JP2009261098A - ステータ、モータ及びステータの製造方法 - Google Patents

ステータ、モータ及びステータの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】容易に各コイルから引き出された接続部を結線することができるステータ、モータ及びステータの製造方法を提供する。
【解決手段】ステータ3は、放射状に延びる複数のティース部16を有するステータコア15と、ティース部16に巻線19が巻回されてなる複数のコイル20とを備えた。そして、ステータ3は、コイル20から引き出された接続部20aが巻き付けられて結線される複数の給電ピン12及びコモンピン13が立設されたプレート9を備えた。
【選択図】図5

Description

本発明は、ステータ、モータ及びステータの製造方法に関するものである。
従来、自動車のパワーステアリング装置等に用いられるブラシレスモータとして、放射状に延びる複数のティース部を有するステータコアと、ティース部に巻線が巻回されてなる複数のコイルとを備えたステータを有するものがある。このようなブラシレスモータでは、ターミナルに各コイルの巻き始め及び巻き終わりの接続端部がそれぞれ接続されて、これらのコイルに三相の励磁電流が供給されるようになっている。例えば、特許文献1では、ターミナルは、径方向に沿って延びる帯状のターミナル本体部と、コイルの接続端部を挟み込むように上記ターミナル本体部をU字状に折り返してなる結線部とを備え、該結線部にコイルの接続端部が挿入されて接続されている。
特開2006−136089号公報
ところで、上記特許文献1では、接続端部をターミナルの結線部に挿入する必要があるが、結線部の開口はコイルの巻線と略等しい幅であるため、上記作業には高い精度が要求される。特に、1つの結線部に複数の接続端部を整列して挿入する場合には、その作業が煩雑になってしまう。さらに、パワーステアリング装置に用いられるモータのように、巻線が太くその剛性が高いものでは上記問題がより顕著なものとなる。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、容易に各コイルから引き出された接続部を結線することができるステータ、モータ及びステータの製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、放射状に延びる複数のティース部を有するステータコアと、前記ティース部に巻線が巻回されてなる複数のコイルとを備えたステータであって、前記コイルから引き出された接続部が巻き付けられて結線される複数の接続ピンが立設されたプレートを備えた。
上記構成によれば、接続ピンにコイルから引き出された接続部が巻き付けられて接続されるため、従来のように接続端部をターミナルの結線部に挿入する場合に比べ、容易に各コイルから引き出された接続部を結線することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のステータにおいて、前記プレートには、前記各接続ピンが前記プレートの前記ステータコアと反対側に突出して設けられるとともに、軸方向に貫通し径方向外側に開口する切り欠き部が形成され、前記各接続部は、それぞれ前記各切り欠き部を介して前記各接続ピンに巻き付けられた。
上記構成によれば、各コイルの接続部は各切り欠き部を介してプレートのステータコアと反対側に引き出される。そのため、切り欠き部によって接続部の移動が規制され、接続部を容易に接続ピンに巻き付けることができる。また、プレートのステータコアと反対側に引き出された巻線を接続ピンと切り欠き部との間で直線状に張り渡すことが可能になり、その撓みを防止することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のステータにおいて、前記各接続ピンには、それぞれ複数の前記接続部が巻き付けられた。
上記構成によれば、各接続ピンにそれぞれ一本ずつ接続部を巻き付ける場合に比べ、接続ピンの数を減らしてプレートの構造を単純化することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のうちの何れか一項に記載のステータにおいて、前記接続部は、該接続部の先端での巻き付け方向が前記接続ピンへの巻き始め方向から少なくとも180度よりも大きく回転した方向となるように前記接続ピンに巻き付けられた。
