JPH0227376Y2 - - Google Patents

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JPH0227376Y2
JPH0227376Y2 JP1980134829U JP13482980U JPH0227376Y2 JP H0227376 Y2 JPH0227376 Y2 JP H0227376Y2 JP 1980134829 U JP1980134829 U JP 1980134829U JP 13482980 U JP13482980 U JP 13482980U JP H0227376 Y2 JPH0227376 Y2 JP H0227376Y2
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wire
magnetic head
lead wire
conductor
winding
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JP1980134829U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は巻回した2個のC形コアを先端に磁気
間隙を挿んで左右対称に突き合せて構成したリン
グ形磁気ヘツドにおいて、片面に導体を張つた絶
縁性基板を前記コアの上下それぞれの内側面に固
着し前記基板上の導体を介して巻線のリード線と
引出し線とを接続してなるリング形磁気ヘツドに
係る。
従来広く用いられているリング形磁気ヘツドは
第1図に示すようにC形の磁気コア1の直線部分
に絶縁テープを巻きその上に、たとえば線径0.03
mm程度の極めて細い銅線を約1500回巻いた巻線2
を施し、さらにこれをホルダ3に組み込んだ1対
の磁気コアの先端に間隙材4を挾んで互いに突き
合わせ、磁気コアの表裏に2本のねじ5を互いに
反対方向から通して締めつけ組立てた。この組立
のときに極めて細い巻線の端末線は引き出し線1
2にからげて接続される。巻線の端末線は極めて
細いので断線することのないように、磁気コア1
に巻かれた絶縁テープの側面に引き出し線を添え
てさらに絶縁テープを巻き、その上に巻線を行な
つて引き出し線をおさえている。
このようにして組立てられたヘツドは第2図に
示すように間隙材を挾んだ先端をシールドケース
6の外にわずか突出させてシールドケース6に入
れ、シールドケース6の内壁とホルダ3の外壁の
間に円弧状の板ばね7を挿入して、シールドケー
ス6とホルダ3とを固定した後シールドケース6
内に樹脂を注入し、端子板8に引き出し線を接続
して磁気ヘツドを構成する。
しかし従来のかかる磁気ヘツドでは極めて細い
巻線端末線と引き出し線との接続個所は宙吊りと
なり、引き出し線を確実に止めておくことが難し
く切断しやすい欠点があつた。
かかる欠点を除去するためホルダ3の側部内面
に、プリント基板からなる中継板を貼着し、この
中継板を介してコアの巻線の端末と外部機器への
引出線の端末とを半田付により接続する例が実公
昭53−6413号公報に見られるが、この例では巻線
をほどこした左右のコアをホルダにセツトしてか
ら巻線の端末を半田付するためホルダと巻線との
間に相当のスペースを必要とし、磁気ヘツド全体
が大きくならざるを得ない。
本考案はC形の磁気コアの両端脚の内側に片面
に導体を張つたプリント基板の小板を固着させ
て、巻線端末線と引き出し線とを導体面上で半田
付接続した1対の磁気コアを突き合わせて組立て
た磁気ヘツドに関し、その目的は巻線端末線と引
き出し線との接続作業を容易にするとともに、引
き出し線の断線を防止し、且つヘツドの小形化を
計らんとするにある。
第3図は本考案の一実施例を示す磁気ヘツドの
左半を示しC形磁気コア1は直線部1bとは傾斜
し先薄の前脚部1aと、直線部1bと直角に曲げ
られた後脚部1cとからなり、直線部1bに絶縁
テープ9を巻く。ここで後脚部1cまたは前脚部
1aの内側すなわち直線部1bに面した所に磁気
コア1の厚さより小さく片面に薄い導体13を施
した絶縁基板10を導体面を内側に向けて固着す
る。絶縁テープ9の上に二点鎖線で示した巻線2
を巻き、その巻線端末線の細い線の末を残して途
中を基板10の導体に半田11で、半田付する。
半田付した個所は熔融もしくは半熔融状態となつ
て動きやすくなるのでその後の半田付作業に支障
がない程度に透明な接着剤で覆つておく。次いで
巻線の端末線と引き出し線12の芯線とをからげ
て、基板10の導体面に確実に半田付する。
なお、本考案によれば2個のC形コアを組合わ
せて出来るスペースの上部と下部に絶縁基板を配
置したものであるから、この空間を利用して半田
付をすることは容易であります。
このようにして巻線が施され、引き出し線が固
定された磁気コアは従来と同様に2個を対称的に
突き合せて組立て、シールドケースに挿入して磁
気ヘツドが完成される。
以上説明したように本考案は巻線と引き出し線
との接続が小形のプリント基板の導体とともに半
田付ができるので、引き出し線が完全に固定され
接続中または接続後の断線などの障害もなく、リ
ング形磁気ヘツドへの組立が容易となり、組上り
後の断線もなく小形で信頼性の高い磁気ヘツドが
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はリング形磁気ヘツドの正面組立図、第
2図はリング形磁気ヘツドをシールドケースに収
納した完成磁気ヘツドの正面断面図、第3図は本
考案によるリング形磁気ヘツドの片側のコアを示
す斜視図である。 図において、1:磁気コア、2:巻線、3:ホ
ルダ、4:磁気間隙材、5:ねじ、6:シールド
ケース、7:板ばね、8:端子板、9:絶縁テー
プ、10:絶縁性基板、11:半田、12:引き
出し線、13:導体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 録音または再生用コイルを巻回した2個のC形
    コアを先端に磁気間隙を挿んで左右対称に突き合
    わせて構成したリング形磁気ヘツドにおいて、片
    面に導体を張つた絶縁性基板を前記コアの上下そ
    れぞれの内側面に固着し前記基板上の導体を介し
    て巻線のリード線と引出し線とを接続してなるリ
    ング形磁気ヘツド。
JP1980134829U 1980-09-22 1980-09-22 Expired JPH0227376Y2 (ja)

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JP1980134829U JPH0227376Y2 (ja) 1980-09-22 1980-09-22

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Publication Number Publication Date
JPS5761628U JPS5761628U (ja) 1982-04-12
JPH0227376Y2 true JPH0227376Y2 (ja) 1990-07-24

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ID=29495020

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS536413U (ja) * 1976-07-01 1978-01-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS536413U (ja) * 1976-07-01 1978-01-20

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Publication number Publication date
JPS5761628U (ja) 1982-04-12

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