JP6984336B2 - 画像形成装置、制御方法及び制御プログラム - Google Patents

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本発明は、画像形成装置、制御方法及び制御プログラムに関し、特に、スキュー・ボウ補正などの画像補正における補正量を調整するためのプレビュー画面を表示する画像形成装置、当該プレビュー画面を用いた補正量の調整を制御する制御方法及び制御プログラムに関する。
電子写真プロセスを用いた画像形成装置では、印刷エンジンの動作状態に起因して、用紙の表裏において、画像位置や倍率の微妙なずれ、色間での画像位置ずれ(レジストずれ)などが発生する。例えば、感光ドラムに形成した画像が転写される中間転写ベルトの姿勢によって画像が傾くスキューや、中間転写ユニットのローラの反りによって画像が湾曲するボウなどの位置ずれが生じる。そこで、この位置ずれを補正するために、画像形成装置では、画像のシフトや回転、拡大縮小などの画像補正が実施される。
この画像補正では、一度補正用のチャート(トンボ等の位置合わせマークを含むチャート)を印刷し、印刷したチャートをスキャナなどの画像読取装置で読み取ることで補正量を自動的に決定していた。この補正量をユーザが手動で設定する場合、チャートを読み取った結果(読取画像)を画面上にプレビュー表示させ、印刷対象の画像(元画像)と比較することで、どの程度ずれが生じているかをユーザに提示し、その画面に基づいてユーザが補正量を決定するという方法が考えられる。
このようなプレビュー表示に関して、例えば、下記特許文献1には、原稿を読み取った画像から第1のプレビュー画像を生成する画像処理装置であって、前記第1のプレビュー画像を表示装置に表示するプレビュー表示手段と、ユーザの入力操作を検出する操作検出手段と、前記操作検出手段によって前記第1のプレビュー画像に対して画像処理が指定されたことを検出した場合に、原稿種別に応じて異なる解像度で第2のプレビュー画像を生成する生成手段を備え、前記プレビュー表示手段は、前記第1のプレビュー画像に代えて、前記生成手段によって生成された第2のプレビュー画像を前記表示装置に表示する構成が開示されている。
また、下記特許文献2には、元画像を記憶する記憶部と、前記元画像を縮小したプレビュー画像を作成するプレビュー画像作成部と、前記プレビュー画像作成部によって作成された前記プレビュー画像を記憶する第2記憶部と、前記元画像を含む出力画像を編集するための編集画面が表示される表示部と、前記編集の操作を受け付ける操作部と、前記第2記憶部から前記プレビュー画像を読み出し、該プレビュー画像を前記元画像の代わりに前記編集画面に表示して前記編集の操作を前記操作部で受け付ける第1編集モードと、前記元画像の一部を前記記憶部から読み出し、該元画像の一部を前記編集画面に表示して前記編集の操作を前記操作部で受け付ける第2編集モードとを有し、これらの編集モードで受け付けた編集の操作に基づいて前記出力画像の編集を行う編集制御部と、を有する画像編集装置が開示されている。
特開2017−063467号公報 特開2015−005836号公報
元画像と読取画像を重ねて表示する際に、元画像は画像データの線の太さで(1dotの太さの線は1dotの画像として)表示されるのに対し、チャートを読み取った読取画像は印刷エンジンの解像度やスキャナの解像度(一般的に解像度が相対的に低いスキャナの解像度)に依存するため、チャートの線が太く(1dotの太さの線が数dotの画像として)表示されてしまう。その結果、ユーザは読取画像の線のどの部分に対して位置合わせを行えばよいか分からなくなってしまい、画像補正の補正量を適切に決定することができないという問題が発生する。
この問題に対して、特許文献1では、高解像度・低解像度で原稿を読み込み、低解像度のプレビュー表示をしておき、ユーザの編集内容や原稿種別に応じて高解像度のプレビュー表示に切り替えるようにしているが、編集処理は低解像度のまま行うため、詳細な補正量の調整が必要な画像補正では、補正量を適切に決定することができない。
また、特許文献2では、プレビュー画像を用いて画像の編集を行う際、画像の全体を表示して編集の操作を受け付ける第1編集モードと、元画像の一部のみを表示して編集の操作を受け付ける第2編集モードとを用意しているが、元画像からプレビュー画像を生成していないため、印刷時に生じるずれ量をユーザが把握することができず、補正量を適切に決定することができない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、印刷対象の元画像と、元画像を印刷した印刷物から元画像を読み取った読取画像と、の位置合わせを容易にし、画像補正における補正量を適切に決定することができる画像形成装置、制御方法及び制御プログラムを提供することにある。
