JP2013211420A - 基板ユニット - Google Patents

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Yasushi Mochizuki
泰志 望月
Tatsuya Tsunoda
達哉 角田
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Abstract

【課題】変圧器がプリント基板に貫通することなく取り付けられている基板ユニットを提供する。
【解決手段】基板ユニット10は、プリント基板20と、プリント基板20とは別体であって、プリント基板20の表面に組み付けられる取付部材30と、リング状のコア61に巻線63P,63Sを巻き付けてコイル66P,66Sが構成された変圧器60と、取付部材30に形成され、変圧器60を保持する保持部33とを備えている。変圧器60は、プリント基板20の表面に組み付けられる取付部材30を介してプリント基板20に取り付けられるので、プリント基板20に貫通させる必要がない。したがって、リング状のコア61が単一部品であっても、プリント基板20に変圧器60を取り付けることが可能である。
【選択図】図5

Description

本発明は、基板ユニットに関するものである。
特許文献1には、プリント基板に貫通形態の開口部を形成し、プリント基板の表面に、開口部を囲む導体パターンにより一次コイルを形成し、フード部の裏面に、開口部を囲む導体パターンにより二次コイルを形成し、コアを開口部に挿通した形態の変圧器が開示されている。
特開2010−016190号公報
特許文献1の変圧器は、コアを、開口部に貫通させることによってプリント基板に取り付けており、コアを開口部に貫通させるために、コアを2つの部品に分割した構造としている。したがって、リング状の単一部品からなるコアに巻線を巻き付けたトロイダルコイルの場合には、特許文献1のようにプリント基板に貫通させて取り付ける構造を適用することはできない。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、変圧器がプリント基板に貫通することなく取り付けられている基板ユニットを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、プリント基板と、前記プリント基板とは別体であって、前記プリント基板の表面に組み付けられる取付部材と、リング状のコアに巻線を巻き付けてコイルが構成された変圧器と、前記取付部材に形成され、前記変圧器を保持する保持部とを備えているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記保持部を構成するものであって、前記コアの中心孔内に収容されることで前記コアを位置決めする支柱部を備えているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記支柱部の突出端部には、突出方向に向かって次第に小径となるようなテーパ状のガイド部が形成されているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のものにおいて、前記プリント基板と前記取付部材のうちいずれか一方又は両方に設けられ、前記巻線のうち前記コイルから導出した接続端部が接続される端子金具と、前記保持部を構成するものであって、前記巻線のうち前記コイルと前記接続端部との間の導出部を嵌合させて位置決めする位置決め部とを備えているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項4に記載のものにおいて、前記位置決め部には、前記導出部を嵌合可能な溝部が形成されているところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項5に記載のものにおいて、前記保持部を構成するものであって、前記コアの中心孔内に収容されることで前記コアを位置決めする支柱部を備え、前記支柱部に対する前記コアの組付け方向と、前記溝部に対する前記導出部の組付け方向が、概ね同じ方向とされているところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のものにおいて、前記取付部材は、前記プリント基板の表面と略平行をなす複数の梁部で構成された枠状部を有し、前記枠状部には、前記複数の梁部で仕切られた空間であって、前記プリント基板の表面に臨む収容スペースが形成されているところに特徴を有する。
