JP2004346039A - 乳化組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】界面活性剤を配合しなくとも良好に乳化を行うことができ、より安全で、敏感肌に対しても負担のかからない肌に優しい、化粧用や医薬用の皮膚外用剤に適した乳化組成物を提供する。
【解決手段】本発明は、(a)炭素数16〜24の高級アルコールを少なくとも含む油性成分と、(b)乳化剤としての水添リン脂質と、(c)水と、を含有する、界面活性剤を含有しない乳化組成物である。好適には、水添リン脂質は、少なくとも水添レシチンを含むもので0.5〜5重量%配合され、高級アルコールは、ベヘニルアルコール、ステアリルアルコールおよびセチルアルコールから選択されて0.5〜5重量%で配合される。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クリームや乳液等の皮膚外用剤に適した化粧用や医薬用の乳化組成物に関し、より詳しくは、肌への負担が少なく肌に優しい乳化組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、化粧用の乳化組成物として、各種の油性成分と水性成分を乳化したクリームや乳液等が広く知られている。かかる乳化組成物では、乳化するために、種々の界面活性剤の配合が必須とされてきた。界面活性剤は、優れた乳化力を有するものであるが、近年、化粧品についてより一層の安全性が期待されており、多量の界面活性剤の配合が皮膚刺激をもたらすおそれがあり、特に敏感肌には負担が大きいということから、最近では、界面活性剤を配合することなしに乳化する方法が提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
【0003】
ところで、水添レシチンは、化粧品分野においては、従来より、ドラッグデリバリーシステムに有効なリポソームの膜形成成分として、あるいは、水性ゲルの保湿剤として配合されている(例えば、特許文献4〜5参照)。しかし、現在のところ、クリームや乳液等の乳化組成物において、乳化剤として配合することは未だ知られていない。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−217624号公報(特許請求の範囲)
【特許文献2】
特開平8−217627号公報(特許請求の範囲)
【特許文献3】
特開2003−104860号公報(特許請求の範囲)
【特許文献4】
特開2000−1416号公報(特許請求の範囲)
【特許文献5】
特開平7−112912号公報(表1および段落0014)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の問題点を解決しようとするもので、その目的は、界面活性剤を配合しなくとも良好に乳化を行うことができ、より安全で、敏感肌に対しても負担のかからない肌に優しい、化粧用や医薬用の皮膚外用剤に適した乳化組成物を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記の課題に対し、水添レシチンに代表される水添リン脂質に着目し、これを乳化剤として配合し、界面活性剤を配合せずに乳化を行うことを検討した。そして、油性成分として、少なくとも高級アルコールを配合した場合に、界面活性剤の配合がなくとも、水添リン脂質による乳化が良好に行われることを見出し、また、当該乳化組成物が、高温(60℃程度)での保存安定性が従来の乳化組成物よりも非常に優れていることも合わせて見出し、発明を完成するに至った。
【0007】
即ち、本発明は、
(a)炭素数16〜24の高級アルコールを少なくとも含む油性成分と、
(b)乳化剤としての水添リン脂質と、
(c)水と
を含有することを特徴とする乳化組成物である。当該乳化組成物は、界面活性剤を含有しないものである。
【0008】
本発明の乳化組成物の好適な態様としては、水添リン脂質は少なくとも水添レシチンものであり、そして、高級アルコールは、ベヘニルアルコール、ステアリルアルコールおよびセチルアルコールから選択される。また、水添リン脂質の含有量は0.5〜5重量%であり、そして、高級アルコールの含有量は0.5〜5重量%である。
【0009】
本発明の乳化組成物は、さらに、ヒアルロン酸ナトリウムを含有してもよく、その場合の含有量は0.01〜1重量%であることが好ましい。
【0010】
このような本発明の乳化組成物は、好適には、化粧用や医薬用の皮膚外用剤として使用される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の乳化組成物について、詳しく説明する。本発明の乳化組成物は、(a)炭素数16〜24の高級アルコールを少なくとも含む油性成分と、(b)乳化剤としての水添リン脂質と、(c)水とを含有する。