本発明の一側面は、画像形成装置において、位置合わせマークを含む原稿をラスタライズして第1画像を生成する画像処理部と、生成した前記第1画像を用紙に印刷する画像形成部と、印刷した前記第1画像を読み取って第2画像を取得する画像読取部と、前記第1画像及び前記第2画像の前記位置合わせマークの対応する線幅が異なる場合に、当該線幅が同じになるように、前記第1画像及び前記第2画像の少なくとも一方を加工する画像加工部と、少なくとも一方を加工した前記第1画像及び前記第2画像を重ねて表示するプレビュー画面を表示部に表示させ、画像補正における補正量の調整操作を受け付けるプレビュー制御部と、決定された前記補正量に従って、前記画像補正を実施する補正部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一側面は、位置合わせマークを含む原稿をラスタライズして第1画像を生成する画像処理部と、生成した前記第1画像を用紙に印刷する画像形成部と、印刷した前記第1画像を読み取って第2画像を取得する画像読取部と、を含むシステムにおける制御方法であって、前記第1画像及び前記第2画像の前記位置合わせマークの対応する線幅が異なる場合に、当該線幅が同じになるように、前記第1画像及び前記第2画像の少なくとも一方を加工する第1処理と、少なくとも一方を加工した前記第1画像及び前記第2画像を重ねて表示するプレビュー画面を表示部に表示させる第2処理と、画像補正における補正量の調整操作を受け付ける第3処理と、決定された前記補正量に従って、前記画像補正を実施する第4処理と、を実行することを特徴とする。
本発明の一側面は、位置合わせマークを含む原稿をラスタライズして第1画像を生成する画像処理部と、生成した前記第1画像を用紙に印刷する画像形成部と、印刷した前記第1画像を読み取って第2画像を取得する画像読取部と、を含むシステム内の装置で動作する制御プログラムであって、前記装置に、前記第1画像及び前記第2画像の前記位置合わせマークの対応する線幅が異なる場合に、当該線幅が同じになるように、前記第1画像及び前記第2画像の少なくとも一方を加工する第1処理、少なくとも一方を加工した前記第1画像及び前記第2画像を重ねて表示するプレビュー画面を表示部に表示させる第2処理、画像補正における補正量の調整操作を受け付ける第3処理、決定された前記補正量に従って、前記画像補正を実施する第4処理、を実行させることを特徴とする。
本発明の画像形成装置、制御方法及び制御プログラムによれば、印刷対象の元画像と、元画像を印刷した印刷物から元画像を読み取った読取画像と、の位置合わせを容易にし、画像補正における補正量を適切に決定することができる。
その理由は、位置合わせマークを含む原稿をラスタライズして第1画像(元画像)を生成する画像処理部と、生成した第1画像を用紙に印刷する画像形成部と、印刷した第1画像を読み取って第2画像(読取画像)を取得する画像読取部と、を含むシステムにおいて、第1画像及び第2画像の位置合わせマークの線幅が異なる場合に、当該線幅が同じになるように、第1画像及び第2画像の少なくとも一方を加工し、少なくとも一方を加工した第1画像及び第2画像を重ねて表示するプレビュー画面を表示部に表示させ、画像補正における補正量の調整操作を受け付け、決定された補正量に従って、画像補正を実施する制御を行うからである。
本発明の一実施例に係る印刷システムの一例を示す模式図である。 本発明の一実施例に係る印刷システムの他の例を示す模式図である。 本発明の一実施例に係る印刷システムの他の例を示す模式図である。 本発明の一実施例に係る印刷システムの他の例を示す模式図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る元画像と読取画像とを説明する模式図である。 本発明の一実施例に係る位置合わせマークのバリエーションを示す模式図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置に表示されるプレビュー画面の一例を示す模式図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置に表示されるプレビュー画面の他の例を示す模式図である。 従来のプレビュー画面の一例を示す模式図である。
背景技術で示したように、画像形成装置では、様々な要因で印刷位置にずれが生じることから、画像のシフトや回転、拡大縮小などの画像補正が実施される。この画像補正では、図11に示すように、印刷対象の元画像22(トンボ等の位置合わせマークを含む原稿をラスタライズして生成した画像)を印刷した後にスキャナなどの画像読取装置で読み取って読取画像23を取得し、元画像22と読取画像23をプレビュー画面21に表示し、ユーザがプレビュー画面21を確認しながら操作する(一方の画像の位置合わせマークを他方の画像の位置合わせマークに合致させる)ことによって画像補正の補正量を決定する。
