JP2019104614A - 印刷システム、後処理制御方法及び後処理制御プログラム - Google Patents

印刷システム、後処理制御方法及び後処理制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】レジストレーションマークが付加された印刷物とマッチングしない後処理用JDFデータに基づく後処理を防止する。【解決手段】管理装置は、原稿のページ画像を面付けし、余白領域にレジストレーションマークをジョブ毎に異なる形態で付加した面付けデータを作成し、面付けデータに基づいて印刷データ及び印刷設定データを作成して画像形成装置に送信すると共に、印刷物に対する後処理を指示する後処理設定データを作成して後処理装置に送信し、画像形成装置は、印刷データ及び印刷設定データに基づいて印刷物を作成し、後処理装置は、後処理設定データを解析してレジストレーションマークを特定し、印刷物に印刷されたレジストレーションマークと後処理設定データで特定されるレジストレーションマークとを比較可能にし、印刷物に対応する後処理設定データを選択させる。【選択図】図5

Description

本発明は、印刷システム、後処理制御方法及び後処理制御プログラムに関し、特に、画像形成装置と後処理装置とを含む印刷システム、当該印刷システムにおける後処理を制御する後処理制御方法及び後処理装置で動作する後処理制御プログラムに関する。
画像形成装置で印刷した印刷物に対して、後処理装置で断裁などの後処理を行う場合、管理装置で原稿を作成し、原稿の印刷データ(例えば、PDF(Portable Document Format)データ)と印刷用の設定情報が記述された印刷設定データ(例えば、印刷用JDF(Job Definition Format)データ)と後処理用の設定情報が記述された後処理設定データ(例えば、後処理用JDFデータ)とが生成され、PDFデータと印刷用JDFデータとが画像形成装置に出力され、後処理用JDFデータが後処理装置に出力される。
画像形成装置では、PDFデータと印刷用JDFデータとを受信すると、印刷用JDFデータの設定に従って、PDFデータに含まれる原稿を印刷すると共に、原稿の周囲の余白領域に後処理の際の位置合わせに使用するトンボなどのマーク(以下、レジストレーションマークと呼ぶ。)を印刷して印刷物を出力する。そして、ユーザが手動で印刷物を後処理装置にセットし、ジョブ名称などを参照して後処理用JDFデータを選択すると、後処理装置は、後処理用JDFデータの設定に従って、レジストレーションマークを目印とし印刷物に対して断裁等の後処理を行う。
このようなレジストレーションマークの印刷に関する技術として、例えば、下記特許文献1には、連続紙に印字される印刷処理の制御に応じた情報を表す複数のマークの位置をマーク毎に指定するマーク位置指定手段と、前記連続紙の搬送方向上流側に配置され、前記マーク位置指定手段によって指定された各マークの位置に応じて前記複数のマークを前記連続紙に印字するマーク印字手段を備えた第1の印刷装置と、前記連続紙の搬送方向下流側に配置され、前記連続紙に印字された前記印刷処理の制御に応じた情報を表す複数のマークを読取って、前記印刷処理に応じた印刷処理を行う第2の印刷装置と、を含む連続紙印刷システムが開示されている。
また、下記特許文献2には、書籍の本文を印刷して折丁束として排出する印刷部と、前記印刷部から排出された前記折丁束を綴じて製本する製本部とを有する書籍の製造装置であって、前記印刷部は、ウェブの印刷面に連続して異なる画像を印刷可能であって、前記印刷面に前記書籍の本文の画像と共に該書籍を特定する主マークを印刷するウェブ式デジタル印刷機と、前記ウェブ式デジタル印刷機により印刷された前記ウェブを重ね折りして横断裁することで折丁を形成する折機と、前記折機により形成された前記折丁を積み重ねて折丁束を形成し該折丁束を搬送して排出する印刷部搬送装置と、を有し、前記製本部は、複数の製本加工部を有し、前記製本加工部には、前記印刷部搬送装置から排出された前記折丁束を受け取って搬送する製本部搬送装置と、前記製本部搬送装置により搬送される前記折丁束を用いて形成された一冊分の用紙束の背面を結合して綴じて冊子を完成させる綴じ機と、前記製本部搬送装置により搬送される前記冊子の背面以外を三方断裁する三方断裁機と、紙部品を用いて前記折丁束,前記一冊分の用紙束及び前記冊子の何れかに製本のための加工を行なう紙部品追加製本加工部と、が含まれると共に、前記製本部搬送装置により搬送される前記折丁束から前記主マークを読み取る主読取装置と、前記紙部品追加製本加工部で用いられ、前記主マークで特定される製造対象書籍を含む製本予定の複数の書籍のそれぞれの前記紙部品を個別にセット可能な複数のフィーダ容器を備え、前記複数のフィーダ容器の中から特定のフィーダ容器を選択してセットされた前記紙部品を前記紙部品追加製本加工部に供給する紙部品フィーダを有するフィーダユニットと、前記主読取装置により読み取られた前記主マークの情報から前記製造対象書籍を特定し、前記製造対象書籍に対応した前記紙部品がセットされたフィーダ容器を選択するように前記フィーダユニットを制御する制御装置と、を有する構成が開示されている。
特開2008−149657号公報 特開2016−087938号公報
上述した方法では、後処理の際に、ユーザが手動で印刷物を後処理装置にセットし、その後、ユーザが手動でジョブ名称などを参照して後処理用JDFデータを選択するため、印刷物と後処理用JDFデータとの組み合わせを間違ってしまう場合がある。特に、印刷を指示する際の画面と後処理を指示する際の画面とでジョブのIDの表示形態が異なる場合は、ジョブ名称を参照してジョブを選択することになるが、ジョブ名称が長く、ジョブリストに多数のジョブが表示されている場合には、間違った後処理JDFデータを選択する可能性が高くなる。
そして、間違った後処理用JDFデータを選択した場合、後処理装置はその後処理用JDFデータに従って後処理を実施してしまうため、正しい出力結果が得られなくなってしまう。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、レジストレーションマークが付加された印刷物とマッチングしない後処理用JDFデータに基づいて、印刷物に対して後処理が実行されるといった不具合を未然に防止することができる印刷システム、後処理制御方法及び後処理制御プログラムを提供することにある。
