JP6717310B2 - モータ - Google Patents

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Description

本発明は、モータに関する。
従来のモータでは、コイル引出線は、ステータから引き出される。コイル引出線は、制御装置やバスバーユニットに接続されるモータがある(例えば、特許文献1,2参照)。ステータが有するコイルには、巻線方法によって、給電用コイルや中性点用コイルなどがある。給電用コイルは、外部の制御装置に接続される。中性点用コイルは他の中性点用コイルと接続される。このような接続構造において、コイル引出線は、周辺部材との電気的絶縁を確保しながら、接続先へ引き回す必要がある。
特開2011−010409号公報 特開2011−200022号公報
本発明は、周辺部材との電気的絶縁を確保しつつコイル引出線を接続先へ引き回すことができるモータを提供することを目的の一つとする。
本発明の一態様によれば、モータは、上下方向に延びる中心軸を中心とするシャフトを有するロータと、前記ロータと径方向に対向して配置されたステータと、前記シャフトを支持するベアリングと、前記ステータの上側に配置されるワイヤー支持部材と、前記ワイヤー支持部材の上側に配置され前記ベアリングを保持するベアリングホルダと、前記ワイヤー支持部材の上側に配置されるバスバーユニットと、を備え、前記ステータは、複数のティースと、複数の前記ティースに設けられる複数のコイルと、を有し、前記ワイヤー支持部材は、前記コイルから上側方向に延びるコイル引出線のうち、一部の前記コイル引出線を保持するワイヤー保持部と、他の一部の前記コイル引出線を互いに電気的に接続する第1導通部材と、前記ワイヤー保持部及び前記第1導通部材を支持する本体部と、を有し、前記バスバーユニットは、前記ワイヤー保持部に保持される前記コイル引出線と接続される第2導通部材と、前記第2導通部材を保持するバスバーホルダと、を有し、前記ベアリングホルダは、前記ベアリングホルダを軸方向に貫通して前記コイル引出線のコイル端または前記第2導通部材を通過させる貫通孔を有する。
本発明の一態様によれば、周辺部材との電気的絶縁を確保しつつコイル引出線を接続先へ引き回すことができるモータが提供される。
図1は、本実施形態のモータを示す断面図である。 図2は、図1のモータにおけるワイヤー支持部材およびステータを示す斜視図である。 図3は、図1のモータにおけるベアリングホルダおよびステータユニットを示す斜視図である。 図4は、図1のモータにおけるバスバーユニットおよびステータユニットを示す斜視図である。 図5は、図1のモータにおけるワイヤー保持部の他の態様を示す部分斜視図である。 図6は、図1のモータにおける変形例1のワイヤー支持部材を示す斜視図である。 図7は、図6のワイヤー支持部材の上側支持部材を取り外した状態を示す斜視図である。 図8は、図1のモータにおける変形例2のワイヤー支持部材を示す斜視図である。 図9は、本実施形態の変形例3のモータ410を示す部分断面図である。 図10は、本実施形態の変形例4のモータ510を示す部分断面図である。 図11は、本実施形態の変形例5のモータ10を示す部分断面図である。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。
以下の説明においては、中心軸Jの延びる方向を上下方向とする。ただし、本明細書における上下方向は、単に説明のために用いられる名称であって、実際の位置関係や方向を限定しない。また、特に断りのない限り、中心軸Jに平行な方向を単に「軸方向」と呼び、中心軸Jを中心とする径方向を単に「径方向」と呼び、中心軸Jを中心とする周方向(中心軸Jの軸周り)を単に「周方向」と呼ぶ。
なお、本明細書において、軸方向に延びる、とは、厳密に軸方向に延びる場合に加えて、軸方向に対して、45°未満の範囲で傾いた方向に延びる場合も含む。また、本明細書において、径方向に延びる、とは、厳密に径方向、すなわち、軸方向に対して垂直な方向に延びる場合に加えて、径方向に対して、45°未満の範囲で傾いた方向に延びる場合も含む。
図1は、本実施形態のモータ10を示す断面図である。図2は、ワイヤー支持部材およびステータを示す斜視図である。図3は、ベアリングホルダおよびステータユニットを示す斜視図である。図4は、バスバーユニットおよびステータユニットを示す斜視図である。
モータ10は、ハウジング20と、ロータ30と、ステータ40と、ワイヤー支持部材70と、ベアリングホルダ55と、上側ベアリング51と、下側ベアリング52と、バスバーユニット60と、を備える。モータ10では、バスバーユニット60と、ベアリングホルダ55と、ワイヤー支持部材70と、ステータ40とが、上側から下側に向かってこの順に配置される。モータ10は、バスバーユニット60の上側に、制御装置100の少なくとも一部を収容可能な制御装置収容領域20Aを有する。本実施形態において、モータ10は、U相、V相、およびW相を有する三相モータである。
ハウジング20は、上下方向に延びる筒部21と、筒部21の下端に位置する底壁部23と、上側に開口する開口部20aと、を有する。ハウジング20の内面には、下側から順に、ステータ40と、ベアリングホルダ55とが固定される。
筒部21は、中心軸Jを中心とする円筒状である。筒部21は、ステータ40を保持する内周面20bと、ベアリングホルダ55を保持する内周面20cと、制御装置100の一部を収容する制御装置収容領域20Aの内周面20dとを有する。内周面20dの内径は、内周面20cの内径よりも大きい。内周面20cの内径は、内周面20bの内径よりも大きい。すなわち、ハウジング20は、開口部20aから奥側(底壁部23側)へ行くに従って内径が小さくなる内面形状を有する。
