPointMeasureをスキャナ部120で読み取る際には、反対面及び反対領域である1−A領域がオペレータの目に触れやすい状態になる。
そこで、調整チャートの2−B領域を正しく読み取ることが可能なように、目印として、補助線LineIndicateを、短手方向中心線LineCenterShortから1−A領域側に所定距離だけ離して平行になるように描画する。この補助線LineIndicateをオペレータが参照して、調整チャートの2−B領域を傾き無く読み取れるようにスキャナ部120に載置することが可能になる。なお、詳細は後述する。
また、調整チャートの2−B領域を読み取ることが明確になるように、1−A領域内において、補助線LineIndicateよりも更に短手方向中心線から離れた位置であって補助線LineIndicateに沿った位置に、チャート読み取り位置指示マークMarkIndicateを描画する。図4の1−A領域では三角形の塗りつぶしマークを具体例にしている。
更に、調整チャートの2−B領域の読み取り順序が明確になるように、1−A領域内において、チャート読み取り位置指示マークMarkIndicate近傍の、更に短手方向中心線から離れる位置に、チャート読み取り順序表示DispIndicateを描画する。図4では1−A領域の三角形の塗りつぶしマークのチャート読み取り位置指示マークMarkIndicateの近傍に「4th」と描画されている。なお、チャート読み取り順序表示DispIndicate「4th」は、調整チャートの2−B領域の読み取り順序が4番目であることを示している。
同様に、調整チャートの2−B領域の読み取り順序が明確になるように、1−A領域内において、補助線LineIndicateよりも更に短手方向中心線から離れた位置であって、補助線LineIndicateと長手方向中心線と挟まれた位置に、チャート読み取り順序表示OrderIndicateを描画する。図4の例では、チャート読み取り順序表示OrderIndicateとして、4個を1群とする四角形の塗りつぶしマークを2箇所に描画している。なお、チャート読み取り順序表示OrderIndicateとして、「4個」の四角形の塗りつぶしマークは、上述したチャート読み取り順序表示DispIndicate「4th」と同様に、調整チャートの2−B領域の読み取り順序が4番目であることを示している。
〔調整チャートの載置についての説明〕
図5のようにスキャナ部120のプラテンガラスGの上に調整チャートの1−A領域を読み取るように載置した状態における、各部の寸法例を図6に示す。なお、この図6では、図5と同様にX方向とY方向とを便宜上定める。
ここで、プラテンガラスGの長手方向(図6ではX方向)の長さはXGと短手方向(図6ではY方向)の長さはYGとは、A3サイズ(297×420mm)や11×17サイズ(279.4×431.8mm)の用紙をカバーするように決定される。例えば、XGは431.8mm、YG297mmに設定される。
また、調整チャートが11×17サイズの用紙である場合、PShortは279.4mm、PLongは431.8mmである。
また、スキャナ部120のプラテンガラスGがX方向を長手方向とする場合に、図5及び図6に示すように、調整チャートはY方向を長手方向に配置する。
これにより、調整チャートの片面の半分の領域ずつ、すなわち、1−A領域、1−B領域、2−A領域、2−B領域の順に、スキャナ部120で読み取るようにする。この結果、4つの領域の測定ポイントMeasureをスキャナ部120側の同じ位置で読み取れるため、読み取り誤差の影響を受けにくくすることができる。
ここで、調整チャートの1−A領域を正しく読み取ることが可能なように、目印として、補助線LineIndicateを、短手方向中心線LineCenterShortから2−B領域側に所定距離Yg2だけ離して平行になるように描画している。調整チャートが11×17サイズの用紙である場合、この所定距離Yg2を22mm〜42mm程度とすることで、補助線LineIndicateとプラテンガラスGの端部を揃えて、調整チャートを傾き無く載置することが可能になる。
〔測定用背景シートの説明〕
上述した調整チャートにおいて、測定ポイントMeasureについては用紙端部を測定の基準とする必要がある。
そこで、プラテンガラスGの上に調整チャートを載置し、更にその上にベタ黒に塗られた測定用背景シートをプラテンガラスG側に向けて載置する必要がある。なお、調整チャートの端部をベタ黒で覆う必要があるため、長手方向をプラテンガラスGと同じ向きにして、かつ、ベタ黒がプラテンガラスGを向くように測定用背景シートを載置する。
図7は測定用背景シートPBKのベタ黒面PBK1(読み取り面)におけるベタ黒領域PBK1bkを示す。ここで、図5〜図6の調整チャートの端部を覆うことができれば良い。このため、測定用背景シートPBKのベタ黒領域PBK1bkは、用紙端部を残していても良い。
