JP6245241B2 - ラベル印刷制御装置及びラベル印刷制御プログラム並びにラベル印刷制御方法 - Google Patents

ラベル印刷制御装置及びラベル印刷制御プログラム並びにラベル印刷制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、ラベル印刷制御装置及びラベル印刷制御プログラム並びにラベル印刷制御方法に関し、特に、ラベル印刷における抜き加工の調整を容易にするラベル印刷制御装置及び当該ラベル印刷制御装置で動作するラベル印刷制御プログラム並びに当該ラベル印刷制御装置を含む印刷システムにおけるラベル印刷制御方法に関する。
ラベル印刷機で印刷したロール状のラベルシートは、印刷しただけでは納品物として完了しておらず、後処理機と連携して、ラベルシートからラベル画像を抜き取る処理(抜き加工と呼ぶ。)や、ラベル画像以外の不要な部分をラベルシートから取り除く処理(カス上げと呼ぶ。)を行うことにより、最終納品物が完成する。その際、後処理機がラベルシートに対して適切な処理を実行できるようにするために、ラベル印刷機ではラベルシートにアイマークと呼ばれるラベルシート上のラベル画像の位置を示す位置検出用マークも同時に印刷し、後処理機はその位置検出用マークを検出して抜き加工を行っている。
ラベル印刷に関する技術ではないが、位置検出用マークに関連する技術として、例えば、下記特許文献1には、印刷される単位の頁の四隅に配置され、前記印刷される単位の頁の製版寸法外で天又は地の位置で、小口側の仕上がり寸法を示すマークより頁の中心に向かって目盛を設けた目盛付コーナーマークを有する印刷用原版が開示されている。
特開平10−003163号公報
ラベルシートに印刷した位置検出用マークを利用することにより、抜き加工の位置を特定することができるが、後処理機では、ラベル画像に応じた機構部品(抜き型)を取り付けて抜き加工を行うため、機構部品に位置ずれが発生する。そこで、通常は、所定数のラベル画像の抜き加工を実施し、切り取られたラベル画像を目視で確認して位置調整を行い、期待通りの位置で抜き加工ができるまでこの調整を繰り返している。そのため、ラベル印刷機では納品数よりも多めにラベル画像を印刷する必要がある。また、位置調整は、オペレータの技量に依存するため、熟練するまでは何度も位置調整が必要となり、位置調整用として廃棄するラベル画像を大量に印刷することにより、資源や工数を無駄に消費するという問題がある。
このような位置調整を容易にする方法として、上記特許文献1では、トンボ位置からページの中心に向かって目盛線を印刷する方法を開示しているが、特許文献1では、印刷される単位の頁の製版寸法外に目盛線を設けており、カットした後には目盛線は残らないため、この技術をラベル印刷における抜き加工に適用しても、抜き加工後のラベル画像から抜き加工における位置ずれ量を正確に把握することはできない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、抜き加工における位置ずれの調整を容易にし、調整回数を少なくすることによって資源や工数の無駄を削減することができるラベル印刷制御装置及びラベル印刷制御プログラム並びにラベル印刷制御方法を提供することにある。
本発明の一側面は、ラベル印刷装置に、抜き加工機によりラベル画像の抜き加工が行われるラベルシートの印刷を指示するラベル印刷制御装置であって、前記ラベル画像と当該ラベル画像を抜き取るためのカットマークとを含む印刷データを取得し、前記印刷データに含まれる画像から、前記カットマークを抽出するカットマーク抽出部と、前記印刷データに含まれる画像から前記カットマークを除去した納品用画像を生成する納品用画像生成部と、前記カットマークの頂点を検出するカットマーク頂点検出部と、前記カットマークの前記頂点近傍に目盛線を付加した調整用画像を生成する調整用画像生成部と、前記納品用画像及び前記調整用画像の画像データを前記ラベル印刷装置に出力して、前記ラベルシートに前記納品用画像と前記調整用画像とを連続して印刷する指示を行う印刷指示部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一側面は、ラベル印刷装置に、抜き加工機によりラベル画像の抜き加工が行われるラベルシートの印刷を指示するラベル印刷制御装置で動作するラベル印刷制御プログラムであって、前記ラベル印刷制御装置の制御部に、前記ラベル画像と当該ラベル画像を抜き取るためのカットマークとを含む印刷データを取得し、前記印刷データに含まれる画像から、前記カットマークを抽出するカットマーク抽出処理、前記印刷データに含まれる画像から前記カットマークを除去した納品用画像を生成する納品用画像生成処理、前記カットマークの頂点を検出するカットマーク頂点検出処理、前記カットマークの前記頂点近傍に目盛線を付加した調整用画像を生成する調整用画像生成処理、前記納品用画像及び前記調整用画像の画像データを前記ラベル印刷装置に出力して、前記ラベルシートに前記納品用画像と前記調整用画像とを連続して印刷する指示を行う印刷指示処理、を実行させることを特徴とする。
本発明の一側面は、ラベル印刷装置と、前記ラベル印刷装置によって印刷されたラベルシートに対して、ラベル画像の抜き加工を実施する抜き加工機と、前記ラベル印刷装置に印刷を指示するラベル印刷制御装置と、を含む印刷システムにおけるラベル印刷制御方法であって、前記ラベル印刷制御装置は、前記ラベル画像と当該ラベル画像を抜き取るためのカットマークとを含む印刷データを取得し、前記印刷データに含まれる画像から、前記カットマークを抽出するカットマーク抽出処理と、前記印刷データに含まれる画像から前記カットマークを除去した納品用画像を生成する納品用画像生成処理と、前記カットマークの頂点を検出するカットマーク頂点検出処理と、前記カットマークの前記頂点近傍に目盛線を付加した調整用画像を生成する調整用画像生成処理と、前記納品用画像及び前記調整用画像の画像データを前記ラベル印刷装置に出力して、前記ラベルシートに前記納品用画像と前記調整用画像とを連続して印刷する指示を行う印刷指示処理と、を実行することを特徴とする。
