JP4597750B2 - 雌型の端子金具及びコネクタ - Google Patents

雌型の端子金具及びコネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP4597750B2
JP4597750B2 JP2005116102A JP2005116102A JP4597750B2 JP 4597750 B2 JP4597750 B2 JP 4597750B2 JP 2005116102 A JP2005116102 A JP 2005116102A JP 2005116102 A JP2005116102 A JP 2005116102A JP 4597750 B2 JP4597750 B2 JP 4597750B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
female terminal
longitudinal direction
pressing
terminal fitting
accommodating chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005116102A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006294513A (ja
Inventor
友美 勝浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2005116102A priority Critical patent/JP4597750B2/ja
Publication of JP2006294513A publication Critical patent/JP2006294513A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4597750B2 publication Critical patent/JP4597750B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、自動車などに配索されるワイヤハーネスを構成する端子金具及びコネクタに関する。
移動体としての自動車には、多種多様な電子機器が搭載される。前記自動車は、前記電子機器に電力や制御信号などを伝えるために、ワイヤハーネスを配索している。ワイヤハーネスは、複数の電線と、コネクタ(例えば、特許文献1参照)と、を備えている。電線は、導電性の芯線と、該芯線を被覆する絶縁性の被覆部と、を備えた所謂被覆電線である。
特許文献1に示されたコネクタは、雌型の端子金具(以下、雌端子と記す)と、コネクタハウジングとを備えている。雌端子は、導電性の板金などからなり、電線接続部と電気接触部とを備えている。電線接続部には、前述の電線が電気的及び機械的に接続される。電気接触部は、コネクタに嵌合する相手側のコネクタの端子金具の電気接触部と電気的及び機械的に接続する。
コネクタハウジングは、絶縁性の合成樹脂からなり筒状に形成されている。コネクタハウジングは、端子金具を収容する端子収容室が設けられている。端子収容室は、直線状に延びた孔(空間)である。
前述した雌端子とコネクタハウジングとのうち一方には、係止片が設けられている。係止片が、他方に係止することで、雌端子が端子収容室内に収容された格好で、コネクタハウジングに雌端子が固定される。
前述したコネクタ即ちワイヤハーネスは、以下のように組み立てられる。まず、雌端子の電線接続部に電線が取り付けられた後、該雌端子を端子収容室の長手方向に沿って該端子収容室内に挿入する。そして、係止片が前述した他方に係止する。こうして、コネクタ即ちワイヤハーネスが組み立てられる。
そして、ワイヤハーネスは、前述したコネクタが自動車などに装備される電子機器のコネクタと嵌合するなどして、自動車に配索されて、各電子機器に所望の電力や信号を供給する。
特開2004−55233号公報
前述した特許文献1などに示された従来のコネクタは、雌端子を端子収容室の長手方向に沿って該端子収容室内に挿入するため、端子収容室に内面と雌端子との間にガタが生じる。即ち、雌端子が、端子収容室内で、特に該端子収容室の長手方向に直交する方向に沿って、移動自在となっていた(がたつくこととなっていた)。
このため、前述したワイヤハーネスが自動車などに配索されると、該自動車の走行中の振動により、雌端子がコネクタハウジングに対して相対的に振動して、雌端子と相手側の端子金具との接点同士が位置ずれを繰り返して、該接点が所謂フレッチング腐食などを生じて、雌端子と相手側の端子金具との間の電気的な接続が不安定になることがあった。
したがって、本発明の目的は、コネクタハウジング内で該コネクタハウジングに対して相対的に振動することを防止して、相手側の端子金具との電気的な接続を安定させることを可能にする雌型の端子金具及び該雌型の端子金具を備えたコネクタを提供することにある。