【0012】
<油性成分(a)>
本発明で使用する油性成分(a)は、少なくとも炭素数16〜24の高級アルコールを必須とする。本発明においては、後述する水添リン脂質を乳化剤として配合して組成物を乳化させるが、その際に、組成物中に炭素数16〜24の高級アルコールが配合されていると、界面活性剤を何ら配合しなくとも乳化を良好に行うことができるのである。この当該高級アルコールが配合されていないと、乳化状態は良好とはならない。なお、上記の理由は定かではない。
【0013】
ここで、当該高級アルコールは、直鎖状でも分岐鎖状でもよく、また、飽和でも不飽和でもよい。当該高級アルコールの炭素数は、好ましくは16〜22である。具体例としては、例えば、セチルアルコール、イソセチルアルコール、パルミトレイルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、エライジルアルコール、リノリルアルコール、リノレニルアルコール、アラキジルアルコール、ガドレイルアルコール、ベヘニルアルコール、エルシルアルコール、ブラシジルアルコール等が挙げられ、中でも、ベヘニルアルコール、ステアリルアルコール、セチルアルコールが好適に使用される。なお、これらの高級アルコールは、単独で使用しても、2種以上を併用してもよい。
【0014】
上記の炭素数16〜24の高級アルコールの含有量は、本発明の乳化組成物中、好ましくは0.5〜5重量%、より好ましくは1.5〜2.5重量%である。この高級アルコールの含有量が0.5重量%未満であると、良好に乳化することができず、逆に、5重量%を超えると、乳化組成物の安定性が劣るので、好ましくない。
【0015】
炭素数16〜24の高級アルコール以外の油性成分としては、皮膚外用剤において従来より油性成分として配合されているものであれば特に限定されず、例えば、流動パラフィン、スクワラン、スクワレン、パラフィン、固型パラフィン、ワセリン、ワックス、セレシン等の炭化水素類;
オリーブ油、ツバキ油、アーモンド油、カカオ油、ホホバ油、マカデミアナッツ油、アボガド油、トウモロコシ油、コメヌカ油、硬化パーム油、ココヤシ油、ヒマシ油、ナタネ油、大豆油、ゴマ油、ヒマワリ油、ピーナッツ油、月見草油等の油脂類;
ミツロウ、ラノリン、水添ラノリン、カルバナロウ、キャンデリラロウ、モクロウ、鯨ロウ等のロウ類、
ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、イソステアリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸、リシノール酸、ラウリン酸、ベヘニン酸等の高級脂肪酸;
コレステロール、ラノリンアルコール等の高級アルコール;
イソオクタン酸セチル、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソプロピル、ミリスチン酸2−オクチルドデシル、パルミチン酸イソブチル、ヘキサデシルアジピン酸エステル、2−エチルヘキサン酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、16−ヒドロキシパルミチン酸セリル、パルミチン酸セリル、パルミチン酸ミリスチル、パルミチン酸セチル、ラウリン酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、モノリシノール酸グリセリル、オレイン酸デシル、セバシン酸ジ−n−ブチル、グリセロールトリ2−エチルヘキシン酸エステル、グリセリントリエステル、ペンタエリスリトールテトラエステル、コレステロールエステル等のエステル類;
ジメチルポリシロキサン、環状ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、アミノ変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、フッ素変性シリコーン等のシリコーン類;
等が挙げられる。これらの油性成分は、単独で使用しても、2種以上を併用してもよい。
【0016】
上記の油性成分(a)の含有量(上記の高級アルコールも含む)は、本発明の乳化組成物中、好ましくは12〜30重量%、より好ましくは15〜20重量%である。油性成分(a)の含有量が12重量%未満であると、乳化組成物の安定性が劣り、逆に、30重量%を超えると、良好に乳化することができないので、好ましくない。
【0017】
<水添リン脂質(b)>
本発明の乳化組成物で乳化剤として配合する水添リン脂質(b)としては、水添ホスファチジルコリン(水添レシチン)、水添ホスファチジルセリン、水添ホスファチジルエタノールアミン、水添ホスファチジルイノシトール、水添スフィンゴミエリン等が挙げられる。なお、これらのリン脂質(b)は、単独で使用しても、2種以上を併用してもよい。本発明では、水添リン脂質として、少なくとも水添レシチンを必須として使用することが好適である。水添リン脂質はどのような由来のものでもよく、大豆由来のものでも卵黄由来のものでもよい。水添リン脂質は市販されているものを使用してもよく、また、合成したものを使用してもよい。例えば、大豆由来の水添リン脂質としては、「ベイシスLS−60HR」(日清オイリオ株式会社製 水添ホスファチジルコリン65〜75重量%、残りは水添ホスファチジルエタノールアミン)が市販されている。また、卵黄由来のレシチンとして、「PL−100M」、「PC−98N」、「PC−98S」(いずれもキューピー株式会社)が市販されているので、これを水添して使用することができる。
【0018】
上記の水添リン脂質(b)の含有量は、本発明の乳化組成物中、好ましくは0.5〜5重量%、より好ましくは1.5〜2.5重量%である。水添リン脂質(b)の含有量が0.5重量%未満の場合や5重量%を超える場合では、良好に乳化することができないので、好ましくない。
【0019】
<水(c)>
水(c)の含有量は、本発明の乳化組成物中、好ましくは60〜80重量%、より好ましくは65〜75重量%である。水(c)の含有量が60重量%未満であると、良好に乳化することができず、逆に、80重量%を超えると、乳化組成物の安定性が劣り、30℃で粘度が低下し、40℃で分離するので、好ましくない。
【0020】
<その他の成分>
本発明の乳化組成物は、さらにヒアルロン酸ナトリウムを含有することが好ましい。このヒアルロン酸ナトリウムは、一般に、保湿剤として化粧品に配合されているものである。本発明の乳化組成物においては、保湿剤としての役割を果たすだけでなく、油性成分(a)の含有量が少なくても乳化組成物にある程度の粘度を付与することが可能となる。従って、このような乳化組成物はサラッとした使用感を与えることができる。
【0021】
ヒアルロン酸ナトリウムの含有量は、本発明の乳化組成物中、好ましくは0.01〜1重量%、より好ましくは0.02〜0.2重量%である。このヒアルロン酸ナトリウムの含有量が0.01重量%未満であると、保湿効果が小さく、また、油性成分(a)の含有量が少ない場合に乳化組成物の粘度を付与できず、逆に、1重量%を超えると、乳化組成物の粘度が高くなりすぎて使用感が損なわれるので、好ましくない。
【0022】
上記以外に、本発明の乳化組成物に必要に応じて他の成分を配合してもよい。例えば、ベンゾフェノン、4−t−ブチル−4−メトキシジベンゾイルメタン、ジメトキシケイ皮酸エチルヘキサン酸グリセリル、p−アミノ安息香酸エステル、パラメトキシケイ皮酸オクチル、サリチル酸フェニル等の紫外線吸収剤;
ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1.3−ブチレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、ソルビトール、キシルトール、マルチトール、トレハロース等の保湿剤;
エタノール、プロパノール等の低級アルコール;
キサンタンガム、グアー、寒天、アルギネート、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース等の増粘剤;
ビタミンA、ビタミンB類、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンEや、それらの誘導体、パントテン酸、パントチン酸、ビタミンH、葉酸等のビタミン類;
メチルパラベン、エチルパラベン、ブチルパラベン等の防腐剤;
ヒノキチオール、ピオニン、トリクロサン、ジブチルヒドロキシトルエン等の殺菌剤;
ビサボロール等の各種薬剤;
甘草フラボノイド等の各種抽出液;
等が挙げられる。
【0023】
本発明の乳化組成物は、少なくとも高級アルコールを含む油性成分(a)、水添リン脂質、さらには必要に応じて油性の他の成分の混合物に、水性の他の成分の水溶液を加えて、80〜90℃程度の温度で公知の手法にて攪拌混合(好ましくはホモミキサー使用)し、その後、室温まで冷却することにより調製される。
【0024】
本発明の乳化組成物は、化粧用、医薬用等の皮膚外用剤として使用でき、またその形態としては、例えば、クリーム、乳液等が挙げられる。乳化の形態は、O/W型、W/O型のいずれでもよい。
【0025】
【実施例】
以下、本発明を実施例を挙げてより具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0026】
実施例1
表1に示す各成分について、ベヘニルアルコール、大豆由来水添リン脂質、グリチルレチン酸ステアリル、スクワラン、天然ビタミンEおよびビサボロールを85℃で攪拌混合した(混合液▲1▼)。これとは別に、精製水、グリセリン、ヒアルロン酸ナトリウムおよびパラオキシ安息香酸メチルを85℃で攪拌混合した(混合液▲2▼)。次いで、85℃で、混合液▲1▼に混合液▲2▼を添加しながらホモミキサーにて攪拌混合して乳化させた後、さらに攪拌しながら室温まで冷却して、化粧用クリームを調製した。
【0027】
実施例2〜3
表1に示す各成分について、ベヘニルアルコール、大豆由来水添リン脂質、グリチルレチン酸ステアリル、スクワランおよび天然ビタミンEを85℃で攪拌混合した(混合液▲1▼)。これとは別に、精製水、グリセリンおよびヒアルロン酸ナトリウムを85℃で攪拌混合した(混合液▲2▼)。次いで、85℃で、混合液▲1▼に混合液▲2▼を添加しながらホモミキサーにて攪拌混合して乳化させた後、攪拌しながら45℃まで冷却し、次いで、ヒノキチオールおよびピオニンをエタノールに溶解した溶液をこれに添加し、さらに攪拌しながら室温まで冷却して、化粧用クリームを調製した。
【0028】
比較例1
表1に示す各成分について、大豆由来水添リン脂質、グリチルレチン酸ステアリル、スクワラン、天然ビタミンEおよびビサボロールを85℃で攪拌混合した(混合液▲1▼)。これとは別に、精製水、グリセリン、ヒアルロン酸ナトリウムおよびパラオキシ安息香酸メチルを85℃で攪拌混合した(混合液▲2▼)。次いで、85℃で、混合液▲1▼に混合液▲2▼を添加しながらホモミキサーにて攪拌混合して乳化させしようとしたが、できなかった。
【0029】
比較例2
表1に示す各成分について、ベヘニルアルコール、グリチルレチン酸ステアリル、スクワラン、天然ビタミンEおよびビサボロールを85℃で攪拌混合した(混合液▲1▼)。これとは別に、精製水、グリセリン、ヒアルロン酸ナトリウムおよびパラオキシ安息香酸メチルを85℃で攪拌混合した(混合液▲2▼)。次いで、85℃で、混合液▲1▼に混合液▲2▼を添加しながらホモミキサーにて攪拌混合して乳化させしようとしたが、できなかった。
【0030】
【表1】
Figure 2004346039
【0031】
実施例1〜3で得られた化粧用クリームについて、60℃で1ヵ月保存したところ、分離することなく乳化状態が良好に保たれていた。一方、従来の化粧用クリーム(比較例3:界面活性剤使用)は、60℃で1ヵ月保存したところ、分離しており乳化状態は保たれていなかった。
【0032】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、界面活性剤の配合がなくとも、水添リン脂質を乳化剤として配合し、油性成分として少なくとも高級アルコールを配合した場合に、乳化を良好に行うことができる。従って、このような乳化組成物は、より安全で、敏感肌に対しても負担のかからない肌に優しい、化粧用や医薬用の皮膚外用剤に適した乳化組成物となる。また、本発明の乳化組成物は、高温(60℃程度)での保存安定性が従来の乳化組成物よりも非常に優れたものである。

Claims (10)

  1. (a)炭素数16〜24の高級アルコールを少なくとも含む油性成分と、
    (b)乳化剤としての水添リン脂質と、
    (c)水と
    を含有することを特徴とする、乳化組成物。
  2. 界面活性剤を含有しないことを特徴とする、請求項1記載の化粧用乳化組成物。
  3. 水添リン脂質が少なくとも水添レシチンを含むものであることを特徴とする、請求項1または2記載の乳化組成物。
  4. 高級アルコールが、ベヘニルアルコール、ステアリルアルコールおよびセチルアルコールから選択されることを特徴とする、請求項1〜2のいずれかに記載の乳化組成物。
  5. 水添リン脂質の含有量が、0.5〜5重量%であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の乳化組成物。
  6. 高級アルコールの含有量が、0.5〜5重量%であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の乳化組成物。
  7. さらに、ヒアルロン酸ナトリウムを含有することを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の乳化組成物。
  8. ヒアルロン酸ナトリウムの含有量が、0.01〜1重量%であることを特徴とする、請求項7に記載の乳化組成物。
  9. 皮膚外用剤であることを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の乳化組成物。
  10. 化粧用または医薬用であることを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載の乳化組成物。
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