JP2003267830A - 液状化粧料 - Google Patents
液状化粧料Info
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Abstract
ても、使用感、経時安定性に優れた液状化粧料の提供。 【解決手段】以下の成分(a)〜(c)、 (a)酸化エチレンの付加モル数が2〜30モルである
ポリオキシエチレン付加ステロール誘導体の1種または
2種以上 (b)エオモリエント剤 (c)水溶性L−アスコルビン酸誘導体 を必須成分として含有し、且つ、成分(a)と成分
(b)の配合質量比が20:1〜1:20である液状化
粧料。
Description
ン酸誘導体の存在下、エモリエント剤を安定に分散しう
る液状化粧料、更に詳しくは、保湿効果に優れ、使用時
のべたつき感がないといった使用感に優れ、しかも外観
の経時的な変化のない液状化粧料に関するものである。
は美白効果に優れ、多くの化粧品に配合されている。し
かしながら、このような化粧料は水溶性ビタミンC誘導
体を多量に配合すると独特のべたつき感や皮膜感を伴
い、使用感が十分なものが得られにくかった。使用感を
満足させるには、水溶性高分子やワックスなどの高分子
量の物質を配合してベタツキ感を拮抗させる方法、油な
どのエモリエント剤を配合してベタツキ感を抑制するな
どの方法が用いられている。しかし、このような方法を
液状化粧料で実現させるのは技術的に困難であった。
ルビン酸誘導体溶液中でエモリエント剤を必要十分量配
合した場合には、液状を保持しつつ、化粧料としての安
定性を確保することが困難であった。エモリエント剤を
液状化粧料に配合する技術としては、特開2000−2
29812、特公平6−1876や特公平6−9927
1や特公平8−16047などがあるが、いずれの技術
も水溶性アスコルビン酸誘導体水溶液中で応用すると十
分な効果が得られなかった。
情の下になされたものであり、即ち、水溶性アスコルビ
ン酸誘導体を含有し、使用感、経時安定性ともに優れる
液状化粧料に関するものである。
決すべく、鋭意検討を重ねた結果、水溶性L−アスコル
ビン酸誘導体を含有する液状化粧料に、特定のポリオキ
シエチレン付加ステロール誘導体の1種あるいは2種以
上とエモリエント剤とを含有させると、優れた使用感と
経時安定性を有することを見出し、本発明を完成させ
た。すなわち本発明は、次に示す成分(a)〜(c)、 (a)酸化エチレンの付加モル数が2〜30モルである
ポリオキシエチレン付加ステロール誘導体の1種あるい
は2種以上 (b)エモリエント剤 (c)水溶性L−アスコルビン酸誘導体 を必須成分として含有し、且つ、成分(a)と成分
(b)の含有質量比が20:1〜1:20であることを
特徴とする液状化粧料に関するものである。更には、成
分(d)アニオン性界面活性剤を含有する液状化粧料に
関するものであり、成分(b)エモリエント剤の分散滴
の平均粒径が0.5μm以下である液状化粧料に関する
ものである。
する。本発明に用いられる成分(a)のポリオキシエチ
レン付加ステロール誘導体は成分(b)エモリエン剤を
安定に分散するために含有される界面活性剤であり、そ
の親水基にポリオキシエチレン鎖をもち、親油基にステ
ロール骨格を持つものである。ステロール骨格とは具体
的にはコレステロール、フィトステロール、コレスタノ
ール、ジヒドロコレステロール等のことで、動植物から
抽出されるもの、化学合成により得られるものでもいず
れでも用いることができる。親水基であるポリオキシエ
チレン鎖を構成する酸化エチレンの付加モル数は2〜3
0モルであるものが液状化粧料の安定性を保持するのに
必要であるが、好ましくは5〜20モルのものが安定性
向上の観点からより有効である。具体的に例示するので
あれば、ポリオキシエチレン(5〜30)コレステロー
ルエーテル、ポリオキシエチレン(5〜30)フィトス
テロールエーテル、ポリオキシエチレン(5〜30)ジ
ヒドロコレステロールエーテル、ポリオキシエチレン
(5〜30)コレスタノールエーテルなどが挙げられ
る。これらのポリオキシエチレン付加ステロール誘導体
は必要に応じて1種あるいは2種以上を組み合わせるこ
とも可能である。
は、好ましくは0.001〜10質量%(以下、単に
「%」と表す)、より好ましくは0.01〜3%であ
る。この範囲であると、使用感、経時安定性ともに良好
な液状化粧料が得られる。
ント剤は化粧料に用いられて皮膚や毛髪に潤いを与え、
それらを柔軟に保つ成分のことで、本願においては油性
成分が用いられる。これらは天然物から抽出されるも
の、化学的に合成されるものいずれもでも用いることが
できる。常温において、固形状、ペ−スト状、液状等の
性状は問わないが、常温にてぺ−スト〜液状であれば、
更なる使用感の向上が期待できるのでより好ましい。
ば、例えば、流動パラフィン、水添ポリイソブテン、イ
ソパラフィン、パラフィン、セレシン、ワセリン、マイ
クロクリスタリンワックスなどの炭化水素油。イソノナ
ン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、ミリス