前述した課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の雌型の端子金具は、コネクタハウジングの端子収容室内に収容されて、相手側の端子金具の挿入子と電気的に接続する電気接触部を備えた雌型の端子金具において、前記電気接触部は、前記挿入子が侵入する筒状の内側筒状部と、この内側筒状部の外側に嵌合した筒状部とを有する筒部と、弾性変形自在で、かつ前記筒部の外面から外方向に凸に形成されているとともに、前記端子収容室内に前記筒部が収容されると弾性変形して該端子収容室の内面を前記挿入子の長手方向に直交する方向に沿って押圧する押圧部と、を備え、前記押圧部が、前記筒状部の長手方向の中央に設けられていることを特徴している。
請求項2に記載の本発明の雌型の端子金具は、請求項1に記載の雌型の端子金具において、前記電気接触部は、前記挿入子と接触する接点を備え、前記押圧部は、前記挿入子の長手方向に直交する方向に沿って、前記接点と並設される位置に設けられていることを特徴としている。
請求項3に記載の本発明の雌型の端子金具は、請求項2に記載の雌型の端子金具において、前記押圧部は、一対設けられ、これら一対の押圧部は、互いの間に前記接点を位置付ける位置に設けられていることを特徴としている。
請求項4に記載の本発明の雌型の端子金具は、請求項1ないし請求項3のうちいずれか一項に記載の雌型の端子金具において、前記押圧部は、長手方向の両端が前記筒部に連なり、かつ長手方向の中央部が前記端子収容室の内面を押圧することを特徴としている。
請求項5に記載の本発明の雌型の端子金具は、請求項4に記載の雌型の端子金具において、前記押圧部の長手方向は、前記挿入子の長手方向と平行に配されていることを特徴としている。
請求項6に記載の本発明の雌型の端子金具は、請求項1ないし請求項5のうちいずれか一項に記載の雌型の端子金具において、前記電気接触部の筒部には、前記内側筒状部内に前記挿入子を導く導入口を備え、前記導入口の厚みは、前記挿入子の厚みと等しいことを特徴としている。
請求項7に記載の本発明のコネクタは、請求項1ないし請求項6のうちいずれか一項に記載の雌型の端子金具と、前記雌型の端子金具を収容する端子収容室が設けられたコネクタハウジングと、を備えたことを特徴としている。
請求項1に記載した本発明の雌型の端子金具によれば、押圧部が挿入子即ち端子収容室の長手方向に直交する方向に沿って、端子収容室の内面を押圧する。このため、端子収容室内に収容されると、特に挿入子即ち端子収容室の長手方向に直交する方向に沿って、移動することが規制される。
請求項2に記載した本発明の雌型の端子金具によれば、押圧部が接点と、挿入子即ち端子収容室の長手方向に直交する方向に沿って並設されているので、接点が特に挿入子即ち端子収容室の長手方向に直交する方向に沿って、移動することを確実に規制できる。
請求項3に記載した本発明の雌型の端子金具によれば、押圧部が一対設けられ、これら一対の押圧部間に接点が位置付けられているので、接点が特に挿入子即ち端子収容室の長手方向に直交する方向に沿って、移動することをより確実に規制できる。
請求項4に記載した本発明の雌型の端子金具によれば、長手方向の両端が筒部に連なり長手方向の中央部が端子収容室の内面を押圧するので、押圧部が、端子収容室の内面を、挿入子即ち端子収容室の長手方向に直交する方向に沿って、確実に押圧できる。
請求項5に記載した本発明の雌型の端子金具によれば、押圧部の長手方向が挿入子即ち端子収容室の長手方向と平行なので、端子収容室に挿入する際に、押圧部が端子収容室の内面などに引っ掛かることを防止できる。
請求項6に記載した本発明の雌型の端子金具によれば、雌端子の導入口の厚みが挿入子の厚みと等しいので、雌端子の筒部内に侵入した挿入子が、雌端子に対して移動することが確実に規制される。
請求項7に記載した本発明のコネクタによれば、雌型の端子金具の押圧部が挿入子即ち端子収容室の長手方向に直交する方向に沿って、端子収容室の内面を押圧する。このため、特に挿入子即ち端子収容室の長手方向に直交する方向に沿って、端子収容室内の雌型の端子金具が移動することを規制できる。
以上説明したように、請求項1に記載の本発明は、端子収容室内に収容されると、特に挿入子即ち端子収容室の長手方向に直交する方向に沿って、雌型の端子金具が移動することを規制できる。このため、雌型の端子金具がコネクタハウジング内で該コネクタハウジングに対して相対的に振動(移動)することを防止でき、雌型の端子金具と相手側の端子金具との電気的な接続を安定させることができる。
請求項2に記載の本発明は、接点が特に挿入子即ち端子収容室の長手方向に直交する方向に沿って移動することを確実に規制できる。このため、雌型の端子金具と相手側の端子金具と接点がコネクタハウジングに対して相対的に振動(移動)することを規制でき、相手側の端子金具との電気的な接続を安定させることができる。
請求項3に記載の本発明は、接点が特に挿入子即ち端子収容室の長手方向に直交する方向に沿って、移動することをより確実に規制できる。このため、雌型の端子金具と相手側の端子金具と接点がコネクタハウジングに対して相対的に振動(移動)することをより規制でき、相手側の端子金具との電気的な接続をより安定させることができる。
請求項4に記載の本発明は、押圧部が、端子収容室の内面を、挿入子即ち端子収容室の長手方向に直交する方向に沿って、確実に押圧できる。このため、特に挿入子即ち端子収容室の長手方向に直交する方向に沿って、雌型の端子金具が移動することを確実に規制できる。
