JPH0660264U - 電動機の固定子 - Google Patents
電動機の固定子Info
- Publication number
- JPH0660264U JPH0660264U JP465893U JP465893U JPH0660264U JP H0660264 U JPH0660264 U JP H0660264U JP 465893 U JP465893 U JP 465893U JP 465893 U JP465893 U JP 465893U JP H0660264 U JPH0660264 U JP H0660264U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating substrate
- stator
- electric motor
- hole
- land
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ランド７部にスルーホール６を形成した絶縁
基板５を環状の固定子コア１の軸方向端面側に取り付
け、固定子コア１の複数のティース部４に巻回した固定
子巻線３の端末線８を結線する電動機の固定子におい
て、絶縁基板５のスルーホール６を、絶縁基板の外周ま
たは内周に開口部１０を有するＵ字形状に構成したも
の。 【効果】 絶縁基板のスルーホールに固定子巻線の端末
線を容易に挿入することができ、絶縁基板上に形成した
ランドへの半田付けが容易に行える。
基板５を環状の固定子コア１の軸方向端面側に取り付
け、固定子コア１の複数のティース部４に巻回した固定
子巻線３の端末線８を結線する電動機の固定子におい
て、絶縁基板５のスルーホール６を、絶縁基板の外周ま
たは内周に開口部１０を有するＵ字形状に構成したも
の。 【効果】 絶縁基板のスルーホールに固定子巻線の端末
線を容易に挿入することができ、絶縁基板上に形成した
ランドへの半田付けが容易に行える。
Description
【０００１】
本考案は、固定子コアの軸方向端面側に取り付けた絶縁基板に、固定子巻線の 端末線を結線する電動機の固定子に関するものである。
【０００２】
従来の電動機の固定子は図３および図４に示すようになっている。 両図において、１は薄板の鉄心を積層してなる環状の固定子コア、２は外周部 に固定子巻線３を巻装し前記固定子コア１のティース部４に装着されたボビン、 ５はこのボビン２の軸方向の端面に取り付けられた環状の絶縁基板、６はこの絶 縁基板５に複数個形成したスルーホール、７は前記絶縁基板５上のスルーホール 部に形成したランドで、図示しない導体パターンと連通している。８は前記固定 子巻線３の端末線で、前記スルーホール６に挿入し、前記ランド７に半田付けし ている。９はその半田付け部である。
【０００３】
ところが従来の技術では、たとえば１８本の固定子巻線の端末線６を絶縁基板 ５のスルーホール６に同時に挿入して、ランド７に半田付けしていたが、巻線の 端末線８の数が多いため、挿入するのが困難という問題があった。 本考案は、このような問題を解消するためになされたもので、絶縁基板５のス ルーホール６に固定子巻線の端末線８を容易に挿入できる電動機の固定子を提供 することを目的とするものである。
【０００４】
上記問題を解決するために、本考案は、表面または裏面に導体パターンとラン ドを形成し、かつ前記ランド部にスルーホールを形成した絶縁基板を環状の固定 子コアの軸方向端面側に取り付け、前記固定子コアの複数のティース部に巻回し た固定子巻線の引き出し線を結線する電動機の固定子において、前記絶縁基板の スルーホールを、前記絶縁基板の外周または内周に開口部を有するＵ字形状に構 成するようにしたものである。
【０００５】
上記手段により、固定子巻線の端末線は、絶縁基板の外周または内周の開口部 からスルーホール内に簡単に挿入できるので、絶縁基板上に形成したランドへの 半田付けが容易に行える。
【０００６】
以下、本考案の具体的実施例を図１および図２に基づいて説明する。 図１は本考案の実施例における絶縁基板の要部を示す正面図、図２は図１にお けるＡ−Ａ線に沿う断面図である。 両図において、図３および図４と同一符号は、同一もしくは相当する部分を示 しており、説明は省略する。 電動機の固定子の全体構造は従来例とほぼ同じであるが、絶縁基板５に形成す るスルーホール６を、絶縁基板５の外周または内周に開口部１０を有するＵ字形 状に構成している。また、スルーホール６の内面には半田メッキ１１を施してい る。 このような構成において、固定子巻線の端末線８は、絶縁基板５の外周または 内周の開口部１０からスルーホール６内にスライドさせるようにして挿入して、 絶縁基板５上に形成したランド７へ半田付けする。 絶縁基板５は、複数個あるランド７の部分で切欠きがある状態になり従来より も強度が低下するが、スルーホール６の内面全体に施した半田メッキ１１によっ てこの強度の低下を防いでいる。したがって、ランド７と固定子巻線の端末線８ の半田付け後の接合強度が保持される。このことは、本考案を絶縁基板等を含め た固定子を樹脂等でモールドするモールドモータに適用した場合に、モールド成 型圧を受ける絶縁基板の補強という点で大きな効果がある。 なお、絶縁基板は５は、完全につながった環状でなくとも、導体パターン部が ない部分において途切れたいわゆるＣ字状のほぼ環状のものでもよい。
