JP2009286735A - 皮膚外用剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】アルキルレゾルシノール類を含有する皮膚外用剤であって、温度安定性(特には高温安定性)、光安定性に優れる皮膚外用剤を提供する。
【解決手段】(a)アルキルレゾルシノールまたはその塩(4−イソブチルレゾルシノールまたはその塩等)を0.01〜5質量%、(b)L−アスコルビン酸誘導体(2−O−アルキル−L−アスコルビン酸、3−O−アルキル−L−アスコルビン酸等)を0.01〜5質量%、並びに(c)(c−1)ステロール骨格を有する化合物(POEフィトステロール類、POEコレスタノール類等)、(c−2)ビタミンE誘導体、(c−3)ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシブテンポリグリセリンアルキルエーテル、ショ糖脂肪酸エステル等の化合物、および(c−4)ソルビタン骨格を有する化合物(ポリソルベート60等)の中から選ばれる1種または2種以上の化合物を0.01〜7質量%含有する皮膚外用剤。
【選択図】なし

Description

本発明は皮膚外用剤に関する。さらに詳しくは、アルキルレゾルシノール類を含有する皮膚外用剤であって、温度安定性(特には高温安定性)、光安定性に優れる皮膚外用剤に関する。
アルキルレゾルシノール類は、メラニン産生抑制作用や抗菌作用を有していることが知られており、美白や抗菌などの目的で化粧料に含有されている(例えば、特許文献1〜2参照)。美白効果のある物質として、上記アルキルレゾルシノール類の他にL−アスコルビン酸誘導体が知られており、アルキルレゾルシノール類とL−アスコルビン酸誘導体を含む皮膚外用剤も提案されている(例えば、特許文献3〜4参照)。アルキルレゾルシノール類、L−アスコルビン酸誘導体の両化合物は、温度、光による変色を生じやすいという問題があるが、これまで、アルキルレゾルシノール類、L−アスコルビン酸誘導体の両化合物の変色を効果的に抑制する技術については、十分に検討がなされていなかった。
特開平2−049715号公報 特開平4−169511号公報 特開2004−277352号公報 特開2005−120023号公報
本発明は、アルキルレゾルシノール類を含有する皮膚外用剤であって、温度安定性(特には高温安定性)、光安定性に優れる皮膚外用剤を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、アルキルレゾルシノール類と、L−アスコルビン酸誘導体と、特定の活性剤を含む3成分系の皮膚外用剤が温度安定性(特には高温安定性)、光安定性に優れることを見出した。本発明はこれら知見によりなされたものである。
すなわち本発明は、(a)下記式(I)で示されるアルキルレゾルシノールまたはその塩を0.01〜5質量%、(b)L−アスコルビン酸誘導体を0.01〜5質量%、並びに(c)(c−1)ステロール骨格を有する化合物、(c−2)ビタミンE誘導体、(c−3)下記式(II)で示される化合物、および(c−4)ソルビタン骨格を有する化合物の中から選ばれる1種または2種以上を0.01〜7質量%含有する皮膚外用剤に関する。
(a)成分:
Figure 2009286735
(式(I)中、Rは炭素原子数2〜12の直鎖状または分岐鎖状のアルキル基を示す。)
(c−3)成分:
Figure 2009286735
(式(II)中、Rは炭素原子数12〜22の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基またはアルケニル基を示し、nは0または1の数を示し、qは1〜3の整数を示し、q=1のときRは下記式(III)で示される基または糖残基を示し、q=2または3のときRは糖残基を示す。)
Figure 2009286735
(式(III)中、Rは水素原子または炭素原子数12〜22の脂肪族アシル基を示し、m、pはそれぞれ独立に0〜40の整数を示し、かつ、m+p≧5である。)
上記において、(b)成分が2−O−アルキル−L−アスコルビン酸またはその塩、3−O−アルキル−L−アスコルビン酸またはその塩、L−アスコルビン酸−2−グルコシドまたはその塩の中から選ばれる1種または2種以上である態様が好ましい。
上記において、(c−1)成分が下記式(IV)で表される化合物である態様が好ましい。
Figure 2009286735
(式(IV)中、Rはフィトステロール残基、フィトスタノール残基、コレスタノール残基、コレステリルエーテル残基のいずれかを示し、sは0〜100の数を示し、tは5〜100の数を示す。)
上記において、(c−2)成分が、下記式(V)または(VI)で表される化合物である態様が好ましい。
Figure 2009286735
Figure 2009286735
(式(V)、(VI)中、EOはエチレンオキシド基を示し、POはプロピレンオキシド基を示し、BOはブチレンオキシド基を示し、R、R、Rはそれぞれ独立に水素原子またはメチル基を示し、k、yはそれぞれ0〜30の数を示し(ただし、kとyが同時に0となることはない)、xは1〜30の数を示す。)
本発明により、アルキルレゾルシノール類を含有する皮膚外用剤であって、温度安定性(特には高温安定性)、光安定性に優れる皮膚外用剤が提供される。
以下、本発明について詳述する。
本発明に用いられる(a)成分としてのアルキルレゾルシノールまたはその塩は、下記式(I)で示される化合物、またはその塩である。
Figure 2009286735
式(I)中、Rは炭素原子数2〜12の直鎖状または分岐鎖状のアルキル基を示す。直鎖状のアルキル基としては、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基が挙げられる。分枝鎖状のアルキル基としては、直鎖状アルキル基中の水素原子がメチル基等の低級アルキル基で置換されたものが好適例として挙げられ、具体的にはイソプロピル基、イソブチル基、tert−ブチル基、イソアミル基、2−メチルヘキシル基等が挙げられる。本発明では生理活性および細胞毒性等の点から、Rとしてエチル基、ブチル基、イソブチル基、イソプロピル基、プロピル基、tert−ブチル基等が好ましい。
上記式(I)で示されるアルキルレゾルシノールの塩としては、特に限定されるものでないが、例えばナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩等のアルカリ金属塩、マグネシウム塩、カルシウム塩等のアルカリ土類金属塩のほか、アンモニウム塩、アミノ酸塩等が挙げられる。ただしこれら例示に限定されるものでない。
(a)成分の配合量は、本発明皮膚外用剤中に0.01〜5質量%であり、好ましくは0.1〜3質量%、より好ましくは0.1〜1質量%である。配合量が0.01質量%未満では美白効果や抗菌効果等が乏しくなり、一方、5質量%超の配合は皮膚への刺激性の点などから好ましくない。(a)成分は1種または2種以上を用いることができる。
本発明に用いられる(b)成分としてのL−アスコルビン酸誘導体は、一般に化粧品、医薬品等に用いられ得るものであれば特に限定されるものでなく、例えば、L−アスコルビン酸モノステアレート、L−アスコルビン酸モノパルミテート、L−アスコルビン酸モノオレート、L−アスコルビン酸ジステアレート、L−アスコルビン酸ジパルミテート、L−アスコルビン酸ジオレート等のL−アスコルビン酸アルキルエステルまたはそれらの塩;L−アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム塩等のL−アスコルビン酸リン酸エステルまたはその塩;L−アスコルビン酸−2−硫酸エステル、L−アスコルビン酸−2−硫酸エステルナトリウム塩等のL−アスコルビン酸−2−硫酸エステルまたはその塩;L−アスコルビン酸−2−グルコシドを好適な例とするL−アスコルビン酸グルコシドまたはその塩;2−O−メチル−L−アスコルビン酸、2−o−エチル−L−アスコルビン酸、2−O−n−プロピル−L−アスコルビン酸、2−O−イソプロピル−L−アスコルビン酸、2−O−n−ブチル−L−アスコルビン酸、2−O−イソブチル−L−アスコルビン酸、2−O−tert−ブチル−L−アスコルビン酸、2−O−n−ペンチル−L−アスコルビン酸、2−O−n−ヘキシル−L−アスコルビン酸、2−O−n−ヘプチル−L−アスコルビン酸、2−O−n−オクチル−L−アスコルビン酸、2−O−n−ノニル−L−アスコルビン酸等の、L−アスコルビン酸の2−O−アルキルエーテルまたはそれらの塩;3−O−メチル−L−アスコルビン酸、3−O−エチル−L−アスコルビン酸、3−O−n−プロピル−L−アスコルビン酸、3−O−イソプロピル−L−アスコルビン酸、3−O−n−ブチル−L−アスコルビン酸、3−O−イソブチル−L−アスコルビン酸、3−O−tert−ブチル−L−アスコルビン酸、3−O−n−ペンチル−L−アスコルビン酸、3−O−n−ヘキシル−L−アスコルビン酸、3−O−n−ヘプチル−L−アスコルビン酸、3−O−n−オクチル−L−アスコルビン酸、3−O−n−ノニル−L−アスコルビン酸等の、L−アスコルビン酸の3−O−アルキルエーテルまたはそれらの塩などが挙げられる。
上記各誘導体の塩としては、特に限定されるものでないが、例えばナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩等のアルカリ金属塩、マグネシウム塩、カルシウム塩等のアルカリ土類金属塩のほか、アンモニウム塩、アミノ酸塩等が挙げられる。ただしこれら例示に限定されるものでない。
本発明では(b)成分として、2−O−アルキル−L−アスコルビン酸またはその塩、3−O−アルキル−L−アスコルビン酸またはその塩、L−アスコルビン酸−2−グルコシドまたはその塩が好ましく用いられる。
(b)成分の配合量は、本発明皮膚外用剤中に0.01〜5質量%であり、好ましくは0.05〜3質量%、特には0.1〜3質量%である。配合量が0.01質量%未満では温度安定性の寄与に乏しくなり、一方、5質量%超の配合は皮膚への刺激性の点などから好ましくない。(b)成分は1種または2種以上を用いることができる。
本発明に用いられる(c)成分としての活性剤は、(c−1)ステロール骨格を有する化合物、(c−2)ビタミンE誘導体、(c−3)式(II)(後述)で示される化合物、および(c−4)ソルビタン骨格を有する化合物の中から選ばれる1種または2種以上の化合物が用いられる。これら各化合物の塩も用いられる。
(c−1)成分であるステロール骨格を有する化合物としては、フィトステロール類、フィトスタノール類、コレスタノール類、コレステリルエーテル類等に、エチレンオキシド(EO)、プロピレンオキシド(PO)等が付加重合した化合物等が挙げられる。これら化合物は下記式(IV)で表すことができる。
Figure 2009286735
(式(IV)中、Rはフィトステロール残基、フィトスタノール残基、コレスタノール残基、コレステリルエーテル残基のいずれかを示し、sは0〜100の数を示し、tは5〜100の数を示す。)
上記コレステロール骨格を有する化合物の具体例としては、例えば、POE(5)フィトステロール、POE(10)フィトステロール、POE(20)フィトステロール、POE(25)フィトステロール、POE(30)フィトステロール等のポリオキシエレチレンフィトステロール類;POE(20)フィトスタノール、POE(25)フィトスタノールおよびPOE(30)フィトスタノール等のポリオキシエチレンフィトスタノール類;POE(20)コレスタノール、POE(25)コレスタノール、POE(30)コレスタノール等のポリオキシエチレンコレスタノール類;POE(5)コレステリルエーテル、POE(10)コレステリルエーテル、POE(15)コレステリルエーテル、POE(20)コレステリルエーテル、POE(24)コレステリルエーテル、POE(30)コレステリルエーテル等のポリオキシエチレンコレステリルエーテル類などが挙げられる。中でも光安定性の点から、POE(20)フィトステロール、POE(30)フィトステロール、POE(30)コレスタノール等が好ましく、特にはPOE(30)フィトステロールが好ましい。
(c−2)成分である上記ビタミンE誘導体としては、特に限定されるものでないが、例えば下記式(V)または(VI)で示される化合物が好ましく用いられる。