請求項8の発明は、請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のものにおいて、前記取付部材には、前記取付部材における前記プリント基板との対向面から突出する突部が形成され、前記突部を前記プリント基板の取付孔に貫通し、前記突部のうち前記取付孔から突出した部分を加熱により拡径変形させて前記取付孔の孔縁部に係止させることで、前記取付部材が前記プリント基板に固定されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
変圧器は、プリント基板の表面に組み付けられる取付部材を介してプリント基板に取り付けられるので、プリント基板に貫通させる必要がない。したがって、リング状のコアが単一部品であっても、プリント基板に変圧器を取り付けることが可能となっている。
<請求項2の発明>
コアは、その中心孔を支柱部に嵌め込むだけで、取付部材に位置決めされるので、取付け作業が簡単である。また、変圧器のデッドスペースである中心孔を利用しているので、省スペース化を図ることができる。
<請求項3の発明>
支柱部の突出端部は、突出方向に向かって先細となったガイド部となっているので、コアを支柱部に嵌合する作業が容易である。
<請求項4の発明>
巻線の導出部を位置決め部によって位置決めしたので、巻線の導出部に対してコイル側から巻き癖等の外力が付与されていても、接続端部と端子金具との接続部分における応力が緩和される。
<請求項5の発明>
導出部は、溝部に嵌合するだけで位置決めされるので、貫通孔に導出部を挿通させる場合に比べると、作業性が良い。
<請求項6の発明>
支柱部に対するコアの組付け方向と、溝部に対する導出部の組付け方向が概ね同じ方向なので、この2つの組付け方向が互いに異なる方向である場合に比べると、導出部を短くできる。
<請求項7の発明>
枠状部を複数の梁部で構成しているので、樹脂成形時のヒケが抑えられる。また、ヒケ防止対策を講じた枠状部においてはデッドスペースであった収容スペースを、プリント基板の表面に実装された電子部品を収容するための収容空間として有効利用しているので、小型化を図ることができる。
<請求項8の発明>
突部を加熱して拡径変形させるだけで取付部材をプリント基板に固定できるので、ビスの締め込みによって取付部材を固定する場合に比べると、作業が簡単である。
実施形態1の基板ユニットの斜視図 基板ユニットの平面図 プリント基板から取付部材を外した状態をあらわす斜視図 プリント基板に取付部材を固定する手段をあらわす斜視図 取付部材から変圧器を外した状態をあらわす斜視図 プリント基板に取付部材と変圧器を取り付けた状態をあらわす斜視図 プリント基板に取付部材と変圧器を取り付けた状態をあらわす平面図 図7のX−X線断面図 図7のY−Y線断面図 取付部材の平面図 取付部材の正面図 取付部材の側面図 基板モールド成形体の斜視図 (A)基板モールド成形体の正面図(B)Z−Z線断面図 ハウジングから基板モールド成形体を外した状態をあらわす斜視図 充電用コネクタの断面図
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1〜図16を参照して説明する。本実施形態の基板ユニット10は、車両(図示省略)に搭載したバッテリーを充電するために車両に設けられた充電用コネクタ11(図15,16を参照)を構成する。また、基板ユニット10は、防水用の樹脂モールド13で包囲されることにより、基板モールド成形体12(図13〜16を参照)を構成する。
図1,2,5〜7に示すように、基板ユニット10は、表裏両面に回路(図示省略)が印刷されたプリント基板20と、プリント基板20とは別体部品として成形されてプリント基板20の表面に固定される取付部材30と、取付部材30を介してプリント基板20に取り付けられる変圧器60と、プリント基板20の上面(表面)に実装される複数の電子部品27と、プリント基板20の上面又は取付部材30の上面に取り付けられる複数の端子金具23,24,25,48L,48Rとを備えている。尚、以下の説明における方向については、便宜上、プリント基板20を水平に配置し、プリント基板20の表面を上向きにした状態を基準とする。
<プリント基板20>
図2に示すように、プリント基板20の平面形状は左右対称である。プリント基板20の前端側部分は、長辺を左右方向に向けた長方形をなす第1基板領域21を構成する。プリント基板20の後端側部分は、長辺を左右方向に向けた長方形をなし、長辺の長さが第1基板領域21の長辺よりも短い第2基板領域22を構成する。したがって、プリント基板20の左右両側縁部は、第1基板領域21に対し第2基板領域22の方が段差状に凹んだ形状となっている。
