JP2595788Y2 - 面実装型インダクタ - Google Patents

面実装型インダクタ

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JP2595788Y2
JP2595788Y2 JP1991082135U JP8213591U JP2595788Y2 JP 2595788 Y2 JP2595788 Y2 JP 2595788Y2 JP 1991082135 U JP1991082135 U JP 1991082135U JP 8213591 U JP8213591 U JP 8213591U JP 2595788 Y2 JP2595788 Y2 JP 2595788Y2
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terminal
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学 ▲高▼山
孝 田島
哲郎 熊洞
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばチョークコイル
等の面実装型インダクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電子回路における電磁ノイ
ズ除去用の面実装型コモンモードチョークコイルとし
て、図に示すように、樹脂製基板aの上に、一対の絶
縁被覆導線b,bを巻回して巻線c,cを巻装した環状
フェライト磁心dを装着し、絶縁被覆を除去し半田処理
した巻線端末e,eを前記基板aの側面に植設した外部
接続用端子f,fの根元に絡げた後、ディップにより半
田g付けしたものか、又は、図に示すように、外部接
続用端子f1 を、一端hを前記基板aの上面から突出さ
せて前記基板aに植設し、前記一端hに巻線端末eを絡
げて、クリーム半田を塗布し、加熱して半田g1 付けし
たものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】図に示すものは、巻
線端末eを前記端末fにディップ半田付け法により、半
田付けすることができるが、前記端子fの外部接続部が
半田gで被覆されるため寸法精度が不安定であり、ま
た、前記端子fの外部接続部に直接巻線端末eを絡げる
ため前記端子fが曲がり易い。したがって、チョークコ
イルを自動挿入機により面実装する場合、配線基板の電
極に前記端子fの外部接続部を確実に電気接続できない
ことがあるという課題があった。
【0004】また、図に示すものは、リフロー半田付
け法による加熱時、クリーム半田も融解して前記端子f
と、巻線端末eとの接続が不良になり、あるいは、配線
基板の電極間等を短絡することがあるという課題があ
り、また半田量、半田位置等の工程管理がディップ半田
付け法に比べて難しく、工程も大掛かりなものとなると
いう課題があった。
【0005】本考案は、従来のこのような課題を解決
し、面実装時に外部接続用端子と巻線端末との接続が不
良になることがないと共に接続工程が簡単であり、自動
挿入機による面実装に適した面実装型インダクタを得る
ことをその目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の考案は、巻線を巻装した磁心を基板
に装着し、該巻線の端末を、該基板に取り付けられた外
部接続用端子に接続して成る面実装型インダクタにおい
て、前記外部接続用端子巻線端末接続部は、基板の磁
心搭載面から突出すると共に切り起し舌片を有し、前記
巻線の端末は、これを該切り起し舌片に引っ掛け、前記
外部接続用端子の巻線端末接続部を根元付近から折り曲
げることにより、該巻線端末接続部と基板との間に挾ま
れて巻線端末接続部に圧接・固定されたことを特徴
し、請求項記載の考案は、巻線を巻装した磁心を基板
に装着し、該巻線の端末を、該基板に取り付けられた外
部接続用端子に接続して成る面実装型インダクタにおい
て、該外部接続用端子は、管状体から成り、前記基板の
磁心搭載面から突出する巻線端末接続部に巻線端末を挿
入した後該巻線端末接続部を潰して巻線端末を圧着
定し、外部接続部を潰したことを特徴とし、請求項
載の考案は、巻線を巻装した磁心を基板に装着し、該巻
線の端末を、該基板に取り付けられた外部接続用端子に
接続して成る面実装型インダクタにおいて、前記基板の
磁心搭載面に形成された孔に巻線の端末が挿入され、前
記基板の側面から前記孔に開口するように形成された装
着孔に外部接続用端子を圧入し、その先端部を巻線の端
末に圧接したことを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1乃至3記載の考案によれば、外部接続
用端子の巻線端末接続部と巻線端末とが圧着固定さ
れ、確実に電気的に接続される。この接続は半田付けに
よらないので、コイルの面実装時に、半田が融解して端
子と巻線端末との接続が不良にならず、また、この半田
流れて配線基板の電極間を短絡することがない。外部
接続用端子の外部接続部に巻線端末を絡げて、半田付け
しないので、この外部接続部は曲がらず、また、半田の
付着により寸法が不安定になることがなく、そのため、
配線基板の電極との電気的接続が外部接続部を修正しな
いでも損なわれることがなく、工程管理が容易で、自動
挿入機による自動装着を行うのに適している。
【0008】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に従って説明す
る。
【0009】図1は、面実装型コモンモードチョークコ
イルに適用された請求項1記載の考案の一実施例を示
す。
【0010】同図において、1は、環状フェライト磁心
で、これには、一対のポリウレタン樹脂被覆導線2,2
を約4回巻回した巻線31 、32 が巻装されている。こ
の巻線31 ,32 が巻装された前記磁心1は、樹脂製基
板4の上に載置され、固定ガイ片5により固定される。
前記基板4には、2対の外部接続用端子61 ,62 及び
3 ,64 が固定されており、各外部接続用端子61 ,6
2 ,63 ,64 は、外部接続部7と巻線端末接続部8と
から成り、L字状に折曲されて基板4に取付けられ、
部接続部7は前記基板4の底面に形成された溝9に嵌合
して基板4の側面から突出してその先端に段部が形成さ
れ、基板4の磁心1の固定面から垂直に突出する巻線端
末接続部8には、切り起し舌片10が形成されている。
【0011】前記巻線3 1 ,3 2 の巻き始めの端末11
と巻終りの端末12は、それぞれ樹脂被覆が除かれ、半
田処理されて図1の左側に示すように、これを前記切り
起し舌片10に引っ掛け、巻線端末接続部8を根元付近
から折り曲げることにより、巻線端末接続部8と基板4
との間に挾まれて巻線端末接続部8に圧接・固定され
る。
【0012】図は請求項記載の考案の一実施例を示
す。
【0013】外部接続用端子61 ,62 は管状体であ
り、基板4に、巻線端末接続部8及び外部接続部7が磁
心固定面及び側面から突出するように固定される。
【0014】巻線の巻き始めの端末11,11(図示し
ないが、巻終りの端末12、12も同様)は、これを前
記端子61 ,62 の巻線端末接続部8の中に挿入し、巻
線端末接続部8を潰すことにより巻線端末接続部8に圧
接・固定される。前記端子61 ,62 の外部接続部7も
配線基板の電極と接続し易いように扁平に潰される。図
は、請求項記載の考案の一実施例を示す。
【0015】外部接続用端子61 ,62 は、中間に段部
が形成されており、基板4には、磁心固定面に開口する
垂直穴1と、この垂直穴1の側壁と基板4の側面と
に開口する水平穴1が形成され、水平穴1に対向す
る垂直穴1の側壁に凹部1が形成されている。
【0016】巻線の端末1,1を前記垂直穴1
挿入し、水平穴1に外部接続用端子61 ,62 を圧入
して、その先端部を凹部1に嵌合して、前記端末1
圧接・固定する。
【0017】
【考案の効果】本考案は、上述のように構成されている
から、外部接続用端子の外部接続部が曲がったり、半田
が付着していないため寸法精度が不安定になることがな
く、自動挿入機により面実装する場合、配線基板の電極
に外部接続部を確実に電気接続することができ、また、
巻線端末接続部と巻線端末との接続に半田を使用しない
ため面実装時の加熱により半田が流出して接続不良にな
ることがないと共に溶融した半田により配線基板の電極
間等を短絡することがなく、また、接続工程が簡単にな
等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 外部接続端子の1つが折り曲げられる前の状
態を示す、請求項1記載の考案の一実施例の斜面図
【図2】 外部接続用端子の1つが潰される前の状態を
示す、請求項2記載の考案の一実施例の要部の斜面図
【図3】 外部接続用端子の1つが水平孔に嵌合される
前の状態を示す、請求項3記載の考案の一実施例の要部
の斜面図
【図4】 従来の面実装型コイルの正面図
【図5】 従来の面実装型コイルの他例の正面図
【符号の説明】
1 環状フェライト磁心 31 ,32
線 4 基板 61 ,62 ,63 ,64
部接続用端子 7 外部接続部 8 巻
線端末接続部 10 切り起し舌片 11,12
巻線端末 13 垂直穴 14
水平穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−132306(JP,A) 実開 昭55−169818(JP,U) 実開 昭63−191611(JP,U) 実開 昭57−163833(JP,U) 実開 昭62−82709(JP,U) 実開 平3−77415(JP,U) 実公 昭42−11850(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01F 5/04 H01F 27/29 H01F 37/00 H01F 41/10

