JP2019111706A - 画像形成装置、印刷制御プログラム及び印刷制御方法 - Google Patents

画像形成装置、印刷制御プログラム及び印刷制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】後処理装置での位置合わせに使用するマークの印字位置を適切に補正する。【解決手段】ジョブに基づいて後処理装置が使用するレジストレーションマークを含む印刷物を作成する画像形成装置は、後処理装置のセンサがレジストレーションマークを検知可能な検知領域を特定し、1枚目の用紙のレジストレーションマークの初期印字位置と検知領域とに基づいて、印字ずれ許容量を算出する許容量算出処理と、2枚目以降の用紙のレジストレーションマークの印字位置を取得し、取得した印字位置を初期印字位置と比較して印字ずれ量を算出すると共に印字ずれ方向を特定する印字ずれ算出処理と、印字ずれ量が印字ずれ許容量を超える場合に、レジストレーションマークが検知領域内に印字されるように、印字ずれ方向に基づいて、ジョブのレジストレーションマークの印字位置を補正するマーク位置補正処理と、を実行する。【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成装置、印刷制御プログラム及び印刷制御方法に関し、特に、後処理装置で後処理を行う印刷物を作成する画像形成装置、後処理装置での位置合わせに使用するマークの印字位置を補正する印刷制御プログラム及び印刷制御方法に関する。
画像形成装置で印刷した印刷物に対して、後処理装置で断裁などの後処理を行う場合、画像形成装置では、原稿の周囲の余白領域に、縦横の印字位置のズレを断裁時に補正するためのトンボなどのマーク(以下、レジストレーションマークと呼ぶ。)を印字する。そして、後処理装置では、このレジストレーションマークを基準にして位置合わせを行う。
このようなマークの印字に関する技術として、例えば、下記特許文献1には、画像データを受信する受信手段と、カットマーク及び前記受信手段により受信した画像データを印刷部により記録材を用いて被記録媒体上に印刷させる印刷制御手段と、前記受信手段で受信した画像データが被記録媒体のカット位置を示すマークを含むか判定する判定手段と、を備え、前記印刷制御手段は、前記判定手段によりカット位置を示すマークを含まないと判定された場合、前記印刷部によりカットマークの印刷を行わせ、前記判定手段によりカット位置を示すマークを含むと判定された場合は、前記印刷部によりカットマークの印刷を行わせない印刷制御装置が開示されている。
また、下記特許文献2には、連続したシートを用いプリントを行なうプリント制御方法であって、シートに複数の画像を順次プリントし、順次プリントする1つの画像と次の画像との間の余白領域にカットマークを記録し、記録された前記カットマークを検出し、前記カットマークが検出されたら、検出結果に基づいて前記余白領域を切り落とすためのシート上の第1切断位置と第2切断位置を設定し、前記カットマークが検出不能であったら、既に検出されているカットマークの情報と当該カットマークの後にプリントされた画像の長さの情報に基いて検出不能であったカットマーク位置を推定して、前記推定をもとに前記余白領域を切り落とすためのシート上の第1切断位置と第2切断位置を設定し、前記第1切断位置および前記第2切断位置を切断して前記余白領域を切り落とす構成が開示されている。
特開2015−112814号公報 特開2011−177943号公報
レジストレーションマークは、用紙の隅などの予め定めた位置に印刷され、後処理装置では、用紙の搬送経路などに設けられたセンサで上記位置を測定することにより、レジストレーションマークを検知する。そのため、画像形成装置の性能により、印字位置が用紙の搬送方向に大きくずれ、レジストレーションマークがセンサの検知領域から外れてしまった場合は、レジストレーションマークによる位置合わせができなくなるという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、後処理装置での位置合わせに使用するマークの印字位置を適切に補正することができる画像形成装置、印刷制御プログラム及び印刷制御方法を提供することにある。
本発明の一側面は、ジョブに基づいて、後処理装置が使用するレジストレーションマークを含む印刷物を作成する印刷処理部を備える画像形成装置であって、前記後処理装置に設けられた第1のセンサが前記レジストレーションマークを検知可能な検知領域を特定し、1枚目の用紙に印字された前記レジストレーションマークの初期印字位置と前記検知領域とに基づいて、印字ずれ許容量を算出する許容量算出部と、2枚目以降の用紙に印字された前記レジストレーションマークの印字位置を取得し、前記印字位置を前記初期印字位置と比較して印字ずれ量を算出すると共に、印字ずれ方向を特定する印字ずれ算出部と、前記印字ずれ量が前記印字ずれ許容量を超える場合に、前記レジストレーションマークが前記検知領域内に印字されるように、前記印字ずれ方向に基づいて、前記ジョブの前記レジストレーションマークの印字位置を補正するマーク位置補正部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一側面は、ジョブに基づいて、後処理装置が使用するレジストレーションマークを含む印刷物を作成する印刷処理部を備える画像形成装置で動作する印刷制御プログラムであって、前記画像形成装置の制御部に、前記後処理装置に設けられた第1のセンサが前記レジストレーションマークを検知可能な検知領域を特定し、1枚目の用紙に印字された前記レジストレーションマークの初期印字位置と前記検知領域とに基づいて、印字ずれ許容量を算出する許容量算出処理、2枚目以降の用紙に印字された前記レジストレーションマークの印字位置を取得し、前記印字位置を前記初期印字位置と比較して印字ずれ量を算出すると共に、印字ずれ方向を特定する印字ずれ算出処理、前記印字ずれ量が前記印字ずれ許容量を超える場合に、前記レジストレーションマークが前記検知領域内に印字されるように、前記印字ずれ方向に基づいて、前記ジョブの前記レジストレーションマークの印字位置を補正するマーク位置補正処理、を実行させることを特徴とする。
本発明の一側面は、ジョブに基づいて、後処理装置が使用するレジストレーションマークを含む印刷物を作成する印刷処理部を備える画像形成装置における印刷制御方法であって、前記画像形成装置は、前記後処理装置に設けられた第1のセンサが前記レジストレーションマークを検知可能な検知領域を特定し、1枚目の用紙に印字された前記レジストレーションマークの初期印字位置と前記検知領域とに基づいて、印字ずれ許容量を算出する許容量算出処理と、2枚目以降の用紙に印字された前記レジストレーションマークの印字位置を取得し、前記印字位置を前記初期印字位置と比較して印字ずれ量を算出すると共に、印字ずれ方向を特定する印字ずれ算出処理と、前記印字ずれ量が前記印字ずれ許容量を超える場合に、前記レジストレーションマークが前記検知領域内に印字されるように、前記印字ずれ方向に基づいて、前記ジョブの前記レジストレーションマークの印字位置を補正するマーク位置補正処理と、を実行することを特徴とする。
本発明の画像形成装置、印刷制御プログラム及び印刷制御方法によれば、後処理装置での位置合わせに使用するマークの印字位置を適切に補正することができる。