内周面20cの内径は、内周面20dの内径と異なる。ハウジング20は、内周面20cと内周面20dとを接続する傾斜面20e、を有する。傾斜面20eの表面形状は、軸方向下側へ行くに従って内径が小さくなる。すなわち、中心軸Jと傾斜面20eとの間の径方向における距離は、軸方向下側へ向うにつれて徐々に小さくなる。傾斜面20eの断面形状は、直線状または湾曲形状が望ましい。これにより、組み立て作業者等(組み立て作業者または組み立て装置)は、開口部20aから挿入されたベアリングホルダ55を取り付け位置(内周面20c)へ円滑に配置することができる。
なお、ハウジング20は、必ずしも傾斜面20eを有さなくてもよい。例えば、ハウジング20は、内周面20cと内周面20dとが段差部を介して軸方向に接続される構成であってもよい。
ハウジング20は、棚面20fを有する。棚面20fは、内周面20bと内周面20cとの間に配置され、開口部20aに面して周方向に延びる。棚面20fは、ベアリングホルダ55を軸方向に支持する受け面である。この構成により、ハウジング20は、ベアリングホルダ55を軸方向において高い精度で所定の位置に保持することができる。
筒部21の形状は、円筒状に限られない。筒部21の内周面がステータ40とベアリングホルダ55を保持可能な形状であれば、筒部21の外形を例えば箱形としてもよい。また、筒部21の外形は、円筒形と箱形を組み合わせた形状であってもよい。筒部21には、ステータ40またはベアリングホルダ55が、内面の周方向の一部で保持されてもよい。
底壁部23は、ステータ40の下側に配置される。底壁部23は、ベアリング保持部23aと、出力軸孔22と、を有する。ベアリング保持部23aは、下側ベアリング52を保持する。出力軸孔22は、底壁部23を軸方向に貫通する。
ロータ30は、シャフト31を有する。シャフト31は、上下方向に延びる中心軸Jを中心とする。ロータ30は、シャフト31とともに中心軸Jを中心として周方向に回転する。シャフト31の下側の端部は、出力軸孔22を介してハウジング20の下側へ突出する。
上側ベアリング51および下側ベアリング52は、シャフト31を、中心軸周りに回転可能に支持する。ベアリング保持部23aは、ステータ40の下側において、下側ベアリング52を保持する。ベアリングホルダ55は、ステータ40の上側において、上側ベアリング51を保持する。
ステータ40は、ロータ30の径方向外側に位置する。ステータ40は、ステータコア41と、インシュレータ42と、複数のコイル43と、を有する。ステータコア41は、中心軸Jを中心とする円環状である。ステータコア41は、複数のティース41aを有する。インシュレータ42は、ティース41aに取り付けられる。コイル43は、インシュレータ42に巻き回される導線により構成される。コイル43は、各ティース41aに配置される。ステータ40の外周面は、ハウジング20の内周面20bに固定される。
図1および図2に示すように、ワイヤー支持部材70は、第1導通部材71と、第2導通部材72と、複数のワイヤー保持部75と、本体部73とを有する。本実施形態において、ワイヤー保持部の数は、6個である。ワイヤー支持部材70は、ステータ40上に配置される。第1導通部材71、72には、コイルの中性点が接続される。以下の説明では、第1導通部材71を第1中性点バスバー71と呼び、第2導通部材72を第2中性点バスバー72と呼ぶ。
本体部73は、環状であって、ステータ40の上側に配置される。本体部73は、軸方向の下側へ延びる複数の脚部73aを有する。脚部73aがインシュレータ42の取付溝42aに嵌め込まれることにより、ワイヤー支持部材70は、ステータ40上に支持される。本体部73は、樹脂等の絶縁材料からなる。
ワイヤー保持部75は、本体部73の内周縁に配置される。ワイヤー保持部75は、支持壁部75aと、凹部75bと、を有する。支持壁部75aは、本体部73から上方へ突出する。凹部75bは、支持壁部75aの径方向内側に開口する。6つのワイヤー保持部75は、周方向120°おきの3箇所に2つずつ配置される。なお、ワイヤー保持部75は、本体部73の外周縁に配置することもできる。ワイヤー保持部75の配置や個数は、後述するコイル引出線の本数やコイル引出線の引出位置等を考慮して、適宜変更可能である。
本体部73は、平面視で扇形の外形を有する切欠部73b、73cを、有する。切欠部73b,73cは、本体部73の外周部の2箇所に配置される。第1中性点バスバー71および第2中性点バスバー72は、それぞれ、3つのU形の接続端子71a,72aと、1つの貫通孔71b、72bを有する。第1中性点バスバー71および第2中性点バスバー72は、ワイヤー保持部75よりも、本体部73の外周側に配置される。軸方向から見たときに、第1中性点バスバー71および第2中性点バスバー72は、切欠部73b,73cから露出している。本体部73は、軸方向に突出する突起部73d、73eを有する。突起部73d,73eは本体部73の外周側に配置される。突起部73d,73eの周方向位置は、切欠部73b,73cの周方向の位置と同じである。突起部73d,73eは、第1中性点バスバー71および第2中性点バスバー72の貫通孔71b,72bに嵌めこまれた後、加熱されて溶融固化する。これにより、第1中性点バスバー71および第2中性点バスバー72は、本体部73に固定される。なお、第1中性点バスバー71および第2中性点バスバー72は、切欠部73b,73cとともに、本体部73の内周部に配置されてもよい。
