JP2010275206A - 化粧料 - Google Patents

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JP2010275206A JP2009127219A JP2009127219A JP2010275206A JP 2010275206 A JP2010275206 A JP 2010275206A JP 2009127219 A JP2009127219 A JP 2009127219A JP 2009127219 A JP2009127219 A JP 2009127219A JP 2010275206 A JP2010275206 A JP 2010275206A
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祐子 鈴木
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隆司 大森
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Abstract

【課題】使用感触が良好、特に塗布時ののび、べたつき感のなさ、なじみのよさに優れ、基剤安定性の高い化粧料の提供。
【解決手段】(a)(スチレン/ブタジエン)コポリマー1.0〜10.0質量%と、(b)下記一般式(I)で示されるジネオペンタン酸アルキレングリコール及び/又はネオペンタン酸アルキルエステル1.0〜40.0質量%を含有する化粧料。

一般式(I)(式中、mは2〜4の整数、nは2〜3の整数を示す。)
【選択図】なし

Description

本発明は、化粧料に関する。詳しくは、(a)(スチレン/ブタジエン)コポリマーと、(b)ジネオペンタン酸アルキレングリコール及び/又はネオペンタン酸エステルを含む化粧料に関する。
油分を基剤とする化粧料、例えば、油性クレンジング化粧料は、使用感やクレンジング効果の観点で、改善が望まれていた。
一方、乳化組成物は、化粧料基剤として、あるいは皮膚外用医薬品基剤として大変有用であり、古くよりこれらに広く使われてきた。このうち、水中油型化粧料は、外相が水系であり、多くの場合含水量も多いことからさっぱりした感触があり、使い心地が良いため好まれて使用されてきたが、汗などの水性の組成物により流れやすい、油性有効成分の経皮吸収がされにくいなどの欠点があった。油中水型化粧料はこれらの欠点は克服しているものの、外相が油であるため、静電反発を利用した乳化粒子の合一、クリーミング抑制ができず安定性が不十分であった。この問題を解決すべく、有機変性粘土化合物(特許文献1、2)、デキストリンの脂肪酸エステル(特許文献3、4)、固形・半固形油脂(特許文献5、6)などを配合することで外相の粘度を向上させていたが、肌への塗布時ののびが悪く、べたつきや油っぽさがあるため使用性の改善が望まれていた。
特開昭61−129033号公報 特開平9−2816号公報 特開平5−32520号公報 特開2000−72646号公報 特開2008−247758号公報 特開2004−224729号公報
このため、安定性が良好で、肌への塗布時ののびが良く、べたつきや油っぽさの少ない使用感の良好な化粧料の開発が望まれていた。
本発明者等が前記目的を達成するために鋭意研究を行った結果、(a)(スチレン/ブタジエン)コポリマーと、(b)ジネオペンタン酸アルキレングリコール及び/又はネオペンタン酸エステルを配合することによって、安定性が良好で、使用感触、主に肌への塗布時ののびが良く、べたつきや油っぽさの少ない化粧料が得られた。
すなわち、本発明にかかる化粧料は、(a)(スチレン/ブタジエン)コポリマーと、(b)下記一般式(I)で示されるジネオペンタン酸アルキレングリコール及び/又は下記一般式(II)で示されるネオペンタン酸エステルを含有することを特徴とする化粧料である。
一般式(I)
(式中、mは2〜4の整数、nは2〜3の整数を示す。)
一般式(II)
(式中、Aはアルキル基:好ましくは炭素数7〜20のアルキル基)
また本発明は、(a)(スチレン/ブタジエン)コポリマー1.0〜10.0質量%を含有する前記化粧料である。
また本発明は、(b)式(I)で示されるジネオペンタン酸アルキレングリコール、及び/又は式(II)で示されるネオペンタン酸エステル1.0〜99.0質量%を含有する前記化粧料である。
さらに、水を含有し、油中水型乳化物であることを特徴とする前記化粧料。
本発明にかかる化粧料は、(a)(スチレン/ブタジエン)コポリマーと、(b)ジネオペンタン酸アルキレングリコール及び/又はネオペンタン酸エステルを配合していることによって、安定性が良好で、使用感触、主に肌への塗布時ののびが良く、べたつきや油っぽさが少ない化粧料が得られる。
以下、本発明の好適な実施形態について説明する。
(a)(スチレン/ブタジエン)コポリマー
本発明に用いられる(スチレン/ブタジエン)コポリマーは、例えば市販品としてVIscUp P(Arch社製)等が挙げられる。
(b−1)ジネオペンタン酸アルキレングリコール
ネオペンチルクロライドとアルキレングリコールとの縮合反応により得られる油分である。一般式(I)において、mは2〜4の整数を表す。mが1では揮発性があり、また臭いを生じる。mが5以上では、さっぱりとした使用感を損ねる傾向にある。
一般式(I)
(式中、mは2〜4の整数、nは2〜3の整数を示す。)
一般式(I)を満足するジネオペンタン酸アルキレンポリグリコールとして、具体的にはジネオペンタン酸ジエチレングリコール、ジネオペンタン酸トリエチレングリコール、ジネオペンタン酸テトラエチレングリコール、ジネオペンタン酸ジプロピレングリコールなどが挙げられ、特にジネオペンタン酸ジエチレングリコール、ジネオペンタン酸トリプロピレングリコールが使用感触の点から好ましく使用される
(b−2)ネオペンタン酸エステル
本発明における一般式(II)の油分は、ネオペンタン酸から誘導されるエステル油で、具体的には、ネオペンタン酸イソステアリル、ネオペンタン酸イソデシル、ネオペンタン酸オクチルドデシル等が挙げられる。特にネオペンタン酸イソデシルが好ましい。
一般式(II)
(式中、Aはアルキル基:好ましくは炭素数7〜20のアルキル基)
(スチレン/ブタジエン)コポリマーの配合量は、化粧料全量に対して1.0〜10.0質量%、好ましくは3.0〜8.0質量%である。1.0質量%未満では配合による効果の発現が十分ではない場合があり、また10.0質量%を超えると、使用中ののびが悪くなる傾向がある。
