JP5102004B2 - 皮膚洗浄料 - Google Patents
皮膚洗浄料 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5102004B2 JP5102004B2 JP2007319962A JP2007319962A JP5102004B2 JP 5102004 B2 JP5102004 B2 JP 5102004B2 JP 2007319962 A JP2007319962 A JP 2007319962A JP 2007319962 A JP2007319962 A JP 2007319962A JP 5102004 B2 JP5102004 B2 JP 5102004B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- poe
- ether
- oil
- group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
Description
これらの問題を回避し、高い洗浄力を実現するために、低分子量ポリエーテル変性シリコーンを配合した洗浄料が報告されているが(例えば、特許文献5参照)、メーク洗浄性やすすぎ性が充分でなかった。
R1O−(EO)a−(HO)x−(EO)b−R2 (I)
(式中、EOはオキシエチレン基、HOはオキシ−1−ブチルエチレン基又はオキシ−2−ブチルエチレン基であるオキシへキシレン基であり、a+b,xはそれぞれオキシエチレン基、オキシヘキシレン基の平均付加モル数で10≦a+b≦100、3≦x≦20である。オキシエチレン基とオキシヘキシレン基の付加形態はブロック状であり、オキシエチレン基とオキシヘキシレン基との合計量に対するオキシエチレン基の割合は10〜90質量%である。R1,R2はメチル基である。)
<アルキレンオキシド誘導体>
本発明にかかる皮膚洗浄剤は、下記一般式(I)で示されるブロック型アルキレンオキシド誘導体を含むものである。
R1O−(EO)a−(HO)x−(EO)b−R2 (I)
また、本発明にかかる皮膚洗浄料においては、ジプロピレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン等の保湿剤0.1〜20質量%、好ましくは1〜10質量%が配合される。上記保湿剤の配合量が0.1質量%未満では配合による効果の発現が十分ではない場合があり、20質量%を越えると使用後のさっぱり感に劣る傾向にある。
アニオン界面活性剤としては、例えば、脂肪酸セッケン(例えば、ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等);高級アルキル硫酸エステル塩(例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム等);アルキルエーテル硫酸エステル塩(例えば、POEラウリル硫酸トリエタノールアミン、POEラウリル硫酸ナトリウム等);N−アシルサルコシン酸(例えば、ラウロイルサルコシンナトリウム等);高級脂肪酸アミドスルホン酸塩(例えば、N−ミリストイル−N−メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリッドナトリウム、ラウリルメチルタウリッドナトリウム等);リン酸エステル塩(POEオレイルエーテルリン酸ナトリウム、POEステアリルエーテルリン酸等);スルホコハク酸塩(例えば、ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム、モノラウロイルモノエタノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等);アルキルベンゼンスルホン酸塩(例えば、リニアドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、リニアドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、リニアドデシルベンゼンスルホン酸等);高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩(例えば、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等);N−アシルグルタミン酸塩(例えば、N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム、N−ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸モノナトリウム等);硫酸化油(例えば、ロート油等);POEアルキルエーテルカルボン酸;POEアルキルアリルエーテルカルボン酸塩;α−オレフィンスルホン酸塩;高級脂肪酸エステルスルホン酸塩;二級アルコール硫酸エステル塩;高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル塩;ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウム;N−パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノールアミン;カゼインナトリウム等が挙げられる。