図2,3に示すように、第1基板領域21の前端縁に沿った領域における左右両端部には、左右一対のコイル用第1端子金具23が取り付けられている。このコイル用第1端子金具23には、後述する変圧器60の一次用巻線63Pが接続される。第1基板領域21の左右両端部におけるコイル用第1端子金具23より後方の位置には、左右一対の電線用第1端子金具24が取り付けられている。この電線用第1端子金具24には、電力用電線71,72が接続される。第2基板領域22の後端縁に沿った領域には、左右一対の電線用第2端子金具25が、左右方向略中央部と左端部とに配置されて取り付けられている。電線用第2端子金具25には、第1信号用電線73と第2信号用電線74が接続される。
図3,4に示すように、第1基板領域21の前端縁に沿った領域のうち左右両コイル用第1端子金具23の間に挟まれた位置には、第1基板領域21を上下方向(プリント基板20の板厚方向)に貫通した形態の円形をなす左右一対の取付孔26が形成されている。また、第2基板領域22における電線用第2端子金具25の形成領域よりも前方の領域には、第2基板領域22を上下方向に貫通した形態の円形をなす左右一対の取付孔26が形成されている。また、第1基板領域21と第2基板領域22のうち上記端子金具23,24,25と取付孔26が形成されていない領域には、複数の電子部品27が実装されている。
<取付部材30>
取付部材30は、合成樹脂製の単一部品である。図10〜12に示すように、取付部材30は、平面形状が略方形をなす枠状部31と、平面形状が左右方向に長い板状部32と、変圧器60を取付部材30に対して取付け状態に保持するための保持部33とを一体に形成して構成されている。図2に示すように、枠状部31の幅寸法(左右方向の寸法)は、第1基板領域21及び第2基板領域22の幅寸法よりも小さい。枠状部31の前後方向の寸法は、第1基板領域21の前後方向の寸法よりも僅かに大きい寸法である。板状部32の幅寸法は、第1基板領域21の幅寸法よりも小さく、且つ第2基板領域22の幅寸法よりも大きい。板状部32の前後方向の寸法は、第2基板領域22の前後方向の寸法よりも小さい。
図10に示すように、枠状部31は、左右方向に細長い前梁部34(本発明の構成要件である梁部)と、前梁部34の左右両端から後方へ略直角に延出する左右一対の側梁部35L,35R(本発明の構成要件である梁部)と、左右両側梁部35L,35Rと平行であって前梁部34の略中央位置から後方へ延出する縦梁部36(本発明の構成要件である梁部)と、前梁部34と平行であって左右両側梁部35L,35Rの前後方向略中央部同士を繋ぐ横梁部37(本発明の構成要件である梁部)とを備えて構成されている。
板状部32の前端縁には、枠状部31を構成する左右両側梁部35L,35Rの後端と、縦梁部36の後端とが繋がっている。板状部32の左右両端部は、枠状部31の左右両側縁から左右方向外方へ概ね左右対称に突出している。板状部32の底面と枠状部31の底面とは、面一状に繋がっている。また、板状部32の厚さは枠状部31の厚さよりも厚く、したがって、板状部32の上面は枠状部31の上面よりも高い位置にある。
保持部33は、台座部38と支柱部39と左右一対の第1位置決め部40L,40R(本発明の構成要件である位置決め部)と左右一対の第2位置決め部41L,41R(本発明の構成要件である位置決め部)とを備えて構成されている。図3,10に示すように、縦梁部36と横梁部37が交差する部分は、平面形状が略円形に形成されており、この円形部分が台座部38となっている。支柱部39は、台座部38と同心の略円柱形をなし、台座部38の上面中央部から直角に上方へ突出した形態である。
図8,11,12に示すように、支柱部39の上端部(突出端部)は、上方(支柱部39の突出方向)に向かって次第に小径となるようなテーパ状のガイド部42となっている。支柱部39のうち台座部38に繋がる下端部(基端部)は、下方に向かって大径となるような裾広がり状の曲面からなる保持面43が全周に亘って連続して形成されている。保持面43の上端は、支柱部39の外周面のうち保持面43より上方の領域に対して滑らかに繋がっている。保持面43の下端は、台座部38の上面に対して滑らかに繋がっている。
図3,7,10に示すように、左側の側梁部35Lの前端に近い位置には、上方へ立ち上がる細長い左側第1位置決め部40Lが形成されている。左側第1位置決め部40Lには、その上端縁と左右両面とに開放された形態(つまり、左側第1位置決め部40Lの上端から下方へ切り込んだ形態)の第1溝部44Lが形成されている。この左側の第1溝部44Lの溝底は、支柱部39の上端よりも上方に位置する。右側の側梁部35Rの前端に近い位置には、上方へ立ち上がる細長い右側第1位置決め部40Rが形成されている。右側第1位置決め部40Rにも、その上端縁と左右両面とに開放された形態の第1溝部44Rが形成されている。この右側の第1溝部44Rの溝底は、枠状部31の上面とほぼ同じ高さ(つまり、左側の第1溝部44Lの溝底より下方)に位置する。