請求項5に記載の本発明は、端子収容室に挿入する際に、押圧部が端子収容室の内面などに引っ掛かることを防止できる。このため、雌端子を容易にコネクタハウジング内に挿入できる。
請求項6に記載の本発明は、雌型の端子金具の筒部内に侵入した挿入子が、雌型の端子金具に対して移動することを確実に規制できる。このため、雌型の端子金具と相手側の端子金具と接点がコネクタハウジングに対して相対的に振動(移動)することをより確実に規制でき、相手側の端子金具との電気的な接続を安定させることができる。
請求項7に記載の本発明は、請求項1ないし請求項6のうちいずれかに記載の雌型の端子金具を備えているので、雌型の端子金具がコネクタハウジング内で該コネクタハウジングに対して相対的に振動(移動)することを防止でき、雌型の端子金具と相手側の端子金具との電気的な接続を安定させることができる。
本発明の一実施形態にかかる雌型の端子金具及びコネクタを、図1ないし図9を参照して説明する。
本発明の一実施形態にかかるコネクタ1は、図1に示すように、コネクタハウジング2と、複数の雌型の端子金具(以下、単に雌端子と記し、図1には、一本のみ示し、他を省略す)3とを備えている。なお、図1において、以下、後述の電線4の長手方向を奥行き方向と呼び、矢印Yで示す。奥行き方向Yは、挿入子としての雄タブ24の長手方向をなしている。奥行き方向Yと直交しかつ複数の後述する端子収容室5が並ぶ方向を幅方向と呼び、矢印Xで示す。幅方向Xは、挿入子としての雄タブ24の長手方向に直交する方向をなしている。奥行き方向Yと幅方向Xとの双方に直交する方向を厚み方向と呼び、矢印Zで示す。厚み方向Zは、挿入子としての雄タブ24の長手方向に直交する方向をなしている。また、本発明では、前述した奥行き方向Yの各部の寸法を奥行きと呼び、幅方向Xの各部の寸法を幅と呼び、厚み方向Zの各部の寸法を厚みと呼ぶ。
コネクタハウジング2は、絶縁性の合成樹脂からなり筒状(箱状)に形成されている。コネクタハウジング2内には、複数の端子収容室5と、ロックアーム6とが設けられている。端子収容室5は、直線状に延びた空間(孔)である。端子収容室5の長手方向は、前述した奥行き方向Yと平行である。複数の端子収容室5は、互いに平行に配されている。端子収容室5の両端は、コネクタハウジング2の外表面に開口している。ロックアーム6は、相手側のコネクタのコネクタハウジングと嵌合する。
雌端子3は、後述の電線接続部10に電線4が取り付けられて、端子収容室5内に収容される。そして、雌端子3は、電線4の芯線即ち該電線4と電気的に接続する。電線4は、図1ないし図3に示すように、導電性の芯線7と、絶縁性の被覆部8とを備えている。芯線7は、複数の素線が束ねられて構成されている。素線は、銅などの金属からなる。被覆部8は、絶縁性の合成樹脂からなり、芯線7を被覆している。
雌端子3は、図1に示すように、電線接続部10と、電気接触部11とを備えている。電線接続部10は、導電性の板金からなり、平板状の底板12と、一対の芯線かしめ片13と、一対の被覆かしめ片14とを一体に備えている。底板12は、平面形状が矩形状に形成されている。一対の芯線かしめ片13は、底板12の長手方向の中央部に設けられている。芯線かしめ片13は、底板12の幅方向の両縁から立設している。芯線かしめ片13は、底板12から離れた側の縁が底板12に近づくように曲げられて、芯線7を底板12との間に挟んで、該芯線7をかしめる。
被覆かしめ片14は、底板12の長手方向の一端部に設けられている。被覆かしめ片14は、底板12の幅方向の両縁から立設している。被覆かしめ片14は、底板12から離れた側の縁が底板12に近づくように曲げられて、被覆部8即ち電線4を底板12との間に挟んで、該電線4をかしめる。
電線接続部10は、芯線かしめ片13が芯線7をかしめ、被覆かしめ片14が被覆部8をかしめて、電線4と電気的及び機械的に接続される。電線接続部10の長手方向と、該電線接続部10に接続される電線4の長手方向とは、平行である。
電気接触部11は、図2及び図6に示すように、内側接触部15と、外側押圧部材16と、を備えている。内側接触部15は、前述した電線接続部10と一体に形成され、勿論導電性の板金を折り曲げるなどして形成されている。内側接触部15は、内側筒状部17と、内側筒状部17に一体に設けられた一対の導入片18と、内側筒状部17に一体に設けられた一対の接触片19とを備えている。
内側筒状部17は、底板20と、該底板20の両端から立設した格好の一対の側板21と、一方の側板21に連なりかつ底板20と平行な天井板22とを備えて、(四)角筒状に形成されている。底板20は、前述した電線接続部10の底板12に連なっている。内側筒状部17即ち電気接触部11と電線接続部10とは、電線接続部10に取り付けられる電線4の長手方向に沿って、互いに並設されているとともに、それぞれの長手方向が前記電線4の長手方向と平行に配されている。