本発明のラベル印刷制御装置及びラベル印刷制御プログラム並びにラベル印刷制御方法によれば、抜き加工における位置ずれの調整を容易にし、調整回数を少なくすることによって資源や工数の無駄を削減することができる。
その理由は、カットマークを含む印刷データを受信すると、その印刷データから、ラベル画像と位置検出用マークとを含む納品用画像と、カットマークと位置検出用マークとを含む調整用画像と、を生成し、調整用画像に対して、カットマークの頂点位置を検出し、頂点位置近傍に目盛線を付加し、調整用画像と納品用画像とを連続して印刷する画像データを出力するからである。
本発明の一実施例に係る印刷システムの構成を示す模式図である。 本発明の一実施例に係るクライアント端末の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係るプリンタコントローラの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係るラベル印刷装置の構成を示すブロック図である。 ラベル印刷を説明する模式図である。 ラベル画像とカットマークとの関係を示す図である。 カットマークを含む印刷データから生成する納品用画像と調整用画像を説明する図である。 カットマークから頂点を検出する方法を説明する図である。 カットマークに目盛線を付加した状態の一例を示す図である。 カットマークに目盛線を付加した状態の他の例を示す図である。 本発明の一実施例に係る目盛線付き調整用画像と納品用画像とを連続印刷したラベルシートの一例を示す図である。 本発明の一実施例に係る抜き加工及びカス上げ時の目盛線の状態を示す図である。 本発明の一実施例に係る抜き加工及びカス上げ時の目盛線の状態(カットマークの内側に目盛線を付加した場合)を示す図である。 本発明の一実施例に係るプリンタコントローラの動作(全体処理)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係るプリンタコントローラの動作(納品用画像生成処理)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係るプリンタコントローラの動作(調整用画像生成処理)を示すフローチャート図である。
背景技術で示したように、ラベル画像の抜き加工では、機構部品(抜き型)の位置ずれが発生するため、所定数のラベル画像の抜き加工を実施して位置調整を行い、期待通りの位置で抜き加工ができるまでこの調整を繰り返している。この位置調整は熟練を要し、位置調整用として廃棄するラベル画像を大量に印刷する必要があるため、資源や工数を無駄に消費するという問題がある。
この問題に対して、特許文献1のように目盛線を印刷することもできるが、特許文献1では、印刷される単位の頁の製版寸法外に目盛線を設けており、カットした後には目盛線は残らないため、この技術をラベル印刷における抜き加工に適用しても、抜き加工後のラベル画像から抜き加工における位置ずれ量を正確に把握することはできない。
そこで、本発明の一実施の形態では、ラベル画像を抜き取るためのカットマークを含む印刷データを受信したら、この印刷データから、ラベル画像と位置検出用マークとを含む納品用画像と、カットマークと位置検出用マークとを含む調整用画像と、を生成する。そして、調整用画像に対して、カットマークの外周のX方向、Y方向それぞれ頂点を検出し、その頂点位置を基準に目盛線を付加し、目盛線を付加した調整用画像と納品用画像とを連続して印刷するための画像データを出力する。
このように、調整用画像のカットマークの頂点近傍に目盛線を付加することにより、抜き加工時の位置ずれ量を確認しやすくなり、位置調整量を設定しやすくなるため、少ない回数で位置調整を完了させることができ、資源や工数の無駄を削減することができる。また、カットマークや目盛線を黒の単色で印刷することにより、トナーの消費量を更に削減することができ、また、カットマークや目盛線の視認性を向上させて、位置調整を容易にすることができる。
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係るラベル印刷制御装置及びラベル印刷制御プログラム並びにラベル印刷制御方法について、図1乃至図16を参照して説明する。図1は、本実施例の印刷システムの構成を示す模式図であり、図2乃至図4は、各々、クライアント端末、プリンタコントローラ、ラベル印刷装置の構成を示すブロック図である。また、図5は、ラベル印刷を説明する模式図であり、図6は、ラベル画像とカットマークとの関係を示す図、図7は、カットマークを含む印刷データから生成する納品用画像と調整用画像を説明する図である。また、図8は、ラベル画像から頂点を検出する方法を説明する図であり、図9及び図10は、カットマークに目盛線を付加した状態を示す図である。また、図11は、目盛線付き調整用画像と納品用画像とを連続印刷したラベルシートの一例を示す図であり、図12及び図13は、抜き加工及びカス上げ時の目盛線の状態を示す図である。また、図14乃至図16は、本実施例のプリンタコントローラの動作を示すフローチャート図である。
図1に示すように、本実施例の印刷システム10は、クライアント端末20と、プリンタコントローラ30と、ラベル印刷装置40と、抜き加工機50などで構成される。クライアント端末20とプリンタコントローラ30とラベル印刷装置40とはイーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI(Fiber-Distributed Data Interface)等の規格により定められるLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等の通信ネットワーク60を介して接続されている。また、プリンタコントローラ30とラベル印刷装置40とはPCI(Peripheral Component Interconnect)接続など、専用線で接続されていてもよい。以下、各装置について説明する。