ここで、元画像22は位置合わせマークの線が設計した太さで表示されるのに対して、読取画像23は印刷エンジンの解像度やスキャナの解像度(一般的に解像度が相対的に低いスキャナの解像度)に依存して位置合わせマークの線が太く表示されてしまう(図11のトンボ部分の拡大図参照)。その結果、双方の画像の位置合わせが困難になり、画像補正の補正量が適切に決定できないという問題が発生する。
この問題に対して、特許文献1では、高解像度・低解像度で原稿を読み込み、低解像度のプレビュー表示をしておき、ユーザの編集内容や原稿種別に応じて高解像度のプレビュー表示に切り替えることにより、編集処理を行った場合にもユーザに処理速度が遅い印象を与えることなく、処理対象画像に応じた適切なプレビュー画像を表示することができるようにしているが、編集処理は低解像度のまま行うため、詳細な補正量の調整が必要な画像補正では、補正量を適切に決定することができない。
また、特許文献2では、プレビュー画像を用いて画像の編集を行う際、画像の全体を表示して編集の操作を受け付ける第1編集モードと、元画像の一部のみを表示して編集の操作を受け付ける第2編集モードとを用意することで、高解像度でスムーズに編集を行うことができるようにしているが、元画像からプレビュー用の画像を生成していないため、印刷時に生じるずれ量をユーザが把握することができず、補正量を適切に決定することができない。
そこで、本発明の一実施の形態では、まず、位置合わせマークを含む原稿(チャート)をラスタライズして生成した元画像を印刷した後、印刷したチャートをスキャナ等の画像読取装置を用いて低解像度で読み取って読取画像を取得し、元画像と読取画像を同じ解像度に変換した後、双方の画像の線幅を同じにする画像加工を実施する。
具体的には、解像度変換後の読取画像の線は複数dotの幅を持った状態になっているため、例えば、その中心を取るなどして細線化処理を行い、1dot幅の画像にする。若しくは、元画像の線を太らせる処理を行い、読取画像と同じ複数dot幅の画像にする。そして、元画像と細線化処理後の読取画像、若しくは、太らせ処理後の元画像と読取画像とをプレビュー表示して、ユーザに画像補正の補正量の調整を実施させ、決定した補正量に基づいて画像補正を実施する。
このように、元画像及び読取画像の少なくとも一方に対して画像加工を行い、元画像と読取画像を同じ線幅でプレビュー表示することにより、元画像と読取画像とのずれ量が明確になり、ユーザは画像補正の補正量を適切に決定することができる。
上記した本発明の一実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係る画像形成装置、制御方法及び制御プログラムについて、図1乃至図10を参照して説明する。図1乃至図4は、本実施例の印刷システムの構成を示す模式図であり、図5は、本実施例の画像形成装置の構成を示すブロック図である。また、図6は、元画像と読取画像とを示す模式図であり、図7は、位置合わせマークのバリエーションを示す模式図である。また、図8は、本実施例の画像形成装置の動作を示すフローチャート図であり、図9及び図10は、本実施例の画像形成装置に表示されるプレビュー画面の一例を示す模式図である。なお、以下の説明では、画像補正としてスキュー・ボウ補正を例にして説明するが、任意の傾き補正や位置補正に対して、本発明の補正制御を同様に適用することができる。
図1に示すように、本実施例の印刷システムは、トンボ等の位置合わせマークを含むチャートの画像(元画像)を用紙に印刷する印刷エンジンと、印刷したチャートの画像を読み取って読取画像を取得するスキャナと、元画像と読取画像とを重ねて表示するディスプレイと、を備えるMFP(Multi-Functional Peripherals)などの画像形成装置10で構成される。
なお、図1では印刷システムを画像形成装置10のみで構成したが、例えば、図2に示すように、スキャナを含む画像形成装置10と当該画像形成装置10を制御するコントローラ30とを備える構成としてもよいし、図3に示すように、コントローラを含む画像形成装置10とスキャナ40とを備える構成としてもよいし、図4に示すように、画像形成装置10とコントローラ30とスキャナ40とを備える構成としてもよい。以下、図1の構成を前提にして詳細に説明する。
図5(a)に示すように、本実施例の画像形成装置10は、制御部11、記憶部12、ネットワークI/F部13、表示操作部14、画像処理部15、画像形成部16、画像読取部17などで構成される。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)11aとROM(Read Only Memory)11bやRAM(Random Access Memory)11cなどのメモリとで構成され、CPU11aは、ROM11bや記憶部12に記憶した制御プログラムをRAM11cに展開して実行することにより、画像形成装置10全体の動作を制御する。