一対の導入片18のうちの一方の導入片18は、底板20の電線接続部10から離れた側の縁に連なり、該底板20から天井板22に向かって延在した後、底板20と平行に電線接続部10に向かって延在している。他方の導入片18は、天井板22の電線接続部10から離れた側の縁に連なり、該天井板22から底板20に向かって延在した後、天井板22と平行に電線接続部10に向かって延在している。一対の導入片18は、互いの間を通して、雌端子3と接続する相手側の端子金具としての雄型の端子金具(以下、単に雄端子と記し、図3に示す)23の挿入子としての雄タブ24が内側筒状部17内に侵入することを許容する。このように、一対の導入片18間の空間は、内側筒状部17内に雄タブ24を導く導入口25をなしている。なお、雄端子23の構成は、後ほど説明する。
一対の導入片18間の間隔D1は、雄タブ24の弾性変形していない中立状態での前述した厚み方向Zの厚みT1と等しい。なお、一対の導入片18間の間隔D1は、導入口25の厚み方向Zの厚みをなしている。
一対の接触片19のうちの一方の接触片19は、底板20に一体に形成されている。一方の接触片19は、長手方向が前述した奥行き方向Yと平行な帯板状に形成されている。一方の接触片19は、長手方向の両端が底板20に連なりかつ長手方向の中央部が両端より天井板22に近づくように曲げられている。また、一方の接触片19の長手方向の中央部は、奥行き方向Yに沿って、平坦に形成されている。一方の接触片19は、長手方向の中央部が他方の接触片19から離れるように、弾性変形自在となっている。
一対の接触片19のうちの他方の接触片19は、天井板22に一体に形成されている。他方の接触片19は、一方の接触片19と厚み方向Zに沿って相対している。他方の接触片19は、長手方向が前述した奥行き方向Yと平行な帯板状に形成されている。他方の接触片19は、長手方向の両端が天井板22に連なりかつ長手方向の中央部が両端より底板20に近づくように曲げられている。
また、他方の接触片19の長手方向の中央部は、奥行き方向Yに沿って、略平坦に形成されている。他方の接触片19は、長手方向の中央部が一方の接触片19から離れるように、弾性変形自在となっている。さらに、他方の接触片19の長手方向の中央部には、一方の接触片19に向かって凸に形成された接触凸部26が設けられている。接触凸部26は、雄タブ24と接触する接点をなしている。
一方の接触片19の中央部と他方の接触片19に設けられた接触凸部26との間隔D2即ち一対の接触片19間の間隔D2は、前述した中立状態の雄タブ24の厚みT1より若干小さい。また、一対の接触片19間の空間は、前述した一対の導入片18間の空間即ち導入口25と、奥行き方向Yに沿って、並べられている。
一対の接触片19間には、内側筒状部17に侵入した雄タブ24が侵入する。一対の接触片19は、互いに間に雄タブ24が侵入すると、互いに離れるように弾性変形する。そして、一対の接触片19は、弾性復元力を生じて、互いの間に雄タブ24を挟む。一対の接触片19が雄タブ24を挟むことで、電気接触部11即ち雌端子3は、雄タブ24即ち雄端子23と電気的に接続する。
外側押圧部材16は、内側接触部15即ち電線接続部10と別体に形成されている。外側押圧部材16は、筒状部27と、一対の押圧片28と、を備えている。
筒状部27は、底板29と、該底板29の両端から立設した格好の一対の側板30と、一対の側板30に連なりかつ底板29と平行な天井板31とを備えて、(四)角筒状に形成されている。筒状部27は、内側筒状部17の外側に嵌合可能な大きさに形成されている。
一対の押圧片28は、特許請求の範囲に記した押圧部をなしている。一対の押圧片28のうちの一方の押圧片28は、底板29に一体に形成されている。一方の押圧片28は、長手方向が前述した奥行き方向Yと平行な帯板状に形成されている。一方の押圧片28は、長手方向の両端が底板29に連なりかつ長手方向の中央部が両端より天井板31から離れるように(即ち、底板29より外側押圧部材16の筒状部27の外側に位置するように曲げられている。このように、一方の押圧片28は、後述の筒部32の外面から外方向に凸に形成されている。また、一方の押圧片28の長手方向の中央部は、奥行き方向Yに沿って、平坦に形成されている。一方の押圧片28は、長手方向の中央部が他方の押圧片28に近づくように、弾性変形自在となっている。
一対の押圧片28のうちの他方の押圧片28は、天井板31に一体に形成されている。他方の押圧片28は、一方の押圧片28と厚み方向Zに沿って、並設されている。他方の押圧片28は、長手方向が前述した奥行き方向Yと平行な帯板状に形成されている。他方の押圧片28は、長手方向の両端が天井板31に連なりかつ長手方向の中央部が両端より底板29から離れるように(即ち、天井板31より外側押圧部材16の筒状部27の外側に位置するように曲げられている。このように、他方の押圧片28は、後述の筒部32の外面から外方向に凸に形成されている。また、他方の押圧片28の長手方向の中央部は、奥行き方向Yに沿って、略平坦に形成されている。さらに、他方の押圧片28は、長手方向の中央部が一方の押圧片28に近づくように、弾性変形自在となっている。