板状部32の前端縁には、上方へ立ち上がる左右一対の第2位置決め部41L,41Rが形成されている。左右方向において、第2位置決め部41L,41Rは、左右両側梁部35L,35Rと対応する位置に配置されている。各第2位置決め部41L,41Rには、夫々、その上端縁と前後両面とに開放された形態(つまり、第2位置決め部41L,41Rの上端から下方へ切り込んだ形態)の第2溝部45L,45Rが形成されている。第2溝部45L,45Rの溝底は、左側の第1溝部44Lの溝底よりも低く、且つ右側第1溝部44Rの溝底及び板状部32の上面より高い位置にある。
図10〜12に示すように、板状部32の上面には、左右方向における略中央部(左右方向において縦梁部36と対応する位置)から上方へ直角に突出する板状の隔壁部46が形成されている。隔壁部46の板面は、左右方向(つまり、板状部32の長さ方向)に対して直角をなす。板状部32の上面には、隔壁部46よりも左側の領域を浅く凹ませた形態の左用嵌合部47Lと、隔壁部46よりも右側の領域を浅く凹ませた形態の右用嵌合部47Rとが形成されている。左右両嵌合部47L,47Rは、平面形状が互いに略同一形状であるが、左右方向に関しては非対称な形状となっている。
図3,7に示すように、左用嵌合部47Lには、左側コイル用第2端子金具48L(本発明の構成要件である端子金具)が嵌合され、左側コイル用第2端子金具48Lを貫通する突起49を加熱して拡径状に変形させることで、左側コイル用第2端子金具48Lが左用嵌合部47Lに固着されている。右用嵌合部47Rには右側コイル用第2端子金具48R(本発明の構成要件である端子金具)が嵌合され、右側コイル用第2端子金具48Rを貫通する突起49を加熱して拡径状に変形させることで、右側コイル用第2端子金具48Rが右用嵌合部47Rに固着されている。左側コイル用第2端子金具48Lと右側コイル用第2端子金具48Rは、互いに異なり且つ左右非対称な形状である。左用嵌合部47Lには、左側コイル用第2端子金具48Lは嵌合できるが、右側コイル用第2端子金具48Rは嵌合できない。右用嵌合部47Rには、右側コイル用第2端子金具48Rは嵌合できるが、左側コイル用第2端子金具48Lは嵌合できない。
図7に示すように、左側コイル用第2端子金具48Lの隔壁部46に近い位置(右端部)には、二次用巻線63S(本発明の構成要件である巻線)の二次側接続端部64S(本発明の構成要件である接続端部)を接続するための溝状の巻線接続部51が形成され、左側コイル用第2端子金具48Lのうち隔壁部46から遠い位置には、第3信号用電線76を接続するための溝状の電線用接続部52が形成されている。右側コイル用第2端子金具48Rの隔壁部46に近い位置(左端部)には、二次用巻線63Sの二次側接続端部64Sを接続するための溝状の巻線接続部51が形成され、右側コイル用第2端子金具48Rのうち隔壁部46から遠い位置には、第4信号用電線77を接続するための溝状の電線用接続部52が形成されている。
図10に示すように、左右両側梁部35L,35Rの前端部と板状部32の左右両端部には、夫々、下面(プリント基板20の表面と対向する面)から突出する突部53が形成されいる。図4に示すように、取付部材30は、これら4つの突部53をプリント基板20の取付孔26に貫通し、突部53のうち取付孔26から突出した部分を加熱して拡径変形させ、その拡径変形した部分を取付孔26の孔縁部に係止させることで、プリント基板20に対し相対移動を規制された状態に固定して取り付けられている。本実施形態では、突部53を加熱して拡径変形させるだけで取付部材30をプリント基板20に固定できるので、ビスの締め込みによって取付部材を固定する場合に比べると、作業性が簡単である。
取付部材30をプリント基板20の上面に取り付けた状態では、図2に示すように、枠状部31は、第1基板領域21の左右方向における略中央部に配置される。つまり、枠状部31は、左右両コイル用第1端子金具23の間に挟まれるとともに、左右両電線用第1端子金具24の間に挟まれるように位置する。また、前後方向において、枠状部31は、第1基板領域21の前端から後端に至る全領域に亘って配置される。したがって、前梁部34が第1基板領域21(プリント基板20)の前端縁に沿うように位置する。
また、枠状部31は、複数の梁部34,35L,35R,36,37で構成されているため、樹脂成形時にヒケと称される変形が抑えられている。このようなヒケ防止が図られた枠状部31のうち、梁部34,35L,35R,36,37で仕切られた空間は、取付部材30をプリント基板20に取り付けた状態でプリント基板20の表面(上面)に臨む収容スペース54となっている。この収容スペース54は、前梁部34と左側の側梁部35Lと縦梁部36と横梁部37とで囲まれた領域、前梁部34と右側の側梁部35Rと縦梁部36と横梁部37とで囲まれた領域、横梁部37と左側の側梁部35Lと縦梁部36と板状部32とで囲まれた領域、及び横梁部37と右側の側梁部35Rと縦梁部36と板状部32とで囲まれた領域による4つの領域で構成されている。収容スペース54の高さ寸法は、枠状部31の板厚分の相当する寸法である。図7,9に示すように、この収容スペース54は、ヒケ防止対策を講じた枠状部31においてデッドスペースであったものを、プリント基板20の表面に実装された電子部品27を収容するための収容空間として有効利用したものである。この収容スペース54の有効利用は、基板ユニット10の小型化に寄与している。
取付部材30をプリント基板20の上面に取り付けた状態では、図2に示すように、板状部32は、第2基板領域22内において第2基板領域22の前端に沿うように配される。前後方向において、板状部32は、プリント基板20の略中央領域に位置する。つまり、左右両電線用第2端子金具25は、板状部32よりも後方に位置する。また、板状部32の左右両端部は、第2基板領域22の左右両側縁から少し突出するが、第1基板領域21の左右両側縁よりは内側に位置している。
取付部材30をプリント基板20に取り付けた状態では、図8に示すように、支柱部39がプリント基板20の上面と略直角に突出した状態となり、図7に示すように、左側第1溝部44L、右側第1溝部44R、左右両第2溝部45L,45Rは、いずれも、上方へ開放された形態となる。但し、プリント基板20と平行な方向に関しては、左側第1溝部44Lと右側第1溝部44Rが左右方向に開放されているのに対し、第2溝部45L,45Rが前後方向に開放されている。つまり、左右両第1溝部44L,44Rに嵌合して接続される一次側接続端部64P(本発明の構成要件である接続端部)の軸線は左右方向であるが、第2溝部45L,45Rに嵌合して接続される二次側接続端部64Sの軸線は前後方向となる。
<変圧器60>
変圧器60は、電力用電線71,72に重畳された信号を取り出すためにプリント基板20に設けられており、車両と給電装置との間で充電制御のための情報を送受信するために車両側に設けた電力線送信手段(Power Line Communication)を構成する。図5,6,8,9に示すように、変圧器60は、中心孔62の軸線を上下方向に向けた円環状のフェライトコア61(本発明の構成要件であるコア)と、フェライトコア61に巻き付けた一次用巻線63P(本発明の構成要件である巻線)及び二次用巻線63S(本発明の構成要件である巻線)とから構成される。一次用巻線63Pは、フェライトコア61に複数回巻き付けられることで一次コイル66P(本発明の構成要件であるコイル)を形成し、二次用巻線63Sは、フェライトコア61に複数回巻き付けられることで二次コイル66S(本発明の構成要件であるコイル)を形成する。
変圧器60は、次のような形態で取付部材30を介してプリント基板20に取り付けられている。取り付ける際には、まず、フェライトコア61の中心孔62を支柱部39に対し上から嵌め込む。このとき、支柱部39の上端部は先細のガイド部42となっているので、フェライトコア61の嵌合作業が容易である。上記のようにフェライトコア61を支柱部39に外嵌すると、フェライトコア61は、プリント基板20の表面と平行な二次元方向(前後方向及び左右方向)において位置決めされる。また、フェライトコア61を支柱部39に取り付けた状態では、枠状部31のデッドスペース54の一部がフェライトコア61で覆い隠される。
フェライトコア61の中心孔62内に支柱部39を収容した後は、次のようにして、一次コイル66Pを左右一対のコイル用第1端子金具23に接続し、二次コイル66Sを一対のコイル用第2端子金具48L,48Rに接続する。図7に示すように、一次コイル66P側においては、一次用巻線63Pの両端の一次側接続端部64Pを、一次コイル66P(フェライトコア61)から左右両側方へ導出する。そして、一次用巻線63Pのうち一次コイル66Pと一次側接続端部64Pとの間の一次側導出部65P(本発明の構成要件である導出部)を、第1位置決め部40L,40Rの第1溝部44L,44Rに対して圧入状態で嵌合する。第1溝部44L,44Rに対する一次側導出部65Pの嵌合方向は、支柱部39に対するフェライトコア61の嵌合方向と平行である。
この後、左右に導出した一次側接続端部64Pを左右両コイル用第1端子金具23に接続する。一次側導出部65Pは、第1溝部44L,44Rに圧入されているので、上下方向、左右方向及び前後方向において移動規制された状態に位置決めされる。したがって、一次側導出部65Pに対して一次コイル66P側から巻き癖等の外力が付与されていても、一次側接続端部64Pとコイル用第1端子金具23との接続部分における応力が緩和される。