本発明の一側面は、印刷及び後処理を指示する管理装置と、印刷を実行して印刷物を作成する画像形成装置と、前記印刷物に対して後処理を実行する後処理装置と、が通信可能に接続された印刷システムであって、前記管理装置は、ジョブで指定された原稿のページ画像を面付けし、余白領域に後処理で使用するレジストレーションマークをジョブ毎に異なる形態で付加した面付けデータを作成する面付け部と、前記面付けデータに基づいて印刷を指示する印刷データ及び印刷設定データを作成して前記画像形成装置に送信すると共に、前記面付けデータに基づいて前記印刷物に対する後処理を指示する後処理設定データを作成して前記後処理装置に送信するジョブ管理部と、を備え、前記画像形成装置は、前記印刷データ及び前記印刷設定データに基づいて、前記原稿のページ画像と前記レジストレーションマークとを用紙に印刷して前記印刷物を作成する印刷処理部を備え、前記後処理装置は、前記後処理設定データを解析して前記レジストレーションマークを特定する解析部と、前記印刷物に印刷されたレジストレーションマークと、前記後処理設定データで特定されるレジストレーションマークと、を比較可能にし、前記印刷物に対応する前記後処理設定データを選択させる比較部と、前記印刷物に印刷されたレジストレーションマークを用いて前記印刷物の位置合わせを行い、選択された前記後処理設定データに基づいて後処理を実行する後処理部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一側面は、印刷及び後処理を指示する管理装置と、印刷を実行して印刷物を作成する画像形成装置と、前記印刷物に対して後処理を実行する後処理装置と、が通信可能に接続された印刷システムにおける後処理制御方法であって、前記管理装置は、ジョブで指定された原稿のページ画像を面付けし、余白領域に後処理で使用するレジストレーションマークをジョブ毎に異なる形態で付加した面付けデータを作成する面付けステップと、前記面付けデータに基づいて印刷を指示する印刷データ及び印刷設定データを作成して前記画像形成装置に送信すると共に、前記面付けデータに基づいて前記印刷物に対する後処理を指示する後処理設定データを作成して前記後処理装置に送信するジョブ管理ステップと、を実行し、前記画像形成装置は、前記印刷データ及び前記印刷設定データに基づいて、前記原稿のページ画像と前記レジストレーションマークとを用紙に印刷して前記印刷物を作成する印刷ステップを実行し、前記後処理装置は、前記後処理設定データを解析して前記レジストレーションマークを特定する解析ステップと、前記印刷物に印刷されたレジストレーションマークと、前記後処理設定データで特定されるレジストレーションマークと、を比較可能にし、前記印刷物に対応する前記後処理設定データを選択させる比較ステップと、前記印刷物に印刷されたレジストレーションマークを用いて前記印刷物の位置合わせを行い、選択された前記後処理設定データに基づいて後処理を実行する後処理ステップと、を実行することを特徴とする。
本発明の一側面は、印刷を実行して印刷物を作成する画像形成装置に接続され、前記印刷物に対して後処理を実行する後処理装置で動作する後処理制御プログラムであって、ジョブで指定された原稿のページ画像を面付けし、余白領域に後処理で使用するレジストレーションマークをジョブ毎に異なる形態で付加した面付けデータが予め作成され、前記面付けデータに基づいて印刷を指示する印刷データ及び印刷設定データが予め作成されて前記画像形成装置に送信されると共に、前記面付けデータに基づいて前記印刷物に対する後処理を指示する後処理設定データが予め作成されて前記後処理装置に送信されており、前記後処理装置に、前記後処理設定データを解析して前記レジストレーションマークを特定する解析ステップ、前記印刷物に印刷されたレジストレーションマークと、前記後処理設定データで特定されるレジストレーションマークと、を比較可能にし、前記印刷物に対応する前記後処理設定データを選択させる比較ステップ、を実行させることを特徴とする。
本発明の印刷システム、後処理制御方法及び後処理制御プログラムによれば、レジストレーションマークが付加された印刷物とマッチングしない後処理用JDFデータに基づいて、印刷物に対して後処理が実行されるといった不具合を未然に防止することができる。
その理由は、管理装置と画像形成装置と後処理装置とが通信可能に接続された印刷システムにおいて、管理装置は、ジョブで指定された原稿のページ画像を面付けすると共に、余白領域に後処理で使用するレジストレーションマークをジョブ毎に異なる形態で付加した面付けデータを作成し、面付けデータに基づいて印刷を指示する印刷データ及び印刷設定データを作成して画像形成装置に送信すると共に、面付けデータに基づいて印刷物に対する後処理を指示する後処理設定データを作成して後処理装置に送信し、画像形成装置は、印刷データ及び印刷設定データに基づいて、原稿のページ画像とレジストレーションマークとを用紙に印刷して印刷物を作成し、後処理装置は、後処理設定データを解析してレジストレーションマークを特定し、印刷物に印刷されたレジストレーションマークと、後処理設定データで特定されるレジストレーションマークと、を比較可能にし、印刷物に対応する後処理設定データを選択させ、印刷物に印刷されたレジストレーションマークを用いて印刷物の位置合わせを行い、選択された後処理設定データに基づいて後処理を実行するからである。
本発明の第1の実施例に係る印刷システムの構成を示す模式図である。 本発明の第1の実施例に係る管理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る後処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る印刷システムの動作を示すフローチャート図である。 本発明の第1の実施例に係るレジストレーションマークを説明する模式図である。 本発明の第1の実施例に係るレジストレーションマークを説明する模式図である。 レジストレーションマークの印字エリアを説明する模式図である。 本発明の第1の実施例に係るジョブ毎のレジストレーションマークの印字位置を説明する模式図である。 本発明の第1の実施例に係るレジストレーションマークに追加マークを付加する場合を説明する模式図である。 本発明の第1の実施例に係るレジストレーションマークのバリエーションを説明する模式図である。 本発明の第1の実施例に係るジョブ選択画面の一例である。 本発明の第1の実施例に係るジョブ選択画面及びマーク確認画面の一例である。 本発明の第2の実施例に係る後処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施例に係る印刷システムの動作を示すフローチャート図である。 本発明の第2の実施例に係るジョブ選択画面の一例である。 本発明の第2の実施例に係るジョブ選択画面及びマーク確認画面の一例である。 従来の問題を説明する模式図である。
背景技術で示したように、画像形成装置で印刷した印刷物に対して、後処理装置で断裁などの後処理を行う場合、管理装置で原稿を作成し、原稿の印刷データ(PDFデータ)と印刷設定データ(印刷用JDFデータ)と後処理設定データ(後処理用JDFデータ)とが生成され、PDFデータと印刷用JDFデータとが画像形成装置に出力され、後処理用JDFデータが後処理装置に出力される。
