JPH0533505U - 面実装型インダクタ - Google Patents

面実装型インダクタ

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JPH0533505U
JPH0533505U JP8213591U JP8213591U JPH0533505U JP H0533505 U JPH0533505 U JP H0533505U JP 8213591 U JP8213591 U JP 8213591U JP 8213591 U JP8213591 U JP 8213591U JP H0533505 U JPH0533505 U JP H0533505U
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孝 田島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 面実装時の加熱により外部接続用端子と巻線
端末との接続が不良になることがなく、面実装時に外部
接続部を修正することなく配線基板の電極に確実に電気
接続することができ、また、工程が大掛りになることが
なく、自動挿入機による装着に適した面実装型インダク
タを得る。 【構成】 環状フェライト磁心1に巻装した巻線31
2の巻線端末13,13を、外部接続用端子61,62
の巻線端末接続部8の一対の接続片10,10間に圧入
し、固定する。該一対の接続片10,10は、外部接続
部7の孔12に圧入固定し、樹脂基板4の磁心搭載面か
ら突出している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばチョークコイル等の面実装型インダクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば電子回路における電磁ノイズ除去用の面実装型コモンモードチョ ークコイルとして、図5に示すように、樹脂製基板aの上に、一対の絶縁被覆導 線b,bを巻回して巻線c,cを巻装した環状フェライト磁心dを装着し、絶縁 被覆を除去し半田処理した巻線端末e,eを前記基板aの側面に植設した外部接 続用端子f,fの根元に絡げた後、ディップにより半田g付けしたものか、又は 、図6に示すように、外部接続用端子f1を、一端hを前記基板aの上面から突 出させて前記基板aに植設し、前記一端hに巻線端末eを絡げて、クリーム半田 を塗布し、加熱して半田g1付けしたものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
図5に示すものは、巻線端末eを前記端末fにディップ半田付け法により、半 田付けすることができるが、前記端子fの外部接続部が半田gで被覆されるため 寸法精度が不安定であり、また、前記端子fの外部接続部に直接巻線端末eを絡 げるため前記端子fが曲がり易い。したがって、チョークコイルを自動挿入機に より面実装する場合、配線基板の電極に前記端子fの外部接続部を確実に電気接 続できないことがあるという課題があった。
【0004】 また、図6に示すものは、リフロー半田付け法による加熱時、クリーム半田も 融解して前記端子fと、巻線端末eとの接続が不良になり、あるいは、配線基板 の電極間等を短絡することがあるという課題があり、また半田量、半田位置等の 工程管理がディップ半田付け法に比べて難しく、工程も大掛かりなものとなると いう課題があった。
【0005】 本考案は、従来のこのような課題を解決し、外部接続用端子と巻線端末との接 続が不良になることがないと共に工程が簡単である等の自動挿入機による面実装 に適した面実装型インダクタを得ることをその目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の考案は、巻線を巻装した磁心を基 板に装着し、該巻線の端末を、該基板に取り付けられた外部接続用端子に接続し て成る面実装型インダクタにおいて、前記外部接続用端子は、外部接続部と巻線 端末接続部とから成り、該巻線端末接続部は、基板の磁心搭載面から突出し且つ 互いに圧接する一対の接続片から成り、前記巻線の端末は、該一対の接続片間に 圧入固定されたことを特徴とし、請求項2記載の考案は、巻線を巻装した磁心を 基板に装着し、該巻線の端末を、該基板に取り付けられた外部接続用端子に接続 して成る面実装型インダクタにおいて、前記外部接続用端子の巻線端末接続部は 