JPH04127607U - コイル端部の接続構造 - Google Patents

コイル端部の接続構造

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JPH04127607U
JPH04127607U JP4407191U JP4407191U JPH04127607U JP H04127607 U JPH04127607 U JP H04127607U JP 4407191 U JP4407191 U JP 4407191U JP 4407191 U JP4407191 U JP 4407191U JP H04127607 U JPH04127607 U JP H04127607U
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JP
Japan
Prior art keywords
coil
pins
wiring board
printed wiring
pin
Prior art date
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Pending
Application number
JP4407191U
Other languages
English (en)
Inventor
勇 片山
寛治 川崎
Original Assignee
オムロン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by オムロン株式会社 filed Critical オムロン株式会社
Priority to JP4407191U priority Critical patent/JPH04127607U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コイルスプールに巻装されたコイルのコイル
端部とコイルスプールに設定されるプリント配線基板の
導電パターン部との半田付けによる接続作業を部品コス
トを上げることなく改善し、さらに小形化に対応できる
ようにする。 【構成】 コイルスプール2に一体形成した1対のピン
8,8にコイル1のコイル端部1a,1bをそれぞれ巻
き付け、上記ピン8をプリント配線基板3の孔7に貫挿
してから半田付けにより上記ピン8を溶融させてコイル
端部1a,1bをプリント配線基板3の導電パターン部
4に接続・固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、リニアパルスモータなどの電気機器におけるコイルスプールとこ のコイルスプールに設定されるプリント配線基板とを電気的に接続するためのコ イル端部の接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の接続構造では、図4および図5に示すように、コイル1を巻装 した電気絶縁性合成樹脂などからなるコイルスプール2のつば部2aに設定され たプリント配線基板3における導電パターン部4に対して上記コイル1の両コイ ル端部1a,1bを直接に半田5で接続したり、あるいは、図6および図7に示 すように、コイルスプール2のつば部2aに1対の金属ピン6,6を突設し、こ れら金属ピン6,6にそれぞれコイル端部1a,1bを巻き付けてから各金属ピ ン6,6をプリント配線基板3側の孔7に貫挿した状態で金属ピン6と導電パタ ーン部4とを半田付けする方法が採られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記前者のように、コイル端部1a,1bをプリント配線基板3の導 電パターン部4に直接に半田付けするものでは、ピンセットなどの治具でコイル 端部1a,1bを導電パターン部4に保持してから半田付けを行なわなければな らないので、作業性が悪い。また、後者のように、コイルスプール2のつば部2 aに金属ピン6を突設するものでは、半田付け作業が容易になる反面、上記金属 ピン6をつば部2aにインサート成形もしくは後加工で突設しなければならず、 コスト高になるうえ、小形化によりコイルスプール2のつば部2aが薄肉の場合 は、金属ピン6の突設が困難あるいは不可能な場合がある。
【0004】 この考案は上記従来のものの課題を解決するためになされたもので、接続作業 性に優れ、しかもコストの上昇を招くことなく、小形化にも対応可能なコイル端 部の接続構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案に係るコイル端部の接続構造は、コイルを巻装したコイルスプールに 1対のピンを一体形成によって突設し、上記コイルの端部をそれぞれ上記ピンに 巻き付け、このピンを上記コイルスプールに設定されるプリント配線基板側の孔 に貫通させ、半田付け時に上記ピンの先端側を溶融させて上記コイル端部をプリ ント配線基板の導電パターン部に接続・固定したものである。
【0006】
【作用】
この考案においては、コイルスプールに一体形成したピンにコイル端部を巻き 付けるので、半田付けするにあたって、コイル端部を治具で保持する必要がなく なり、しかも上記ピンを配線基板のピン孔に貫通させてからピンを溶融状態で半 田付けするので、作業性が改善され、しかもピンがコイルスプールに一体成形さ れているので、部品コストも抑えられるとともに、コイルスプールの小形化にも 対応させ易くなる。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面にもとづいて説明する。 図1および図2はそれぞれこの考案に係るコイル端部の接続構造をプリント配 線基板の取り付け前およびコイル端部接続後の各状態で示す斜視図であり、従来 のものと同一部所には、同一符号を付して、それらの説明を省略する。
【0008】 図1および図2において、8,8は上記コイルスプール2のつば部2aに突設 された1対のピンであり、上記つば部2aに一体形成されたものである。これら 両ピン8,8にコイル1のコイル端部1a,1bをそれぞれ巻き付けてからプリ ント配線基板3側の孔7,7に貫挿させ、この状態で、半田付けにより、上記ピ ン8,8を溶融させながら上記コイル端部1a,1bを上記導電パターン部4に 接続・固定している。
【0009】 すなわち、上記構成において、ピン8の先端部に対し半田小手(図示せず)を 当てて半田付けを行なうと、この部分が溶融するとともに、ピン8に巻き付けて いるコイル端部1a,1bの被膜も溶けて該コイル端部1a,1bが図3のよう に、半田5に埋設状態で導電パターン部4に電気的に接続される。
【0010】 この場合、コイル端部1a,1bをピン8に巻き付けているので、半田付けに あたって、コイル端部1a,1bを治具で保持しておく必要もなくなり、しかも ピン8ごと半田付けするので、半田付け作業を能率的に行なえる。さらに、上記 ピン8をコイルスプール2のつば部2aに一体形成したものであるから、従来の ように、金属ピンをインサート成形や後加工で突設するものに比して製作も簡単 で部品のコストも低減される。
【0011】 また、上記コイルスプール2のつば部2aが薄い場合でもピン8を突設できる ので、コイルスプール2の小形化も容易に対応可能となる。
【0012】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、コイルスプールに一体形成されたピンにコ イル端部を巻き付け、このピンをプリント配線基板の孔に貫通させてコイル端部 をピンごと半田付けするようにしたので、コイル側とプリント配線基板側との半 田付けによる電気的接続作業を能率良く、かつ部品コストを上げることなく実行 することができ、また、コイルスプールが薄肉になってもピンを突設できるので 、小形化の推進も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るコイル端部の接続構造をプリン
ト配線基板の取り付け前の状態で示す斜視図である。
【図2】この考案に係るコイル端部の接続構造をコイル
端部接続後の状態で示す斜視図である。
【図3】コイル端部の接続部を示す要部の断面図であ
る。
【図4】従来のコイル端部接続構造をプリント配線基板
の取り付け前の状態で示す斜視図である。
【図5】従来のコイル端部の接続構造をコイル端部接続
後の状態で示す斜視図である。
【図6】従来の別のコイル端部接続構造をプリント配線
基板の取り付け前の状態で示す斜視図である。
【図7】従来の別のコイル端部接続構造をコイル端部接
続後の状態で示す斜視図である。
【符号の説明】
1 コイル 1a,1b コイル端部 2 コイルスプール 3 プリント配線基板 4 導電パターン部 5 半田 7 孔 8 ピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルを巻装したコイルスプールに1対
    のピンを一体形成により突設し、上記コイルのコイル端
    をそれぞれ上記ピンに巻き付け、このピンをコイルスプ
    ーンに設定されるプリント配線基板側の孔に貫挿させ、
    半田付け時に上記ピンの先端側を溶融させて上記コイル
    端部をプリント配線基板の導電パターン部に接続・固定
    したことを特徴とするコイル端部の接続構造。
JP4407191U 1991-05-15 1991-05-15 コイル端部の接続構造 Pending JPH04127607U (ja)

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JP4407191U JPH04127607U (ja) 1991-05-15 1991-05-15 コイル端部の接続構造

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JP4407191U JPH04127607U (ja) 1991-05-15 1991-05-15 コイル端部の接続構造

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JPH04127607U true JPH04127607U (ja) 1992-11-20

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ID=31924295

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