JP7234813B2 - モータ - Google Patents
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Description
すなわち、本発明は、別途部品を用いずに駆動時の振動や騒音の抑制を可能としたモータを提供することを目的とする。
図1に示すように、本実施形態のモータ10は、有底円筒状のモータケース11と、モータケース11の開口部11aに固定される外形円形状のエンドフレーム12とで形成される内部空間に、ステータ13及びロータ14を収容してなる。ステータ13は、モータケース11の内周面に固定されている。ロータ14は、ステータ13の径方向内側に回転可能に収容されている。本実施形態では、ステータ13は12磁極、ロータ14は10磁極に設定されている。
モータ10の回転駆動を行うべくステータ13のコイル21に通電がなされると、コイル21の巻回されたティース部20bの先端部とロータ14の永久磁石27との間にて磁力による吸引や反発が繰り返し行われて、ロータ14が回転駆動される。
(1)本実施形態では、エンドフレーム12の周方向の7箇所に圧入部40がそれぞれ分散して設けられ、各圧入部40の圧接部位40aがモータケース11の開口部11aの内周面に局所的に圧接してエンドフレーム12が固定されている。つまり、各圧入部40により7箇所の狙った位置にて圧入点が設定されることから、モータ10の製品毎のばらつきが小さくモータケース11の剛性がより確実に向上する。そのため、モータ10の回転駆動時にロータ14との間で生じる磁気加振力にてステータ13に形状変化が生じようとしても、モータケース11の剛性が高いために自身の形状変化が生じ難く、モータ10からの振動や騒音の発生をより確実に抑えることができる。またこのことは、エンドフレーム12の適切位置に複数の圧入部40を設けることで、別途部品を用いることなく実現することができる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
図5に示すモータ10aでは、エンドフレーム12の圧入部40が5箇所に設定されている。切欠部12dから時計回り方向に順に圧入部40を「40x1」~「40x5」と付すとすると、切欠部12dの180°反対側の圧入部40x3がフランジ部11d1と周方向位置が重なる配置とする一方で、他の圧入部40x4,40x5とフランジ部11d2とは周方向位置がずれるように、また圧入部40x1,40x2とフランジ部11d3とは周方向位置がずれるように設定されている。
・分割ステータ13xを用いるステータ13を備えたモータ10(10a~10c)に実施したが、分割ステータ構造でないステータを備えるモータに実施してもよい。
Claims (9)
- 有底円筒状のモータケース(11)と、
前記モータケースの開口部(11a)の内周面に圧入される外形円形状のエンドフレーム(12)と、
前記モータケースの内周面に固定される円環状のステータ(13)と、
前記ステータの内側に回転可能に収容されるロータ(14)と、
を備え、前記ロータの回転軸(25)が前記モータケースに設けられる軸受(30)と前記エンドフレームに設けられる軸受(31)とによってそれぞれ軸支されてなるモータ(10,10a,10b,10c)であって、
前記エンドフレームは、前記モータケースの開口部の内周面に対して周方向に局所的に圧接させるための圧接部位(40a)を有する圧入部(40)を、周方向に5箇所以上分散配置して構成されており、
前記エンドフレームは、周方向一部に外周縁から切り欠かれた切欠部(12d)を有するものであり、
前記モータケースは、前記開口部の外周面から径方向外側に延びるフランジ部(11d)が、周方向に複数箇所設けられるものであり、
周方向において前記切欠部を挟んだ両隣に位置する前記フランジ部の間であって且つ該切欠部を含む周方向範囲において、前記切欠部と、該切欠部を挟んだ両隣に位置する前記フランジ部との間には、それぞれ、前記圧入部が該フランジ部と周方向位置をずらして配置されており、それら圧入部の間に前記切欠部が位置している、モータ。 - 前記切欠部の前記回転軸を挟んだ周方向の反対側には、前記フランジ部が設けられており、
周方向において前記切欠部を挟んだ両隣の前記フランジ部の間であって且つ該切欠部を含まない側の周方向範囲において、前記切欠部の周方向の反対側の前記フランジ部以外にフランジ部は設けられておらず、前記切欠部を挟んだ両隣の前記フランジ部と、前記切欠部の周方向の反対側の前記フランジ部との間には、それぞれ、複数の前記圧入部が設けられている、請求項1に記載のモータ。 - 前記ステータは、複数個の分割ステータ(13x)が周方向に互いに連結されて1つの円環状となるように構成されたものであり、
前記周方向において前記切欠部を挟んだ両隣の前記フランジ部の間であって且つ該切欠部を含まない側の周方向範囲において、前記切欠部を挟んだ両隣の前記フランジ部と、前記切欠部の周方向の反対側の前記フランジ部との間にそれぞれ設けられた前記複数の圧入部には、隣り合う分割ステータの連結部分と対応する位置に設けられた前記圧入部が含まれる、請求項2に記載のモータ。 - 前記ステータは、複数個の分割ステータ(13x)が周方向に互いに連結されて1つの円環状となるように構成されたものである、請求項1又は請求項2に記載のモータ。
- 前記モータケースは、前記開口部の外周面から径方向外側に延びる前記フランジ部(11d)が、周方向等間隔に複数箇所設けられるものであり、
前記エンドフレームの前記圧入部は、前記モータケースの前記フランジ部と周方向位置が重なるものと、前記モータケースの前記フランジ部と周方向位置をずらしたものとが混在して設定されている、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のモータ。 - 前記モータケースは、前記開口部の外周面から径方向外側に延びる前記フランジ部が、周方向等間隔に複数箇所設けられるものであり、
前記エンドフレームの前記圧入部は、その全てが前記モータケースの前記フランジ部と周方向位置がずれるように設定されている、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のモータ。 - 前記圧入部は、前記切欠部を含めて前記エンドフレームの周方向等間隔に設けられている、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のモータ。
- 前記圧入部は、前記切欠部を除いて前記エンドフレームの周方向等間隔に設けられている、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のモータ。
- 前記圧入部は、前記切欠部を挟んだ隣接のもの以外、前記切欠部を含めて前記エンドフレームの周方向等間隔に設けられ、前記切欠部を挟んだ隣接のものは前記切欠部寄りに偏倚させて設けられている、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のモータ。
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2019
- 2019-06-10 JP JP2019107882A patent/JP7234813B2/ja active Active
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