図8は測定用背景シートPBKの対人側面PBK2において、長手方向の中心位置を示す長手方向中心位置マークPBK2MKを示している。この長手方向中心位置マークPBK2MKは、長手方向の長さPLongの1/2の位置かつ短手方向の端部に中心線PBK2CLが配置されている。また、中心線PBK2CLの長手方向の両側に隣接するように、目印ブロックマークPBK2mk1と目印ブロックマークPBK2mk2とが配置されている。
なお、図8の長手方向中心位置マークPBK2MKの具体例としては、図9に示すようにすることが可能である。長手方向中心位置マークPBK2MKとしては、用紙端部から5mmの位置に10mmの線を描画する。中心線PBK2CLの長手方向の両側5mmの間隔をあけて隣接するように、5mm×10mmの目印ブロックマークPBK2mk1と目印ブロックマークPBK2mk2とが配置されている。
〔調整チャートと測定用背景シートの載置についての説明〕
図10は、調整チャートと測定用背景シートの載置の様子を示す説明図である。
まず、調整チャートを図5及び図6のようにプラテンガラスGの上に載置する。なお、この図10の下方側がオペレータOPの立ち位置に相当する。
そして、図10のように、ベタ黒面PBK1を調整チャートに向けた測定用背景シートをプラテンガラスGの上に載置する。この際、プラテンガラスGの端部に設けられた基準位置Pstd(図10参照)に測定用背景シートの端部を一致させる。また、測定用背景シートの長手方向中心位置マークPBK2MKを、調整チャートのプラテンガラスGからはみ出した領域に向けるようにする。
この状態で測定用背景シートの長手方向中心位置マークPBK2MKに含まれる中心線PBK2CLと、調整チャートの長手方向中心線LineCenterLongとを一致させる。
このようにすることで、プラテンガラスG上での調整チャートの位置が固定されると共に、調整チャートの1−A,1−B,2−A,2−Bの各領域の測定ポイントMeasureが毎回同じ位置で読み取られる。この結果、両面画像形成による位置ずれを確実に測定することが可能になる。
なお、以上の調整チャートと測定用背景シートの説明は具体的な一例であって、ここに示した具体例に限定されるものではない。
〔動作(1)〕
以下、画像形成装置100や画像形成システム1の動作を、図11のフローチャートを参照して説明する。なお、この動作説明が、画像形成制御方法の処理手順でもある。
操作表示部105に表示されている基本の操作画面において、オペレータが表裏調整タブ105G1aをクリックすることにより、全体制御部101は本実施形態の表裏調整処理を開始する(図11中のスタート)。
全体制御部101は、操作表示部105に表裏調整基本表示画面105G1(図12)を表示する。この表裏調整基本表示画面105G1では、スキャン測定による表裏調整の作業を選択するタブとして、測定用背景シート出力のタブ(図12中の105G1b)、調整チャート出力のタブ(図12中の105G1c)、調整チャートスキャンのタブ(図12中の105G1d)、が表示されている。なお、測定用背景シート出力や調整チャート出力の出力が完了していない時点では、測定用背景シート出力と調整チャート出力のタブがクリック可能なアクティブ状態で、調整チャートスキャンのタブがクリック不可能な非アクティブ状態で表示されている。
上述したように測定用背景シートはベタ黒面を有する再利用可能なシートであるため、オペレータは必要に応じて測定用背景シート出力のタブ105G1bをクリックして、測定用背景シートを出力する(図11中のステップS101,S102)。この測定用背景シート出力のタブ105G1bがクリックされると、全体制御部101の制御により、HDD142から必要が画像データが読み出され、図7−図9に説明した測定用背景シートが画像形成部170から画像形成出力される。
そして、オペレータは調整チャート出力のタブ105G1cをクリックして、調整チャートを出力する(図11中のステップS103)。この調整チャート出力のタブ105G1cがクリックされると、全体制御部101の制御により、HDD142から必要が画像データが読み出され、図3−図6に説明した調整チャートが画像形成部170から両面画像形成出力される。
なお、測定用背景シートの出力や調整チャートの出力の際に適切なサイズの用紙が存在しない場合には、全体制御部101は、図13のような表示画面105G2において、用紙補給のメッセージを表示する。ここでは、「A3または11×17サイズの用紙をセットして下さい」とのメッセージ105G2aが表示された様子を示す。なお、適切なサイズとは、画像形成装置100において、スキャンや画像形成が可能な最大のサイズを意味している。
調整チャートの出力が完了すると、全体制御部101は、調整チャートの読み取り回数に関する変数iの初期値を1と設定する(図11中のステップS104)。また、1枚の調整用チャートを何回読み取るかによって、この変数iの最大値であるimaxについても定めておく。調整用チャートの両面を各面半分ずつ読み取るのであれば、imax=4となる。