アミノ酸としては、例えば、中性アミノ酸(例えば、スレオニン、システイン等);塩基性アミノ酸(例えば、ヒドロキシリジン等)等が挙げられる。また、アミノ酸誘導体として、例えば、アシルサルコシンナトリウム(ラウロイルサルコシンナトリウム) 、アシルグルタミン酸塩、アシルβ−アラニンナトリウム、グルタチオン、ピロリドンカルボン酸等が挙げられる。
ビタミン類としては、例えば、ビタミンA、B1、B2、B6、C、E及びその誘導体、パントテン酸及びその誘導体、ビオチン等が挙げられる。
酸化防止助剤としては、例えば、リン酸、クエン酸、アスコルビン酸、マレイン酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、ケファリン、ヘキサメタフォスフェイト、フィチン酸、エチレンジアミン四酢酸等が挙げられる。
サンスクリーン処方 (質量%)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
(1)メチルポリシロキサン 5.0
(2)デカメチルシクロペンタシロキサン 20.0
(3)トリメチルシロキシケイ酸 2.0
(4)ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 1.0
(5)1,3−ブチレングリコール 5.0
(6)イソステアリン酸 0.3
(7)酸化チタン 17.0
(8)オクチルメトキシシンナメート 8.0
(9)粘土鉱物 0.5
(10)ポリアクリル酸アルキル 5.0
(11)エデト酸三ナトリウム 適 量
(12)防腐剤 適 量
(13)香料 適 量
(14)精製水 残 余
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
(1)デカメチルシクロペンタシロキサン 14.0
(2)オクタメチルシクロテトラシロキサン 24.0
(3)シリコーン化プルラン 15.0
(4)イソステアリン酸 1.0
(5)酸化チタン 5.0
(6)オクチルメトキシシンナメート 5.0
(7)デキストリン脂肪酸被覆粉末 25.0
(8)アルコール 残 部
(9)香料 適 量
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
サンスクリーン及び皮膜性の強いファンデーションを重ね塗りし、2時間経過後試料を用いて洗顔を行ない、洗浄中のすすぎやすさの有無を専門パネラー10名により実使用試験を実施した。下記採点基準による点数判定を行った。ここで、点数判定は、コントロールの皮膚洗浄料(POE(10)イソステアリン酸を使用)を0として実施した。なお、各パネルによる点数の総和をパネル人数で割った平均値を算出し、下記評価基準に従い、評価結果とした。
+3:コントロールの皮膚洗浄料に比べて、非常にすすぎやすいと認めた。
+2:コントロールの皮膚洗浄料に比べて、すすぎやすいと認めた。
+1:コントロールの皮膚洗浄料に比べて、ややすすぎやすいと認めた。
0:どちらともいえない。
−1:コントロールの皮膚洗浄料に比べて、あまりすすぎやすくない。
−2:コントロールの皮膚洗浄料に比べて、すすぎやすくないい。
−3:コントロールの皮膚洗浄料に比べて、全くすすぎやすくない。
評価基準
A:パネル10名の平均値が、+1.5点以上。
B:パネル10名の平均値が、0以上1.5点未満。
C:パネル10名の平均値が、−1.5点以上0点未満。
D:パネル10名の平均値が、−1.5点未満
サンスクリーン及び皮膜性の強いファンデーションを重ね塗りし、2時間経過後試料を用いて洗顔を行ない、洗浄後のなめらかさの有無を専門パネラー10名により実使用試験を実施した。下記採点基準による点数判定を行った。ここで、点数判定は、コントロールの皮膚洗浄料(POE(10)イソステアリン酸を使用)を0として実施した。なお、各パネルによる点数の総和をパネル人数で割った平均値を算出し、下記評価基準に従い、評価結果とした。
+3:コントロールの皮膚洗浄料に比べて、非常にしっとりすると認めた。
+2:コントロールの皮膚洗浄料に比べて、しっとりすると認めた。
+1:コントロールの皮膚洗浄料に比べて、ややしっとりすると認めた。
0:どちらともいえない。
−1:コントロールの皮膚洗浄料に比べて、あまりしっとりしない。
−2:コントロールの皮膚洗浄料に比べて、しっとりしない。
−3:コントロールの皮膚洗浄料に比べて、全くしっとりしない。
評価基準
A:パネル10名の平均値が、+1.5点以上。
B:パネル10名の平均値が、0以上1.5点未満。
C:パネル10名の平均値が、−1.5点以上0点未満。
D:パネル10名の平均値が、−1.5点未満
サンスクリーン及び皮膜性の強いファンデーションを重ね塗りし、2時間経過後試料を用いて洗顔を行ない、洗浄後のさっぱり感の有無を専門パネラー10名により実使用試験を実施した。下記採点基準による点数判定を行った。ここで、点数判定は、コントロールの皮膚洗浄料(POE(10)イソステアリン酸を使用)を0として実施した。なお、各パネルによる点数の総和をパネル人数で割った平均値を算出し、下記評価基準に従い、評価結果とした。
+3:コントロールの皮膚洗浄料に比べて、洗浄後非常にさっぱりすると認めた。
+2:コントロールの皮膚洗浄料に比べて、洗浄後さっぱりすると認めた。
+1:コントロールの皮膚洗浄料に比べて、洗浄後ややさっぱりすると認めた。
0:どちらともいえない。
−1:コントロールの皮膚洗浄料に比べて、洗浄後ややさっぱりしない。
−2:コントロールの皮膚洗浄料に比べて、洗浄後さっぱりしない。
−3:コントロールの皮膚洗浄料に比べて、洗浄後非常にさっぱりしない。
評価基準
A:パネル10名の平均値が、+1.5点以上。
B:パネル10名の平均値が、0以上1.5点未満。
C:パネル10名の平均値が、−1.5点以上0点未満。
D:パネル10名の平均値が、−1.5点未満
サンスクリーン及び皮膜性の強いファンデーションを重ね塗りし、2時間経過後試料を用いて洗顔を行ない、洗浄後の化粧料除去効果の有無を専門パネラー10名により実使用試験を実施した。下記採点基準による点数判定を行った。ここで、点数判定は、コントロールの皮膚洗浄料(POE(10)イソステアリン酸を使用)を0として実施した。なお、各パネルによる点数の総和をパネル人数で割った平均値を算出し、下記評価基準に従い、評価結果とした。
+3:コントロールの皮膚洗浄料に比べて、洗浄後非常に化粧料除去効果が高いと認めた。
+2:コントロールの皮膚洗浄料に比べて、洗浄後化粧料除去効果が高いと認めた。
+1:コントロールの皮膚洗浄料に比べて、洗浄後やや化粧料除去効果が高いと認めた。
0:どちらともいえない。
−1:コントロールの皮膚洗浄料に比べて、洗浄後やや化粧料除去効果が低いと認めた。
−2:コントロールの皮膚洗浄料に比べて、洗浄後化粧料除去効果が低いと認めた。
−3:コントロールの皮膚洗浄料に比べて、洗浄後とても化粧料除去効果が低いと認めた。
評価基準
A:パネル10名の平均値が、+1.5点以上。
B:パネル10名の平均値が、0以上1.5点未満。
C:パネル10名の平均値が、−1.5点以上0点未満。
D:パネル10名の平均値が、−1.5点未満
10名の被験者の上腕内側部に24時間の閉塞パッチ試験を実施し、その後以下の採点基準により平均値を算出した。評価基準は下記のとおりである。
採点基準
0点:全く異常が認められない。
1点:わずかに赤みが認められた。
2点:赤みが認められた。
3点:赤みと丘疹が認められた。
評価基準
A:パネル10名の平均値が、0.15点未満。
B:パネル10名の平均値が、0.15点以上0.2点未満。
C:パネル10名の平均値が、0.2点以上0.3点未満。
D:パネル10名の平均値が、0.3点以上
<合成例>
化合物1:R1O−(EO)a−(HO)x−(EO)b−R2
(a+b=24、x=7、R1=R2=メチル基、EO/(EO+HO)=60質量%)
1,2−ヘキサンジオール118gと三フッ化ホウ素ジエチルエーテル1.7gをオートクレーブ中に仕込み、乾燥窒素で置換した後、撹拌しながら、50℃、0.2〜0.3MPa(ゲージ圧)にて、滴下装置より、1,2−ヘキシレンオキシド600gを滴下させ、3時間撹拌した。反応物を取り出し、水酸化カリウムで中和pH6〜7とし、含有する水分を100℃で1時間処理することで除去し、さらに生成した塩を除去するためにろ過を行い、ポリオキシヘキシレン702gを得た。
得られたポリオキシヘキシレン700gと水酸化カリウム3.5gをオートクレーブ中に仕込み、乾燥窒素で置換した後、撹拌しながら140℃にて触媒を完全に溶解させた。引き続き、140℃、0.2〜0.5MPa(ゲージ圧)にて、滴下装置より、エチレンオキシド1056gを滴下させ、2時間撹拌した。次に、水酸化カリウム125gを仕込み、系内を乾燥窒素で置換した後、塩化メチル110gを温度80〜130℃、0.3MPa(ゲージ圧)で圧入し6時間反応させた。その後オートクレーブより反応物を取り出し、塩酸で中和してpH6〜7とし、含有する水分を100℃で1時間処理することで除去した。さらに処理後生成した塩を除去するためにろ過を行い、化合物1を得た。
R1O−(EO)a−(AO)x−(EO)b−R2
例えば、オキシエチレン基とオキシヘキシレン基とを用い、a+b=24,x=7の場合は、(HO)7(EO)24と表記する。
(1)ヒドロキシエチルセルロース 0.1質量%
(2)カルボキシビニルポリマー 0.4
(3)アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.2
(4)エデト酸三ナトリウム 適 量
(5)ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム 0.1