上記構成によれば、接続部の先端での巻き付け方向が接続ピンへの巻き始め方向から少なくとも180度よりも大きく回転した方向となるため、接続部が接続ピンへの巻き始め方向に移動することが防止され、各コイルの接続不良の発生を防止できる。このように、接続部を巻き付ける角度範囲を調整することで該接続部の移動を防止できるため、例えば従来のようにターミナルの結線部をかしめることでコイルの接続端部の移動を規制せずともよく、ロボットなどにより容易に自動結線を行うことができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のうちの何れか一項に記載のステータにおいて、前記接続ピンは、基端側に向かうにつれて縮径する縮径部を有し、前記接続部は、前記縮径部に巻き付けられた。
上記構成によれば、接続ピンに巻き付けられた接続部が、接続ピンの先端側に移動して脱落することを防止でき、コイルの接続不良を防止することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のうちの何れか一項に記載のステータにおいて、前記接続ピンには、該接続ピンの基端に台座部が設けられ、前記プレートの一側面には前記台座部にて前記接続ピンが支持されるとともに、前記プレートの他側面には前記台座部まで貫通した貫通孔が形成された。
上記構成によれば、接続ピンに巻き付けられた接続部を溶接する際などに発生する熱を、貫通孔を介して効率よく放熱することができる。そのため、溶接熱に起因して接続ピンが変形し、不良品が発生することを防止できる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のうちの何れか一項に記載のステータにおいて、前記各コイルは、スター結線されてなり、前記接続ピンは、励磁電流を供給する駆動電源と電気的に接続された複数の給電ピンと、コモンピンとからなる。
上記構成によれば、励磁電流を供給する駆動電源と電気的に接続された複数の給電ピンと、コモンピンとから接続ピンを構成するため、各コイルをスター結線により結線することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載のステータにおいて、前記給電ピンに巻き付けられた前記接続部の先端が、隣接する前記各給電ピンの配列方向と異なる方向に導出された。
上記構成によれば、給電ピンに巻き付けられた接続部の先端が、該給電ピンと隣接する各給電ピンの配列方向と異なる方向に導出されている。ここで、接続部(巻線)を給電ピンに巻き付けると、弾性により該接続部が復元してその巻き付けが緩んでしまい、特に接続部の先端では給電ピンから大きく離間する。そのため、例えば給電ピンに巻き付けられた接続部の先端が隣接する給電ピンの配列方向に導出され、各接続部の先端同士が対向する場合には、これら接続部同士が互いに接触して短絡する虞が生じる。この点、上記構成によれば、接続部が緩んでも隣接する給電ピンに巻き付けられた接続部に接触して短絡することを防止できる。
請求項9に記載の発明は、請求項7又は8に記載のステータにおいて、前記給電ピンの先端部に前記駆動電源から励磁電流が供給されるターミナルが装着された。
上記構成によれば、給電ピンの先端部にターミナルが装着されえるため、容易に各給電ピンを駆動電源と電気的に接続することができる。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載のステータにおいて、前記ターミナルは、帯状のターミナル本体部と、前記給電ピンを挟み込むように前記ターミナル本体部の一部を折り返して形成された固定部とを備え、前記ターミナルは、前記固定部に前記給電ピンの先端部が圧入された。
上記構成によれば、固定部に給電ピンが圧入されて固定されるため、例えば溶接などによりターミナルを給電ピンに固定する場合に比べ、簡単にターミナルを給電ピンに固定することができる。
請求項11に記載の発明は、請求項7〜10のうちの何れか一項に記載のステータにおいて、前記コモンピンは、複数備えられ、前記各コモンピンは、前記接続部が前記コモンピンに巻き付けられた前記巻線により接続された。
上記構成によれば、プレートにコモンピンを複数設けることで、各コモンピンに巻き付けられる接続部の数を減らすことが可能になるため、例えば一本のコモンピンに全ての接続部を巻き付ける場合に比べてコモンピンの長さを短縮化し、ステータの大型化を防止することができる。
請求項12に記載の発明は、請求項1〜11のうちの何れか一項に記載のステータを備えたモータである。
上記構成によれば、接続ピンにコイルから引き出された接続部が巻き付けられて接続されるため、従来のように接続端部をターミナルの結線部に挿入する場合に比べ、容易に各コイルから引き出された接続部を結線することができる。
請求項13に記載の発明は、放射状に延びる複数のティース部を有するステータコアと、前記ティース部に巻線が巻回されてなる複数のコイルとを備えたステータの製造方法であって、プレートに立設された複数の接続ピンに前記コイルから引き出された接続部を巻き付けて結線させる結線工程を備えた。