そして、全体制御部101は、調整チャートと測定用背景シートのプラテンガラスG上でのi番目の置き方についてのイラスト画像データをHDD142から読み出し、i番目の調整チャートと測定用背景シートのプラテンガラスG上での置き方のガイダンスとして、イラスト表示されたガイダンス画面105G3(図14)を操作表示部105に表示する(図11中のステップS105)。
図14のガイダンス画面105G3では、イラスト105G3A(向き表示イラスト105G3Aaと、重ね状態イラスト105G3Ab)と、スタートボタン105G3bと、を少なくとも含んでいる。
また、図14のガイダンス画面105G3では、読み取りの進行状況を明らかにすべく、調整チャートを正常に読み取った回数や調整チャートを読み取るべき総回数についての回数表示105G3cを表示しても良い。
ここで、向き表示イラスト105G3Aaは、表裏や向きを変えて複数回の読み取りを実行する調整チャートについて、読み取り面とは反対面について、オペレータ側から見た様子を示すイラストである。すなわち、オペレータからみて、この面の調整チャートを、この向きでプラテンガラスG上に載置すれば良いことが明確になる。
また、重ね状態イラスト105G3Abは、プラテンガラスGの上で調整チャートを載置して更に測定用背景シートを重ねる様子の、読み取り面とは反対面について、オペレータ側から見た様子を示すイラストである。
また、このイラスト105G3A(向き表示イラスト105G3Aaと、重ね状態イラスト105G3Ab)については、調整チャートの読み取り面の反対面の一部分が強調されたイラスト、あるいは、調整チャートに測定用背景シートを重ねた様子の一部分が強調されたイラストとすることも望ましい。
なお、強調とは、特定の部分が他よりも拡大された状態、特定の部分が他よりも濃淡や色彩が濃く表示された状態、特定の部分の文字や線が他よりも太く表示された状態、などを意味する。
すなわち、以上のような調整チャートと測定用背景シートがイラストとして描写されたイラスト画像データ、または、以上のような調整チャートと測定用背景シートがイラストとして一部分が強調されて描写されているイラスト画像データを、HDD142等に記憶しておく。
なお、イラスト中で強調する部分としては、調整チャートにおけるチャート読み取り位置指示マークMarkIndicate付近、チャート読み取り順序表示DispIndicate付近、チャート読み取り順序表示OrderIndicate付近、または、測定用背景シートの中心線PBK2CLと調整チャートの長手方向中心線LineCenterLongとを一致させる箇所付近、などの面や向きや順序を示す各種マークを含む領域が望ましい。
図15は第1回目(i=1)の読み取りの際の調整チャートや測定用背景シートの状態を示すイラスト105G3A1を示す。図16は第2回目(i=2)の読み取りの際の調整チャートや測定用背景シートの状態を示すイラスト105G3A2を示す。図17は第3回目(i=3)の読み取りの際の調整チャートや測定用背景シートの状態を示すイラスト105G3A3を示す。図18は第4回目(i=4)の読み取りの際の調整チャートや測定用背景シートの状態を示すイラスト105G3A4を示す。
なお、ここでは、向き表示イラスト105G3Aaと重ね状態イラスト105G3Abとについて、オペレータ側から見た様子を示すイラストであるが、これに限定されない。例えば、オペレータから見えなくなる読み取り面をイラスト表示して、「この面を下に向ける」との説明を加えたものでも良い。
以上のようなイラスト表示されたガイダンス画面105G3(図14)の操作表示部105における表示(図11中のステップS105)を参照し、オペレータは、図5のようにプラテンガラスG上に調整チャートを載置し(図11中のステップS106)、さらに図10のように調整チャート上に測定用背景シートを重ねて位置合わせしつつ載置する(図11中のステップS107)。
以上のようなオペレータ目線のイラストにより、オペレータはイラストに従って調整チャートを正しく載置することができる。また、オペレータはイラストに従って、調整チャートと測定用背景シートとを正しく位置合わせした状態で重ねて載置することができる。
また、以上のようなオペレータ目線であって、一部強調されたイラストにより、オペレータはイラストに従って調整チャートを正しく載置することができる。また、一部強調されたイラストにより、オペレータはイラストに従って、調整チャートと測定用背景シートとを正しく位置合わせした状態で重ねて載置することができる。また、調整チャートや測定用背景シートの面や向きや順序を示す各種マークを含む領域を拡大することで、見間違いや見逃しといったオペレータのミスを防止することも可能になる。
以上のようなイラスト表示されたガイダンス画面105G3(図14)に従ってオペレータが調整チャートと測定用背景シートとをプラテンガラスG上に載置した後、オペレータはスタートボタン105G3bを押下する(図11中のステップS108)。