式(I)で示されるジネオペンタン酸アルキレングリコール、及び/又は式(II)で示されるネオペンタン酸エステルの配合量は、化粧料全量に対して1.0〜99.0質量%である。油性化粧料とする場合には、化粧料全量に対して5.0〜90質量%であることが好ましく、油中水型乳化化粧料とする場合には、1.0〜40.0質量%、さらには5.0〜30.0質量%であることが好ましい。1.0質量%未満では配合による効果の発言が十分ではない場合がある。
本発明において、水の配合量は、油性化粧料とする場合には、化粧料全量に対して、0〜5.0質量%配合することが好ましい。5.0質量%を超えて配合すると、分離等が起こりやすくなる。
また、油中水型乳化化粧料とする場合には、化粧料全量に対して1.0〜90.0質量%、好ましくは5.0〜70.0質量%、より好ましくは10.0〜50.0質量%である。1.0質量%未満もしくは90質量%を超えると、油中水型乳化化粧料とすることができない。
本発明化粧料には、上記必須成分の他、通常化粧品や医薬品の洗浄料に用いられる成分を配合することができ、常法に応じて製造される。係る成分としては下記のようなものが挙げられ、上記必須成分と下記成分の一種又は二種以上とを配合して製造される。
本発明において、油中水型化粧料とする場合には、親油性非イオン界面活性剤を配合することが好ましい。親油性非イオン界面活性剤としては、例えば、ソルビタン脂肪酸エステル類(例えば、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート、ペンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン等);グリセリン脂肪酸類(例えば、モノ綿実油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セスキオレイン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリン、α,α’−オレイン酸ピログルタミン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸、モノイソステアリン酸ポリグリセリル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル等);プロピレングリコール脂肪酸エステル類(例えば、モノステアリン酸プロピレングリコール等);硬化ヒマシ油誘導体;グリセリンアルキルエーテル等が挙げられる。本発明においては、グリセリン脂肪酸類特が特に好ましい。
アニオン界面活性剤としては、例えば、脂肪酸セッケン(例えば、ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等);高級アルキル硫酸エステル塩(例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム等);アルキルエーテル硫酸エステル塩(例えば、POEラウリル硫酸トリエタノールアミン、POEラウリル硫酸ナトリウム等);N−アシルサルコシン酸(例えば、ラウロイルサルコシンナトリウム等);高級脂肪酸アミドスルホン酸塩(例えば、N−ミリストイル−N−メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリッドナトリウム、ラウリルメチルタウリッドナトリウム等);リン酸エステル塩(POEオレイルエーテルリン酸ナトリウム、POEステアリルエーテルリン酸等);スルホコハク酸塩(例えば、ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム、モノラウロイルモノエタノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等);アルキルベンゼンスルホン酸塩(例えば、リニアドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、リニアドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、リニアドデシルベンゼンスルホン酸等);高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩(例えば、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等);N−アシルグルタミン酸塩(例えば、N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム、N−ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸モノナトリウム等);硫酸化油(例えば、ロート油等);POEアルキルエーテルカルボン酸;POEアルキルアリルエーテルカルボン酸塩;α−オレフィンスルホン酸塩;高級脂肪酸エステルスルホン酸塩;二級アルコール硫酸エステル塩;高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル塩;ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウム;N−パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノールアミン;カゼインナトリウム等が挙げられる。
カチオン界面活性剤としては、例えば、アルキルトリメチルアンモニウム塩(例えば、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム等);アルキルピリジニウム塩(例えば、塩化セチルピリジニウム等);塩化ジステアリルジメチルアンモニウムジアルキルジメチルアンモニウム塩;塩化ポリ(N,N’−ジメチル−3,5−メチレンピペリジニウム);アルキル四級アンモニウム塩;アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩;アルキルイソキノリニウム塩;ジアルキルモリホニウム塩;POEアルキルアミン;アルキルアミン塩;ポリアミン脂肪酸誘導体;アミルアルコール脂肪酸誘導体;塩化ベンザルコニウム;塩化ベンゼトニウム等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、例えば、イミダゾリン系両性界面活性剤(例えば、2−ウンデシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)−2−イミダゾリンナトリウム、2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等);ベタイン系界面活性剤(例えば、2−ヘプタデシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)等が挙げられる。