画像形成装置では、印刷用JDFデータの設定に従って、PDFデータに含まれる原稿を印刷すると共に、原稿の周囲の余白領域にレジストレーションマークを印刷して印刷物を出力する。そして、ユーザが手動で印刷物を後処理装置にセットし、ジョブ名称などを参照して後処理用JDFデータを選択すると、後処理装置は、後処理用JDFデータの設定に従って、レジストレーションマークを目印とし印刷物に対して断裁等の後処理を行う。
図18は、このワークフローを説明する模式図である。面付けアプリケーションを用いて原稿の面付けを行い、PDFデータと印刷用JDFデータ及び後処理用JDFデータとが印刷ジョブ管理アプリケーションに登録される。そして、印刷ジョブ管理アプリケーションでジョブを選択すると、PDFデータと印刷用JDFデータとがプリンタに送信され、後処理用JDFデータが後処理装置に送信される。ここでは、IDが”AEFOT”のジョブがプリンタ2に送信され、プリンタ2でジョブAの印刷物が出力されるとする。
次に、ユーザはプリンタ2からジョブAの印刷物を取り出し、その印刷物を手動で後処理装置にセットする。また、ユーザは後処理装置の表示部に表示されるジョブの一覧画面から、ジョブ名称などを参照して後処理用JDFデータを選択すると、後処理装置では、選択された後処理用JDFデータに従って、セットされた印刷物に対して後処理を行う。
ここで、ジョブ管理アプリケーションの画面と後処理装置の画面とでジョブの表示形式が同じであるとは限らず、例えば、ジョブ管理アプリケーションの画面ではユーザが設定した文字列がID欄に表示されるのに対して、後処理装置の画面では通し番号がID欄に表示される場合などがあり、このような場合は、ジョブ名称でジョブを区別することになる。その際、ジョブ名称が全く異なる文字で構成されている場合は、ジョブ名称で適切なジョブを選択することは容易であるが、ジョブ名称が長く、かつ、共通する文字列を含む場合はジョブの識別が困難になる。
その結果、例えば、印刷物に対応するジョブAは、ジョブ名称が”コニカミノルタ株式会社C1000_Spec.pdf”であるのに対して、後処理装置のコントローラに表示されるジョブ一覧の中から、ユーザが”コニカミノルタ株式会社JMF仕様書.pdf”を選択してしまうといった間違いが生じる可能性が高くなる。そして、印刷物と後処理用JDFデータとでミスマッチが生じると、印刷物を正しく断裁することができなくなってしまう。
そこで、本発明の一実施の形態では、印刷と後処理とを別々に行うシステムにおいて、後処理の段階で、ユーザがマッチングしない後処理用JDFデータを選択しないような仕組みを提供する。
具体的には、管理装置と画像形成装置と後処理装置とが通信可能に接続された印刷システムにおいて、管理装置は、ジョブで指定された原稿のページ画像を面付けすると共に、余白領域に後処理で使用するレジストレーションマークをジョブ毎に異なる形態で付加した面付けデータを作成し、面付けデータに基づいて印刷を指示する印刷データ及び印刷設定データを作成して画像形成装置に送信すると共に、面付けデータに基づいて印刷物に対する後処理を指示する後処理設定データを作成して後処理装置に送信し、画像形成装置は、印刷データ及び印刷設定データに基づいて、原稿のページ画像とレジストレーションマークとを用紙に印刷して印刷物を作成し、後処理装置は、後処理設定データを解析してレジストレーションマークを特定し、印刷物に印刷されたレジストレーションマークと、後処理設定データで特定されるレジストレーションマークと、を比較可能にし、印刷物に対応する後処理設定データを選択させ、印刷物に印刷されたレジストレーションマークを用いて印刷物の位置合わせを行い、選択された後処理設定データに基づいて後処理を実行する。
このように、後加工を行う際に、実際に印刷されたレジストレーションマークの情報と後処理用JDFデータに記述されているレジストレーションマークとの情報とを比較できるようにすることにより、印刷物とマッチングしない後処理用JDFデータに基づいて、印刷物に対して後処理が実行されるといった不具合を未然に防止することができる。
上記した本発明の一実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の第1の実施例に係る印刷システム、後処理制御方法及び後処理制御プログラムについて、図1乃至図13を参照して説明する。図1は、本実施例の印刷システムの構成を示す模式図であり、図2乃至図4は、各々、管理装置、画像形成装置、後処理装置の構成を示すブロック図である。また、図5は、本実施例の印刷システムの動作を示すフローチャート図であり、図6乃至図11は、本実施例のレジストレーションマークを説明する模式図、図12及び図13は、本実施例の表示画面の一例である。
図1に示すように、本実施例の印刷システム10は、管理装置20と、画像形成装置30と、後処理装置40などで構成される。これらはイーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI(Fiber-Distributed Data Interface)等の規格により定められるLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等の通信ネットワーク50を介して接続されている。そして、管理装置20は、画像形成装置30に印刷データ及び印刷設定データを送信すると共に、後処理装置40に後処理設定データを送信し、画像形成装置30は、管理装置20から印刷データ及び印刷設定データを受信して印刷物を出力し、後処理装置40は、管理装置20から後処理設定データを受信すると共に画像形成装置30から印刷物を受け取り、印刷物に対して後処理を実行する。以下、各装置について説明する。
[管理装置]
管理装置20は、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置であり、図2(a)に示すように、制御部21、記憶部25、ネットワークI/F部26、表示部27、操作部28などで構成される。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)22と、ROM(Read Only Memory)23やRAM(Random Access Memory)24などのメモリとで構成され、CPU22は、ROM23や記憶部25に記憶した制御プログラムをRAM24に展開して実行することにより、管理装置20全体の動作を制御する。また、図2(b)に示すように、上記制御部21(CPU22)により、面付けアプリケーション21a、ジョブ管理アプリケーション21bなどが実行され、制御部21を、面付け部、ジョブ管理部として機能させる。
面付けアプリケーション21aは、ジョブで指定された原稿のページ画像を面付けすると共に、余白領域にレジストレーションマークを付加して面付けデータを作成する。その際、本実施例では、ジョブ毎に、レジストレーションマークの位置、サイズ、形状、色の中から選択される少なくとも1つが異なるようにする。また、必要に応じて、レジストレーションマークに加えて、1又は複数の追加マークを付加する。
