JP2007202326A - モータ - Google Patents

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JP2007202326A
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Yuichi Tanabe
裕一 田辺
Yuichi Yoshikawa
祐一 吉川
Hiroshi Murakami
浩 村上
Haruyuki Nakamoto
晴幸 中本
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】スロットオープンをノズル巻き可能な寸法にする際、ノズル巻に必要な最低寸法とコギングトルクが最小になる寸法が異なるため、ノズル巻に必要な寸法よりも大きくする必要があり、その結果巻線有効面積が小さくなり特性低下を招いていた。
【解決手段】コア上下面に絶縁物を施し、前記絶縁物によってスロットオープンを小さくして有効巻線面積を拡大することで、コギングトルクの増加や特性低下を招かずに巻線性を向上し、高性能なモータを提供することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータ及びこれを搭載した機器に関する。
従来のモータを図6から図10に示す。
図6は、従来の丸型集中巻モータを表しており、ステータ101とロータ102から構成されている。なお、図6は、8極6スロットの永久磁石型モータの例を示している。
ステータ101は、略放射状に配置された複数のティース103と、各ティース間を連結する略円弧状状のヨーク104からなる。ティース103の内径側先端には略回転方向に幅広となったティース先端幅広部105、隣り合う各ティース先端幅広部間にはスロットオープン106、隣り合う各ティース間にはスロット107を有する。ティース103には絶縁物108を介して巻線109が施されている。巻線109としては、通常3相巻線が施される。
ロータ102は、ステータ101の内側に、ステータ101と同心円状に、回転自在に保持されている。なお、図8はロータコア110にリング状の永久磁石111を取付けたロータを示している。また、軸孔112には軸が入る。
ロータ102はステータ101に施された巻線109に流れる電流による磁界によって、軸を中心にして回転する。
上記のブラシレスモータを小型化する際に高出力を得る方法として、図7に示す扁平型のブラシレスモータがある(例えば、特許文献1参照)。
図7に示す扁平型ブラシレスモータは各ティースが平行に配置されているが、コギングトルクを低減させるために図8に示す扁平型ブラシレスモータも考えられる。図8に示す扁平型ブラシレスモータのステータ113は、略放射状に配置された複数のティース103と、前記ティースを外周部で連結する円弧状のヨーク104と直線状のヨーク114を有し、前記円弧状のヨークと前記直線状のヨークを交互に接合し、前記2個の直線状ヨークを互いに平行となるよう接合することで扁平形状となっている。この扁平形状を採用することで、小型で高出力となるブラシレスモータを提供できる。しかしながら、本モータの巻線組立をノズル巻で行う際、ノズルが通るために必要なスロットオープン寸法とコギングトルクが最小となる寸法が異なるため、ノズル巻可能でコギングトルクを最小にするためには、ノズルが通るために必要なスロットオープン寸法より大きくする必要があり、その結果巻線有効面積が小さくなり、特性低下を招いていた。
特開2002−136090号公報
前記扁平型ブラシレスモータは、各相の平均周長が異なるために抵抗値のバラつきが生じ、制御性や起動性の低下を招いていた。
スロットオープンをノズル巻き可能な寸法にする際、コギングトルクを最小にするためにはノズル巻が通るための最低寸法よりも大きくする必要があり、その結果巻線有効面積が小さくなり特性低下を招いていた。
上記課題を解決するために本発明は、コア上下面に絶縁物を施し、前期絶縁物によってスロットオープンを小さくして巻線有効面積を拡大することで、コギングトルクの増加や特性低下を招かずに巻線性を向上し、高性能なモータを提供することができる。
本願の発明によれば、コギングトルクの増加や特性の低下を招かずに巻線有効面積を拡大し巻線性を向上させることで、高性能なモータを提供することが出来る。
略放射状に配置された複数のティースと、前記ティースを外周部で連結するヨークと、前記ティース先端に設けられたティース先端幅広部と、隣り合う前記ティース先端幅広部との間に設けられたスロットオープンとを有し、前記ヨークは略円弧形状である2個の円弧状ヨークと、略直線形状である2個の直線状ヨークとが交互に接合されることによって構成され、前記2個の直線状ヨークは互いに平行であることによって外周形状は扁平形状であるステータコアと、前記ティースにノズル巻にて施された3相巻線とからなるステータと、前記ステータ内周にわずかな空隙を介して対向して回転自在に保持されるとともに、複数極に着磁された永久磁石を少なくとも有するロータとで構成されるモータにおいて、前記ステータコアと巻線の間に絶縁物を設け、前記絶縁物のスロットオープンをL1、コアのスロットオープンをL2としたとき、L1<L2となる絶縁物を搭載することで、コギングトルクの増加や特性の低下を招くことなく巻線有効面積を拡大し、高性能化を実現する。
図1は、本発明の実施例を適応した、扁平型集中巻方式のブラシレスモータのステータ組立を示している。
ステータ1は、略放射状に配置された複数のティース2と、各ティース間を連結するヨークからなる。前記ヨークは、略円弧形状である2個の円弧状ヨーク3と、略直線形状である2個の直線状ヨーク4とが交互に接合されることによって構成され、前記2個の直線状ヨークは互いに平行であることによってステータコアの外周形状は扁平形状である。また前記ティース3の内径側先端には略回転方向に幅広となったティース先端幅広部5、隣り合う各ティース先端幅広部間にはスロットオープン6、隣り合う各ティース間にはスロット7を有する。ティース3には絶縁物8を介してノズル巻にて巻線9が施されている。巻線としては、通常3相巻線が施される。
前記コアの上面と下面に絶縁物10を設け、前記絶縁物のスロットオープンをL1、コアのスロットオープンをL2としたとき、L1<L2となる絶縁物を搭載すると、コギングトルクの増加や特性の低下を招かずに巻線有効面積を拡大し巻線性を向上することができる。
巻線有効面積の拡大による巻線性の向上によって、高性能なモータを提供することができる。
図1のステータコアのスロットオープン寸法L2をコギングトルク最小となる寸法に設定し、前記コアの上面と下面に絶縁物30を設け、前記絶縁物のスロットオープン寸法L1を、ノズル巻きをする際巻線機のノズルが通る最低寸法に設定した絶縁物を搭載すると、コギングトルクの増加や特性の低下を招かずに巻線有効面積を拡大し巻線性を向上する
ことができる。
巻線有効面積の拡大による巻線性の向上によって、高性能なモータを提供することができる。
図2から図5に第3の実施例に使用した絶縁物を示している。
図2に示すように前記絶縁物の内径側、図3に示すように円弧状ヨーク部のティースの両側、図4に示すように直線状ティース基部の円弧側ティース部のみ、図7に示すように円弧状ヨーク部の少なくとも1箇所以上に積厚方向へ伸びたガイドを設けた絶縁物を搭載すると、コギングトルクの増加や特性の低下を招かずに巻線有効面積を拡大し巻線性を向上することができ、またガイドによりコアと絶縁物が固定されているので、ノズル巻を容易に行うことができる。
巻線有効面積の拡大による巻線性の向上によって、高性能なモータを提供することができる。
本発明は、家電製品や電装品のような小型でスペースに制限があり、高出力が求められるモータに有効である。
本発明の実施例におけるステータ組立の断面図 本発明の実施例3における絶縁物21の図 本発明の実施例3における絶縁物22の図 本発明の実施例3における絶縁物23の図 本発明の実施例3における絶縁物24の図 従来の丸型モータの断面図 従来の扁平型モータの断面図 従来の扁平型モータの断面図
符号の説明
1 ステータ
2 ティース
3 円弧状ヨーク
4 直線状ヨーク
5 ティース先端幅広部
6 スロットオープン
7 スロット
8 絶縁物
9 巻線
10 絶縁物
21 絶縁物内径部ガイド
22 絶縁物円弧ティース部ガイド
23 絶縁物直線ティース部ガイド
24 絶縁物円弧状ヨーク部ガイド
101 丸型ステータ
102 ロータ
103 ティース
104 円弧状ヨーク
105 ティース先端幅広部
106 スロットオープン
107 スロット
108 絶縁物
109 巻線
110 ロータコア
111 永久磁石
112 軸
113 扁平型ステータ
114 直線状ヨーク