上記構成によれば、接続ピンにコイルから引き出された接続部が巻き付けられて接続されるため、従来のように接続端部をターミナルの結線部に挿入する場合に比べ、容易に接続部を結線することができ、その製造作業を簡単化できる。
本発明によれば、容易に各コイルから引き出された接続部を結線することが可能なステータ、モータ及びステータの製造方法を提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。
図1(a),(b)に示すブラシレスモータ1は、図示しない車両のステアリングホイールに連結された車両操舵軸の作動をアシストするパワーステアリング装置の駆動源として用いられるものである。ブラシレスモータ1のハウジング2は、有底筒状に形成されるとともに、その内周面には略円筒状のステータ3が固定されている。ステータ3の内側には、ハウジング2の底部中央に設けられた軸受け4を介してロータ5が回転可能に配置されている。つまり、本実施形態のブラシレスモータ1は、インナロータ型のブラシレスモータとして構成されている。尚、ロータ5は、前記車両操舵軸(図示略)に連結される。また、ロータ5を構成する回転軸6には、円筒状のロータコア7が固定されるとともに、該ロータコア7の外周面には所定角度ごとに異なる極性(N極、S極)に着磁されたマグネット8が固着されている。そして、ステータ3におけるハウジング2の開口部側の端部には、絶縁性を有する合成樹脂材料よりなるプレート9が固定されるとともに、該プレート9は、ステータ3の軸線方向一端側を覆っている。プレート9には、ターミナルホルダ10に設けられたターミナル11に接続される複数(本実施形態では、3本)の給電ピン12と、一本のコモンピン13とが設けられている。本実施形態では、各給電ピン12及びコモンピン13により接続ピンが構成される。なお、給電ピン12及びコモンピン13は、りん青銅よりなる。各給電ピン12には、駆動電源14からそれぞれターミナル11を介して三相の励磁電流(U相、V相、W相)が供給される。
図2(a)に示すように、ステータ3を構成するステータコア15は、所定角度(図において30°)ごとに中心に向かって放射状に延びる複数のティース部16(本実施形態では12本)を備え、これらティース部16の外周側の端部が連結部材により連結されて略円環状をなしている。そして、各ティース部16には、各ティース部16の軸方向の両端面及び周方向の両側面を被覆するボビン18が軸方向の両側から装着されるとともに、ボビン18の上から巻線19が集中巻きにて複数回巻回されることによりコイル20がそれぞれ巻装されている。巻線19は、導電性の金属材料(本実施形態では、銅)よりなる金属線の周囲が絶縁性の樹脂材料よりなる被覆部材にて被覆されている。なお、各コイル20は、駆動電源14からブラシレスモータ1に供給される三相の励磁電流に応じて、U相コイル21、V相コイル22、W相コイル23とする。
U相コイル21、V相コイル22、W相コイル23は、それぞれ所定のティース部16に巻装されるとともに、他の相のコイルを跨いで離間した(隣り合わない)ティース部16に連続して1本の巻線19にて巻装されている。本実施形態では、U相コイル21、V相コイル22、W相コイル23は、それぞれ所定の隣り合う2つのティース部16に巻装されるとともに、他の相に対応したティース部16を跨いで180°反対側の2つのティース部16に巻装されている。
具体的には、U相コイル21は始端部21sから終端部21eまでそれぞれティース部16に巻装される。そして、図中上側に配置された2箇所のU相コイル21の終端部21eと図中下側に配置された2箇所のU相コイル21の始端部21sとの間には、図2(b)に示すように、渡り線21wが渡されている。
つまり、巻線19は、図中上側に配置された2つのティース部16に、始端部21sから終端部21eまでU相コイル21としてそれぞれ巻装される。そして、各終端部21eから図中下側に配置された2つのティース部16まで渡り線21wが渡されて、始端部21sからそれぞれのティース部16にU相コイル21として巻装される。
同様に、巻線19は、2つのティース部16に、始端部22sから終端部22eまでV相コイル22としてそれぞれ巻装される。そして、各終端部22eから、対向する位置に配設された2つのティース部16まで渡り線22wが渡されて、始端部22sからそれぞれのティース部16にV相コイル22として巻装される。
また、同様に、巻線19は、2つのティース部16に、始端部23sから終端部23eまでW相コイル23としてそれぞれ巻装される。そして、各終端部23eから、対向する位置に配設された2つのティース部16まで渡り線23wが渡されて、始端部23sからそれぞれのティース部16にW相コイル23として巻装される。