[クライアント端末]
クライアント端末20は、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置であり、プリンタコントローラ30に印刷データを送信する。このクライアント端末20は、図2(a)に示すように、制御部21、記憶部25、ネットワークI/F部26、表示部27、操作部28などで構成される。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)22と、ROM(Read Only Memory)23やRAM(Random Access Memory)24などのメモリとで構成され、CPU22は、ROM23や記憶部25に記憶した制御プログラムをRAM24に展開して実行することにより、クライアント端末20全体の動作を制御する。また、図2(b)に示すように、上記制御部21(CPU22)により、OS(Operating System)21a、アプリケーション21b、プリンタドライバ21cなどが実行される。
OS21aは、Windows(登録商標)やMacintosh(登録商標)、Androidなどであり、クライアント端末20でアプリケーション21b、プリンタドライバ21cなどを動作可能にする。
アプリケーション21bは、例えば、ラベル作成を行うアプリケーションであり、印刷指示の際にプリンタドライバ21cを読み出し、アプリケーション21bで作成したデータをプリンタドライバ21cに転送する。
プリンタドライバ21cは、アプリケーション21bで作成したデータを、プリンタコントローラ30が解釈可能な言語の印刷データ(PJL(Printer Job Language)やPS(PostScript)、PCL(Printer Control Language)等のページ記述言語で記述されたPDL(Page Description Language)データ、または、PDF(Portable Document Format)データ)に変換し、当該印刷データをプリンタコントローラ30に送信する。この印刷データには、印刷画像として、ラベル画像と、ラベルシート上のラベル画像の位置を示す位置検出用マーク(いわゆるアイマーク)と、ラベル画像を抜き取る枠を示すカットマークと、が含まれており、印刷画像に、ラベル画像や位置検出用マーク、カットマークの印刷条件を規定する印刷設定情報が付加されている。なお、カットマークはラベル画像に対する位置を画面上で調整しやすくするために、通常、ユーザが予め設定した特定の色(特色)に設定されている。
記憶部25は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などで構成され、CPU22が各部を制御するためのプログラム、印刷データなどを保存する。
ネットワークI/F部26は、NIC(Network Interface Card)やモデムなどで構成され、クライアント端末20を通信ネットワーク60に接続し、プリンタコントローラ30に印刷データを送信する。
表示部27は、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(electroluminescence)表示装置などで構成され、アプリケーション21bのラベル作成画面、プリンタドライバ21cの印刷設定画面などを表示する。
操作部28は、マウスやキーボードなどで構成され、アプリケーション21bを用いたラベルの作成やカットマークの位置調整、プリンタドライバ21cを用いた印刷設定などの操作を可能にする。
[プリンタコントローラ]
プリンタコントローラ30は、クライアント端末20から受け取った印刷データに従ってラスタライズや色変換などの画像処理を行い、画像処理後の画像データをラベル印刷装置40に転送することにより、ラベル印刷装置40に印刷を指示するラベル印刷制御装置である。このプリンタコントローラ30は、図3(a)に示すように、制御部31、記憶部35、ネットワークI/F部36、エンジンI/F部37、画像転送用バッファ38などで構成される。
制御部31は、CPU32とROM33やRAM34などのメモリとで構成され、CPU32は、ROM33や記憶部35に記憶した制御プログラムをRAM34に展開して実行することにより、プリンタコントローラ30全体の動作を制御する。上記制御部31は、図3(b)に示すように、カットマーク抽出部31a、納品用画像生成部31b、カットマーク頂点検出部31c、調整用画像生成部31d、印刷指示部31eなどとして機能する。
カットマーク抽出部31aは、クライアント端末20から印刷データを取得して解析し、印刷データに含まれる画像からラベル画像を抜き取るためのカットマークを抽出する。具体的には、当該印刷データの中には、ラベル画像と位置検出用マークとカットマークとが含まれるが、カットマークは通常、特色が指定されているため、例えば、タグビットデータなどを用いて、印刷データに含まれる画像の中から特色のオブジェクトを特定することにより、カットマークを抽出することができる。
納品用画像生成部31bは、印刷データに含まれる画像から、カットマーク抽出部31aが抽出したカットマークの画像を除去した(すなわち、ラベル画像と位置検出用マークとを含む)納品用画像を生成する。
カットマーク頂点検出部31cは、カットマーク抽出部31aが抽出したカットマークのX軸(第1方向の軸)、Y軸(第1方向と直交する第2方向の軸)の頂点の座標を検出する。具体的には、カットマーク上の各点の座標を比較し、X軸の値が最大となる点及び最小となる点、Y軸の値が最大となる点及び最小となる点の4つの頂点の座標を検出する。なお、カットマークが矩形形状の場合は、4つの辺の中心点や4つの角の点を頂点とすることができる。