その理由は、ジョブに基づいて、後処理装置が使用するレジストレーションマークを含む印刷物を作成する印刷処理部を備える画像形成装置は、後処理装置に設けられたセンサがレジストレーションマークを検知可能な検知領域を特定し、1枚目の用紙に印字されたレジストレーションマークの初期印字位置と検知領域とに基づいて、印字ずれ許容量を算出する許容量算出処理と、2枚目以降の用紙に印字されたレジストレーションマークの印字位置を取得し、取得した印字位置を初期印字位置と比較して印字ずれ量を算出すると共に、印字ずれ方向を特定する印字ずれ算出処理と、印字ずれ量が印字ずれ許容量を超える場合に、レジストレーションマークが検知領域内に印字されるように、印字ずれ方向に基づいて、ジョブのレジストレーションマークの印字位置を補正するマーク位置補正処理と、を実行するからである。
印刷物における原稿とレジストレーションマークを説明する図である。 用紙搬送方向(用紙の長手方向)に印字位置がずれた場合の問題を説明する模式図である。 用紙搬送方向(用紙の長手に直交する方向)に印字位置がずれた場合の問題を説明する模式図である。 レジストレーションマークの印字ずれ許容量を説明する模式図である。 レジストレーションマークを補正するポイントを説明する図である。 レジストレーションマークの印字ずれを説明する模式図である。 レジストレーションマークの配置を説明する模式図である。 印刷物を回転してセットする例を説明する模式図である。 印字位置が上方向にずれた場合のレジストレーションマークの配置を説明する模式図である。 印字位置が下方向にずれた場合のレジストレーションマークの配置を説明する模式図である。 本発明の第1の実施例に係る印刷システムの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る印刷システムの他の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施例に係るクライアント端末の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る後処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。 本発明の第1の実施例に係る印刷物の一例を示す模式図である。 本発明の第1の実施例に係るレジストレーションマークの印字ずれ許容量を説明する模式図である。 レジストレーションマークのバリエーションを示す図である。 本発明の第1の実施例に係る印刷物の印字ずれを説明する模式図である。 本発明の第1の実施例に係るレジストレーションマークの印字位置の補正方法を説明する模式図である。 本発明の第2の実施例に係る画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。 本発明の第2の実施例に係る印刷物の一例を示す模式図である。 本発明の第2の実施例に係るレジストレーションマークの印字ずれ許容量を説明する模式図である。 本発明の第2の実施例に係る印刷物の印字ずれを説明する模式図である。 本発明の第2の実施例に係るレジストレーションマークの印字位置の補正方法を説明する模式図である。 本発明の第3の実施例に係る画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。 本発明の第3の実施例に係る印刷物の一例を示す模式図である。 本発明の第3の実施例に係るレジストレーションマークの印字ずれ許容量を説明する模式図である。 本発明の第3の実施例に係るレジストレーションマークの印字ずれを説明する模式図である。 本発明の第3の実施例に係るレジストレーションマークを補正するポイントを説明する図である。 本発明の第3の実施例に係るレジストレーションマークを補正するタイミングを説明する模式図である。 本発明の第4の実施例に係る画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。 本発明の第4の実施例に係る印刷物の一例を示す模式図である。 本発明の第4の実施例に係るレジストレーションマークの印字ずれ許容量を説明する模式図である。 本発明の第4の実施例に係るレジストレーションマークの印字ずれを説明する模式図である。 本発明の第4の実施例に係るレジストレーションマークの補正方法を説明する模式図である。
背景技術で示したように、画像形成装置で印刷した印刷物に対して後処理装置で断裁などの後処理を行う場合、画像形成装置では、図1に示すように、原稿11の周囲の余白領域にレジストレーションマーク12を印字し、後処理装置では、このレジストレーションマーク12を基準にして断裁などの後処理の位置合わせを行っている。このレジストレーションマーク12は、用紙の隅などの予め定めた位置に印刷され、後処理装置では、用紙の搬送経路などに設けられたセンサで上記位置を測定することにより、レジストレーションマーク12を検知する。
ここで、図2(a)に示すように、初期状態(画像形成装置を調整した状態)では、レジストレーションマーク12は後処理装置のセンサの検知領域13内に印字されるが、図2(b)に示すように、画像形成装置の性能により、印字位置が用紙の搬送方向に大きくずれ、レジストレーションマーク12がセンサの検知領域13から外れてしまった場合は、後処理装置はレジストレーションマーク12を検知することができなくなってしまう。この問題は、図2に示すように、用紙を長手方向に搬送する場合に限らず、図3に示すように、用紙の長手に直交する方向に搬送する場合においても同様に生じる。
そこで、本発明の一実施の形態では、画像形成装置は、レジストレーションマークを含む印刷物を作成するとき、後処理装置に設けられたセンサの検知領域を特定し、1枚目のレジストレーションマークの印字位置(初期印字位置)と検知領域とに基づいて、印字ずれ許容量を算出する。そして、その後の用紙に対して、レジストレーションマークの印字位置を取得して印字ずれ量を算出すると共に印字ずれ方向を特定し、印字ずれ量が印字ずれ許容量を超える場合に、レジストレーションマークが検知領域内に印字されるように、印字ずれ方向に基づいてレジストレーションマークの印字位置を補正する。このレジストレーションマークの印字位置の補正方法は、以下の2つのケースが考えられる。
第1のケースは、印字ずれ量に応じてレジストレーションマークの印字位置を補正する方法であり、以下の手順で、レジストレーションマークの印字位置を決定する。
(1)1枚目のレジストレーションマークの印字位置(初期印字位置)と後処理装置に設けられたセンサの検知領域13とに基づいて印字ずれ許容量を算出する。この印字ずれ許容量は、例えば、図4に示すように、センサの検知領域13の端からレジストレーションマーク12の端までの距離である。
(2)2枚目以降のレジストレーションマークの印字ずれ量を算出すると共に印字ずれ方向を特定する。この印字ずれ量は、印刷物を画像形成装置の内部に設けたセンサで測定してレジストレーションマークの印字位置を取得し、初期印字位置と比較して算出してもよいし、図5に示すように、予め作成した印刷枚数と印字ずれとの関係を示すデータに基づいて算出してもよい。
(3)印字ずれ量が印字ずれ許容量を超える場合はレジストレーションマークの印字位置を補正する。図5のデータを参照する場合は、200枚目の印刷時に、図6に示すように、レジストレーションマーク12の印字位置を、破線で示した位置から検知領域13内の位置に補正する。例えば、図6に示すように検知領域13の略中央の実線で示した位置に補正したり、印字ずれ方向と逆方向、かつ、検知領域13の印字ずれ方向側の端面に接する位置に補正したり、印字ずれ方向と逆方向、かつ、検知領域13の印字ずれ方向と逆方向側の端面に接する位置に補正したりする。