、基板の磁心搭載面から突出すると共に切り起し舌片を有し、前記巻線の端末は 、該切り起し舌片に引っ掛けられ、前記外部接続用端子の巻線端末接続部を根元 付近から折り曲げることにより、該巻線端末接続部と基板との間に挾まれて固定 されたことを特徴とし、請求項3記載の考案は、巻線を巻装した磁心を基板に装 着し、該巻線の端末を、該基板に取り付けられた外部接続用端子に接続して成る 面実装型インダクタにおいて、該外部接続用端子は、管状体から成り、前記基板 の磁心搭載面から突出する巻線端末接続部に巻線端末を挿入した後該巻線端末接 続部を潰して巻線端末を圧着固定し、外部接続部を潰したことを特徴とし、請求 項4記載の考案は、巻線を巻装した磁心を基板に装着し、該巻線の端末を、該基 板に取り付けられた外部接続用端子に接続して成る面実装型インダクタにおいて 、前記基板の磁心搭載面に形成された孔に巻線の端末が挿入され、前記基板の側 面から前記孔に開口するように形成された装着孔に外部接続用端子を圧入し、そ の先端部を巻線の端末に圧接したことを特徴とする。
【0007】
【作用】
請求項1乃至4の考案によれば、外部接続用端子の巻線端末接続部と巻線端末 とが圧着固定され、確実に電気的に接続される。この接続は半田付けによらない ので、コイルの面実装時に、半田が融解して端子と巻線端末との接続が不良にな らず、また、この半田が配線基板の電極間を短絡することがない。外部接続用端 子の外部接続部に巻線端末を絡げて、半田付けしないので、この外部接続部は曲 がらず、また、半田の付着により寸法が不安定になることがなく、そのため、配 線基板の電極との電気的接続が外部接続部を修正しないでも損なわれることがな く、自動挿入機による自動装着を行うのに適している。
【0008】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に従って説明する。
【0009】 図1は、面実装型コモンモードチョークコイルに適用された請求項1記載の考 案の一実施例を示す。
【0010】 同図において、1は、環状フェライト磁心で、これには、一対のポリウレタン 樹脂被覆導線2,2を約4回巻回した巻線31,32が巻装されている。この巻線 31,32が巻装された前記磁心1は、樹脂製基板4の上に載置され、固定ガイド 片5により固定される。前記基板4には、2対の外部接続用端子61,62及び6 3 ,64が固定されており、各外部接続用端子61,62,63,64は、外部接続部 7と巻線端末接続部8とから成り、外部接続部7は前記基板4の底面に形成され た溝9に嵌合され、巻線端末接続部8は上端及び中間に弯曲部を有する一対の接 続片10,10から成り、その下端を前記基板4の穴11を介して外部接続部8 の穴12に圧入固定することにより一対の接続片10,10は互いに圧接するよ うになっている。前記巻線31,32の巻き始めの端末13及び巻終りの端末14 はそれぞれ樹脂被覆が除かれ、半田処理されて外部接続用端子61,62及び63 ,64の一対の接続片10,10間に圧入固定される。
【0011】 図2は請求項2記載の考案の一実施例を示す。
【0012】 外部接続用端子61,62,63,64は、L字状に折曲されて基板4に取付けら れ、基板4の側面から突出する外部接続部7には段部が形成され、基板4の磁心 1の固定面から垂直に突出する巻線端末接続部8には、切り起し舌片15が形成 されている。
【0013】 環状フェライト磁心1に巻装された巻線31,32の巻き始めの端末13と巻き 終りの端末14は、それぞれ樹脂被覆が除かれ、半田処理されて図2の左側に示 すように、前記切り起し舌片15に引っ掛け、巻線端末接続部8を根元付近から 折り曲げて、端末13,14を巻線端末接続部8と基板4で挾み、巻線端末接続 部8を巻線31,32の端末13,14に圧接、固定する。
【0014】 図3は、請求項3記載の考案の一実施例を示す。
【0015】 外部接続用端子61,62は管状体であり、基板4に、巻線端末接続部8及び外 部接続部7が磁心固定面及び側面から突出するように固定される。
【0016】 巻線の端末13,13を前記端子61,62の巻線端末接続部8の中に挿入し、 巻線端末接続部8を潰すことにより巻線の端末13,13は巻線端末接続部8に 圧接固定される。
【0017】 前記端子61,62の外部接続部7も配線基板の電極と接続し易いように扁平に 潰される。
【0018】 図4は、請求項4記載の考案の一実施例を示す。
