JPH0543447Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0543447Y2 JPH0543447Y2 JP1988018927U JP1892788U JPH0543447Y2 JP H0543447 Y2 JPH0543447 Y2 JP H0543447Y2 JP 1988018927 U JP1988018927 U JP 1988018927U JP 1892788 U JP1892788 U JP 1892788U JP H0543447 Y2 JPH0543447 Y2 JP H0543447Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- board
- wiring
- terminal part
- tips
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 7
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 4
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案はビデオテープレコーダ・テレビジヨン
受像機等の電気回路等に使用されるコイル部品に
関するものである。
受像機等の電気回路等に使用されるコイル部品に
関するものである。
従来の技術
第4図、第5図は従来のコイル部品の構造を示
すものである。第4図、第5図に示すようにドラ
ム形コア1に巻線2を行つたコイル本体3と、コ
イル本体3の下部に固定されている端子板4と、
その端子板4にインサート成形されて一体化され
ている端子5により構成されている。
すものである。第4図、第5図に示すようにドラ
ム形コア1に巻線2を行つたコイル本体3と、コ
イル本体3の下部に固定されている端子板4と、
その端子板4にインサート成形されて一体化され
ている端子5により構成されている。
従来はドラム形コア1に巻線2を行つた後、巻
線2からの引出線6を端子5へ配線を行い半田付
を行つて接続していた。そしてその端子5をユー
ザにおいてプリント基板の取付面へリフロー等の
半田付で取付けていた。
線2からの引出線6を端子5へ配線を行い半田付
を行つて接続していた。そしてその端子5をユー
ザにおいてプリント基板の取付面へリフロー等の
半田付で取付けていた。
考案が解決しようとする課題
しかしながら、上記のような配線と基板への取
付けの役割を共用した端子構造では、巻線後の配
線において端子5が曲り、その後のプリント基板
への取付時には端子5が曲つているために基板面
より端子5が浮き半田付不良を起こしたり、又は
端子板4が逆に浮き製品のガタ付きを起こしたり
する欠点があつた。そして、その対策として配線
後の端子5を修正するという工程を行うに際し
て、無理に修正を行つた場合に引出線6が断線す
る等の欠点もあつた。
付けの役割を共用した端子構造では、巻線後の配
線において端子5が曲り、その後のプリント基板
への取付時には端子5が曲つているために基板面
より端子5が浮き半田付不良を起こしたり、又は
端子板4が逆に浮き製品のガタ付きを起こしたり
する欠点があつた。そして、その対策として配線
後の端子5を修正するという工程を行うに際し
て、無理に修正を行つた場合に引出線6が断線す
る等の欠点もあつた。
本考案は上記従来の欠点を解消し、基板取付時
に確実にコイル部品が取付けられ、かつ端子を修
正する工程をなくすことで合理化を図ることを目
的とするものである。
に確実にコイル部品が取付けられ、かつ端子を修
正する工程をなくすことで合理化を図ることを目
的とするものである。
課題を解決するための手段
この課題を解決するために本考案では、端子を
Y字形で、二叉部分の先端を外方に突出させ二叉
部分の先端を除く部分を端子板に一体成形するこ
とにより、端子板より突出した二叉部の先端を配
線用の端子部と基板取付用の端子部とに分け、配
線による端子部の曲りは基板取付時には考慮しな
くてもよくなる構成としたものである。
Y字形で、二叉部分の先端を外方に突出させ二叉
部分の先端を除く部分を端子板に一体成形するこ
とにより、端子板より突出した二叉部の先端を配
線用の端子部と基板取付用の端子部とに分け、配
線による端子部の曲りは基板取付時には考慮しな
くてもよくなる構成としたものである。
作 用
このように配線用の端子部と基板取付用の端子
部とが分かれているために、配線時に配線用端子
部が曲つても基板取付用端子部側は曲らないので
基板取付時に製品のガタ付き・端子部の半田付不
良等はなくなり、かつ、端子部の曲り修正の工程
をなくすことができるとともに成形前後の端子加
工と成形が容易で、外力による端子の脱落も防止
できることになる。
部とが分かれているために、配線時に配線用端子
部が曲つても基板取付用端子部側は曲らないので
基板取付時に製品のガタ付き・端子部の半田付不
良等はなくなり、かつ、端子部の曲り修正の工程
をなくすことができるとともに成形前後の端子加
工と成形が容易で、外力による端子の脱落も防止
できることになる。
実施例
以下、本考案の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。第1図〜第3図は本考案の実施
例である。第1図〜第3図において、10はコイ
ル本体でドラム形コア11に巻線12を施したも
のである。13は端子板でコイル本体10の下部
に固定されており、端子14と一体化したもので
ある。14は端子でY字形の形状をしており、2
つの分けた二叉部分の先端を端子板13の外側に
突出するようにインサート成形され、その一方は
巻線12の引出線15を巻付ける配線用端子部1
6、他方は端子板13の底面と面一となるように
折曲加工された基板取付用端子部17としたもの
である。
ながら説明する。第1図〜第3図は本考案の実施
例である。第1図〜第3図において、10はコイ
ル本体でドラム形コア11に巻線12を施したも
のである。13は端子板でコイル本体10の下部
に固定されており、端子14と一体化したもので
ある。14は端子でY字形の形状をしており、2
つの分けた二叉部分の先端を端子板13の外側に
突出するようにインサート成形され、その一方は
巻線12の引出線15を巻付ける配線用端子部1
6、他方は端子板13の底面と面一となるように
折曲加工された基板取付用端子部17としたもの
である。
本実施例では、端子14をY字形とすること
で、配線用端子部16と基板取付用端子部17に
分け、引出線15の配線により配線用端子部16
に曲りを起こしても基板取付用端子部17は曲ら
ないことになる。
で、配線用端子部16と基板取付用端子部17に
分け、引出線15の配線により配線用端子部16
に曲りを起こしても基板取付用端子部17は曲ら