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻線を巻装した磁心を基板に装着し、該
    巻線の端末を、該基板に取り付けられた外部接続用端子
    に接続して成る面実装型インダクタにおいて、前記外部
    接続用端子巻線端末接続部は、基板の磁心搭載面から
    突出すると共に切り起し舌片を有し、前記巻線の端末
    は、これを該切り起し舌片に引っ掛け、前記外部接続用
    端子の巻線端末接続部を根元付近から折り曲げることに
    より、該巻線端末接続部と基板との間に挾まれて巻線端
    末接続部に圧接・固定されたことを特徴とする面実装型
    インダクタ。
  2. 【請求項2】 巻線を巻装した磁心を基板に装着し、該
    巻線の端末を、該基板に取り付けられた外部接続用端子
    に接続して成る面実装型インダクタにおいて、該外部接
    続用端子は、管状体から成り、前記基板の磁心搭載面か
    ら突出する巻線端末接続部に巻線端末を挿入した後該巻
    線端末接続部を潰して巻線端末を圧着固定し、外部接
    続部を潰したことを特徴とする面実装型インダクタ。
  3. 【請求項3】 巻線を巻装した磁心を基板に装着し、該
    巻線の端末を、該基板に取り付けられた外部接続用端子
    に接続して成る面実装型インダクタにおいて、前記基板
    の磁心搭載面に形成された孔に巻線の端末が挿入され、
    前記基板の側面から前記孔に開口するように形成された
    装着孔に外部接続用端子を圧入し、その先端部を巻線の
    端末に圧接したことを特徴とする面実装型インダクタ。
JP1991082135U 1991-10-09 1991-10-09 面実装型インダクタ Expired - Lifetime JP2595788Y2 (ja)

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JPH0533505U JPH0533505U (ja) 1993-04-30
JP2595788Y2 true JP2595788Y2 (ja) 1999-06-02

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JPS4211850Y1 (ja) * 1965-01-29 1967-07-04
JPS6032736Y2 (ja) * 1979-05-24 1985-09-30 日本電気株式会社 端子板塔載型変成器
JPS57163833U (ja) * 1981-04-09 1982-10-15
JPH0539610Y2 (ja) * 1987-05-29 1993-10-07

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