JP2019085333A - 皮膚外用剤又は化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、水溶性L−アスコルビン酸誘導体及びトラネキサム酸から選ばれる1種又は2種以上の有効成分とリン酸化糖カルシウムを安定に含有し、経時安定性(沈殿発生のなさ、pH変動のなさ)にも優れる皮膚外用剤又は化粧料に関するものである。【解決手段】 次の成分(a)〜(d);(a)リン酸化糖カルシウム(b)クエン酸及び/又はその塩(c)(c1)エチレンジアミン四酢酸塩及び(c2)ジエチレントリアミン五酢酸塩(d)水溶性L−アスコルビン酸誘導体及びトラネキサム酸から選ばれる1種又は2種以上の有効成分を含有し、20℃におけるpHが6〜8の範囲であることを特徴とする皮膚外用剤又は化粧料。【選択図】なし

Description

本発明は、水溶性アスコルビン酸誘導体及びトラネキサム酸から選ばれる1種又は2種以上の有効成分及びリン酸化糖カルシウムを安定に含有する皮膚外用剤又は化粧料に関し、さらに詳細には、経時でのpHの変動や不溶性の塩の析出や経時でのpH変動が抑制され、製剤としての経時安定性に優れる皮膚外用剤又は化粧料に関するものである。
皮膚のしみ、そばかす等の色素沈着は、紫外線等の影響により過剰に生成されたメラニンが皮膚内に沈着することが一因となっている。従来より、このような皮膚の色素沈着を改善し、又は色素沈着を抑制するため、美白剤を配合した化粧料等の皮膚外用剤が種々提案されている。その美白剤としては、L−アスコルビン酸及びその誘導体並びにそれらの塩や、トラネキサム酸を用いることが提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
また、色素沈着の他の要因としては、皮膚のターンオーバー速度が低下し、角層表面から剥がれ落ちる角層細胞が滞留することにより、メラノサイトから表皮細胞へと放出されたメラニンの排出がスムーズになされないことも挙げられる。よって、色素沈着を効果的に予防、又は改善するためには、美白剤に加え、ターンオーバーを促進する成分を組み合わせて用いることが有効である。このような観点から、美白剤であるトラネキサム酸及び/又はトラネキサム酸誘導体と、表皮のターンオーバー促進成分であるα- ヒドロキシ酸(AHA)とを組み合わせることで、優れた美白効果を有する皮膚外用剤が報告されている(例えば、特許文献3参照)。
一方、リン酸化糖カルシウムは、歯の再石灰化促進効果、カルシウム吸収促進効果、コラーゲン産生促進効果だけでなく、表皮のターンオーバー促進効果を有することが報告されている(例えば、特許文献4参照)。
特開平1−93519号公報 特開2008−100933号公報 特開平10−114642 特願2012−77044
しかしながら、上記特許文献3の技術では、皮膚刺激性を伴う可能性があり、また過度の皮膚のターンオーバー促進による皮膚の落屑が生ずる傾向があることも指摘されているα- ヒドロキシ酸をターンオーバー促進成分として用いているため、安全性の観点から満足のいくものではなかった。したがって、美白剤とターンオーバー促進成分を組み合わせることで優れた美白効果を有しながらも、安全性に優れる皮膚外用剤又は化粧料の開発が望まれていた。
そこで、上記特許文献4に記載のリン酸化糖カルシウムと、美白剤であるL−アスコルビン酸誘導体及び/又はトラネキサム酸とを併用することにより、優れた安全性を確保しながらも、色素沈着抑制効果の相乗的な向上が期待される。
一方、水溶性のL−アスコルビン酸誘導体又はトラネキサム酸の製剤中での経時安定性を保つためには、pHの調整剤や緩衝剤等を用いることにより、特定のpH領域に調整する必要がある。しかしながら、リン酸化糖カルシウムは製剤中に多量のカルシウムカチオンを放出するため、pHの調整剤や緩衝剤等との錯形成を容易に引き起こす。そのため、リン酸化糖カルシウムと、水溶性L−アスコルビン酸誘導体及び/又はトラネキサム酸とを組み合わせて配合する場合、水溶性L−アスコルビン酸誘導体及び/又はトラネキサム酸を安定化させるために配合したpHの調整剤や緩衝剤等と、リン酸化糖カルシウムから放出されるカルシウムカチオンとが錯形成する結果、不溶性の塩の析出や経時でのpH変動等の課題が生じていた。したがって、リン酸化糖カルシウムと、水溶性L−アスコルビン酸誘導体及び/又はトラネキサム酸とを含有しながらも、不溶性の塩の析出や経時でのpH変動等が抑制され、製剤の経時安定性に優れる皮膚外用剤又は化粧料の開発が望まれていた。