Figure 2009286735
Figure 2009286735
上記式(V)または(VI)中、各置換基は以下の意味を表す。なお式中、EOはエチレンオキシド基を示し、POはプロピレンオキシド基、BOはブチレンオキシド基を示す。
、R、Rはそれぞれ独立に水素原子またはメチル基を示す。R、R、Rの好適な組み合せとしては、R、RおよびRがメチル基を示す組合せ(5,7,8−トリメチル体。原料のビタミンEがα−トコフェロールである場合);RおよびRがメチル基を示し、Rが水素原子を示す組合せ(5,8−ジメチル体。原料のビタミンEがβ−トコフェロールである場合);Rが水素原子を示し、RおよびRがメチル基を示す組合せ(7,8−ジメチル体。原料のビタミンEがγ−トコフェロールである場合)、またはRおよびRが水素原子を示し、Rがメチル基を示す組合せ(8−メチル体。原料のビタミンEがδ−トコフェロールである場合)が挙げられる。
は水素原子、炭素原子数1〜6のアルカノイル基、炭素原子数1〜6のアルキル基、SOH基、P(O)(OH)基、CHCOOH基またはCOCHCH(SOH)COOH基を示す。
上記炭素原子数1〜6のアルカノイル基は直鎖状または分岐状いずれでもよく、具体的には、例えばアセチル基、プロパノイル基、ブチリル基、イソブチリル基、ピバロイル基等が挙げられ、中でもアセチル基、プロパノイル基、ピバロイル基等が好ましく、特には合成の点からアセチル基が好ましい。
上記炭素原子数1〜6のアルキル基は直鎖状または分岐鎖状いずれでもよく、具体的には、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基等が挙げられ、中でもメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等が好ましく、特には合成の点からメチル基、エチル基が好ましい。
SOH基、P(O)(OH)基、CHCOOH基またはCOCHCH(SOH)COOH基は、塩基と結合して塩を形成することができる。塩基としては、毒性が低く、上記式(V)または(VI)で表されるビタミンE誘導体の抗酸化活性および保湿性等に影響を与えなければ、特に限定されない。そのような塩としては、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩等のアルカリ金属塩;カルシウム塩、マグネシウム塩等のアルカリ土類金属塩、アルミニウム塩、鉄塩、亜鉛塩、銅塩、ニッケル塩、コバルト塩等の金属塩;アンモニウム塩等の無機塩;t−オクチルアミン塩、ジベンジルアミン塩、モルホリン塩、グルコサミン塩、フェニルグリシンアルキルエステル塩、エチレンジアミン塩、N−メチルグルカミン塩、グアニジン塩、ジエチルアミン塩、トリエチルアミン塩、ジシクロヘキシルアミン塩、N,N’−ジベンジルエチレンジアミン塩、クロロプロカイン塩、プロカイン塩、ジエタノールアミン塩、N−ベンジル−フェネチルアミン塩、ピペラジン塩、テトラメチルアンモニウム塩、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン塩等の有機塩などのアミン塩が挙げられる。ただしこれらの例示に限定されるものでない。中でも合成の点から、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩等が好ましく、より好ましくはナトリウム塩、カリウム塩、1/2マグネシウム塩、1/2カルシウム塩、アンモニウム塩等であり、特にはナトリウム塩、アンモニウム塩が好ましい。
k、yはそれぞれ0〜30の数を示し、好ましくは0〜25であり、特に好ましくは0〜20である(ただし、kとyが同時に0となることはない)。xは1〜30の数を示し、好ましくは1〜10であり、特に好ましくは1〜5である。特に好ましいk、x、yの組み合せとしては、k、yがそれぞれ0〜20であり(ただし、kとyが同時に0となることはない)、xが1〜5である組み合せが挙げられる。
(c−3)成分は下記式(II)で示される化合物である。
Figure 2009286735
式(II)中、Rは炭素原子数12〜22の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基またはアルケニル基を示す。
nは0または1の数を示す。qは1〜3の整数を示し、q=1のときRは下記式(III)で示される基または糖残基を示し、q=2または3のときRは糖残基を示す。
Figure 2009286735
式(III)中、Rは水素原子または炭素原子数12〜22の脂肪族アシル基を示し、m、pはそれぞれ独立に0〜40の整数を示し、かつ、m+p≧5である。
上記式(II)で示される化合物としては、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシブテンポリグリセリンアルキルエーテル、ショ糖脂肪酸エステル等が好適なものとして例示される。
ポリグリセリン脂肪酸エステルのポリグリセリンの部分としては、グリセリンの5〜20量体が好ましく例示でき、脂肪酸部分としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸或いはベヘン酸等が好ましく例示できる。すなわち上記式(II)において、n=1、q=1であり、Rは式(III)で示される基(ただし、式中、m=5〜20、p=0)であり、Rとしてはラウリル基、ミリスチル基、パルミチル基、ステアリル基、オレイル基、リノリル基等が好ましい。エステル化度は1分子あたり平均1〜3で、かつフリーの水酸基を少なくとも3個有する形態が好ましい。すなわち、式(II)で示されるポリグリセリン脂肪酸エステルにおいて、Rは式(III)で示される基(式中、m=5〜20、p=0のポリグリセリン部分)であり、ポリグリセリン部分のRの1〜3個が炭素原子数12〜22の脂肪族アシル基を示し、少なくとも3個が水素である。なお、Rの炭素原子数12〜22の脂肪族アシル基としては、ライロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基、ステアロイル基、オレオイル基、リノロイル基等が好ましい。
このようなポリグリセリン脂肪酸エステルの多くが市販されており、特に好ましいものとしては、デカグリセリンモノラウレート、デカグリセリンモノオレート、デカグリセリンモノステアレート等が市販品では好ましく例示できる。
ポリオキシブテンポリグリセリンアルキルエーテルとしては、オキシブチレン基の付加モル数(平均重合度)が平均で10〜20が好ましく、ポリグリセリンの平均付加モル数(平均重合度)が10〜20のものが好ましい。すなわち、式(II)において、n=0であり、q=1であり、Rは式(III)で示される基(式中、m=10〜20、p=10〜20)であり、Rとしては、ステアリル基、オレイル基等が好ましい。
上記ポリオキシブテンポリグリセリンアルキルエーテルは、市販されているものもあり、それを利用することもできる。市販品で特に好ましいものは、ポリオキシブテン(13)ポリグリセリル(14)ステアリルエーテル(「ハイグリオールS−26」;日本サーファクタント(株)製)等が挙げられる。
ショ糖脂肪酸エステルとしては、n=1かつq=1のショ糖モノ脂肪酸エステル、q=2のショ糖ジ脂肪酸エステル、q=3のショ糖トリ脂肪酸エステルが好ましく挙げられる。中でもショ糖モノ脂肪酸エステルがより好ましく、脂肪酸部分としては、ラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸が好ましく例示できる。すなわち式(II)中、Rは糖残基としてのショ糖であり、Rとしてはラウリル基、ミリスチル基、パルミチル基、ステアリル基、オレイル基等が好ましい。具体的に好ましいショ糖モノ脂肪酸エステルとしては、ショ糖モノラウレート、ショ糖モノステアレート等が特に好ましい。
(c−4)成分である上記ソルビタン骨格を有する化合物としては、例えば、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルなどが例示でき、かかるエステルを構成する脂肪酸としては、ミリスチン酸、パルミチン酸、イソステアリン酸、ステアリン酸、オレイン酸などが好適に例示でき、中でも安定性向上の点からステアリン酸が特に好ましい。なおポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルにおいては、ポリオキシエチレンの付加モル数は5〜40が好ましく、より好ましくは10〜30である。(c−4)成分の具体例としてはモノステアリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン〔=ポリソルベート60〕等が挙げられる。
(c)成分の配合量は、本発明皮膚外用剤中に0.01〜7質量%であり、好ましくは0.05〜5質量%、特には0.1〜3質量%である。配合量が0.01質量%未満では、本発明皮膚外用剤を透明化粧水として調製する場合、透明系に調製するのが難しくなり、一方、7質量%超では使用性(べたつきの増加)、刺激性の点で好ましくない。
本発明皮膚外用剤は、上記(a)成分、(b)成分、(c)成分の3成分系とすることで、アルキルレゾルシノールおよびL−アスコルビン酸誘導体の両成分の変色を効果的に抑制する温度安定性(高温安定性)に優れるとともに、日光やキセノン等による変色を効果的に抑制する光安定性に優れる。
本発明の皮膚外用剤は、上記の成分を基剤とすることにより常法により調製される。本発明の皮膚外用剤は、上記した成分の他に、本発明効果を損わない範囲において、通常皮膚外用剤に用いられる他の成分、例えば、粉末成分、液体油脂、固体油脂、ロウ、炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル、シリコーン、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤、保湿剤、水溶性高分子、増粘剤、皮膜剤、紫外線吸収剤、金属イオン封鎖剤、低級アルコール、多価アルコール、糖、アミノ酸、有機アミン、高分子エマルジョン、pH調製剤、皮膚栄養剤、ビタミン、酸化防止剤、酸化防止助剤、香料、水等を、必要に応じて適宜配合することができる。以下に具体的な配合可能成分を列挙するが、ただしこれら例示に限定されるものでない。
保湿剤としては、特に限定されるものでなく、例えば、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、キシリトール、ソルビトール、マルチトール、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ムコイチン硫酸、カロニン酸、アテロコラーゲン、コレステリル−12−ヒドロキシステアレート、乳酸ナトリウム、胆汁酸塩、dl−ピロリドンカルボン酸塩、短鎖可溶性コラーゲン、ジグリセリン(EO)PO付加物、イザヨイバラ抽出物、セイヨウノコギリソウ抽出物、メリロート抽出物等が挙げられる。