一方の押圧片28の中央部の外表面と他方の押圧片28の中央部の外表面との厚み方向Zの間隔D3は、前述した端子収容室5の厚み方向Zの寸法T2(図8に示す)より若干大きい。前記間隔D3は、外側押圧部材16即ち雌端子3の厚み方向Zの厚みである。また、端子収容室5の厚み方向Zの寸法T2は、端子収容室5の厚み方向Zの厚みである。一対の押圧片28の電線接続部10より離れた側の端部28a即ち先端部は、電線接続部10に向かうにしたがって徐々に外側押圧部材16の筒状部27の外方向に向かって傾斜している。
さらに、一対の押圧片28は、厚み方向Zに沿って、互いの間に接触凸部26を位置付けている。このため、一対の押圧片28は、雄タブ24の長手方向に直交する厚み方向Zに沿って、接触凸部26と並設される位置に設けられている。
前述した一対の押圧片28は、図7及び図8に示すように、外側押圧部材16が内側筒状部17の外周に嵌合した状態で、コネクタハウジング2の端子収容室5内に挿入される。すると、一対の押圧片28は、中央部が互いに近づく方向に弾性変形する。すると、押圧片28は、弾性復元力を生じて、厚み方向Z即ち奥行き方向Yと雄タブ24の長手方向との双方に直交する方向に沿って、端子収容室5の内面を押圧する。
前述した内側筒状部17と、外側押圧部材16の筒状部27とは、挿入子としての雄タブ24が侵入する特許請求の範囲に記載された筒部32を構成している。
また、前述した雌端子3とコネクタハウジング2とのうち一方には、他方に係止する図示しない係止片が設けられている。係止片は、雌端子3に設けられている場合には、例えば内側筒状部17から該内側筒状部17の外側に向かって延在する。係止片は、コネクタハウジング2に設けられている場合には、端子収容室5毎に設けられ、該端子収容室5の内面から該端子収容室5の内側に向かって延在する。
前述した雄端子23は、導電性の板金を折り曲げるなどして形成されており、図3に示すように、電線接続部33と、電気接触部34とを一体に備えている。電線接続部33は、電線4が取り付けられて、該電線4の芯線7と電気的に接続する。
電気接触部34は、筒状の連結部35と、雄タブ24とを一体に備えている。連結部35は、電線接続部33に連なっている。雄タブ24は、連結部35に連なり、図4に示すように、棒状(即ち、厚みの有る帯板状)に形成されている。
雄タブ24は、図5に示すように、断面U字状に形成されている。雄タブ24は、厚み方向Zの厚みT1が縮小するように弾性変形自在となっている。雄タブ24の弾性変形していない中立状態での厚み方向Zの厚みT1は、前述した導入口25の厚みD1と等しく、弾性変形していない中立状態での一対の接触片19間の間隔D2より大きい。
前述した構成の雄端子23は、コネクタハウジング2と嵌合する図示しない相手側のコネクタのコネクタハウジング内に収容される。
前述した構成のコネクタ1を組み立てる際には、まず、内側筒状部17の外側に外側押圧部材16を嵌合させる。そして、雌端子3の電線接続部10に電線4を取り付ける。そして、雌端子3を、外側押圧部材16即ち電気接触部11から端子収容室5内に挿入する。すると、押圧片28が、前述したように傾斜した先端部28aからコネクタハウジング2の端子収容室5内に挿入される。
そして、押圧片28の中央部が端子収容室5の内面から押圧されて、一対の押圧片28が互いに近づく方向に、該押圧片28が弾性変形する。すると、押圧片28は、厚み方向Z即ち雄タブ24の長手方向に直交する方向に沿って、端子収容室5の内面を押圧する。さらに、雌端子3を端子収容室5の奥に挿入すると、係止片が前述した他方に係止する。このように、全ての端子収容室5に雌端子3を挿入して、前述した構成のコネクタ1を組み立てる。
一方、電線接続部10に電線4が取り付けられた雄端子23を、図示しない相手側のコネクタのコネクタハウジングの端子収容室内に挿入する。前述した相手側のコネクタを組み立てる。
そして、コネクタ1が相手側のコネクタのコネクタハウジング内に侵入するように、コネクタ1と相手側のコネクタとを徐々に近づける。すると、図9に示すように、雄タブ24がコネクタ1の端子収容室5内に徐々に侵入し、該雄タブ24が雌端子3の電気接触部11の導入口25を通って、一対の接触片19間に侵入する。すると、一対の接触片19が互いに離れる方向に弾性変形するとともに、厚みが減少する方向に雄タブ24が弾性変形する。すると、一対の接触片19は、互いに近づく方向の弾性復元力を生じて、一対の接触片19間に雄タブ24を挟み込む。
そして、ロックアーム6が相手側のコネクタのコネクタハウジングに嵌合する。こうして、コネクタ1は、相手側のコネクタと嵌合して、雌端子3が雄端子23と電気的及び機械的に接続する。
本実施形態によれば、押圧片28が雄タブ24即ち端子収容室5の長手方向に直交する方向に沿って、端子収容室5の内面を押圧する。このため、雌端子3は、端子収容室5内に収容されると、特に雄タブ24即ち端子収容室5の長手方向に直交する方向に沿って、移動することが規制される。
このため、雌端子3が、コネクタハウジング2内で該コネクタハウジング2に対して相対的に振動(移動)することを防止でき、雌端子3と雄端子23との電気的な接続を安定させることができる。