親水性非イオン界面活性剤としては、例えば、POEソルビタン脂肪酸エステル類(例えば、POEソルビタンモノオレエート、POEソルビタンモノステアレート、POEソルビタンモノオレエート、POEソルビタンテトラオレエート等);POEソルビット脂肪酸エステル類(例えば、POEソルビットモノラウレート、POEソルビットモノオレエート、POEソルビットペンタオレエート、POEソルビットモノステアレート等);POEグリセリン脂肪酸エステル類(例えば、POEグリセリンモノステアレート、POEグリセリンモノイソステアレート、POEグリセリントリイソステアレート等のPOEモノオレエート等);POE脂肪酸エステル類(例えば、POEジステアレート、POEモノジオレエート、ジステアリン酸エチレングリコール等);POEアルキルエーテル類(例えば、POEラウリルエーテル、POEオレイルエーテル、POEステアリルエーテル、POE−ベヘニルエーテル、POE−2−オクチルドデシルエーテル、POEコレスタノールエーテル等);プルロニック型類(例えば、プルロニック等);POE・POPアルキルエーテル類(例えば、POE・POPセチルエーテル、POE・POP−2−デシルテトラデシルエーテル、POE・POPモノブチルエーテル、POE・POP水添ラノリン、POE・POPグリセリンエーテル等);テトラ POE・テトラPOPエチレンジアミン縮合物類(例えば、テトロニック等);POEヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体(例えば、POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油、POE硬化ヒマシ油モノイソステアレート、POE硬化ヒマシ油トリイソステアレート、POE硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、POE硬化ヒマシ油マレイン酸等);POEミツロウ・ラノリン誘導体(例えば、POEソルビットミツロウ等);アルカノールアミド(例えば、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、脂肪酸イソプロパノールアミド等);POEプロピレングリコール脂肪酸エステル;POEアルキルアミン;POE脂肪酸アミド;ショ糖脂肪酸エステル;アルキルエトキシジメチルアミンオキシド;トリオレイルリン酸等が挙げられる。
炭化水素油としては、例えば、流動パラフィン、イソドデカン、イソヘキサデカン、オゾケライト、スクワラン、プリスタン、パラフィン、セレシン、スクワレン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等が挙げられる。
合成エステル油としては、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、セチル2−エチルヘキサノエート、2−エチルヘキシルパルミテート、トリミリスチン酸グリセリン、トリ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オレイン酸オレイル、アセトグリセライド、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、アジピン酸ジイソブチル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−2−オクチルドデシルエステル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、エチルラウレート、セバシン酸ジ−2−エチルヘキシル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、セバシン酸ジイソプロピル、コハク酸2−エチルヘキシル、クエン酸トリエチル等が挙げられる。
シリコーン油としては、例えば、鎖状ポリシロキサン(例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等);環状ポリシロキサン(例えば、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等)、3次元網目構造を形成しているシリコーン樹脂、シリコーンゴム、各種変性ポリシロキサン(アミノ変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等)等が挙げられる。
液体油脂としては、例えば、アボガド油、ツバキ油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、トリグリセリン等が挙げられる。
固体油脂としては、例えば、カカオ脂、ヤシ油、馬脂、硬化ヤシ油、パーム油、牛脂、羊脂、硬化牛脂、パーム核油、豚脂、牛骨脂、モクロウ核油、硬化油、牛脚脂、モクロウ、硬化ヒマシ油等が挙げられる。
ロウ類としては、例えば、ミツロウ、カンデリラロウ、綿ロウ、カルナウバロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、カポックロウ、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、還元ラノリン、ジョジョバロウ、硬質ラノリン、セラックロウ、POEラノリンアルコールエーテル、POEラノリンアルコールアセテート、POEコレステロールエーテル、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水素添加ラノリンアルコールエーテル等が挙げられる。
高級脂肪酸としては、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、ウンデシレン酸、トール酸、イソステアリン酸、リノール酸、リノレイン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)等が挙げられる。
