JP5743479B2 - 水中油型乳化組成物 - Google Patents

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本発明は、保存安定性と使用感に優れ、化粧料、特に皮膚化粧料として好適な水中油型乳化組成物に関する。
昨今、クリーム、乳液等の化粧料における感触改善剤及び/又は乳化安定剤として、コレステロール、フィトステロール、ステロールエステル等のステロール化合物が配合されている(特許文献1〜3参照)。
特開2006-241038号公報 特開2006-131585号公報 特開2006-28109号公報
しかし、感触調整剤としてステロール化合物を用いる場合、これらのステロール化合物は非常に結晶性が高いため、保存安定性の観点から配合時に極少量しか配合できないという課題があった。
一方、ステロール類はレシチン等のリン脂質を乳化剤として用いることにより、保存安定性に優れた製剤ができることが知られている。しかし、リン脂質を用いた乳化には内相油剤の選択や外水相の配合物によっては著しく保存安定性が低下することも知られており、使用感に優れた乳化化粧料を作る際の処方の自由度が低いことが課題であった。
すなわち本発明は、リン脂質を実質的に含有せず、結晶性の高いステロイド骨格を有する化合物を高配合しても保存安定性に優れ、且つ使用感にも優れた、皮膚外用剤として有用な水中油型乳化組成物を提供することを課題とする。
本発明者は、ステロイド骨格を有する融点100℃以上の化合物を、IOB値が一定値以上の液状の脂肪酸エステル又は脂肪族アルコール、及びアシルアミノ酸エステルを含有する油相に溶解させて乳化させることにより、結晶の析出や乳化系の不安定化を防ぎ、高い保存安定性を有する水中油型乳化組成物が得られることを見出した。
すなわち、本発明は、下記成分(a)〜(c)を含有し、成分(a)の含有量と、成分(b)及び(c)の合計含有量との質量比(a)/〔(b)+(c)〕が、3/2〜1/12であり、かつリン脂質を実質的に含有しない水中油型乳化組成物を提供するものである。
(a) ステロイド骨格を有する融点100℃以上の化合物(成分(c)を除く) 0.2〜4質量%
(b) IOB値が0.35以上であり、25℃で液状の脂肪酸エステル又は脂肪族アルコール(成分(c)を除く)
(c) アシルアミノ酸エステル
本発明の水中油型乳化組成物は、べたつき・ヌルつき感がなく使用感に優れ、且つ保存安定性にも優れる。本発明により、コレステロール等の結晶性の高いステロイド骨格を有する化合物を高濃度に配合することが可能となる。
〔成分(a):ステロイド骨格を有する融点100℃以上の化合物〕
成分(a)のステロイド骨格を有する融点100℃以上の化合物としては、具体的には、コレステロール、コレスタノール、ラノステロール、ブラシカステロール、フィトステロール(β-シトステロール、カンペステロール、スティグマステロール)、γ-オリザノール等のステロール類のほか、エストロゲン、エチニルエストロゲン等が挙げられ、成分(c)に該当するアシルアミノ酸ステロールエステルは成分(a)には該当しないものとする。これら成分(a)は、いずれか1種を単独で使用することもでき、また2種以上を組み合わせて使用することもできる。また、これらのステロイド骨格を有する化合物を含有する動植物油等の混合物も使用することができる。
成分(a)の水中油型乳化組成物中における含有量は、組成物全量に対し0.2〜4質量%であり、好ましくは0.5〜3.5質量%、特に好ましくは1〜3質量%である。当該範囲内であれば、経時安定性が良好で、使用感も良好である。なお、前記ステロイド骨格を有する化合物を含有する混合物を使用する場合には、混合物中に含まれるステロイド骨格を有する融点100℃以上の化合物として、前記含有量の範囲となれば良い。
〔成分(b):IOB値が0.35以上であり、25℃で液状の脂肪酸エステル又は脂肪族アルコール〕
成分(b)のIOB値が0.35以上で25℃で液状の脂肪酸エステル又は脂肪族アルコールとしては、具体的にはイソステアリン酸プロピレングリコール(IOB値:0.4)、オレイン酸プロピレングリコール(IOB値:0.39)、クエン酸トリエチルヘキシル(IOB値:0.49)、ジオクタン酸エチレングリコール(IOB値:0.35)、ジカプリン酸ジエチレングリコール(IOB値:0.41)、ジカプロン酸プロピレングリコール(IOB値:0.4)、ジミリスチン酸グリセリル(IOB値:0.35)、ジヤシ油脂肪酸グリセリル(IOB値:0.41)、ジラウリン酸グリセリル(IOB値:0.41)、ジラウリン酸ジエチレングリコール(IOB値:0.35)、ジラウリン酸ポリエチレングリコール(IOB値:0.45)、ジ酢酸モノステアリン酸グリセリル(IOB値:0.36)、セスキオレイン酸グリセリル(IOB値:0.41)、セバシン酸ジイソプロピル(IOB値:0.4)、セバシン酸ジエチル(IOB値:0.43)、トリ2-エチルへキサン酸グリセリル(IOB値:0.35)、パルミチン酸エチレングリコール(IOB値:0.44)、ヒマシ油脂肪酸メチル(IOB値:0.43)、モノオレイン酸エチレングリコール(IOB値:0.41)、モノステアリン酸エチレングリコール(IOB値:0.4)、モノステアリン酸プロピレングリコール(IOB値:0.38)、ヤシ油アルコール(IOB値:0.42)、ラウリルアルコール(IOB値:0.42)、ラウリン酸プロピレングリコール(IOB値:0.54)、乳酸オクチルドデシル(IOB値:0.36)、乳酸オレイル(無IOB値:0.39)、乳酸ラウリル(IOB値:0.52)等を例示することができる。保存安定性の一層の向上が見られる点から、IOB値が0.4以上の脂肪族エステルが特に好ましく用いられる。また、IOB値の上限は特に限定されないが、好ましくは0.8以下、より好ましくは0.6以下、特に好ましくは0.55以下である。これら成分(b)は、いずれか1種を単独で使用することもでき、また2種以上を組み合わせて使用することもできる。
ここで、IOB値(Inorganic-Organic Balance)は、IOB値=Σ無機性値/Σ有機性により計算される。ここで、「無機性値」、「有機性値」のそれぞれについては、例えば、分子中の炭素原子1個について「有機性値」が20、同水酸基1個について「無機性値」が100といったように、各種原子及び官能基毎に設定された「無機性値」、「有機性値」に基づいて、油剤等の有機化合物を構成する原子及び官能基の「無機性値」、「有機性値」を積算することにより算出することができる(甲田善生著、「有機概念図−基礎と応用−」、第11〜17頁、三共出版、1984年発行参照)。
成分(b)の水中油型乳化組成物中における含有量は、組成物全量に対し、0.1〜10質量%が好ましく、より好ましくは0.5〜8質量%以上である。当該範囲内であれば、使用感が良好である。
〔成分(c):アシルアミノ酸エステル〕
成分(c)のアシルアミノ酸エステルは、アミノ酸とアシルクロリドをアルカリ存在下縮合させてN-アシルアミノ酸とし、しかる後、塩基又は酸の存在下、所望により溶剤を存在させ、対応するアルコールと脱水縮合させることにより製造することが出来る。アミノ酸として、グルタミン酸やアスパラギン酸のような酸性アミノ酸を用いた場合にはカルボキシ基を2つ有していることから、性質の異なるアルコールをそれぞれ、あるいは混合して結合させることも可能であり、好ましい。すなわち、アシルアミノ酸エステルとしては、N-アシル酸性アミノ酸ジエステルが好ましい。また、製品の入手のしやすさ等を考慮すると、アミノ酸としては、グルタミン酸が好ましい。
アシルアミノ酸エステルのアシル基としては、炭素数8〜30であるものが好ましく、飽和でも不飽和でもよい。例えば、2-エチルヘキサノイル基、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基、ステアロイル基、ベヘノイル基、オレオイル基、イソステアロイル基、リノレノイル基等が好適に例示でき、特に好ましいものはラウロイル基である。エステルを構成する、アルコール成分から導かれる基としては、分岐鎖でも、直鎖でも、環状構造を有するものでもよいが、炭素数が16〜36である基が好ましい。例えば、オクチル基、ラウリル基、セチル基、ステアリル基、イソステアリル基、オクチルデシル基、ベヘニル基、オクチルドデシル基等、脂肪族アルコールから導かれる基や、カンペステリル基、シトステリル基、コレステリル基等のステロール類から導かれる基が好適に例示できる。なかでも、少なくとも1つのステロール類から導かれる基を有する化合物、すなわちN-アシルアミノ酸ステロールエステルが好ましい。
成分(c)のアシルアミノ酸エステルの具体的な化合物例としては、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(コレステリル/ベヘニル/2-オクチルドデシル)、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(コレステリル/2-オクチルドデシル)、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル/ベヘニル/2-オクチルドデシル)、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル/2-オクチルドデシル)等が好適に例示でき、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル/2-オクチルドデシル)、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(コレステリル/2-オクチルドデシル)が特に好適に例示できる。
また、これら成分(c)は、既に化粧料原料などとして市販されており、味の素株式会社より販売されている「エルデュウPS203」(N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル/2-オクチルドデシル))、「エルデュウCL-301」(N-ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/ベヘニル/2-オクチルドデシル))、「エルデュウCL-202」(N-ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/2-オクチルドデシル))、「エルデュウPS-306」(N-ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/ベヘニル/2-オクチルドデシル))などが例示でき、中でも、「エルデュウPS203」が特に好ましい。これら成分(c)は、いずれか1種を単独で使用することもでき、また2種以上を組み合わせて使用することもできる。
成分(c)の水中油型乳化組成物中における含有量は、組成物全量に対し、0.1〜5質量%が好ましく、0.5〜4質量%である。当該範囲内であれば、本発明の効果が得られるとともに使用感を損なうこともない。
本発明の水中油型乳化組成物において、成分(a)の含有量と、成分(b)及び(c)の合計含有量との質量比(a)/〔(b)+(c)〕は、3/2〜1/12であり、好ましくは3/2〜1/11であり、より好ましくは1/1〜1/10であり、更に好ましくは、1/1〜1/5である。当該範囲内であれば、保存安定性が良好で、べたつきやヌルつき感がなく、使用感が良好となる。
〔成分(d):増粘剤〕
本発明の水中油型乳化組成物には、保存安定性を向上させる点から、更に成分(d)として増粘剤を含有することが好ましい。増粘剤として具体的には、アラビアガム、トラガカントガム、ガラクタンガム、キャロブガム、グアーガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、カンテン、クインスシード(マルメロ)、デンプン(コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ)、アルゲコロイド(褐藻エキス)等の植物系高分子;デキストラン、サクシノグルカン、プルラン等の微生物系高分子;コラーゲン、カゼイン、アルブミン、ゼラチン等の動物系高分子;カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプン系高分子;メチルセルロース、ニトロセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース、セルロース末等のセルロース系高分子;アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等のアルギン酸系高分子;ポリビニルメチルエーテル、カルボキシビニルポリマー(GF Goodrich社製CARBOPOL941など)等のビニル系高分子;ポリオキシエチレン系高分子;ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体系高分子;ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリアミド等のアクリル系高分子;ポリエチレンイミン;カチオン化グアーガム、カチオン化セルロース等のカチオン化ポリマー;ベントナイト、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ラポナイト、ヘクトライト、無水ケイ酸等の無機系増粘剤等が挙げられる。これら成分(d)は、いずれか1種を単独で使用することもでき、また2種以上を組み合わせて使用することもできる。
成分(d)の水中油型乳化組成物中における含有量は、組成物全量に対し、0.01〜5質量%が好ましく、より好ましくは0.05〜3質量%であり、特に好ましくは0.1〜2質量%である。当該範囲内であれば、べたつき感やぬるつき感が生じにくく、保存安定性も向上する。
〔他の油剤〕
本発明で使用する油剤としては、成分(b)及び成分(c)以外に、通常化粧料に用いられる油性成分が挙げられ、具体的にはトリグリセリド(液体天然油脂、固体天然油脂)、ロウ類、エステル油(成分(b)以外のもの)、炭化水素油、高級脂肪酸、高級アルコール(成分(b)以外のもの)、シリコーン油、フッ素油等が挙げられる。これら油剤の含有量は、水中油型乳化組成物の形態によって異なるが、水中油型乳化組成物の総量に対し、0.5〜40質量%、更に1〜30質量%であるのが使用感及び保存安定性の点で好ましい。
液体天然油脂としては、アマニ油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、アボガド油、サザンカ油、ヒマシ油、サフラワー油、キョウニン油、シナモン油、ホホバ油、ブドウ油、ヒマワリ油、アーモンド油、ナタネ油、ゴマ油、小麦胚芽油、米胚芽油、米ヌカ油、綿実油、大豆油、落花生油、茶実油、月見草油、卵黄油、牛脚脂、肝油等が挙げられる。
固体天然油脂としては、カツオ脂、ヤシ油、パーム油、パーム核油、牛脂、羊脂、豚脂、馬脂、硬化油、硬化ヒマシ油、モクロウ、シアバター等が挙げられる。
ロウ類としては、ミツロウ、キャンデリラロウ、綿ロウ、カルナウバロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、カポックロウ、サトウキビロウ、ホホバロウ、セラックロウ等が挙げられる。
エステル油としては、オクタン酸セチル等のオクタン酸エステル、ラウリン酸ヘキシル等のラウリン酸エステル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル等のミリスチン酸エステル、パルミチン酸オクチル等のパルミチン酸エステル、ステアリン酸イソセチル等のステアリン酸エステル、イソステアリン酸イソプロピル等のイソステアリン酸エステル、イソパルミチン酸オクチル等のイソパルミチン酸エステル、オレイン酸イソデシル等のオレイン酸エステル、リンゴ酸ジイソステアリル、トリオクタン酸グリセリン、トリイソステアリン酸グリセリン等のトリグリセライド、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン等のトリメチロールプロパン脂肪酸エステル、テトラオクタン酸ペンタエリスリット等のペンタエリスリトール脂肪酸エステル等が挙げられる。
炭化水素油としては、流動パラフィン、α-オレフィンオリゴマー、スクワラン、スクワレン、プリスタン、パラフィン、イソパラフィン、セレシン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等が挙げられる。
〔界面活性剤〕
本発明の水中油型乳化組成物には、乳化剤として界面活性剤を含有することができ、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤のいずれを使用することもできる。例えば、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル又はアルケニルエーテル硫酸塩、アルキル又はアルケニル硫酸塩、オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、飽和又は不飽和脂肪酸塩、アルキル又はアルケニルエーテルカルボン酸塩、α-スルホン脂肪酸塩、N-アシルアミノ酸型界面活性剤、リン酸モノ又はジエステル型界面活性剤、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸塩、スルホコハク酸エステル等のアニオン界面活性剤;イミダゾリン系、カルボベタイン系、アミドベタイン系、スルホベタイン系、ヒドロキシスルホベタイン系、アミドスルホベタイン系両性界面活性剤等の両性界面活性剤;ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル、高級脂肪酸ショ糖エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、高級脂肪酸モノエタノールアミド又はジエタノールアミド、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、アルキルサッカライド系界面活性剤、アルキルアミンオキサイド、アルキルアミドアミンオキサイド等の非イオン界面活性剤;イミダゾリン開環型第四級アンモニウム塩、第四級アンモニウム塩、モノ長鎖アルキル第四級アンモニウム塩、ジ長鎖アルキル第四級アンモニウム塩等のカチオン界面活性剤などが挙げられる。
これらの界面活性剤のアニオン性残基の対イオンとしては、ナトリウムイオン、カリウムイオン等のアルカリ金属イオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン等のアルカリ土類金属イオン、アンモニウムイオン、炭素数2又は3のアルカノール基を1〜3個有するアルカノールアミン(例えばモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン等)を挙げることができる。またカチオン性残基の対イオンとしては、塩化物イオン、臭化物イオン、ヨウ化物イオン等のハロゲン化物イオン、メトサルフェートイオン、サッカリネートイオンを挙げることができる。これら界面活性剤は、いずれか1種を単独で使用することもでき、また2種以上を組み合わせて使用することもできる。
界面活性剤の水中油型乳化組成物中における含有量は、組成物全量に対し、0.1〜10質量%が好ましく、更には0.3〜8質量%、特に0.5〜5質量%が好ましい。
〔リン脂質〕
リン脂質を用いた乳化では、内相油剤の選択や外水相の配合物によっては著しく保存安定性が低下するため、本発明の水中油型乳化組成物は、リン脂質を実質的に含有しないものである。ここで、「実質的に含有しない」とは、積極的に配合しないことを意味し、具体的には、リン脂質の含有量が、水中油型乳化組成物の総量中、0.001質量%以下、更には0.0001質量%以下であることをいい、全く含有しないことが最も好ましい。リン脂質としては、グリセロリン脂質、スフィンゴリン脂質等が挙げられる。
グリセロリン脂質は、グリセロリン酸骨格を有する物質で、親油基として脂肪酸エステル、長鎖アルキルエーテル、ビニルエーテルなどを有している。具体的には、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルセリン、ホスファジイルイノシトール、ホスファチジルイノシトールポリリン酸、ホスファチジルグリセロール、ジホスファチジルグリセロール(カルジオリピン)、ホスファチジン酸、リゾホスファチジルコリン、リゾホスファチジルエタノールアミン、リゾホスファチジルセリン、リゾホスファチジルイノシトール、リゾホスファチジルグリセロール、リゾホスファチジン酸などが挙げられる。
スフィンゴリン脂質は、スフィンゴシン、フィトスフィンゴシンなどの長鎖塩基又は長鎖脂肪酸と、リン酸又はホスホン酸を有しており、セラミド1-リン酸誘導体(スフィンゴミエリンなど)、セラミド1-ホスホン酸誘導体(セラミドアミノエチルホスホン酸など)が挙げられる。
また、リン脂質は、動植物から抽出、精製した天然物であっても、化学合成したものであっても良く、水素添加、水酸化処理などの加工を施しても良い。天然物としては、大豆又は卵黄等からの抽出・精製物であるレシチンが挙げられる。レシチンは、非水素添加レシチン、水素添加レシチン、水酸化レシチンなどであってもよい。
〔他の任意成分ほか〕
本発明の水中油型乳化組成物には、水、増粘剤、紫外線吸収剤、金属イオン封鎖剤、中和剤、pH調整剤、酸化防止剤、抗菌剤、薬剤、各種の抽出液等の通常化粧料に用いられる各種の原料が使用できる。
紫外線吸収剤としては、パラアミノ安息香酸等の安息香酸系紫外線吸収剤;アントラニル酸メチル等のアントラニル酸系紫外線吸収剤;サリチル酸オクチル、サリチル酸フェニル、サリチル酸ホモメチル等のサリチル酸系紫外線吸収剤;パラメトキシケイ皮酸イソプロピル、パラメトキシケイ皮酸オクチル、パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル、ジパラメトキシケイ皮酸モノ-2-エチルヘキサン酸グリセリル、[4-ビス(トリメチルシロキシ)メチルシリル-3-メチルブチル]-3,4,5-トリメトキシケイ皮酸エステル等のケイ皮酸系紫外線吸収剤;2,4-ジヒドロキシベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン-5-スルホン酸、2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン-5-スルホン酸ナトリウム等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤;その他、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル、2-フェニル-5-メチルベンゾキサゾール、2-(2'-ヒドロキシ-5'-メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、4-tert-ブチル-4'-メトキシベンゾイルメタン等が挙げられる。
金属イオン封鎖剤としては、アラニン、エデト酸ナトリウム塩、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、リン酸等が挙げられる。
中和剤としては、2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール、2-アミノ-2-メチル-1,3-プロパンジオール、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、トリエタノールアミン、炭酸ナトリウム、アルギニン、リジン等が挙げられる。
pH調整剤としては、乳酸、クエン酸、グリコール酸、コハク酸、酒石酸、dl-リンゴ酸、クエン酸ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素一ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム等が挙げられる。
酸化防止剤としては、アスコルビン酸、α-トコフェロール、β-トコフェロール、γ-トコフェロール、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール等が挙げられる。
抗菌剤としては、安息香酸、サリチル酸、石炭酸、ソルビン酸、パラオキシ安息香酸エステル、パラクロルメタクレゾール、ヘキサクロロフェン、塩化ベンザルコニウム、塩化クロルヘキシジン、トリクロロカルバニリド、感光素、フェノキシエタノール、クロルフェネシン等が挙げられる。
薬剤としては、ビタミンA油、レチノール、パルミチン酸レチノール、イノシット、塩酸ピリドキシン、ニコチン酸ベンジル、ニコチン酸アミド、ニコチン酸dl-α-トコフェロール、ビタミンD2(エルゴカシフェロール)、dl-α-トコフェロール、酢酸dl-α-トコフェロール、パントテン酸、ビオチン等のビタミン類;アルギニン、アスパラギン酸、トラネキサム酸、シスチン、システイン、メチオニン、セリン、ロイシン、トリプトファン等のアミノ酸;アラントイン、アズレン等の抗炎症剤;アルブチン等の美白剤;酸化亜鉛、タンニン酸等の収斂剤;L-メントール、カンフル等の清涼剤やイオウ等が挙げられる。
各種の抽出液としては、ドクダミエキス、オウバクエキス、メリロートエキス、オドリコソウエキス、カンゾウエキス、シャクヤクエキス、サボンソウエキス、ヘチマエキス、キナエキス、ユキノシタエキス、クララエキス、コウホネエキス、ウイキョウエキス、サクラソウエキス、バラエキス、ジオウエキス、レモンエキス、シコンエキス、アロエエキス、ショウブ根エキス、ユーカリエキス、スギナエキス、セージエキス、タイムエキス、茶エキス、海藻エキス、キューカンバーエキス、チョウジエキス、キイチゴエキス、メリッサエキス、ニンジンエキス、カロットエキス、マロニエエキス、モモエキス、桃葉エキス、クワエキス、ヤグリマギクエキス、ハマメリス抽出液、プラセンタエキス、胸腺抽出物、シルク抽出液等が挙げられる。
また、上記薬物は遊離の状態で使用されるほか、造塩可能なものは酸又は塩基の塩の型で、またカルボン酸基を有するものはそのエステルの形で使用することができる。
更に、本発明の水中油型乳化組成物には、必要に応じて適当な香料、色素等を乳化安定性の損なわない範囲で添加できる。
本発明の水中油型乳化組成物の用途は任意であるが、化粧料、医薬品、医薬部外品等に好適に用いることができる。具体的には、シャンプー、リンス、コンディショナーなどの毛髪化粧料;洗顔料、クレンジング化粧料、ローション、乳液、美容クリーム、下地化粧料、日焼け止め化粧料、パック、マッサージ化粧料などの皮膚化粧料;各種薬剤を含有する軟膏、クリーム等の外用医薬品として好適に利用できる。特に、本発明の水中油型乳化組成物は、べたつき感やぬるつき感がないため、皮膚化粧料として好適に利用できる。
本発明の水中油型乳化組成物の剤形は任意であり、液状、エマルション、ジェル状、スプレー状、ムース状等のものとして調製される。
次に実施例を挙げて、本発明を具体的に明らかにするが、本発明はこれに限定されるものではない。なお、以下に示す配合量は質量%である。
実施例1〜5、比較例1〜9(モイスチャークリーム)
表1に示す種々の組成のクリームを製造し、保存安定性及び使用感について評価した。なお、クリームの製造は、Aの油相部にBの水相部を加えて、乳化機で乳化することによって行った。
(保存安定性評価)
評価試料を、高温条件下(50℃)、低温サイクル(0〜10℃を24時間かけて1往復)、及び低温条件下(-20℃、凍結状態)で1ヶ月保持し、1ヶ月後の状態を目視にて評価した。外観に特に問題がない場合は「○」、気液界面での若干の油浮きが見られる場合は「△」、分離若しくは結晶の析出が確認できる場合は「×」と評価した。
(使用感評価)
女性パネル15名により、モイスチャークリームの使用感に関する評価として、「伸びの良さ」、「肌収まりの良さ」、「べたつき感・ヌルつき感のなさ」の3項目についてそれぞれ5段階評価し、平均点(小数点2位以下は四捨五入)を算出することにより判定した。
(5段階評価)
5点:非常に良い
4点:良い
3点:普通、
2点:やや悪い
1点:悪い
Figure 0005743479
表1の評価結果が示すように、実施例1〜5のモイスチャークリームは、高温及び低温保存安定性、並びに使用感に優れることが分かる。
これに対し、比較例1〜4は、成分(b)又は成分(c)の一方のみとしたもの、比較例5は、成分(b)+成分(c)に対する成分(a)の比率が高すぎるもの、比較例9は当該比率が低すぎるもの、比較例6は成分(a)を過剰に配合したもの、比較例7〜8は成分(b)に該当しないIOB値の低い油剤を用いたものであるが、いずれも保存安定性(特に低温安定性)及び使用感が劣るものであった。
実施例6(ローション)
下記処方において、エタノール相(A)を水相(B)に添加し、乳化機で乳化することによってローションを調製した。調製したローションを前記と同様に評価したところ、本実施例のローションは、実施例1〜5と同様に、優れた使用感を示し、保存安定性が高いことが分かった。
成分名 配合量(%)
A.エタノール相
エタノール 10.0
フェノキシエタノール 0.1
ポリソルベート80 0.1
ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.3
フィトステロール 0.3
イソステアリン酸プロピレングリコール 0.3
N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル
・2-オクチルドデシル) 0.5
香料(表2に示すもの) 適量
B.水相
1,3-ブチレングリコール 2.0
グリセリン 3.0
キサンタンガム 0.05
カルボキシビニルポリマー 0.05
乳酸 0.1
水酸化カリウム 0.1
着色料 適量
精製水 残量
実施例7(美容液)
下記処方において、エタノール相(A)に水相(B)を添加後、乳化機で乳化することによって美容液を調製した。調製した美容液を前記と同様に評価したところ、本実施例の美容液は、実施例1〜5と同様に、優れた使用感を示し、保存安定性が高いことが分かった。
成分名 配合量(%)
A.エタノール相
エタノール 10.0
フェノキシエタノール 0.1
クロルフェネシン 0.1
ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 1.0
モノステアリン酸グリセリル 0.3
コレステロール 0.5
ラウリン酸プロピレングリコール 0.2
N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル
・2-オクチルドデシル) 0.8
フェニルトリメチコン 0.2
香料(表2に示すもの) 適量
B.水相
ジプロピレングリコール 3.0
グリセリン 5.0
キサンタンガム 0.2
カルボキシビニルポリマー 0.05
水酸化カリウム 0.1
着色料 適量
精製水 残量
実施例8(乳液)
下記処方において、油相(A)と水相(B)をそれぞれ80℃に加熱溶解させた後、油相(A)を水相(B)に加え、乳化機で乳化した後、冷却することによって、乳液を調製した。調製した乳液を上記と同様に評価したところ、本実施例の乳液は、べたつき・ヌルつきの点で優れた使用感を示し、保存安定性が高いことが分かった。
成分名 配合量(%)
A.油相
ステアリン酸 0.3
フェノキシエタノール 0.1
ポリオキシエチレン(20)セチルエーテル 1.0
モノステアリン酸グリセリン 1.0
α-オレフィンオリゴマー 8.0
γ-オリザノール 1.0
セバシン酸ジエチル 2.0
N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル
・2-オクチルドデシル) 2.0
香料(表2に示すもの) 適量
B.水相
ジプロピレングリコール 2.0
グリセリン 5.0
キサンタンガム 0.3
ベントナイト 0.3
N-ラウロイル-L-グルタミン酸ナトリウム 0.3
着色料 適量
精製水 残量
実施例9(ボディクリーム)
下記処方において、油相(A)と水相(B)をそれぞれ80℃に加熱溶解させた後、油相(A)を水相(B)に加え、乳化機で乳化した後、冷却することによって、ボディクリームを調製した。調製したボディクリームを上記と同様に評価したところ、本実施例のボディクリームは、べたつき・ヌルつきの点で優れた使用感を示し、保存安定性が高いことが分かった。
成分名 配合量(%)
A.油相
ステアリン酸 0.5
ベヘニルアルコール 2.5
ミツロウ 0.1
フェノキシエタノール 0.3
ポリオキシエチレン(20)セチルエーテル 1.0
モノイソステアリン酸ソルビタン 2.0
α-オレフィンオリゴマー 5.0
コメヌカエキス(※1) 15.0
セバシン酸ジイソプロピル 3.0
N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル
・2-オクチルドデシル) 3.0
香料(表2に示すもの) 適量
B.水相
ジプロピレングリコール 2.0
グリセリン 10.0
キサンタンガム 0.3
ポリアクリルアミド 1.0
グリチルリチン酸ジカリウム 0.2
着色料 適量
精製水 残量
※1:「ライストリエノール」筑野ライスファインケミカル社製、油溶性コメヌカエキスであり、ステロール類を10%以上含む。(処方中ステロール類=約1.5%)
上記実施例6〜9で使用した香料の組成を表2に示す。
Figure 0005743479

Claims (7)

  1. 下記成分(a)〜(c)を含有し、成分(a)の含有量と、成分(b)及び(c)の合計含有量との質量比(a)/〔(b)+(c)〕が、3/2〜1/10であり、かつリン脂質を実質的に含有しない水中油型乳化組成物。
    (a) ステロイド骨格を有する融点100℃以上の化合物(成分(c)を除く) 0.5〜4質量%
    (b) IOB値が0.35〜0.8であり、25℃で液状の脂肪酸エステル又は脂肪族アルコール(成分(c)を除く)
    (c) アシル基が炭素数8〜30のアシル基であり、かつエステルを構成するアルコール成分から導かれる基が脂肪族アルコールから導かれる炭素数16〜36の基及びステロール類から導かれる炭素数16〜36の基である、N-アシル酸性アミノ酸ジエステル
  2. 成分(a)の含有量と、成分(b)及び(c)の合計含有量との質量比(a)/〔(b)+(c)〕が、1/1〜1/10である請求項1記載の水中油型乳化組成物。
  3. 成分(c)のアシル基が、2-エチルヘキサノイル基、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基、ステアロイル基、ベヘノイル基、オレオイル基、イソステアロイル基又はリノレノイル基である請求項1又は2記載の水中油型乳化組成物。
  4. 成分(c)が、N-ラウロイル-L-グルタミン酸(フィトステリル・ベヘニル・2-オクチルドデシル)、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・2-オクチルドデシル)、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(コレステリル・オクチルドデシル)、及びN-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)からなる群から選択される1種又は2種以上である請求項1〜3のいずれか1項記載の水中油型乳化組成物。
  5. 成分(c)の含有量が、0.5〜5質量%である請求項1〜のいずれか1項記載の水中油型乳化組成物。
  6. 更に、成分(d)として増粘剤を含有する請求項1〜のいずれか1項記載の水中油型乳化組成物。
  7. 皮膚化粧料である請求項1〜のいずれか1項記載の水中油型乳化組成物。
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