調整用画像生成部31dは、カットマーク抽出部31aが抽出したカットマークの頂点近傍(好ましくはカットマークの外側)に所定間隔の目盛線を付加し、更に、位置検出用マークを付加して調整用画像を生成する。その際、位置検出用マークの画像は通常、黒の単色で生成されるが、カットマーク及び目盛線の画像も黒の単色で生成することにより、トナーの消費を削減することができると共に、カットマークや目盛線の視認性も向上させることができる。
印刷指示部31eは、納品用画像生成部31bが生成した納品用画像の画像データと調整用画像生成部31dが生成した調整用画像の画像データとを画像転送用バッファ38に格納することにより、ラベル印刷装置40に印刷を指示する。その際、抜き加工機40が、ラベル印刷装置40の印刷順に抜き加工を実施する場合は、調整用画像が納品用画像よりも前に印刷されるように印刷を指示(画像転送用バッファ38に画像データを格納)し、抜き加工機40が、ラベル印刷装置40の印刷順とは逆順に抜き加工を実施する場合は、調整用画像が納品用画像よりも後に印刷されるように印刷を指示する。
上記カットマーク抽出部31a、納品用画像生成部31b、カットマーク頂点検出部31c、調整用画像生成部31d、印刷指示部31eは、ハードウェアとして構成してもよいし、制御部31をカットマーク抽出部31a、納品用画像生成部31b、カットマーク頂点検出部31c、調整用画像生成部31d、印刷指示部31eとして機能させるラベル印刷制御プログラムとして構成し、当該ラベル印刷制御プログラムをCPU32に実行させるようにしてもよい。
記憶部35は、HDDやSSDなどで構成され、CPU32が各部を制御するためのプログラム、クライアント端末20から受信した印刷データ、納品用画像及び調整用画像の画像データなどを保存する。
ネットワークI/F部36は、NICやモデムなどで構成され、プリンタコントローラ30を通信ネットワーク60に接続し、クライアント端末20から印刷データを受信する。
エンジンI/F部37は、NICやモデムなどで構成され、プリンタコントローラ30をラベル印刷装置40に接続し、ラベル印刷装置40に納品用画像及び調整用画像の画像データを送信し、納品用画像と調整用画像とが連続して印刷されるようにする。このエンジンI/F部37には、画像転送用バッファ38が接続されている。画像転送用バッファ38は、ラベル印刷装置40に画像を転送するために一時的に画像データを保存するためのバッファである。
[ラベル印刷装置]
ラベル印刷装置40は、プリンタコントローラ30から送信される納品用画像及び調整用画像の画像データに基づいて、ロール状のラベルシートにラベル印刷を行う印刷機である。このラベル印刷装置40は、図4(a)に示すように、制御部41、記憶部45、コントローラI/F部46、表示操作部47、給紙部48a、印刷処理部48b、巻き取り部48cなどで構成される。
制御部41は、CPU42とROM43やRAM44などのメモリとで構成され、CPU42は、ROM43や記憶部45に記憶した制御プログラムをRAM44に展開して実行することにより、ラベル印刷装置40全体の動作を制御する。
記憶部45は、HDDやSSDなどで構成され、CPU42が各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報、納品用画像及び調整用画像の画像データなどを記憶する。
コントローラI/F部46は、NICやモデムなどで構成され、ラベル印刷装置40をプリンタコントローラ30に接続し、プリンタコントローラ30から納品用画像及び調整用画像の画像データを受信する。
表示操作部47は、表示部上に透明電極が格子状に配置された感圧式の操作部(タッチセンサ)を設けたタッチパネルなどであり、印刷処理に関する各種画面を表示し、印刷に関する各種操作を可能にする。
給紙部48aは、図4(b)に示すように、ロール状のラベルシートを印刷処理部48bに供給する。
印刷処理部48bは、図4(b)に示すように、給紙部48aから供給されるラベルシートに納品用画像と調整用画像とを連続して印刷する。この印刷処理部48bは、例えば、画像データに基づいてレーザ光を照射して露光する露光部と、感光体ドラムと現像部と帯電部と感光体クリーニング部と1次転写ローラとを備え、CMYKの各色のトナー像を形成する画像形成部と、ローラによって回転され、画像形成部で形成されたトナー像をロール紙に搬送する中間転写体として機能する中間ベルトと、中間ベルト上に形成されたトナー像を用紙に転写する2次転写ローラと、ロール紙に転写されたトナー像を定着させる定着部などで構成される。
巻き取り部48cは、図4(b)に示すように、印刷処理部48bで印刷済みのラベルシートをロール状に巻き取る。
[抜き加工機]
抜き加工機50は、カットマークに沿ってラベル画像を抜き取る装置(図示せず)であり、ラベル印刷装置40が印刷したロール状のラベルシートを供給する給紙部と、抜き加工処理を行う抜き加工部と、抜き加工処理を行ったラベルシートから、ラベル画像以外の不要な部分を取り除くカス上げ処理部などで構成される。
なお、図1乃至図4は、本実施例の印刷システム10の一例であり、本実施例のラベル印刷制御が実現可能な限りにおいて、各装置の構成や制御は適宜変更可能である。例えば、図1では、プリンタコントローラ30とラベル印刷装置40とを別々の装置としているが、プリンタコントローラ30はラベル印刷装置40に内包される構成としてもよい。また、図1では、ラベル印刷装置40と抜き加工機50とを別々の装置としているが、ラベル印刷装置40と抜き加工機50とが一体となった構成としてもよく、印刷処理部48bがラベル印刷を行ったラベルシートがそのまま抜き加工機50に搬送される場合は、ラベル印刷装置40の巻き取り部48cを省略することができる。
次に、通常のラベル印刷について、図5の模式図を参照して説明する。
まず、クライアント端末20のアプリケーション21bを用いてラベルのデータを作成すると、プリンタドライバ21cは、ラベル画像71と位置検出用マーク73とを含む印刷データを生成してプリンタコントローラ30に出力する(図5(a)参照)。