記憶部12は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などで構成され、CPU11aが各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報、元画像の画像データ、読取画像の画像データなどを記憶する。
ネットワークI/F部13は、NIC(Network Interface Card)やモデムなどで構成され、画像形成装置10を通信ネットワークに接続し、通信ネットワークに接続される他の機器(図2乃至4におけるコントローラ30やスキャナ40など)との通信を可能にする。
表示操作部14は、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(electroluminescence)表示装置などの表示部上に、透明電極が格子状に配置された感圧式や静電容量式などの操作部(タッチセンサ)を設けたタッチパネルなどであり、印刷に関する各種画面を表示し、印刷に関する各種操作を可能にする。本実施例では、特に、画像補正における補正量を調整するためのプレビュー画面などを表示し、プレビュー画面での補正量の調整/決定操作を受け付ける。また、必要に応じて、補正量を自動算出するか、補正量を手動設定するかの選択操作を受け付ける。なお、操作部として、タッチセンサに加えてハードキーなどを備えていてもよく、また、表示部と操作部とは別々の装置としてもよい。
画像処理部15は、RIP部(Raster Image Processor)として機能し、ジョブを翻訳して中間データを生成し、レンダリングを行ってビットマップ形式の画像データを生成する。この一連の処理をRIP処理(ラスタライズ)と呼ぶ。本実施例では、トンボ等の位置合わせマークを含む原稿をラスタライズして、元画像を生成する。
画像形成部(印刷エンジン)16は、画像処理部15が生成した画像データに基づいて、給紙トレイから供給される用紙に対して印刷処理を実行する。この画像形成部16は、帯電装置により帯電された感光体ドラムに露光装置から画像に応じた光を照射して静電潜像を形成し、現像装置で帯電したトナーを付着させて現像し、そのトナー像を転写ベルトに1次転写し、転写ベルトから用紙に2次転写し、更に定着装置で用紙上のトナー像を定着させる処理を行う。
画像読取部(スキャナ)17は、画像形成部16が印刷した印刷物から画像を光学的に読み取る部分であり、印刷物を走査する光源と、印刷物で反射された光を電気信号に変換するCCD(Charge Coupled Devices)等のイメージセンサと、電気信号をA/D変換するA/D変換器等により構成される。なお、この画像読取部17は、画像形成部16の用紙搬送経路上に設けられるインラインスキャナとしてもよい。
また、図5(b)に示すように、上記制御部11は、画像加工部18、プレビュー制御部19、補正部20などとして機能する。
画像加工部18は、元画像及び読取画像の位置合わせマークの線幅が異なる場合に、当該線幅が同じになるように、元画像及び読取画像の少なくとも一方を加工する。具体的には、読取画像を元画像と同じ解像度に変換した後、読取画像の線幅を細くする(線幅方向の中心の画素を選択する)画像加工(細線化処理と呼ぶ。)を実施するか、元画像を読取画像と同じ解像度に変換した後、元画像の線幅を太くする(線幅方向に画素を追加する)画像加工(太らせ処理と呼ぶ。)を実施する。
上記細線化処理に際して、画像形成部16が元画像を複数の用紙に印刷し、画像読取部17が複数の用紙から元画像を読み取って複数の読取画像を取得した場合、複数の読取画像の位置合わせマークの線幅の平均値を算出し、その平均値が元画像の位置合わせマークと同じ線幅になるように、読取画像の線幅を細くするようにしてもよい。また、平均値を算出する際に、複数の読取画像の位置合わせマークの内、線幅が予め定めた基準から逸脱する(例えば、線幅の分布において標準偏差から外れる)位置合わせマークを除外し、残りの位置合わせマークを用いて線幅の平均値を算出するようにしてもよい。
プレビュー制御部19は、元画像と細線化処理後の読取画像、若しくは、太らせ処理後の元画像と読取画像とを重ねて(レイヤー毎に積層して)表示するプレビュー画面を表示操作部14に表示させる。その際、必要に応じて、補正量を調整する部分(トンボ等の位置合わせマーク近傍の部分)を拡大表示したり、読取画像から位置合わせマーク近傍の画像を抽出し、元画像と読取画像から抽出した位置合わせマーク近傍の画像とを重ね合わせて表示したりする。そして、プレビュー制御部19は、画像補正における補正量の調整操作(一方の画像を移動/回転/拡縮して元画像及び読取画像の位置合わせマークを合致させる操作や決定ボタンを選択する操作など)を受け付け、決定された補正量を補正部20に通知する。また、プレビュー制御部19は、必要に応じて、補正量を自動算出するか、補正量を手動設定するかの選択操作を受け付け、選択結果を補正部20に通知する。