高級アルコールとしては、例えば、直鎖アルコール(例えば、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、セトステアリルアルコール等);分枝鎖アルコール(例えば、モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコール)、2−デシルテトラデシノール、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール、ヘキシルドデカノール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール等)等が挙げられる。
保湿剤としては、例えば、ジプロピレングリコール、グリセリン、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、キシリトール、ソルビトール、マルチトール、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ムコイチン硫酸、カロニン酸、アテロコラーゲン、コレステリル−12−ヒドロキシステアレート、乳酸ナトリウム、胆汁酸塩、dl−ピロリドンカルボン酸塩、短鎖可溶性コラーゲン、ジグリセリン(EO)PO付加物、イザヨイバラ抽出物、セイヨウノコギリソウ抽出物、メリロート抽出物等が挙げられる。
粉末成分としては、例えば、無機粉末(例えば、タルク、カオリン、雲母、絹雲母(セリサイト)、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、パーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、シリカ、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム(焼セッコウ)、リン酸カルシウム、弗素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、金属石鹸(例えば、ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム)、窒化ホウ素等);有機粉末(例えば、ポリアミド樹脂粉末(ナイロン粉末)、ポリエチレン粉末、ポリメタクリル酸メチル粉末、ポリスチレン粉末、スチレンとアクリル酸の共重合体樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリ四弗化エチレン粉末、セルロース粉末等);無機白色顔料(例えば、二酸化チタン、酸化亜鉛等);無機赤色系顔料(例えば、酸化鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄等);無機褐色系顔料(例えば、γ−酸化鉄等);無機黄色系顔料(例えば、黄酸化鉄、黄土等);無機黒色系顔料(例えば、黒酸化鉄、低次酸化チタン等);無機紫色系顔料(例えば、マンゴバイオレット、コバルトバイオレット等);無機緑色系顔料(例えば、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト等);無機青色系顔料(例えば、群青、紺青等);パール顔料(例えば、酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタンコーテッドオキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッドマイカ、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等);金属粉末顔料(例えば、アルミニウムパウダー、カッパーパウダー等);ジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料(例えば、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色203号、橙色204号、黄色205号、黄色401号、及び青色404号などの有機顔料、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色227号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、緑色3号及び青色1号等);天然色素(例えば、クロロフィル、β−カロチン等)等が挙げられる。
天然の水溶性高分子としては、例えば、植物系高分子(例えば、アラビアガム、トラガカントガム、ガラクタン、グアガム、キャロブガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、カンテン、クインスシード(マルメロ)、アルゲコロイド(カッソウエキス)、デンプン(コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ)、グリチルリチン酸);微生物系高分子(例えば、キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、ブルラン等);動物系高分子(例えば、コラーゲン、カゼイン、アルブミン、ゼラチン等)等が挙げられる。
半合成の水溶性高分子としては、例えば、デンプン系高分子(例えば、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等);セルロース系高分子(メチルセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース、セルロース末等);アルギン酸系高分子(例えば、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等)等が挙げられる。
合成の水溶性高分子としては、例えば、ビニル系高分子(例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー等);ポリオキシエチレン系高分子(例えば、ポリエチレングリコール20,000、40,000、60,000等);アクリル系高分子(例えば、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリルアミド等);ポリエチレンイミン;カチオンポリマー等が挙げられる。