全体制御部101は、スタートボタン105G3bの押下操作を受けて、スキャナ部120が調整チャートを読み取るよう制御する(図11中のステップS109)。全体制御部101の制御を受けたスキャナ部120は、プラテンガラスG上の調整チャートを読み取り、調整用画像データを生成する。
全体制御部101は、調整用画像データを解析して、プラテンガラスG上での調整用チャートの傾き、チャート読み取り順序表示OrderIndicateのマーク数、測定ポイントPointMeasure(線LineInと長手方向中心線LineCenterLongの交点1箇所、線LineInと短手方向中心線LineCenterShortの交点2箇所)の用紙端部からの距離、を求める(11図中のステップS110)。
ここで、全体制御部101は、プラテンガラスG上で調整用チャートの傾きが存在していれば、エラーと判定する(図11中のステップS111)。また、全体制御部101は、チャート読み取り順序表示OrderIndicateのマーク数が、あらかじめ定められた個数と異なる場合はエラーと判定する(図11中のステップS111)。たとえば、調整用チャートの第1回目の読み取りの際には、反対面用のチャート読み取り順序表示OrderIndicateが存在しているため、マーク数として1群あたり3個又は4個が、あらかじめ定められた個数である。
調整用チャートの読み取りでエラーが発生しておらず(図11中のステップS111でNO)、調整チャート読み取り回数の変数iが最大値imaxに達するまで(図11中のステップS112でYES)、調整チャート読み取り回数の変数iを1ずつインクリメントする(図11中のステップS113)。
そして、全体制御部101は、i番目のイラスト表示されたガイダンス画面105G3(図14)の表示(図11中のステップS105)、i番目の調整用チャートの読み取りによる調整用画像データの生成(11図中のステップS109)、i番目の調整用画像データの解析とエラー判定(図11中のステップS110,S111)等を繰り返すよう制御する。
ここで、調整用チャートの読み取りでエラーが発生していれば(図11中のステップS111でNO)、全体制御部101は、測定ポイントPointMeasureの解析を中断し、エラー判定の原因となった調整用画像データの解析結果とそのエラー解消対策とに対応したイラスト画像データをHDD142等から読み出して、イラストを操作表示部105に表示する(図11中のステップS114)。
ここで、エラー判定の原因となった調整用画像データの解析結果としては、プラテンガラスG上の調整チャートの傾き、調整チャートの上下左右の位置ずれ、調整チャートの異常(プリント不良など)、調整チャートの読み取り順序間違い、などが該当する。
また、エラー判定の原因となった調整用画像データのエラー解消対策としては、プラテンガラスG上の調整チャートの正常角度での載置、調整チャートの正常位置での載置、正常な調整チャートの再プリント、正しい読み取り順序の調整チャートの載置、などが該当する。
図19のガイダンス画面105G3’では、エラー判定の原因となった調整用画像データの解析結果とそのエラー解消対策とに対応したエラー解消イラスト105G3A’が表示された具体例を示している。ここでは、調整チャートが右回転している状態を示しており、さらにその解消対策として左方向に回転させる矢印が表示されている。また、図19のエラー解消ガイダンス画面105G3’では、エラー解消メッセージ105G3mとして「<エラー>調整チャートの置き方が違います。画面に従い置き直してください。[OK]を押すと処理を再開します」と表示されている。
この図19のエラー解消イラスト105G3A’の場合は、調整チャートの面や領域は合致しているものの、調整チャートがオペレータ目線で右回転方向に傾いているというエラーである。そして、その傾きをオペレータ目線で左回転方向に回転させることによりエラーを解消するためのイラストである。このため、向き表示イラスト105G3Aaは存在せず、重ね状態イラスト105G3Ab相当のイラストになっている。
なお、このエラー解消イラスト105G3A’では、測定用背景シートで覆い隠されて見えないはずの調整チャートの各種補助線や各種中心線等も薄色で表示された状態になっていて、エラーの原因や解消手法が明確になっている。
そして、オペレータがイラストに従って調整チャートを載置し直し、OKボタンを押下すると(図11中のステップS115でYES)、i番目の調整チャートと測定用背景シートのプラテンガラスG上での置き方のイラストによるガイダンス画面105G3の表示(図11中のステップS105)以降を繰り返す。
図20のエラー解消イラスト105G3A’の場合は、調整チャートの面や領域は合致しているものの、調整チャートがオペレータ目線で左回転方向に傾いているというエラーである。そして、その傾きをオペレータ目線で右回転方向により解消するためのイラストである。このため、向き表示イラスト105G3Aaは存在せず、重ね状態イラスト105G3Ab相当のイラストになっている。
