JP4971417B2 - ステータ及びブラシレスモータ - Google Patents

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Description

本発明は、ステータ及びブラシレスモータに関する。
従来、自動車のパワーステアリング装置等に用いられるブラシレスモータとして、例えば、中心に向かって放射状に形成された複数のティース部に集中巻きで巻線が形成されたステータと、その内側に回転可能に収容された、周面に複数の磁極が形成されたロータ(回転子)とを備えたものがある。このようなブラシレスモータのステータは、例えば、互いに所定の位相差を有するU相、V相、W相の3相の駆動電流が供給される3組の巻線が巻装されており、各相の巻線の端部は軸方向に延びるように引き出されて、ブラシレスモータの端部に配設されたターミナルに接続されている。
この接続方法として、例えば、特許文献1には、ターミナルにおいて各相の巻線の端部が引き出される位置に、該端部を貫通させる透孔が形成されており、各透孔に巻線の端部を挿通させて半田付けする方法が開示されている。このように構成すれば、各相の巻線の端部をモータ内部で引き回して一箇所にまとめなくても、各端部をターミナルに接続することで一括して電気的に接続することができる。
特開2000−14069号公報
しかしながら、上記文献のブラシレスモータであると、各相の巻線の端部を対応する透孔に挿通させる作業は高い精度が要求される煩雑なものである。このため、1本1本の巻線を透孔に挿入する作業はもちろん、複数の巻線を透孔に挿入する作業は困難であった。そこで、透孔の孔径を大きくして巻線の挿入を容易とすることが考えられるが、そうすると透孔に挿通された巻線の端部を保持しながら半田付け等の接続作業を行う必要が生じるため、製造作業が複雑化するという問題があった。
本発明はこうした実情に鑑みてなされたものであって、巻線の端部を容易にターミナルに接続することができるステータ及びブラシレスモータを提供することにある。
請求項1に記載の発明は、三相モータの回転軸に対し放射状に延びる複数のティースを備え、各ティースに巻線が巻装され、プレートが固定されてなるステータであって、前記プレートには、前記回転軸の軸線方向に貫通し径方向外側に開口する切欠が形成され、前記切欠に挿通される前記巻線の端部が結線される1つの結線部と、外部からの電源供給が可能な1つのコネクタとを備えた3つのターミナルが、前記プレートに固定され、3つの前記コネクタは前記ステータの周方向に並んで配置されており、前記プレートには3つの前記結線部にそれぞれ対応する位置に前記切欠が形成され、3つの該切欠は、前記3つのコネクタのうち隣り合う所定の2つのコネクタの間に1つ形成されるとともに、前記3つのコネクタのうち前記周方向の両端に位置するコネクタよりも前記コネクタ間の切欠から前記周方向に離れた位置にそれぞれ1つ形成されており、前記周方向の両端に位置するコネクタのうち一方のコネクタと、該両端に位置するコネクタの間に位置するコネクタとの間に、前記コネクタ間の切欠が形成され、前記3つのターミナルのうち1つのターミナルは、前記コネクタ間の切欠に挿通される前記巻線の端部が結線される1つの結線部と、前記両端に位置するコネクタの間に位置するコネクタとを備え、前記3つのターミナルのうち他の2つのターミナルの一方は、前記周方向の両端に位置するコネクタのうち一方のコネクタよりも前記コネクタ間の切欠から前記周方向における該一方のコネクタと同じ方向に離れて位置する切欠に挿通される前記巻線の端部が結線される1つの結線部と、該一方のコネクタとを備えるとともに、前記他の2つのターミナルの他方は、前記周方向の両端に位置するコネクタのうち他方のコネクタよりも前記コネクタ間の切欠から前記周方向における該他方のコネクタと同じ方向に離れて位置する切欠に挿通される前記巻線の端部が結線される1つの結線部と、該他方のコネクタとを備える
