JP2009283308A - 雌型端子 - Google Patents

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    • H01R13/405Securing in non-demountable manner, e.g. moulding, riveting

Abstract

【課題】材料費や加工費の低減を図ることのできる雌型端子を提供する。
【解決手段】前端より雄型端子が挿入される挿入孔18を有した筒形のボックス部10と、ボックス部の内部に設けられ、ボックス部の前端より挿入されて来た雄型端子を、ボックス部の内壁との間に弾性反力により挟持するバネ片30とを具備する。バネ片が金属製の単品として製作された上で、ボックス部と組み合わせられて、ボックス部の内部に配設されている。ボックス部は、バネ片の固定端31を金型にセットしてインサート成形した樹脂の成形体で構成されている。ボックス部には、バネ片と対向すると共に、ボックス部の前端より挿入されて来た雄型端子を、バネ片との間に挟持する金属製の平板状の端子片20が圧入されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、前端より雄型端子が挿入される筒形のボックス部の内部にバネ片を有した雌型端子に関するものである。
図7は、例えば、特許文献1や特許文献2などに記載されている一般的なコネクタ用の雌型端子の構成を示している。この種の雌型端子は、1枚の金属板をプレス加工することにより一体に形成されており、前側に雄型端子が挿入される筒形のボックス部510を有し、後側に導体加締部530や被覆加締部540などの電線接続部を有している。
また、ボックス部510の内部には、ボックス部510の前端より挿入されて来た雄型端子を、ボックス部510の内壁との間に弾性反力により挟持するバネ片520が設けられている。このバネ片520は、通常、ボックス部510の前端に延出した帯状片を内側に折り曲げることで形成されている。
ボックス部510を設ける理由としては、バネ片520の反力を受けること、バネ片520を外部からの干渉より保護すること、コネクタハウジングに収容した際にハウジングとのロックを行うこと、等を挙げることができる。
特開平8−321345号公報 特開2003−59565号公報
従来の前記雌型端子では、ボックス部510とバネ片520とを、1枚の金属板をプレス加工することにより一体に形成している。従って、金属板材料の歩留まりが悪く材料費がかかる、プレス加工の金型や工程が複雑でコストがかかる、等の問題を有していた。
本発明は、上記事情を考慮し、材料費や加工費の低減を図ることのできる雌型端子を提供することを目的とする。
請求項1の発明の雌型端子は、前端より雄型端子が挿入される挿入孔を有した筒形のボックス部と、該ボックス部の内部に設けられ、ボックス部の前端より挿入されて来た前記雄型端子を、ボックス部の内壁との間に弾性反力により挟持するバネ片とを具備した雌型端子において、前記バネ片が金属製の単品として製作された上で、前記ボックス部と組み合わせられて、当該ボックス部の内部に配設されていることを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1に記載の雌型端子であって、前記ボックス部が、樹脂の成形体で構成されていることを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項2に記載の雌型端子であって、前記ボックス部が、前記バネ片の固定端を金型にセットしてインサート成形した樹脂の成形体で構成されていることを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項3に記載の雌型端子であって、前記ボックス部に、前記バネ片と対向すると共に、前記ボックス部の前端より挿入されて来た前記雄型端子を、前記バネ片との間に挟持する金属製の平板状の端子片が圧入されており、その端子片の前記ボックス部外に突出した部分に、電線との接続部が設けられていることを特徴としている。
請求項5の発明は、請求項3に記載の雌型端子であって、前記バネ片が、金属製の端子片に一体に形成されており、その端子片の一部を金型にセットすることで、前記ボックス部がインサート成形されていることを特徴としている。
請求項6の発明は、請求項2に記載の雌型端子であって、前記バネ片が、金属製の端子片に一体に形成されており、その端子片が、前記樹脂の成形体よりなる前記ボックス部に圧入されていることを特徴としている。