図21のエラー解消イラスト105G3A’の場合は、調整チャートの面や領域は合致しているものの、調整チャートがオペレータ目線で右方向に片寄っているというエラーである。そして、その片寄りをオペレータ目線で左方向移動により解消するためのイラストである。このため、向き表示イラスト105G3Aaは存在せず、重ね状態イラスト105G3Ab相当のイラストになっている。
図22のエラー解消イラスト105G3A’の場合は、調整チャートの面や領域は合致しているものの、調整チャートがオペレータ目線で左方向に片寄っているというエラーである。そして、その片寄りをオペレータ目線で右方向移動により解消するためのイラストである。このため、向き表示イラスト105G3Aaは存在せず、重ね状態イラスト105G3Ab相当のイラストになっている。
図23のエラー解消イラスト105G3A’の場合は、調整チャートの面や領域は合致しているものの、調整チャートがオペレータ目線で奥方向(イラストでは上方)に片寄っているというエラーである。そして、その片寄りをオペレータ目線で手前方向(イラストでは下方)移動により解消するためのイラストである。このため、向き表示イラスト105G3Aaは存在せず、重ね状態イラスト105G3Ab相当のイラストになっている。
図24のエラー解消イラスト105G3A’の場合は、調整チャートの面や領域は合致しているものの、調整チャートがオペレータ目線で手前方向(イラストでは下方)に片寄っているというエラーである。そして、その片寄りをオペレータ目線で奥方向(イラストでは上方)移動により解消するためのイラストである。このため、向き表示イラスト105G3Aaは存在せず、重ね状態イラスト105G3Ab相当のイラストになっている。
図25のガイダンス画面105G3’では、調整チャートエッジ検出不可や線検出不可といったエラーが発生した場合であり、調整チャート又は測定用背景シートが正しいものではない可能性がある。そこで、この図25のガイダンス画面105G3’では、正しい調整チャートと正しい測定用背景シートを使用した状態のエラー解消イラスト105G3A’と、「<エラー>検出できません。正しい調整チャートと正しい測定用背景シートを使用してください。[OK]を押すと処理を再開します」といったエラー解消メッセージ105G3mとが表示されている。
図26のエラー解消イラスト105G3A’の場合は、チャート読み取り順序表示OrderIndicateのマーク個数からチャート読み取り順序が異なっていると判断された場合、すなわち、調整チャートの面又は領域が合致していないというエラーである。そして、そのチャート読み取り順序の間違いを解消するため、向き表示イラスト105G3Aaと重ね状態イラスト105G3Ab相当の両方を含むイラストになっている。
なお、このエラー解消イラスト中で強調する部分としては、調整チャートにおけるチャート読み取り位置指示マークMarkIndicate、チャート読み取り順序表示DispIndicate、チャート読み取り順序表示OrderIndicateなど、調整チャートの面や向きや順序を示す各種マーク領域である。
そして、調整チャート読み取り回数の変数iが最大値imaxに達すると(図11中のステップS112でNO)、すなわち、調整チャートの両面の各領域の読み取りを完了すると、全体制御部101は、図27に示す調整確認画面105G5を操作表示部105に表示する(図11中のステップS116)。
この調整確認とは、以上のように一連の読み取りで調整チャートの両面の各領域から得られた調整用画像データの現時点での解析結果から表裏調整(表裏画像位置ずれ調整)を実行するか、あるいは、以上のimaxの調整チャートの読み取りを更に繰り返して実行して得た解析結果の平均値から表裏調整(表裏画像位置ずれ調整)を実行するか、についてオペレータの意志を確認することである。
この調整確認画面105G5では、調整値を算出するかを尋ねる調整確認ウインドウ105G5aが表示されている。
この調整確認ウインドウ105G5aに従ったオペレータが「いいえ」をクリックすると(図11中のステップS117でNO)、全体制御部101は、調整チャートの読み取り回数に関する変数iを初期値1に戻し(図11中のステップS104)、上述したようにiがimaxに達するまでガイダンス表示〜調整チャートの読み取り〜調整用画像データの解析を繰り返す(図11中のステップS105〜)。
この調整確認ウインドウ105G5aに従ったオペレータが「はい」をクリックすると(図11中のステップS117でYES)、全体制御部101は、以上のようにして調整チャートの両面の各領域から得られた調整用画像データの解析結果(各読み取りで得られた測定ポイントPointMeasureの測定値の表裏間の誤差)から調整値を算出し、この調整値に基づいて表裏調整(表裏画像位置ずれ調整)を実行する(図11中のステップS118)。
なお、imaxまでの調整チャートの読み取りを複数回繰り返して実行した場合には、全体制御部101は、各読み取りで得られた測定ポイントPointMeasureの測定値を平均したうえで調整値を算出し、この調整値に基づいて表裏調整(表裏画像位置ずれ調整)を実行する(図11中のステップS118)。この場合、複数回の読み取り結果を平均することで、読み取り時の誤差の影響を軽減することが可能になる。