この発明によれば、プレートは回転軸の軸線方向に貫通し径方向外側に開口する切欠が形成されており、該切欠に挿通された前記巻線の端部が前記結線部に結線されている。このように構成すると、巻線の端部をプレートの径方向外側から切欠に挿入してターミナルの結線部に結線(接続)することが可能となるので、ロータにおける巻線の端部の位置に精度よく切欠を形成しなくても、該端部を容易にターミナルに結線することができる。また、プレートの切欠は径方向外側に開口するように形成されているため、巻線の内側への移動が規制され、巻線の端部とロータとの短絡を防止することができる。また、巻線の端部は、回転軸の軸線方向に貫通して切欠に周方向に係止されるため、安定して保持される。このため、ロータの回転により生じるターミナルの振動を抑制することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のステータにおいて、前記ティースに巻装される巻線間には渡り線が渡されており、前記プレートには、前記ステータの周方向に沿って略円弧形状をなし前記渡り線を収容する凹部が形成されている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のステータにおいて、前記プレートには、前記ステータに係合する係合片が形成されている。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のステータと、界磁用のマグネットを有するロータとを備える。
本発明によれば、巻線の端部を容易にターミナルに接続することができる。
本実施の形態におけるブラシレスモータの(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線断面図。 本実施の形態におけるステータの(a)は平面図、(b)は(a)のB−B線断面図。 本実施の形態におけるターミナル及びプレートの(a)は平面図、(b)は(a)のC−C線断面図、(c)は(a)のD−D線断面図。 本実施の形態におけるターミナルの結線部の(a)は斜視図、(b)は(a)のE−E線断面図。 本実施の形態におけるブラシレスモータの製造工程を説明する(a)は平面図、(b)は(a)のF−F線断面図。 本実施の形態におけるブラシレスモータの製造工程を説明する(a)は平面図、(b)は(a)のF−F線断面図。 本実施の形態におけるブラシレスモータの製造工程を説明する(a)は平面図、(b)は(a)のF−F線断面図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1(a),(b)に示すように、ブラシレスモータ1は、略有底筒状のハウジング2内周に固定されたステータ3と、該ステータ3の内側に収容されたロータ4と、ハウジング2の開口部2aを覆うプレート5と、プレート5に固定された金属製のターミナル6とを備えている。
図1(a),(b)及び図2(a),(b)に示すように、ステータ3は、所定角度(図において30°)ごとに中心に向かって放射状に延びる複数の(本実施の形態では12本)ティース7を備えており、これらティース7は外周側が連結部材により連結されて一体的に構成されている。各ティース7には筒状に形成された絶縁樹脂製のボビン8が挿着されており、このボビン8を介して各ティース7に巻線9が巻装されている。各ティース7に巻装された巻線9は、ブラシレスモータ1に供給される駆動電源としての三相の励磁電流(U相、V相、W相)に応じてU相巻線9u、V相巻線9v、W相巻線9wとする。なお、本実施の形態では、プレート5には、外部から電源供給が可能なコネクタ6bと結線部6aとをそれぞれ備えた3つのターミナル6Xと、3つの結線部6aを備えたターミナル6Yとが固定されており、各巻線9の端部9aは結線部6aに結線されている。
本実施の形態のブラシレスモータ1は、ロータ4の外周面にマグネット10が配置された表面磁石型同期モータ(SPM)であり、ロータ4は、各相(U,V,W)の巻線9に三相の駆動電力の供給がなされることにより回転軸11と共に一体回転する。本実施の形態では、PWMインバータ(図示略)にて生成された三相の駆動電力が、ターミナル6を介して各相の巻線9に供給されるようになっている。
詳しくは、U相巻線9u、V相巻線9v、W相巻線9wは、それぞれ所定のティース7に巻装されると共に、他の相の巻線を跨いで180°反対側のティース7に連続して1本で巻線されている。つまり、中心を挟んで対向する位置にある2つのティース7には、それぞれ渡り線9bが渡されて1本のコイルにより巻線9が巻装されている。本実施の形態では、U相巻線9u、V相巻線9v、W相巻線9wは、それぞれ所定の隣り合う2つのティース7に巻装されると共に、他の相に対応したティース7を跨いで180°反対側の2つのティース7に巻装されている。