かかる実情において、本発明者は上記課題に鑑み鋭意研究を行った結果、リン酸化糖カルシウムと、水溶性L−アスコルビン酸誘導体及び/又はトラネキサム酸とを含有する皮膚外用剤又は化粧料において、pH調整剤及び緩衝剤としてクエン酸及び/又はその塩を用いると不溶性の塩の析出を抑制することができた。さらに金属封鎖剤としてエチレンジアミン四酢酸塩及びジエチレントリアミン五酢酸塩を併用し、pHを6〜8の範囲に調整することで、水溶性L−アスコルビン酸誘導体及び/又はトラネキサム酸の安定性を保ちつつも、不溶性の塩の析出や経時でのpH変動等を抑制し、品質の経時安定性の確保が可能になることを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は、リン酸化糖カルシウム、クエン酸及び/又はその塩、エチレンジアミン四酢酸塩、ジエチレントリアミン五酢酸塩、水溶性L−アスコルビン酸及びトラネキサム酸から選ばれる1種又は2種以上の有効成分を含有する皮膚外用剤又は化粧料に関するものであり、金属封鎖剤としてエチレンジアミン四酢酸塩及びジエチレントリアミン五酢酸塩を併用することにより、有効成分の経時安定性及び製剤の経時安定性に優れた皮膚外用剤又は化粧料に関するものである。
より具体的には、次の成分(a)〜(d);
(a)リン酸化糖カルシウム
(b)クエン酸及び/又はその塩
(c)(c1)エチレンジアミン四酢酸塩及び(c2)ジエチレントリアミン五酢酸塩
(d)水溶性L−アスコルビン酸誘導体及びトラネキサム酸から選ばれる1種又は2種以上の有効成分
を含有し、20℃におけるpHが6〜8の範囲であることを特徴とする皮膚外用剤又は化粧料を提供するものである。
また、前記成分(d)がL−アスコルビン酸2−グルコシド、リン酸L−アスコルビルマグネシウム、L−アスコルビルリン酸ナトリウム、L−アスコルビン酸硫酸エステル二ナトリウム、トラネキサム酸から選ばれる1種又は2種以上である前記の皮膚外用剤又は化粧料を提供するものである。
また、前記成分(b)及び(c)をそれぞれ0.1質量%以上含有する前記の皮膚外用剤又は化粧料を提供するものである。
また、前記成分(c1)と(c2)の含有質量割合が(c1)/(c2)=0.01〜20である前記の皮膚外用剤又は化粧料を提供するものである。
本発明は水溶性L−アスコルビン酸誘導体及び/又はトラネキサム酸の経時安定性に優れ、リン酸化糖カルシウムを含有しながらも、不溶性の塩の析出や経時でのpH変動等が抑制され、製剤としての経時安定性に優れる皮膚外用剤又は化粧料に関する。
本発明の詳細について以下に説明する。なお、本明細書においては、「〜」を用いて数値範囲を表す際は、その範囲は両端の数値を含むものとする。
本発明において使用される成分(a)のリン酸化糖カルシウムは、糖部分とリン酸基のカルシウム塩とからなる。本明細書で用いる場合、用語「リン酸化糖」とは、分子内に少なくとも1個のリン酸基を有する糖をいう。本明細書で用いる場合、用語「リン酸化糖カルシウム」とは、リン酸化糖のカルシウム塩をいう。本発明において使用されるリン酸化糖カルシウムにおいては、糖部分が重合度2〜8のグルカンであり、リン酸基の数が1〜2個である。リン酸化糖カルシウム中のカルシウムイオンの数は、1〜2個であり、好ましくはリン酸化糖カルシウム中のリン酸基の数とリン酸イオンの数とは等しい。
本発明で用いられるリン酸化糖カルシウムは、純粋な1種類の化合物として用いられてもよく、複数種の混合物として用いられてもよい。本発明で用いられるリン酸化糖カルシウムは、好ましくは、特開平8−104696号公報に記載されるリン酸化糖カルシウムである。特開平8−104696号公報に記載される方法に従って製造すると複数種類のリン酸化糖カルシウムの混合物が得られる。その混合物をそのまま用いてもよく、純粋な化合物に分離した後に、1種類の化合物のみを選択して用いてもよい。リン酸化糖カルシウムは、1種類で用いた場合も、混合物として用いた場合も、優れた性能を発揮する。
リン酸化糖カルシウムは、例えば、公知の糖類をリン酸化してリン酸化糖を得て、その後、リン酸化糖をカルシウム塩とすることにより製造され得る。リン酸化糖の製造方法は、例えば特開平8−104696号公報に記載される。リン酸化糖カルシウムの粉末はまた、グリコ栄養食品株式会社からリン酸化オリゴ糖カルシウムとして販売されている。