補正部20は、プレビュー画面で決定された補正量に基づいて、画像補正を実施する。例えば、スキュー・ボウ補正の場合は、決定された補正量に従って、主走査方向及び副走査方向の傾きを補正する。また、補正部20は、プレビュー画面で補正量の自動算出が選択された場合は、元画像及び読取画像の位置合わせマークを合致させる補正量を算出し、算出した補正量に基づいて、画像補正を実施する。
上記画像加工部18、プレビュー制御部19、補正部20はハードウェアとして構成してもよいし、制御部11を画像加工部18、プレビュー制御部19、補正部20として機能させる制御プログラムとして構成し、当該制御プログラムをCPU11aに実行させるようにしてもよい。
なお、図5は本実施例の画像形成装置10の一例であり、画像形成装置10の構成や制御は適宜変更可能である。例えば、図5では、制御部11を画像加工部18、プレビュー制御部19、補正部20として機能させたが、画像加工部18の解像度変換や細線化処理/太らせ処理は画像処理部15に実行させてもよい。また、図5では、画像形成装置10に画像処理部15を設けたが、画像形成装置10とは別にRIP機能を備えるコントローラ30を備える場合は、コントローラ30が生成した元画像の画像データを画像形成装置10に送信するようにしてもよい。
また、図5では、画像形成装置10が、元画像の読み取りと補正量の調整のためのプレビュー表示とを行う構成としたが、画像形成装置10とは別にコントローラ30を備える場合は、コントローラ30を画像加工部18、プレビュー制御部19などとして機能させ(コントローラ30のCPUに制御プログラムを実行させ)、コントローラ30が決定した補正量を画像形成装置10に通知するようにしてもよい。また、画像形成装置10とは別にスキャナ40を備える場合は、スキャナ40が取得した読取画像を画像形成装置10に送信するようにしてもよい。
以下、本実施例の画像形成装置10の概略動作について図面を参照して説明する。
図6は、位置合わせマークを含む原稿をラスタライズして生成した元画像22と、画像形成部16によって印刷され、画像読取部17によって読み取られた読取画像23と、を示している。画像形成装置10は、図6(a)の左図のような元画像22を印刷しようとするが、画像形成部16の動作(例えば、中間転写ベルトの姿勢や中間転写ユニットのローラの反りなど)により、図6(a)の右図のように元画像からずれの生じた画像を出力してしまう。そこで、画像形成装置10は図6の右図のような出力結果を補正し、元画像どおりの出力結果を得るための画像補正機能(例えば、スキュー・ボウ補正機能)を有しており、ユーザはこの画像補正機能を使用し、元画像どおりの印刷結果が得られるように補正量を調整する。
その際、元画像22と読取画像23とを重ねてするプレビュー画面を表示し、各々の位置合わせマーク24が重なるように補正量を調整するが、図11に示すように、元画像22では位置合わせマーク24の線が設計した太さで表示されるのに対して、読取画像23ではスキャナの解像度などに依存して位置合わせマーク24の線が太く表示されてしまい、双方の位置合わせマーク24の位置合わせが困難になり、補正量が適切に決定できない。そこで、本実施例では、後述するように、双方の位置合わせマーク24の線幅が同じになるように少なくとも一方の画像を加工する。
なお、画像補正に際して、図6(a)に示すような位置合わせマーク24(ここでは9個の位置合わせマーク24)のみの元画像を印刷してもよいが、ジョブの印刷時に画像補正を実施する場合は、図6(b)に示すように、ジョブ画像25の周囲に位置合わせマーク24(ここでは8個の位置合わせマーク24)を配置した元画像を印刷してもよい。この位置合わせマーク24のサイズや数、配置は図6の構成に限定されず、例えば、ジョブ画像25の周囲に位置合わせマーク24を配置する場合は余白領域の幅を考慮して位置合わせマーク24のサイズを変更してもよいし、位置合わせマーク24を用紙の周囲の四隅などに配置してもよい。
また、図6では、位置合わせマーク24を十字マークとしているが、位置合わせマーク24の形状も図6の構成に限定されず、例えば、図7(a)に示すようなカギ括弧形状や図7(b)に示すようなT字形状などとしてもよいし、主走査方向又は副走査方向に延びる線を任意に組み合わせた図形などとしてもよい。
以下、本実施例の画像形成装置10の具体的な動作について説明する。画像形成装置10のCPU11aは、ROM11bや記憶部12に記憶した制御プログラムをRAM11cに展開して実行することにより、図8のフローチャートに示す各ステップの処理を実行する。
画像処理部15は、トンボ等の位置合わせマークを含む原稿(チャート)のRIP処理を行って元画像を生成し(S101)、画像形成部16は、用紙に元画像を印刷する(S102)。このとき、RIP処理により生成された元画像はスキュー・ボウ補正機能を有した画像形成装置10を通過するが、この段階ではスキュー・ボウ補正の補正値が決定されていないため、元画像はスキュー・ボウ補正されることなく、印刷される。