押圧片28が、接点としての接触凸部26と、雄タブ24即ち端子収容室5の長手方向に直交する方向に沿って並設されているので、接触凸部26が特に雄タブ24即ち端子収容室5の長手方向に直交する方向に沿って、移動することを確実に規制できる。このため、雌端子3と雄端子23との接点がコネクタハウジング2に対して相対的に振動(移動)することを規制でき、雌端子3と雄端子23との電気的な接続を安定させることができる。
押圧片28が一対設けられ、これら一対の押圧片28間に接点としての接触凸部26が位置付けられているので、接触凸部26が特に雄タブ24即ち端子収容室5の長手方向に直交する方向に沿って、移動することをより確実に規制できる。
長手方向の両端が筒状部27に連なり長手方向の中央部が端子収容室5の内面を押圧するので、押圧片28が、端子収容室5の内面を、雄タブ24即ち端子収容室5の長手方向に直交する方向に沿って、確実に押圧できる。
押圧片28の長手方向が雄タブ24即ち端子収容室5の長手方向と平行なので、雌端子3を端子収容室5に挿入する際に、押圧片28が端子収容室5の内面などに引っ掛かることを防止できる。このため、雌端子3を容易にコネクタハウジング2内に挿入できる。
雌端子3の導入片18間の間隔D1が雄タブ24の厚みT1と等しいので、雌端子3の内側接触部15内に侵入した雄タブ24が、雌端子3に対して移動することが確実に規制される。
さらに、雄タブ24が弾性変形自在であるので、雌端子3をコネクタハウジング2に移動することなく固定して、部材間に公差が生じても、雄タブ24を雌端子3の電気接触部11の筒部32内に確実に挿入でき、雄端子23と雌端子3とを確実に接続できる。
前述した実施形態では、押圧片28を外側押圧部材16の筒状部27の底板29と天井板31との双方に設けている。しかしながら、本発明では、図10ないし図12に示すように、押圧片28を外側押圧部材16の筒状部27の一対の側板30に設けても良い。なお、図10ないし図12において、前述した実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
この場合においても、雌端子3は、図10に示すように、電線接続部10と電気接触部11とを備え、電気接触部11が、内側接触部15と外側押圧部材16とを備えている。
また、押圧片28の長手方向は、図11及び図12に示すように、前述した奥行き方向Y即ち雄タブ24と端子収容室5の長手方向と平行に配されている。さらに、一対の押圧片28の外表面間の間隔D4即ち雌端子3の幅方向Xの幅D4は、端子収容室5の幅方向Xの寸法即ち幅T3より若干大きい。さらに、一対の押圧片28は、雄タブ24即ち端子収容室5の長手方向に直交する幅方向Xに沿って、接触凸部26と並設されているとともに、互いの間に接触凸部26を位置付けている。
これら図10ないし図12に示す場合においても、前述した実施形態と同様に、雌端子3を端子収容室5内に挿入すると、押圧片28は、互いに近づく方向に弾性変形して、雄タブ24即ち端子収容室5の長手方向に直交する方向に沿って、端子収容室5の内面を押圧する。
また、前述した図示例では、押圧片28を一対設けている。しかしながら、本発明では、押圧片28を少なくとも一つ備えていれば良い。要するに、本発明では、押圧片28を底板29と天井板31と一対の側板30とのうち少なくとも一つに設ければ良い。
また、押圧片28と接点としての接触凸部26とを、雄タブ24即ち端子収容室5の長手方向に直交する方向に沿って、並設している。しかしながら、本発明では、押圧片28と接点としての接触凸部26とを、雄タブ24即ち端子収容室5の長手方向に直交する方向に沿って、並設しなくても良い。
さらに、押圧片28の両端を筒状部27に連ねることなく、押圧片28の一端を筒状部27に連ねても良い。要するに、押圧片28を片持ちにしても良い。また、押圧片28の長手方向を、雄タブ24即ち端子収容室5の長手方向に交差させても良い。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施形態にかかるコネクタの分解斜視図である。 図1に示されたコネクタの雌端子の分解斜視図である。 図2に示された雌端子と相手側の端子金具としての雄端子とを示す斜視図である。 図3に示された雄端子の雄タブの側面図である。 図4中のV−V線に沿う断面図である。 図3中のVI−VI線に沿う断面図である。 図1に示されたコネクタの雌端子とコネクタハウジングとを一部断面で示す斜視図である。 図7に示されたコネクタの雌端子とコネクタハウジングとの要部を示す断面図である。 図8に示された雌端子に雄端子の雄タブが侵入した状態を示す断面図である。 図2に示された雌端子の変形例を示す斜視図である。 図10中のXI−XI線に沿う断面図である。 図2に示された雌端子を備えたコネクタの要部を示す断面図である。
符号の説明
1 コネクタ
2 コネクタハウジング
3 雌端子(雌型の端子金具)
5 端子収容室
11 電気接触部
23 雄端子(相手側の端子金具)
24 雄タブ(挿入子)
25 導入口
26 接触凸部(接点)
28 押圧片(押圧部)
32 筒部
T1 雄タブの厚み(挿入子の厚み)
D1 導入片間の間隔(導入口の厚み)
Y 奥行き方向(挿入子の長手方向)
X 幅方向(挿入子の長手方向に直交する方向)
Z 幅方向(挿入子の長手方向に直交する方向)