(6)モノイソステアリン酸ポリエチレングリコール 0.5
(7)POH(7)POE(24)ジメチルエーテル 5.0
(8)グリセリン 5.0
(9)水酸化カリウム 適 量
(10)アルコール 5.0
(11)防腐剤 適 量
(12)デカメチルシクロペンタシロキサン 18.0
(13)メチルポリシロキサン 3.0
(14)香料 適 量
(15)精製水 残 余
(製法及び評価)
(15)に(1)〜(9)を加え攪拌溶解し、これを水相部とした。その後(10)に(11)を溶解させたものを水相部に加え、更に(12)〜(14)を加えて、乳化機で乳化してメーククレンジングジェルを得た。得られたメーククレンジングジェルを直接なじませた後、水で洗い流したところ、該クレンジングジェルは使用感触が良好、特に洗浄中のすすぎやすさ、洗浄後のさっぱり感、しっとり感のなさに優れ、且つ化粧料洗浄効果が高く、さらに皮膚刺激性も低いものであった。
(1)ヒドロキシエチルセルロース 0.05質量%
(2)カルボキシビニルポリマー 0.45
(3)アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.1
(4)エデト酸三ナトリウム 適 量
(5)ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム 0.01
(6)POH(7)POE(60)ジメチルエーテル 7.0
(7)グリセリン 2.0
(8)プロピレングリコール 3.0
(9)ポリアスパラギン酸ナトリウム液 適 量
(10)カモミラエキス 適 量
(11)水酸化カリウム 適 量
(12)アルコール 5.0
(13)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.1
(14)防腐剤 適 量
(15)デカメチルシクロペンタシロキサン 18.0
(16)メチルポリシロキサン 3.0
(17)香料 適 量
(18)精製水 残 余
(製法及び評価)
(18)に(1)〜(11)を加え攪拌溶解し、これを水相部とした。その後(12)に(13)〜(14)を溶解させたものを水相部に加え、更に(15)〜(17)を加えて、乳化機で乳化してメーククレンジングジェルを得た。得られたメーククレンジングジェルを直接なじませた後、水で洗い流したところ、該クレンジングジェルは使用感触が良好、特に洗浄中のすすぎやすさ、洗浄後のさっぱり感、しっとり感のなさに優れ、且つ化粧料洗浄効果が高く、さらに皮膚刺激性も低いものであった。
(1)エタノール 35.0質量%
(2)アルキルグルコシド 1.0
(3)ポリエチレングリコール 5.0
(4)グリセリン 3.0
(5)POH(5)POE(45)ジメチルエーテル 1.0
(6)防腐剤 適 量
(7)精製水 残 余
(製法及び評価)
(1)に(6)を溶解させたものを(7)に加え、更に(2)〜(5)を加えて、攪拌溶解し、クレンジングローションを得た。得られたクレンジングローションをコットンになじませた後、顔上のメーク汚れを除去したところ、該クレンジングローションは使用感触が良好、特に洗浄中のすすぎやすさ、洗浄後のさっぱり感、しっとり感のなさに優れ、且つ化粧料洗浄効果が高く、さらに皮膚刺激性も低いものであった。
(1)セタノール 2.0
(2)ビースワックス 2.0
(3)ステアリン酸 3.0
(4)ワセリン 8.0
(5)スクワラン 37.0
(6)イソプロピルミリステート 10.0
(7)POH(7)POE(20)ジメチルエーテル 2.5
(8)グリセリンモノステアレート 2.5
(9)防腐剤 適 量
(10)香料 適 量
(11)グリセリン 2.0
(12)プロピレングリコール 5.0
(13)水酸化カリウム 0.1
(14)精製水 残 余
(製法及び評価)
(5)に(1)〜(4)、(6)〜(10)を加え攪拌溶解し、これを油相部とした。また、(14)に(11)〜(13)を溶解させたものを水相部とし、それぞれ70℃に加温して溶解した後、前者の油相部を後者の水相部に加えて、これを乳化機を用いて乳化した後、熱交換器により、30℃まで冷却し、これを容器に充填して、クレンジンングクリームを得た。得られたクレンジングクリームを顔面になじませ、メーク汚れを除去したところ、該クレンジングクリームは使用感触が良好、特に洗浄中のすすぎやすさ、洗浄後のさっぱり感、しっとり感のなさに優れ、且つ化粧料洗浄効果が高く、さらに皮膚刺激性も低いものであった。
(1)ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.1質量%
(2)グリセリン 10.0
(3)ジプロピレングリコール 5.0
(4)ラウリン酸トリエタノールアミン 12.0
(5)ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 5.0
(6)ヤシ脂肪酸ジエタノールアミド 3.0
(7)POH(7)POE(24)ジメチルエーテル 5.0