請求項7の発明は、請求項2〜6のいずれか1項に記載の雌型端子であって、前記樹脂の成形体よりなるボックス部が複数連結されていることを特徴としている。
請求項8の発明は、請求項1に記載の雌型端子であって、前記ボックス部が金属で構成され、該ボックス部の両側壁に前端から形成されたスリットに、前記バネ片の両側部に突設された突起が係合されることで、前記バネ片が前記ボックス部に組み付けられていることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、バネ片を金属製の単品として製作した上でボックス部と組み合わせているので、ボックス部とバネ片を1枚の金属板でプレス加工する場合と比べて、材料費や加工費の低減を図ることができる。また、少なくともバネ片は金属製であるから、大きな弾性反力で雄型端子を挟持することができる。
請求項2の発明によれば、ボックス部を樹脂の成形体で構成しているので、材料費や加工費を大幅に低減することができる。また、金属より軽量の樹脂でボックス部を構成したので、端子全体の軽量化を図ることができる。また、ボックス部を樹脂で成形した場合、隣接するボックス部同士を連結することで、複数の雌型端子を一体部品化することができる。また、そうした場合、コネクタハウジングに端子ごとに個別に端子挿入用キャビティを設ける必要がなくなるため、コネクタハウジングの構成の単純化を図ることができる。また、場合によっては、コネクタハウジングを省略することも可能になるので、大幅な構造の単純化によるコストダウンが見込める。
請求項3の発明によれば、ボックス部が、バネ片の固定端を金型にセットしてインサート成形した樹脂の成形体で構成されているので、組付工程の簡略化を図ることができる。
請求項4の発明によれば、ボックス部に、バネ片との間に雄型端子を挟持する金属製の平板状の端子片を圧入したので、ボックス部の樹脂壁とバネ片とで雄型端子を挟持する場合よりも、耐久性の向上を図ることができる。また、その端子片のボックス部外に突出した部分に、電線との接続部が設けられているので、電線との接続も容易にできる。
請求項5の発明によれば、バネ片を金属製の端子片に一体に形成し、その端子片の一部を金型にセットすることで、ボックス部をインサート成形しているので、バネ片と端子片を別に用意する場合と比べて、構成を単純化できる。また、インサート成形品であるから、組付工程を簡略化することができる。
請求項6の発明によれば、バネ片を一体に形成した金属製の端子片を、樹脂製のボックス部に圧入しているので、端子片を金型にセットしてインサート成形する場合に比べて、成形コストを抑制することができる。
請求項7の発明によれば、樹脂の成形体よりなるボックス部を複数連結したので、コネクタを簡単に組み立てることができるようになる。
請求項8の発明によれば、ボックス部が金属で構成されている場合でも、ボックス部の両側壁に前端から形成したスリットに、バネ片の両側部に突設した突起を係合することで、バネ片をボックス部に組み付けているので、ボックス部を完全に加工した後にバネ片をボックス部に組み付けることができ、加工の面倒を低減することができ、コスト低減を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は第1実施形態の雌型端子の構成図で、図1(a)は外観斜視図、図1(b)は図1(a)のIb−Ib矢視部で断面とした斜視図、図1(c)は図1(b)の分解斜視図である。
この雌型端子は、前端より雄型端子(図示略)が挿入される挿入孔18を有した筒形のボックス部10と、そのボックス部10の内部に設けられ、ボックス部10の前端より挿入されて来た雄型端子を、ボックス部10の内壁との間に弾性反力により挟持するバネ片30と、ボックス部10にバネ片30と対向するように圧入され、ボックス部10の前端より挿入されて来た雄型端子を、バネ片30との間に挟持する金属製の帯板状の端子片20と、を具備している。
バネ片30は金属製の単品として製作された上で、ボックス部10の内部に配設されている。この場合、ボックス部10は、バネ片30の固定端31を金型にセットしてインサート成形された樹脂の成形体として構成されており、バネ片30の自由端32がボックス部10の挿入孔18内に突出している。