Claims (7)

  1. コネクタハウジングの端子収容室内に収容されて、相手側の端子金具の挿入子と電気的に接続する電気接触部を備えた雌型の端子金具において、
    前記電気接触部は、
    前記挿入子が侵入する筒状の内側筒状部と、この内側筒状部の外側に嵌合した筒状部とを有する筒部と、
    弾性変形自在で、かつ前記筒部の外面から外方向に凸に形成されているとともに、前記端子収容室内に前記筒部が収容されると弾性変形して該端子収容室の内面を前記挿入子の長手方向に直交する方向に沿って押圧する押圧部と、を備え、
    前記押圧部が、前記筒状部の長手方向の中央に設けられていることを特徴とする雌型の端子金具。
  2. 前記電気接触部は、前記挿入子と接触する接点を備え、
    前記押圧部は、前記挿入子の長手方向に直交する方向に沿って、前記接点と並設される位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載の雌型の端子金具。
  3. 前記押圧部は、一対設けられ、
    これら一対の押圧部は、互いの間に前記接点を位置付ける位置に設けられていることを特徴とする請求項2記載の雌型の端子金具。
  4. 前記押圧部は、長手方向の両端が前記筒部に連なり、かつ長手方向の中央部が前記端子収容室の内面を押圧することを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちいずれか一項に記載の雌型の端子金具。
  5. 前記押圧部の長手方向は、前記挿入子の長手方向と平行に配されていることを特徴とする請求項4記載の雌型の端子金具。
  6. 前記電気接触部の筒部には、前記内側筒状部内に前記挿入子を導く導入口を備え、
    前記導入口の厚みは、前記挿入子の厚みと等しいことを特徴とする請求項1ないし請求項5のうちいずれか一項に記載の雌型の端子金具。
  7. 請求項1ないし請求項6のうちいずれか一項に記載の雌型の端子金具と、
    前記雌型の端子金具を収容する端子収容室が設けられたコネクタハウジングと、を備えたことを特徴とするコネクタ。
JP2005116102A 2005-04-13 2005-04-13 雌型の端子金具及びコネクタ Expired - Fee Related JP4597750B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005116102A JP4597750B2 (ja) 2005-04-13 2005-04-13 雌型の端子金具及びコネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005116102A JP4597750B2 (ja) 2005-04-13 2005-04-13 雌型の端子金具及びコネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006294513A JP2006294513A (ja) 2006-10-26
JP4597750B2 true JP4597750B2 (ja) 2010-12-15