一方、二次コイル66S側においては、二次用巻線63Sの両端の二次側接続端部64Sを、二次コイル66S(フェライトコア61)から後方へ導出する。そして、二次用巻線63Sのうち二次コイル66Sと二次側接続端部64Sとの間の二次側導出部65S(本発明の構成要件である導出部)を、第2位置決め部41L,41Rの第2溝部45L,45Rに対して圧入状態で嵌合する。第2溝部45L,45Rに対する二次側導出部65Sの嵌合方向は、支柱部39に対するフェライトコア61の嵌合方向、及び第1溝部44L,44Rに対する一次側導出部65Pの嵌合方向と平行である。支柱部39に対するフェライトコア61の組付け方向と、溝部44L,44R,45L,45Rに対する導出部65P,65Sの組付け方向が概ね同じ方向なので、この2つの組付け方向が互いに異なる方向である場合に比べると、導出部65P,65Sの長さを短くできる。
この後、後方へ導出した二次側接続端部64Sを左右両コイル用第2端子金具48L,48Rに接続する。二次側導出部65Sは、第2溝部45L,45Rに圧入されているので、上下方向、左右方向及び前後方向において移動規制された状態に位置決めされる。したがって、二次側導出部65Sに対して二次コイル66S側から巻き癖等の外力が付与されていても、二次側接続端部64Sとコイル用第2端子金具48L,48Rとの接続部分における応力が緩和される。
変圧器60を取付部材30に取り付けた後は、基板ユニット10の上方において前後方向に配索された複数本の電線71〜74,76,77を基板ユニット10に接続する。図2に示すように、左側の電線用第1端子金具24には第1電力用電線71が接続され、右側の電線用第1端子金具24には第2電力用電線72が接続されている。左側の電線用第2端子金具25には第1信号用電線73が接続され、右側の電線用第2端子金具25には、接地用電線75から後方へ分岐させた第2信号用電線74が接続されている。左側のコイル用第2端子金具48Lの電線用接続部52には第3信号用電線76が接続され、右側のコイル用第2端子金具48Rの電線用接続部52には第4信号用電線77が接続されている。
また、第3信号用電線76と第4信号用電線77は、コイル用第2端子金具48L,48Rを介して変圧器60の二次コイル66Sに接続されているのであるが、ここで、コイル用第2端子金具48L,48Rを用いて第3信号用電線76と第4信号用電線77を二次コイル66Sに接続することの技術的意義を説明する。第3信号用電線76と第4信号用電線77は、基板ユニット10から後方へ引き出されてハーネスとして配索されるのであるが、配索経路の途中で曲げられた場合に断線するのを防止するための対策を講じる必要がある。そのため、第3信号用電線76と第4信号用電線77は、ある程度の太さをもった電線とされている。
もし、第3信号用電線76と第4信号用電線77を、そのままの太さでフェライトコア61に巻き付けてコイルを形成した場合、変圧器60が大型化することになる。本実施形態では、第3信号用電線76と第4信号用電線77よりも線径の細い巻線63Sを別途用意し、この細い巻線63Sによって二次コイル66Sを形成することで、変圧器60の大型化を回避している。つまり、コイル用第2端子金具48L,48Rは、ハーネスの断線防止と変圧器60の小型化を両立させるための手段として機能する。また、フェライトコア61の小型化を図るために、一次コイル66Pを構成する一次用巻線63Pも、第3信号用電線76や第4信号用電線77より線径が細くなっている。
上記のようにして各電線71〜77を取り付けた後、基板ユニット10は、モールド用金型(図示省略)にセットされ、プリント基板20の全体と、取付部材30のほぼ全体と、変圧器60の全体と、全ての端子金具23,24,25,48L,48Rと、全ての端子金具23,24,25,48L,48Rと電線71〜74,76,77との接続部分が、樹脂モールド13で包囲され、防水される。基板ユニット10を樹脂モールド13で包囲することにより、基板モールド成形体12が構成される。
図15,16に示すように、充電用コネクタ11は、車両のボディ(図示省略)に取り付けられるハウジング14と、ハウジング14に対し後方(車内側)から組み付けられたリテーナ15と、上記基板モールド成形体12とを備えて構成されている。ハウジング14は、その前端部を車両の外面に露出可能なように配置されている。ハウジング14内には、3室のキャビティ(図示省略)が形成されている。一方、基板モールド成形体12においては、樹脂モールド13の前端面から第1電力用電線71の前端部と第2電力用電線72の前端部と接地用電線75の先端部が突出しており、図15に示すように、これら3本の電線71,72,75の前端部には、夫々、充電用端子16が固着されている。