第2のケース2は、最初の印字位置の逆サイド(印字ずれ方向と逆方向側の隅)にレジストレーションマークを付与する方法であり、以下の手順で、レジストレーションマークの印字位置を決定する。
(1)レジストレーションマークを付与する位置の候補を読み出す。付与する位置の候補は、図7に示す8箇所で用紙サイズに依存しない。
・表側:右上、右下、左上、左下
・裏側:右上、右下、左上、左下
なお、右上を起点にしてレジストレーションマークを付与しなければならない(後処理装置が搬送方向の右上のレジストレーションマークを読み取る)ときは、以下の位置に付与したレジストレーションマークは図8に示す対応を行うことで読み取ることができる。
・右下:反時計回りに90度回転して後処理装置にセット(図8(a)参照)
・左上:時計周りに90度回転して後処理装置にセット(図8(b)参照)
・左下:180度回転して後処理装置にセット(図8(c)参照)
(2)レジストレーションマークの印字位置を1枚ごとに読み取り、印字ずれの傾向が以下の場合、後述する位置はレジストレーションマークを付与する候補から外す。
・印字位置が上方向にずれる場合は、図9に示すように、破線で囲んだ部分(表側の左上、右上、裏側の左上、右上)は検知領域13にレジストレーションマークを印字することができなくなるため、候補から外す。
・印字位置が後方向にずれる場合は、図10に示すように、破線で囲んだ部分(表側の左下、右下、裏側の左下、右下)は検知領域13にレジストレーションマークを印字することができなくなるため、候補から外す。
(3)(2)以外の位置(好ましくは最初の印字位置の逆サイド)にレジストレーションマークを付与する。
このように、レジストレーションマークの印字位置、印字ずれ許容量、印字ずれ方向に基づいて、印字ずれ方向と逆方向にレジストレーションマークの印字位置を補正したり、レジストレーションマークの印字ずれの傾向に基づいて、最初の印字位置の逆サイドにレジストレーションマークを印字したりすることにより、印字位置が用紙の搬送方向に大きくずれた場合であっても、後処理装置はレジストレーションマークを用いて位置合わせを行うことができる。
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の第1の実施例に係る画像形成装置、印刷制御プログラム及び印刷制御方法について、図11乃至図21を参照して説明する。図11及び図12は、本実施例の印刷システムの構成例を示す図であり、図13乃至図15は、各々、クライアント端末、画像形成装置、後処理装置の構成を示すブロック図である。また、図16は、本実施例の画像形成装置の動作を示すフローチャート図であり、図17乃至図21は、本実施例の印刷制御方法を説明する模式図である。
図11に示すように、本実施例の印刷システムは、クライアント端末20と画像形成装置30と後処理装置40などで構成される。これらは、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI(Fiber-Distributed Data Interface)等の規格により定められるLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等の通信ネットワーク50を介して接続されている。
なお、図11では、印刷システムをクライアント端末20と画像形成装置30と後処理装置40とで構成したが、図12に示すように、画像形成装置30が後処理装置40の機能(後処理部)を備える場合は後処理装置40を省略してもよいし、画像形成装置30を制御するコントローラを追加してもよい。以下、図11の構成を前提にして、各装置について詳細に説明する。
[クライアント端末]
クライアント端末20は、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置であり、図13(a)に示すように、制御部21、記憶部25、ネットワークI/F部26、表示部27、操作部28などで構成される。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)22とROM(Read Only Memory)23やRAM(Random Access Memory)24などのメモリとで構成され、CPU22は、ROM23や記憶部25に記憶した制御プログラムをRAM24に展開して実行することにより、クライアント端末20全体の動作を制御する。また、図13(b)に示すように、上記制御部21(CPU22)により、OS(Operating System)21a、文書作成アプリケーション21b、プリンタドライバ21cなどが実行される。
OS21aは、Windows(登録商標)やMacintosh(登録商標)、Android(登録商標)などであり、クライアント端末20で文書作成アプリケーション21bやプリンタドライバ21cを動作可能にする。
文書作成アプリケーション21bは、文章作成や表計算、画像加工などを行うソフトウェアであり、印刷指示の際にプリンタドライバ21cを読み出し、文書作成アプリケーション21bで作成した原稿データをプリンタドライバ21cに転送する。
プリンタドライバ21cは、文書作成アプリケーション21bで作成した原稿データを、画像形成装置30が解釈可能な言語のジョブ(PJL(Printer Job Language)やPS(PostScript)、PCL(Printer Control Language)等のページ記述言語で記述されたPDL(Page Description Language)データ、または、PDF(Portable Document Format)データ)に変換する。このジョブには、プリンタドライバ21cの印刷設定画面で設定された画像形成条件(原稿の面付け設定情報やレジストレーションマークの配置やサイズなどを規定するレイアウト情報を含む。)及び後処理条件がプリントチケットなどに記述されて付加される。
記憶部25は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などで構成され、CPU22が各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報、文書作成アプリケーション21bが作成した原稿データ、プリンタドライバ21cが作成したジョブなどを記憶する。
ネットワークI/F部26は、NIC(Network Interface Card)やモデムなどで構成され、クライアント端末20を通信ネットワーク50に接続し、画像形成装置30や後処理装置40にジョブを送信する。
表示部27は、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(electroluminescence)表示装置などで構成され、文書作成アプリケーション21bの原稿作成画面、プリンタドライバ21cの印刷設定画面などを表示する。
操作部28は、マウスやキーボードなどで構成され、文書作成アプリケーション21bを用いた原稿の作成、プリンタドライバ21cを用いた画像形成条件及び後処理条件の設定などの操作を可能にする。
[画像形成装置]