ジョブ管理アプリケーション21bは、面付けデータを、画像形成装置30が解釈可能な言語の印刷データ(以下、PDFデータとする。)に変換すると共に、印刷設定情報を記述した印刷設定データ(以下、印刷用JDFデータとする。)及び後処理設定情報を記述した後処理設定データ(以下、後処理用JDFデータとする。)を作成し、PDFデータ及び印刷用JDFデータを画像形成装置30に送信し、後処理用JDFデータを後処理装置40に送信する。上記印刷用JDFデータや後処理用JDFデータには、レジストレーションマークの位置、サイズ、形状、色の中から選択される少なくとも1つが記述される。
記憶部25は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などで構成され、CPU22が各部を制御するためのプログラム、面付けアプリケーション21aが作成した面付けデータ、ジョブ管理アプリケーション21bが作成したPDFデータ、印刷用JDFデータ及び後処理用JDFデータなどを保存する。
ネットワークI/F部26は、NIC(Network Interface Card)やモデムなどで構成され、管理装置20を通信ネットワーク50に接続し、画像形成装置30及び後処理装置40とのデータ通信を可能にする。
表示部27は、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(electroluminescence)表示装置などで構成され、面付けアプリケーション21aの面付け画面、ジョブ管理アプリケーション21bのジョブ管理画面などを表示する。
操作部28は、マウスやキーボードなどで構成され、面付け画面による面付け設定、ジョブ管理画面によるジョブ選択などの操作を可能にする。
[画像形成装置]
画像形成装置30は、MFP(Multi-Functional Peripherals)などであり、管理装置20から受信したPDFデータ及び印刷用JDFデータに基づいて印刷を行う。この画像形成装置30は、図3に示すように、制御部31、記憶部35、ネットワークI/F部36、表示操作部37、画像処理部38、印刷処理部39などで構成される。
制御部31は、CPU32とROM33やRAM34などのメモリとで構成され、CPU32は、ROM33や記憶部35に記憶した制御プログラムをRAM34に展開して実行することにより、画像形成装置30全体の動作を制御する。
記憶部35は、HDDやSSDなどで構成され、CPU32が各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報、管理装置20から受信したPDFデータ及び印刷用JDFデータなどを記憶する。
ネットワークI/F部36は、NICやモデムなどで構成され、画像形成装置30を通信ネットワーク50に接続し、管理装置20とのデータ通信を可能にする。
表示操作部37は、表示部上に透明電極が格子状に配置された感圧式の操作部(タッチセンサ)を設けたタッチパネルなどであり、印刷処理に関する各種画面を表示し、印刷に関する各種操作を可能にする。
画像処理部38は、RIP(Raster Image Processor)を備え、PDFデータ及び印刷用JDFデータを解析し、PDFデータをラスタライズして印刷画像を生成し、必要に応じて、印刷画像に対して画像処理(色調整、濃度調整、サイズ調整などの処理)やスクリーニングを行う。
印刷処理部39は、給紙部から供給される用紙に印刷画像を形成する。この印刷処理部39は、例えば、画像データに基づいてレーザ光を照射して露光する露光部と、感光体ドラムと現像部と帯電部と感光体クリーニング部と1次転写ローラとを備え、CMYKの各色のトナー像を形成する画像形成部と、ローラによって回転され、画像形成部で形成されたトナー像をロール紙に搬送する中間転写体として機能する中間ベルトと、中間ベルト上に形成されたトナー像を用紙に転写する2次転写ローラと、ロール紙に転写されたトナー像を定着させる定着部などで構成される。
[後処理装置]
後処理装置40は、断裁、パンチ、ステープルなどの後処理を行う装置であり、図4(a)に示すように、制御部41、記憶部45、ネットワークI/F部46、表示操作部47、後処理部48などで構成される。
制御部41は、CPU42とROM43やRAM44などのメモリとで構成され、CPU42は、ROM43や記憶部45に記憶した制御プログラムをRAM44に展開して実行することにより、後処理装置40全体の動作を制御する。また、図4(b)に示すように、制御部41は、JDF解析部41a、マーク比較部41bなどとして機能する。
JDF解析部41aは、ジョブの一覧の中から選択されたジョブに対応する後処理用JDFデータを解析し、印刷物に印刷されるレジストレーションマークを特定する。
マーク比較部41bは、表示操作部47に表示される画面(ジョブ選択画面又はジョブ選択画面から遷移するマーク確認画面など)に、JDF解析部41aが特定したレジストレーションマークの情報を表示して、印刷物に印刷されるレジストレーションマークと比較できるようにする。また、マーク比較部41bは、双方のレジストレーションマークが一致しない場合は、セットされた印刷物に対して後処理を実行せずに、表示操作部47にその旨を通知する警告画面を表示したり、警告音を鳴らしたり、警告ランプを点灯/点滅させたりして、ユーザに警告する。
上記JDF解析部41a、マーク比較部41bは、ハードウェアとして構成してもよいし、制御部41をJDF解析部41a、マーク比較部41bとして機能させる後処理制御プログラムとして構成し、当該後処理制御プログラムをCPU42に実行させるようにしてもよい。
記憶部45は、HDDやSSDなどで構成され、CPU42が各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報、管理装置20から受信した後処理用JDFデータなどを記憶する。
ネットワークI/F部46は、NICやモデムなどで構成され、後処理装置40を通信ネットワーク50に接続し、管理装置20とのデータ通信を可能にする。
表示操作部47は、表示部上に透明電極が格子状に配置された感圧式の操作部(タッチセンサ)を設けたタッチパネルなどであり、後処理に関する各種画面(後処理選択画面、ジョブ選択画面、マーク確認画面など)を表示し、後処理に関する各種操作を可能にする。
後処理部48は、印刷物に付加されているレジストレーションマークを検知するセンサを備え、検知したレジストレーションマークに基づいて印刷物の位置調整を行い、後処理用JDFデータに基づいて印刷物の断裁等の後処理を実施する。
なお、図1乃至図4は、本実施例の印刷システム10の一例であり、本実施例の後処理制御が実現可能な限りにおいて、各装置の構成や制御は適宜変更可能である。例えば、後処理装置40とは別にコントローラ(制御装置)が設けられる場合は、コントローラの制御部をJDF解析部41a、マーク比較部41bとして機能させる(当該制御部のCPUに後処理制御プログラムを実行させる)構成としてもよい。