ないことになる。
考案の効果
以上のように、本考案は配線用端子部と基板取
付用端子部とに分けたY字形の端子を用い、その
二叉部分の先端を端子板より突出するように一体
成形したことで、配線により配線用端子部が曲つ
ても、基板取付用端子部はその影響を受けて曲ら
ないため、基板取付時に製品のガタ付きが起きた
り、製品の半田付不良を起こしたりすることがな
くなり、かつ、配線用端子の曲りも修正する必要
がなくなるため工程の合理化を図ることもでき、
さらに成形前後の端子加工と成形が容易で、外力
により端子の脱落も防止できて、品質面での向上
も図れその実用的効果は大なるものがある。
付用端子部とに分けたY字形の端子を用い、その
二叉部分の先端を端子板より突出するように一体
成形したことで、配線により配線用端子部が曲つ
ても、基板取付用端子部はその影響を受けて曲ら
ないため、基板取付時に製品のガタ付きが起きた
り、製品の半田付不良を起こしたりすることがな
くなり、かつ、配線用端子の曲りも修正する必要
がなくなるため工程の合理化を図ることもでき、
さらに成形前後の端子加工と成形が容易で、外力
により端子の脱落も防止できて、品質面での向上
も図れその実用的効果は大なるものがある。
第1図は本考案の一実施例におけるコイル部品
の構造を示す半断面正面図、第2図は同要部の斜
視図、第3図は同端子部の斜視図、第4図は従来
のコイル部品の構造を示す半断面正面図、第5図
は同要部の斜視図である。 10……コイル本体、11……ドラム形コア、
12……巻線、13……端子板、14……端子、
15……引出線、16……配線用端子部、17…
…基板取付用端子部。
の構造を示す半断面正面図、第2図は同要部の斜
視図、第3図は同端子部の斜視図、第4図は従来
のコイル部品の構造を示す半断面正面図、第5図
は同要部の斜視図である。 10……コイル本体、11……ドラム形コア、
12……巻線、13……端子板、14……端子、
15……引出線、16……配線用端子部、17…
…基板取付用端子部。
Claims (1)
- コアなどに巻線を施したコイル本体の下部に、
先端をY字形としその二叉部の先端を外方に突出
させて配線用端子部と基板取付用端子部とした端
子の外方に突出する二叉部の先端を除く部分を端
子板に一体成形した端子板を配置したコイル部
品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988018927U JPH0543447Y2 (ja) | 1988-02-16 | 1988-02-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988018927U JPH0543447Y2 (ja) | 1988-02-16 | 1988-02-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01123307U JPH01123307U (ja) | 1989-08-22 |
JPH0543447Y2 true JPH0543447Y2 (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=31233997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988018927U Expired - Lifetime JPH0543447Y2 (ja) | 1988-02-16 | 1988-02-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0543447Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0747855Y2 (ja) * | 1990-08-09 | 1995-11-01 | 新電元工業株式会社 | 印刷配線基板用面実装型コイル |
JP4788376B2 (ja) * | 2006-02-10 | 2011-10-05 | ミツミ電機株式会社 | 面実装型トランス |
JP5217824B2 (ja) * | 2008-09-17 | 2013-06-19 | Fdk株式会社 | 巻線部品 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60260109A (ja) * | 1984-06-07 | 1985-12-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 小型コイル |
JPS61134005A (ja) * | 1984-12-05 | 1986-06-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 小型コイル |
JPS6294607A (ja) * | 1985-10-22 | 1987-05-01 | Nobuhiko Iwasa | 消波ケ−ソンおよびその製造方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6071118U (ja) * | 1983-10-20 | 1985-05-20 | 株式会社村田製作所 | 小型インダクタ |
JPS60146322U (ja) * | 1984-03-07 | 1985-09-28 | 日本電気株式会社 | 小形トランス |
JPS6294607U (ja) * | 1985-12-03 | 1987-06-17 | ||
JPS6426806U (ja) * | 1987-08-07 | 1989-02-15 |
-
1988
- 1988-02-16 JP JP1988018927U patent/JPH0543447Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60260109A (ja) * | 1984-06-07 | 1985-12-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 小型コイル |
JPS61134005A (ja) * | 1984-12-05 | 1986-06-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 小型コイル |
JPS6294607A (ja) * | 1985-10-22 | 1987-05-01 | Nobuhiko Iwasa | 消波ケ−ソンおよびその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01123307U (ja) | 1989-08-22 |
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