これら3つの充電用端子16は、夫々、基板モールド成形体12を上下反転させた状態で対応するキャビティに挿入される。基板モールド成形体12を上下反転させてプリント基板20の表面を下向きにしたときには、3本の電線71,72,75の前端部及び3つの充電用端子16が、3室のキャビティと同じ配置となるので、充電用端子16をキャビティに挿入する作業が容易である。また、充電用端子16をキャビティに挿入した状態では、ハウジング14の後端と樹脂モールド13の前端との間で電線71,72,75の曲がりや捻れが生じないので、ハウジング14の後端と樹脂モールド13の前端とが接近するように配置することができる。これにより、充電用コネクタ11を前後方向において小型化することができた。
また、3本の電線71,72,75には、樹脂モールド13で包囲される領域から樹脂モールド13の前方へ突出する領域に亘って熱収縮チューブ17(図1,2,14を参照)が外嵌されている。そして、樹脂モールド13の前端部のうち3本の電線71,72,75が突出する部分には、熱収縮チューブ17(電線71,72,75)を個別に包囲する形態の筒状部18が、樹脂モールド13の前端面から突出するように形成されている。この筒状部18は、樹脂モールド13よりも前方において電線71,72,75が曲げられた場合に、その曲げられた電線71,72,75に追従して変形することにより、熱収縮チューブ17の外周に密着する状態を保つ。したがって、熱収縮チューブ17の外周と樹脂モールド13との間には、樹脂モールド13の外部からの浸水を許容する隙間が発生せず、樹脂モールド13への浸水が防止される。
上述のように本実施形態の基板ユニット10は、プリント基板20と、プリント基板20とは別体であってプリント基板20の表面に組み付けられる取付部材30と、リング状のフェライトコア61に巻線63P,63Sを巻き付けてコイル66P,66Sが構成された変圧器60と、取付部材30に形成されて変圧器60を保持する保持部33とを備えている。この構成によれば、変圧器60は、プリント基板20の表面に組み付けられる取付部材30を介してプリント基板20に取り付けられるので、プリント基板20に貫通させる必要がない。したがって、リング状のフェライトコア61が単一部品であっても、プリント基板20に変圧器60を取り付けることが可能となっている。
また、保持部33は、フェライトコア61の中心孔62を嵌合させることでフェライトコア61を保持する支柱部39を備えて構成されている。この構成によれば、フェライトコア61は、その中心孔62を支柱部39に嵌め込むだけで、取付部材30に保持されるので、取付け作業が簡単である。また、変圧器60のデッドスペースである中心孔62を利用しているので、省スペース化を図ることができる。
また、プリント基板20と取付部材30には、巻線63P,63Sのうちコイル66P,66Sから導出した接続端部64P,64Sを接続させる端子金具23,48L,48Rが設けられ、巻線63P,63Sのうちコイル66P,66Sと接続端部64P,64Sとの間の導出部65P,65Sが、保持部33を構成する位置決め部40L,40R,41L,41Rに嵌合することで位置決めされている。この構成によれば、巻線63P,63Sの導出部65P,65Sに対してコイル66P,66S側から巻き癖等の外力が付与されていても、接続端部64P,64Sと端子金具23,48L,48Rとの接続部分における応力が緩和される。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、取付部材が単一部品であったが、複数の部材で構成される取付部材によって1つの変圧器を保持してもよい。
(2)上記実施形態では、変圧器のコアを取付部材に保持する手段として、コアの中心孔を支柱部に嵌めるようにしたが、コアの外周部に保持部を係止又は嵌合させてもよい。
(3)上記実施形態では、変圧器が、コアの中心孔の軸線をプリント基板の表面と略直角に向けた姿勢で取り付けられるようにしたが、変圧器は、コアの中心孔の軸線をプリント基板の表面と略平行、又は、プリント基板の表面に対して斜めに向けた姿勢で取り付けてもよい。
(4)上記実施形態では、支柱部(取付部材)に対するコアの組付け方向と、位置決め部(取付部材)に対する巻線の組付け方向とを、同じ方向としたが、コアの組付け方向と電線の組付け方向は互いに異なる方向であってもよい。
(5)上記実施形態において、枠状部に形成した係止爪等をフェライトコアや巻線に係止することによって、フェライトコアを抜止めしてもよい。
(6)上記実施形態では、位置決め部を溝状としたが、位置決め部は、貫通形態の窓孔状でもよい。
(7)上記実施形態では、左用嵌合部と右用嵌合部を異なる形状としたが、左用嵌合部と右用嵌合部を同じ形状にするとともに、左側コイル用第2端子金具と右側コイル用第2端子金具を同じ形状にしてもよい。
(8)上記実施形態では、巻線の接続端部が接続される端子金具(コイル用第1端子金具、コイル用第2端子金具)を、取付部材とプリント基板の両方に設けたが、巻線の接続端部が接続される端子金具は、取付部材とプリント基板のうちいずれか一方のみに設けてもよい。