ステータ40は、複数のコイル43から延びる12本のコイル引出線91A〜91C、91a〜91c,92A〜92C,92a〜92cを有する。コイル引出線91A〜91C,92A〜92Cは、ステータ40の上側を引き回されて、ワイヤー保持部75の凹部75bを起点に軸方向上側に折り曲げられて、ワイヤー保持部75に保持される。凹部75bの径方向内側の開口部における周方向の幅は、コイル43の線径より小さい。凹部75bの径方向外側の部位における内径は、コイル43の線径と、ほぼ同じである。よって、コイル引出線91A〜91C,92A〜92Cが凹部75bの開口部から奥側へ押し込
まれる際には、開口部が弾性変形により広がり、コイル引出線91A〜91C,92A〜92Cが凹部75b内に収容された後、開口部は元に戻る。このようにしてコイル43はワイヤー保持部75に保持される。ワイヤー保持部75に保持されたコイル引出線91A〜91C,92A〜92Cは、凹部75bから軸方向上側に突出する。なお、コイル43は一定の剛性を有する。そのため、ワイヤー保持部75から突出するコイル引出線91A〜91C,92A〜92Cfが倒れたり、大きくずれることはない。
コイル引出線91a〜91cは、第1中性点バスバー71の接続端子71aに接続される。コイル引出線92a〜92cは、第2中性点バスバー72の接続端子72aに接続される。
コイル引出線91A〜91Cは各相(U相、V相、W相)の給電用の配線である。コイル引出線91a〜91cは、コイル引出線91A〜91Cに対応する中性点接続用の配線である。コイル引出線92A〜92Cは、各相の給電用の配線である。コイル引出線92a〜92cは、コイル引出線92A〜92Cに対応する中性点接続用の配線である。
コイル43から引き出されたコイル引出線には、絶縁部材である絶縁チューブ98が取り付けられる。絶縁チューブ98は、ワイヤー支持部材70の下面に沿って延びるコイル引出線91A〜91C、91a〜91c、92A〜92C、92a〜92c同士、およびコイル引出線91A〜91C、91a〜91c、92A〜92C、92a〜92cとココイル43とを電気的に絶縁する。なお、コイル43から引き出されたコイル引出線は、絶縁チューブ98以外の絶縁部材等により、電気的に絶縁されてもよい。
ベアリングホルダ55は、略円板状であり、ステータ40の上側に配置される。ベアリングホルダ55は、上側ベアリング51を保持する。ベアリングホルダ55は、ハウジング20の内周面20cに、締まり嵌めにより保持される。本実施形態の場合、ベアリングホルダ55は、内周面20bに焼き嵌めによって固定される。なお、焼き嵌めは、締まり嵌めに含まれる嵌め合い方法である。ベアリングホルダ55は、ハウジング20の内周面20bに圧入等の他の方法により固定されてもよい。
これにより、Cリング等の固定部材を用いることなく、ベアリングホルダ55をハウジング20に固定することができ、モータ10の部品点数を削減することができる。仮に、Cリングを用いてベアリングホルダ55をハウジング20に固定する場合には、ハウジング20の内周面20bに、Cリングを保持する溝を設ける必要がある。しかしながら、上記構成により、当該溝を設ける必要がないため、ハウジング20の肉厚を薄くすることができる。その結果、ステータ40やベアリングホルダ55などを保持するために必要な内径を保ちつつ、ハウジング20の外径を小さくできる。よって、モータ10の小型化を図ることができる。
図1および図3に示すように、ベアリングホルダ55は、内側筒部55aと、外側筒部55bと、連結部55cとを有する。内側筒部55aは、上側ベアリング51を保持する。外側筒部55bは、ハウジング20の内周面20bに嵌合する。連結部55cは、内側筒部55aと外側筒部55bとを連結する。
連結部55cは、中間筒部55dと、内側連結部55eと、外側連結部55fと、を有する。中間筒部55dは、円筒状であり、内側筒部55aと外側筒部55bとの間に位置する。平面視において、内側連結部55eの形状は、円環状である。内側連結部55eは、中間筒部55dの下端と内側筒部55aの外周面とを接続する。平面視において、外側連結部55fの形状は、円環状である。外側連結部55fは、内側連結部55eの上端と外側筒部55bの上端とを接続する。
図1において、連結部55cの径方向内側の端部は、軸方向下側に屈曲し、径方向内側に向かって延び、内側筒部55aと接続される。内側筒部55aと連結部55cの間には、間隙が構成される。そのため、内側筒部55aおよび連結部55cは、径方向において弾性変形が可能である。したがって、モータ10の組立時またはモータ10の使用時の温度変化によりベアリングホルダ55およびハウジング20が膨張収縮し、ベアリングホルダ55とハウジング20との嵌合部や、上側ベアリング51などに、過大な押圧力が作用した場合であっても、内側筒部55aおよび連結部55cの弾性変形により、その押圧力は吸収される。そのため、ベアリングホルダ55とハウジング20との固定強度の低下を抑制することができ、上側ベアリング51がシャフト31を滑らかに回転可能に支持することができる。
ベアリングホルダ55は、ベアリングホルダ55を軸方向に貫通する複数の貫通孔56a〜56c,57a〜57cを有する。複数の貫通孔56a〜56c,57a〜57cは、外側連結部55fに配置される。
コイル引出線91A,91B,91Cは、それぞれ対応する貫通孔56a,56b,56cを通過して、ベアリングホルダ55の上側へと延びる。コイル引出線92A、92B、92Cは、それぞれ対応する貫通孔57a,57b,57cを通過してベアリングホルダ55の上側へ延びる。貫通孔56a、56cの開口の内径は、ワイヤー保持部75の外径よりも大きい。これにより、中性点接続用のコイル引出線91a,91b,92cと接続端子71a,72aとの接続部が、ベアリングホルダ55と電気的に絶縁を保つことができる。ベアリングホルダ55に配置された貫通孔56d,56eの構成についても、貫通孔56a,56cと同じであるため、その説明を省略する。