(8)カミモラエキス 適 量
(9)エデト酸三ナトリウム 適 量
(10)防腐剤 適 量
(11)色剤 適 量
(12)香料 適 量
(13)精製水 残 余
(製法及び評価)
(13)に(1)を加え攪拌分散した後70℃に加熱し、(1)〜(12)を加え攪拌溶解した。その後熱交換機を用いて冷却してボディーシャンプーを得た。得られたボディーシャンプーを水で泡立ててなじませた後、水で洗い流したところ、該ボディシャンプーは使用感触が良好、特に洗浄中のすすぎやすさ、洗浄後のさっぱり感、しっとり感のなさに優れ、且つ化粧料洗浄効果が高く、さらに皮膚刺激性も低いものであった。
(1)ナトリウム石鹸 残 余
(2)カリウム石鹸 5.0質量%
(3)塩化ナトリウム 0.3
(4)グリセリン 0.5
(5)ラウリン酸 5.0
(6)POH(7)POE(60)ジメチルエーテル 3.0
(7)色剤 適 量
(8)エデト酸三ナトリウム 適 量
(9)香料 適 量
(製法及び評価)
(1)〜(9)を60℃で加熱混合し、この液を枠内に流し込み、冷却・固化して機械練り石鹸を得た。得られた石鹸を水で泡立ててなじませた後、水で洗い流したところ、該石鹸は使用感触が良好、特に洗浄中のすすぎやすさ、洗浄後のさっぱり感、しっとり感のなさに優れ、且つ化粧料洗浄効果が高く、さらに皮膚刺激性も低いものであった。
Claims (2)
- 下記一般式(I)で示されるブロック型アルキレンオキシド誘導体0.1〜20質量%と、保湿剤0.1〜20質量%を含むことを特徴とする皮膚洗浄料。
R1O−(EO)a−(HO)x−(EO)b−R2 (I)
(式中、EOはオキシエチレン基、HOはオキシ−1−ブチルエチレン基又はオキシ−2−ブチルエチレン基であるオキシへキシレン基であり、a+b,xはそれぞれオキシエチレン基、オキシヘキシレン基の平均付加モル数で10≦a+b≦100、3≦x≦20である。オキシエチレン基とオキシヘキシレン基の付加形態はブロック状であり、オキシエチレン基とオキシヘキシレン基との合計量に対するオキシエチレン基の割合は10〜90質量%である。R1,R2はメチル基である。) - 請求項1に記載の皮膚洗浄料において、前記保湿剤がジプロピレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール又はグリセリンのいずれかであることを特徴とする皮膚洗浄料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007319962A JP5102004B2 (ja) | 2007-12-11 | 2007-12-11 | 皮膚洗浄料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007319962A JP5102004B2 (ja) | 2007-12-11 | 2007-12-11 | 皮膚洗浄料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009143817A JP2009143817A (ja) | 2009-07-02 |
JP5102004B2 true JP5102004B2 (ja) | 2012-12-19 |
Family
ID=40914881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007319962A Active JP5102004B2 (ja) | 2007-12-11 | 2007-12-11 | 皮膚洗浄料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5102004B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5154904B2 (ja) * | 2007-12-11 | 2013-02-27 | 株式会社 資生堂 | 皮膚外用剤 |
JP5659524B2 (ja) * | 2010-03-23 | 2015-01-28 | 日油株式会社 | アルキレンオキシド誘導体からなる可溶化剤及びこれを含有する可溶化組成物。 |
JP5000777B2 (ja) * | 2010-10-07 | 2012-08-15 | 株式会社 資生堂 | 水中油型乳化組成物 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3326337B2 (ja) * | 1996-08-12 | 2002-09-24 | 出光興産株式会社 | 摺動面用潤滑油組成物 |
JP2003221310A (ja) * | 2001-11-21 | 2003-08-05 | Shiseido Co Ltd | 皮膚洗浄料 |
JP3926723B2 (ja) * | 2002-10-25 | 2007-06-06 | 株式会社資生堂 | 枠練り型固形皮膚洗浄料 |