以下、本実施例の印刷システム10の動作について説明する。特に、後処理装置40のCPU42は、ROM43又は記憶部45に記憶した後処理制御プログラムをRAM44に展開して実行することにより、図5のフローチャート図に示すS108〜S112の各ステップの処理を実行する。
まず、管理装置20の制御部21(面付けアプリケーション21a)は、ジョブの原稿のページ画像を面付けする(S101)。次に、制御部21(面付けアプリケーション21a)は、面付けした原稿が同一のジョブであるか(同一のジョブの原稿のページ画像を面付けしたページであるか)を判断し(S102)、同一のジョブであれば(S102のYes)、用紙の余白領域に、位置及びサイズを変えずにレジストレーションマークを付加し(S103)、同一のジョブでない場合は(S102のNo)、用紙の余白領域に、位置及び/又はサイズを変えてレジストレーションマークを付加する(S104)。
そして、制御部21(ジョブ管理アプリケーション21b)は、面付けデータを、画像形成装置30が解釈可能な言語の印刷データ(PDFと略記)に変換すると共に、印刷設定情報を記述した印刷用JDFデータ(印刷用JDFと略記)及び後処理設定情報を記述した後処理用JDFデータ(後処理用JDFと略記)を作成し(S105)、PDFデータと印刷用JDFデータを画像形成装置30に送信し、後処理用JDFデータを後処理装置40に送信する(S106)。
図6及び図7は、レジストレーションマークを説明する模式図であり、図の左右がX方向、上下がY方向であり、用紙の左下隅を座標の原点としている。図6は、ジョブ1の原稿のページ画像60とレジストレーションマーク61とが配置される場合を示しており、用紙の左下隅から右方向に15mm、上方向に5mmの位置に、Xサイズが28mm、Yサイズが28mmのL字型のレジストレーションマーク61の中央部(L字の角部)が配置されている。この場合、ジョブ1の後処理用JDFデータ(図ではJDF1)には、「TrimSize=”28.00,28.00”」、「RegisterMark Center=”15.00,5.00”」と記述される。
図7は、図6とは異なるジョブ(ジョブ2)の原稿のページ画像60とレジストレーションマーク61とが配置される場合(すなわち、S104の場合)を示しており、図7は、図6とはジョブが異なるためにレジストレーションマーク61の位置及びサイズを変えている。ここでは、用紙の左下隅から右方向に15mm、上方向の10mmの位置に、Xサイズが20mm、Yサイズが28mmのL字型のレジストレーションマーク61の中央部(L字の角部)が配置されている。この場合、ジョブ2の後処理用JDFデータ(図ではJDF2)には、「TrimSize=”20.00,28.00”」、「RegisterMark Center=”15.00,10.00”」と記述される。
ここで、ジョブ毎にレジストレーションマーク61の位置及び/又はサイズを変えることが理想であるが、レジストレーションマーク61の印字エリアは限定されており、例えば、図8に示すように、原稿のページ画像60が大きくなると(右側参照)、レジストレーションマーク61の印字エリアが狭くなる可能性もある。そして、印字エリアが狭くなるとレジストレーションマーク61の印字位置は限定されるため、図9に示すように、ジョブ数が増えれば増えるほど、レジストレーションマーク61が同じ位置に印字されるジョブ(ジョブ1とジョブ500)が生じる可能性が高くなり、後述する印刷物と後処理JDFデータとの対応付けが困難になる。
このような場合には、図10に示すように、一方のジョブ(ここではジョブ500)には、レジストレーションマーク61に加えて、追加マーク62を印字し、この追加マーク62の情報を後処理JDFデータに記載する(破線の枠内参照)ことによって、メインのレジストレーションマーク61が同じ位置及びサイズでも、印刷物と後処理JDFデータとの対応付けが可能になる。
なお、図6乃至図10では、レジストレーションマーク61をL字状とし、追加マーク62を線状としたが、レジストレーションマーク61や追加マーク62の形態は後処理装置40が認識可能な限りにおいて適宜変更可能である。例えば、図11(a)に示すように、L字の横線や縦線(ここでは横線)の長さを変えてもよいし、図11(b)に示すように、十字状にしたり、T字状にしたり、矩形状にしたりしてもよい。また、レジストレーションマーク61や追加マーク62の色も任意であり、図11(c)に示すように、色を変えてもよい(図ではハッチングの種類を変えて色を表現している)。
図5のフローチャート図に戻って、画像形成装置30は、管理装置20からPDFデータと印刷用JDFデータを受信すると、それらに基づいて用紙に原稿のページ画像60とレジストレーションマーク61(必要に応じて追加マーク62)を印刷し、ユーザは印刷物を後処理装置40にセットする(S107)。
後処理装置40は、管理装置20から後処理用JDFデータを受信すると、制御部41(JDF解析部41a)は、後処理用JDFデータを解析して、レジストレーションマーク61を特定(レジストレーションマーク61の形状、位置、サイズなどを特定)する(S108)。そして、制御部41(マーク比較部41b)は、JDF解析部41aが特定したレジストレーションマーク61の画像を表示操作部47に表示し、実際の印刷物と画面とでレジストレーションマーク61が比較できるようにする(S109)。
図12は、表示操作部47に表示されるジョブ選択画面70の一例であり、このジョブ選択画面70には、ジョブの一覧が表示されると共に、ジョブ(ここではIDが2のジョブ)を選択すると、選択されたジョブの後処理用JDFデータに基づいて特定したレジストレーションマーク61が表示される。また、ここでは、ジョブ選択画面70にレジストレーションマーク61を表示したが、例えば、図13(a)に示すジョブ選択画面70でジョブを選択すると、図13(b)に示すマーク確認画面71に遷移し、このマーク確認画面71に、選択されたジョブの後処理用JDFデータに基づいて特定したレジストレーションマーク61が表示されるようにしてもよい。
なお、レジストレーションマーク61の表示方法は任意であり、図12及び図13の構成に限定されない。例えば、図12では、ジョブを選択すると、そのジョブに対応するレジストレーションマーク61が表示されるようにしたが、ジョブの一覧の中に各ジョブに対応するレジストレーションマーク61を表示するようにしてもよい。また、レジストレーションマーク61の画像に加えて、又は、レジストレーションマーク61の画像に代えて、位置やサイズの情報を表示してもよい。