粉末成分としては、例えば、無機粉末(例えば、タルク、カオリン、雲母、絹雲母(セリサイト)、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、パーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、シリカ、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム(焼セッコウ)、リン酸カルシウム、弗素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、金属石鹸(例えば、ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム)、窒化ホウ素等);有機粉末(例えば、ポリアミド樹脂粉末(ナイロン粉末)、ポリエチレン粉末、ポリメタクリル酸メチル粉末、ポリスチレン粉末、スチレンとアクリル酸の共重合体樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリ四弗化エチレン粉末、セルロース粉末等);無機白色顔料(例えば、二酸化チタン、酸化亜鉛等);無機赤色系顔料(例えば、酸化鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄等);無機褐色系顔料(例えば、γ−酸化鉄等);無機黄色系顔料(例えば、黄酸化鉄、黄土等);無機黒色系顔料(例えば、黒酸化鉄、低次酸化チタン等);無機紫色系顔料(例えば、マンゴバイオレット、コバルトバイオレット等);無機緑色系顔料(例えば、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト等);無機青色系顔料(例えば、群青、紺青等);パール顔料(例えば、酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタンコーテッドオキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッドマイカ、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等);金属粉末顔料(例えば、アルミニウムパウダー、カッパーパウダー等);ジルコニウム、バリウムまたはアルミニウムレーキ等の有機顔料(例えば、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色203号、橙色204号、黄色205号、黄色401号、および青色404号などの有機顔料、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色227号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、緑色3号および青色1号等);天然色素(例えば、クロロフィル、β−カロチン等)等が挙げられる。
液体油脂としては、例えば、アボガド油、ツバキ油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、トリグリセリン等が挙げられる。
固体油脂としては、例えば、カカオ脂、ヤシ油、馬脂、硬化ヤシ油、パーム油、牛脂、羊脂、硬化牛脂、パーム核油、豚脂、牛骨脂、モクロウ核油、硬化油、牛脚脂、モクロウ、硬化ヒマシ油等が挙げられる。
ロウ類としては、例えば、ミツロウ、カンデリラロウ、綿ロウ、カルナウバロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、カポックロウ、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、還元ラノリン、ジョジョバロウ、硬質ラノリン、セラックロウ、POEラノリンアルコールエーテル、POEラノリンアルコールアセテート、POEコレステロールエーテル、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水素添加ラノリンアルコールエーテル等が挙げられる。
炭化水素油としては、例えば、流動パラフィン、オゾケライト、スクワラン、プリスタン、パラフィン、セレシン、スクワレン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等が挙げられる。
高級脂肪酸としては、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、ウンデシレン酸、トール酸、イソステアリン酸、リノール酸、リノレイン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)等が挙げられる。
高級アルコールとしては、例えば、直鎖アルコール(例えば、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、セトステアリルアルコール等);分枝鎖アルコール(例えば、モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコール)、2−デシルテトラデシノール、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール、ヘキシルドデカノール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール等)等が挙げられる。
合成エステル油としては、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、セチル2−エチルヘキサノエート、2−エチルヘキシルパルミテート、トリミリスチン酸グリセリン、トリ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オレイン酸オレイル、アセトグリセライド、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、アジピン酸ジイソブチル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−2−オクチルドデシルエステル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、エチルラウレート、セバシン酸ジ−2−エチルヘキシル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、セバシン酸ジイソプロピル、コハク酸2−エチルヘキシル、クエン酸トリエチル等が挙げられる。
シリコーン油としては、例えば、鎖状ポリシロキサン(例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等);環状ポリシロキサン(例えば、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等)、3次元網目構造を形成しているシリコーン樹脂、シリコーンゴム、各種変性ポリシロキサン(アミノ変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等)等が挙げられる。
アニオン界面活性剤としては、例えば、脂肪酸セッケン(例えば、ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等);高級アルキル硫酸エステル塩(例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム等);アルキルエーテル硫酸エステル塩(例えば、POE−ラウリル硫酸トリエタノールアミン、POE−ラウリル硫酸ナトリウム等);N−アシルサルコシン酸(例えば、ラウロイルサルコシンナトリウム等);高級脂肪酸アミドスルホン酸塩(例えば、N−ミリストイル−N−メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリッドナトリウム、ラウリルメチルタウリッドナトリウム等);リン酸エステル塩(POE−オレイルエーテルリン酸ナトリウム、POE−ステアリルエーテルリン酸等);スルホコハク酸塩(例えば、ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム、モノラウロイルモノエタノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等);アルキルベンゼンスルホン酸塩(例えば、リニアドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、リニアドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、リニアドデシルベンゼンスルホン酸等);高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩(例えば、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等);N−アシルグルタミン酸塩(例えば、N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム、N−ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸モノナトリウム等);硫酸化油(例えば、ロート油等);POE−アルキルエーテルカルボン酸;POE−アルキルアリルエーテルカルボン酸塩;α−オレフィンスルホン酸塩;高級脂肪酸エステルスルホン酸塩;二級アルコール硫酸エステル塩;高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル塩;ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウム;N−パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノールアミン;カゼインナトリウム等が挙げられる。
カチオン界面活性剤としては、例えば、アルキルトリメチルアンモニウム塩(例えば、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム等);アルキルピリジニウム塩(例えば、塩化セチルピリジニウム等);塩化ジステアリルジメチルアンモニウムジアルキルジメチルアンモニウム塩;塩化ポリ(N,N’−ジメチル−3,5−メチレンピペリジニウム);アルキル四級アンモニウム塩;アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩;アルキルイソキノリニウム塩;ジアルキルモリホニウム塩;POE−アルキルアミン;アルキルアミン塩;ポリアミン脂肪酸誘導体;アミルアルコール脂肪酸誘導体;塩化ベンザルコニウム;塩化ベンゼトニウム等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、例えば、イミダゾリン系両性界面活性剤(例えば、2−ウンデシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)−2−イミダゾリンナトリウム、2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等);ベタイン系界面活性剤(例えば、2−ヘプタデシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)等が挙げられる。
親油性非イオン界面活性剤としては、例えば、プロピレングリコール脂肪酸エステル類(例えば、モノステアリン酸プロピレングリコール等);硬化ヒマシ油誘導体等が挙げられる。
親水性非イオン界面活性剤としては、例えば、POEソルビット脂肪酸エステル類(例えば、POE−ソルビットモノラウレート、POE−ソルビットモノオレエート、POE−ソルビットペンタオレエート、POE−ソルビットモノステアレート等);POE−グリセリン脂肪酸エステル類(例えば、POE−グリセリンモノステアレート、POE−グリセリンモノイソステアレート、POE−グリセリントリイソステアレート等のPOE−モノオレエート等);POE−脂肪酸エステル類(例えば、POE−ジステアレート、POE−モノジオレエート、ジステアリン酸エチレングリコール等);POE−アルキルエーテル類(例えば、POE−ラウリルエーテル、POE−オレイルエーテル、POE−ステアリルエーテル、POE−ベヘニルエーテル、POE−2−オクチルドデシルエーテル、POE−コレスタノールエーテル等);プルロニック型類(例えば、プルロニック等);POE・POP−アルキルエーテル類(例えば、POE・POP−セチルエーテル、POE・POP−2−デシルテトラデシルエーテル、POE・POP−モノブチルエーテル、POE・POP−水添ラノリン、POE・POP−グリセリンエーテル等);テトラPOE・テトラPOP−エチレンジアミン縮合物類(例えば、テトロニック等);POE−ヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体(例えば、POE−ヒマシ油、POE−硬化ヒマシ油、POE−硬化ヒマシ油モノイソステアレート、POE−硬化ヒマシ油トリイソステアレート、POE−硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、POE−硬化ヒマシ油マレイン酸等);POE−ミツロウ・ラノリン誘導体(例えば、POE−ソルビットミツロウ等);アルカノールアミド(例えば、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、脂肪酸イソプロパノールアミド等);POE−プロピレングリコール脂肪酸エステル;POE−アルキルアミン;POE−脂肪酸アミド;ショ糖脂肪酸エステル;アルキルエトキシジメチルアミンオキシド;トリオレイルリン酸等が挙げられる。