Claims (7)

  1. 略放射状に配置された複数のティースと、前記ティースを外周部で連結するヨークと、前記ティース先端に設けられたティース先端幅広部と、隣り合う前記ティース先端幅広部との間に設けられたスロットオープンとを有し、前記ヨークは略円弧形状である2個の円弧状ヨークと、略直線形状である2個の直線状ヨークとが交互に接合されることによって構成され、前記2個の直線状ヨークは互いに平行であることによって外周形状は扁平形状であるステータコアと、前記ティースにノズル巻にて施された3相巻線とからなるステータと、前記ステータ内周にわずかな空隙を介して対向して回転自在に保持されるとともに、複数極に着磁された永久磁石を少なくとも有するロータとで構成されるモータにおいて、前記ステータコアの上面と下面に絶縁物を設け、前記絶縁物のスロットオープンをL1、コアのスロットオープンをL2としたとき、L1<L2となる絶縁物を搭載することを特徴としたモータ。
  2. ステータコアのスロットオープン寸法L2をコギングトルク最小となる寸法に設定し、絶縁物のスロットオープン寸法L1をノズル巻きする際巻線機のノズルが通る最低寸法に設定した絶縁物を搭載することを特徴とした請求項1に記載のモータ。
  3. 絶縁物の内径側に積厚方向へ伸びたガイドを設け、コアと絶縁物を固定する絶縁物を搭載することを特徴とした請求項1または請求項2に記載のモータ。
  4. 絶縁物の円弧部ティース基部の両側に積厚方向へ伸びたガイドを設け、コアと絶縁物を固定する絶縁物を搭載することを特徴とした請求項1から請求項3のいずれかに記載のモータ。
  5. 絶縁物の直線状ティース基部の円弧部ティース側のみに積厚方向へ伸びたガイドを設け、コアと絶縁物を固定する絶縁物を搭載することを特徴とした請求項1から請求項4のいずれかに記載のモータ。
  6. 絶縁物の円弧状ヨーク部に積厚方向へ伸びたガイドを設け、コアと絶縁物を固定する絶縁物を搭載することを特徴とした請求項1から請求項5のいずれかに記載のモータ。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のモータを搭載したことを特徴とした機器。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109510339A (zh) * 2018-12-06 2019-03-22 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 定子铁芯、定子组件、电机
WO2020021702A1 (ja) * 2018-07-27 2020-01-30 三菱電機株式会社 ステータ、電動機、圧縮機および空気調和装置

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