次に、画像読取部17は、画像形成部16によって用紙に印刷された元画像を読み取り、読取画像を取得する(S103)。この読取画像は画像読取部17の読み取りの解像度に依存し、一般的に元画像に比べて低解像度となっている。
次に、制御部11(画像加工部18)は、元画像と読取画像とが同じ解像度になるように、元画像又は読取画像の解像度変換を行う(S104)。例えば、RIP処理後の元画像の解像度が1200dpi(dots per inch)、画像読取部17が読み取った読取画像の解像度が300dpiの場合、読取画像の解像度を1200dpiに変換する。この解像度変換により、読取画像の1dot幅の線が4dot幅の線となる。又は、元画像の解像度を300dpiに変換する。この解像度変換により、元画像の4dot幅の線が1dot幅の線となる。
次に、制御部11(画像加工部18)は、元画像及び読取画像の線幅が異なる場合に、当該線幅が同じになるように、元画像及び読取画像の少なくとも一方を加工する(S105)。具体的には、読取画像の解像度を変換した場合は、読取画像に対して細線化処理を実施して(例えば、幅方向の中心の画素のみにして)、元画像と同じ線幅にする。又は、元画像の解像度を変換した場合は、元画像に対して太らせ処理を実施して(例えば、幅方向に画素を追加して)、読取画像と同じ線幅にする。
次に、制御部11(プレビュー制御部19)は、元画像と細線化処理後の読取画像(若しくは、太らせ処理後の元画像と読取画像)を重ね合わせて表示操作部14にプレビュー表示を行う(S106)。図9及び図10はプレビュー画面21の一例である。図9は、元画像22と細線化処理後の読取画像23aとを重ね合わせて表示した例であり、トンボ部分の拡大図に示すように、双方の画像が同じ太さの細い線で表示される。また、図10は、太らせ処理後の元画像22aと読取画像23とを重ね合わせて表示した例であり、トンボ部分の拡大図に示すように、双方の画像が同じ太さの太い線で表示される。このように、元画像と読取画像とを同じ太さの線で表示することにより、ユーザは、元画像22に対して読取画像23がどの程度ずれているかを容易かつ正確に判断することができる。
その後、ユーザが表示操作部14を操作して元画像又は読取画像の位置を調整すると、制御部11(プレビュー制御部19)は、表示操作部14の出力信号に基づいて補正量を取得する(S107)。そして、制御部11(プレビュー制御部19)は、補正量を決定する操作が行われたかを判断し(S108)、補正量を決定する操作が行われていなければ(S108のNo)、S106に戻って、取得した補正量に基づいて元画像又は読取画像の位置を調整したプレビュー画面21を表示する。このように、補正量に応じて印刷結果がどのように変化するかをプレビュー表示することにより、ユーザは適切な補正量を容易に決定することができる。
一方、補正量を決定する操作が行われたら(S108のYes)、制御部11(補正部20)は、決定した補正量に基づいてスキュー・ボウ補正などの画像補正を実施し(S109)、画像形成部16は再び印刷を開始する(S110)。このように、決定した補正量に従って画像補正を実施することにより、元画像と同様の印刷結果が得られるようになる。
以上説明したように、元画像22及び読取画像23の線幅が異なる場合に、読取画像23に対して細線化処理を実施、又は、元画像22に対して太らせ処理を実施し、元画像22と読取画像23を同じ線幅でプレビュー表示することにより、元画像22と読取画像23とのずれ量が明確になり、ユーザは画像補正の補正量を適切に決定することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、その構成及び制御方法は適宜変更可能である。
例えば、上記実施例では、スキュー・ボウ補正について記載したが、スキュー・ボウ以外の任意の傾き補正や位置補正に対して、本発明の制御方法を同様に適用することができる。
本発明は、スキュー・ボウ補正などの画像補正における補正量を調整するためのプレビュー画面を表示する画像形成装置、当該プレビュー画面を用いた補正量の調整を制御する制御方法、制御プログラム及び当該制御プログラムを記録した記録媒体に利用可能である。
10 画像形成装置
11 制御部
11a CPU
11b ROM
11c RAM
12 記憶部
13 ネットワークI/F部
14 表示操作部
15 画像処理部
16 画像形成部
17 画像読取部
18 画像加工部
19 プレビュー制御部
20 補正部
21 プレビュー画面
22 元画像
22a 元画像(太らせ処理後)
23 読取画像
23a 読取画像(細線化処理後)
24 位置合わせマーク(トンボ)
25 ジョブ画像
30 コントローラ
40 スキャナ

Claims (27)

  1. 位置合わせマークを含む原稿をラスタライズして第1画像を生成する画像処理部と、
    生成した前記第1画像を用紙に印刷する画像形成部と、