以上のようにして、全体制御部101は、本実施形態の表裏調整処理を終了する(図11中のエンド)。
〔その他の実施形態〕
以上の説明では、画像形成装置100の操作表示部105に、調整チャートの解析結果に応じたイラスト画像を表示するとしていたが、これに限定されるものではない。
例えば、調整チャートの解析結果に応じたイラスト画像の画像データを選択し、該画像データから表示用画像データを生成し、画像形成装置100の外部の表示装置に対して表示用画像データを送信するようにしても良い。
また、画像形成装置100の全体制御部101とは別の画像形成制御装置が上述した動作の制御を行うようにしても良い。この画像形成制御装置としては、専用の制御装置であっても良いし、画像形成制御プログラムが搭載されたコンピュータであっても良い。
また、以上の説明では用紙両面の長手方向の両端の合計4カ所(imax=4)を表裏調整の測定ポイントの具体例にしていたが、これに限定されるものではない。例えば、用紙両面の長手方向の先端領域のみ又は後端領域のみの合計2カ所の表裏調整でも良い。
また、調整チャートの読み取りに関しては両面に限定されるものではない。すなわち、調整チャートの片面の異なる領域を複数回に分けて読み取る場合、あるいは、調整チャートの片面のある一部の領域を1回だけ読み取る場合であっても、上述したイラストによるガイダンス表示を行うことが可能である。
また、図3や図4に示した調整チャートの各種補助線や各種中心線等は一例であって、これに限定されるものではない。
また、図14〜図25に示した表示画面の画面構成やメッセージの内容も一例であって、この内容に限定されるものではない。
また、図19〜図25に示したエラーの内容も一例であって、この内容に限定されるものではない。
また、画像形成装置100とは独立した画像読取装置を接続した画像形成システム1である場合において、画像形成装置100の最大画像形成可能サイズと、画像読取装置の最大読み取り可能サイズとが一致しない場合もあり得る。そのような場合には、いずれか小さいサイズに合わせるようにしても良い。
〔実施形態により得られる効果〕
以下、本実施形態の画像形成装置、画像形成システム、画像形成制御方法により得られる効果を以下に説明する。
(1)この実施形態では、画像形成した調整チャートを読み取って解析し、該解析結果に基づいて画像形成部を調整する際に、読み取った調整チャートの解析結果に対応するイラスト画像を選択し、当該イラスト画像を表示する。これにより、調整チャートを読み取って画像形成装置の各種調整を実行する場合に、調整チャートの読み取りを適切に実行することが可能になる。
(2)以上の(1)において、調整チャートの複数の箇所を複数回に分けて読み取って一連の調整を実行する際に、調整用画像データの解析結果が正常であれば、次の読み取りに対応するイラスト画像データを選択して当該イラスト画像データを表示する。また、調整チャートの複数の箇所を複数回に分けて読み取って一連の調整を実行する際に、調整用画像データの解析結果がエラーであれば、次の再度同じ箇所の読み取りに対応するイラスト画像データを選択して当該イラスト画像データを表示する。これにより、調整チャートを読み取って画像形成装置の各種調整を実行する場合に、調整チャートの読み取り結果に応じて次の読み取りに対応するイラスト画像データや同じ読み取りに対応するイラスト画像データを表示することになり、調整チャートの読み取りを適切に実行することが可能になる。
(3)以上の(1)〜(2)において、調整チャートの読み取り面の反対面、すなわち、調整チャートを読取部に載置した際に外側になる面のオペレータから見た状態をイラストとして表示することになる。この結果、オペレータはイラストに従って調整チャートの載置を適切に実行できる。これにより、正しく載置された調整チャートの読み取りを適切に実行することが可能になる。また、オペレータから見た状態をイラストとして表示することで、見間違いや見逃しといったオペレータのミスを防止することも可能になる。
(4)以上の(1)〜(3)において、調整チャートの読み取り面の反対面の一部分が強調されたイラスト、すなわち、調整チャートを読取部に載置した際に外側になる面のオペレータから見た状態について一部強調状態をイラストとして表示することになる。この結果、オペレータはイラストに従って、調整チャートの載置を適切に実行できる。これにより、正しく載置された調整チャートの読み取りを適切に実行することが可能になる。また、オペレータから見た状態のイラストについて一部領域を拡大して表示することで、見間違いや見逃しといったオペレータのミスを防止することも可能になる。
(5)以上の(1)〜(4)において、調整用画像データを解析してエラーが検出された場合に、当該エラーを解消するように調整チャートの読み取りの様子が描写されたイラストを表示するため、エラーを解消するように調整チャートの載置を適切に実行して、その読み取りを適切に実行することが可能になる。