ベアリングホルダ55は、好ましくは、金属材料からなる。ベアリングホルダ55は、ベアリングホルダ55の外縁部の上面に3つの凹部58を有する。凹部58は、ベアリングホルダ55の上面に、ピン等による加圧加工(例えば、カシメ加工等)などが行われることにより、設けられる。加圧加工がベアリングホルダ55に対して行われると、ベアリングホルダ55の上面の加圧された箇所が塑性変形し、凹部58が形成され、ベアリングホルダ55の外側面から径方向外側に突出する押圧部59が形成される。ベアリングホルダ55がハウジング20内に配置される際に、押圧部59によって、ハウジング20の内周面20cを局所的に押圧することができる。ベアリングホルダ55は、焼き嵌めとカシメにより、内周面20cに固定される。
ベアリングホルダ55のハウジング20に締まり嵌めされている部分について押圧部59が配置されることにより、ハウジング20とベアリングホルダ55との押圧力が局所的に増加し、両部材の締結強度をより一層高めることができる。
凹部58のうち少なくとも1つは、貫通孔56a〜56cの近傍に配置される。本実施形態では、図3に示すように、貫通孔56aの近傍、および貫通孔56bの近傍に凹部58が配置される。貫通孔56a、56bと近傍の凹部58との距離は、中心軸Jを基準とする周方向の角度で15°以内である。凹部58は塑性変形により形成される。そのため、凹部58が形成される位置における部材の強度が向上する。貫通孔56a〜56cの近傍ではベアリングホルダ55の強度が低下しやすい。しかし、貫通孔56a〜56cの近傍に凹部58が配置されるため、貫通孔56a〜56cの近傍の強度を確保することができる。
ベアリングホルダ55を構成する材料の線膨張係数は、ハウジング20を構成する材料の線膨張係数と同等である。この構成により、ハウジング20にベアリングホルダ55を組み付けた後の温度変化に対して、ハウジング20とベアリングホルダ55の膨張量および収縮量が同じになる。そのため、ベアリングホルダ55のハウジング20への取り付けが弛みにくくなる。本実施形態の場合、ベアリングホルダ55の材料は、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなる。ハウジング20の材料は、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなる。ベアリングホルダ55およびハウジング20の材料は、他の種類の材料であってもよい。
バスバーユニット60は、相用バスバー61a〜61c、62a〜62cと、バスバーホルダ65とを有する。バスバーホルダ65は、相用バスバー61a〜61c、62a〜62cを保持する。バスバーホルダ65は、バスバーホルダ65を軸方向に貫通する3つの貫通孔65A,65B,65Cを有する。
バスバーホルダ65は、ベアリングホルダ55の上面に固定される。ベアリングホルダ55の貫通孔56a〜56c,57a〜57cから上側へ延びるコイル引出線91A〜91C、92A〜92Cは、バスバーホルダ65の貫通孔65A〜65Cを通ってバスバーホルダ65の上側へ延びる。コイル引出線91A〜91C,92A〜92Cは、バスバーホルダ65の上面において、それぞれ相用バスバー61a〜61c,62a〜62cに接続される。
相用バスバー61a〜61c,62a〜62cは、制御装置100との接続端子として機能する。バスバーユニット60は、ハウジング20に固定されたベアリングホルダ55の上面に固定される。そのため、相用バスバー61a〜61c,62a〜62cは、制御装置収容領域20A内において軸方向に高い精度で位置決めされる。この構成により、モータ10と制御装置100とを容易に接続することが可能となる。
本実施形態において、モータ10は、ワイヤー支持部材70そのため、を有する。周辺部材との電気的絶縁を確保しつつコイル引出線を接続先へ引き回すことができる。
前述のように、モータ10におけるステータ40のコイル43は、所定の巻線方法により、各相の給電用のコイル引出線91A〜91C,92A〜92Cと、中性点接続用のコイル引出線91a〜91c,92a〜92cとを有する。各相の給電用のコイル引出線91A〜91C,92A〜92Cは、ベアリングホルダ55の上側に配置されたバスバーユニット60に接続する。中性点接続用のコイル引出線91a〜91c,92a〜92cは、互いに接続される。
ワイヤー支持部材70は、ワイヤー保持部75により、ステータ40の上側を引き回されたコイル引出線91A〜91C,92A〜92Cを、特定の位置に位置決めして、軸方向に沿わせて支持することができる。つまり、ワイヤー支持部材70によって、コイル引出線91A〜91C,92A〜92Cを、接続先であるバスバーユニット60の相用バスバー61a〜61c,62a〜62cに対して精度良く位置決めして引き出すことができる。
さらに、本実施形態では、ワイヤー保持部75の支持壁部75aがベアリングホルダ55の貫通孔56a〜56c,57a〜57cの内側まで延びる。これにより、モータ10では、コイル引出線91A〜91C,92A〜92Cを、ベアリングホルダ55との電気的絶縁を図りつつ、ベアリングホルダ55の上側へ引き回すことができる。