そして、対向する2つのティース7のうち、一方のティース7に巻装された巻線9の端部9aはターミナル6Xに結線され、他方のティース7に巻装された巻線9の端部9aはターミナル6Yに結線されている。このように接続されることで、U相巻線9u、V相巻線9v、W相巻線9wは、それぞれコネクタ6bから電源供給可能とされると共に、ターミナル6Yにおいて中性点が形成されるように構成されている。
なお、ステータ3には、ターミナル6X側に設置された巻線9の端部9aを引き出す引出位置3Xと、ターミナル6Y側に設置された巻線9の端部9aを引き出す引出位置3Yとがそれぞれ3箇所ずつ設定されている。これら引出位置3X,3Yは、各巻線9の端部9aがプレート5の反ロータ4側に引き出される位置として設定されている。
具体的には、ターミナル6X側に配置されたU相巻線9uの始端部9sは、図中点線で示す引出位置3Xから引き出されており、ターミナル6Y側に配置されたU相巻線9uの終端部9eは、図中点線で示す引出位置3Yから引き出されている。なお、ターミナル6X側に配置されたU相巻線9uの終端部9eとターミナル6Y側に配置されたU相巻線9uの始端部9sとの間には、渡り線9bが渡されている。
同様に、ターミナル6X側に配置されたV相巻線9vの始端部9sは、図中点線で示す引出位置3Xから引き出されており、ターミナル6Y側に配置されたV相巻線9vの終端部9eは、図中点線で示す引出位置3Yから引き出されている。なお、ターミナル6X側に配置されたV相巻線9vの終端部9eとターミナル6Y側に配置されたV相巻線9vの始端部9sとの間には、渡り線9bが渡されている。
また、同様に、ターミナル6X側に配置されたW相巻線9wの始端部9sは、図中点線で示す引出位置3Xから引き出されており、ターミナル6Y側に配置されたW相巻線9wの終端部9eは、図中点線で示す引出位置3Yから引き出されている。なお、ターミナル6X側に配置されたW相巻線9wの終端部9eとターミナル6Y側に配置されたW相巻線9wの始端部9sとの間には、渡り線9bが渡されている。
なお、各始端部9s、終端部9e及び渡り線9bは、ステータ3の一側(図2(b)中左側)に配設されている。ターミナル6X側に配置された巻線9の始端部9s及びターミナル6Y側に配置された終端部9eは、巻線9の端部9aとしてプレート5の反ロータ4側に引き出されて、ターミナル6に結線されている。また、ターミナル6X側に配置された巻線9とターミナル6Y側に配置された巻線9との間に渡された渡り線9bは、プレート5のロータ4側に形成された凹部5aに収容されている。
プレート5は、ステータ3の内周と略同径を有する略円筒状とされている。このプレート5には、回転軸11の軸線方向に貫通し径方向外側に開口する複数の(本実施の形態では6つ)切欠5bが形成されており、各切欠5bに対応してそれぞれターミナル6の結線部6aが配設されている。各切欠5bは、径方向に沿うように形成されており、周方向に巻線9の端部9aの径と略同じ幅となるように形成されている。また、各切欠5bは、ステータ3の引出位置3X,3Yに対応する位置に形成されており、各切欠5bに挿通された巻線9の端部9aが、結線部6aに結線されている。なお、本実施の形態では、各切欠5bに2本の巻線9の端部9aが挿通されている。
図3(a),(b)に示すように、プレート5の前記ステータ3側の面には、外周縁に沿って複数の係合片5cが突出形成されている。なお、ステータ3には、これら係合片5cに対応する位置に、径方向内側に凹状の係合部(図示せず)が形成されており、プレート5が軸方向にステータ3側に向けて挿入されると、プレート5がステータ3に係止され固定されるように構成されている。係合片5cは係合方向から前記係合部に挿入されるので、プレート5をステータ3に固定された状態でハウジング2に装着することで、係合片5cが径方向に抜けることがなくなる。よって、プレート5は、ハウジング2及びステータ3から脱落の虞なく固定されることになる。
また、プレート5のステータ3側の面には、略円弧形状の凹部5aが形成されており、該凹部5aには上述したように前記各渡り線9bが収容されている。この凹部5aは、各渡り線9bが収容されるように適宜の箇所に形成されている。また、プレート5のステータ3と反対側の面には、複数箇所に係合部5dが突出形成されており、この係合部5dに後述するように各ターミナル6が係合されている。