再び、図5のフローチャート図に戻って、ユーザは、印刷物に実際に印刷されているレジストレーションマーク61と、ジョブ選択画面70やマーク確認画面71などに表示されているレジストレーションマーク61とを比較し、両者が一致している場合はジョブ選択画面70やマーク確認画面71に表示されているジョブ実行ボタンなどを押下する。制御部41は、ユーザ操作を監視して双方のレジストレーションマーク61がマッチングしたか(すなわち、ジョブ実行が指示されたか)を判断し(S110)、双方のレジストレーションマーク61がマッチングした場合は(S110のYes)、後処理用JDFデータに従って、セットされた印刷物に対して後処理を実行し(S111)、双方のレジストレーションマーク61がマッチングしなかった場合は(S110のNo)、セットされた印刷物に対して後処理を実行せずに、表示操作部47にその旨を通知する警告画面を表示したり、警告音を鳴らしたり、警告ランプを点灯/点滅させたりして、ユーザに警告する(S112)。
このように、後加工を行う際に、実際に印刷されたレジストレーションマーク61の情報と後処理用JDFデータに基づいて特定したレジストレーションマーク61の情報とを比較できるようにすることにより、印刷物とマッチングしない後処理用JDFデータに基づいて、印刷物に対して後処理が実行されるといった不具合を未然に防止することができる。また、両者がマッチングしない場合は、後処理を実行しないでユーザに警告することにより、不適切な後処理の実行を確実に防止することができる。
次に、本発明の第2の実施例に係る印刷システム、後処理制御方法及び後処理制御プログラムについて、図14乃至図17を参照して説明する。図14は、本実施例の後処理装置の構成を示すブロック図であり、図15は、本実施例の印刷システムの動作を示すフローチャート図である。また、図16及び図17は、本実施例の表示画面の一例である。
前記した第1の実施例では、ユーザが印刷物に印刷されたレジストレーションマークと画面に表示されたレジストレーションマークとを比較する場合について記載したが、この方法ではレジストレーションマークの正確な比較が難しい場合がある。そこで、本実施例では、印刷物に印刷されたレジストレーションマークを読み取り、画面上で両者を比較できるようにする。その場合、管理装置20及び画像形成装置30の構成は第1の実施例と同様であるが、図14に示すように、後処理装置40は画像読取部49を備える。
この画像読取部49は、例えば、印刷物をセットする給紙トレイと後処理を実行する後処理部48とを繋ぐ経路上などに設けられたセンサなどで構成され、センサが検出した信号を出力する。なお、レジストレーションマークの色を変える場合は、上記センサをRGBの3種類のセンサなどで構成し、RGB値を出力するようにすればよい。また、画像読取部49は、用紙の全体を検出する必要はなく、レジストレーションマークのみを検出すればよい。また、上述したセンサの代わりに、CCD(Charge Coupled Devices)カメラなどを利用してもよい。
また、制御部41のマーク比較部41bは、JDF解析部41aが後処理用JDFを解析して特定したレジストレーションマークの情報と、画像読取部49が印刷物から読み取ったレジストレーションマークの情報とを比較可能に表示したり、双方のレジストレーションマークの画像を公知のパターン認識手法を用いて比較し、双方のレジストレーションマークが一致するかを自動的に判断したりする。また、マーク比較部41bは、双方のレジストレーションマークが一致しない場合は、セットされた印刷物に対して後処理を実行せずに、表示操作部47にその旨を通知する警告画面を表示したり、警告音を鳴らしたり、警告ランプを点灯/点滅させたりして、ユーザに警告する。
以下、本実施例の印刷システム10の動作について説明する。特に、後処理装置40のCPU42は、ROM43又は記憶部45に記憶した後処理制御プログラムをRAM44に展開して実行することにより、図15のフローチャート図に示すS208〜S213の各ステップの処理を実行する。
第1の実施例と同様に、管理装置20の制御部21(面付けアプリケーション21a)は、ジョブの原稿のページ画像を面付けする(S201)。次に、制御部21(面付けアプリケーション21a)は、面付けした原稿が同一のジョブであるかを判断し(S202)、同一のジョブであれば(S202のYes)、用紙の余白領域に、位置及びサイズを変えずにレジストレーションマークを付加し(S203)、同一のジョブでない場合は(S202のNo)、用紙の余白領域に、位置及び/又はサイズを変えてレジストレーションマークを付加する(S204)。
そして、制御部21(ジョブ管理アプリケーション21b)は、面付けデータを、印刷データ(PDFデータ)に変換すると共に、印刷用JDFデータ及び後処理用JDFデータを作成し(S205)、PDFデータと印刷用JDFデータを画像形成装置30に送信し、後処理用JDFデータを後処理装置40に送信する(S206)。
次に、画像形成装置30は、管理装置20からPDFデータと印刷用JDFデータを受信すると、それらに基づいて用紙に原稿のページ画像60とレジストレーションマーク61(必要に応じて追加マーク62)を印刷し、ユーザは印刷物を後処理装置40にセットする(S207)。
後処理装置40は、印刷物がセットされると、画像読取部49は、セットされた印刷物をスキャンしてレジストレーションマーク61を読み取る(S208)。また、制御部41(JDF解析部41a)は、管理装置20から受信した後処理用JDFを解析して、レジストレーションマーク61を特定する(S209)。そして、制御部41(マーク比較部41b)は、画像読取部49が読み取った印刷物に印刷されているレジストレーションマーク61と、後処理用JDFが特定したレジストレーションマーク61とを比較可能に表示操作部47に表示する(S210)。
図16は、表示操作部47に表示されるジョブ選択画面70の一例であり、このジョブ選択画面70には、ジョブの一覧が表示されると共に、ジョブ(ここではIDが2のジョブ)を選択すると、そのジョブの後処理用JDFに基づいて特定したレジストレーションマーク61と印刷物から読み取ったレジストレーションマーク61とが比較可能に表示される。また、図17(a)に示すジョブ選択画面70でジョブを選択すると、図17(b)に示すマーク確認画面71に遷移し、このマーク確認画面71に、選択されたジョブの後処理用JDFデータに基づいて特定したレジストレーションマーク61と印刷物から読み取ったレジストレーションマーク61とが比較可能に表示されるようにしてもよい。なお、レジストレーションマーク61の表示方法は任意であり、図16及び図17の構成に限定されない。
図15のフローチャート図に戻って、ユーザは、ジョブ選択画面70やマーク確認画面71などに表示されている双方のレジストレーションマーク61を比較し、両者が一致している場合はジョブ選択画面70やマーク確認画面71に表示されているジョブ実行ボタンなどを押下する。制御部41は、ユーザ操作を監視して双方のレジストレーションマーク61がマッチングしたか(すなわち、ジョブ実行が指示されたか)を判断し(S211)、双方のレジストレーションマーク61がマッチングした場合は(S211のYes)、後処理用JDFデータに従って、セットされた印刷物に対して後処理を実行し(S212)、双方のレジストレーションマーク61がマッチングしなかった場合は(S211のNo)、セットされた印刷物に対して後処理を実行せずに、表示操作部47にその旨を通知する警告画面を表示したり、警告音を鳴らしたり、警告ランプを点灯/点滅させたりして、ユーザに警告する(S213)。