本発明の化粧料におけるリン酸化糖カルシウムの含有量は、特に限定されないが、0.1〜5.0質量%(以下、単に「%」と略す)が好ましく、0.1〜1.0質量%がより好ましい。この範囲内であれば、充分な皮膚のターンオーバー促進効果が発揮され、(d)の水溶性L−アスコルビン酸誘導体及びトラネキサム酸から選ばれる1種又は2種以上の有効成分と組み合わせることにより、美白効果の優れる皮膚外用剤又は化粧料となる。
本発明の成分(b)のクエン酸及び/又はその塩に関し、クエン酸の塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩等を代表例として挙げることができる。
本発明の成分(b)の含有量は、特に限定されないが、本発明の皮膚外用剤又は化粧料のpHを6.0〜8.0の範囲にするよう調整され、0.05〜5.0%が好ましく、0.1〜1.0%がより好ましい。この範囲であれば、pHの調整能及び緩衝能に優れ、成分(d)の水溶性L−アスコルビン酸誘導体及びトラネキサム酸から選ばれる1種又は2種以上の有効成分の安定性に優れる皮膚外用剤又は化粧料となる。
本発明の成分(c1)エチレンジアミン四酢酸塩及び(c2)ジエチレントリアミン五酢酸塩に関し、塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩等を代表例として挙げることができる。
本発明の成分(c1)及び(c2)の含有量は、特に限定されないが、(c1)及び(c2)の合計含有量(c)=(c1)+(c2)は0.05〜5.0%が好ましく、0.1〜1.0%がより好ましい。この範囲であれば、経時でのpH変動がなく、成分(d)の製剤中での経時安定性及び製剤の経時安定性に優れる皮膚外用剤又は化粧料となる。また、(c1)と(c2)の含有質量割合は、(c1)/(c2)=0.01〜20の範囲が好ましい。この範囲であれば、経時でのpH変動がなく、成分(d)の製剤中での経時安定性及び製剤の経時安定性に優れる皮膚外用剤又は化粧料となる。
本発明の成分(d)水溶性L−アスコルビン酸誘導体としては、L−アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸硫酸エステル等のL−アスコルビン酸の無機酸エステルの塩、L−アスコルビン酸−2−グルコシドなどのようなL−アスコルビン酸の配糖体などが好ましく例示できる。これは、これらの誘導体が経時安定性及び水溶性に特に優れるためである。L−アスコルビン酸の無機酸エステルの塩としては、皮膚外用剤で使用される塩であれば特に限定されず、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、トリエタノールアミン塩、トリエチルアミン塩等の有機アミン塩類、リジン塩、アルギニン塩等の塩基性アミノ酸塩等が好ましく例示できる。本発明の皮膚外用剤又は化粧料において特に好ましいものを具体的に例示すれば、L−アスコルビン酸2−グルコシド、リン酸L−アスコルビルマグネシウム、L−アスコルビルリン酸ナトリウム、L−アスコルビン酸硫酸エステル二ナトリウムなどが挙げられる。本発明の皮膚外用剤又は化粧料においては、かかる成分は唯一種を含有することもできるし、二種以上を組み合わせて含有することもできる。
トラネキサム酸は、化学名:トランス−4−(アミノメチル)シクロヘキサン−1−カルボン酸、で示されるアミノ酸の一種であり、前述のように皮膚に対し美白効果や抗炎症効果を有する成分として知られているほか、止血剤としても用いられることがある。
本発明の成分(d)は水溶性L−アスコルビン酸誘導体及びトラネキサム酸から選ばれる1種又は2種以上の有効成分であり、上記の成分が例示できるが、中でも、L−アスコルビン酸2−グルコシド、リン酸L−アスコルビルマグネシウム、L−アスコルビルリン酸ナトリウム、L−アスコルビン酸硫酸エステル二ナトリウム、トラネキサム酸が好ましく、L−アスコルビン酸2−グルコシド、トラネキサム酸がより好ましい。
本発明の皮膚外用剤又は化粧料における、水溶性L−アスコルビン酸誘導体及びトラネキサム酸から選ばれる1種又は2種以上の有効成分の含有量は、特に限定されないが、皮膚外用剤又は化粧料の全量に対して好ましくは0.1〜5.0%である。この範囲であれば、有効成分の効果が充分に得られ、かつ製剤中での有効成分の経時安定性に優れた皮膚外用剤又は化粧料を得ることができる。