【0019】 外部接続用端子61,62は、中間に段部が形成されており、基板4には、磁心 固定面に開口する垂直穴16と、この垂直穴16の側壁と基板4の側面とに開口 する水平穴17が形成され、水平穴17に対向する垂直穴16の側壁に凹部18 が形成されている。
【0020】 巻線の端末13,13を前記垂直穴16に挿入し、水平穴17に外部接続用端 子61,62を圧入して、その先端部を凹部18に嵌合して、前記端末13に圧入 する。
【0021】
【考案の効果】
本考案は、上述のように構成されているから、面実装時の加熱により外部接続 用端子と巻線端末との接続が不良になることがなく、また外部接続用端子の外部 接続部が曲がったり、寸法精度が不安定になることがないため、面実装時に配線 基板の電極との接続が不良になることがなく、自動挿入機による面実装に適し、 また工程が大掛りになることがない等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1記載の考案の一実施例の斜面図
【図2】 外部接続用端子の1つが折り曲げられる前の
状態を示す、請求項2記載の考案の一実施例の斜面図
【図3】 外部接続用端子の1つが潰される前の状態を
示す、請求項3記載の考案の一実施例の要部の斜面図
【図4】 外部接続用端子の1つが水平孔に嵌合される
前の状態を示す、請求項4記載の考案の一実施例の要部
の斜面図
【図5】 従来の面実装型コイルの正面図
【図6】 従来の面実装型コイルの他例の正面図
【符号の説明】
1 環状フェライト磁心 31,32 巻線 4 基板 61,62,63,64 外部
接続用端子 7 外部接続部 8 巻線
端末接続部 10 接続片 13,14 巻
線端末 15 切り起し舌片 16 垂
直穴 17 水平穴

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻線を巻装した磁心を基板に装着し、該
    巻線の端末を、該基板に取り付けられた外部接続用端子
    に接続して成る面実装型インダクタにおいて、前記外部
    接続用端子は、外部接続部と巻線端末接続部とから成
    り、該巻線端末接続部は、基板の磁心搭載面から突出し
    且つ互いに圧接する一対の接続片から成り、前記巻線の
    端末は、該一対の接続片間に圧入固定されたことを特徴
    とする面実装型インダクタ。
  2. 【請求項2】 巻線を巻装した磁心を基板に装着し、該
    巻線の端末を、該基板に取り付けられた外部接続用端子
    に接続して成る面実装型インダクタにおいて、前記外部
    接続用端子の巻線端末接続部は、基板の磁心搭載面から
    突出すると共に切り起し舌片を有し、前記巻線の端末
    は、該切り起し舌片に引っ掛けられ、前記外部接続用端
    子の巻線端末接続部を根元付近から折り曲げることによ
    り、該巻線端末接続部と基板との間に挾まれて固定され
    たことを特徴とする面実装型インダクタ。
  3. 【請求項3】 巻線を巻装した磁心を基板に装着し、該
    巻線の端末を、該基板に取り付けられた外部接続用端子
    に接続して成る面実装型インダクタにおいて、該外部接
    続用端子は、管状体から成り、前記基板の磁心搭載面か
    ら突出する巻線端末接続部に巻線端末を挿入した後該巻
    線端末接続部を潰して巻線端末を圧着固定し、外部接続
    部を潰したことを特徴とする面実装型インダクタ。
  4. 【請求項4】 巻線を巻装した磁心を基板に装着し、該
    巻線の端末を、該基板に取り付けられた外部接続用端子
    に接続して成る面実装型インダクタにおいて、前記基板
    の磁心搭載面に形成された孔に巻線の端末が挿入され、
    前記基板の側面から前記孔に開口するように形成された
    装着孔に外部接続用端子を圧入し、その先端部を巻線の
    端末に圧接したことを特徴とする面実装型インダクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013211420A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 基板ユニット

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Effective date: 19990126