よって、ステータ40とワイヤー支持部材70とを組み合わせた組立体に、ベアリングホルダ55を配置すると、各相の給電用のコイル引出線91A〜91C,92A〜92Cを、ベアリングホルダ55の貫通孔56a〜56c、57a〜57cを介して容易に引き出すことができる。各コイル引出線91A〜91C,92A〜92Cが精度良く位置決めされている。そのため、バスバーユニット60をベアリングホルダ55の所定位置に配置する場合、各コイル引出線91A〜91C,92A〜92Cが精度良く位置決めされているため、相用バスバー61a〜61c、62a〜62cと容易に接続できる。
また、ワイヤー支持部材70は、コイル引出線を特定の位置に位置決めして軸方向に沿わせて保持できれば、ワイヤー保持部75が本体部73から突出していなくてもよい。例えば、本体部73の内周縁付近にV字状などの切りかきや孔などを設け、この切りかきや孔などにコイル引出線が保持されてもよい。この構成では、コイル引出線が精度良く保持することができる。そのため、保持されたコイル引出線がベアリングホルダ55の貫通孔に通されるときに、ワイヤー保持部が貫通孔内に配置されなくても、その貫通孔の孔径を大きくすれば、コイル引出線が貫通孔の内周面と接触しづらくなり、コイル引出線とベアリングホルダ55との電気的絶縁を確保できる。
モータ10では、ワイヤー支持部材70が、第1中性点バスバー71および第2中性点バスバー72を介してコイル引出線91a〜91c,92a〜92cを保持する。これにより、中性点接続用のコイル引出線91a〜91c,92a〜92cは、ステータ40の上方にあるワイヤー支持部材70で接続がされる。そのため、コイルの引出長を長くすることなく、コイル引出線91a〜91c,92a〜92c互いに接続して配置することができる。その結果、コイル引出線91a〜91c、92a〜92cの短絡することを抑制できる。
また、ステータ40の中性点接続用のコイル引出線91a〜91c、92a〜92cをワイヤー支持部材70に設けた第1中性点バスバー71および第2中性点バスバー72に接続することで、給電用のコイル引出線91A〜91C、92A〜92Cが接続されるバスバーユニット60の構成を単純にできる。バスバーユニット60の構成を単純にできる。これにより、例えば、ハウジング20における制御装置100を配置するスペースを用意に確保することができる。
中性点接続用のコイル引出線91a〜91c、92a〜92cは、巻線方法の種類によっては、一箇所に接続する場合がある。この場合、中性点用バスバーの枚数を1枚にすることができる。
モータ10では、給電用および中性点接続用のコイル引出線91A〜91C,92A〜92C,91a〜91c,92a〜92cがステータ40の上側へ引き出される。すなわち、ステータ40の全てのコイル引出線が、ステータ40の上側に引き出される。これにより、ステータ40と底壁部23との間に、コイル引出線を引き回すスペースを設ける必要がない。そのため、ステータ40を底壁部23に近づけて配置することができる。モータ10では、全重量のうちステータ40の重量が占める割合が大きいため、ステータ40の軸方向の位置が変わると、モータの重心位置を大きくずらすことができる。図1に示すように、ステータ40がモータ10の軸方向下側に配置された状態でモータ10が外部装置に取り付けられる場合、その外部装置側にモータ10の重心が位置する。その結果、モータ10から発生する振動を抑制することができる。
ベアリングホルダ55の上側に引き出されたコイル引出線91A〜91C、92A〜92Cは、相用バスバー61a〜61c,62a〜62cに接続される。制御装置100には、相用バスバー61a〜61c,62a〜62cが接続される。バスバーユニット60がベアリングホルダ55の上面に固定されているため、バスバーユニット60がステータ40に固定される場合に比べて、相用バスバー61a〜61c、62a〜62cの軸方向の位置精度は高い。そのため、バスバーユニット60を所定の位置に精度より取り付けることができ、バスバーユニット60と制御装置100との電気的接続を良好にできる。
本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、後述するような他の実施形態及び変形例を採用することもできる。以下の説明において上記説明と同様の構成については、適宜同一の符号を付す等により説明を省略する場合がある。
図5は、ワイヤー保持部の他の態様を示す部分斜視図である。
図5に示すワイヤー保持部175は、円筒状の支持壁部175aを有する。支持壁部175aは軸方向に貫通する貫通孔を有する。ステータ40から延びるコイル引出線91Aは、支持壁部175aの貫通孔を通ってワイヤー支持部材70の上側へ引き出される。
図2に示したワイヤー保持部75では、凹部75bが径方向内側に開口する。そのため、凹部75bへコイル引出線91A〜91C,92A〜92Cを容易に嵌め込み、位置決め等の作業を行うことができる。一方、図5に示す円筒状のワイヤー保持部175では、支持壁部175aによってコイル引出線の全周を保持する。そのため、コイル引出線91A〜91C,92A〜92Cが傾いたり、指示壁部175aから外れたりすることを抑制することができ、コイル引出線91A〜91C,92A〜92Cと他の部材との絶縁性も高めることができる。
(変形例1)
図6は、本実施形態の変形例1にかかるワイヤー支持部材270を示す斜視図である。図7は、図6に示すワイヤー支持部材270の上側支持部材を取り外した状態を示す斜視図である。
図6よび図7では、図1または図2に示したワイヤー支持部材70に代えて、図6に示すワイヤー支持部材270が、モータ10に取り付けられる。ワイヤー支持部材270は、複数のワイヤー保持部75と、第1中性点バスバー71および第2中性点バスバー72と、本体部273と、を有する。図6では、ワイヤー保持部75の数は6つである。本体部273は、図6に示す上側支持部材273aと、図7に示す下側支持部材273bとを有する。
