JP2502304Y2 - 樹脂モ―ルドモ―タの固定子 - Google Patents

樹脂モ―ルドモ―タの固定子

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JP2502304Y2
JP2502304Y2 JP10991190U JP10991190U JP2502304Y2 JP 2502304 Y2 JP2502304 Y2 JP 2502304Y2 JP 10991190 U JP10991190 U JP 10991190U JP 10991190 U JP10991190 U JP 10991190U JP 2502304 Y2 JP2502304 Y2 JP 2502304Y2
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JP
Japan
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circuit board
printed circuit
protrusion
resin
stator
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Application number
JP10991190U
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JPH0468463U (ja
Inventor
勘治 井崎
昌亨 高田
Original Assignee
松下精工株式会社
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Publication date
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  • Motor Or Generator Frames (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ファンなどを駆動する樹脂モールドモータ
の固定子の構造に関するものである。
従来の技術 近年、樹脂モールドモータ固定子の巻線端末およびリ
ード処理においては、プリント基板を利用するものが主
流になってきている。従来この種の樹脂モールドモータ
の固定子は、第5図および第6図に示すように、11はモ
ータ外のリード線と固定子巻線12とを接続する配線13を
備えたプリント基板で、巻線端末14を配線13側の面に案
内する切欠孔15とハンダ付固定するためのランド16を有
している。そして、固定子巻線12と固定子コア17を絶縁
するインシュレータ18は、位置決め用の支柱19にてプリ
ント基板11の位置決めをしている。
上記構成において、固定子巻線12の巻始めもしくは巻
終わりである巻線端末14はプリント基板11の配線13側に
切欠穴15を通して案内され、ランド16にハンダ付固定さ
れた後、全体を樹脂でモールドされるものであった。
考案が解決しようとする課題 このような従来の樹脂モールドモータの固定子では、
固定子巻線12からでた巻線端末14がプリント基板11と、
直接的に接続固定されるため、金型内でモールド用の樹
脂が注入されるときに、樹脂の注入もしくは流動圧力が
直接巻線端末14に加わり断線したり、配線13がランド16
部分でプリント基板11から剥がれてしまうという課題が
あった。
本考案は上記課題を解決するもので、モールド用の樹
脂を注入しても、断線やプリント基板配線の剥がれのな
い、樹脂モールドモータの固定子を提供することを目的
とするものである。
課題を解決するための手段 本考案の樹脂モールドモータの固定子は、上記目的を
達成するために、プリント基板の位置決め用の突起を形
成したインシュレータと、前記突起を挿入する前記プリ
ント基板の切欠孔の周囲にハンダ付用のランドと、前記
突起に巻きつけられ、前記ハンダ付用のランドにハンダ
付固定された固定子巻線の巻線端末を有するものであ
る。
作用 本考案の樹脂モールドモータの固定子は、上記した構
成により樹脂の注入あるいは流動圧力を直接巻線端部で
受けることがないので、断線を防止できるとともに、ハ
ンダ付固定部が巻線端部に引っ張られることがないの
で、配線がランド部分でプリント基板から剥がれること
も防止できるものである。
実施例 以下、本考案の位置実施例について第1図〜第4図を
参照しながら説明する。なお従来例と同一部分には同一
番号を付けて、詳細な説明は省略する。図に示すように
1はプリント基板11のランド16の中心に設けられた切欠
孔15に対応する位置に、突起2を設けたインシュレータ
で、突起2の先端部をプリント基板11の切欠穴15に通
し、プリント基板11の位置決めをしている。そして、プ
リント基板11の一部は固定子が樹脂3でモールドされた
とき外部に露出し、リード線4を配線13に接続できるよ
うになっているのである。
上記構成において、固定子巻線12の巻始めもしくは巻
終わりである巻線端末5は、インシュレータ1の突起2
の根元から先端に向かって巻つけられたのち、プリント
基板11の切欠孔15の切欠部から、配線13側の面の切欠孔
15の周囲に設けられたランド16にハンダ付固定される。
そのため巻線端末5がインシュレータ1の突起2と一体
的に構成されたと同等の効果が得られることになる。
考案の効果 以上の実施例の説明から明らかなように本考案によれ
ば、巻線端末をインシュレータに設けられたプリント基
板の位置決め用の突起に巻きつけたのち、突起の先端部
でプリント基板の切欠孔周囲に設けられたランドにハン
ダ付固定されるので、巻線端末がインシュレータの突起
と一体的に構成されたと同等の効果が得られ、モールド
用樹脂の注入あるいは流動圧力を直接受けることがなく
なり、巻線端末が断線したり、ランド部でのプリント基
板からの配線の剥がれが防止できる効果のある樹脂モー
ルドモータの固定子を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の樹脂モールドモータの固定
子の要部断面図、第2図は同プリント基板の平面図、第
3図は同プリント基板をインシュレータに取付けた組立
図、第4図は同樹脂モールドモータの断面図、第5図は
従来の樹脂モールドモータの固定子の要部詳細図、第6
図は同プリント基板をインシュレータに取付けた組立図
である。 1……インシュレータ、2……突起、5……巻線端末、
11……プリント基板、12……固定子巻線、15……切欠
孔、16……ランド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−250649(JP,A) 実開 昭63−113450(JP,U) 実開 昭64−16156(JP,U) 実開 昭60−132159(JP,U) 実開 昭64−25875(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント基板の位置決め用の突起を形成し
    たインシュレータと、前記突起を挿入する前記プリント
    基板の切欠孔の周囲のハンダ付用のランドと、前記突起
    に巻きつけられ、前記ハンダ付用のランドにハンダ付固
    定された固定子巻線の巻線端末とを有する樹脂モールド
    モータの固定子。
JP10991190U 1990-10-19 1990-10-19 樹脂モ―ルドモ―タの固定子 Expired - Lifetime JP2502304Y2 (ja)

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JPH0468463U JPH0468463U (ja) 1992-06-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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