増粘剤としては、例えば、アラビアガム、カラギーナン、カラヤガム、トラガカントガム、キャロブガム、クインスシード(マルメロ)、カゼイン、デキストリン、ゼラチン、ペクチン酸ナトリウム、アラギン酸ナトリウム、メチルセルロース、エチルセルロース、CMC、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、PVA、PVM、PVP、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、ローカストビーンガム、グアガム、タマリントガム、ジアルキルジメチルアンモニウム硫酸セルロース、キサンタンガム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ベントナイト、ヘクトライト、ケイ酸AlMg(ビーガム) 、ラポナイト、無水ケイ酸等が挙げられる。
紫外線吸収剤としては、例えば、安息香酸系紫外線吸収剤(例えば、パラアミノ安息香酸(以下、PABAと略す)、PABAモノグリセリンエステル、N,N−ジプロポキシPABAエチルエステル、N,N−ジエトキシPABAエチルエステル、N,N−ジメチルPABAエチルエステル、N,N−ジメチルPABAブチルエステル、N,N−ジメチルPABAエチルエステル等);アントラニル酸系紫外線吸収剤(例えば、ホモメンチル−N− アセチルアントラニレート等);サリチル酸系紫外線吸収剤(例えば、アミルサリシレート、メンチルサリシレート、ホモメンチルサリシレート、オクチルサリシレート、フェニルサリシレート、ベンジルサリシレート、p−イソプロパノールフェニルサリシレート等);桂皮酸系紫外線吸収剤(例えば、オクチルシンナメート、エチル−4−イソプロピルシンナメート、メチル−2,5−ジイソプロピルシンナメート、エチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、メチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、プロピル−p−メトキシシンナメート、イソプロピル−p−メトキシシンナメート、イソアミル−p−メトキシシンナメート、オクチル−p−メトキシシンナメート(2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメート) 、2−エトキシエチル−p−メトキシシンナメート、シクロヘキシル−p−メトキシシンナメート、エチル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、2−エチルヘキシル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、グリセリルモノ−2−エチルヘキサノイル−ジパラメトキシシンナメート等);ベンゾフェノン系紫外線吸収剤(例えば、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4− メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−4’−メチルベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸塩、4−フェニルベンゾフェノン、2−エチルヘキシル−4’−フェニル−ベンゾフェノン−2−カルボキシレート、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン、4−ヒドロキシ−3−カルボキシベンゾフェノン等);3−(4’−メチルベンジリデン)−d,L−カンファー、3−ベンジリデン−d,l−カンファー;2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾール;2,2’−ヒドロキシ−5−メチルフェニルベンゾトリアゾール;2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール;2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニルベンゾトリアゾール;ジベンザラジン;ジアニソイルメタン;4−メトキシ−4’−t−ブチルジベンゾイルメタン;5−(3,3−ジメチル−2−ノルボルニリデン)−3−ペンタン−2−オン等が挙げられる。
金属イオン封鎖剤としては、例えば、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジフォスホン酸、1−ヒドロキシエタン−1,1− ジフォスホン酸四ナトリウム塩、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、エデト酸四ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸、リン酸、クエン酸、アスコルビン酸、コハク酸、エデト酸、エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸3ナトリウム等が挙げられる。
低級アルコールとしては、例えば、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、イソブチルアルコール、t−ブチルアルコール等が挙げられる。
多価アルコールとしては、例えば、2価のアルコール(例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチレングリコール、1,2−ブチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、テトラメチレングリコール、2,3−ブチレングリコール、ペンタメチレングリコール、2−ブテン−1,4−ジオール、ヘキシレングリコール、オクチレングリコール等);3価のアルコール(例えば、グリセリン、トリメチロールプロパン等);4価アルコール(例えば、1,2,6−ヘキサントリオール等のペンタエリスリトール等);5価アルコール(例えば、キシリトール等);6価アルコール(例えば、ソルビトール、マンニトール等);多価アルコール重合体(例えば、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、テトラエチレングリコール、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、トリグリセリン、テトラグリセリン、ポリグリセリン等);2価のアルコールアルキルエーテル類(例えば、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノ2−メチルヘキシルエーテル、エチレングリコールイソアミルエーテル、エチレングリコールベンジルエーテル、エチレングリコールイソプロピルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテル等);2価アルコールアルキルエーテル類(例えば、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールイソプロピルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコールブチルエーテル等);2価アルコールエーテルエステル(例えば、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノフェニルエーテルアセテート、エチレングリコールジアジベート、エチレングリコールジサクシネート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノプロピルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノフェニルエーテルアセテート等);グリセリンモノアルキルエーテル(例えば、キシルアルコール、セラキルアルコール、バチルアルコール等);糖アルコール(例えば、ソルビトール、マルチトール、マルトトリオース、マンニトール、ショ糖、エリトリトール、グルコース、フルクトース、デンプン分解糖、マルトース、キシリトース、デンプン分解糖還元アルコール等);グリソリッド;テトラハイドロフルフリルアルコール;POE−テトラハイドロフルフリルアルコール;POP−ブチルエーテル;POP・POE−ブチルエーテル;トリポリオキシプロピレングリセリンエーテル;POP−グリセリンエーテル;POP−グリセリンエーテルリン酸;POP・POE−ペンタンエリスリトールエーテル、ポリグリセリン等が挙げられる。
単糖としては、例えば、三炭糖(例えば、D−グリセリルアルデヒド、ジヒドロキシアセトン等);四炭糖(例えば、D−エリトロース、D−エリトルロース、D−トレオース、エリスリトール等);五炭糖(例えば、L−アラビノース、D−キシロース、L−リキソース、D−アラビノース、D−リボース、D−リブロース、D−キシルロース、L−キシルロース等);六炭糖(例えば、D−グルコース、D−タロース、D−ブシコース、D−ガラクトース、D−フルクトース、L−ガラクトース、L−マンノース、D−タガトース等);七炭糖(例えば、アルドヘプトース、ヘプロース等);八炭糖(例えば、オクツロース等);デオキシ糖(例えば、2−デオキシ−D−リボース、6−デオキシ−L−ガラクトース、6−デオキシ−L−マンノース等);アミノ糖(例えば、D−グルコサミン、D−ガラクトサミン、シアル酸、アミノウロン酸、ムラミン酸等);ウロン酸(例えば、D−グルクロン酸、D−マンヌロン酸、L−グルロン酸、D−ガラクツロン酸、L−イズロン酸等)等が挙げられる。
オリゴ糖としては、例えば、ショ糖、グンチアノース、ウンベリフェロース、ラクトース、プランテオース、イソリクノース類、α,α−トレハロース、ラフィノース、リクノース類、ウンビリシン、スタキオースベルバスコース類等が挙げられる。
多糖としては、例えば、セルロース、クインスシード、コンドロイチン硫酸、デンプン、ガラクタン、デルマタン硫酸、グリコーゲン、アラビアガム、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸、トラガントガム、ケラタン硫酸、コンドロイチン、キサンタンガム、ムコイチン硫酸、グアガム、デキストラン、ケラト硫酸、ローカストビーンガム、サクシノグルカン、カロニン酸等が挙げられる。
アミノ酸としては、例えば、中性アミノ酸(例えば、スレオニン、システイン等);塩基性アミノ酸(例えば、ヒドロキシリジン等)等が挙げられる。また、アミノ酸誘導体として、例えば、アシルサルコシンナトリウム(ラウロイルサルコシンナトリウム) 、アシルグルタミン酸塩、アシルβ−アラニンナトリウム、グルタチオン、ピロリドンカルボン酸等が挙げられる。
有機アミンとしては、例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モルホリン、トリイソプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール等が挙げられる。
高分子エマルジョンとしては、例えば、アクリル樹脂エマルジョン、ポリアクリル酸エチルエマルジョン、アクリルレジン液、ポリアクリルアルキルエステルエマルジョン、ポリ酢酸ビニル樹脂エマルジョン、天然ゴムラテックス等が挙げられる。
pH調製剤としては、例えば、乳酸−乳酸ナトリウム、クエン酸−クエン酸ナトリウム、コハク酸−コハク酸ナトリウム等の緩衝剤等が挙げられる。
ビタミン類としては、例えば、ビタミンA、B1、B2、B6、C、E及びその誘導体、パントテン酸及びその誘導体、ビオチン等が挙げられる。
酸化防止剤としては、例えば、トコフェロール類、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、没食子酸エステル類等が挙げられる。
酸化防止助剤としては、例えば、リン酸、クエン酸、アスコルビン酸、マレイン酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、ケファリン、ヘキサメタフォスフェイト、フィチン酸、エチレンジアミン四酢酸等が挙げられる。
その他の配合可能成分としては、例えば、防腐剤(エチルパラベン、ブチルパラベン等);消炎剤(例えば、グリチルリチン酸誘導体、グリチルレチン酸誘導体、サリチル酸誘導体、ヒノキチオール、酸化亜鉛、アラントイン等);美白剤(例えば、胎盤抽出物、ユキノシタ抽出物、アルブチン等);各種抽出物(例えば、オウバク、オウレン、シコン、シャクヤク、センブリ、バーチ、セージ、ビワ、ニンジン、アロエ、ゼニアオイ、アイリス、ブドウ、ヨクイニン、ヘチマ、ユリ、サフラン、センキュウ、ショウキュウ、オトギリソウ、オノニス、ニンニク、トウガラシ、チンピ、トウキ、海藻等)、賦活剤(例えば、ローヤルゼリー、感光素、コレステロール誘導体等);血行促進剤(例えば、ノニル酸ワレニルアミド、ニコチン酸ベンジルエステル、ニコチン酸β−ブトキシエチルエステル、カプサイシン、ジンゲロン、カンタリスチンキ、イクタモール、タンニン酸、α−ボルネオール、ニコチン酸トコフェロール、イノシトールヘキサニコチネート、シクランデレート、シンナリジン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパミル、セファランチン、γ−オリザノール等);抗脂漏剤(例えば、硫黄、チアントール等);抗炎症剤(例えば、トラネキサム酸、チオタウリン、ヒポタウリン等)等が挙げられる。