(6)以上の(1)〜(5)において、画像形成装置に含まれる画像読取装置、又は、画像形成装置若しく は画像形成システムに対して通信可能に構成された画像読取装置のいずれかにより、調整チャートを読み取って調整用画像データを生成するため、いずれかの画像読取装置で調整チャートを適切に読み取って、画像形成装置の各種調整を実行することが可能になる。
(7)以上の(1)〜(6)において、調整チャートの複数の箇所を複数回に分けて読み取って一連の調整を実行する際に、調整チャートを正常に読み取った回数を表示することで、調整チャートの読み取り進行状況を把握し易くなり、調整チャートを適切に読み取って、画像形成装置の各種調整を実行することが可能になる。
1 画像形成システム
100 画像形成装置
101 全体制御部
105 操作部
130 入力画像処理部
140 画像記憶部
141 メモリコントローラ
142 HDD
143 画像メモリ
150 出力画像処理部
160 給紙部
170 画像形成部
171 エンジン制御部
172 プリントエンジン

Claims (21)

  1. 画像データに基づいて画像形成する画像形成部と、
    前記画像形成部における画像形成を制御する制御部と、
    調整チャートの読み取りに対応して描写されたイラスト画像データを記憶する記憶部と、
    を有する画像形成装置であって、
    前記制御部は、前記画像形成部で前記調整チャートを画像形成し、該調整チャートが画像読取部で読み取られて生成された調整用画像データを解析し、該解析結果に基づいて前記画像形成部を調整する際に、前記調整用画像データの解析結果に対応するイラスト画像データを選択し、当該イラスト画像データの表示用データを生成する、よう制御する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、
    前記調整チャートの複数の箇所を複数回に分けて読み取る際に、
    前記調整用画像データの解析結果が正常であれば次の読み取りに対応する前記イラスト画像データを選択して当該イラスト画像データの表示用データを生成し、
    前記調整用画像データの解析結果がエラーであれば次の再度同じ箇所の読み取りに対応する前記イラスト画像データを選択して当該イラスト画像データの表示用データを生成する、よう制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記記憶部は、前記調整チャートの読み取り面の反対面がイラストとして描写されている前記イラスト画像データを記憶する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  4. 前記記憶部は、前記調整チャートの読み取り面の反対面の一部分が強調されたイラストとして描写されている前記イラスト画像データを記憶する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記調整用画像データを解析してエラーが検出された場合に、当該エラーを解消するように前記調整チャートの読み取りの様子がイラストとして描写された前記イラスト画像データを前記記憶部から読み出して、当該イラスト画像データの表示用データを生成する、よう制御する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記調整用画像データは、前記画像形成部の画像形成により出力された前記調整チャートが、画像読取装置によって読み取られて生成されたものである、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、
    前記調整チャートの複数の箇所を複数回に分けて読み取る際に、
    前記調整チャートを読み取った回数を含む表示用データを生成する、よう制御する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 画像データに基づいて画像形成する画像形成部と、
    前記画像形成部における画像形成を制御する制御部と、
    前記画像形成部の画像形成により出力された調整チャートを読み取って生成した前記調整用画像データを前記制御部に供給する画像読取装置と、
    前記調整チャートの読み取りに対応して描写されたイラスト画像データを記憶する記憶部と、
    各種情報を表示する表示部と、
    を有する画像形成システムであって、
    前記制御部は、前記画像形成部で前記調整チャートを画像形成し、該調整チャートが前記画像読取装置で読み取られて生成された調整用画像データを解析し、該解析結果に基づいて前記画像形成部を調整する際に、前記調整用画像データの解析結果に対応するイラスト画像データを選択し、当該イラスト画像データを前記表示部に表示する、よう制御する、
    ことを特徴とする画像形成システム。
  9. 前記制御部は、