コイル20からは、各始端部21s〜23s及び各終端部21e〜23eが所定位置からプレート9のステータ3と反対側の面まで引き出される(図1(a)及び図1(b)参照)。なお、各始端部21s〜23s及び各終端部21e〜23eは、コイル20から引き出された接続部20aに相当するとともに、各接続部20aは、被覆部材が除去されて金属線が露出している。そして、各接続部20aは、プレート9のステータ3と反対側の面に配置された複数の給電ピン12及びコモンピン13にそれぞれ巻き付けられて結線される。また、各渡り線21w〜23wは、プレート9のステータ3側に配置されている。
上記のように構成されたブラシレスモータ1では、駆動電源14からそれぞれ120°の位相差を持つU相、V相、W相の励磁電流が各ターミナル11及び各給電ピン12を介してそれぞれU相コイル21、V相コイル22、W相コイル23に対して供給される。すると、U相コイル21、V相コイル22、W相コイル23がそれぞれ励磁されてステータ3に回転磁界が発生し、その回転磁界に基づいてロータ5が回転する。
次に、プレート9の構成について詳細に説明する。
図3(a)及び図3(b)に示すように、プレート9を構成する略円筒状のプレート本体部31は、ステータコア15(図1(b)参照)と略同径を有している。プレート本体部31におけるステータコア15側の装着面32には、該装着面32の外周縁に沿って複数の係合片33が突出形成されている。また、上述したステータ3の外周面には、これら係合片33に対応する位置に係合部(図示略)が形成されており、プレート9が軸方向に沿ってステータ3側に向けて移動されると、係合片33が上記係合部に係合され、ステータ3に対しプレート9が固定される。
プレート9における装着面32と反対側の設置面34には、略円柱形状の各給電ピン12と同じく略円柱状のコモンピン13とが設けられている。詳しくは、図3(c)に示すように、プレート本体部31には、軸方向に貫通する複数(本実施形態では、3つ)の第1貫通孔35が周方向に沿って形成されるとともに、プレート本体部31における装着面32と反対側の設置面34には、上記各第1貫通孔35の周囲に環状の凹部36が形成されている。そして、給電ピン12には、その基端に径方向外側に延出形成された台座部12aが設けられている。台座部12aは、凹部36と略同径に形成されており、台座部12aが凹部36に固定されることで、給電ピン12が台座部12aに支持されてプレート9の設置面34側に突出するように設けられている。従って、各給電ピン12は、周方向に沿って設けられている。また、給電ピン12は、基端側(プレート9側、図3(c)において下側)に向かうにつれてその直径が小さくなる縮径部12bと、縮径部12bの先端に設けられるとともにその直径が軸方向に沿って一定の先端部としての同径部12cとから構成されている。即ち、縮径部12bの外周面はテーパ状に形成されている。
また、図3(d)に示すように、プレート本体部31には、軸方向に貫通する第2貫通孔37が形成されるとともに、設置面34には第2貫通孔37の周囲に環状の凹部38が形成されている。そして、コモンピン13は、その基端に径方向外側に延出形成された台座部13aが設けられている。台座部13aは、凹部38と略同径に形成されており、台座部13aが凹部38に固定されることで、コモンピン13が台座部13aに支持されてプレート9の設置面34側に突出するように設けられている。また、コモンピン13は、基端側(プレート9側)に向かうにつれてその直径が縮径する縮径部13bを有して形成されている。即ち、縮径部12bの外周面はテーパ状に形成されている。
また、図3(a)に示すように、プレート本体部31の周方向の12個所には、該プレート本体部31の外周縁から径方向内側に向かって凹設された切り欠き部39が形成されている。各切り欠き部39は、ブラシレスモータ1の軸線方向(図3(a)において紙面垂直方向)に貫通するとともに、径方向外側に開口するように形成されている。そして、各切り欠き部39の深さは、コイル20を構成する巻線19(図2(a)参照)の直径と略同じ深さであるとともに、周方向長さが巻線19の直径よりもやや長く形成されている。また、各切り欠き部39には、U相コイル21、V相コイル22、W相コイル23から引き出された巻線19がそれぞれ1本ずつ収容される。各切り欠き部39に収容された巻線19は、プレート本体部31の周方向及び径方向への移動を規制されて、各切り欠き部39と各給電ピン12及びコモンピン13との間で直線状に張り渡されるとともに、それぞれ対応する給電ピン12及びコモンピン13に結線されている(図1参照)。
次にターミナルホルダ10及びターミナル11の構成について詳細に説明する。