なお、上記では、後処理用JDFデータから取得したレジストレーションマーク61と実際の印刷物から読み取ったレジストレーションマーク61とを比較可能に表示し、両者がマッチングしているかをユーザが判断する構成としたが、制御部41が、公知のパターン認識手法を用いて双方のレジストレーションマーク61を比較してマッチングしているか否かを自動的に判断してもよい。
このように、後加工を行う際に、実際に印刷されたレジストレーションマーク61から読み取ったレジストレーションマーク61の情報と後処理用JDFデータに基づいて特定したレジストレーションマーク61の情報とを画面上で比較できるようにすることにより、印刷物とマッチングしない後処理用JDFデータに基づいて、印刷物に対して後処理が実行されるといった不具合を未然に防止することができる。また、両者がマッチングしない場合は、後処理を実行しないでユーザに警告することにより、不適切な後処理の実行を確実に防止することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、その構成や制御は適宜変更可能である。
例えば、上記各実施例では、ジョブ毎にレジストレーションマーク61の位置及び/又はサイズを変更する場合について記載したが、ジョブ毎に、レジストレーションマーク61の位置、サイズ、形状、色の中から選択される少なくとも1つを変更する場合に対して、本発明の後処理制御方法を同様に適用することができる。
また、上記各実施例では、原稿のページ画像を面付けした印刷物に対して後処理として断裁を行う場合について記載したが、レジストレーションマーク61を用いた位置合わせを必要とする任意の印刷物に対する任意の後処理に対して、本発明の後処理制御方法を同様に適用することができる。
本発明は、画像形成装置と後処理装置とを含む印刷システム、当該印刷システムにおける後処理を制御する後処理制御方法、後処理装置で動作する後処理制御プログラム及び当該後処理制御プログラムを記録した記録媒体に利用可能である。
10 印刷システム
20 管理装置
21 制御部
21a 面付けアプリケーション
21b ジョブ管理アプリケーション
22 CPU
23 ROM
24 RAM
25 記憶部
26 ネットワークI/F部
27 表示部
28 操作部
30 画像形成装置
31 制御部
32 CPU
33 ROM
34 RAM
35 記憶部
36 ネットワークI/F部
37 表示操作部
38 画像処理部
39 印刷処理部
40 後処理装置
41 制御部
41a JDF解析部
41b マーク比較部
42 CPU
43 ROM
44 RAM
45 記憶部
46 ネットワークI/F部
47 表示操作部
48 後処理部
49 画像読取部
50 通信ネットワーク
60 ページ画像
61 レジストレーションマーク
62 追加マーク
70 ジョブ選択画面
71 マーク確認画面

Claims (21)

  1. 印刷及び後処理を指示する管理装置と、印刷を実行して印刷物を作成する画像形成装置と、前記印刷物に対して後処理を実行する後処理装置と、が通信可能に接続された印刷システムであって、
    前記管理装置は、
    ジョブで指定された原稿のページ画像を面付けし、余白領域に後処理で使用するレジストレーションマークをジョブ毎に異なる形態で付加した面付けデータを作成する面付け部と、
    前記面付けデータに基づいて印刷を指示する印刷データ及び印刷設定データを作成して前記画像形成装置に送信すると共に、前記面付けデータに基づいて前記印刷物に対する後処理を指示する後処理設定データを作成して前記後処理装置に送信するジョブ管理部と、を備え、
    前記画像形成装置は、
    前記印刷データ及び前記印刷設定データに基づいて、前記原稿のページ画像と前記レジストレーションマークとを用紙に印刷して前記印刷物を作成する印刷処理部を備え、
    前記後処理装置は、
    前記後処理設定データを解析して前記レジストレーションマークを特定する解析部と、
    前記印刷物に印刷されたレジストレーションマークと、前記後処理設定データで特定されるレジストレーションマークと、を比較可能にし、前記印刷物に対応する前記後処理設定データを選択させる比較部と、
    前記印刷物に印刷されたレジストレーションマークを用いて前記印刷物の位置合わせを行い、選択された前記後処理設定データに基づいて後処理を実行する後処理部と、を備える、
    ことを特徴とする印刷システム。
  2. 前記面付け部は、前記ジョブ毎に、前記レジストレーションマークの位置、サイズ、形状、色の中から選択される少なくとも1つを変更する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  3. 前記面付け部は、前記レジストレーションマークに加えて、1又は複数の追加マークを付加する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷システム。
  4. 前記比較部は、前記後処理設定データで特定されるレジストレーションマークを表示部に表示させ、前記印刷物に印刷されたレジストレーションマークと比較可能にする、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の印刷システム。
  5. 前記後処理装置は、
    前記印刷物に印刷されたレジストレーションマークを読み取る画像読取部を備え、
    前記比較部は、前記後処理設定データで特定されるレジストレーションマークと、前記印刷物から読み取ったレジストレーションマークと、を比較可能に表示部に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の印刷システム。
  6. 前記後処理装置は、
    前記印刷物に印刷されたレジストレーションマークを読み取る画像読取部を備え、
    前記比較部は、前記後処理設定データで特定されるレジストレーションマークと、前記印刷物から読み取ったレジストレーションマークと、を比較し、双方のレジストレーションマークが一致するかを判断する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の印刷システム。
  7. 前記比較部は、前記後処理設定データで特定されるレジストレーションマークと、前記印刷物に印刷されたレジストレーションマーク又は前記印刷物から読み取ったレジストレーションマークと、が一致しない場合は、その旨を警告する、
    ことを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一に記載の印刷システム。