保湿剤としては、例えば、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、キシリトール、ソルビトール、マルチトール、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ムコイチン硫酸、カロニン酸、アテロコラーゲン、コレステリル−12−ヒドロキシステアレート、乳酸ナトリウム、胆汁酸塩、dl−ピロリドンカルボン酸塩、短鎖可溶性コラーゲン、ジグリセリン(EO)PO付加物、イザヨイバラ抽出物、セイヨウノコギリソウ抽出物、メリロート抽出物等が挙げられる。
天然の水溶性高分子としては、例えば、植物系高分子(例えば、アラビアガム、トラガカントガム、ガラクタン、グアガム、キャロブガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、カンテン、クインスシード(マルメロ)、アルゲコロイド(カッソウエキス)、デンプン(コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ)、グリチルリチン酸);微生物系高分子(例えば、キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、ブルラン等);動物系高分子(例えば、コラーゲン、カゼイン、アルブミン、ゼラチン等)等が挙げられる。
半合成の水溶性高分子としては、例えば、デンプン系高分子(例えば、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等);セルロース系高分子(メチルセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース、セルロース末等);アルギン酸系高分子(例えば、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等)等が挙げられる。
合成の水溶性高分子としては、例えば、ビニル系高分子(例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー等);ポリオキシエチレン系高分子(例えば、ポリエチレングリコール20,000、40,000、60,000のポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体等);アクリル系高分子(例えば、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリルアミド等);ポリエチレンイミン;カチオンポリマー等が挙げられる。
増粘剤としては、例えば、アラビアガム、カラギーナン、カラヤガム、トラガカントガム、キャロブガム、クインスシード(マルメロ)、カゼイン、デキストリン、ゼラチン、ペクチン酸ナトリウム、アラギン酸ナトリウム、メチルセルロース、エチルセルロース、CMC、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、PVA、PVM、PVP、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、ローカストビーンガム、グアーガム、タマリントガム、ジアルキルジメチルアンモニウム硫酸セルロース、キサンタンガム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ベントナイト、ヘクトライト、ケイ酸A1Mg(ビーガム)、ラポナイト、無水ケイ酸等が挙げられる。
紫外線吸収剤としては、例えば、安息香酸系紫外線吸収剤(例えば、パラアミノ安息香酸(以下、PABAと略す)、PABAモノグリセリンエステル、N,N−ジプロポキシPABAエチルエステル、N,N−ジエトキシPABAエチルエステル、N,N−ジメチルPABAエチルエステル、N,N−ジメチルPABAブチルエステル、N,N−ジメチルPABAエチルエステル等);アントラニル酸系紫外線吸収剤(例えば、ホモメンチル−N−アセチルアントラニレート等);サリチル酸系紫外線吸収剤(例えば、アミルサリシレート、メンチルサリシレート、ホモメンチルサリシレート、オクチルサリシレート、フェニルサリシレート、ベンジルサリシレート、p−イソプロパノールフェニルサリシレート等);ケイ皮酸系紫外線吸収剤(例えば、オクチルシンナメート、エチル−4−イソプロピルシンナメート、メチル−2,5−ジイソプロピルシンナメート、エチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、メチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、プロピル−p−メトキシシンナメート、イソプロピル−p−メトキシシンナメート、イソアミル−p−メトキシシンナメート、オクチル−p−メトキシシンナメート(2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメート)、2−エトキシエチル−p−メトキシシンナメート、シクロヘキシル−p−メトキシシンナメート、エチル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、2−エチルヘキシル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、グリセリルモノ−2−エチルヘキサノイル−ジパラメトキシシンナメート等);ベンゾフェノン系紫外線吸収剤(例えば、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−4’−メチルベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸塩、4−フェニルベンゾフェノン、2−エチルヘキシル−4’−フェニル−ベンゾフェノン−2−カルボキシレート、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン、4−ヒドロキシ−3−カルボキシベンゾフェノン等);3−(4’−メチルベンジリデン)−d,l−カンファー、3−ベンジリデン−d,l−カンファー;2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾール;2,2’−ヒドロキシ−5−メチルフェニルベンゾトリアゾール;2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール;2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニルベンゾトリアゾール;ジベンザラジン;ジアニソイルメタン;4−メトキシ−4’−t−ブチルジベンゾイルメタン;5−(3,3−ジメチル−2−ノルボルニリデン)−3−ペンタン−2−オン等が挙げられる。
金属イオン封鎖剤としては、例えば、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸四ナトリウム塩、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、エデト酸四ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸、リン酸、クエン酸、アスコルビン酸、コハク酸、エデト酸、エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸3ナトリウム等が挙げられる。
低級アルコールとしては、例えば、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、イソブチルアルコール、t−ブチルアルコール等が挙げられる。
多価アルコールとしては、例えば、2価のアルコール(例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチレングリコール、1,2−ブチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、テトラメチレングリコール、2,3−ブチレングリコール、ペンタメチレングリコール、2−ブテン−1,4−ジオール、ヘキシレングリコール、オクチレングリコール等);3価のアルコール(例えば、グリセリン、トリメチロールプロパン等);4価アルコール(例えば、1,2,6−ヘキサントリオール等のペンタエリスリトール等);5価アルコール(例えば、キシリトール等);6価アルコール(例えば、ソルビトール、マンニトール等);多価アルコール重合体(例えば、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、テトラエチレングリコール、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、トリグリセリン、テトラグリセリン、ポリグリセリン等);2価のアルコールアルキルエーテル類(例えば、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノ2−メチルヘキシルエーテル、エチレングリコールイソアミルエーテル、エチレングリコールベンジルエーテル、エチレングリコールイソプロピルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテル等);2価アルコールアルキルエーテル類(例えば、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールイソプロピルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコールブチルエーテル等);2価アルコールエーテルエステル(例えば、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノフェニルエーテルアセテート、エチレングリコールジアジベート、エチレングリコールジサクシネート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノプロピルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノフェニルエーテルアセテート等);グリセリンモノアルキルエーテル(例えば、キシルアルコール、セラキルアルコール、バチルアルコール等);糖アルコール(例えば、ソルビトール、マルチトール、マルトトリオース、マンニトール、ショ糖、エリトリトール、グルコース、フルクトース、デンプン分解糖、マルトース、キシリトース、デンプン分解糖還元アルコール等);グリソリッド;テトラハイドロフルフリルアルコール;POE−テトラハイドロフルフリルアルコール;POP−ブチルエーテル;POP・POE−ブチルエーテル;トリポリオキシプロピレングリセリンエーテル;POP−グリセリンエーテル;POP−グリセリンエーテルリン酸;POP・POE−ペンタンエリスリトールエーテル、ポリグリセリン等が挙げられる。
単糖としては、例えば、三炭糖(例えば、D−グリセリルアルデヒド、ジヒドロキシアセトン等);四炭糖(例えば、D−エリトロース、D−エリトルロース、D−トレオース、エリスリトール等);五炭糖(例えば、L−アラビノース、D−キシロース、L−リキソース、D−アラビノース、D−リボース、D−リブロース、D−キシルロース、L−キシルロース等);六炭糖(例えば、D−グルコース、D−タロース、D−ブシコース、D−ガラクトース、D−フルクトース、L−ガラクトース、L−マンノース、D−タガトース等);七炭糖(例えば、アルドヘプトース、ヘプロース等);八炭糖(例えば、オクツロース等);デオキシ糖(例えば、2−デオキシ−D−リボース、6−デオキシ−L−ガラクトース、6−デオキシ−L−マンノース等);アミノ糖(例えば、D−グルコサミン、D−ガラクトサミン、シアル酸、アミノウロン酸、ムラミン酸等);ウロン酸(例えば、D−グルクロン酸、D−マンヌロン酸、L−グルロン酸、D−ガラクツロン酸、L−イズロン酸等)等が挙げられる。
オリゴ糖としては、例えば、ショ糖、グンチアノース、ウンベリフェロース、ラクトース、プランテオース、イソリクノース類、α,α−トレハロース、ラフィノース、リクノース類、ウンビリシン、スタキオースベルバスコース類等が挙げられる。
多糖としては、例えば、セルロース、クインスシード、コンドロイチン硫酸、デンプン、ガラクタン、デルマタン硫酸、グリコーゲン、アラビアガム、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸、トラガントガム、ケラタン硫酸、コンドロイチン、キサンタンガム、ムコイチン硫酸、グアガム、デキストラン、ケラト硫酸、ローカストビンガム、サクシノグルカン、カロニン酸等が挙げられる。
アミノ酸としては、例えば、中性アミノ酸(例えば、スレオニン、システイン等);塩基性アミノ酸(例えば、ヒドロキシリジン等)等が挙げられる。また、アミノ酸誘導体として、例えば、アシルサルコシンナトリウム(ラウロイルサルコシンナトリウム)、アシルグルタミン酸塩、アシルβ−アラニンナトリウム、グルタチオン、ピロリドンカルボン酸等が挙げられる。
有機アミンとしては、例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モルホリン、トリイソプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1,3ープロパンジオール、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール等が挙げられる。
高分子エマルジョンとしては、例えば、アクリル樹脂エマルジョン、ポリアクリル酸エチルエマルジョン、アクリルレジン液、ポリアクリルアルキルエステルエマルジョン、ポリ酢酸ビニル樹脂エマルジョン、天然ゴムラテックス等が挙げられる。
ビタミン類としては、例えば、ビタミンA、B1、B2、B6、C、Eおよびその誘導体、パントテン酸およびその誘導体、ビオチン等が挙げられる。
酸化防止剤としては、例えば、トコフェロール類、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、没食子酸エステル類等が挙げられる。
酸化防止助剤としては、例えば、リン酸、クエン酸、アスコルビン酸、マレイン酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、ケファリン、ヘキサメタホスフェイト、フィチン酸、エチレンジアミン四酢酸等が挙げられる。
その他の配合可能成分としては、例えば、防腐剤(エチルパラベン、ブチルパラベン等);消炎剤(例えば、グリチルリチン酸誘導体、グリチルレチン酸誘導体、サリチル酸誘導体、ヒノキチオール、酸化亜鉛、アラントイン等);美白剤(例えば、胎盤抽出物、ユキノシタ抽出物、アルブチン等);各種抽出物(例えば、オウバク、オウレン、シコン、シャクヤク、センブリ、バーチ、セージ、ビワ、ニンジン、アロエ、ゼニアオイ、アイリス、ブドウ、ヨクイニン、ヘチマ、ユリ、サフラン、センキュウ、ショウキュウ、オトギリソウ、オノニス、ニンニク、トウガラシ、チンピ、トウキ、海藻等)、賦活剤(例えば、ローヤルゼリー、感光素、コレステロール誘導体等);血行促進剤(例えば、ノニル酸ワレニルアミド、ニコチン酸ベンジルエステル、ニコチン酸β−ブトキシエチルエステル、カプサイシン、ジンゲロン、カンタリスチンキ、イクタモール、タンニン酸、α−ボルネオール、ニコチン酸トコフェロール、イノシトールヘキサニコチネート、シクランデレート、シンナリジン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパミル、セファランチン、γ−オリザノール等);抗脂漏剤(例えば、硫黄、チアントール等);抗炎症剤(例えば、トラネキサム酸、グリチルリチン酸ジカリウム等)等が挙げられる。
本発明の皮膚化粧料の剤型は任意であり、可溶化系、乳化系、粉末分散系、油−水の2層系、油−水−粉末の3層系等が例示されるが、これらに限定されるものでない。また、本発明の皮膚化粧料の製品形態も任意であり、化粧水、乳液、クリーム、パック等のフェーシャル皮膚化粧料や、ボディー皮膚化粧料、芳香皮膚化粧料に用いることができる。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれによってなんら限定されるものではない。配合量は特記しない限り、その成分が配合される系に対する質量%で示す。
(実施例1:光安定性におけるアスコルビン酸誘導体の優位性)
下記表1に示す試料1〜6に対しキセノン(Xe)(照射量30MJ)を30時間(温度50℃)照射した。照射終了後、室温に戻した上記試料を色差計(GretagMacbeth Color-Eye 7000A)で色差(ΔE)を測定した。コントロール(対照試料)として、上記と同じ照射を気温0℃で行った以外は上記と同様に処理したものを用い、下記評価基準により評価した。結果を表1に示す。
(評価)
○:対照試料との色差(ΔE)<1
△:対照試料との色差(ΔE)=1〜5
×:対照試料との色差(ΔE)>5。
Figure 2009286735
表1に示す結果から明らかなように、アルキルレゾルシノールを含む系(試料1)、アルキルレゾルシノールにPOE(30)フィトステロールを配合した系(試料2)では光安定性に劣るが、ここに、紫外線防御剤として知られているビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジンや、抗酸化剤として知られているδ−トコフェロールを配合しても光安定性効果が得られなかったのに対し(試料3〜5)、アスコルビン酸誘導体(2−O−エチル−L−アスコルビン酸)を添加することにより、光安定性に優れることが確認された(試料6)。
(実施例2:光安定性における活性剤の必要性)
下記表2に示す試料7〜8に対しキセノン(Xe)(照射量30MJ)を30時間(温度50℃)照射した。照射終了後、室温に戻した上記試料を色差計(GretagMacbeth Color-Eye 7000A)で色差(ΔE)を測定した。コントロール(対照試料)として、上記と同じ照射を気温0℃で行った以外は上記と同様に処理したものを用いた。結果を表2に示す。
Figure 2009286735
表2に示す結果から明らかなように、アルキルレゾルシノールを含む系にアスコルビン酸誘導体(2−O−エチル−L−アスコルビン酸)を添加しても光安定性効果が得られなかったのに対し(試料7)、アルキルレゾルシノールとPOE(30)フィトステロールを配合した系にアスコルビン酸誘導体(2−O−エチル−L−アスコルビン酸)を添加することで顕著な光安定性効果が得られることが確認された(試料8)。
(実施例3:温度安定性および光安定性評価)
下記表3に示す組成の試料9〜12を用いて、下記条件で試験を行った。
試験例1〜4: 各試料を、−10℃、室温、37℃、50℃のいずれかの温度条件下(いずれも遮光)で4週間保存した。
試験例5: 各試料を、室温(遮光なし)下で4週間保存した。
上記各試験後、室温に戻した上記各試料を色差計(GretagMacbeth Color-Eye 7000A)で色差(ΔE)を測定した。コントロール(対照試料)として、上記と同じ試験を気温0℃で行った以外は上記と同様に処理したものを用いた。結果を表4、5に示す。
Figure 2009286735
Figure 2009286735
表4に示す結果から明らかなように、アルキルレゾルシノールを含む系にアスコルビン酸を配合した試料9では温度安定性、光安定性に劣るが、アスコルビン酸誘導体を配合した試料10、11、12では、温度安定性、特には室温以上の高温安定性、および光安定性に優れることがわかった。
(実施例4:光安定性効果)
下記表5に示す試料13〜16を各試料に対し、日光(50MJ、50℃)を照射した。
上記各試験後、室温に戻した上記各試料を色差計(GretagMacbeth Color-Eye 7000A)で色差(ΔE)を測定した。併せて、各試料の透明度を積分球分光光度計(「Color-Eye7000A」、GretagMacbeth社製)を用いて、L値(L値が100に近いほど透明)を測定した。結果を表5に示す。
Figure 2009286735
表5中、「ビタミンE誘導体(*)」はPOE・POPグリコール−モノ−DL−α−トコフェロール[上記式(V)で示す化合物。ただし式中、k+y=30(k=16、y=14)、x=2、R、R、Rはメチル基、RはSO3K基を示す]を用いた。
表5の結果から明らかなように、ビタミンE誘導体、POE(30)フィトステロールを用いることで、POE(30)コレスタノールと同等の光安定性効果があることが確認された。
以下にさらに処方例を示す。
(実施例5:化粧水)
(配 合 成 分) (質量%)
(1)エチルアルコール 5.0
(2)グリセリン 1.0
(3)1,3−ブチレングリコール 5.0
(4)POE・POPデシルテトラデシルエーテル 0.2
(5)ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.03
(6)ポリアスパラギン酸ナトリウム 0.1
(7)3−O−エチル−L−アスコルビン酸 5.0
(8)4−イソブチルレゾルシノール 0.1
(9)緑茶エキス 0.1
(10)オトギリソウエキス 0.1
(11)西洋ハッカエキス 0.1
(12)α−グルコシルヘスペリジン 0.01
(13)イリス根エキス 0.1
(14)EDTA3ナトリウム 0.1
(15)POE(30)フィトステロール 1.0
(16)カルボキシビニルポリマー 0.05
(17)アクリル酸ナトリウム/2−アクリルアミド−2−
メチルプロパンスルホン酸共重合体 0.05
(18)水酸化カリウム 0.02
(19)フェノキシエタノール 適量
(20)精製水 残余
(21)香料 適量
(実施例6:化粧水)
(配 合 成 分) (質量%)
(1)エタノール 10.0
(2)グリセリン 2.0
(3)ジプロピレングリコール 1.0
(4)イソステアリン酸 0.1
(5)POE・POPメチルポリシロキサン共重合体 1.0
(6)ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 0.1
(7)クエン酸 0.01
(8)クエン酸ナトリウム 0.09
(9)ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.01
(10)カモミラエキス 0.1
(11)オウゴンエキス 0.1
(12)シロバナイガコウリゾナ葉エキス 0.1
(13)2−O−エチル−L−アスコルビン酸 0.01
(14)4−n−ブチルレゾルシノール 0.01
(15)ポリソルベート60 7.0
(16)ラベンダー油 0.001
(17)フェノキシエタノール 適量
(18)活性水素水 1.0
(19)精製水 残余
(実施例7:化粧水)
(配 合 成 分) (質量%)
(1)エタノール 10.0
(2)グリセリン 2.0
(3)ジプロピレングリコール 1.0
(4)イソステアリン酸 0.1
(5)POE・POPメチルポリシロキサン共重合体 1.0
(6)ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 0.1
(7)クエン酸 0.01
(8)クエン酸ナトリウム 0.09
(9)ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.01
(10)カモミラエキス 0.1
(11)イザヨイバラカジツエキス 0.1
(12)オウゴンエキス 0.1
(13)アスコルビン酸−2−グルコシド 1.0
(14)4−ブチルレゾルシノール 1.0
(15)POE(30)コレスタノール 1.0
(16)ラベンダー油 0.001
(17)フェノキシエタノール 適量
(18)活性水素水 1.0
(19)精製水 残余
(実施例8:化粧水)
(配 合 成 分) (質量%)
(1)エタノール 10.0
(2)グリセリン 2.0
(3)ジプロピレングリコール 1.0
(4)イソステアリン酸 0.1
(5)POE・POPメチルポリシロキサン共重合体 1.0
(6)ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 0.1
(7)クエン酸 0.09
(8)クエン酸ナトリウム 0.01
(9)ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.01
(10)ジオウエキス 0.1
(11)カモミラエキス 0.1
(12)オウゴンエキス 0.1
(13)3−O−エチル−L−アスコルビン酸 1.0
(14)4−プロピルレゾルシノール 0.1
(15)POE・POPグリコール−モノ−DL−α−トコフェロール[式(V)。式中、k+y=30(k=16、y=14)、x=2、R6、R7、R8はCH3、R9はH] 0.01
(16)ラベンダー油 0.001
(17)フェノキシエタノール 適量
(18)活性水素水 1.0
(19)精製水 残余
(実施例9:化粧水)
(配 合 成 分) (質量%)
(1)エチルアルコール 5.0
(2)グリセリン 1.0
(3)1,3−ブチレングリコール 5.0
(4)POE・POPデシルテトラデシルエーテル 0.2
(5)ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.03
(6)ポリアスパラギン酸ナトリウム 0.1
(7)3−O−エチル−L−アスコルビン酸 5.0
(8)4−エチルレゾルシノール 0.01
(9)緑茶エキス 0.1
(10)ボタンピエキス 0.1
(11)西洋ハッカエキス 0.1
(12)α−グルコシルヘスペリジン 0.01
(13)イリス根エキス 0.1
(14)EDTA3ナトリウム 0.1
(15)ポリソルベート60 1.0
(16)カルボキシビニルポリマー 0.05
(17)アクリル酸ナトリウム/2−アクリルアミド−2−
メチルプロパンスルホン酸共重合体 0.05
(18)水酸化カリウム 0.02
(19)フェノキシエタノール 適量
(20)精製水 残余
(21)香料 適量
(実施例10:化粧水)
(配 合 成 分) (質量%)
(1)エチルアルコール 5.0
(2)グリセリン 1.0
(3)1,3−ブチレングリコール 5.0
(4)POE・POPデシルテトラデシルエーテル 0.2
(5)ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.03
(6)ポリアスパラギン酸ナトリウム 0.1
(7)3−O−エチル−L−アスコルビン酸 0.01
(8)4−イソブチルレゾルシノール 1.0
(9)緑茶エキス 0.1
(10)ユキノシタ抽出液 0.1
(11)西洋ハッカエキス 0.1
(12)α−グルコシルヘスペリジン 0.01
(13)イリス根エキス 0.1
(14)EDTA3ナトリウム 0.1
(15)POE・POPグリコール−モノ−DL−α−トコフェロール[式(V)。式中、k+y=30(k=16、y=14)、x=2、R6、R7、R8はCH3、R9はH] 3.0
(16)カルボキシビニルポリマー 0.05
(17)アクリル酸ナトリウム/2−アクリルアミド−2−
メチルプロパンスルホン酸共重合体 0.05
(18)水酸化カリウム 0.02
(19)フェノキシエタノール 適量
(20)精製水 残余
(21)香料 適量
(実施例11:O/Wクリーム)
(配 合 成 分) (質量%)
(1)流動パラフィン 3.0
(2)ワセリン 1.0
(3)ジメチルポリシロキサン 1.0
(4)ステアリルアルコール 1.8
(5)ベヘニルアルコール 1.6
(6)マカデミアナッツ油 2.0
(7)パーム硬化油 3.0
(8)スクワラン 6.0
(9)ステアリン酸 2.0
(10)ヒドロキシステアリン酸コレステリル 0.5
(11)2−エチルヘキサン酸セチル 4.0
(12)POE硬化ヒマシ油 0.5
(13)自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 3.0
(14)4−t−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン 0.05
(15)パラオキシ安息香酸エステル 適量
(16)ジパラメトキシケイ皮酸モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル 0.05
(17)3−O−エチル−L−アスコルビン酸 5.0
(18)4ーn−ブチルレゾルシノール 5.0
(19)ステアリン酸スクロース 7.0
(20)水酸化カリウム 0.15
(21)ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.05
(22)トリメチルグリシン 2.0
(23)グリセリン 8.0
(24)ジプロピレングリコール 5.0
(25)甜茶エキス 0.1
(26)酵母エキス 0.1
(27)エデト酸3ナトリウム 0.05
(28)カルボキシビニルポリマー 0.05
(29)雲母チタン 0.1
(30)色剤 適量
(31)精製水 残余
(実施例12:はり対応W/Oクリーム)
(配 合 成 分) (質量%)
(1)ジメチルポリシロキサン 3.0
(2)デカメチルシクロペンタシロキサン 13.0
(3)ドデカメチルシクロヘキサシロキサン 5.0
(4)POEメチルポリシロキサン共重合体 1.0
(5)パラオキシ安息香酸エステル 適量
(6)L−メントール 適量
(7)トリメチルシロキシケイ酸 2.0
(8)エタノール 2.0
(9)グリセリン 3.0
(10)ジプロピレングリコール 5.0
(11)ポリエチレングリコール6000 5.0
(12)2−O−エチル−L−アスコルビン酸 0.01
(13)4−プロピルレゾルシノール 0.01
(14)POE(30)コレスタノール 3.0
(15)ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.05
(16)カフェイン 0.1
(17)ウイキョウエキス 0.1
(18)ハマメリスエキス 0.1
(19)ニンジンエキス 0.1
(20)エデト酸三ナトリウム 0.05
(21)ジモルホリノピリダジノン 0.01
(22)トリメトキシケイ皮酸メチルビス(トリメチルシロキシ)
シリルイソペンチル 0.1
(23)無機複合粉体(カバーリーフAR-80TM;触媒化成工業(株)製) 5.0
(24)黄酸化鉄 適量
(25)チタン酸コバルト 適量
(26)ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 1.5
(27)ポリビニルアルコール 0.1
(28)ヒドロキシエチルセルロース 0.1
(29)アクリル酸ナトリウム/2−アクリルアミド−2−
メチルプロパンスルホン酸共重合体 0.1
(30)(アクロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー 0.1
(Aristoflex AVCTM;Clariant社製)
(31)香料 適量
(32)精製水 残余
(実施例13:O/W乳液)
(配 合 成 分) (質量%)
(1)ジメチルポリシロキサン 3.0
(2)デカメチルシクロペンタシロキサン 4.0
(3)エタノール 5.0
(4)グリセリン 6.0
(5)1,3−ブチレングリコール 5.0
(6)ポリオキシエチレンメチルグルコシド 3.0
(7)ヒマワリ油 1.0
(8)スクワラン 2.0
(9)水酸化カリウム 0.1
(10)ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.05
(11)ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン 0.1
(12)アスコルビン酸−2−グルコシド 1.0
(13)4−エチルレゾルシノール 5.0
(14)POE・POBグリコール−モノ−DL−α−トコフェロール[式(VI)。式中、k+y=30(k=16、y=14)、x=2、R6、R7、R8はCH3、R9はH] 1.0
(15)グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
(16)ビワ葉エキス 0.1
(17)L−グルタミン酸ナトリウム 0.05
(18)ウイキョウエキス 0.1
(19)ラベンダー油 0.1
(20)ジオウエキス 0.1
(21)モルティエレラ油 0.5
(22)アセチルヒアルロン酸ナトリウム 0.1
(23)マジョラムエキス 0.1
(24)ジモルホリノピリダジノン 0.1
(25)キサンタンガム 0.1
(26)カルボキシビニルポリマー 0.1
(27)アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体(ペミュレンTR-2TM) 0.1
(28)(アクロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー 1.0
(Aristoflex AVCTM;Clariant社製)
(29)ベンガラ 適量
(30)無機複合粉体(カバーリーフAR-80TM;触媒化成工業(株)製) 1.0
(31)雲母チタン 0.1
(32)パラオキシ安息香酸エステル 適量
(33)精製水 残余
(実施例14:W/O日中用乳液)
(配 合 成 分) (質量%)
(1)ジメチルポリシロキサン 2.0
(2)デカメチルシクロペンタシロキサン 25.0
(3)ドデカメチルシクロヘキサシロキサン 10.0
(4)ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 1.5
(5)アルキル架橋ポリメチルシロキサンの
デカメチルシクロペンタシロキサン配合物 5.0
(Dow Corning 9045 Silicone Elastomer BlendTM:Dow Corning社製)
(6)トリメチルシロキシケイ酸 1.0
(7)1,3−ブチレングリコール 5.0
(8)スクワラン 0.5
(9)タルク 5.0
(10)グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
(11)酵母エキス 0.1
(12)3−O−エチル−L−アスコルビン酸 5.0
(13)4−イソブチルレゾルシノール 0.1
(14)ポリソルベート60 0.01
(15)L−セリン 1.0
(16)アケビエキス 0.1
(17)エデト酸三ナトリウム 0.05
(18)4−t−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン 1.0
(19)パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 5.0
(20)ジパラメトキシケイ皮酸モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル 1.0
(21)シリコーン被覆微粒子酸化チタン(40nm) 4.0
(22)ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 0.5
(23)球状ポリエチレン末 3.0
(24)アクリル酸ナトリウム/2−アクリルアミド−2−
メチルプロパンスルホン酸共重合体 0.1
(25)無機複合粉体(カバーリーフAR-80TM;触媒化成工業(株)製) 1.0
(26)雲母チタン 0.1
(27)フェノキシエタノール 適量
(28)精製水 残余
(29)香料 適量
(実施例15:パック)
(配 合 成 分) (質量%)
(1)エタノール 10.0
(2)1,3−ブチレングリコール 6.0
(3)ポリエチレングリコール4000 2.0
(4)オリーブ油 1.0
(5)マカデミアナッツ油 1.0
(6)ヒドロキシステアリン酸フィトステリル 0.05
(7)乳酸 0.05
(8)乳酸ナトリウム 0.1
(9)3−O−エチル−L−アスコルビン酸 0.01
(10)4−n−ブチルレゾルシノール 0.01
(11)POE・POPグリコール−モノ−DL−α−トコフェロール[式(V)。式中、k+y=30(k=16、y=14)、x=2、R6、R7、R8はCH3、R9はH] 1.0
(12)魚コラーゲン 0.1
(13)糖蜜エキス 1.0
(14)コンドロイチン硫酸ナトリウム 0.1
(15)酵母エキス 3.0