図4(a),(b)に示すように、ターミナルホルダ10を構成する略板状のホルダ本体部41には、各給電ピン12の同径部12cよりも大径の挿入孔42が軸方向に貫通して形成されている。ホルダ本体部41におけるステータコア15側の下面43には、複数の支持柱44が突出形成されており、ホルダ本体部41がプレート9と離間して該プレート9上に支持されている(図1(b)参照)。また、ホルダ本体部41における下面43と反対側の上面45には、各ターミナル11を保持する保持部46が固定されている。保持部46には、図4(a)における上下方向及び軸方向のステータ3と反対側に開口した複数(本実施形態では、3本)の収容溝47が形成されている。
各ターミナル11は、導電性を有する金属板材の複数個所を屈曲して形成されている。各ターミナル11は、それぞれ各収容溝47に保持された帯状のターミナル本体部11aと、給電ピン12を挟み込むようにターミナル本体部11aの一部を折り返して形成された略U字状の固定部11bとを有している。そして、このようにターミナル本体部11aを折り返して形成されたことにより、各固定部11bは、その基端部11cと先端部11dとが互いに対向する。これら基端部11cと先端部11dとの間の幅は、各給電ピン12の同径部12cの直径よりもやや小さく形成されている。各ターミナル11は、固定部11bがホルダ本体部41の上面に当接するとともに、固定部11bが挿入孔42上に配置されるようにターミナル本体部11aが折り曲げられている。なお、ターミナル本体部11aの固定部11bと反対側端部には、外部からの電力供給が可能なコネクタ部(図示略)が形成されている。
そして、各ターミナル11は、ターミナルホルダ10がその各挿入孔42にそれぞれ対応する位置の給電ピン12が挿入されることで、各固定部11bに各同径部12cが圧入されて給電ピン12に装着されている。これにより、駆動電源14から各ターミナル11を介してU相コイル21、V相コイル22、W相コイル23に励磁電流が供給されるように構成されている。
次に、U相コイル21、V相コイル22、W相コイル23の接続部20aの給電ピン12及びコモンピン13との接続について詳細に説明する。
本実施形態では、各コイル20の接続部20aは、三相の励磁電流がそれぞれ供給される各給電ピン12と、共通のコモンピン13に接続されてY結線されている。具体的には、U相コイル21の始端部21s及び終端部21eの何れか一方と、該U相コイル21と隣り合うU相コイル21の始端部21s及び終端部21eの何れか一方とが、同一の給電ピン12(例えば、図5(a),(b)における左端)にそれぞれ巻き付けられている。また、V相コイル22の始端部22s及び終端部22eの何れか一方と、該V相コイル22と隣り合うV相コイル22の始端部22s及び終端部22eの何れか一方とが、U相コイル21とは異なる給電ピン12(例えば、図5(a),(b)における中央)にそれぞれ巻き付けられている。さらに、W相コイル23の始端部23s及び終端部23eの何れか一方と、該W相コイル23と隣り合うW相コイル23の始端部23s及び終端部23eの何れか一方とが、U相コイル21及びV相コイル22とは異なる給電ピン12(例えば、図5(a),(b)における右端)にそれぞれ巻き付けられている。そして、各コイル20の接続部20aのうちの給電ピン12と結線されていない各始端部21s〜23s及び各終端部21e〜23eの何れか他方がコモンピン13にそれぞれ巻き付けられて結線されている。各給電ピン12及びコモンピン13に巻き付けられた接続部20aは、溶接(例えば、TIG溶接)により固定されて結線されている。従って、本実施形態では、各給電ピン12及びコモンピン13には、それぞれ複数(本実施形態では2本)の接続部20aが結線されている。
各接続部20aは、各給電ピン12又はコモンピン13に対して略一周巻き付けられて結線されている。また、給電ピン12に巻き付けられた接続部20aの先端が、該給電ピン12と隣接する給電ピン12の配列方向(周方向)と異なる方向に導出されるように巻き付けられている。具体的には、図5(a)における左端及び右端の給電ピン12に巻き付けられた各接続部20aの先端は、径方向内側を向くように結線されるとともに、同じく中央の給電ピン12に巻き付けられた接続部20aは、径方向外側を向くように結線されている。さらに、これら各接続部20aは、それぞれ給電ピン12の縮径部12b及びコモンピン13の縮径部13bに巻き付けられている。
次に、ブラシレスモータ1及びステータ3の製造方法について、コイルの接続を中心にして説明する。
先ず、プレート設置工程では、ステータコア15の各ティース部16にそれぞれ巻回されたコイル20の接続部20aが所定の切り欠き部39から引き出されるようにして、ステータ3にプレート9が設けられる。