    印刷した前記第1画像を読み取って第2画像を取得する画像読取部と、
    前記第1画像及び前記第2画像の前記位置合わせマークの対応する線幅が異なる場合に、当該線幅が同じになるように、前記第1画像及び前記第2画像の少なくとも一方を加工する画像加工部と、
    少なくとも一方を加工した前記第1画像及び前記第2画像を重ねて表示するプレビュー画面を表示部に表示させ、画像補正における補正量の調整操作を受け付けるプレビュー制御部と、
    決定された前記補正量に従って、前記画像補正を実施する補正部と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像加工部は、前記第2画像を前記第1画像と同じ解像度に変換した後、前記第2画像の線幅を細くする画像加工を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成部は、前記第1画像を複数の用紙に印刷し、
    前記画像読取部は、前記複数の用紙から前記第1画像を読み取って複数の前記第2画像を取得し、
    前記画像加工部は、前記複数の第2画像の前記位置合わせマークの線幅の平均値を算出し、前記平均値が前記第1画像の前記位置合わせマークと同じ線幅になるように、補正量の調整操作の対象となる前記第2画像の線幅を細くする、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像加工部は、前記複数の第2画像の前記位置合わせマークの内、線幅が予め定めた基準から逸脱する前記位置合わせマークを除外し、残りの前記位置合わせマークを用いて前記平均値を算出する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像加工部は、前記第1画像を前記第2画像と同じ解像度に変換した後、前記第1画像の線幅を太くする画像加工を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記プレビュー制御部は、更に、前記第1画像及び前記第2画像のうち少なくとも前記位置合わせマークを含む領域を拡大表示する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載の画像形成装置。
  7. 前記プレビュー制御部は、前記第2画像から少なくとも前記位置合わせマークを含む領域の画像を抽出し、前記第1画像と前記第2画像から抽出した前記領域の画像とを重ねて表示する、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一に記載の画像形成装置。
  8. 前記プレビュー制御部は、前記補正量を自動算出するか、前記補正量を手動設定するかの選択操作を受け付け、
    前記補正部は、自動算出が選択された場合は、前記第1画像及び前記第2画像の前記位置合わせマークを合致させる補正量を算出し、前記算出した補正量に従って、前記画像補正を実施する、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一に記載の画像形成装置。
  9. 前記画像補正は、スキュー補正又はボウ補正である、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一に記載の画像形成装置。
  10. 位置合わせマークを含む原稿をラスタライズして第1画像を生成する画像処理部と、生成した前記第1画像を用紙に印刷する画像形成部と、印刷した前記第1画像を読み取って第2画像を取得する画像読取部と、を含むシステムにおける制御方法であって、
    前記第1画像及び前記第2画像の前記位置合わせマークの対応する線幅が異なる場合に、当該線幅が同じになるように、前記第1画像及び前記第2画像の少なくとも一方を加工する第1処理と、
    少なくとも一方を加工した前記第1画像及び前記第2画像を重ねて表示するプレビュー画面を表示部に表示させる第2処理と、
    画像補正における補正量の調整操作を受け付ける第3処理と、
    決定された前記補正量に従って、前記画像補正を実施する第4処理と、を実行する、
    ことを特徴とする制御方法。
  11. 前記第1処理では、前記第2画像を前記第1画像と同じ解像度に変換した後、前記第2画像の線幅を細くする画像加工を行う、
    ことを特徴とする請求項10に記載の制御方法。
  12. 前記画像形成部は、前記第1画像を複数の用紙に印刷し、
    前記画像読取部は、前記複数の用紙から前記第1画像を読み取って複数の前記第2画像を取得し、
    前記第1処理では、前記複数の第2画像の前記位置合わせマークの線幅の平均値を算出し、前記平均値が前記第1画像の前記位置合わせマークと同じ線幅になるように、補正量の調整操作の対象となる前記第2画像の線幅を細くする、
    ことを特徴とする請求項11に記載の制御方法。