ターミナル6の各結線部6aは、プレート5において径方向外側に開口し、前記切欠5bの内周側の形状に沿うように形成されており、回転軸11の軸線方向に切欠5bに連続するように配設されている。詳述すると、本実施の形態では、結線部6aは、径方向に沿って延びるターミナル本体部6cと押え部6dとを備え、これらターミナル本体部6cと押え部6dは結線部6aが略U字状をなし径方向外側に開口するように連結されている。ターミナル本体部6cと押え部6dとは、相対向する面の間隔が巻線9の端部9aを挟み込むように設定されている。そして、結線部6aは、ターミナル本体部6cと押え部6dの相対向する面と、プレート5にて切欠5bを形成し周方向に相対向する面とが、回転軸11の軸線方向において略同一平面上となるように配置されている。また、結線部6aは、ターミナル本体部6cと押え部6dとの前記連結部内側面の中心が、切欠5bの径方向内側端の円弧状側面の中心と、前記軸線方向に沿って略同一線となるように配置されている。
また、ターミナル6は、プレート5側に突出して固定片6eが屈曲形成されており、この固定片6eがプレート5に埋設されてターミナル6Xはプレート5に固定されている。同様に、ターミナル6Yには固定片6eが形成されており、この固定片6eがプレート5に埋設されてターミナル6Yはプレート5に固定されている。
また、図3(c)に示すように、ターミナル6Yには、プレート5に形成された前記係合部5dに対応する位置に、切起こし部6fが形成されている。この切起こし部6fが係合部5dに係合されることで、ターミナル6Yのプレート5からの離脱方向への移動が規制されて、ターミナル6Yがプレート5に固定されている。同様に、ターミナル6Xの前記係合部5dに対応する位置には切起こし部6fが形成されており、ターミナル6Xはプレート5に固定されている。なお、ターミナル6X,6Yがプレート5に固定された状態で、各ターミナル6X,6Yに設けられた結線部6aは、略同心円上に配設されている(図1(a)参照)。
また、図4(a),(b)に示すように、各結線部6aには、巻線9の端部9aの開口側への移動を規制するための規制部として、突出部6gが一体に形成されている。この突出部6gは、押え部6dを、結線部6aの内側(ターミナル本体部6c側)に向けて突出させることで形成されている。突出部6gは、結線部6aにおいて2本の巻線9の端部9aを径方向に位置決めする位置に形成されており、該端部9aの組み付けが可能な程度の弾性を有している。ブラシレスモータ1において、巻線9の端部9aは、アーク又は抵抗溶接等により、この結線部6aに結線されている。
次に、上記ブラシレスモータ1の製造方法について説明する。
まず、引出工程では、図5(a),(b)に示すように、巻線9の軸方向に引き出された端部9aが径方向外側に向けて曲げられる。
次に、設置工程では、図6(a),(b)に示すように、ステータ3にプレート5が設置される。詳しくは、前記係合片5cが径方向からステータ3に形成された所定の前記係合部(図示せず)に挿入されることにより、プレート5が設置される。このとき、巻線9の端部9aがそれぞれ対応する切欠5bの近傍に位置することとなる。各切欠5bはプレート5において径方向外側に開口するように形成されているため、巻線9の端部9aを前記軸線方向に引き出した状態でプレート5の外縁に沿って移動させながら対応する切欠5bに挿入することができる。このため、巻線9の端部9aを、例えば巻線9の端部9aの断面と略同じ形状の孔に挿入する場合と比較して、容易にプレート5に挿通させることができる。
次に、挿入工程では、図7(a),(b)に示すように、巻線9の端部9aがプレート5に形成された切欠5bに径方向外側から内周側に向けて挿入される。すると、2本の巻線9の端部9aが結線部6aに係止されて保持される。即ち、本実施の形態では、2本の巻線9の端部9aは、周方向にターミナル本体部6cと押え部6dとに挟み込まれ、突出部6gにより開口側(径方向外側)への移動を規制されるため、安定した状態で保持される。なお、本実施の形態では、切欠5b及び結線部6aは径方向に沿うように形成されているため、巻線9の端部9aが内周側に挿入されると該端部9aは切欠5b及び結線部6aに案内されて内周側にスムーズに移動し、結線部6aに保持される。なお、結線部6aには2本の巻線9の端部9aが挿入されるが、図7(b)においては1本のみを示している。
次に、結線工程では、巻線9の端部9aが結線部6aに結線される。図4(a),(b)に示すように、巻線9の端部9aは、金属線12の周囲が樹脂製の被覆材13により被覆された構成とされている。上述したように端部9aが結線部6aに保持された状態で周方向両側から加圧されながらアーク又は抵抗溶接が行われることにより、端部9aが結線部6aに接続固定される。
なお、プレート5において、各ターミナル6に設けられた結線部6aは、略同心円上に配設されているため、各ターミナル6の結線部6aにアーク又は抵抗溶接を行う際に作業を容易に短時間で行うことができる。即ち、ブラシレスモータ1において、アーク又は抵抗溶接を行う電極(図示せず)の位置合わせを容易に短時間で行うことができ、作業時間を短縮化することができる。
その後、プレート5を装着したステータ3をハウジング2に収容固定して、ブラシレスモータ1が製造される。
次に、本実施形態におけるブラシレスモータ1の特徴的な作用効果を記載する。
(1)ブラシレスモータ1は、プレート5に回転軸11の軸線方向に貫通し径方向外側に開口する切欠5bが形成されており、該切欠5bに挿通された巻線9の端部9aが結線部6aに結線されている。切欠5bは径方向外側に開口しているので、巻線9の端部9aは、プレート5の径方向外側から切欠5bに挿入してターミナル6の結線部6aに接続(結線)することが可能となり、ロータ4における巻線9の端部9aの位置に精度よく切欠5bを形成しなくても、該端部9aを容易にターミナル6に接続することができる。また、プレート5の切欠5bは径方向外側に開口するように形成されているため、巻線9の内側への移動が規制され、巻線9の端部9aとロータ4との短絡を防止することができる。また、巻線9の端部9aは、回転軸11の軸線方向に貫通して切欠5bに周方向に係止されるため、安定して保持される。このため、ロータ4の回転により生じるターミナル6の振動を抑制することができる。
(2)結線部6aは、径方向外側に開口し軸線方向に切欠5bと連続するように形成されているため、容易に径方向外側から切欠5bに挿入した巻線9の端部9aを結線部6aに挿入して結線することができる。例えば、切欠5bと結線部6aとが軸線方向に連続していない場合、該端部9aを切欠5bに挿入する作業と結線部6aに挿入する作業とが必要となるが、巻線9の端部9aを径方向外側から挿入するのみの作業で結線部6aに挿入することができる。
(3)巻線9の端部9aは、回転軸11の軸線方向に連続するように形成された切欠5bと結線部6aとにより保持され、周方向両側から切欠5bの内周面及びターミナル本体部6cと押え部6dとにより保持されるため、周方向に安定して保持される。このため、ブラシレスモータ1の回転により生じるターミナル6の振動を抑制することができる。
(4)巻線9の端部9aは周方向両側からターミナル本体部6cと押え部6dとに挟み込まれて結線される。このため、巻線9の端部9aを結線部6aに結線するために抵抗溶接等の作業を行う場合に、干渉物のない周方向から結線部6aに電極を当ることができ、容易に溶接作業を行うことができる。
(5)結線部6aに巻線9の端部9aの開口側への移動を規制するための突出部6gが一体に設けられているため、この突出部6gにより巻線9の端部9aは結線部6aに安定して保持される。このため、簡易に且つ確実に、巻線9の端部9aをターミナル6の結線部6aに結線することができる。
(6)適宜の箇所に複数の切欠5bを形成することで、プレート5で塞がれるハウジング2内において配設される巻線9の端部9aの長さを短くすることができる。このため、巻線の端部9aを収容するためのスペースが軽減し、ブラシレスモータ1を軸線方向に短くすることができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態では、ターミナル6の結線部6aは径方向外側に開口し回転軸11の軸線方向にプレート5の切欠5bに連続するように形成されているものとしたが、結線部6aは必ずしも前記軸線方向に切欠5bと連続していなくてもよい。プレート5に切欠5bが形成されていることで、巻線9の端部9aは容易に反ロータ4側に引き出されるため、どのような態様のターミナルであっても、該端部9aを容易に接続することができる。
・上記実施の形態では、ターミナル6の結線部6aは、径方向に沿って延びるターミナル本体部6cと該ターミナル本体部6cを折り曲げて形成した押え部6dとを備えたものとしたが、結線部6aの形状はこれに限定されない。要は、巻線9の端部9aを結線することができる形状であればよい。
・上記実施の形態では、ターミナル6の結線部6aに、巻線9の端部9aの開口側への移動を規制する規制部としての突出部6gが一体に設けられたものとしたが、この規制部をどのように形成してもよい。例えば、回転軸11の軸線方向に沿って延びるように形成してもよい。また、結線部6aに必ずしも規制部を設けなくてもよい。
・上記実施の形態では、プレート5に6箇所に切欠5bが形成されているものとしたが、プレート5に形成される切欠の数はこれに限定されない。
・上記実施の形態では、各結線部6aに巻線9の端部9aが2本ずつ結線されるものとしたが、結線部6aに結線される巻線9の本数はこれに限定されず、1本でもよいし3本以上としてもよい。
・上記実施の形態では、本発明を表面磁石型同期モータ(SPM)に具体化したが、その他、永久磁石埋設型同期モータ(IPM)等、ターミナルを備えたブラシレスモータであれば、どのようなモータに具体化してもよい。
上記実施の形態から把握できる技術的思想について、以下にその効果と共に記載する。
(イ)前記切欠は、径方向に沿って形成されていることを特徴とする。このように構成すれば、巻線の端部は、径方向外側から挿入されると、スムーズに径方向内側に誘導されて確実に保持される。
(ロ)略有底筒状のハウジング内周に固定され、放射状に延びるように設けられた複数のティースと各ティースに巻装された巻線とを備えるステータと、
回転軸と該回転軸に固定されて前記ステータの内側に配置されるマグネットを備え、前記巻線が通電されることにより前記ステータに対して相対回転するロータと、
前記ハウジングの開口部を覆うプレートと、
前記プレートに固定され、前記巻線の端部を結線する結線部を有する金属製のターミナルと、
を備えたブラシレスモータであって、
前記プレートに前記回転軸の軸線方向に貫通し径方向外側に開口する切欠が形成されており、該切欠に挿通された前記巻線の端部が前記結線部に結線されていることを特徴とするブラシレスモータ。
この発明によれば、プレートは回転軸の軸線方向に貫通し径方向外側に開口する切欠が形成されており、該切欠に挿通された前記巻線の端部が前記結線部に結線されている。このように構成すると、巻線の端部をプレートの径方向外側から切欠に挿入してターミナルの結線部に結線(接続)することが可能となるので、ロータにおける巻線の端部の位置に精度よく切欠を形成しなくても、該端部を容易にターミナルに結線することができる。また、プレートの切欠は径方向外側に開口するように形成されているため、巻線の内側への移動が規制され、巻線の端部とロータとの短絡を防止することができる。また、巻線の端部は、回転軸の軸線方向に貫通して切欠に周方向に係止されるため、安定して保持される。このため、ロータの回転により生じるターミナルの振動を抑制することができる。
なお、以下に示す製造方法の発明おいても同様の作用を得る。
(ハ)前記結線部は、径方向外側に開口し前記軸線方向に前記切欠と連続するように形成されていることを特徴とする。
この発明によれば、結線部は径方向外側に開口し軸線方向に切欠と連続するように形成されているため、径方向外側から切欠に挿入した巻線の端部を容易に結線部に挿入して結線することができる。また、巻線の端部は、回転軸の軸線方向に切欠と結線部とにより連続して保持されるため、回転軸の回転方向に安定して保持される。このため、ロータの回転により生じるターミナルの振動を抑制することができる。
(ニ)前記結線部は、径方向に沿って延びるターミナル本体部と、前記巻線の端部を挟み込むように前記ターミナル本体部を折り曲げて形成した径方向に沿って延びる押え部と、を有することを特徴とする。
この発明によれば、結線部は、径方向に沿って延びるターミナル本体部と、巻線の端部を挟み込むようにターミナル本体部を折り曲げて形成した径方向に沿って延びる押え部とを有する。このため、巻線の端部は、切欠に保持されると共に結線部のターミナル本体部と押え部とにより周方向両側から挟まれて保持されるため、モータの回転により生じるターミナルの振動を抑制することができる。また、巻線の端部を結線部に結線するために、例えば抵抗溶接を行う場合に、干渉物のない周方向から結線部に電極を当ることができるため、容易に溶接作業を行うことができる。
(ホ)前記結線部に、前記端部の開口側への移動を規制するための規制部が一体に設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、結線部に巻線の端部の開口部への移動を規制するための規制部が一体に設けられているため、結線部に設けられた規制部により巻線の端部が安定して保持される。このため、簡易に且つ確実に、巻線の端部をターミナルの結線部に結線することができる。
(ヘ)前記プレートは周方向に複数箇所に前記切欠が形成され、各切欠に対応して前記結線部が配設されていることを特徴とする。
この発明によれば、プレートは周方向に複数箇所に切欠が形成され、各切欠に対応して結線部が配設されているため、適宜の箇所に複数の切欠を形成することで、プレートで塞がれるハウジング内において配設される巻線の端部の長さを短くすることができる。このため、巻線端部を収容するためのスペースが軽減し、ブラシレスモータを軸線方向に短くすることができる。
(ト)略有底筒状のハウジング内周に固定され、放射状に延びるように設けられた複数のティースと各ティースに巻装された巻線とを備えるステータと、
回転軸と該回転軸に固定されて前記ステータの内側に配置されるマグネットを備え、前記巻線が通電されることにより前記ステータに対して相対回転するロータと、
前記回転軸の軸線方向に貫通し径方向外側に開口する切欠が形成されており、前記ハウジングの開口部を覆うプレートと、
前記プレートに固定され、前記巻線の端部を結線する結線部を有する金属製のターミナルと、
を備えたブラシレスモータの製造方法であって、
前記巻線の端部を径方向外側に向けて曲げる引出工程と、
前記ステータに前記プレートを設置する設置工程と、
前記巻線の端部を前記プレートに形成された切欠に径方向外側から挿入する挿入工程と、
前記巻線の端部を前記結線部に結線する結線工程と、
を有することを特徴とするブラシレスモータの製造方法。
1…ブラシレスモータ、2…ハウジング、2a…開口部、3…ステータ、4…ロータ、5…プレート、5b…切欠、6,6X,6Y…ターミナル、6a…結線部、6c…ターミナル本体部、6d…押え部、6g…規制部としての突出部、7…ティース、9…巻線、9a…端部、10…マグネット、11…回転軸。

Claims (4)

  1. 三相モータの回転軸に対し放射状に延びる複数のティースを備え、各ティースに巻線が巻装され、プレートが固定されてなるステータであって、
    前記プレートには、前記回転軸の軸線方向に貫通し径方向外側に開口する切欠が形成され、
    前記切欠に挿通される前記巻線の端部が結線される1つの結線部と、外部からの電源供給が可能な1つのコネクタとを備えた3つのターミナルが、前記プレートに固定され、3つの前記コネクタは前記ステータの周方向に並んで配置されており、
    前記プレートには3つの前記結線部にそれぞれ対応する位置に前記切欠が形成され、3つの該切欠は、前記3つのコネクタのうち隣り合う所定の2つのコネクタの間に1つ形成されるとともに、前記3つのコネクタのうち前記周方向の両端に位置するコネクタよりも前記コネクタ間の切欠から前記周方向に離れた位置にそれぞれ1つ形成されており、
    前記周方向の両端に位置するコネクタのうち一方のコネクタと、該両端に位置するコネクタの間に位置するコネクタとの間に、前記コネクタ間の切欠が形成され、
    前記3つのターミナルのうち1つのターミナルは、前記コネクタ間の切欠に挿通される前記巻線の端部が結線される1つの結線部と、前記両端に位置するコネクタの間に位置するコネクタとを備え、
    前記3つのターミナルのうち他の2つのターミナルの一方は、前記周方向の両端に位置するコネクタのうち一方のコネクタよりも前記コネクタ間の切欠から前記周方向における該一方のコネクタと同じ方向に離れて位置する切欠に挿通される前記巻線の端部が結線される1つの結線部と、該一方のコネクタとを備えるとともに、前記他の2つのターミナルの他方は、前記周方向の両端に位置するコネクタのうち他方のコネクタよりも前記コネクタ間の切欠から前記周方向における該他方のコネクタと同じ方向に離れて位置する切欠に挿通される前記巻線の端部が結線される1つの結線部と、該他方のコネクタとを備えたことを特徴とするステータ。
  2. 請求項1に記載のステータにおいて、
    前記ティースに巻装される巻線間には渡り線が渡されており、
    前記プレートには、前記ステータの周方向に沿って略円弧形状をなし前記渡り線を収容する凹部が形成されていることを特徴とするステータ。
  3. 請求項1又は2に記載のステータにおいて、
    前記プレートには、前記ステータに係合する係合片が形成されていることを特徴とするステータ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のステータと、界磁用のマグネットを有するロータとを備えたことを特徴とするブラシレスモータ。
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