次に、結線工程では、切り欠き部39から引き出された接続部20aを、図5(a)に示すように、所定の給電ピン12及びコモンピン13に巻き付け、各給電ピン12及びコモンピン13と接続部20aとを溶接により固定する。
続いて、ターミナル設置工程では、図6に示すように、ターミナルホルダ10を各給電ピン12に取り付ける。これにより、ターミナル11の固定部11bに各給電ピン12の先端側が圧入されてターミナル11と各給電ピン12とが固定される。その後、プレート9を装着したステータ3をハウジング2に収容固定して、ブラシレスモータ1が製造される。
以上記述したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)ステータ3は、放射状に延びる複数のティース部16を有するステータコア15と、ティース部16に巻線19が巻回されてなる複数のコイル20とを備えた。そして、ステータ3は、コイル20から引き出された接続部20aが巻き付けられて結線される複数の給電ピン12及びコモンピン13が立設されたプレート9を備えた。そのため、各給電ピン12及びコモンピン13にコイル20から引き出された接続部20aが巻き付けられて接続されるため、従来のように接続端部をターミナルの結線部に挿入する場合に比べ、容易に各コイル20から引き出された接続部20aを接続することができる。
(2)プレート9に、各給電ピン12及びコモンピン13をプレート9のステータコア15と反対側に突出させて設けるとともに、軸方向に貫通し径方向外側に開口する切り欠き部39を形成した。そして、各接続部20aは、それぞれ各切り欠き部39を介してプレート9のステータコア15の反対側に引き出されたため、切り欠き部39によって接続部20aの移動が規制され、接続部20aを容易に各給電ピン12及びコモンピン13に巻き付けることができる。また、プレート9のステータコア15と反対側に引き出された巻線19を各給電ピン12及びコモンピン13と切り欠き部39との間で直線状に張り渡したため、該巻線19の撓みを防止することができる。
(3)各給電ピン12及びコモンピン13に、それぞれ複数の接続部20aを巻き付けたため、各給電ピン12及びコモンピン13にそれぞれ一本ずつ接続部20aを巻き付ける場合に比べ、給電ピン12及びコモンピン13(接続ピン)の数を減らしてプレート9の構造を単純化することができる。
(4)各接続部20aを各給電ピン12又はコモンピン13に対して略一周巻き付けて結線した。従って、接続部20aが各給電ピン12及びコモンピン13への巻き始め方向に移動することが防止され、各コイル20の接続不良の発生を防止できる。このように、接続部20aを巻き付ける角度範囲を調整することで該接続部20aの移動を防止できるため、例えば従来のようにターミナルの結線部をかしめることでコイルの接続端部の移動を規制せずともよく、ロボットなどにより容易に自動結線を行うことができる。
(5)各給電ピン12及びコモンピン13は、プレート9側に向かうにつれてその直径が小さくなる縮径部12b,13bを有し、接続部20aを縮径部12b,13bに巻き付けた。そのため、各給電ピン12及びコモンピン13に巻き付けられた接続部20aが、その先端側(プレート9の反対側)に移動して脱落することを防止でき、コイル20の接続不良を防止することができる。
(6)給電ピン12の基端に台座部12aを設けるとともに、コモンピン13の基端に台座部13aを設けた。そして、プレート9の設置面34に、台座部12a,13aによって各給電ピン12及びコモンピン13を支持するとともに、装着面32に台座部12a,13aまで貫通した第1貫通孔35及び第2貫通孔37を形成した。従って、給電ピン12に巻き付けられた接続部20aを溶接する際などに発生する熱を、第1貫通孔35及び第2貫通孔37を介して効率よく放熱することができる。そのため、溶接熱に起因して給電ピン12が変形し、不良品が発生することを防止できる。
(7)各コイル20をスター結線にて結線し、各給電ピン12と一本のコモンピン13により接続ピンを構成した。このように、従来の中性点として構成されたターミナルの代わりに一本のコモンピン13を用いたため、ターミナルの数を削減することができるとともに、一本のコモンピン13に接続部20aが巻き付けられることで溶接箇所を減少させることができる。従って、部品点数及び作業工程を簡略化して、容易にステータ3及びブラシレスモータ1を製造することができる。
(8)給電ピン12に巻き付けられた接続部20aの先端を、該給電ピン12と隣接する給電ピン12の配列方向と異なる方向に導出した。ここで、接続部20a(巻線19)を給電ピン12に巻き付けると、弾性により該接続部20aが復元してその巻き付けが緩んでしまい、特に接続部20aの先端では給電ピン12から大きく離間する。そのため、例えば給電ピン12に巻き付けられた接続部20aの先端が該給電ピン12と隣接する給電ピン12の配列方向に導出され、各接続部20aの先端同士が対向する場合には、これら接続部20a同士が互いに接触して短絡する虞が生じる。この点、本実施形態によれば、接続部20aが緩んでも隣接する給電ピン12に巻き付けられた接続部20aに接触して短絡することを防止できる。
(9)給電ピン12の同径部12cにターミナル11を装着したため、容易に各給電ピン12を駆動電源14と電気的に接続することができる。また、ターミナル11は、給電ピン12に固定されるため、従来のようにターミナル本体部を周方向に沿った形状にせずともよく、ターミナル11の小型化及びその形状の単純化を図ることができる。
(10)ターミナル11は、帯状のターミナル本体部11aと、給電ピン12を挟み込むようにターミナル本体部11aの一部を折り返して形成された固定部11bとを備えた。そして、ターミナル11は、ターミナルホルダ10の挿入孔42上に固定部11bが配置されるようにターミナルホルダ10に設けられ、給電ピン12の同径部12cが挿入孔42に挿入されることで、同径部12cが固定部11bに圧入されてターミナル11が装着されるようにした。そのため、例えば溶接などによりターミナル11を給電ピン12に固定する場合に比べ、簡単にターミナル11を給電ピン12に固定することができる。
なお、本実施形態は、以下の態様で実施してもよい。
・上記実施形態では、プレート9にコモンピン13を一本だけ設けたが、これに限らず、コモンピン13を2本以上設けてもよい。例えば、図7(a),(b)に示すように、プレート9にコモンピン51を2本設け、それぞれに接続部20aを3本ずつ結線させる。そして、接続部20aがコモンピン51に巻き付けられた巻線19のうちの何れか一本を、もう一方のコモンピン51に連結させる。これにより、コモンピン51間の導通が確保され、各コモンピン51において中性点が形成される。このようにすることで、コモンピンの長さを短縮化することができ、ステータ3、ひいてはブラシレスモータ1の大型化を防止できる。
・上記実施形態では、各給電ピン12及びコモンピン13をそれぞれ略円柱形状に形成したが、これに限らず、角柱状など接続部20aを巻き付けることができればどのような形状でもよい。
・上記実施形態では、給電ピン12には、その基端に凹部36と略同径の台座部12aを延出形成したが、これに限らず、プレート本体部31に第1貫通孔35を形成せず、給電ピン12の基端に台座部12aを設けなくともよい。同様に、プレート本体部31に第2貫通孔37を形成せず、コモンピン13の基端に台座部13aを設けなくともよい。
・上記実施形態では、給電ピン12をプレート9側に向かうにつれてその直径が小さくなる縮径部12bと、縮径部12bの先端に設けられるとともにその直径が軸方向に沿って一定の同径部12cとから構成したが、これに限らず、台座部及び縮径部若しくは台座部及び同径部から給電ピンを構成してもよい。
・上記実施形態では、コモンピン13を台座部13a及び縮径部13bから構成したが、これに限らず、縮径部13bの先端に軸方向に沿ってその直径が一定の同径部を形成してもよい。また、コモンピン13を台座部13a及び同径部から構成してもよい。
・上記実施形態では、切り欠き部39を介して接続部20aをプレート9のステータ3と反対側に引き出したが、これに限らず、プレート9に貫通孔を形成し、該貫通孔から接続部20aを引き出すようにしてもよい。また、プレート本体部31に切り欠き部39を形成しなくともよい。
・上記実施形態では、各接続部20aは、その接続部20aが各給電ピン12又はコモンピン13に対して略一周巻き付けられて結線されたが、これに限らず、接続部の先端での巻き付け方向が給電ピン12又はコモンピン13への巻き始め方向から少なくとも180度よりも大きく回転した方向となれば、どれだけ巻き付けてもよい。このようにすることで、接続部20aがその巻き始めの方向に脱落することを防止でき、コイル20の接続不良を防止できる。
・上記実施形態では、給電ピン12に巻き付けられた接続部20aの先端を、該給電ピン12と隣接する給電ピン12の配列方向と異なる方向に導出したが、これに限らず、接続部20aの先端を、該各給電ピン12と隣接する給電ピン12の配列方向に導出してもよい。
・上記実施形態では、各給電ピン12に各相のコイル20の接続部がそれぞれ複数結線されるようにしたが、これに限らず、例えば各給電ピンを結線される引き出し線と同数設け、各給電ピンに一本ずつ接続部20aが結線されるようにしてもよい。
・上記実施形態では、給電ピン12及びコモンピン13により接続ピンを構成し、各コイル20をスター結線したが、これに限らず、プレート9にコモンピン13を設けずに給電ピンのみから接続ピンを構成し、各コイル20をデルタ結線としてもよい。