画像形成装置30は、MFP(Multi-Functional Peripherals)などであり、クライアント端末20から受信したジョブに基づいて画像形成処理(本実施例では、原稿を面付けし、余白領域にレジストレーションマークを付与した印刷物を作成する処理)を実行する。この画像形成装置30は、図14(a)に示すように、制御部31、記憶部35、ネットワークI/F部36、表示操作部37、画像処理部38、印刷処理部39などで構成される。
制御部31は、CPU32とROM33やRAM34などのメモリとで構成され、CPU32は、ROM33や記憶部35に記憶した制御プログラムをRAM34に展開して実行することにより、画像形成装置30全体の動作を制御する。また、図14(b)に示すように、制御部31は、許容量算出部31a、印字ずれ算出部31b、マーク位置補正部31cなどとしても機能する。
許容量算出部31aは、後処理装置40に設けられたセンサ(第1のセンサ)がレジストレーションマークを検知可能な検知領域を特定する。また、ジョブを解析した結果に基づいて、又は、印刷処理部39の用紙搬送経路などに設けられたセンサ(第2のセンサ)の出力信号に基づいて、1枚目の用紙に印字されたレジストレーションマークの印字位置(初期印字位置)を特定する。そして、センサの検知領域とレジストレーションマークの印字位置(初期印字位置)とに基づいて、印字ずれ許容量を算出する。
印字ずれ算出部31bは、印刷処理部39の用紙搬送経路などに設けられたセンサの出力信号に基づいて、2枚目以降の用紙に印字されたレジストレーションマークの印字位置を測定する。そして、測定した印字位置と初期印字位置とを比較して、印字ずれ量を算出すると共に印字ずれ方向を特定する。
マーク位置補正部31cは、印字ずれ量と印字ずれ許容量とを比較し、印字ずれ量が印字ずれ許容量を超える場合、レジストレーションマークが検知領域内に印字されるように、印字ずれ方向に基づいて、ジョブのレジストレーションマークの印字位置を補正(例えば、ジョブのレジストレーションマークのレイアウト情報を補正)する。本実施例では、レジストレーションマークの印字位置を印字ずれ方向と逆方向、かつ、検知領域の上記逆方向側の端面に接する位置に最大幅で補正する。このレジストレーションマークは、後処理装置40が用紙の傾きを調整するために使用するため、原稿とレジストレーションマークとの位置関係が変化しても問題はない。
なお、上記許容量算出部31a、印字ずれ算出部31b、マーク位置補正部31cはハードウェアとして構成してもよいし、制御部31を、許容量算出部31a、印字ずれ算出部31b、マーク位置補正部31cとして機能させる印刷制御プログラムとして構成し、当該印刷制御プログラムをCPU32に実行させるようにしてもよい。
記憶部35は、HDDやSSDなどで構成され、CPU32が各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報などを記憶する。
ネットワークI/F部36は、NICやモデムなどで構成され、画像形成装置30を通信ネットワーク50に接続し、クライアント端末20からジョブを受信したり、後処理装置40からセンサの検知領域を特定する情報を取得したりする。
表示操作部37は、表示部上に透明電極が格子状に配置された感圧式の操作部(タッチセンサ)を設けたタッチパネルなどであり、画像形成処理に関する各種画面を表示し、画像形成処理に関する各種操作を可能にする。
画像処理部38は、RIP部(Raster Image Processor)として機能し、ジョブを翻訳して中間データを生成し、レンダリングを行ってビットマップ形式の画像データ(原稿とレジストレーションマークとを含む画像データ)を生成する(この一連の処理をRIP処理と呼ぶ。)。本実施例では、ジョブを編集してレジストレーションマークの印字位置を補正した場合は、編集後のジョブに基づいて、原稿とレジストレーションマークとを含む画像データを再度生成するか、若しくは、原稿の画像データに印字位置を補正したレジストレーションマークの画像データを合成する。また、画像処理部38は、必要に応じて、画像データに対して、スクリーン処理、階調補正、濃度バランス調整、細線化、網点処理などを行う。そして、画像処理部38は、生成した画像データを印刷処理部39に出力する。
印刷処理部39は、画像データに基づいて印刷処理を実行する。この印刷処理部39は、画像データに基づいてレーザ光を照射して露光する露光部と、感光体ドラムと現像部と帯電部と感光体クリーニング部と1次転写ローラとを備え、CMYKの各色のトナー像を形成する画像形成部と、ローラによって回転され、画像形成部で形成されたトナー像を用紙に搬送する中間転写体として機能する中間ベルトと、中間ベルト上に形成されたトナー像を用紙に転写する2次転写ローラと、用紙に転写されたトナー像を定着させる定着部と、用紙を搬送する給紙ローラやレジストローラ、ループローラ、反転ローラ、排紙ローラ等の搬送部などで構成される。なお、本実施例では、トナー像が転写された用紙を搬送する経路上にレジストレーションマークを検知するセンサ(第2のセンサ)を備えており、センサが検知した信号を印字ずれ算出部31b(又は許容量算出部31a及び印字ずれ算出部31b)に出力する。
[後処理装置]
後処理装置40は、画像形成装置30で印刷した印刷物に対して後処理を実行する。この後処理装置40は、図15に示すように、制御部41、記憶部45、ネットワークI/F部46、表示操作部47、後処理部48などで構成される。
制御部41は、CPU42とROM43やRAM44などのメモリとで構成され、CPU42は、ROM43や記憶部45に記憶した制御プログラムをRAM44に展開して実行することにより、後処理装置40全体の動作を制御する。
記憶部45は、HDDやSSDなどで構成され、CPU42が各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報などを記憶する。
ネットワークI/F部46は、NICやモデムなどで構成され、後処理装置40を通信ネットワーク50に接続し、クライアント端末20からジョブを受信したり、画像形成装置30に後処理部48のセンサの検知領域を特定する情報を通知したりする。
表示操作部47は、表示部上に透明電極が格子状に配置された感圧式の操作部(タッチセンサ)を設けたタッチパネルなどであり、後処理に関する各種画面を表示し、後処理に関する各種操作を可能にする。
後処理部48は、画像形成装置30が印刷出力した用紙に対して、用紙に印字されたレジストレーションマークを基準にして、断裁、パンチ、ステープル、折り、小冊子などのユーザの希望する後処理を加えて出力する。この後処理部48には、用紙を搬送する経路上にレジストレーションマークを検知するセンサ(第1のセンサ)を備えており、センサから出力される信号に基づいて用紙の傾きを検出する。
なお、図11乃至図15は、本実施例の印刷システムの一例であり、本実施例の印刷制御が実施可能な限りにおいて、各装置の構成や制御は適宜変更可能である。例えば、画像形成装置30を制御するコントローラ(制御装置)を備える場合は、コントローラの制御部を、許容量算出部31a、印字ずれ算出部31b、マーク位置補正部31cとして機能させる(制御部を構成するCPUに印刷制御プログラムを実行させる)ようにしてもよい。
次に、本実施例の画像形成装置30の動作について説明する。CPU32は、ROM33又は記憶部35に記憶した印刷制御プログラムをRAM34に展開して実行することにより、図16のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。