  13. 前記第1処理では、前記複数の第2画像の前記位置合わせマークの内、線幅が予め定めた基準から逸脱する前記位置合わせマークを除外し、残りの前記位置合わせマークを用いて前記平均値を算出する、
    ことを特徴とする請求項12に記載の制御方法。
  14. 前記第1処理では、前記第1画像を前記第2画像と同じ解像度に変換した後、前記第1画像の線幅を太くする画像加工を行う、
    ことを特徴とする請求項10に記載の制御方法。
  15. 前記第2処理では、更に、前記第1画像及び前記第2画像のうち少なくとも前記位置合わせマークを含む領域を拡大表示する、
    ことを特徴とする請求項10乃至14のいずれか一に記載の制御方法。
  16. 前記第2処理では、前記第2画像から少なくとも前記位置合わせマークを含む領域の画像を抽出し、前記第1画像と前記第2画像から抽出した前記領域の画像とを重ねて表示する、
    ことを特徴とする請求項10乃至15のいずれか一に記載の制御方法。
  17. 前記第3処理では、前記補正量を自動算出するか、前記補正量を手動設定するかの選択操作を受け付け、
    前記第4処理では、自動算出が選択された場合は、前記第1画像及び前記第2画像の前記位置合わせマークを合致させる補正量を算出し、前記算出した補正量に従って、前記画像補正を実施する、
    ことを特徴とする請求項10乃至16のいずれか一に記載の制御方法。
  18. 前記画像補正は、スキュー補正又はボウ補正である、
    ことを特徴とする請求項10乃至17のいずれか一に記載の制御方法。
  19. 位置合わせマークを含む原稿をラスタライズして第1画像を生成する画像処理部と、生成した前記第1画像を用紙に印刷する画像形成部と、印刷した前記第1画像を読み取って第2画像を取得する画像読取部と、を含むシステム内の装置で動作する制御プログラムであって、
    前記装置に、
    前記第1画像及び前記第2画像の前記位置合わせマークの対応する線幅が異なる場合に、当該線幅が同じになるように、前記第1画像及び前記第2画像の少なくとも一方を加工する第1処理、
    少なくとも一方を加工した前記第1画像及び前記第2画像を重ねて表示するプレビュー画面を表示部に表示させる第2処理、
    画像補正における補正量の調整操作を受け付ける第3処理、
    決定された前記補正量に従って、前記画像補正を実施する第4処理、を実行させる、
    ことを特徴とする制御プログラム。
  20. 前記第1処理では、前記第2画像を前記第1画像と同じ解像度に変換した後、前記第2画像の線幅を細くする画像加工を行う、
    ことを特徴とする請求項19に記載の制御プログラム。
  21. 前記画像形成部は、前記第1画像を複数の用紙に印刷し、
    前記画像読取部は、前記複数の用紙から前記第1画像を読み取って複数の前記第2画像を取得し、
    前記第1処理では、前記複数の第2画像の前記位置合わせマークの線幅の平均値を算出し、前記平均値が前記第1画像の前記位置合わせマークと同じ線幅になるように、補正量の調整操作の対象となる前記第2画像の線幅を細くする、
    ことを特徴とする請求項20に記載の制御プログラム。
  22. 前記第1処理では、前記複数の第2画像の前記位置合わせマークの内、線幅が予め定めた基準から逸脱する前記位置合わせマークを除外し、残りの前記位置合わせマークを用いて前記平均値を算出する、
    ことを特徴とする請求項21に記載の制御プログラム。
  23. 前記第1処理では、前記第1画像を前記第2画像と同じ解像度に変換した後、前記第1画像の線幅を太くする画像加工を行う、
    ことを特徴とする請求項19に記載の制御プログラム。
  24. 前記第2処理では、更に、前記第1画像及び前記第2画像のうち少なくとも前記位置合わせマークを含む領域を拡大表示する、
    ことを特徴とする請求項19乃至23のいずれか一に記載の制御プログラム。
  25. 前記第2処理では、前記第2画像から少なくとも前記位置合わせマークを含む領域の画像を抽出し、前記第1画像と前記第2画像から抽出した前記領域の画像とを重ねて表示する、
    ことを特徴とする請求項19乃至24のいずれか一に記載の制御プログラム。
  26. 前記第3処理では、前記補正量を自動算出するか、前記補正量を手動設定するかの選択操作を受け付け、
    前記第4処理では、自動算出が選択された場合は、前記第1画像及び前記第2画像の前記位置合わせマークを合致させる補正量を算出し、前記算出した補正量に従って、前記画像補正を実施する、
    ことを特徴とする請求項19乃至25のいずれか一に記載の制御プログラム。
  27. 前記画像補正は、スキュー補正又はボウ補正である、
    ことを特徴とする請求項19乃至26のいずれか一に記載の制御プログラム。
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