プリンタコントローラ30は、印刷データをラスタライズしてラベル画像71と位置検出用マーク73とを含む画像データを生成し、ラベル印刷装置40に送信する(図5(b)参照)。
ラベル印刷装置40の給紙部48a、印刷処理部48b及び巻き取り部48cは、ロール状のラベルシート70にラベル画像71と位置検出用マーク73とを配列して、指定された枚数分の印刷を行う(図5(c)参照)。
印刷済みのラベルシート70を抜き加工機50にセットすると、抜き加工機50の抜き加工処理部は、位置検出用マーク73を用いて位置合わせしてラベル画像71を抜き取り(図5(d)参照)、カス上げ処理部は、ラベル画像以外の部分(カス70b)をラベルシート本体70aから取り除く(図5(e)参照)
ここで、抜き加工機50の抜き加工処理部は、位置検出用マーク73を用いて位置合わせを行うが、抜き加工機50では、ラベル画像71を抜き取る機構部品(抜き型)の取り付け精度などによって、抜き加工に誤差が生じる。そこで、従来は、所定数のラベル画像71に対して抜き加工を行い、抜き加工の位置ずれを目視で判断し、抜き加工の位置を調整するといった処理を、抜き加工の位置ずれがなくなるまで繰り返し行っていた。そのため、ラベルシートやトナーなどの消耗品や作業者の工数を無駄に消費してしまうという問題が生じていた。
そこで、本発明では、ラベル画像のカット位置を示すカットマークをラベル画像とは別にラベルシートに印刷すると共に、カットマークに対する抜き加工の位置ずれを検出するための目盛線をカットマークの頂点近傍に付加し、このカットマークと目盛線と位置検出用マークとを含む調整用画像が納品用画像よりも先に抜き加工が実施される位置に印刷されるように制御する。以下、具体的に説明する。
まず、ラベル印刷で使用される印刷データについて、図6を参照して説明する。ラベル印刷では、顧客やデザイナーが作成したラベル画像71を、使用する用紙やラベル印刷機40が扱える画像サイズの仕様に合わせて面付けを行う。ラベル画像71には、ラベル画像71を抜き加工する際に使用するカットマーク72も配置する。このカットマーク72は、通常、特色等で作成され、クライアント端末20の表示部27の画面上での確認に使用し、印刷時には印刷しない。また、ラベル画像71の端部には、抜き加工機50の位置調整の基準となる位置検出用マーク(アイマーク)73を抜き加工機50の仕様に合わせて配置する。位置検出用マーク73は、通常、1cm以内の黒い四角形となっている。
通常のラベル印刷においては、クライアント端末20で作成した印刷データからカットマーク72のデータ(カットデータと呼ぶ。)を除いた画像データをラベル印刷機40に送り、印刷を行う。このカットデータは、通常、抜き加工用の抜き型を作成するために使用されるが、本発明ではカットデータ込みの(カットマーク72を含む)印刷データを使用する。
図7にカットデータ込みの印刷データから生成する画像データを示す。プリンタコントローラ30では、カットデータ込みの印刷データを受信した後、その印刷データを元に、納品用画像と調整用画像の2種類の画像データを生成する。納品用画像は、印刷データに含まれる画像からカットマーク72を除いた画像(ラベル画像71及び位置検出用マーク73)となる。また、調整用画像は、位置検出用マーク73とカットマーク72とからなる画像となり、更に、後述するようにカットマーク72の頂点近傍に目盛線の画像が付加される。
次に、調整用画像を生成する手順について説明する。まず、印刷データから位置検出用マーク73とカットマーク72のみの画像を生成する。具体的には、印刷データから、特色が指定されたオブジェクトを抽出してカットマーク72を特定し、K=100%のグラフィックスオブジェクト、かつ、10mm以内の矩形のオブジェクトを抽出して位置検出用マーク73を特定する。
なお、カットマーク72の特色名はユーザ環境によって異なるため、プリンタドライバ21c等でカットマーク72の特色名を指定するようにし、その特色名で指定されたオブジェクトをカットマーク72として処理するようにしてもよい。このカットマーク72は、抜き加工の抜き型と等しい形状であるため、位置ずれが発生した際もカットマーク72の位置に合わせて容易に調整を行うことができる。また、カットマーク72は線のみで構成されるため、ラベル画像71に比べてトナー使用量を削減することができるといった効果もある。
次に、このカットマーク72に付加する目盛線について説明する。図8は、カットマーク72の頂点位置の検出方法を説明する図である。頂点位置とは、X座標、Y座標の最小、最大となる箇所と定義する。カットマーク72は抜き加工を前提とするため、その輪郭線は閉じたループ状(閉曲線)になっている。従って、任意の開始点から輪郭線上を走査していくと、必ず元の開始点に戻るため、開始点を決め、輪郭にそって外周を走査することで、頂点位置を検出することができる。例えば、(1)を開始点として(2)の方向に輪郭線上を走査し、X方向、Y方向それぞれが最も大きくなる地点と最も小さくなる地点(図の黒で塗り潰した部分)を検出する。なお、図8では、4点の座標を検出しているが、X方向、Y方向の最大値の2点や、最小値の2点のみを検出する方法でもよい。
図9(a)は、頂点位置を基準に目盛線を付加した画像の一例であり、図9(b)は、目盛線付加後の調整用画像の一例である。頂点位置を基準にし、カットマーク72の外側に向かって目盛線74を所定の間隔で描画する。目盛線74の間隔は、0.1mm単位等の固定値としてもよいし、プリンタドライバ21c等から可変値を入力する構成としてもよい。
なお、上記では、楕円状のカットマーク72に対して、X座標、Y座標が最小、最大となる4カ所に目盛線74を付加したが、カットマーク72の形状はラベル画像71に応じて適宜設定可能であり、カットマーク72の形状に応じて目盛線74の配置や構成、数量も適宜変更可能である。例えば、カットマーク72が四角形などのX方向、Y方向の頂点座標が一列に並ぶような形状の場合は、図10(a)に示すように辺の中央を基準にして目盛線74を付加してもよいし、図10(b)に示すように角を基準にして目盛線74を付加してもよい。