ボックス部10は、上壁11と下壁12と両側壁13とを有する角筒状のもので、下壁12の上面に端子片20が圧入されている。ボックス部10の両側壁13には、後端から圧入溝14が形成されており、その圧入溝14に、端子片20の両袖部に設けた突片22が圧入されることで、端子片20がボックス部10に装着されている。この場合、圧入溝14の入口に、圧入された端子片20の突片22を抜け止めする係合壁15が設けられ、係合壁15の入口側に、端子片20の突片22の圧入を容易にする傾斜案内部が設けられている。なお、端子片20の先端にも、圧入を容易にするための傾斜面23が設けられている。また、端子片20のボックス部10外に突出した部分には、電線との接続部21が設けられている。
この雌型端子を作る場合は、まず、単品で金属製のバネ片30と端子片20を製作する。バネ片30は、固定端31と自由端32を有する単純形状の小片であり、簡単にプレスで形成することができる。また、端子片20も、帯板の前側両袖部に突片22を有した単純な形状のものであるから、簡単に金属平板から打ち抜き加工することができる。
次に、バネ片30を金型にセットして、金型に樹脂を注入することで、ボックス部10をインサート成形により形成する。次いで、ボックス部10の後端から端子片20を、ボックス部10の圧入溝14に圧入することで、雌型端子を完成させることができる。
この雌型端子のボックス部10に雄型端子を挿入すると、バネ片30を押圧変形させながら雄型端子が奥に進入していき、所定位置まで進入すると、バネ片30の弾性反力により、雄型端子がバネ片30の自由端32と端子片20との間に挟持される。そして、それにより雄型端子と雌型端子の端子片20とが電気的に接続される。
本実施形態の雌型端子によれば、バネ片30を金属製の単品として製作した上で、ボックス部10と組み合わせているので、ボックス部とバネ片を1枚の金属板でプレス加工する従来の場合と比べて、材料費や加工費の低減を図ることができる。特に、ボックス部10を樹脂の成形体で構成しているので、材料費や加工費を大幅に低減することができるし、バネ片30をインサートすることでボックス部10を成形しているので、組付工程の簡略化を図ることができる。また、金属より軽量の樹脂でボックス部10を構成していることから、雌型端子全体の軽量化を図ることができる。なお、バネ片30は金属製であるから、大きな弾性反力で雄型端子を挟持することができる。
また、ボックス部10に、バネ片30との間に雄型端子を挟持する金属製の帯板状の端子片20を圧入しているので、ボックス部10の樹脂壁とバネ片30とで雄型端子を挟持する場合よりも、耐久性の向上を図ることができる。また、その端子片20のボックス部10外に突出した部分に、電線との接続部21を設けているので、電線と接続するのも容易にできる。
また、ボックス部10を樹脂で成形した場合は、隣接するボックス部10同士を絶縁性能を確保した状態で容易に連結することができるようになり、複数の雌型端子を一体部品化することもできる。そして、そのようにボックス部10を多連に連結した場合は、コネクタハウジングに端子ごとに個別に端子挿入用キャビティを設ける必要がなくなるため、コネクタハウジングの構成の単純化を図ることができるし、場合によっては、コネクタハウジングを省略することも可能になるので、大幅な構造の単純化によるコストダウンが見込める。
<第2実施形態>
図2は第2実施形態の雌型端子の概略構成を示す斜視図である。
この雌型端子は、前端より雄型端子(図示略)が挿入される挿入孔118を有した筒形の樹脂製のボックス部110と、そのボックス部110と組み合わせられ、ボックス部110の前端より挿入されて来た雄型端子をボックス部110の内壁との間に弾性反力により挟持するバネ片122を有した金属製の端子片120と、を具備している。
端子片120は、帯板状の基板121の先端にバネ片122を有し、基板121の後部に電線接続部としての導体加締片123と被覆加締片124とを有している。そして、端子片120の基板121の前後方向の中間部を金型にセットすることで、ボックス部110がインサート成形され、それにより、ボックス部110と端子片120とが一体化されている。この場合、ボックス部110を構成する樹脂の中に埋まる端子片120側の部分に、図3(a)の斜視図や図3(b)の展開図に示すような突片125を設けておけば、樹脂製のボックス部110と端子片120とを、より強固に一体化することができる。
この雌型端子を作る場合は、まず、金属板により単品で、先端にバネ片122を有し、後部に導体加締片123と被覆加締片124とを有する端子片120を製作する。この場合、端子片120は、ボックス部110を一体に設ける必要がないので、簡単にプレスで形成することができる。
次に、端子片120の一部を金型にセットして、金型に樹脂を注入することで、ボックス部110をインサート成形により形成する。このように成形することにより、端子片120とボックス部110が一体化されると共に、バネ片122はボックス部110の挿入孔118の内部に突出した形で露出する。
このように構成した雌型端子のボックス部110に雄型端子を挿入すると、バネ片122を押圧変形させながら雄型端子が奥に進入していき、所定位置まで進入すると、バネ片122の弾性反力により、雄型端子がバネ片122とボックス部110の内壁との間に挟持される。そして、それにより雄型端子と雌型端子の端子片120とが電気的に接続される。
本実施形態の雌型端子によれば、バネ片122を有する端子片120を金属製の単品として製作した上で、ボックス部110と組み合わせているので、ボックス部とバネ片を1枚の金属板でプレス加工する従来の場合と比べて、材料費や加工費の低減を図ることができる。特に、ボックス部110を樹脂の成形体で構成しているので、材料費や加工費を大幅に低減することができるし、バネ片122を有する端子片120をインサートすることでボックス部110を成形しているので、組付工程の簡略化を図ることができる。また、金属より軽量の樹脂でボックス部110を構成していることから、雌型端子全体の軽量化を図ることができる。なお、バネ片122は金属製であるから、大きな弾性反力で雄型端子を挟持することができる。また、端子片120の後部に電線接続部として導体加締片123と被覆加締片124を設けているので、電線と接続するのも容易にできる。
また、ボックス部110を樹脂で成形した場合は、図4に示すように、隣接するボックス部110同士を絶縁性能を確保した状態で容易に連結することができるようになり、複数の雌型端子を一体部品化することもできる。例えば、予め複数のボックス部110を一体的に有する樹脂ハウジング110Bを形成し、その樹脂ハウジング110Bの各ボックス部110にそれぞれ端子片120をセットすれば、多連式の雌型端子を構成することもできる。
このように構成した場合は、コネクタハウジングに端子ごとに個別に端子挿入用キャビティを設ける必要がなくなるため、コネクタハウジングの構成の単純化を図ることができる。また、場合によっては、コネクタハウジングを省略することも可能になるので、大幅な構造の単純化によるコストダウンが見込める。
なお、本実施形態では、ボックス部110を、端子片120を金型にセットしてインサート成形して得る場合を示したが、最初に別体でボックス部110を成形しておき、後から、バネ片122を有する端子片120を、樹脂製のボックス部110に圧入して構成することもできる。
<第3実施形態>
図5は第3実施形態の雌型端子の構成図であり、図5(a)は雌型端子の外観斜視図、図5(b)は図5(a)のVb−Vb矢視部で断面とした斜視図、図6はボックス部にバネ片を組み付けようとしている状態を示す斜視図である。
この雌型端子は、前端より雄型端子(図示略)が挿入される挿入孔218を有した筒形のボックス部210と、そのボックス部210の内部に設けられ、ボックス部210の前端より挿入されて来た雄型端子を、ボックス部210の内壁との間に弾性反力により挟持するバネ片220と、を具備している。
バネ片220は金属製の単品として製作された上で、同様に金属製の単品として製作されたボックス部210の内部に配設されている。
ボックス部210は、上壁211、214と下壁212と両側壁213とを有する角筒状のもので、両側壁に、その前端からボックス部210の長手方向に沿ってスリット215が形成されている。一方、バネ片220は、帯板221を波形に曲げ、その両側部に軸状の突起223を突設したもので、自由端部222で雄型端子を押圧することができるようになっている。そして、バネ片220の両側部に突設された突起223を、スリット215に前端から挿入して、スリット215の後端216部に位置決めして係合させることにより、バネ片220がボックス部210に組み付けられている。
この雌型端子を作る場合は、まず、単品で金属製のボックス部210とバネ片220とを製作する。ボックス部210は、単純な角筒状のもので、バネ片を一体に有するものではないので、簡単にプレスで形成することができる。また、バネ片220も、帯板221を波形に曲げて、両側部に突起223を設けた単純形状の小片であるから、簡単にプレスで形成することができる。
次に、バネ片220の突起223をボックス部210のスリット215に挿入して、所定位置で係合させることにより、雌型端子を完成させることができる。