【０００７】
以上述べたように、本考案によれば、絶縁基板のスルーホールに固定子巻線の 端末線を容易に挿入することができ、絶縁基板上に形成したランドへの半田付け が容易に行える効果がある。
【図１】本考案の実施例における絶縁基板の要部を示す
正面図である。
正面図である。
【図２】図１におけるＡ−Ａ線に沿う断面図である。
【図３】従来例における固定子を示す正面図で、絶縁基
板の一部をカットしている。
板の一部をカットしている。
【図４】図３におけるＢ−Ｂ線に沿う断面図である。
１ 固定子コア ２ ボビン ３ 固定子巻線 ４ ティース部 ５ 絶縁基板 ６ スルーホール ７ ランド ８ 固定子巻線の端末線 ９ 半田付け部 １０ 開口部 １１ 半田メッキ
Claims (1)
- 【請求項１】 表面または裏面に導体パターンとランド
を形成し、かつ前記ランド部にスルーホールを形成した
絶縁基板を環状の固定子コアの軸方向端面側に取り付
け、前記固定子コアの複数のティース部に巻回した固定
子巻線の端末線を結線する電動機の固定子において、前
記絶縁基板のスルーホールを、前記絶縁基板の外周また
は内周に開口部を有するＵ字形状にしたことを特徴とす
る電動機の固定子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP465893U JPH0660264U (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 電動機の固定子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP465893U JPH0660264U (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 電動機の固定子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0660264U true JPH0660264U (ja) | 1994-08-19 |
Family
ID=11590046
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP465893U Pending JPH0660264U (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 電動機の固定子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0660264U (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006109597A (ja) * | 2004-10-04 | 2006-04-20 | Asmo Co Ltd | ブラシレスモータ |
| JP2006136089A (ja) * | 2004-11-04 | 2006-05-25 | Asmo Co Ltd | ブラシレスモータ及びブラシレスモータの製造方法 |
| JP2012157109A (ja) * | 2011-01-25 | 2012-08-16 | Minebea Co Ltd | マグネットワイヤの基板配線構造 |
| WO2018096707A1 (ja) * | 2016-11-23 | 2018-05-31 | 日本電産株式会社 | モータ及び電動パワーステアリング装置 |
-
1993
- 1993-01-20 JP JP465893U patent/JPH0660264U/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006109597A (ja) * | 2004-10-04 | 2006-04-20 | Asmo Co Ltd | ブラシレスモータ |
| JP2006136089A (ja) * | 2004-11-04 | 2006-05-25 | Asmo Co Ltd | ブラシレスモータ及びブラシレスモータの製造方法 |
| JP4549813B2 (ja) * | 2004-11-04 | 2010-09-22 | アスモ株式会社 | ステータ及びブラシレスモータ |
| JP2012157109A (ja) * | 2011-01-25 | 2012-08-16 | Minebea Co Ltd | マグネットワイヤの基板配線構造 |
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| CN109964391A (zh) * | 2016-11-23 | 2019-07-02 | 日本电产株式会社 | 马达和电动助力转向装置 |
| JPWO2018096707A1 (ja) * | 2016-11-23 | 2019-10-17 | 日本電産株式会社 | モータ及び電動パワーステアリング装置 |
| US10958129B2 (en) | 2016-11-23 | 2021-03-23 | Nidec Corporation | Motor and electric power steering device |
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