図11は、上記手順でカットマーク72に目盛線74を付加した調整用画像と納品用画像を連続してラベルシート70に印刷した例である。なお、ここでは調整用画像を2行分(ラベルシート70の幅方向を行とする。)しか印刷していないが、実際の運用時は位置調整に必要な距離(例えば、数m分)を印刷する。また、目盛線74は、全てのカットマーク72に付加する必要はなく、一番右の列(ラベルシート70の延在方向を列とする。)のみに付加したり、1つ置きに付加したりしてもよい。また、抜き加工の位置ずれが、ラベルシート70の搬送方向(図の上下方向)又はラベルシート70の幅方向(図の左右方向)の一方の場合は、1行中に1つの目盛線74があれば位置ずれ量を確認することができるが、位置ずれが傾きを伴う場合は、1行の両端のカットマーク72に目盛線74を付加することが好ましい。
また、調整用画像の後に、連続して納品用画像も必要な距離分、連続して印刷するが、ラベル印刷装置40と抜き加工機50の処理上の順番の関係で、納品用画像を印刷後、調整用画像を印刷してもよい。すなわち、ラベル印刷装置40の巻き取り部48cで巻き取ったラベルシート70を抜き加工機50の給紙部にセットする場合は、後に印刷した画像に対して先に抜き加工が行われるため、納品用画像を印刷後、調整用画像を印刷することになる。一方、ラベル印刷装置40の印刷処理部48bで印刷されたラベルシート70が巻き取られずに抜き加工機50に挿入される場合や巻き取り部48cで巻き取ったラベルシート70を巻き直してから抜き加工機50の給紙部にセットする場合は、先に印刷した画像に対して先に抜き加工が行われるため、調整用画像を印刷後、納品用画像を印刷することになる。
次に、抜き加工及びカス上げ時の目盛線74に見え方について説明する。例えば、図12(a)に示すような目盛線74が付加されているカットマーク72に対して、位置検出用マーク73(図示せず)を基準に縦、横の位置を指定して抜き加工を行うとする。その際、最初から正確な位置で抜き加工が出来るのではなく、抜き加工、停止、位置ずれ量の測定、位置調整量の入力を行い、再度、抜き加工を繰り返して位置調整を行う。この抜き加工において、図12(b)に示すように、抜き加工でカットされた箇所(図の破線)がカットマーク72に対してずれている場合、図12(c)に示すように、カス上げ後のラベルシート本体70aには、カットマーク72の周囲に付加した目盛線74が部分的に残るため、残存した目盛線74に基づいて位置ずれ量を容易に把握することができる。そして、残存した目盛線74の本数に応じて抜き型の位置を調整することにより、抜き位置をカットマーク72に合わせ込むことができ、少ない回数で位置調整を完了させることができる。
図13は、目盛線74をカットマーク72の内側に付加した例である。この場合も、図13(c)に示すように、カス上げ後のラベルシート本体70aには、カットマーク72の内側に付加した目盛線74が部分的に残るが、位置ずれ量はカス上げされた方の目盛線74の本数に依存するため、付加した目盛線74の本数からカットマーク72の内側に残存する目盛線74の本数を減算して位置ずれ量を特定する必要がある。
以下、本実施例のプリンタコントローラ30の動作について説明する。CPU32は、ROM33又は記憶部35に記憶したラベル印刷制御プログラムをRAM34に展開して実行することにより、図14乃至図16のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。
まず、プリンタコントローラ30の制御部31(カットマーク抽出部31a)は、クライアント端末20からカットデータ込みの印刷データを受信し(S100)、印刷データを解析して、印刷データに含まれる画像からカットマークのオブジェクト(例えば、特色が指定されたオブジェクト)を抽出する(S110)。
次に、制御部31(納品用画像生成部31b)は、納品用画像生成処理を行う(S120)。図15は、納品用画像生成処理の詳細を示しており、画像データの中から描画オブジェクトを一つ取り出し、その描画オブジェクトがカットマーク以外であるか(すなわち、ラベル画像又は位置検出用マークであるか)を判断し(S121)、描画オブジェクトがカットマーク以外であれば描画処理を実施する(S122)。そして、その描画オブジェクトが最終オブジェクトであるかを判断し(S123)、最終オブジェクトになるまでS121に戻って同様の処理を繰り返す。
図14のフローチャート図に戻って、制御部31(調整用画像生成部31d)は、調整用画像生成処理を行う(S130)。図16は、調整用画像生成処理の詳細を示しており、画像データの中から描画オブジェクトを一つ取り出し、その描画オブジェクトがカットマーク又は位置検出用マークであるかを判断し(S131)、描画オブジェクトがカットマーク又は位置検出用マークであれば描画処理を実施する(S132)。このカットマークは位置検出用マークと同様に黒の単色で描画することが好ましい。次に、その描画オブジェクトがカットマークであるかを判断し(S133)、カットマークでなければS136に遷移する。描画オブジェクトがカットマークであれば、制御部31(カットマーク頂点検出部31c)は、図8に示す手法などを用いてカットマークの頂点位置を検出し(S134)、図12や図13に示すように、カットマーク72の頂点近傍(好ましくは頂点の外側)に目盛線74を描画する(S135)。この目盛線74も黒の単色で描画することが好ましい。そして、描画オブジェクトが最終オブジェクトであるかを判断し(S136)、最終オブジェクトになるまでS131に戻って同様の処理を繰り返す。
再び図14のフローチャート図に戻って、制御部31(印刷指示部31e)は、S120で生成した納品用画像の画像データ及びS130で生成した調整用画像の画像データを画像転送用バッファ38に格納し、エンジンI/F部37を用いてラベル印刷装置40に送信して、ラベル印刷装置40に印刷処理を実行させる(S140)。