JP3862665B2 (ja) * | 2003-03-27 | 2006-12-27 | 株式会社資生堂 | 洗浄料 |
JP2005126345A (ja) * | 2003-10-22 | 2005-05-19 | Shiseido Co Ltd | 発熱化粧料 |
JP4571833B2 (ja) * | 2004-07-14 | 2010-10-27 | 株式会社資生堂 | ゲル状洗浄組成物 |
JP4870452B2 (ja) * | 2006-03-08 | 2012-02-08 | Jx日鉱日石エネルギー株式会社 | 潤滑油組成物 |
JP5530052B2 (ja) * | 2006-09-29 | 2014-06-25 | 株式会社 資生堂 | 皮膚洗浄料 |
WO2008041623A1 (fr) * | 2006-09-29 | 2008-04-10 | Shiseido Company Ltd. | Préparation externe pour la peau et agent de nettoyage pour la peau |
JP5154904B2 (ja) * | 2007-12-11 | 2013-02-27 | 株式会社 資生堂 | 皮膚外用剤 |
-
2007
- 2007-12-11 JP JP2007319962A patent/JP5102004B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009143817A (ja) | 2009-07-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3660656B2 (ja) | 皮膚外用剤 | |
JP5461010B2 (ja) | 皮膚外用剤 | |
KR101462703B1 (ko) | 알킬렌옥시드 유도체와 이를 함유하는 피부 외용제 | |
JP5305574B2 (ja) | 皮膚外用剤 | |
WO2001045665A1 (fr) | Preparations cutanees a usage externe | |
JP3673924B2 (ja) | 皮膚外用剤 | |
JP2009242321A (ja) | 皮膚外用剤 | |
JP2010024159A (ja) | 微細エマルション組成物、およびその製造方法 | |
US20100075882A1 (en) | External Skin Preparation And Skin Cleanser | |
JP3667707B2 (ja) | 皮膚外用剤 | |
JP2003221310A (ja) | 皮膚洗浄料 | |
JP5121527B2 (ja) | 皮膚外用剤 | |
JP3824910B2 (ja) | 頭髪洗浄料 | |
JP5102004B2 (ja) | 皮膚洗浄料 | |
JP3926723B2 (ja) | 枠練り型固形皮膚洗浄料 | |
JP3862665B2 (ja) | 洗浄料 | |
JP2010024161A (ja) | 微細エマルション組成物、およびその製造方法 | |
JP5530052B2 (ja) | 皮膚洗浄料 | |
JP2010018568A (ja) | 水中油型洗浄料 | |
JP2010275206A (ja) | 化粧料 | |
JP4956317B2 (ja) | 皮膚洗浄料 | |
JP5175645B2 (ja) | 水中油型洗浄料 | |
JP2006312725A (ja) | ヒドロキシアルキル化ヒアルロン酸 | |
JP5154904B2 (ja) | 皮膚外用剤 | |
JP4994011B2 (ja) | 頭髪洗浄組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101111 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120131 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120330 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120605 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120731 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120911 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120927 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151005 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5102004 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |