JPH0430728B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0430728B2 JPH0430728B2 JP19851583A JP19851583A JPH0430728B2 JP H0430728 B2 JPH0430728 B2 JP H0430728B2 JP 19851583 A JP19851583 A JP 19851583A JP 19851583 A JP19851583 A JP 19851583A JP H0430728 B2 JPH0430728 B2 JP H0430728B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead wire
- wire
- terminal pin
- external lead
- winding
- Prior art date
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- Expired
Links
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 26
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 13
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 13
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- 229910000976 Electrical steel Inorganic materials 0.000 description 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F5/00—Coils
- H01F5/04—Arrangements of electric connections to coils, e.g. leads
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F5/00—Coils
- H01F5/04—Arrangements of electric connections to coils, e.g. leads
- H01F2005/046—Details of formers and pin terminals related to mounting on printed circuits
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は各種電子機器に使用されるトランスに
関するものである。
関するものである。
従来例の構成とその問題点
近年、トランスにおけるコストダウンの動向と
しては、トランスの巻線の自動化、さらに自動配
線といつた巻線、仕上工程における自動化が進め
られ、この自動化に伴つて外部リード線の引出構
造としてもピン端子を主流とした構成が増加して
きている。
しては、トランスの巻線の自動化、さらに自動配
線といつた巻線、仕上工程における自動化が進め
られ、この自動化に伴つて外部リード線の引出構
造としてもピン端子を主流とした構成が増加して
きている。
この場合、トランスとしてのコストダウンは図
れるものの、組込み時の配線における自由度に制
限を受けるものとなつている。
れるものの、組込み時の配線における自由度に制
限を受けるものとなつている。
以下、図面を用いて従来のトランスの構造を説
明する。
明する。
第1図に示すものは、コイルボビン1に巻回し
た巻線2の外周に外部リード線3を取付けた絶縁
板4を配置し、この外部リード線3の芯線3aに
巻線2の引出線5を巻付けて半田処理を施して接
続し、この絶縁板4上に絶縁テープ6を貼付けて
接続部の絶縁と保護を図り、コイルボビン1には
磁心7を組込み、この磁心7に取付金具8を被せ
てトランスとしたものである。
た巻線2の外周に外部リード線3を取付けた絶縁
板4を配置し、この外部リード線3の芯線3aに
巻線2の引出線5を巻付けて半田処理を施して接
続し、この絶縁板4上に絶縁テープ6を貼付けて
接続部の絶縁と保護を図り、コイルボビン1には
磁心7を組込み、この磁心7に取付金具8を被せ
てトランスとしたものである。
この構成のトランスでは、配線の自動化が困難
で、外部リード線3の固定は絶縁テープ6に頼つ
ており、この外部リード線3に引張力が加えられ
ると引出線5まで影響を及ぼし、細線よりなる引
出線5を断線させるといつた問題を有していた。
で、外部リード線3の固定は絶縁テープ6に頼つ
ており、この外部リード線3に引張力が加えられ
ると引出線5まで影響を及ぼし、細線よりなる引
出線5を断線させるといつた問題を有していた。
このようなことから、第2図に示すように、磁
心7、取付金具8を組込んだコイルボビン1の鍔
部に端子ピン9を植設し、この端子ピン9にコイ
ルボビン1に巻回した巻線の引出線を巻付けて半
田接続し、このコイルボビン1の側面に端子ピン
9と接続されるプリント基板10を取付け、この
プリント基板10に外部リード線3の芯線3aを
接続したトランスも開発されている。
心7、取付金具8を組込んだコイルボビン1の鍔
部に端子ピン9を植設し、この端子ピン9にコイ
ルボビン1に巻回した巻線の引出線を巻付けて半
田接続し、このコイルボビン1の側面に端子ピン
9と接続されるプリント基板10を取付け、この
プリント基板10に外部リード線3の芯線3aを
接続したトランスも開発されている。
この構成によれば、引出線の端子ピン9への配
線処理は自動化により行えるが、プリント基板1
0を用いるためコストの点で著しく不利となり、
しかも、このプリント基板10に外部リード線3
を接続しなければならず、組立工数も増加し作業
性の点でも劣るものであつた。
線処理は自動化により行えるが、プリント基板1
0を用いるためコストの点で著しく不利となり、
しかも、このプリント基板10に外部リード線3
を接続しなければならず、組立工数も増加し作業
性の点でも劣るものであつた。
発明の目的
本発明は以上のような従来の欠点を除去するも
のであり、引出線の自動配線が可能で、しかも安
価に作業性に優れた組立てができるトランスを提
供することを目的とするものである。
のであり、引出線の自動配線が可能で、しかも安
価に作業性に優れた組立てができるトランスを提
供することを目的とするものである。
発明の構成
上記目的を達成するために、本発明のトランス
は、巻線を施したコイルボビンの鍔に端子ピンを
植設し、この端子ピンに上記巻線の引出線を接続
し、一端部に絶縁被覆を残すように芯線の一部を
露出させ、この露出した芯線を2分してリング状
の接続部とした外部リード線の接続部を上記端子
ピンにはめこんで接続し、上記コイルボビンに鉄
心を組込んで構成され、引出線の配線を自動化で
きるとともに、外部リード線の接続も簡単かつ確
実に行えることになる。
は、巻線を施したコイルボビンの鍔に端子ピンを
植設し、この端子ピンに上記巻線の引出線を接続
し、一端部に絶縁被覆を残すように芯線の一部を
露出させ、この露出した芯線を2分してリング状
の接続部とした外部リード線の接続部を上記端子
ピンにはめこんで接続し、上記コイルボビンに鉄
心を組込んで構成され、引出線の配線を自動化で
きるとともに、外部リード線の接続も簡単かつ確
実に行えることになる。
実施例の説明
以下、本発明の実施例を図面第3図〜第6図を
用いて説明する。
用いて説明する。
11は両端に鍔12を有するコイルボビンであ
り、このコイルボビン11には巻線13が巻装さ
れている。また、このコイルボビン11の鍔12
の一側面には端子ピン14が植設され、この端子
ピン14には巻線13の両端の引出線15が巻付
けられ、半田16により接続されている。なお、
引出線15は鍔12に設けたスリツト17より引
出されている。
り、このコイルボビン11には巻線13が巻装さ
れている。また、このコイルボビン11の鍔12
の一側面には端子ピン14が植設され、この端子
ピン14には巻線13の両端の引出線15が巻付
けられ、半田16により接続されている。なお、
引出線15は鍔12に設けたスリツト17より引
出されている。
上記コイルボビン11にはケイ素鋼板からなる
EI型鉄心あるいはEI型のフエライトコアよりな
る磁心18が組込まれ、この磁心18の外周には
取付金具19が被せられている。
EI型鉄心あるいはEI型のフエライトコアよりな
る磁心18が組込まれ、この磁心18の外周には
取付金具19が被せられている。
また、上記端子ピン14には外部リード線20
が接続される。この外部リード線20は絶縁被覆
21を細線をより合せた芯線22に施したもので
構成され、一端部に絶縁被覆21を残すように芯
線22の一部を露出させ、この露出した芯線22
を2分してリング状の接続部23を形成してあ
る。このような接続部23を一端に備えた外部リ
ード線20を端子ピン14にはめこみ、リング状
の半田24をその上から端子ピン14に挿入して
半田24を溶融させ接続してある。
が接続される。この外部リード線20は絶縁被覆
21を細線をより合せた芯線22に施したもので
構成され、一端部に絶縁被覆21を残すように芯
線22の一部を露出させ、この露出した芯線22
を2分してリング状の接続部23を形成してあ
る。このような接続部23を一端に備えた外部リ
ード線20を端子ピン14にはめこみ、リング状
の半田24をその上から端子ピン14に挿入して
半田24を溶融させ接続してある。
上記外部リード線20は、一端部の絶縁被覆2
1に切込みを入れて、この切断した絶縁被覆21
を芯線22から抜くように第5図に示すようにス
ライドさせ、このスライドによつて露出した芯線
22を先端光鋭な成形ピンを突刺してリング状の
接続部23を形成する。また、芯線22の部分的
露出は溶剤を塗布して絶縁被覆21を溶かすこと
でも行える。
1に切込みを入れて、この切断した絶縁被覆21
を芯線22から抜くように第5図に示すようにス
ライドさせ、このスライドによつて露出した芯線
22を先端光鋭な成形ピンを突刺してリング状の
接続部23を形成する。また、芯線22の部分的
露出は溶剤を塗布して絶縁被覆21を溶かすこと
でも行える。
さらに半田24は低温半田を用い約110〜180℃
で溶融するものが好ましく、糸半田をリング状に
加工したものを用いたり、ペースト状のクリーム
半田を用いてもよい。
で溶融するものが好ましく、糸半田をリング状に
加工したものを用いたり、ペースト状のクリーム
半田を用いてもよい。
組立ては、単に外部リード線20の接続部23
を端子ピン14に挿入し、その上に半田24を挿
入し半田24を加熱して半田接続することで外部
リード線20の接続は完了する。
を端子ピン14に挿入し、その上に半田24を挿
入し半田24を加熱して半田接続することで外部
リード線20の接続は完了する。
また、半田24は光ビームを照射して加熱して
もよく、半田付後は一端部の絶縁被覆21をその
まま残してもよく、取除いてもよい。