本発明の皮膚外用剤又は化粧料には、本発明の効果を妨げない範囲で通常の化粧料や皮膚外用剤に含有される任意成分、すなわち、水、油剤、アルコール類、粉体、水溶性高分子、皮膜形成剤、界面活性剤、油溶性ゲル化剤、有機変性粘土鉱物、樹脂、紫外線吸収剤、防腐剤、抗菌剤、香料、酸化防止剤、成分(b)以外のpH調整剤、成分(b)、成分(c)以外の金属封鎖剤等を含有することができる。
また、本発明の皮膚外用剤又は化粧料の剤型は特に限定されず、水系、可溶化型、水中油乳化型、油中水乳化型をはじめ水中油中水乳化型、油中水中油乳化型などの多層型、油性型も可能であるが、みずみずしい使用感から、特に水系又は可溶化型又は水中油乳化型のものが好ましい。
本発明の化粧料は、化粧水、乳液、クリーム、アイクリーム、美容液、マッサージ料、パック料、ハンドクリーム、ボディクリーム、日焼け止め化粧料、リップクリーム等のスキンケア化粧料や、パウダーファンデーション、リキッドファンデーション、化粧用下地化粧料、白粉、コンシーラー、アイシャドウ、口紅等のメーキャップ化粧料を例示することができる。またその使用法は、手や指で使用する方法、スキンケア化粧料の場合では不織布等に含浸させて使用する方法等が挙げられる。
本発明の皮膚外用剤は、外用液剤、外用ゲル剤、クリーム剤、軟膏剤、リニメント剤、ローション剤、ハップ剤、硬膏剤、噴霧剤、エアゾール剤等法等が挙げられる。
本発明の皮膚外用剤又は化粧料の製造方法は、特に限定されるものではなく、常法により調製される。例えば、上記成分(a)〜(d)及び必要に応じて上記任意成分を水に溶解又は分散させ、水系組成物又は水中油型エマルションにすることにより製造することができ、例えば、ホモミキサーや高圧乳化機を用いて製造することができる。
以下に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらにより限定されるものではない。
実施例1〜8及び比較例1〜5:水系化粧水
表1に示す組成の水系化粧水を下記製造方法により調製し、「経時安定性(沈殿発生のなさ)」、「経時安定性(pH変動のなさ)」、「成分(d)の安定性」の各項目について、以下に示す評価方法及び判定基準により評価判定し、結果を併せて表1及び表2に示した。なお、実施例2においては、成分(d)としてトラネキサム酸を、それ以外においてはL−アスコルビン酸2−グルコシド使用した。
Figure 2019085333
Figure 2019085333
(製造方法)
A:成分(1)〜(10)を25℃にて均一に混合する。
B:成分(11)及び(12)を25℃にて均一に混合する。
C:成分(13)〜(16)を25℃にて均一に混合する。
D:25℃にてAを撹拌しながらB、Cの順に加え、水系化粧水を得た。
〔経時安定性(沈殿発生のなさ)〕
実施例1〜8及び比較例1〜5の水系化粧水を経時安定性加速試験として40℃の恒温槽に2週間保管し、専門評価者1名が外観の目視により沈殿の発生を観察し、さらに使用テストにより凝集物の有無を観察し、下記判定基準により評価した。
判定基準:
[保管による変色の状態] :[評点]
まったく沈殿がみられず、伸び広げても凝集物が観察されない : ◎
かすかにモヤ状の沈殿が認められるが、揺らすとすぐに消失し、
伸び広げても凝集物が観察されない : ○
モヤ状の沈殿が認められ、揺らしても消失せず、
伸び広げると凝集物が観察される : △
1mm以上のサイズの著しい沈殿がみられ、
伸び広げると著しい凝集物が観察される : ×
〔経時安定性(pH変動のなさ)〕
実施例1〜8及び比較例1〜5の水系化粧水について、製造直後の各試料の温度を20℃に調整して、ガラス電極式水素イオン濃度計(堀場製作所社製)を用いてpHを測定した。さらに、各資料を50℃の恒温槽に1ヶ月保管した後、温度を20℃に調整して、同様にpHを測定し、保管前からのpHの変化について、下記絶対判定基準にて評価した。
判定基準:
[保管による変臭の状態] :[評点]
0.1未満の変化である : ◎
0.1以上0.3未満の変化である : ○
0.3以上0.5未満の変化である : △
0.5以上の変化である : ×
〔成分(d)の安定性〕
実施例1〜8及び比較品1〜5の水系化粧料における成分(d)の含有量を、高速液体クロマトグラフィー(Waters社製 2695 Separations Module)にて測定した。測定は製造直後(30℃)の検出量を基準とし、40℃6ヶ月後のものと比較して、検出量から残存率を算出した。
判定基準:
[残存率] :[判定]
95%以上 : ◎
90%以上〜95%未満 : ○
85%以上〜90%未満 : △
85%未満 : ×
表1から明らかなごとく、本発明の実施例1〜8の水系化粧水は、「経時安定性(沈殿発生のなさ)」、「経時安定性(pH変動のなさ)」、「成分(d)の安定性」のすべての項目において優れた水系化粧水であった。これに対し、成分(b)のクエン酸及び/又はその塩の代わりにリン酸及び/又はその塩を用いて乳化した比較例1の水系化粧水は、成分(d)のL−アスコルビン酸2−グルコシドを安定化することができず、「経時安定性(沈殿発生のなさ)」、「経時安定性(pH変動のなさ)」の両項目においても著しく劣っていた。また、成分(c)について(c1)エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム及び(c2)ジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウムを併用せずにいずれか片方を使用した比較例2及び比較例3の水系化粧水は、経時でのpH変動が著しく、「経時安定性(沈殿発生のなさ)」及び「成分(d)の安定性」の両項目においても良好ではなかった。また、20℃におけるpHが6〜8の範囲でない比較例4及び比較例5の水系化粧水は、成分(d)の安定性が著しく劣っているばかりか、「経時安定性(沈殿発生のなさ)」、「経時安定性(pH変動のなさ)」の両項目においても良好ではなかった。
実施例9:可溶化型化粧水
(成分) (%)
1.リン酸L−アスコルビルマグネシウム 2.0
2.クエン酸 0.1
3.クエン酸ナトリウム 0.1
4.エチレンジアミン四酢酸三ナトリウム 0.05
5.ジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウム 0.1
7.水酸化ナトリウム 0.04
6.リン酸化糖カルシウム(*1) 0.5
7.精製水 残量
8.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(HLB=14) (注1) 0.5
9.セスキオレイン酸ソルビタン (注2) 0.1
10.2−エチルヘキサン酸セチル (注3) 0.1
11.パラオキシ安息香酸メチル 0.05
12.エタノール 5.0
13.1,3−ブチレングリコール 5.0
14.グリセリン 2.0
注1:HCO−60(日光ケミカルズ社製)
注2:コスモール 82(日清オイリオグループ社製)
注3:サラコス 816T(日清オイリオグループ社製)
(製造方法)
A:成分(1)〜(7)を25℃にて均一に混合する。
B:成分(8)〜(12)を25℃にて均一に混合する。
C:25℃にてAを撹拌しながらBを加え、可溶化する。
D:25℃にてCを撹拌しながら(13)及び(14)を加え、可溶化型化粧水を得た。
実施例9の可溶化型化粧水は、「経時安定性(沈殿発生のなさ)」、「経時安定性(pH変動のなさ)」、「成分(d)リン酸L−アスコルビルマグネシウムの安定性」共に優れているものであった。
(成分) (%)
実施例10:水中油乳化型化粧水
1.L−アスコルビルリン酸ナトリウム 2.0
2.クエン酸 0.1
3.クエン酸ナトリウム 0.1
4.エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム 0.05
5.ジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウム 0.1
7.水酸化ナトリウム 0.04
6.リン酸化糖カルシウム(*1) 0.5
7.精製水 残量
8.モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20モル)ソルビタン
(注4) 0.03
9.セスキオレイン酸ソルビタン 0.01
10.ポリオキシエチレン(8モル)アルキル(12〜15)
エーテルリン酸 (注5) 0.02
11.トリエチルヘキサノイン (注6) 0.08
12.パラメトキシケイ皮酸エチルヘキシル (注7) 0.02
13.パラオキシ安息香酸メチル 0.05
14.エタノール 5.0
15.1,3−ブチレングリコール 5.0
16.グリセリン 2.0
注4:ノニオン OT−221R(日清オイリオグループ社製)
注5:ニッコール DDP−8(日光ケミカルズ社製)
注6:T.I.O.(日清オイリオグループ社製)
注7:UVINUL MC80(BASF社製)
(製造方法)
A:成分(1)〜(7)を25℃にて均一に混合する。
B:成分(8)〜(14)を25℃にて均一に混合する。
C:25℃にてAを撹拌しながらBを加え、可溶化する。
D:25℃にてCを撹拌しながら(15)及び(16)を加え、水中油乳化型化粧水を得た。
実施例10の可溶化型化粧水は、「経時安定性(沈殿発生のなさ)」、「経時安定性(pH変動のなさ)」、「成分(d)L−アスコルビルリン酸ナトリウムの安定性」共に優れているものであった。
実施例11:水中油乳化型乳液
(成分) ( % )
1.ステアリン酸 1.0
2.セタノール 0.5
3.親油型モノステアリン酸グリセリン 0.5
4.ベヘニルアルコール 0.5
5.流動パラフィン 2.0
6.スクワラン 3.0
7.ホホバ油 3.0
8.イソノナン酸イソトリデシル(注8) 2.0
9.POE(20)コレステリルエーテル (注9) 1.0
10.香料 0.1
11.トリエタノールアミン 0.5
12.1, 3−ブチレングリコール 15.0
13.グリセリン 3.0
14.ポリエチレングリコール6000 (注10) 0.5
15.精製水 残量
16.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
17.L−アスコルビン酸硫酸エステル二ナトリウム 2.0
18.クエン酸 0.1
19.クエン酸ナトリウム 0.1
20.エチレンジアミン四酢酸二カリウム 0.05
21.ジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウム 0.1
22.水酸化ナトリウム 0.04
23.精製水 15.0
24.リン酸化糖カルシウム(*1) 0.5
25.精製水 5.0
26.カルボキシビニルポリマー(注11)(1%水溶液) 8.0
注8:サラコス 913(日清オイリオグループ社製)
注9:EMALEX CS−20(日本エマルジョン社製)
注10:PEG−6000P(三洋化成工業社製)
注11:CARBOPOL980(LUBRIZOL ADVANCED MATERIALS社製)
(製造方法)
A:成分(1)〜(10)を加熱溶解し、70℃に保つ。
B:成分(11)〜(16)を加熱溶解し、70℃に保つ。
C:A にB を加え乳化した後、冷却する。
D:成分(17)〜(23)を25℃にて均一に混合する。
E:25℃にてCを撹拌しながらDを加え、均一に混合する。
F:成分(24)と(25)を25℃にて均一に混合する。
G:25℃にてEを撹拌しながらFを加え、均一に混合する。
H:更に成分(26)を加え均一に混合し、水中油乳化型乳液を得た。
実施例11の水中油乳化型乳液は、「経時安定性(沈殿発生のなさ)」、「経時安定性(pH変動のなさ)」、「成分(d)L−アスコルビン酸硫酸エステル二ナトリウムの安定性」共に優れているものであった。
実施例12:水中油乳化型クリーム
(成分) (%)
1.ステアリン酸 2.5
2.セタノール 2.5
3.親油型モノステアリン酸グリセリン 2.0
4.ワセリン 2.0
5.ジペンタエリトリット脂肪酸エステル(注12) 2.0
6.ジカプリン酸プロピレングリコール(注13) 5.0
7.流動パラフィン 6.0
8.ポリブテン(30℃の粘度:400,000mm2/s) 2.0
9.スクワラン 5.0
10.ミツロウ 1.0
11.リンゴ酸ジイソステアリル(注14) 2.0
12.フェノキシエタノール 0.1
13.トリエタノールアミン 1.2
14.香料 0.1
15.1,3−ブチレングリコール 8.0
16.グリセリン 2.0
17.ポリエチレングリコール20000(注15) 0.5
18.精製水 残量
19.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
20.トラネキサム酸 2.0
21.クエン酸 0.1
22.クエン酸ナトリウム 0.1
23.エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム 0.05
24.ジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウム 0.1
25.水酸化ナトリウム 0.04
26.精製水 15.0
27.リン酸化糖カルシウム(*1) 0.5
28.精製水 5.0
29.カルボキシビニルポリマー(注11)(1%水溶液) 10.0
注12:コスモール 168ARNV(日清オイリオグループ社製)
注13:PDD(日光ケミカルズ社製)
注14:コスモール 222(日清オイリオグループ社製)
注15:ポリエチレングリコール20000 (日油社製)
(製造方法)
A:成分(1)〜(14)を加熱溶解し、70℃に保つ。
B:成分(15)〜(19)を加熱溶解し、70℃に保つ。
C:A にB を加え乳化した後、冷却する。
D:成分(20)〜(26)を25℃にて均一に混合する。
E:25℃にてCを撹拌しながらDを加え、均一に混合する。
F:成分(27)と(28)を25℃にて均一に混合する。
G:25℃にてEを撹拌しながらFを加え、均一に混合する。
H:更に成分(29)を加え均一に混合し、水中油乳化型乳液を得た。
実施例12の水中油乳化型クリームは、「経時安定性(沈殿発生のなさ)」、「経時安定性(pH変動のなさ)」、「成分(d)トラネキサム酸の安定性」共に優れているものであった。
実施例13:水中油乳化型美容液
(成分) (%)
1.水素添加大豆リン脂質(PC純度90%以上)(注16) 2.8
2.コレステロール 0.7
3.オクチルドデカノール(注17) 2.0
4.POE(30)コレステリルエーテル(注18) 1.0
5.ジメチルポリシロキサン(注19) 2.0
6.グリセリン 3.0
7.1,3−ブチレングリコール 15.0
8.1,2−ペンタンジオール 2.0
9.キサンタンガム 0.05
10.テアニン 0.05
11.精製水 残量
12.L−アスコルビン酸2−グルコシド 2.0
13.クエン酸 0.03
14.クエン酸ナトリウム 0.2
15.エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム 0.05
16.ジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウム 0.2
17.水酸化ナトリウム 0.3
18.精製水 15.0
19.リン酸化糖カルシウム(*1) 0.5
20.精製水 5.0
注16:ニッコール レシノールS−10EZ(日光ケミカルズ社製)
注17:リソノール 20SP(高級アルコール工業社製)
注18:EMALEX CS−30(日本エマルジョン社製)
注19:シリコン KF−96(20CS) (信越化学工業社製)
(製造方法)
A:成分(1)〜(8)を70℃にて加熱溶解する。
B:成分(9)〜(11)を70℃にて加熱後、Aに添加し乳化する。
C:Bを25℃まで冷却する。
D:成分(12)〜(18)を25℃にて均一に混合する。
E:25℃にてCを撹拌しながらDを加え、均一に混合する。
F:成分(19)と(20)を25℃にて均一に混合する。
G:25℃にてEを撹拌しながらFを加え、均一に混合する。
H:Gをマイクロフルイダイザーによって高圧処理(処理圧200)し、水中油乳化型美容液を得た。
実施例13の水中油乳化型美容液は、「経時安定性(沈殿発生のなさ)」、「経時安定性(pH変動のなさ)」、「成分(d)L−アスコルビン酸2−グルコシドの安定性」共に優れているものであった。
実施例14:リキッドファンデーション(水中油乳化型クリーム状)
(成分) (%)
1.1,3ブチレングリコール 5.0
2.水素添加大豆リン脂質(注20) 0.5
3.酸化チタン 5.0
4.ベンガラ 0.1
5.黄酸化鉄 1.0
6.黒酸化鉄 0.05
7.アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体(注21) 0.5
8.トリエタノールアミン 1.5
9.精製水 残 量
10.グリセリン 5.0
11.パラオキシ安息香酸エチル 0.1
12.ステアリン酸 0.9
13.モノステアリン酸グリセリン 0.3
14.セトステアリルアルコール 0.4
15.ショ糖脂肪酸エステル(注22) 0.5
16.流動パラフィン 3.0
17.ワセリン 2.0
18.パラメトキシケイ皮酸2―エチルヘキシル(注7) 5.0
19.香料 0.02
20.トラネキサム酸 2.0
21.クエン酸 0.1
22.クエン酸ナトリウム 0.1
23.エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム 0.05
24.ジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウム 0.1
25.水酸化ナトリウム 0.04
26.精製水 15.0
27.リン酸化糖カルシウム(*1) 0.5
28.精製水 5.0
注20:ニッコール レシノールS−10(日光ケミカルズ社製)
注21:ペミュレン TR−2 (NOVEON社製)
注22:DK−エステル S−160 (第一工業製薬社製)
(製造方法)
A:成分(1)〜(6)を分散する。
B:Aに成分(7)〜(11)を加え70℃で均一に混合する。
C:成分(12)〜(19)を70℃で均一に混合する。
D:CにBを加え乳化し、25℃まで冷却する。
E:成分(20)〜(26)を25℃にて均一に混合する。
F:25℃にてDを撹拌しながらEを加え、均一に混合する。
G:成分(27)と(28)を25℃にて均一に混合する。
H:25℃にてFを撹拌しながらGを加え、均一に混合し、リキッドファンデーション(水中油乳化型クリーム状)を得た。
実施例15のリキッドファンデーション(水中油乳化型クリーム状)は、「経時安定性(沈殿発生のなさ)」、「経時安定性(pH変動のなさ)」、「成分(d)トラネキサム酸の安定性」共に優れているものであった。
実施例16:日焼け止め化粧料(油中水乳化型クリーム状)
(成分) (%)
1.モノラウリン酸ポリオキシエチレン(20モル)ソルビタン 0.2
2.ポリオキシエチレン(60モル)硬化ヒマシ油(注1) 0.1
3.精製水 残 量
4.ジプロピレングリコール 10.0
5.硫酸マグネシウム 0.5
6.L−アスコルビン酸2−グルコシド 2.0
7.クエン酸 0.03
8.クエン酸ナトリウム 0.2
9.エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム 0.05
10.ジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウム 0.2
11.水酸化ナトリウム 0.3
12.精製水 15.0
13.リン酸化糖カルシウム(*1) 0.5
14.精製水 5.0
15.PEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン(注23)3.0
16.デカメチルシクロペンタシロキサン 20.0
17.2−デシルテトラデカノール(注24) 5.0
18.パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 8.0
19.ジメチルステアリルアンモニウムヘクトライト 1.2
注23:KF−6028(信越化学工業社製)
注24:リソノール 24SP(高級アルコール工業社製)
(製造方法)
A:成分(1)〜(5)を25℃にて均一に分散する。
B:成分(6)〜(12)を25℃にて均一に混合する。
C:成分(13)と(14)を25℃にて均一に混合する。
D:25℃にてAを撹拌しながらB、Cを加え、均一に混合する。
E:成分(15)〜(19)を均一に分散する。
F:Eを攪拌しながら徐々にDを加えて乳化し、油中水乳化型クリーム状日焼け止め化粧料を得た。
実施例16の日焼け止め化粧料(油中水乳化型クリーム状)は、「経時安定性(沈殿発生のなさ)」、「経時安定性(pH変動のなさ)」、「成分(d)L−アスコルビン酸2−グルコシドの安定性」共に優れているものであった。

Claims (4)

  1. 次の成分(a)〜(d);
    (a)リン酸化糖カルシウム
    (b)クエン酸及び/又はその塩
    (c)(c1)エチレンジアミン四酢酸塩及び(c2)ジエチレントリアミン五酢酸塩
    (d)水溶性L−アスコルビン酸誘導体及びトラネキサム酸から選ばれる1種又は2種以上の有効成分
    を含有し、20℃におけるpHが6〜8の範囲であることを特徴とする皮膚外用剤又は化粧料。
  2. 前記成分(d)の水溶性L−アスコルビン酸誘導体がL−アスコルビン酸2−グルコシド、リン酸L−アスコルビルマグネシウム、L−アスコルビルリン酸ナトリウム、L−アスコルビン酸硫酸エステル二ナトリウムから選ばれる1種又は2種以上である請求項1に記載の皮膚外用剤又は化粧料。
  3. 前記成分(b)及び(c)をそれぞれ0.1〜1.0質量%含有する請求項1又は2に記載の皮膚外用剤又は化粧料。
  4. 前記成分(c1)と(c2)の含有質量割合が(c1)/(c2)=0.01〜20である請求項1〜3のいずれか1項に記載の皮膚外用剤又は化粧料。
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