    前記調整チャートの複数の箇所を複数回に分けて読み取る際に、
    前記調整用画像データの解析結果が正常であれば次の読み取りに対応する前記イラスト画像データを選択して当該イラスト画像データを前記表示部に表示し、
    前記調整用画像データの解析結果がエラーであれば次の再度同じ箇所の読み取りに対応する前記イラスト画像データを選択して当該イラスト画像データを前記表示部に表示する、よう制御する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成システム。
  10. 前記記憶部は、前記調整チャートの読み取り面の反対面がイラストとして描写されている前記イラスト画像データを記憶する、
    ことを特徴とする請求項8乃至請求項9のいずれか一項に記載の画像形成システム。
  11. 前記記憶部は、前記調整チャートの読み取り面の反対面の一部分が強調されたイラストとして描写されている前記イラスト画像データを記憶する、
    ことを特徴とする請求項8乃至請求項10のいずれか一項に記載の画像形成システム。
  12. 前記制御部は、前記調整用画像データを解析してエラーが検出された場合に、当該エラーを解消するように前記調整チャートの読み取りの様子がイラストとして描写された前記イラスト画像データを前記記憶部から読み出して、当該イラスト画像データを前記表示部に表示する、よう制御する、
    ことを特徴とする請求項8乃至請求項11のいずれか一項に記載の画像形成システム。
  13. 前記画像読取装置は前記画像形成部に接続されているか、又は、前記画像読取装置は前記画像形成部と通信可能に構成されており、
    前記調整用画像データは、前記画像形成部の画像形成により出力された前記調整チャートが前記画像読取装置によって読み取られて生成されたものである、
    ことを特徴とする請求項8乃至請求項12のいずれか一項に記載の画像形成システム。
  14. 前記制御部は、
    前記調整チャートの複数の箇所を複数回に分けて読み取る際に、
    前記調整チャートを読み取った回数を、前記イラスト画像データと共に表示部に表示する、よう制御する、
    ことを特徴とする請求項8乃至請求項13のいずれか一項に記載の画像形成システム。
  15. 画像形成装置又は画像形成システムにおける画像形成を制御する画像形成制御方法であって、
    調整チャートの読み取りに対応して描写されたイラスト画像データを記憶部に記憶しておき、
    前記画像形成部で前記調整チャートを画像形成し、
    該調整チャートが画像読取装置で読み取られて生成された調整用画像データを解析し、
    該解析結果に基づいて前記画像形成を調整する際に、前記調整用画像データの解析結果に対応するイラスト画像データを選択して表示部に表示する、
    ことを特徴とする画像形成制御方法。
  16. 前記調整チャートの複数の箇所を複数回に分けて読み取る際に、
    前記調整用画像データの解析結果が正常であれば次の読み取りに対応する前記イラスト画像データを選択して当該イラスト画像データを表示部に表示し、
    前記調整用画像データの解析結果がエラーであれば次の再度同じ箇所の読み取りに対応する前記イラスト画像データを選択して当該イラスト画像データを表示部に表示する、
    ことを特徴とする請求項15に記載の画像形成制御方法。
  17. 前記イラスト画像データとして、前記調整チャートの読み取り面の反対面が描写されたイラストを記憶しておく、
    ことを特徴とする請求項15乃至請求項16のいずれか一項に記載の画像形成制御方法。
  18. 前記イラスト画像データとして、前記調整チャートの読み取り面の反対面の一部分が強調されたイラストを記憶しておく、
    ことを特徴とする請求項15乃至請求項17のいずれか一項に記載の画像形成制御方法。
  19. 前記調整用画像データを解析してエラーが検出された場合に、当該エラーを解消するように前記調整チャートの読み取りの様子がイラストとして描写された前記イラスト画像データを前記記憶部から読み出して、当該イラスト画像データを表示する、
    ことを特徴とする請求項15乃至請求項18のいずれか一項に記載の画像形成制御方法。
  20. 画像形成装置又は画像形成システムの画像形成により前記調整チャートが出力され、
    前記画像形成装置に含まれる画像読取装置又は前記画像形成装置若しくは前記画像形成システムに対して通信可能に構成された画像読取装置のいずれかにより、前記調整チャートが読み取られて前記調整用画像データが生成される、
    ことを特徴とする請求項15乃至請求項19のいずれか一項に記載の画像形成制御方法。
  21. 前記調整チャートの複数の箇所を複数回に分けて読み取る際に、
    前記調整チャートを読み取った回数を表示する、
    ことを特徴とする請求項15乃至請求項20のいずれか一項に記載の画像形成制御方法。
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