まず、制御部31(許容量算出部31a)は、1枚目のレジストレーションマークの印字位置(初期印字位置)を特定する。その際、1枚目ではレジストレーションマークの印字位置はずれていないことから、ジョブを解析して印字位置を特定してもよいし、印刷処理部39に設けたセンサを用いてレジストレーションマークを測定して印字位置を特定してもよい。そして、後処理装置40に設けられたセンサの検知領域を特定し、レジストレーションマークの印字位置とセンサの検知領域とに基づいて、印字ずれ許容量を算出する(S101)。なお、印字位置はどの方向にずれるかは分からないため、上下左右の方向の印字ずれ許容量を算出することが好ましい。
次に、制御部31(印字ずれ算出部31b)は、印刷処理部39に設けたセンサを用いてN枚目(Nは2以上)のレジストレーションマークの印字位置を測定し、1枚目の印字位置(初期印字位置)とN枚目の印字位置とに基づいて印字ずれ量を算出すると共に、印字ずれ方向を特定する(S102)。
次に、制御部31(印字ずれ算出部31b)は、S102で算出した印字ずれ量とS101で算出した印字ずれ許容量とを比較することによって、レジストレーションマークの印字位置の補正が必要であるか否かを判断する(S103)。
印字位置の補正が必要と判断した(印字ずれ量が印字ずれ許容量を超える)場合は(S103のYes)、制御部31(マーク位置補正部31c)は、後処理装置40のセンサが読み取れる位置(すなわち、検知領域内)に、レジストレーションマークの印字位置を補正(例えば、ジョブのレジストレーションマークのレイアウト情報を補正)する(S104)。なお、本実施例では、レジストレーションマークの印字位置を印字ずれ方向と逆方向かつ最大幅で補正する(詳細は後述する)。
次に、画像処理部38は、編集後のジョブに基づいて、補正した印字位置にレジストレーションマークを付与した印刷用の画像データを生成し、印刷処理部39は、その画像データに基づいて印刷処理を実行する(S105)。
その後、制御部31は、ジョブの最終ページであるかを判断し(S106)、最終ページでなければ(S106のNo)、S102に戻って同様の処理を繰り返す。
以下、上記印刷制御について、図面を参照して具体的に説明する。図17は、SRA3の用紙の表裏に原稿の4ページを2×2で面付けし、用紙の表側の右上部分にレジストレーションマーク12を付与した印刷物10の一例である。図18は、後処理装置40に設けられたセンサの検知領域13とレジストレーションマーク12との位置関係を示しており、初期状態では、検知領域13の略中央にレジストレーションマーク12が配置される。印字ずれ方向が横方向の場合、検知領域13の端(ここでは左端)からレジストレーションマーク12の端(ここでは左端)までの距離を印字ずれ許容量としている。なお、本発明では、印字ずれ許容量をレジストレーションマーク12と検知領域13との距離とするが、レジストレーションマーク12が検知領域13からはみ出して印字される状態が生じないように、上記距離から予め定めた値を減じた距離としてもよい。また、本発明では、レジストレーションマーク12を細長い矩形形状とするが、例えば、図19(a)に示すような四角形状としたり、図19(b)に示すようなL字形状としたり、図19(c)に示すような十字形状などとしてもよい。
図20は、この印刷物を多数枚印刷した場合の印字ずれを表しており、1枚目はジョブで指定された通りに原稿11及びレジストレーションマーク12が印字されているが、100枚目では、原稿11及びレジストレーションマーク12の印字位置が横方向(図の左方向)にずれている。この場合、フローチャートで示したように、1枚目の印字位置と100枚目の印字位置の印字ずれ量が印字ずれ許容量を超えている場合は、レジストレーションマーク12が後処理装置40のセンサの検知領域内に入るように、印字位置を補正する。
図21は、レジストレーションマーク12の印字位置の補正例を示している。本実施例では、破線で示す現在の印字位置が検知領域13から外れている場合は、実線で示すように、印字位置を印字ずれ方向と逆方向、かつ、検知領域13の印字ずれ方向と逆方向側の端面に接する位置に移動して最大幅で補正する。このように、印字位置を最大幅で補正することにより、印字位置の補正回数を最小限に抑えることができる。
次に、本発明の第2の実施例に係る画像形成装置、印刷制御プログラム及び印刷制御方法について、図22乃至図26を参照して説明する。図22は、本実施例の画像形成装置の動作を示すフローチャート図であり、図23乃至図26は、本実施例の印刷制御方法を説明する模式図である。
前記した第1の実施例では、レジストレーションマークの印字位置を印字ずれ方向と逆方向、かつ、最大幅で補正したが、レジストレーションマークの印字位置を最小幅で補正することもできる。その場合、印刷システムの構成は第1の実施例の図11乃至図15と同様であるが、マーク位置補正部31cは、レジストレーションマークの印字位置を印字ずれ方向と逆方向、かつ、検知領域の印字ずれ方向側の端面に接する位置に補正する。
上記構成の画像形成装置30の動作について説明する。CPU32は、ROM33又は記憶部35に記憶した印刷制御プログラムをRAM34に展開して実行することにより、図22のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。
第1の実施例と同様に、制御部31(許容量算出部31a)は、1枚目のレジストレーションマークの印字位置(初期印字位置)を特定する。そして、後処理装置40に設けられたセンサの検知領域を特定し、レジストレーションマークの印字位置とセンサの検知領域とに基づいて、印字ずれ許容量を算出する(S201)。
次に、制御部31(印字ずれ算出部31b)は、印刷処理部39に設けたセンサを用いてN枚目のレジストレーションマークの印字位置を測定し、1枚目の印字位置(初期印字位置)とN枚目の印字位置とに基づいて印字ずれ量を算出すると共に、印字ずれ方向を特定する(S202)。
次に、制御部31(印字ずれ算出部31b)は、S202で算出した印字ずれ量とS201で算出した印字ずれ許容量とを比較することによって、レジストレーションマークの印字位置の補正が必要であるか否かを判断する(S203)。印字位置の補正が必要と判断した(印字ずれ量が印字ずれ許容量を超える)場合は(S203のYes)、制御部31(マーク位置補正部31c)は、後処理装置40のセンサが読み取れる位置(すなわち、検知領域内)に、レジストレーションマークの印字位置を補正(例えば、ジョブのレジストレーションマークのレイアウト情報を補正)する(S204)。本実施例では、レジストレーションマークの印字位置を印字ずれ方向と逆方向かつ最小幅で補正する(詳細は後述する)。
次に、画像処理部38は、編集後のジョブに基づいて、補正した印字位置にレジストレーションマークを付与した印刷用の画像データを生成し、印刷処理部39は、その画像データに基づいて印刷処理を実行する(S205)。その後、制御部31は、ジョブの最終ページであるかを判断し(S206)、最終ページでなければ(S206のNo)、S202に戻って同様の処理を繰り返す。