以上説明したように、カットデータ付きの印刷データから、ラベル画像と位置検出用マークとを含む納品用画像と、カットマークと位置検出用マークとを含む調整用画像と、を生成し、更に、調整用画像については、カットマークの頂点を検出して頂点近傍に目盛線を付加し、目盛線を付加した調整用画像と納品用画像とをラベルシートに連続して印刷することにより、抜き加工の位置調整を容易にして少ない回数で位置調整を完了させることができるため、資源や工数の無駄を削減することができる。また、通常、特色で形成されるカットマークや目盛線を黒の単色で印刷することにより、トナーの消費を削減することができると共に、カットマークや目盛線の視認性を向上させて、位置調整を容易にすることができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、その構成や制御は適宜変更可能である。
例えば、上記実施例では、納品用画像をラベル画像71と位置検出用マーク73とで構成し、調整用画像をカットマーク72と目盛線74と位置検出用マーク73とで構成したが、納品用画像や調整用画像は、他の画像を含んでいてもよい。
また、上記実施例では、ロール状のラベル紙に納品用画像と調整用画像を連続して印刷する場合を例示したが、抜き加工機が枚葉の用紙をセット可能であれば、納品用画像と調整用画像を別々の用紙に印刷することも可能である。
本発明は、ラベル印刷における抜き加工の調整を容易にするラベル印刷制御装置及び当該ラベル印刷制御装置で動作するラベル印刷制御プログラム並びに当該ラベル印刷制御プログラムを記録した記録媒体並びに当該ラベル印刷制御装置を含む印刷システムにおけるラベル印刷制御方法に利用可能である。
10 印刷システム
20 クライアント端末
21 制御部
21a OS
21b アプリケーション
21c プリンタドライバ
22 CPU
23 ROM
24 RAM
25 記憶部
26 ネットワークI/F部
27 表示部
28 操作部
30 プリンタコントローラ
31 制御部
31a カットマーク抽出部
31b 納品用画像生成部
31c カットマーク頂点検出部
31d 調整用画像生成部
31e 印刷指示部
32 CPU
33 ROM
34 RAM
35 記憶部
36 ネットワークI/F部
37 エンジンI/F部
38 画像転送用バッファ
40 ラベル印刷装置
41 制御部
42 CPU
43 ROM
44 RAM
45 記憶部
46 コントローラI/F部
47 表示操作部
48a 給紙部
48b 印刷処理部
48c 巻き取り部
50 抜き加工機
60 通信ネットワーク
70 ラベルシート
70a ラベルシート本体
70b カス
71 ラベル画像
72 カットマーク
73 位置検出用マーク
74 目盛線

Claims (15)

  1. ラベル印刷装置に、抜き加工機によりラベル画像の抜き加工が行われるラベルシートの印刷を指示するラベル印刷制御装置であって、
    前記ラベル画像と当該ラベル画像を抜き取るためのカットマークとを含む印刷データを取得し、前記印刷データに含まれる画像から、前記カットマークを抽出するカットマーク抽出部と、
    前記印刷データに含まれる画像から前記カットマークを除去した納品用画像を生成する納品用画像生成部と、
    前記カットマークの頂点を検出するカットマーク頂点検出部と、
    前記カットマークの前記頂点近傍に目盛線を付加した調整用画像を生成する調整用画像生成部と、
    前記納品用画像及び前記調整用画像の画像データを前記ラベル印刷装置に出力して、前記ラベルシートに前記納品用画像と前記調整用画像とを連続して印刷する指示を行う印刷指示部と、を備える、
    ことを特徴とするラベル印刷制御装置。
  2. 前記印刷データでは、前記カットマークは予め定めた特色が指定されており、
    前記カットマーク抽出部は、前記印刷データに含まれる画像の中から前記特色のオブジェクトを特定することにより、前記カットマークを抽出し、
    前記調整用画像生成部は、前記カットマーク及び前記目盛線を黒の単色で生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のラベル印刷制御装置。
  3. 前記カットマークは閉曲線で構成され、
    前記カットマーク頂点検出部は、前記カットマーク上の、第1方向の軸の値が最大となる点及び最小となる点と、前記第1方向に直交する第2方向の軸の値が最大となる点及び最小となる点と、からなる4つの頂点を検出し、
    前記調整用画像生成部は、前記カットマークの前記4つの頂点の各々に対して、当該カットマークの外側に前記目盛線を付加する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のラベル印刷制御装置。
  4. 前記印刷データには、前記ラベルシート上の前記ラベル画像の位置を示す位置検出用マークが付加されており、
    前記納品用画像生成部は、前記ラベル画像と前記位置検出用マークとを含む前記納品用画像を生成し、
    前記調整用画像生成部は、前記カットマークと前記目盛線と前記位置検出用マークとを含む前記調整用画像を生成する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載のラベル印刷制御装置。
  5. 前記印刷指示部は、前記抜き加工機が、前記ラベル印刷装置の印刷順に前記抜き加工を実施する場合は、前記調整用画像が前記納品用画像よりも前に印刷されるように印刷を指示し、前記抜き加工機が、前記ラベル印刷装置の印刷順とは逆順に前記抜き加工を実施する場合は、前記調整用画像が前記納品用画像よりも後に印刷されるように印刷を指示する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のラベル印刷制御装置。
  6. ラベル印刷装置に、抜き加工機によりラベル画像の抜き加工が行われるラベルシートの印刷を指示するラベル印刷制御装置で動作するラベル印刷制御プログラムであって、
    前記ラベル印刷制御装置の制御部に、