上側支持部材273aおよび下側支持部材273bは、絶縁部材であり、平面視において概ね円環状である。6つのワイヤー保持部75は、上側支持部材273aの内周縁に配置される。下側支持部材273bの外周部に、第1中性点バスバー71と第2中性点バスバー72とが取り付けられる。下側支持部材273bは複数の脚部273cを有する。図6および図7では、脚部273cの数は3本である。脚部273cは下側支持部材273bの外縁端から軸方向下側へ延びる。脚部273cは、インシュレータ42の取付溝42aで支持される。なお、平面視における上側支持部材273aの外形および下側支持部材273bの外形は、円環状に限らず、例えば楕円状や円弧状などであってもよい。
ステータ40から延びるコイル引出線91A〜91C,92A〜92Cは、下側支持部材273bの外周側から上面へ回り込み、下側支持部材273bの上面の凹部274に収容される。コイル引出線91A〜91C,92A〜92Cは下側支持部材273bの内周縁において、軸方向上側へ屈曲される。上側支持部材273aは下側支持部材273bの上面に取り付けられる。上側支持部材273aは、凹部274内に配置されるコイル引出線91A〜91C,92A〜92Cの一部を覆う。コイル引出線91A〜91C,92A〜92Cは、上側支持部材273aと下側支持部材273bとの間を通って、上側支持部材273aのワイヤー保持部75へ延びる。コイル引出線91A〜91C,92A〜92Cは、ワイヤー保持部75に保持される。
上記構成では、上側支持部材273aと下側支持部材273bとがコイル引出線を挟み込む。ステータ40とコイル引出線との間に下側支持部材273bが配置されることにより、ステータ40とコイル引出線91A〜91C,92A〜92Cとを絶縁することができる。コイル引出線91A〜91C,92A〜92Cとベアリングホルダ55との間に上側支持部材273aが配置されることにより、コイル引出線とベアリングホルダ55との絶縁を確保することができる。つまり、上記構成では、図1に示すコイル引出線の絶縁チューブ98を設ける必要がない。
上側支持部材273aは、貫通する貫通孔273a1を有する。下側支持部材273bは、軸方向に伸びる突起部273b1を有する。貫通孔273a1には突起部273bが挿入され、突起部273b1が加熱され、溶融して固化する。これにより、上側指示部材273aは、下側支持部材273bと、固定される。
なお、上側支持部材273aと下側支持部材273bとは、圧入、接着、スナップフィット等により固定することも可能である。ワイヤー保持部75は、上側支持部材273aではなく、下側支持部材273bに設けられていてもよい。
(変形例2)
図8は、本実施形態の変形例2のワイヤー支持部材370を示す斜視図である。
図8では、図1または図2に示したワイヤー支持部材70に代えて、ワイヤー支持部材370がモータ10に取り付けられる。ワイヤー支持部材370は、複数のワイヤー保持部75と、第1中性点バスバー71および第2中性点がバスバー72と、本体部373と、を有する。図8では、ワイヤー保持部75の数は、6つである。
本体部373は、平面視で円環状の部材である。6つのワイヤー保持部75は、本体部373の内周縁に設けられる。第1中性点バスバー71および第2中性点バスバー72は本体部373の外周部に取り付けられる。
本体部373の上面には、凹部374が配置される。ステータ40から延びるコイル引出線91A〜91C、92A〜92Cは、本体部373の外周から上面へ回り込み、凹部374に収容される。コイル引出線91A〜91C、92A〜92Cは本体部373の上面に沿って内周縁のワイヤー保持部75へ延びる。コイル引出線91A〜91C,92A〜92Cは、ワイヤー保持部75に保持される。
本体部は、コイル引出線を本体部の上面に固定または係止する固定部76を有する。より詳細には、凹部374には、軸方向に伸びる固定部76が配置される。変形例2では、固定部76は、略L字形状である。固定部76の先端は、径方向内側から径方向外側に向かって伸びる。コイル引出線92B、92Cは、固定部76と本体部373の上面との間に配置される。好ましくは、固定部76は、コイル引出線92B,92Cと軸方向および径方向に接触する。これにより、コイル引出線92B、92Cが本体部373から浮き上がることを抑制することができる。また、モータ10に外力等が加わってコイル引出線92B,92Cが本体部373の上面上を移動しようとしても固定部76に当たるため、コイル引出線92B,92Cの径方向への移動を抑えることができる。なお、固定部76は、複数の凹部374の全てに設けられていてもよく、一部の凹部374にのみ設けられていてもよい。また、固定部76の形状は、上述の形状に限られず、他の形状であってもよい。固定部76がコイル引出線92B,92Cの一部を挟み込んでもよい。
変形例2の構成では、コイル引出線91A〜91C、92A〜92Cが本体部373の上面で引き回される。すなわち、ステータ40とコイル引出線91A〜91C、92A〜92Cとの間に本体部373が配置される。これにより、ステータ40とコイル引出線91A〜91C、92A〜92Cとを絶縁することができる。また、固定部76は、本体部373の上面におけるコイル引出線92B,92C等の移動を抑制する。本体部373は、コイル引出線91A〜91C、92A〜92Cとベアリングホルダ55との間に配置される。これにより、コイル引出線とベアリングホルダ55との絶縁を確保することができる。変形例1の構成とは異なり、変形例2では、コイル引出線91A〜91C,92A〜92Cが凹部374の外部に露出する。そのため、絶縁の観点から、コイル引出線91A〜91C,92A〜92Cは、ベアリングホルダ55と離れて配置されることが望ましい。なお、コイル引出線91A〜91C,92A〜92Cに絶縁チューブなどの絶縁部材が取り付けられてもよい。
(変形例3)
図9は、本実施形態の変形例3のモータ410を示す部分断面図である。
図1に示したモータ10では、バスバーユニット60はベアリングホルダ55の上面に固定される。それに対して、図9に示すモータ410は、ベアリングホルダ55の下面に固定されるバスバーユニット460を備える。バスバーユニット460は、バスバー461と、バスバー461を保持するバスバーホルダ465とを有する。バスバー461は、ワイヤー保持部75に保持されるコイル引出線91Aと、接続される。バスバー461は、ベアリングホルダ55の貫通孔を通ってベアリングホルダ55の上側へ延び、制御装置100と接続される。
バスバーユニット460は、コイル引出線91A〜91C,92A〜92Cと接続されるバスバーを有する。図9では、コイル引出線91Aと接続されるバスバー461のみを図示し、他のコイル引出線91B,91C,92A〜92Cと接続されるバスバーについては図示を省略している。
変形例3の構成では、バスバーユニット460がベアリングホルダ55の下面に固定される。そのため、ステータ40やワイヤー支持部材70などが所定の位置から軸方向にずれたとしても、バスバー461の上端をハウジング20に対して正確に位置決めすることができる。したがって、バスバー461と制御装置100とを安定して接続することができる。
バスバー461におけるコイル引出線91Aと接続する部位は、ベアリングホルダ55に設けられる貫通孔551内に位置する。これにより、当該部位とベアリングホルダ55との軸方向寸法を小さくできる。
(変形例4)
図10は、変形例4のモータ510を示す部分断面図である。
図10に示すように、モータ510は、ワイヤー支持部材570を有する。ワイヤー支持部材570は、図1および図2に示したワイヤー支持部材70に、接続端子571が設けられた構成である。接続端子571は、ワイヤー支持部材570の本体部73に固定される。接続端子571の一方の端部は、ワイヤー保持部75に保持されたコイル引出線91Aに接続される。接続端子571の他方の端部は、ベアリングホルダ55の貫通孔56aを通ってベアリングホルダ55の上側へ延び、制御装置100と接続される。
ワイヤー支持部材570は、端子保持部572を有する。端子保持部572は、接続端子571における貫通孔56aを通る部分を覆う。端子保持部572は絶縁材料であり、接続端子571とベアリングホルダ55とを電気的に絶縁することができる。
なお、図10では、ワイヤー支持部材570は、コイル引出線91A〜91C、92A〜92Cと接続される接続端子を有する。図10では、コイル引出線91Aと接続される接続端子571のみを図示し、他のコイル引出線91B、91C、92A〜92Cと接続される接続端子については図示を省略している。
変形例4では、ワイヤー支持部材570が接続端子571を備える。そのため、モータ510では、制御装置100と接続するバスバーユニットが不要になる。これにより、部品点数を削減でき、またモータ510を軸方向に小型化することができる。
(変形例5)
図11は、変形例5のモータ10を示す部分断面図である。図1および図2に示したモータ10の構造とは異なり、変形例5のモータ10は、バスバーユニット60が設けられておらず、コイル引出線91Aと制御装置100とが直接接続される。この構造では、バスバーユニット60が不要であるため、部品点数を削減でき、またモータを軸方向に小型化することができる。
なお、上述した各構成は、相互に矛盾しない範囲内において、適宜組み合わせることができる。
10,410,510…モータ、20…ハウジング、20a…開口部、20f…棚面、23…底壁部、30…ロータ、31…シャフト、40…ステータ、41a…ティース、43…コイル、55…ベアリングホルダ、56a,56b,57a,65A…貫通孔、58,75b,274,374…凹部、60,460…バスバーユニット、65,465…バスバーホルダ、70,270,370,570…ワイヤー支持部材、71…第1中性点バスバー(第1導通部材)、72…第2中性点バスバー(第2導通部材)、73,273,373…本体部、75,175…ワイヤー保持部、75a,175a…支持壁部、76…固定部、91A〜91C,91a〜91c,92A〜92C,92a〜92c…コイル引出線、98…絶縁チューブ、273a…上側支持部材、273b…下側支持部材、461…バスバー、571…接続端子、51…上側ベアリング、J…中心軸

Claims (16)

  1. 上下方向に延びる中心軸を中心とするシャフトを有するロータと、
    前記ロータと径方向に対向して配置されたステータと、
    前記シャフトを支持するベアリングと、
    前記ステータの上側に配置されるワイヤー支持部材と、
    前記ワイヤー支持部材の上側に配置され前記ベアリングを保持するベアリングホルダと、
    前記ワイヤー支持部材の上側に配置されるバスバーユニットと、
    を備え、
    前記ステータは、
    複数のティースと、
    複数の前記ティースに設けられる複数のコイルと、
    を有し、
    前記ワイヤー支持部材は、
    前記コイルから上側方向に延びるコイル引出線のうち、
    一部の前記コイル引出線を保持するワイヤー保持部と、
    他の一部の前記コイル引出線を互いに電気的に接続する第1導通部材と、
    前記ワイヤー保持部及び前記第1導通部材を支持する本体部と、
    を有し、
    前記バスバーユニットは、
    前記ワイヤー保持部に保持される前記コイル引出線と接続される第2導通部材と、前記第2導通部材を保持するバスバーホルダと、を有し、
    前記ベアリングホルダは、前記ベアリングホルダを軸方向に貫通して前記コイル引出線のコイル端または前記第2導通部材を通過させる貫通孔を有する
    モータ。
  2. 前記バスバーユニットは、前記ベアリングホルダの上側に配置され、
    前記第2導通部材は、前記貫通孔を通って上側に延びる前記コイル引出線と接続される、請求項1に記載のモータ。
  3. 前記バスバーユニットは、前記ベアリングホルダと前記ステータとの間に配置され、
    前記第2導通部材は、前記貫通孔を通って上側に延びる、請求項1に記載のモータ。
  4. 上下方向に延びる中心軸を中心とするシャフトを有するロータと、
    前記ロータと径方向に対向して配置されたステータと、
    前記シャフトを支持するベアリングと、
    前記ステータの上側に配置されるワイヤー支持部材と、
    前記ワイヤー支持部材の上側に配置され前記ベアリングを保持するベアリングホルダと、
    を備え、
    前記ステータは、
    複数のティースと、
    複数の前記ティースに設けられる複数のコイルと、
    を有し、
    前記ワイヤー支持部材は、
    前記コイルから上側方向に延びるコイル引出線のうち、
    一部の前記コイル引出線を保持するワイヤー保持部と、
    他の一部の前記コイル引出線を互いに電気的に接続する第1導通部材と、
    前記ワイヤー保持部及び前記第1導通部材を支持する本体部と、
    を有し、
    前記ベアリングホルダは、前記ベアリングホルダを軸方向に貫通する貫通孔を有し、前記コイル引出線のコイル端は前記貫通孔を通って前記ベアリングホルダの上側へ延びる
    モータ。
  5. 上下方向に延びる中心軸を中心とするシャフトを有するロータと、
    前記ロータと径方向に対向して配置されたステータと、
    前記シャフトを支持するベアリングと、
    前記ステータの上側に配置されるワイヤー支持部材と、
    前記ワイヤー支持部材の上側に配置され前記ベアリングを保持するベアリングホルダと、
    を備え、
    前記ステータは、
    複数のティースと、
    複数の前記ティースに設けられる複数のコイルと、
    を有し、
    前記ワイヤー支持部材は、
    前記コイルから上側方向に延びるコイル引出線のうち、
    一部の前記コイル引出線を保持するワイヤー保持部と、
    他の一部の前記コイル引出線を互いに電気的に接続する第1導通部材と、
    前記ワイヤー保持部に保持される前記コイル引出線と接続される接続端子と、
    前記ワイヤー保持部、前記第1導通部材、および前記接続端子を支持する本体部と、
    を有し、
    前記ベアリングホルダは、前記ベアリングホルダを軸方向に貫通する貫通孔を有し、前記接続端子は前記貫通孔を通って前記ベアリングホルダの上側へ延びる
    モータ。
  6. 前記コイルから引き出された前記コイル引出線は、前記本体部と前記ステータとの間を通って前記ワイヤー保持部へ延びており、
    前記ステータと前記本体部との間に位置する前記コイル引出線には絶縁部材が取り付けられる、請求項1から5のいずれか1項に記載のモータ。
  7. 前記本体部は、軸方向に互いに対向する上側支持部材と下側支持部材とを有し、
    前記上側支持部材は、前記ワイヤー保持部を有し、
    前記コイル引出線は、前記コイルから前記下側支持部材の上面に引き出され、前記上側支持部材と前記下側支持部材との間を通って前記ワイヤー保持部へ延びる、請求項1から3のいずれか1項に記載のモータ。
  8. 前記コイル引出線は、前記コイルから前記本体部の上面に引き出され、前記本体部の上面に沿って前記ワイヤー保持部へ延びる、請求項1から3のいずれか1項に記載のモータ。
  9. 前記本体部は、前記コイル引出線を前記本体部の上面に固定する固定部を有する、請求項8に記載のモータ。
  10. 前記ワイヤー保持部は、前記本体部の縁部において前記中心軸に直交する方向に開口する凹部を有する、請求項1から9のいずれか1項に記載のモータ。
  11. 前記ワイヤー保持部は、前記本体部を軸方向に貫通する貫通孔を有する、請求項1から9のいずれか1項に記載のモータ。
  12. 前記ワイヤー保持部は、前記本体部から上方へ突出し、前記コイル引出線を支持する支持壁部を有する、請求項10又は11に記載のモータ。
  13. 全ての前記コイル引出線は、前記ステータの上方に引き出される、請求項1から12のいずれか1項に記載のモータ。
  14. 前記ステータと前記ロータとを収容するハウジングを有し、
    前記ハウジングは、軸方向の下側に底壁部を有し、軸方向の上側に前記ステータが通過可能な開口部を有する、請求項1から13のいずれか1項に記載のモータ。
  15. 前記ハウジングの内面に、前記開口部に面して周方向に延びる棚面が設けられ、
    前記ベアリングホルダは、前記棚面に接触して配置され、
    前記バスバーユニットは、前記ハウジングの上面に固定される、請求項14に記載のモータ。
  16. 前記ハウジング内に収容され、前記コイル引出線と直接又は前記第2導通部材を介して電気的に接続される制御部を有する、請求項14又は15に記載のモータ。
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