(9)上記実施形態では、取付部材をプリント基板に固定する手段として、取付部材の突部をプリント基板に貫通させ、突部の先端部を加熱して拡径させる手段を採用したが、これに替えて、ビス止めや、弾性係止片の係止、接着等の手段によって取付部材をプリント基板に固定してもよい。
(10)上記実施形態では、プリント基板の全体、変圧器、及びこれらと電線との接続部分を、防水のために樹脂モールドで包囲したが、樹脂モールドで包囲しない形態としてもよい。
(11)上記実施形態において、フェライトコアを支柱部に嵌合したときに、巻線の絶縁被覆を支柱部の外周面に対して弾性的に当接させ、この弾性的な当接に起因する摩擦抵抗により、フェライトコアを、支柱部に対し、上下方向への相対移動、及び上下方向の軸周りの相対回転を規制してもよい。
(12)上記実施形態において、巻線を、支柱部の基端部の保持面に対し周方向における広い領域に亘って当接させてもよい。このようにすれば、フェライトコアを、支柱部に対し、前後左右方向(つまり、支柱部の軸線と交差する方向)に姿勢を傾けることがなく安定して保持することができる。
(13)上記実施形態では、コアの材料としてフェライトを用いたが、コアの材料はフェライトに限らず、珪素鋼板、パーマロイコア、アモルファス等であってもよい。
10…基板ユニット
20…プリント基板
26…取付孔
30…取付部材
31…枠状部
33…保持部
34…前梁部(梁部)
35L,34R…側梁部(梁部)
36…縦梁部(梁部)
37…横梁部(梁部)
39…支柱部
40L,40R…第1位置決め部(位置決め部)
41L,41R…第2位置決め部(位置決め部)
48L…左側コイル用第2端子金具(端子金具)
48R…右側コイル用第2端子金具(端子金具)
53…突部
54…収容スペース
60…変圧器
61…フェライトコア(コア)
62…中心孔
63P…一次用巻線(巻線)
63S…二次用巻線(巻線)
64P…一次側接続端部(接続端部)
64S…二次側接続端部(接続端部)
65P…一次側導出部(導出部)
65S…二次側導出部(導出部)
66P…一次コイル(コイル)
66S…二次コイル(コイル)

Claims (8)

  1. プリント基板と、
    前記プリント基板とは別体であって、前記プリント基板の表面に組み付けられる取付部材と、
    リング状のコアに巻線を巻き付けてコイルが構成された変圧器と、
    前記取付部材に形成され、前記変圧器を保持する保持部とを備えていることを特徴とする基板ユニット。
  2. 前記保持部を構成するものであって、前記コアの中心孔内に収容されることで前記コアを位置決めする支柱部を備えていることを特徴とする請求項1記載の基板ユニット。
  3. 前記支柱部の突出端部には、突出方向に向かって次第に小径となるようなテーパ状のガイド部が形成されていることを特徴とする請求項2記載の基板ユニット。
  4. 前記プリント基板と前記取付部材のうちいずれか一方又は両方に設けられ、前記巻線のうち前記コイルから導出した接続端部が接続される端子金具と、
    前記保持部を構成するものであって、前記巻線のうち前記コイルと前記接続端部との間の導出部を嵌合させて位置決めする位置決め部とを備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の基板ユニット。
  5. 前記位置決め部には、前記導出部を嵌合可能な溝部が形成されていることを特徴とする請求項4記載の基板ユニット。
  6. 前記保持部を構成するものであって、前記コアの中心孔内に収容されることで前記コアを位置決めする支柱部を備え、
    前記支柱部に対する前記コアの組付け方向と、前記溝部に対する前記導出部の組付け方向が、概ね同じ方向とされていることを特徴とする請求項5記載の基板ユニット。
  7. 前記取付部材は、前記プリント基板の表面と略平行をなす複数の梁部で構成された枠状部を有し、
    前記枠状部には、前記複数の梁部で仕切られた空間であって、前記プリント基板の表面に臨む収容スペースが形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の基板ユニット。
  8. 前記取付部材には、前記取付部材における前記プリント基板との対向面から突出する突部が形成され、
    前記突部を前記プリント基板の取付孔に貫通し、前記突部のうち前記取付孔から突出した部分を加熱により拡径変形させて前記取付孔の孔縁部に係止させることで、前記取付部材が前記プリント基板に固定されていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の基板ユニット。
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