以下、上記印刷制御について、図面を参照して具体的に説明する。図23は、第1の実施例と同様に、SRA3の用紙の表裏に原稿の4ページを2×2で面付けし、用紙の表側の右上部分にレジストレーションマーク12を付与した印刷物10の一例である。図24は、後処理装置40に設けられたセンサの検知領域13とレジストレーションマーク12との位置関係を示しており、印字ずれ方向が横方向の場合、検知領域13の端(ここでは左端)からレジストレーションマーク12の端(ここでは左端)までの距離を印字ずれ許容量としている。
図25は、この印刷物を多数枚印刷した場合の印字ずれを表しており、1枚目はジョブで指定された通りに原稿11及びレジストレーションマーク12が印字されているが、100枚目では、原稿11及びレジストレーションマーク12の印字位置が横方向(図の左方向)にずれている。この場合、フローチャートで示したように、1枚目の印字位置と100枚目の印字位置の印字ずれ量が印字ずれ許容量を超えている場合は、レジストレーションマーク12が後処理装置40のセンサの検知領域内に入るように、印字位置を補正する。
図26は、レジストレーションマーク12の印字位置の補正例を示しており、本実施例では、破線で示す現在の印字位置が検知領域13から外れている場合は、実線で示すように、印字位置を印字ずれ方向と逆方向、かつ、検知領域13の印字ずれ方向側の端面に接する位置に移動して最小幅で補正する。このように、印字位置を最小幅で補正した場合、用紙ごとの補正量は略一定になるため、補正量の計算を簡略化することができ、また、レジストレーションマーク12の印字位置の変化を抑えることができるため、印刷物の見た目の違和感を抑えることができる。
次に、本発明の第3の実施例に係る画像形成装置、印刷制御プログラム及び印刷制御方法について、図27乃至図32を参照して説明する。図27は、本実施例の画像形成装置の動作を示すフローチャート図であり、図28乃至図32は、本実施例の印刷制御方法を説明する模式図である。
前記した第1及び第2の実施例では、レジストレーションマークの印字位置を測定し、その測定結果に基づいて印字位置を補正したが、印字ずれは画像形成装置30の印刷処理部39の構造などに依存して一定の割合で発生するため、本実施例では、予め作成した印刷枚数と印字ずれとの関係に基づいてレジストレーションマークの印字位置を補正する。その場合、印刷システムの構成は第1の実施例の図11乃至図15と同様であるが、印字ずれ算出部31bは、予め作成した印刷枚数と印字ずれとの関係を規定するデータに基づいて、印字ずれ量を算出する。また、マーク位置補正部31cは、印字ずれ量が印字ずれ許容量を超える前に、印字ずれ量が印字ずれ許容量を超える用紙に対して、レジストレーションマークの印字位置を補正し、画像処理部38にレジストレーションマークの印字位置を補正した印刷用画像データの生成を指示する。また、記憶部35は、上記データを保存する。
上記構成の画像形成装置30の動作について説明する。CPU32は、ROM33又は記憶部35に記憶した印刷制御プログラムをRAM34に展開して実行することにより、図27のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。
第1の実施例と同様に、制御部31(許容量算出部31a)は、1枚目のレジストレーションマークの印字位置(初期印字位置)を特定する。そして、後処理装置40に設けられたセンサの検知領域を特定し、レジストレーションマークの印字位置とセンサの検知領域とに基づいて、印字ずれ許容量を算出する(S301)。
次に、制御部31(印字ずれ算出部31b)は、記憶部35などから印刷枚数と印字ずれとの関係を示すデータを読み出し、当該データに基づいて印字ずれ量を算出すると共に、印字ずれ方向を特定する(S302)。
次に、制御部31(印字ずれ算出部31b)は、上記データに基づいて現在のページが印字位置の補正タイミングのページであるか否かを判断する(S303)。印字位置の補正タイミングと判断した場合は(S303のYes)、制御部31(マーク位置補正部31c)は、後処理装置40のセンサが読み取れる位置(すなわち、検知領域内)に、レジストレーションマークの印字位置を補正(例えば、ジョブのレジストレーションマークのレイアウト情報を補正)する(S304)。
次に、画像処理部38は、編集後のジョブに基づいて、補正した印字位置にレジストレーションマークを付与した印刷用の画像データを生成し、印刷処理部39は、その画像データに基づいて印刷処理を実行する(S305)。その後、制御部31は、ジョブの最終ページであるかを判断し(S306)、最終ページでなければ(S306のNo)、S303に戻って同様の処理を繰り返す。
以下、上記印刷制御について、図面を参照して具体的に説明する。図28は、第1及び第2の実施例と同様に、SRA3の用紙の表裏に原稿の4ページを2×2で面付けし、用紙の表側の右上部分にレジストレーションマーク12を付与した印刷物10の一例である。図29は、後処理装置40に設けられたセンサの検知領域13とレジストレーションマーク12との位置関係を示しており、印字ずれ方向が横方向の場合、検知領域13の端(ここでは左端)からレジストレーションマーク12の端(ここでは左端)までの距離を印字ずれ許容量としている。
図30は、この印刷物を多数枚印刷した場合の印字ずれを表しており、1枚目はジョブで指定された通りに原稿11及びレジストレーションマーク12が印字されているが、100枚目では、原稿11及びレジストレーションマーク12の印字位置が横方向(図の左方向)にずれている。図31は、印刷枚数と印字ずれとの関係を示すデータであり、印刷枚数が200枚目で印字ずれ量が印字ずれ許容量(ここでは20mm)を超えることを示している。この場合、フローチャートで示したように、現在のページが印字位置の補正タイミング(200枚目)の場合は、レジストレーションマーク12が後処理装置40のセンサの検知範囲内に入るように印字位置を補正する。
なお、本実施例では、印字位置の補正タイミングを取得することができるため、補正した印字位置にレジストレーションマークを付与した印刷用の画像データを予め生成することができる。例えば、図32に示すように、本来であれば200枚目の印刷時にレジストレーションマークの印字位置を補正してジョブとして投入すればよいが、印字位置を補正した画像データの作成に時間がかかる場合は、早めにレジストレーションマークの印字位置を補正(例えば、200枚目ではなく、150枚目に印字位置を補正)してジョブとして投入することもできる。
このように、印刷枚数と印字ずれとの関係を示すデータを予め作成しておき、このデータを用いて印字位置の補正タイミングを特定することにより、画像形成装置30の印刷処理部39でレジストレーションマークを測定する手間を省略することができる。また、予め印字位置を補正した画像データを作成することができるため、印刷処理を効率的に実施することができる。
次に、本発明の第4の実施例に係る画像形成装置、印刷制御プログラム及び印刷制御方法について、図33乃至図37を参照して説明する。図33は、本実施例の画像形成装置の動作を示すフローチャート図であり、図34乃至図37は、本実施例の印刷制御方法を説明する模式図である。
前記した第1乃至第3の実施例では、レジストレーションマークの印字位置を後処理装置40のセンサの検知領域内で補正したが、レジストレーションマークの印字ずれ量が大きい場合は、印字位置を検知領域内で補正できない場合が生じる。そこで、本実施例では、レジストレーションマークの印字位置を印字ずれ方向と逆方向側の隅に変更する。その場合、印刷システムの構成は第1の実施例の図11乃至図15と同様であるが、マーク位置補正部31cは、レジストレーションマークの印字ずれの傾向を特定し、その傾向に基づいてレジストレーションマークの印字位置を決定する。
上記構成の画像形成装置30の動作について説明する。CPU32は、ROM33又は記憶部35に記憶した印刷制御プログラムをRAM34に展開して実行することにより、図33のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。
まず、制御部31(マーク位置補正部31c)は、レジストレーションマークを付与する候補の位置を読み出す(S401)。レジストレーションマークを付与する候補の位置は、用紙の上下左右に余白があれば、表側の右上、右下、左上、左下、裏側の右上、右下、左上、左下の8カ所であり、用紙サイズには依存しない。
次に、制御部31(印字ずれ算出部31b)は、レジストレーションマークの印字位置を1枚ごとに読み取る(S402)。なお、印字位置は、第1及び第2の実施例で示したように、印刷処理部39に設けたセンサを用いて測定してもよいし、第3の実施例で示したように、予め作成した印刷枚数と印字ずれとの関係を示すデータに基づいて取得してもよい。そして、制御部31(マーク位置補正部31c)は、1枚ごとの印字ずれから印字ずれの傾向を特定する(S403)。
次に、制御部31(マーク位置補正部31c)は、印字位置が前方向にずれる傾向であるかを判断し(S404)、前方向にずれる傾向の場合は(S404のYes)、表側の右上、左上、裏側の右上、左上を、レジストレーションマークを付与する候補から外す(S405)。
次に、制御部31(マーク位置補正部31c)は、印字位置が後方向にずれる傾向であるかを判断し(S406)、後方向にずれる傾向の場合は(S406のYes)、表側の右下、左下、裏側の右下、左下を、レジストレーションマークを付与する候補から外す(S407)。
次に、制御部31(マーク位置補正部31c)は、候補として残った位置にレジストレーションマークが付与されるようにレジストレーションマークの印字位置を補正し、画像処理部38は、その印字位置にレジストレーションマークを付与した印刷用の画像データを生成し、印刷処理部39は、その画像データに基づいて印刷処理を実行する(S408)。その後、制御部31は、ジョブの最終ページであるかを判断し(S409)、最終ページでなければ(S409のNo)、S402に戻って同様の処理を繰り返す。
以下、上記印刷制御について、図面を参照して具体的に説明する。図34は、第1の実施例と同様に、SRA3の用紙の表裏に原稿の4ページを2×2で面付けし、用紙の表側の右上部分にレジストレーションマーク12を付与した印刷物10の一例である。図35は、後処理装置40に設けられたセンサの検知領域13とレジストレーションマーク12との位置関係を示しており、印字ずれ方向が縦方向の場合、検知領域13の端(ここでは上端)からレジストレーションマーク12の端(ここでは上端)までの距離を印字ずれ許容量としている。
図36は、この印刷物を多数枚印刷した場合の印字ずれを表しており、1枚目はジョブで指定された通りに原稿11及びレジストレーションマーク12が印字されているが、100枚目では、原稿11及びレジストレーションマーク12の印字位置が縦方向(図の上方向)にずれている。この場合、図37に示すように、表側の右上、裏側の右上を候補から外す。その結果、位置の候補は、表側の左下、裏側の左下となり、印字位置が上方向にずれていると判断した時点で、表側の左下、裏側の左下にレジストレーションマークを付与し、180度回転して後処理装置40にセットする。なお、表側の右下、裏側の右下も位置の候補となりえるが、この場合は、表側の右下、裏側の右下に縦長のレジストレーションマークを付与し、反時計回りに90度回転して後処理装置40にセットすればよい。
このように、印字ずれの傾向に基づいて、レジストレーションマーク12の印字位置を変更することにより、後処理装置40は確実にレジストレーションマーク12を読み取ることができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、その構成や制御は適宜変更可能である。
例えば、上記各実施例では、矩形状のレジストレーションマーク12を例示したが、後処理装置40が認識可能であれば、レジストレーションマーク12の形状、サイズ、色などは任意に設定することができる。
また、上記各実施例では、原稿のページ画像を面付けした印刷物に対して後処理として断裁を行う場合について記載したが、レジストレーションマーク12を用いた位置合わせを必要とする任意の印刷物に対する任意の後処理に対して、本発明の印刷制御方法を同様に適用することができる。
本発明は、後処理装置で後処理を行う印刷物を作成する画像形成装置、後処理装置での位置合わせに使用するマークの印字位置を補正する印刷制御プログラム、当該印刷制御プログラムを記録した記録媒体及び印刷制御方法に利用可能である。
10 印刷物
11 原稿
12 レジストレーションマーク
13 検知領域
20 クライアント端末
21 制御部
21a OS
21b 文書作成アプリケーション
21c プリンタドライバ
22 CPU
23 ROM
24 RAM
25 記憶部
26 ネットワークI/F部
27 表示部
28 操作部
30 画像形成装置
31 制御部
31a 許容量算出部
31b 印字ずれ算出部
31c マーク位置補正部
32 CPU
33 ROM
34 RAM
35 記憶部
36 ネットワークI/F部
37 表示操作部
38 画像処理部
39 印刷処理部
40 後処理装置
41 制御部
42 CPU
43 ROM
44 RAM
45 記憶部
46 ネットワークI/F部
47 表示操作部
48 後処理部
50 通信ネットワーク

Claims (21)

  1. ジョブに基づいて、後処理装置が使用するレジストレーションマークを含む印刷物を作成する印刷処理部を備える画像形成装置であって、
    前記後処理装置に設けられた第1のセンサが前記レジストレーションマークを検知可能な検知領域を特定し、1枚目の用紙に印字された前記レジストレーションマークの初期印字位置と前記検知領域とに基づいて、印字ずれ許容量を算出する許容量算出部と、
    2枚目以降の用紙に印字された前記レジストレーションマークの印字位置を取得し、前記印字位置を前記初期印字位置と比較して印字ずれ量を算出すると共に、印字ずれ方向を特定する印字ずれ算出部と、
    前記印字ずれ量が前記印字ずれ許容量を超える場合に、前記レジストレーションマークが前記検知領域内に印字されるように、前記印字ずれ方向に基づいて、前記ジョブの前記レジストレーションマークの印字位置を補正するマーク位置補正部と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記マーク位置補正部は、前記レジストレーションマークの印字位置を、前記印字ずれ方向と逆方向、かつ、前記検知領域の前記逆方向側の端面に接する位置に補正する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記マーク位置補正部は、前記レジストレーションマークの印字位置を、前記印字ずれ方向と逆方向、かつ、前記検知領域の前記印字ずれ方向側の端面に接する位置に補正する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記レジストレーションマークは、用紙の四隅に印字可能であり、
    前記マーク位置補正部は、前記レジストレーションマークの印字位置を、前記印字ずれ方向と逆方向側の隅に変更する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記印刷処理部は、前記印刷物に印字された前記レジストレーションマークを検知する第2のセンサを備え、
    前記印字ずれ算出部は、前記第2のセンサの出力信号に基づいて、前記レジストレーションマークの印字位置を取得する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の画像形成装置。
  6. 前記印字ずれ算出部は、予め記憶した印字ずれと印刷枚数との関係を規定するデータに基づいて、前記印字ずれ量を算出する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の画像形成装置。
  7. 前記マーク位置補正部は、前記印字ずれ量が前記印字ずれ許容量を超える前に、前記印字ずれ量が前記印字ずれ許容量を超える用紙に対して、前記レジストレーションマークの印字位置を補正する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. ジョブに基づいて、後処理装置が使用するレジストレーションマークを含む印刷物を作成する印刷処理部を備える画像形成装置で動作する印刷制御プログラムであって、
    前記画像形成装置の制御部に、
    前記後処理装置に設けられた第1のセンサが前記レジストレーションマークを検知可能な検知領域を特定し、1枚目の用紙に印字された前記レジストレーションマークの初期印字位置と前記検知領域とに基づいて、印字ずれ許容量を算出する許容量算出処理、
    2枚目以降の用紙に印字された前記レジストレーションマークの印字位置を取得し、前記印字位置を前記初期印字位置と比較して印字ずれ量を算出すると共に、印字ずれ方向を特定する印字ずれ算出処理、
    前記印字ずれ量が前記印字ずれ許容量を超える場合に、前記レジストレーションマークが前記検知領域内に印字されるように、前記印字ずれ方向に基づいて、前記ジョブの前記レジストレーションマークの印字位置を補正するマーク位置補正処理、を実行させる、
    ことを特徴とする印刷制御プログラム。
  9. 前記マーク位置補正処理では、前記レジストレーションマークの印字位置を、前記印字ずれ方向と逆方向、かつ、前記検知領域の前記逆方向側の端面に接する位置に補正する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の印刷制御プログラム。
  10. 前記マーク位置補正処理では、前記レジストレーションマークの印字位置を、前記印字ずれ方向と逆方向、かつ、前記検知領域の前記印字ずれ方向側の端面に接する位置に補正する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の印刷制御プログラム。
  11. 前記レジストレーションマークは、用紙の四隅に印字可能であり、
    前記マーク位置補正処理では、前記レジストレーションマークの印字位置を、前記印字ずれ方向と逆方向側の隅に変更する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の印刷制御プログラム。
  12. 前記印刷処理部は、前記印刷物に印字された前記レジストレーションマークを検知する第2のセンサを備え、
    前記印字ずれ算出処理では、前記第2のセンサの出力信号に基づいて、前記レジストレーションマークの印字位置を取得する、
    ことを特徴とする請求項8乃至11のいずれか一に記載の印刷制御プログラム。
  13. 前記印字ずれ算出処理では、予め記憶した印字ずれと印刷枚数との関係を規定するデータに基づいて、前記印字ずれ量を算出する、
    ことを特徴とする請求項8乃至11のいずれか一に記載の印刷制御プログラム。
  14. 前記マーク位置補正処理では、前記印字ずれ量が前記印字ずれ許容量を超える前に、前記印字ずれ量が前記印字ずれ許容量を超える用紙に対して、前記レジストレーションマークの印字位置を補正する、
    ことを特徴とする請求項13に記載の印刷制御プログラム。
  15. ジョブに基づいて、後処理装置が使用するレジストレーションマークを含む印刷物を作成する印刷処理部を備える画像形成装置における印刷制御方法であって、
    前記画像形成装置は、
    前記後処理装置に設けられた第1のセンサが前記レジストレーションマークを検知可能な検知領域を特定し、1枚目の用紙に印字された前記レジストレーションマークの初期印字位置と前記検知領域とに基づいて、印字ずれ許容量を算出する許容量算出処理と、
    2枚目以降の用紙に印字された前記レジストレーションマークの印字位置を取得し、前記印字位置を前記初期印字位置と比較して印字ずれ量を算出すると共に、印字ずれ方向を特定する印字ずれ算出処理と、
    前記印字ずれ量が前記印字ずれ許容量を超える場合に、前記レジストレーションマークが前記検知領域内に印字されるように、前記印字ずれ方向に基づいて、前記ジョブの前記レジストレーションマークの印字位置を補正するマーク位置補正処理と、を実行する、
    ことを特徴とする印刷制御方法。
  16. 前記マーク位置補正処理では、前記レジストレーションマークの印字位置を、前記印字ずれ方向と逆方向、かつ、前記検知領域の前記逆方向側の端面に接する位置に補正する、
    ことを特徴とする請求項15に記載の印刷制御方法。
  17. 前記マーク位置補正処理では、前記レジストレーションマークの印字位置を、前記印字ずれ方向と逆方向、かつ、前記検知領域の前記印字ずれ方向側の端面に接する位置に補正する、
    ことを特徴とする請求項15に記載の印刷制御方法。
  18. 前記レジストレーションマークは、用紙の四隅に印字可能であり、
    前記マーク位置補正処理では、前記レジストレーションマークの印字位置を、前記印字ずれ方向と逆方向側の隅に変更し、
    前記後処理装置に前記印刷物を装填する際に、前記後処理装置の前記第1のセンサが前記レジストレーションマークを検知できるように、前記印刷物を回転させて装填する、
    ことを特徴とする請求項15に記載の印刷制御方法。
  19. 前記印刷処理部は、前記印刷物に印字された前記レジストレーションマークを検知する第2のセンサを備え、
    前記印字ずれ算出処理では、前記第2のセンサの出力信号に基づいて、前記レジストレーションマークの印字位置を取得する、
    ことを特徴とする請求項15乃至18のいずれか一に記載の印刷制御方法。
  20. 前記印字ずれ算出処理では、予め記憶した印字ずれと印刷枚数との関係を規定するデータに基づいて、前記印字ずれ量を算出する、
    ことを特徴とする請求項15乃至18のいずれか一に記載の印刷制御方法。
  21. 前記マーク位置補正処理では、前記印字ずれ量が前記印字ずれ許容量を超える前に、前記印字ずれ量が前記印字ずれ許容量を超える用紙に対して、前記レジストレーションマークの印字位置を補正する、
    ことを特徴とする請求項20に記載の印刷制御方法。
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