・上記実施形態では、ブラシレスモータ1をアウタロータ型として構成したが、これに限らず、インナロータ型のモータとして構成してもよい。
(a)ブラシレスモータの平面図、(b)図1(a)におけるA−A線断面図。 (a)ステータをプレート側から見た平面図、(b)図2(b)におけるB−B線断面図。 (a)プレートの平面図、(b)プレートの側面図、(c)図3(a)におけるC−C線断面図、(d)図3(a)におけるD−D線断面図。 (a)ターミナルホルダの平面図、(b)ターミナルホルダの側面図。 (a)プレートを備えたステータの平面図、(b)プレートを備えたステータの一部断面図。 (a)プレータ及びターミナルホルダを備えたステータの平面図、(b)プレータ及びターミナルホルダを備えたステータの一部断面図。 (a)別のプレートを備えたステータの平面図、(b)別のプレートを備えたステータの一部断面図。
符号の説明
1…ブラシレスモータ、3…ステータ、9…プレート、11…ターミナル、11a…ターミナル本体部、11b…固定部、12…給電ピン、12a,13a…台座部、12b,13b…縮径部、12c…同径部、13,51…コモンピン、14…駆動電源、15…ステータコア、16…ティース部、19…巻線、20…コイル、20a…接続部、35…第1貫通孔、37…第2貫通孔、39…切り欠き部。

Claims (13)

  1. 放射状に延びる複数のティース部を有するステータコアと、前記ティース部に巻線が巻回されてなる複数のコイルとを備えたステータであって、
    前記コイルから引き出された接続部が巻き付けられて結線される複数の接続ピンが立設されたプレートを備えたことを特徴とするステータ。
  2. 前記プレートには、前記各接続ピンが前記プレートの前記ステータコアと反対側に突出して設けられるとともに、軸方向に貫通し径方向外側に開口する切り欠き部が形成され、
    前記各接続部は、それぞれ前記各切り欠き部を介して前記各接続ピンに巻き付けられたことを特徴とする請求項1に記載のステータ。
  3. 前記各接続ピンには、それぞれ複数の前記接続部が巻き付けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載のステータ。
  4. 前記接続部は、該接続部の先端での巻き付け方向が前記接続ピンへの巻き始め方向から少なくとも180度よりも大きく回転した方向となるように前記接続ピンに巻き付けられたことを特徴とする請求項1〜3のうちの何れか一項に記載のステータ。
  5. 前記接続ピンは、基端側に向かうにつれて縮径する縮径部を有し、
    前記接続部は、前記縮径部に巻き付けられたことを特徴とする請求項1〜4のうちの何れか一項に記載のステータ。
  6. 前記接続ピンには、該接続ピンの基端に台座部が設けられ、
    前記プレートの一側面には前記台座部にて前記接続ピンが支持されるとともに、前記プレートの他側面には前記台座部まで貫通した貫通孔が形成されたことを特徴とする請求項1〜5のうちの何れか一項に記載のステータ。
  7. 前記各コイルは、スター結線されてなり、
    前記接続ピンは、励磁電流を供給する駆動電源と電気的に接続された複数の給電ピンと、コモンピンとからなることを特徴とする請求項1〜6のうちの何れか一項に記載のステータ。
  8. 前記給電ピンに巻き付けられた前記接続部の先端が、隣接する前記各給電ピンの配列方向と異なる方向に導出されたことを特徴とする請求項7に記載のステータ。
  9. 前記給電ピンの先端部に前記駆動電源から励磁電流が供給されるターミナルが装着されたことを特徴とする請求項7又は8に記載のステータ。
  10. 前記ターミナルは、帯状のターミナル本体部と、前記給電ピンを挟み込むように前記ターミナル本体部の一部を折り返して形成された固定部とを備え、
    前記ターミナルは、前記固定部に前記給電ピンの先端部が圧入されたことを特徴とする請求項9に記載のステータ。
  11. 前記コモンピンは、複数備えられ、
    前記各コモンピンは、前記接続部が前記コモンピンに巻き付けられた前記巻線により接続されたことを特徴とする請求項7〜10のうちの何れか一項に記載のステータ。
  12. 請求項1〜11のうちの何れか一項に記載のステータを備えたことを特徴とするモータ。
  13. 放射状に延びる複数のティース部を有するステータコアと、前記ティース部に巻線が巻回されてなる複数のコイルとを備えたステータの製造方法であって、
    プレートに立設された複数の接続ピンに前記コイルから引き出された接続部を巻き付けて結線させる結線工程を備えたことを特徴とするステータの製造方法。
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