本発明の化粧料の剤型は、油性化粧料または油中水型乳化化粧料とすることが好ましい。本発明の化粧料としては、例えば、クリーム、乳液、ジェル、ゲル、パック、マスク、クレンジングオイル、マッサージオイル、等のスキンケア製品、パーマ剤、染毛剤、ブリーチ、セット剤、育毛剤等のヘアケア製品、アイライナー、マスカラ、アイブロー、リップライナー、ファンデーション、化粧下地等のメーキャップ製品、シャンプー、リンス、ボディーソープ、洗顔料等の洗浄用製品、制汗剤等が挙げられる。これらの化粧料は常法に従って製造することができる。
以下に試験例をあげて本発明を更に具体的に説明する。なお、本発明はこれによって限定されるものではない。まず、本発明に用いた評価方法について説明する。
評価(1):基剤安定性
各試験例の試料(油中水型乳化物)について、50℃で四週間放置後、以下の基準について、目視観察により基剤安定性の評価を行った。
<評価基準>
A:変化無し
B:50℃四週間後、油滴がみられた
C:50℃四週間後、分離
D:製造直後分離
評価(2):塗布時ののび
塗布時の肌上でののびについて、専門パネル10名により、以下に示す試験例の試料を実使用してもらい、評価を行った。
<評価基準>
A:パネル8名以上が、塗布時ののびがよいと感じた。
B:パネル6名以上8名未満が、塗布時ののびがよいと感じた。
C:パネル3名以上6名未満が、塗布時ののびがよいと感じた。
D:パネル3名未満が、塗布時ののびがよいと感じた。
評価(3):べたつき感のなさ
使用中のべたつき感のなさについて、専門パネル10名により、以下に示す試験例の試料を実使用してもらい、評価を行った。
<評価基準>
A:パネル8名以上が、使用中べたつき感がないと感じた。
B:パネル6名以上8名未満が、使用中べたつき感がないと感じた。
C:パネル3名以上6名未満が、使用中べたつき感がないと感じた。
D:パネル3名未満が、使用中べたつき感がないと感じた。
評価(4):なじみのよさ
使用中のなじみのよさについて、専門パネル10名により、以下に示す試験例の試料を実使用してもらい、評価を行った。
<評価基準>
A:パネル8名以上が、使用中なじみがよいと感じた。
B:パネル6名以上8名未満が、使用中なじみがよいと感じた。
C:パネル3名以上6名未満が、使用中なじみがよいと感じた。
D:パネル3名未満が、使用中なじみがよいと感じた。
<皮膚外用剤への配合>
本発明者らは、下記に示す配合組成において、試料を常法により製造し、前記評価項目(1)〜(4)について評価試験を行った。その結果を表1に示す。各製剤は以下の方法で調整した。B相をホモジナイザーで均一混合した後、攪拌したC相を添加し、A相を添加して調整した。なお、配合量は特記しない限りすべて質量%である。
前記表1の結果より、パルミチン酸デキストリンを配合した場合(試験例2)、基剤安定性はあるものの、塗布時ののび、べたつき感のなさ、なじみのよさについては満足の得られる結果ではなかった。一方、(スチレン/ブタジエン)コポリマーを1.0から10.0質量%配合すると(試験例4から7)基剤安定性、使用感(肌上でののび、べたつき感のなさ、なじみのよさ)に優れた基剤が得られた。ネオペンタン酸イソデシルを配合した場合(試験例9)にもジネオペンタン酸トリプロピレングリコールを配合した場合と同様の結果が得られた。これと比較して、未配合(試験例1)の場合は基剤安定性に劣っていた。また、ジネオペンタン酸トリプロピレングリコール0.5質量%(試験例3)を下回る場合、基剤安定性が劣る傾向にあった。これは外相(油相)の粘度が低く、乳化粒子の合一、クリーミングが起こったためと考えられる。配合量が10.0質量%を超えた場合(試験例8)、ポリマー配合量の増加に伴い、のび、べたつき、なじみが悪くなる傾向が認められた。
次にジネオペンタン酸トリプロピレングリコールの配合量の影響について検討した。結果を下記表2に示す。
前記表2の結果から、ジネオペンタン酸トリプロピレングリコールを未配合の場合(試験例10)、塗布時ののび、べたつき感のなさ、なじみのよさの項目において満足のいく結果ではなかった。配合量が1.0から40.0質量%の場合(試験例11〜14)基剤安定性を保ちつつ、塗布時ののび、べたつき感のなさ、なじみのよさにおいて優れた化粧料を得ることができた。ネオペンタン酸イソデシルを配合した場合(試験例16)にもジネオペンタン酸トリプロピレングリコールを配合した場合と同様の結果が得られた。一方、配合量が45.0質量%(試験例15)を超えると、基剤安定性が劣る傾向が認められた。
以下に本発明の化粧料の処方例を挙げるが、本発明の技術範囲はこれらにより限定されるものではない。なお、配合量は特記しない限りすべて質量%である。
処方例1:メーククレンジングジェル
(1)(スチレン/ブタジエン)コポリマー 5.0
(2)流動パラフィン 残余
(3)2−エチルヘキサン酸セチル 10.0
(4)ジネオペンタン酸トリプロピレングリコール 10.0
(5)イソドデカン 5.0
(6)デカメチルシクロペンタシロキサン 3.0
(7)ポリエチレングリコール(8)ジイソステアレート 5.5
(8)ポリエチレングリコール(10)モノイソステアレート 1.5
(9)グリセリン 1.0
(10)アルコール 0.5
(11)防腐剤 適量
(12)精製水 適量
(13)香料 適量
<製法>
(1)〜(8)を攪拌混合し、(9)〜(12)を混合したものを添加する。(13)を添加してメーククレンジングジェルを得る。
処方例2:メーククレンジングジェル
(1)(スチレン/ブタジエン)コポリマー 5.0
(2)流動パラフィン 残余
(3)2−エチルヘキサン酸セチル 20.0
(4)イソドデカン 5.0
(5)ジネオペンタン酸ジエチレングリコール 5.0
(6)デカメチルシクロペンタシロキサン 2.0
(7)ポリエチレングリコール(8)ジイソステアレート 3.5
(8)ポリエチレングリコール(12)ジイソステアレート 2.5
(9)ポリエチレングリコール(10)モノイソステアレート 3.5
(10)グリセリン 1.0
(11)アルコール 0.5
(12)防腐剤 適量
(13)精製水 適量
(14)香料 適量
<製法>
(1)〜(9)を攪拌混合し、(10)〜(13)を混合したものを添加する。(14)を添加してメーククレンジングジェルを得る。
処方例3:メーククレンジングクリーム
A相
(1)流動パラフィン 残余
(2)2−エチルヘキサン酸セチル 10.0
(3)イソヘキサデカン 5.0
(4)メチルフェニルポリシロキサン 5.0
(5)ジネオペンタン酸トリプロピレングリコール 5.0
(6)ジイソステアリンサンポリグリセリル 0.5
(7)(スチレン/ブタジエン)コポリマー 3.0
(8)ラベンダー油 0.05
(9)防腐剤 適量
(10)酢酸トコフェロール 0.05
B相
(11)精製水 適量
(12)1,3−ブチレングリコール 6.0
(13)グリセリン 8.0
(14)エデト酸三ナトリウム 0.05
(15)エリスリトール 4.0
(16)ヒアルロン酸ナトリウム 0.05
<製法>
A相とB相を各々70℃に加熱し溶解した後、A相にB相を加えて乳化機を用いて乳化し、目的の油中水型乳液を得る。
処方例4:乳液
A相
(1)流動パラフィン 残余
(2)2−エチルヘキサン酸セチル 11.0
(3)デカメチルシクロペンタシロキサン 4.0
(4)ネオペンタン酸イソデシル 3.0
(5)ジイソステアリン酸ポリグリセリル 0.7
(6)(スチレン/ブタジエン)コポリマー 3.0
(7)スクワラン 2.0
(8)ジパラメトキシ桂皮酸モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル 0.05
(9)マカデミアナッツ油 2.0
(10)酢酸トコフェロール 0.05
B相
(11)精製水 適量
(12)1,3−ブチレングリコール 5.0
(13)エデト酸三ナトリウム 0.05
(14)グリセリン 5.0
(15)防腐剤 適量
(16)コンドロイチン硫酸ナトリウム 0.1
(17)ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
(18)マルチトール液 2.0
(19)L−アスコルビン酸硫酸エステル2ナトリウム 0.1
<製法>
A相とB相を各々70℃に加熱し溶解した後、A相にB相を加えて乳化機を用いて乳化し、目的の油中水型乳液を得る。
処方例5:日焼け止めクリーム
A相
(1)デカメチルシクロペンタシロキサン 残余
(2)パラメトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル 7.0
(3)スクワラン 5.0
(4)ジネオペンタン酸トリプロピレングリコール 3.0
(5)ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 2.0
(6)トリメチルシロキシケイ酸 1.0
(7)(スチレン/ブタジエン)コポリマー 2.5
(8)ジパラメトキシ桂皮酸モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル 0.5
(9)4−t−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン 0.1
(10)シリコーン被覆微粒子酸化チタン(20nm) 10.0
(11)タルク(疎水化処理品) 6.0
(12)球状ポリエチレン粉末 5.0
(13)香料 適量
(14)防腐剤 適量
B相
(15)ジプロピレングリコール 4.0
(16)エデト酸三ナトリウム 0.02
(17)精製水 適量
<製法>
A相とB相を各々70℃に加熱し溶解した後、A相をB相に加えて乳化機を用いて乳化する。得られた油中水型乳化物を熱交換機を用いて冷却し、目的のクリームを得る。
処方例6:ファンデーション
A相
(1)デカメチルシクロペンタシロキサン 残余
(2)ドデカメチルシクロヘキサシロキサン 5.0
(3)ジメチルポリシロキサン 3.0
(4)ジネオペンタン酸ジエチレングリコール 5.0
(4)(スチレン/ブタジエン)コポリマー 4.0
(5)パルミチン酸 0.5
(7)金属石鹸処理タルク 2.0
(8)架橋型シリコーン末(トレフィルE−506) 0.1
(9)ベンガラ被覆雲母チタン 0.5
(10)デキストリン脂肪酸処理タルク 3.0
(11)デキストリン脂肪酸処理二酸化チタン 15.0
(12)デキストリン脂肪酸処理黄酸化鉄 3.0
(13)デキストリン脂肪酸処理黒酸化鉄 0.5
(14)球状ナイロン末 1.0
(15)球状ポリアクリル酸アルキル粉末 3.0
(16)酢酸トコフェロール 0.1
(17)δ−トコフェロール 0.1
(18)N−ラウロイル−L−リジン 2.0
(19)フェノキシエタノール 0.2
(20)防腐剤 適量
B相
(21)精製水 適量
(22)1,3−ブチレングリコール 5.0
(23)グリセリン 4.0
(24)L−グルタミン酸ナトリウム 2.0
(25)メリロートエキス 2.0
<製法>
A相とB相を各々70℃に加熱し溶解した後、A相をB相に加えて乳化機を用いて乳化する。得られた油中水型乳化物を、熱交換機を用いて冷却し、目的のファンデーションを得る。
処方例7:クレンジングオイル
(1)(スチレン/ブタジエン)コポリマー 5.0
(2)流動パラフィン 残余
(3)2−エチルヘキサン酸セチル 10.0
(4)ネオペンタン酸イソデシル 10.0
(5)イソドデカン 8.0
(6)デカメチルシクロペンタシロキサン 3.0
(7)ポリエチレングリコール(8)ジイソステアレート 25.0
(8)アルコール 0.5
(9)防腐剤 適量
(10)精製水 適量
(11)香料 適量
本発明は、安定性が良好で、使用感触、主に肌への塗布時ののびが良く、べたつきや油っぽさが少ない化粧料として利用することができる。

Claims (4)

  1. (a)(スチレン/ブタジエン)コポリマーと、(b)下記一般式(I)で示されるジネオペンタン酸アルキレングリコール及び/又は下記一般式(II)で示されるネオペンタン酸エステルを含有することを特徴とする化粧料。
    一般式(I)
    (式中、mは2〜4の整数、nは2〜3の整数を示す。)
    一般式(II)
    (式中、Aはアルキル基:好ましくは炭素数7〜20のアルキル基)
  2. (a)(スチレン/ブタジエン)コポリマー1.0〜10.0質量%を含有することを特徴とする請求項1記載の化粧料。
  3. (b)式(I)で示されるジネオペンタン酸アルキレングリコール、及び/又は式(II)で示されるネオペンタン酸エステル1.0〜99.0質量%を含有することを特徴とする請求項1、2記載の化粧料。
  4. さらに、水を含有し、油中水型乳化物であることを特徴とする請求項1乃至3記載の化粧料。
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