チン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸
オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステア
リン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリ
スチル、ミリスチン酸−2−ヘキシルデシル、パルミチ
ン酸−2−ヘキシルデシル、パルミチン酸−2−エチル
ヘキシル、オレイン酸デシル、オレイン酸オレイル、パ
ルミチン酸−2−ヘプチル、オクタン酸ヘキシルデシ
ル、ステアリン酸イソプロピル、ステアリン酸イソセチ
ル、イソステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イ
ソステアリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリ
コール、ジ−2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコ
ール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸
ジイソステアリル、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセ
リル、トリ(カプリル・カプリン)酸グリセリル、トリ
ミリスチン酸グリセリル、トリ−2−ヘプチルウンデカ
ン酸グリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル、ト
リ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、ト
リイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−
2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、ヒマシ油
脂肪酸メチルエステル、アジピン酸ジイソブチル、N−
ラウロイル−L−グルタミン酸−2−オクチルドデシル
エステル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、セ
バシン酸ジ−2−エチルヘキシル、アジピン酸−2−ヘ
キシルデシル、コハク酸−2−エチルヘキシル、ジ−2
−エチルヘキサン酸プロピレングリコール、ジカプリン
酸プロピレングリコ−ル、炭酸ジアルキル(アルキル炭
素数14,15)、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸
ラノリン、12−ヒドロキシステアリン酸コレステリ
ル、イソステアリン酸コレステリル、12−ヒドロキシ
ステアリン酸フィトステリル、イソステアリン酸フィト
ステリルなどの化学合成により得られるエステル油ある
いはトリグリセライド油。
ローズマリー油、オリーブ油、ヒマシ油、ホホバ油、マ
カデミアナッツ油、サフラワー油などの植物油、ラノリ
ン、ミンク油、スクワラン、スクワレン、プリスタン、
オレンジラッフィー油などの動物油および魚由来油。
リシロキサン、メチルシクロポリシロキサン、アルキル
変性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーンなどのシ
リコーン油。
ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチ
ルアルコール、オレイルアルコール、セトステアリルア
ルコール、2−デシルテトラデシルアルコール、ラノリ
ンアルコール、ヘキシルドデカノール、イソステアリル
アルコール、オクチルドデカノール等の高級アルコール
類、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステア
リン酸、ベヘン(ベヘニン)酸、オレイン酸、ウンデシ
レン酸、トール酸、イソステアリン酸、リノール酸、リ
ノレイン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサ
ヘキサエン酸(DHA)等の高級脂肪酸類。
およびその誘導体、油溶性ビタミンCなどの油溶性ビタ
ミン類、油溶性甘草抽出物、油溶性カミツレ抽出物、油
溶性ローズマリー抽出物、トリテルペン類などの油溶性
美容成分等、モノステアリルグリセリルエーテル(バチ
ルアルコール)、セラミドとその誘導体、コレステロー
ル、フィトステロール等のステロール類などの油性成分
を挙げることができる。
は、エタノール95度に溶解する成分で、イソノナン酸
イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、トリ−2−
エチルヘキサン酸グリセリル、2−エチルヘキサン酸パ
ルミチル、トリ(カプリル・カプリン)酸グリセリル、
テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、
トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、ジカプ
リン酸ネオペンチルグリコール、ジカプリン酸プロピレ
ングリコール、メチルフェニルポリシロキサンなどを挙
げることができる。これらは必要に応じて一種、又は二
種以上を組み合せて用いることができる。
は0.01〜5%である。この範囲であるとエモリエン
ト効果に優れ、使用感の良好な液状化粧料が得られる。
なお、上述した成分(a)と成分(b)の含有質量比
(a):(b)が1:20〜20:1の範囲であると、
べたつき感が低減される。さらに好ましくは1:10〜
10:1の範囲であると本発明の効果がより顕著なもの
となる。
−アスコルビン酸誘導体は美白効果を有するものであ
り、水溶性であれば特に限定されないが、具体的には、
L−アスコルビン酸ナトリウム、L−アスコルビン酸カ
リウム、L−アスコルビン酸マグネシウム、L−アスコ
ルビン酸リン酸ナトリウム、L−アスコルビン酸リン酸
マグネシウム、L−アスコルビン酸リン酸カルシウム、
L−アスコルビン酸硫酸ナトリウム、L−アスコルビン
酸硫酸マグネシウム、L−アスコルビン酸硫酸カルシウ
ム等が挙げられる。これらの中でも、L−アスコルビン
酸リン酸マグネシウム、L−アスコルビン酸リン酸ナト
リウム、L−アスコルビン酸硫酸ナトリウムが好まし
い。これらは必要に応じて一種又は二種以上を組み合わ
せて用いることができる。
0.01〜5%、より好ましくは0.1〜3%である。
この範囲であると美白効果に優れ、べたつきがなく、安
定な液状化粧料が得られる。さらに、上述した成分
(b)と成分(c)の含有質量比(b):(c)が1:
300〜300:1の範囲であると、よりべたつき感が
低減される。さらにより好ましくは1:30〜30:1
の範囲であると本発明の効果がより顕著なものとなる。
を添加すると更なる経時安定性の向上が期待できる。ア
ニオン性界面活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウ
ム、ラウリル硫酸カリウム等のアルキル硫酸エステル
塩、ポリオキシエチレン(以下単に、「POE」と表
す)ラウリル硫酸トリエタノールアミン、POEラウリ
ル硫酸ナトリウム等のPOEアルキルエーテル硫酸エス
テル塩、ラウロイルサルコシンナトリウム等のN−アシ
ルサルコシン酸塩、N−ステアリル−N−メチルタウリ
ンナトリウム、N−パルミトイル−N−メチルタウリン
ナトリウム、N−ミリストイル−N−メチルタウリンナ
トリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、ラ
ウリルメチルタウリンナトリウム等の高級脂肪酸アミド
スルホン酸塩、POEラウリルエーテルリン酸ナトリウ
ム、POEミリスチルエーテルリン酸ナトリウム、PO
Eパルミチルエーテルリン酸ナトリウム、POEオレイ
ルエーテルリン酸ナトリウム、POEステアリルエーテ
ルリン酸等のPOEアルキルエーテルリン酸エステル
塩、ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウ
ム、モノラウロイルモノエタノールアミドPOEスルホ
コハク酸ナトリウム、ラウリルポリプロピレングリコー
ルスルホコハク酸ナトリウム等のスルホコハク酸塩、ド
デシルベンゼンスルホン酸カリウム、ドデシルベンゼン
スルホン酸トリエタノールアミン等のアルキルベンゼン
スルホン酸塩、N−ラウロイルモノグルタミン酸モノナ
トリウム、N−ステアロイルグルタミン酸ジナトリウ
ム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸ナトリウム等
のN−アシルグルタミン酸塩、硬化ヤシ油脂肪酸グリセ
リン硫酸ナトリウム等の高級脂肪酸エステル硫酸エステ
ル塩、POEアルキルエーテルカルボン酸、POEアル
キルアリルエーテルカルボン酸塩、α−オレフィンスル
ホン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、二級アル
コール硫酸エステル塩、高級脂肪酸アルキロールアミド
硫酸エステル塩、ラウロイルモノエタノールアミドコハ
ク酸ナトリウム、N−パルミトイルアスパラギン酸ジト
リエタノールアミン、カゼインナトリウム等が挙げられ
る。
ルタウリンナトリウム、N−パルミトイル−N−メチル
タウリンナトリウム、N−ミリストイル−N−メチルタ
ウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリ
ウム、ラウリルメチルタウリンナトリウム、POEラウ
リルエーテルリン酸ナトリウム、POEミリスチルエー
テルリン酸ナトリウム、POEパルミチルエーテルリン
酸ナトリウム、POEオレイルエーテルリン酸ナトリウ
ム、POEステアリルエーテルリン酸ナトリウム等のP
OEアルキルエーテルリン酸エステル塩などがより一層
経時安定性の向上が期待できることから好ましいものと
して挙げられる。これらは必要に応じて一種又は二種以
上を組み合わせて用いることができる。
0.001〜5%であり、より好ましくは、0.01〜
3%である。この範囲であると、更なる安定性の向上が
期待できる。
(c)を含有することで安定となるが、成分(b)エモ
リエント剤の分散滴の平均粒子径が0.5μm以下、よ
り好ましくは0.3μm以下であると更なる経時安定性
の向上が期待できる。
的な状態で使用する時に流動性があり、20℃での粘度
値が5〜40,000mPa・sの範囲にあるものを言
う。好ましくは10〜20,000mPa・sの範囲、
より好ましくは10〜5,000mPa・sの範囲であ
ると、より使用感の良い液状化粧料となることが期待で
きる。
されないが、配合する化粧料の処方特性に応じて適宜選
択される。例示するなら、界面活性剤、エモリエント剤
等をアルコールに溶解させたものを水系に分散させて調
製する凝縮法、高圧ホモジナイザー等の機械力を用いて
調製する方法などがある。
薬部外品、外用医薬品等にも利用可能である。例えば、
化粧水、美容液、芳香用組成物等の各種液状製剤が挙げ
られる。更には、本液状化粧料を、公知の方法により、
スプレー、ムースなどの剤型へと利用することも、ま
た、不織布等に含浸させて、シート状製剤とすることも
可能である。
医薬部外品、外用医薬品等の分野で含有される成分を本
発明の効果が損なわれない範囲で含有することができ
る。例えば、成分(a)以外の非イオン性界面活性剤、
保湿剤、高分子類、紫外線吸収剤、金属イオン封鎖剤、
中和剤、pH調整剤、酸化防止剤、抗菌剤、防腐剤、色
素、粉体、顔料、香料、薬効剤などが挙げられ、必要に
応じて適宜用いることができる。
るが、本発明はこれらによりなんら限定されるものでは
ない。
組成の化粧水を製造し、経時安定性、使用感、並びに乳
化滴の平均粒子径について評価した。
水を50℃の恒温槽に2週間セットし、分離等の外観変
化の有無を目視にて観察した。 [評価] ◎:まったく外観変化が認められない。 ○:ほとんど外観変化が認められない。 △:分離等の外観変化が認められる。 ×:分離等の外観変化が著しく認められる。
0名により、皮膚に塗布した際の使用感(さっぱり感、
べたつきのなさ)を下記基準にて5段階評価し、さらに
その平均点から判定した。 [評価] 5点:非常に良好。 4点:良好。 3点:普通。 2点:不良。 1点:非常に不良。 [判定] ◎:平均点4.5点以上 ○:平均点3.5点以上4.5点未満 △:平均点2.5点以上3.5点未満 ×:平均点2.5点未満
粧水について、COULTER NS−4型(コールタ
ーカウンター社製)で乳化滴の平均粒子径を測定し、下
記の評価基準で評価した。 [評価] ◎:0.3μm以下 ○:0.3μmを超え0.5μm以下 △:0.5μmを超え5.0μm以下 ×:5.0μm以上 以上の評価方法により得られた結果を表1〜3に併せて
示す。
本発明に係わる実施例1〜15の化粧水は、水溶性のア
スコルビン酸リン酸マグネシウムを配合しても優れた外
観を有し、且つ、経時安定性、使用感に優れたものであ
った。それに対し、表3の比較例においては、全ての項
目を満足し得るものが得られなかった。
散滴の平均粒径が0.3μm以下であり、水溶性アスコ
ルビン酸リン酸マグネシウムのべたつき感が少なく、経
時安定性に優れた化粧水であった。
分散滴の平均粒径が0.3μm以下であり、水溶性アス
コルビン酸リン酸マグネシウムのべたつき感が少なく、
十分なエモリエント感があり、経時安定性に優れた化粧
水であった。
る。 C.Bを冷却して高圧ホモジナイザーによって微粒子化
する。 D.10〜20を混合溶解する。 E.DにCを添加混合し、美容液を得た。
分散滴の平均粒径が0.3μm以下であり、水溶性アス
コルビン酸硫酸酸ナトリウムのべたつき感が少なく、十
分なエモリエント感があり、経時安定性に優れた、適度
な粘度を有する美容液であった。
分散滴の平均粒径が0.5μm以下であり、水溶性アス
コルビン酸リン酸マグネシウムのべたつき感が少なく、
エモリエント感があり、経時安定性に優れたエモリエン
ト美容液であった。
あり、水溶性アスコルビン酸リン酸ナトリウムのべたつ
き感が少なく、経時安定性に優れたクレンジング化粧水
であった。
料は、水溶性L−アスコルビン酸誘導体の美白作用を活
かしながら、且つ、水溶性L−アスコルビン酸誘導体存
在下においても、経時安定性に優れ、使用感の良好なも
のであった。
Claims (3)
- 【請求項1】 次に示す成分(a)〜(c)、 (a)酸化エチレンの付加モル数が2〜30モルである
ポリオキシエチレン付加ステロール誘導体の1種あるい
は2種以上 (b)エモリエント剤 (c)水溶性L−アスコルビン酸誘導体 を必須成分として含有し、且つ、成分(a)と成分
(b)の含有質量比が20:1〜1:20であることを
特徴とする液状化粧料。 - 【請求項2】 さらに、成分(d)アニオン性界面活性
剤を含有することを特徴とする請求項1記載の液状化粧
料。 - 【請求項3】 成分(b)エモリエント剤の分散滴が平
均粒径で0.5μm以下であることを特徴とする請求項
1及び請求項2記載の液状化粧料。
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