この雌型端子のボックス部210に雄型端子を挿入すると、バネ片220を押圧変形させながら雄型端子が奥に進入していき、所定位置まで進入すると、バネ片220の弾性反力により、雄型端子がバネ片220とボックス部210の内壁の間に挟持される。そして、それにより雄型端子と雌型端子とが電気的に接続される。
本実施形態の雌型端子によれば、バネ片220を金属製の単品として製作した上で、ボックス部210と組み合わせているので、ボックス部とバネ片を1枚の金属板でプレス加工する従来の場合と比べて、材料費や加工費の低減を図ることができる。また、ボックス部210の両側壁213に前端から形成したスリット215に、バネ片220の両側部に突設した突起223を係合することで、バネ片220をボックス部210に組み付けているので、ボックス部210を完全に加工した後にバネ片220をボックス部210に組み付けることができ、加工の面倒を低減することができ、コスト低減を図ることができる。
なお、電線との接続部さえ確保できれば、必ずしもボックス部210の全体を金属で形成しなくてもよく、例えばスリット215を有する側壁部分などを樹脂で構成してもよい。
本発明の第1実施形態の雌型端子の構成図で、(a)は外観斜視図、(b)は(a)のIb−Ib矢視部で断面とした斜視図、(c)は(b)の分解斜視図である。 本発明の第2実施形態の雌型端子の概略構成を示す斜視図である。 同第2実施形態の変形例を示し、(a)は端子片の部分斜視図、(b)は端子片の展開図である。 同第2実施形態の発展例を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態の雌型端子の構成図であり、(a)は雌型端子の外観斜視図、(b)は(a)のVb−Vb矢視部で断面とした斜視図である。 同第3実施形態の雌型端子を構成するに当たり、ボックス部にバネ片を組み付けようとしている状態を示す斜視図である。 従来の雌型端子の一例を示す斜視図である。
符号の説明
10 ボックス部
18 挿入孔
20 端子片
21 電線との接続部
30 バネ片
31 固定端
110 ボックス部
118 挿入孔
120 端子片
122 バネ片
210 ボックス部
215 スリット
218 挿入孔
220 バネ片
223 突起

Claims (8)

  1. 前端より雄型端子が挿入される挿入孔を有した筒形のボックス部と、該ボックス部の内部に設けられ、ボックス部の前端より挿入されて来た前記雄型端子を、ボックス部の内壁との間に弾性反力により挟持するバネ片とを具備した雌型端子において、
    前記バネ片が金属製の単品として製作された上で、前記ボックス部と組み合わせられて、当該ボックス部の内部に配設されていることを特徴とする雌型端子。
  2. 請求項1に記載の雌型端子であって、
    前記ボックス部が、樹脂の成形体で構成されていることを特徴とする雌型端子。
  3. 請求項2に記載の雌型端子であって、
    前記ボックス部が、前記バネ片の固定端を金型にセットしてインサート成形した樹脂の成形体で構成されていることを特徴とする雌型端子。
  4. 請求項3に記載の雌型端子であって、
    前記ボックス部に、前記バネ片と対向すると共に、前記ボックス部の前端より挿入されて来た前記雄型端子を、前記バネ片との間に挟持する金属製の平板状の端子片が圧入されており、その端子片の前記ボックス部外に突出した部分に、電線との接続部が設けられていることを特徴とする雌型端子。
  5. 請求項3に記載の雌型端子であって、
    前記バネ片が、金属製の端子片に一体に形成されており、その端子片の一部を金型にセットすることで、前記ボックス部がインサート成形されていることを特徴とする雌型端子。
  6. 請求項2に記載の雌型端子であって、
    前記バネ片が、金属製の端子片に一体に形成されており、その端子片が、前記樹脂の成形体よりなる前記ボックス部に圧入されていることを特徴とする雌型端子。
  7. 請求項2〜6のいずれか1項に記載の雌型端子であって、
    前記樹脂の成形体よりなるボックス部が複数連結されていることを特徴とする雌型端子。
  8. 請求項1に記載の雌型端子であって、
    前記ボックス部が金属で構成され、該ボックス部の両側壁に前端から形成されたスリットに、前記バネ片の両側部に突設された突起が係合されることで、前記バネ片が前記ボックス部に組み付けられていることを特徴とする雌型端子。
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