もよく、半田付後は一端部の絶縁被覆21をその
まま残してもよく、取除いてもよい。
発明の効果
以上のように本発明のトランスは、端子ピンを
用いているため、巻線からの引出線の配線作業が
巻線時に自動化でき、しかもこの端子ピンに外部
リード線のリング状の接続部を直接接続するため
プリント基板などを必要とせず、コスト面で著し
く有利となるとともに、組立工数も少なく生産性
に富み、外部リード線に外力が加えられても引出
線まで外力が及ぶこともなく断線のおそれもない
品質面でも優れたものとなり、工業的価値の大な
るものである。
用いているため、巻線からの引出線の配線作業が
巻線時に自動化でき、しかもこの端子ピンに外部
リード線のリング状の接続部を直接接続するため
プリント基板などを必要とせず、コスト面で著し
く有利となるとともに、組立工数も少なく生産性
に富み、外部リード線に外力が加えられても引出
線まで外力が及ぶこともなく断線のおそれもない
品質面でも優れたものとなり、工業的価値の大な
るものである。
第1図,第2図は従来のトランスを示す斜視
図、第3図は本発明のトランスの一実施例を示す
斜視図、第4図は同トランスの外部リード線の接
続前の状態を示す斜視図、第5図は同外部リード
線を接続する工程の要部の分解斜視図、第6図は
同要部の側面図である。 11…コイルボビン、12…鍔、13…巻線、
14…端子ピン、15…引出線、16…半田、1
7…スリツト、18…磁心、19…取付金具、2
0…外部リード線、21…絶縁被覆、22…芯
線、23…接続部、24…半田。
図、第3図は本発明のトランスの一実施例を示す
斜視図、第4図は同トランスの外部リード線の接
続前の状態を示す斜視図、第5図は同外部リード
線を接続する工程の要部の分解斜視図、第6図は
同要部の側面図である。 11…コイルボビン、12…鍔、13…巻線、
14…端子ピン、15…引出線、16…半田、1
7…スリツト、18…磁心、19…取付金具、2
0…外部リード線、21…絶縁被覆、22…芯
線、23…接続部、24…半田。
Claims (1)
- 1 巻線を施したコイルボビンの鍔に端子ピンを
植設し、この端子ピンに上記巻線の引出線を接続
し、一端部に絶縁被覆を残して露出させた芯線の
一部にリング状の接続部を形成した外部リード線
を上記端子ピンに接続部をはめこんで接続し、上
記コイルボビンに磁心を組込んで構成したトラン
ス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19851583A JPS6089907A (ja) | 1983-10-24 | 1983-10-24 | トランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19851583A JPS6089907A (ja) | 1983-10-24 | 1983-10-24 | トランス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6089907A JPS6089907A (ja) | 1985-05-20 |
JPH0430728B2 true JPH0430728B2 (ja) | 1992-05-22 |
Family
ID=16392417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19851583A Granted JPS6089907A (ja) | 1983-10-24 | 1983-10-24 | トランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6089907A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02107100A (ja) * | 1988-10-14 | 1990-04-19 | Onkyo Corp | スピーカボイスコイルリード線接続方法 |
EP0741395A1 (en) * | 1995-05-04 | 1996-11-06 | AT&T IPM Corp. | Post-mountable planar magnetic device and method of manufacture thereof |
JP4890131B2 (ja) * | 2006-07-20 | 2012-03-07 | 音羽電機工業株式会社 | リード線引出し形spd |
JP4890157B2 (ja) * | 2006-08-23 | 2012-03-07 | 音羽電機工業株式会社 | リード線引出し形spdおよびspd製造方法 |
WO2008010437A1 (fr) * | 2006-07-20 | 2008-01-24 | Otowa Electric Co., Ltd. | Dispositif de protection contre les surtensions (spd) à ligne de connexion extraite et son procédé de fabrication |
-
1983
- 1983-10-24 JP JP19851583A patent/JPS6089907A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6089907A (ja) | 1985-05-20 |
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