(16)カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.2
(17)ポリビニルアルコール 12.0
(18)(アクロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー 2.0
(Aristoflex AVCTM;Clariant社製)
(19)アクリル酸ナトリウム/2−アクリルアミド−2−
メチルプロパンスルホン酸共重合体 0.1
(20)アルキル架橋ポリメチルシロキサンの
ジメチルポリシロキサン配合物 3.0
(Dow Corning 9041 Silicone Elastomer BlendTM:Dow Corning社製)
(21)無機複合粉体(カバーリーフAR-80TM;触媒化成工業(株)製) 5.0
(22)3−トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピル
カルバミド酸プルラン 1.0
(23)パラオキシ安息香酸エステル 適量
(24)精製水 残余
(25)香料 適量
(実施例16:粉末固形ファンデーション)
(配 合 成 分) (質量%)
(1)ジメチルポリシロキサン 5.0
(2)アルキル架橋ポリメチルシロキサンの
デカメチルシクロペンタシロキサン配合物 5.0
(Dow Corning 9045 Silicone Elastomer BlendTM:Dow Corning社製)
(3)3−トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピル
カルバミド酸プルラン 0.5
(4)イソステアリン酸 0.5
(5)3−O−エチル−L−アスコルビン酸 1.0
(6)4−プロピルレゾルシノール 5.0
(7)ステアリン酸スクロース 3.0
(8)リンゴ酸ジイソステアリル 3.0
(9)トリ2−エチルヘキサンサングリセリル 1.0
(10)セスキイソステアリン酸ソルビタン 1.0
(11)球状PMMA被覆雲母 6.0
(12)プリズムトーンパウダーYR 1.0
(13)微粒子酸化亜鉛 0.5
(14)微粒子酸化チタン 2.0
(15)合成金雲母 2.0
(16)金属石鹸処理タルク 8.0
(17)球状無水ケイ酸 5.0
(18)イザヨイバラエキス 0.1
(19)酵母エキス 0.1
(20)パラオキシ安息香酸エステル 適量
(21)トリメトキシケイ皮酸メチルビス(トリメチルシロキシ)
シリルイソペンチル 1.0
(22)パラメトキシケイ皮酸2−エチルへキシル 3.0
(23)球状ポリアクリル酸アルキル粉末 6.0
(24)メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆タルク 残余
(25)メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆セリサイト 5.0
(26)メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆酸化チタン 15.0
(27)無機複合粉体(カバーリーフAR-80TM;触媒化成工業(株)製) 10.0
(28)雲母チタン 1.0
(29)メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆顔料(色剤) 5.0
(実施例17:粉末固形ファンデーション)
(配 合 成 分) (質量%)
(1)セレシン 0.5
(2)ジメチルポリシロキサン 2.0
(3)メチルフェニルポリシロキサン 1.0
(4)3−トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピル
カルバミド酸プルラン 5.0
(5)アルキル架橋ポリメチルシロキサンの
デカメチルシクロペンタシロキサン配合物 5.0
(Dow Corning 9040 Silicone Elastomer BlendTM:Dow Corning社製)
(6)スクワラン 7.0
(7)スクワラン(植物性) 1.0
(8)セスキイソステアリン酸ソルビタン 1.0
(9)グリセロール変性シリコーン樹脂被覆焼成セリサイト 16.0
(10)グリセロール変性シリコーン樹脂被覆セリサイト 7.0
(11)黄酸化鉄被覆雲母チタン 0.1
(12)微粒子酸化チタン 5.0
(13)タルク 10.0
(14)酸化チタン被覆セリサイト 0.1
(15)窒化ホウ素 2.5
(16)ベンガラ被覆雲母チタン 0.1
(17)フィトステロール 0.1
(18)ジパルミチン酸アスコルビル 0.1
(19)2−O−エチル−L−アスコルビン酸 5.0
(20)4−エチルレゾルシノール 0.1
(21)POE(30)フィトステロール 7.0
(22)酵母エキス 0.1
(23)パラオキシ安息香酸エステル 適量
(24)パラメトキシケイ皮酸2−エチルへキシル 1.0
(25)無機複合粉体(カバーリーフAR-80TM;触媒化成工業(株)製) 10.0
(26)球状ポリアクリル酸アルキル粉末 8.0
(27)メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆雲母 残余
(28)メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆酸化鉄酸化チタン焼結物 5.0
(29)メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆セリサイト 5.0
(30)メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆酸化チタン 4.0
(31)メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆薄片状酸化チタン 5.0
(32)メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆顔料(色剤) 5.0
(33)香料 適量
(実施例18:粉末固形ファンデーション)
(配 合 成 分) (質量%)
(1)α−オレフィンオリゴマー 3.0
(2)ワセリン 3.0
(3)3−トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピル
カルバミド酸プルラン 5.0
(4)アルキル架橋ポリメチルシロキサンの
デカメチルシクロペンタシロキサン配合物 3.0
(Dow Corning 9040 Silicone Elastomer BlendTM:Dow Corning社製)
(5)マカデミアナッツ油 0.1
(6)セスキイソステアリン酸ソルビタン 1.0
(7)アルキル変性シリコーン樹脂被覆黄酸化鉄 2.0
(8)アルキル変性シリコーン樹脂被覆ベンガラ 1.0
(9)アルキル変性シリコーン樹脂被覆黒酸化鉄 0.5
(10)アスコルビン酸−2−グルコシド 1.0
(11)4−イソブチルレゾルシノール 0.01
(12)POE(30)コレスタノール 0.01
(13)黄酸化鉄被覆雲母チタン 5.0
(14)合成金雲母 5.0
(15)酸化チタン 1.0
(16)酸化亜鉛 1.0
(17)低温焼成酸化亜鉛 4.0
(18)焼成セリサイト 10.0
(19)金雲母 1.0
(20)酸化アルミニウム 1.0
(21)無機複合粉体(カバーリーフAR-80TM;触媒化成工業(株)製) 15.0
(22)タルク 残余
(23)合成金雲母 5.0
(24)架橋型シリコーン末 10.0
(トレフィルE-506TM:東レ・ダウ・コーニング・シリコーン社製)
(25)酵母エキス 5.0
(26)パラオキシ安息香酸エステル 適量
(27)パラメトキシケイ皮酸2−エチルへキシル 1.0
(28)アルギン酸カルシウム粉末 1.0
(29)香料 適量
(実施例19:固形ファンデーション)
(配 合 成 分) (質量%)
(1)α−オレフィンオリゴマー 10.0
(2)マイクロクリスタリンワックス 0.5
(3)アルキル架橋ポリメチルシロキサンの
ジメチルポリシロキサン配合物 3.0
(Dow Corning 9041 Silicone Elastomer BlendTM:Dow Corning社製)
(4)3−トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピル
カルバミド酸プルラン 1.0
(5)セレシン 5.0
(6)ジメチルポリシロキサン 15.0
(7)メチルフェニルポリシロキサン 10.0
(8)マカデミアナッツ油 0.1
(9)カルナウバロウ 0.1
(10)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 7.0
(11)2−エチルヘキサン酸セチル 10.0
(12)セスキイソステアリン酸ソルビタン 1.5
(13)マイカ 0.5
(14)ステアリン酸アルミニウム 1.0
(15)無機複合粉体(カバーリーフAR-80TM;触媒化成工業(株)製) 3.0
(16)架橋型シリコーン末 8.0
(トレフィルE-506TM:東レ・ダウ・コーニング・シリコーン社製)
(17)N−ラウロイル−L−リジン 0.1
(18)3−O−エチル−L−アスコルビン酸 0.01
(19)4−n−ブチルレゾルシノール 5.0
(20)POE・POPグリコール−モノ−DL−α−トコフェロール[式(V)。式中、k+y=30(k=16、y=14)、x=2、R6、R7、R8はCH3、R9はH] 1.0
(21)酵母エキス 0.1
(22)ベンガラ 適量
(23)黄酸化鉄 適量
(24)アルギン酸カルシウム粉末 1.0
(25)ナイロン末 残余
(26)球状無水ケイ酸 1.0
(27)酸化チタン 1.0
(実施例20:乳化ファンデーション)
(配 合 成 分) (質量%)
(1)マイクロクリスタリンワックス 1.0
(2)ジメチルポリシロキサン 15.0
(3)デカメチルシクロペンタシロキサン 2.0
(4)アルキル架橋ポリメチルシロキサンの
デカメチルシクロペンタシロキサン配合物 3.0
(Dow Corning 9045 Silicone Elastomer BlendTM:Dow Corning社製)
(5)3−トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピル
カルバミド酸プルラン 0.5
(6)1,3−ブチレングリコール 6.0
(7)キャンデリラロウ 3.0
(8)イソステアリン酸 1.0
(9)3−O−エチル−L−アスコルビン酸 0.01
(10)4−プロピルレゾルシノール 0.1
(11)ポリソルベート60 7.0
(12)エチレングリコール脂肪酸エステル 0.1
(13)ラノリン脂肪酸オクチルドデシル 0.5
(14)2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチル
イミダゾリニウムベタイン 4.0
(15)酸化チタン 7.5
(16)硫酸バリウム 5.0
(17)酸化チタン 7.0
(18)タルク 3.0
(19)無水ケイ酸 4.0
(20)架橋型シリコーン末 0.1
(トレフィルE-506TM:東レ・ダウ・コーニング・シリコーン社製)
(21)メタリン酸ナトリウム 0.1
(22)ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン 0.1
(23)ハマメリス抽出液 0.1
(24)シャクヤクエキス 0.1
(25)コンドロイチン硫酸ナトリウム 0.1
(26)酵母エキス 0.1
(27)アセンヤクエキス 0.1
(28)パラオキシ安息香酸エステル 適量
(29)ベンガラ 適量
(30)黄酸化鉄 適量
(31)黒酸化鉄 適量
(32)無機複合粉体(カバーリーフAR-80TM;触媒化成工業(株)製) 1.0
(33)キサンタンガム 0.1
(34)カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.1
(35)アクリル酸ナトリウム/2−アクリルアミド−2−
メチルプロパンスルホン酸共重合体 0.5
(36)精製水 残余
(実施例21:W/Oファンデーション)
(配 合 成 分) (質量%)
(1)ジメチルポリシロキサン 3.0
(2)デカメチルシクロペンタシロキサン 10.0
(3)POE・メチルポリシロキサン共重合体 3.0
(4)ドデカメチルシクロヘキサシロキサン 5.0
(5)3−トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピル
カルバミド酸プルラン 0.1
(6)アルキル架橋ポリメチルシロキサンの
デカメチルシクロペンタシロキサン配合物 5.0
(Dow Corning 9040 Silicone Elastomer BlendTM:Dow Corning社製)
(7)グリセリン 4.0
(8)1,3−ブチレングリコール 5.0
(9)パルミチン酸 0.5
(10)2−O−エチル−L−アスコルビン酸 5.0
(11)4−エチルレゾルシノール 0.01
(12)ステアリン酸スクロース 0.01
(13)塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 0.2
(14)金属石鹸処理タルク 2.0
(15)架橋型シリコーン末 0.1
(トレフィルE-506TM:東レ・ダウ・コーニング・シリコーン社製)
(16)ベンガラ被覆雲母チタン 0.5
(17)N−ラウロイル−L−リジン 2.0
(18)L−グルタミン酸ナトリウム 2.0
(19)パラオキシ安息香酸エステル 適量
(20)フェノキシエタノール 0.2
(21)球状ナイロン末 1.0
(22)球状ポリアクリル酸アルキル粉末 3.0
(23)ヒオウギエキス 1.0
(24)酵母エキス 5.0
(25)精製水 残余
(26)無機複合粉体(カバーリーフAR-80TM;触媒化成工業(株)製) 2.0
(27)デキストリン脂肪酸処理タルク 3.0
(28)デキストリン脂肪酸処理二酸化チタン 15.0
(29)デキストリン脂肪酸処理黄酸化鉄 3.0
(30)デキストリン脂肪酸処理黒酸化鉄 0.5
(実施例22:O/Wファンデーション)
(配 合 成 分) (質量%)
(1)ジメチルポリシロキサン 8.0
(2)アルキル架橋ポリメチルシロキサンの
デカメチルシクロペンタシロキサン配合物 20.0
(Dow Corning 9040 Silicone Elastomer BlendTM:Dow Corning社製)
(3)3−トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピル
カルバミド酸プルラン 5.0
(4)ベヘニルアルコール 0.5
(5)バチルアルコール 0.5
(6)1,3−ブチレングリコール 5.0
(7)マカデミアナッツ油 0.1
(8)イソステアリン酸 1.5
(9)ステアリン酸 1.0
(10)3−O−エチル−L−アスコルビン酸 1.0
(11)4−イソブチルレゾルシノール 5.0
(12)POE(30)コレスタノール 1.0
(13)ベヘニン酸 0.5
(14)2−エチルヘキサン酸セチル 5.0
(15)モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリン 1.0
(16)自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 1.0
(17)黄酸化鉄被覆雲母チタン 2.0
(18)酸化チタン 4.0
(19)タルク 0.5
(20)カオリン 3.0
(21)合成金雲母 0.1
(22)架橋型シリコーン末 0.1
(23)無水ケイ酸 5.0
(24)水酸化カリウム 0.2
(25)トリエタノールアミン 0.8
(26)酵母エキス 0.1
(27)イブキジャコウエキス 0.1
(28)パラオキシ安息香酸エステル 適量
(29)パラメトキシケイ皮酸2−エチルへキシル 1.0
(30)ベンガラ 適量
(31)黄酸化鉄 適量
(32)黒酸化鉄 適量
(33)キサンタンガム 0.1
(34)アクリル酸ナトリウム/2−アクリルアミド−2−
メチルプロパンスルホン酸共重合体 1.0
(35)無機複合粉体(カバーリーフAR-80TM;触媒化成工業(株)製) 5.0
(36)ベントナイト 1.0
(37)カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.1
(38)精製水 残余
(39)香料 適量
(実施例23:ファンデーション)
(配 合 成 分) (質量%)
(1)ドデカメチルシクロヘキサシロキサン 15.0
(2)デカメチルシクロペンタシロキサン 残余
(3)3−トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピル
カルバミド酸プルラン 5.0
(4)アルキル架橋ポリメチルシロキサンの
ジメチルポリシロキサン配合物 30.0
(Dow Corning 9041 Silicone Elastomer BlendTM:Dow Corning社製)
(5)エタノール 10.0
(6)イソステアリン酸 0.5
(7)ミリスチン酸処理酸化亜鉛 0.5
(8)パルミチン酸デキストリン被覆酸化チタン 10.0
(9)パルミチン酸デキストリン被覆タルク 7.0
(10)シリコーン表面処理酸化チタン(30nm) 5.0
(11)架橋型シリコーン末 1.0
(12)球状無水ケイ酸 2.0
(13)3−O−エチル−L−アスコルビン酸 0.01
(14)4−n−ブチルレゾルシノール 0.1
(15)POE(30)フィトステロール 3.0
(16)クララエキス 0.1
(17)サイコエキス 1.0
(18)酵母エキス 2.0
(19)無機複合粉体(カバーリーフAR-80TM;触媒化成工業(株)製) 1.0
(20)パラメトキシケイ皮酸2−エチルへキシル 5.0
(21)パルミチン酸デキストリン被覆ベンガラ 適量
(22)パルミチン酸デキストリン被覆黄酸化鉄 適量
(23)パルミチン酸デキストリン被覆黒酸化鉄 適量
(24)香料 適量
(実施例24:化粧下地)
(配 合 成 分) (質量%)
(1)ジメチルポリシロキサン 5.0
(2)3−トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピル
カルバミド酸プルラン 0.1
(3)アルキル架橋ポリメチルシロキサンの
デカメチルシクロペンタシロキサン配合物 30.0
(Dow Corning 9045 Silicone Elastomer BlendTM:Dow Corning社製)
(4)デカメチルシクロペンタシロキサン 残余
(5)エチルアルコール 8.0
(6)紺青被覆雲母チタン 0.5
(7)無機複合粉体(カバーリーフAR-80TM;触媒化成工業(株)製) 5.0
(8)メチルシロキサン網状重合体 5.0
(9)架橋型シリコーン末 5.0
(トレフィルE-506TM:東レ・ダウ・コーニング・シリコーン社製)
(10)クエン酸 0.02
(11)クエン酸ナトリウム 0.08
(12)3−O−エチル−L−アスコルビン酸 5.0
(13)4−イソプロピルレゾルシノール 0.01
(14)POE・POPグリコール−モノ−DL−α−トコフェロール[式(V)。式中、k+y=30(k=16、y=14)、x=2、R6、R7、R8はCH3、R9はH] 0.01
(15)ウコンエキス 0.01
(16)酵母エキス 0.1
(17)精製水 1.0
(18)POE・POPメチルポリシロキ酸共重合体 5.0
(実施例25:化粧下地)
(配 合 成 分) (質量%)
(1)ジメチルポリシロキサン 5.0
(2)アルキル架橋ポリメチルシロキサンの
デカメチルシクロペンタシロキサン配合物 5.0
(Dow Corning 9040 Silicone Elastomer BlendTM:Dow Corning社製)
(3)3−トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピル
カルバミド酸プルラン 5.0
(4)デカメチルシクロペンタシロキサン 25.0
(5)ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 3.0
(6)グリセリン 1.0
(7)1,3−ブチレングリコール 5.0
(8)キシリット 0.5
(9)イソステアリン酸 0.5
(10)無機複合粉体(カバーリーフAR-80TM;触媒化成工業(株)製) 10.0
(11)アルキル変性シリコーン樹脂被覆無水ケイ酸 2.0
(12)タルク 0.5
(13)アスコルビン酸−2−グルコシド 1.0
(14)4−ブチルレゾルシノール 5.0
(15)ステアリン酸スクロース 1.0
(16)ステアリン酸アルミニウム 1.0
(17)ベンガラ被覆雲母チタン 0.1
(18)ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.05
(19)グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
(20)L−セリン 0.1
(21)オトギリソウエキス 0.1
(22)トゲナシエキス 0.1
(23)シャクヤクエキス 0.1
(24)リゾレシチン 0.01
(25)ユキノシタエキス 0.1
(26)酵母エキス 0.1
(27)パラオキシ安息香酸エステル 適量
(28)フェノキシエタノール 適量
(29)パルミチン酸デキストリン被覆黄酸化鉄 0.1
(30)ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 1.0
(31)精製水 残余
(32)トリメチルシロキシケイ酸 1.5
(33)球状無水ケイ酸 1.0
(34)球状ポリエチレン末 5.0
(35)香料 適量

Claims (4)

  1. (a)下記式(I)で示されるアルキルレゾルシノールまたはその塩を0.01〜5質量%、(b)L−アスコルビン酸誘導体を0.01〜5質量%、並びに(c)(c−1)ステロール骨格を有する化合物、(c−2)ビタミンE誘導体、(c−3)下記式(II)で示される化合物、および(c−4)ソルビタン骨格を有する化合物の中から選ばれる1種または2種以上を0.01〜7質量%含有する皮膚外用剤。
    (a)成分:
    Figure 2009286735
    (式(I)中、Rは炭素原子数2〜12の直鎖状または分岐鎖状のアルキル基を示す。)
    (c−3)成分:
    Figure 2009286735
    (式(II)中、Rは炭素原子数12〜22の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基またはアルケニル基を示し、nは0または1の数を示し、qは1〜3の整数を示し、q=1のときRは下記式(III)で示される基または糖残基を示し、q=2または3のときRは糖残基を示す。)
    Figure 2009286735
    (式(III)中、Rは水素原子または炭素原子数12〜22の脂肪族アシル基を示し、m、pはそれぞれ独立に0〜40の整数を示し、かつ、m+p≧5である。)
  2. (b)成分が2−O−アルキル−L−アスコルビン酸またはその塩、3−O−アルキル−L−アスコルビン酸またはその塩、L−アスコルビン酸−2−グルコシドまたはその塩の中から選ばれる1種または2種以上である、請求項1記載の皮膚外用剤。
  3. (c−1)成分が下記式(IV)で表される化合物である、請求項1または2記載の皮膚外用剤。
    Figure 2009286735
    (式(IV)中、Rはフィトステロール残基、フィトスタノール残基、コレスタノール残基、コレステリルエーテル残基のいずれかを示し、sは0〜100の数を示し、tは5〜100の数を示す。)
  4. (c−2)成分が、下記式(V)または(VI)で表される化合物である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の皮膚外用剤。

    Figure 2009286735

    Figure 2009286735

    (式(V)、(VI)中、EOはエチレンオキシド基を示し、POはプロピレンオキシド基を示し、BOはブチレンオキシド基を示し、R、R、Rはそれぞれ独立に水素原子またはメチル基を示し、k、yはそれぞれ0〜30の数を示し(ただし、kとyが同時に0となることはない)、xは1〜30の数を示す。)
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