    前記ラベル画像と当該ラベル画像を抜き取るためのカットマークとを含む印刷データを取得し、前記印刷データに含まれる画像から、前記カットマークを抽出するカットマーク抽出処理、
    前記印刷データに含まれる画像から前記カットマークを除去した納品用画像を生成する納品用画像生成処理、
    前記カットマークの頂点を検出するカットマーク頂点検出処理、
    前記カットマークの前記頂点近傍に目盛線を付加した調整用画像を生成する調整用画像生成処理、
    前記納品用画像及び前記調整用画像の画像データを前記ラベル印刷装置に出力して、前記ラベルシートに前記納品用画像と前記調整用画像とを連続して印刷する指示を行う印刷指示処理、を実行させる、
    ことを特徴とするラベル印刷制御プログラム。
  7. 前記印刷データでは、前記カットマークは予め定めた特色が指定されており、
    前記カットマーク抽出処理では、前記印刷データに含まれる画像の中から前記特色のオブジェクトを特定することにより、前記カットマークを抽出し、
    前記調整用画像生成処理では、前記カットマーク及び前記目盛線を黒の単色で生成する、
    ことを特徴とする請求項6に記載のラベル印刷制御プログラム。
  8. 前記カットマークは閉曲線で構成され、
    前記カットマーク頂点検出処理では、前記カットマーク上の、第1方向の軸の値が最大となる点及び最小となる点と、前記第1方向に直交する第2方向の軸の値が最大となる点及び最小となる点と、からなる4つの頂点を検出し、
    前記調整用画像生成処理では、前記カットマークの前記4つの頂点の各々に対して、当該カットマークの外側に前記目盛線を付加する、
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載のラベル印刷制御プログラム。
  9. 前記印刷データには、前記ラベルシート上の前記ラベル画像の位置を示す位置検出用マークが付加されており、
    前記納品用画像生成処理では、前記ラベル画像と前記位置検出用マークとを含む前記納品用画像を生成し、
    前記調整用画像生成処理では、前記カットマークと前記目盛線と前記位置検出用マークとを含む前記調整用画像を生成する、
    ことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一に記載のラベル印刷制御プログラム。
  10. 前記印刷指示処理では、前記抜き加工機が、前記ラベル印刷装置の印刷順に前記抜き加工を実施する場合は、前記調整用画像が前記納品用画像よりも前に印刷されるように印刷を指示し、前記抜き加工機が、前記ラベル印刷装置の印刷順とは逆順に前記抜き加工を実施する場合は、前記調整用画像が前記納品用画像よりも後に印刷されるように印刷を指示する、
    ことを特徴とする請求項9に記載のラベル印刷制御プログラム。
  11. ラベル印刷装置と、前記ラベル印刷装置によって印刷されたラベルシートに対して、ラベル画像の抜き加工を実施する抜き加工機と、前記ラベル印刷装置に印刷を指示するラベル印刷制御装置と、を含む印刷システムにおけるラベル印刷制御方法であって、
    前記ラベル印刷制御装置は、
    前記ラベル画像と当該ラベル画像を抜き取るためのカットマークとを含む印刷データを取得し、前記印刷データに含まれる画像から、前記カットマークを抽出するカットマーク抽出処理と、
    前記印刷データに含まれる画像から前記カットマークを除去した納品用画像を生成する納品用画像生成処理と、
    前記カットマークの頂点を検出するカットマーク頂点検出処理と、
    前記カットマークの前記頂点近傍に目盛線を付加した調整用画像を生成する調整用画像生成処理と、
    前記納品用画像及び前記調整用画像の画像データを前記ラベル印刷装置に出力して、前記ラベルシートに前記納品用画像と前記調整用画像とを連続して印刷する指示を行う印刷指示処理と、を実行する、
    ことを特徴とするラベル印刷制御方法。
  12. 前記印刷データでは、前記カットマークは予め定めた特色が指定されており、
    前記カットマーク抽出処理では、前記印刷データに含まれる画像の中から前記特色のオブジェクトを特定することにより、前記カットマークを抽出し、
    前記調整用画像生成処理では、前記カットマーク及び前記目盛線を黒の単色で生成する、
    ことを特徴とする請求項11に記載のラベル印刷制御方法。
  13. 前記カットマークは閉曲線で構成され、
    前記カットマーク頂点検出処理では、前記カットマーク上の、第1方向の軸の値が最大となる点及び最小となる点と、前記第1方向に直交する第2方向の軸の値が最大となる点及び最小となる点と、からなる4つの頂点を検出し、
    前記調整用画像生成処理では、前記カットマークの前記4つの頂点の各々に対して、当該カットマークの外側に前記目盛線を付加する、
    ことを特徴とする請求項11又は12に記載のラベル印刷制御方法。
  14. 前記印刷データには、前記ラベルシート上の前記ラベル画像の位置を示す位置検出用マークが付加されており、
    前記納品用画像生成処理では、前記ラベル画像と前記位置検出用マークとを含む前記納品用画像を生成し、
    前記調整用画像生成処理では、前記カットマークと前記目盛線と前記位置検出用マークとを含む前記調整用画像を生成する、
    ことを特徴とする請求項11乃至13のいずれか一に記載のラベル印刷制御方法。
  15. 前記印刷指示処理では、前記抜き加工機が、前記ラベル印刷装置の印刷順に前記抜き加工を実施する場合は、前記調整用画像が前記納品用画像よりも前に印刷されるように印刷を指示し、前記抜き加工機が、前記ラベル印刷装置の印刷順とは逆順に前記抜き加工を実施する場合は、前記調整用画像が前記納品用画像よりも後に印刷されるように印刷を指示する、
    ことを特徴とする請求項14に記載のラベル印刷制御方法。
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