  8. 印刷及び後処理を指示する管理装置と、印刷を実行して印刷物を作成する画像形成装置と、前記印刷物に対して後処理を実行する後処理装置と、が通信可能に接続された印刷システムにおける後処理制御方法であって、
    前記管理装置は、
    ジョブで指定された原稿のページ画像を面付けし、余白領域に後処理で使用するレジストレーションマークをジョブ毎に異なる形態で付加した面付けデータを作成する面付けステップと、
    前記面付けデータに基づいて印刷を指示する印刷データ及び印刷設定データを作成して前記画像形成装置に送信すると共に、前記面付けデータに基づいて前記印刷物に対する後処理を指示する後処理設定データを作成して前記後処理装置に送信するジョブ管理ステップと、を実行し、
    前記画像形成装置は、
    前記印刷データ及び前記印刷設定データに基づいて、前記原稿のページ画像と前記レジストレーションマークとを用紙に印刷して前記印刷物を作成する印刷ステップを実行し、
    前記後処理装置は、
    前記後処理設定データを解析して前記レジストレーションマークを特定する解析ステップと、
    前記印刷物に印刷されたレジストレーションマークと、前記後処理設定データで特定されるレジストレーションマークと、を比較可能にし、前記印刷物に対応する前記後処理設定データを選択させる比較ステップと、
    前記印刷物に印刷されたレジストレーションマークを用いて前記印刷物の位置合わせを行い、選択された前記後処理設定データに基づいて後処理を実行する後処理ステップと、を実行する、
    ことを特徴とする後処理制御方法。
  9. 前記面付けステップでは、前記ジョブ毎に、前記レジストレーションマークの位置、サイズ、形状、色の中から選択される少なくとも1つを変更する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の後処理制御方法。
  10. 前記面付けステップでは、前記レジストレーションマークに加えて、1又は複数の追加マークを付加する、
    ことを特徴とする請求項8又は9に記載の後処理制御方法。
  11. 前記比較ステップでは、前記後処理設定データで特定されるレジストレーションマークを表示部に表示させ、前記印刷物に印刷されたレジストレーションマークと比較可能にする、
    ことを特徴とする請求項8乃至10のいずれか一に記載の後処理制御方法。
  12. 前記後処理装置は、更に、
    前記印刷物に印刷されたレジストレーションマークを読み取る画像読取ステップを実行し、
    前記比較ステップでは、前記後処理設定データで特定されるレジストレーションマークと、前記印刷物から読み取ったレジストレーションマークと、を比較可能に表示部に表示させる、
    ことを特徴とする請求項8乃至10のいずれか一に記載の後処理制御方法。
  13. 前記後処理装置は、更に、
    前記印刷物に印刷されたレジストレーションマークを読み取る画像読取ステップを実行し、
    前記比較ステップでは、前記後処理設定データで特定されるレジストレーションマークと、前記印刷物から読み取ったレジストレーションマークと、を比較し、双方のレジストレーションマークが一致するかを判断する、
    ことを特徴とする請求項8乃至10のいずれか一に記載の後処理制御方法。
  14. 前記比較ステップでは、前記後処理設定データで特定されるレジストレーションマークと、前記印刷物に印刷されたレジストレーションマーク又は前記印刷物から読み取ったレジストレーションマークと、が一致しない場合は、その旨を警告する、
    ことを特徴とする請求項11乃至13のいずれか一に記載の後処理制御方法。
  15. 印刷を実行して印刷物を作成する画像形成装置に接続され、前記印刷物に対して後処理を実行する後処理装置で動作する後処理制御プログラムであって、
    ジョブで指定された原稿のページ画像を面付けし、余白領域に後処理で使用するレジストレーションマークをジョブ毎に異なる形態で付加した面付けデータが予め作成され、前記面付けデータに基づいて印刷を指示する印刷データ及び印刷設定データが予め作成されて前記画像形成装置に送信され、前記面付けデータに基づいて前記印刷物に対する後処理を指示する後処理設定データが予め作成されて前記後処理装置に送信されており、
    前記後処理装置に、
    前記後処理設定データを解析して前記レジストレーションマークを特定する解析ステップ、
    前記印刷物に印刷されたレジストレーションマークと、前記後処理設定データで特定されるレジストレーションマークと、を比較可能にし、前記印刷物に対応する前記後処理設定データを選択させる比較ステップ、を実行させる、
    ことを特徴とする後処理制御プログラム。
  16. 前記レジストレーションマークは、前記ジョブ毎に、位置、サイズ、形状、色の中から選択される少なくとも1つが異なる、
    ことを特徴とする請求項15に記載の後処理制御プログラム。
  17. 前記余白領域に、前記レジストレーションマークに加えて、1又は複数の追加マークが付加される、
    ことを特徴とする請求項15又は16に記載の後処理制御プログラム。
  18. 前記比較ステップでは、前記後処理設定データで特定されるレジストレーションマークを表示部に表示させ、前記印刷物に印刷されたレジストレーションマークと比較可能にする、
    ことを特徴とする請求項15乃至17のいずれか一に記載の後処理制御プログラム。
  19. 前記後処理装置に、更に、
    前記印刷物に印刷されたレジストレーションマークを読み取る画像読取ステップを実行させ、
    前記比較ステップでは、前記後処理設定データで特定されるレジストレーションマークと、前記印刷物から読み取ったレジストレーションマークと、を比較可能に表示部に表示させる、
    ことを特徴とする請求項15乃至17のいずれか一に記載の後処理制御プログラム。
  20. 前記後処理装置に、更に、
    前記印刷物に印刷されたレジストレーションマークを読み取る画像読取ステップを実行させ、
    前記比較ステップでは、前記後処理設定データで特定されるレジストレーションマークと、前記印刷物から読み取ったレジストレーションマークと、を比較し、双方のレジストレーションマークが一致するかを判断する、
    ことを特徴とする請求項15乃至17のいずれか一に記載の後処理制御プログラム。
  21. 前記比較ステップでは、前記後処理設定データで特定されるレジストレーションマークと、前記印刷物に印刷されたレジストレーションマーク又は前記印刷物から読み取ったレジストレーションマークと、が一致しない場合は、その旨を警告する、
    ことを特徴とする請求項18乃至20のいずれか一に記載の後処理制御プログラム。
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