Family

ID=37414836

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005116102A Expired - Fee Related JP4597750B2 (ja) 2005-04-13 2005-04-13 雌型の端子金具及びコネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4597750B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010205494A (ja) * 2009-03-02 2010-09-16 Junichi Morino 雌型の電気接続端子
WO2016160034A1 (en) * 2015-04-03 2016-10-06 Hewlett Packard Enterprise Development Lp Connector mounts
DE102018214206A1 (de) 2018-08-22 2020-02-27 Te Connectivity Germany Gmbh Buchsenkontaktanordnung, Buchsenkontakt und Steckkontaktanordnung

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001210419A (ja) * 2000-01-25 2001-08-03 Tyco Electronics Amp Kk 雌型端子

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0616430Y2 (ja) * 1989-09-04 1994-04-27 日本電装株式会社 中継端子

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001210419A (ja) * 2000-01-25 2001-08-03 Tyco Electronics Amp Kk 雌型端子

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006294513A (ja) 2006-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5380220A (en) Connector
JP5513232B2 (ja) 電子部品
JP5285985B2 (ja) 雌型端子金具
JP5426202B2 (ja) コネクタ
JP5997279B2 (ja) 電子部品組立体と端子金具との接続構造、電子部品組立体を有する電気接続箱
WO2014030626A1 (ja) 電子部品、電子部品と端子金具との接続構造、電子部品を有する電気接続箱
JP2007149504A (ja) 雌端子及びコネクタ
JP4597750B2 (ja) 雌型の端子金具及びコネクタ
WO2020121926A1 (ja) ハーネス部品
US6309244B1 (en) Connector assembly and power shunt contact
WO2020121925A1 (ja) ハーネス部品
WO2012121186A1 (ja) コネクタ
CN113196576A (zh) 线束部件
JP2008171627A (ja) 雌型端子金具
JP4871628B2 (ja) コネクタ
JP2006172732A (ja) 端子金具及びコネクタ
JP5107004B2 (ja) 合体コネクタ
JP4414845B2 (ja) コネクタ
EP3809529B1 (en) Connector
JP5002485B2 (ja) コネクタ
WO2015159964A1 (ja) コネクタ
JP2010118150A (ja) コネクタ
JP4937841B2 (ja) コネクタハウジング及びコネクタ
JP5054581B2 (ja) コネクタ
JP2021051853A (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071101

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091102

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100119

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100914

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100922

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131001

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees