JP2009248603A - バンパの取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】バンパレインフォースの車幅方向のほぼ中央部に荷重が集中する衝突時には効率良くエネルギを吸収しつつ、軽微な衝突時には損傷部位の交換・修理を最小限度に止める。
【解決手段】バンパレインフォース1の長手方向両端部1a、1bとサイドメンバ3の外側壁3eとを、着脱部11を介して支持部材10で連結する。支持部材10は、引張り方向に耐力を大きくし、圧縮方向に耐力を小さくする。これにより、バンパレインフォース1がポール衝突した場合に、支持部材10は支点となってバンパステイ4およびサイドメンバ3に圧縮力が入力して分離を回避し、衝突エネルギを効率良く吸収する。軽微な衝突形態ではバンパレインフォース1が全体的に後退し、支持部材10およびバンパステイ4が変形してサイドメンバ3の変形を回避する。
【選択図】図1

Description

本発明は、バンパレインフォースの両端部がバンパステイを介して左・右のサイドメンバに連結されるバンパの取付構造に関する。
自動車の車体前端部および車体後端部にはフロントバンパおよびリヤバンパを設けてあり、それらバンパは骨格を成すバンパレインフォースを備えている。そして、それぞれのバンパには、比較的大きな衝突エネルギを効果的に吸収する機能と、軽微な衝突時には損傷部位を容易に交換して修理できる機能と、を有することが求められている。
従来のバンパの取付構造は、車幅方向に延在するバンパレインフォースの両端部を、バンパステイを介して車両前後方向に延在する左・右のサイドメンバの先端に連結してある。
例えば、特許文献1では、バンパステイを、バンパレインフォースの後面に沿った前壁部と、サイドメンバの前端に沿った後壁部と、これら前壁部と後壁部の端部同士を連結する内・外側リブおよび中間部同士を連結する中間リブと、から構成してある。そして、前壁部をバンパレインフォースにボルトにより締結するとともに、後壁部をサイドメンバの前端にボルトにより締結している。
また、他の例として、特許文献2では、サイドメンバから車幅方向外方に突出するバンパレインフォースの両端部を支持部材によってサイドメンバに連結してある。
特開2003−312399号公報(第3頁、図1) 特開2004−306871号公報(第3頁、図1)
ところで、かかる従来の特許文献1に示したバンパの取付構造では、バンパレインフォースの車幅方向のほぼ中央部に過大荷重が集中する衝突形態では、バンパレインフォースの車幅方向中央部が後方に変形する際に、そのバンパレインフォースの両端部に位置するバンパステイおよびサイドメンバには、車両上下方向の軸周りのモーメントが働く。
このとき、バンパレインフォースに衝突荷重が入力する点を入力点として、バンパステイの内側リブが支点となり、バンパステイの外側リブが作用点となり、その外側リブには梃子の原理により過大な引張り荷重が発生する。これにより、バンパステイの外側リブ側をバンパレインフォースおよびサイドメンバに締結したボルトが破断するなどして、バンパレインフォースとバンパステイまたはバンパステイとサイドメンバが締結箇所で分離してしまう。このため、バンパステイやサイドメンバは、変形されるものの衝突エネルギを効率良く吸収できなくなってしまう。
また、従来の特許文献2に示したバンパの取付構造では、上述したようにバンパレインフォースの車幅方向のほぼ中央部に過大荷重が集中する衝突形態では、同様にバンパレインフォースの両端部に車両上下方向の軸周りにモーメントが働くと、そのモーメントは支持部材の引張り荷重として作用する一方、バンパレインフォースとサイドメンバとの間には圧縮荷重として作用する。これにより、バンパレインフォースとサイドメンバとの分離が回避されることになる。
一方、軽微な衝突形態である場合は、バンパレインフォースは変形するもののその変形量は少なくて、バンパレインフォースが全体的に後退することになる。これにより、バンパレインフォースの両端部に連結した支持部材やバンパステイが圧縮荷重を受けて変形してしまうことになる。この際、支持部材がサイドメンバから容易に取り外しができない場合は、支持部材とともにサイドメンバの交換が余儀なくされるため、軽微な衝突であっても修理が大掛かりとなってしまう。
そこで、本発明は、バンパレインフォースの車幅方向のほぼ中央部に荷重が集中する衝突時には効率良くエネルギを吸収しつつ、軽微な衝突時には損傷部位の交換・修理を最小限度に止めておくことができるバンパの取付構造を提供するものである。
本発明は、バンパレインフォースの長手方向両端部とサイドメンバとを支持部材で連結するとともに、該支持部材とサイドメンバとの間に着脱可能な着脱部を設け、かつ、該支持部材は、引張り方向には耐力を大きくし、圧縮方向には耐力を小さくしたことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、バンパレインフォースの車幅方向のほぼ中央部に過大荷重が集中する衝突形態では、バンパレインフォースの変形に伴って該バンパレインフォースには、バンパステイとの連結部に車両上下方向の軸周りのモーメントが発生する。すると、バンパレインフォースの両端部とサイドメンバとを連結した支持部材に引張り力が作用するが、その支持部材は引張り方向には耐力が大きくなっているため、支持部材は変形することなく支点となる。このため、バンパレインフォースとバンパステイとの結合部が作用点となり、その作用点には圧縮荷重が入力することになる。これにより、バンパレインフォースとバンパステイとの間およびバンパステイとサイドメンバとの間は、入力される圧縮力により分離を回避することができる。従って、バンパステイおよびサイドメンバにより衝突エネルギを効率良く吸収することができる。
一方、軽微な衝突形態では、バンパレインフォースが全体的に後退した際に、そのバンパレインフォースの両端部とサイドメンバとを連結した支持部材に圧縮力が作用するが、その支持部材は圧縮方向に耐力が小さくなっているため、サイドメンバが変形することなく支持部材が変形する。また、支持部材の変形を伴いつつバンパレインフォースが後退することにより、サイドメンバよりも剛性を低くしたバンパステイも許容範囲内で変形するが、サイドメンバは変形されることはない。これにより、軽微な衝突後の修理は、支持部材を着脱部によってサイドメンバから取り外すとともに、バンパステイをサイドメンバから取り外し、それら取り外した支持部材とバンパステイおよびバンパレインフォースを交換するのみで、サイドメンバの交換を回避できる。従って、軽微な衝突時には損傷部位の交換・修理を最小限度に止めておくことができる。
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
(第1実施形態)
図1〜図3は本発明にかかるバンパの取付構造の第1実施形態を示し、図1はバンパの取付構造の平面図、図2はバンパレインフォースの車幅方向のほぼ中央部に過大荷重が集中する衝突形態を車体左舷側で示すバンパの取付構造の平面図、図3は軽微な衝突形態を車体左舷側で示すバンパの取付構造の平面図である。
本実施形態のバンパの取付構造は、図1に示すように、車体前端部に配設するフロントバンパに例を取って説明するものとする。フロントバンパは、骨格部材となるバンパレインフォース1を備え、このバンパレインフォース1に図示省略した衝撃吸収材やバンパフェイシャを取り付けてフロントバンパを概ね構成してある。
車体前部に配置したエンジンルームなどのフロントコンパートメント2の車幅方向両側には、左・右のサイドメンバ3が車両前後方向に延在しており、それらサイドメンバ3の前端に跨って、車幅方向に延在するバンパレインフォース1がバンパステイ4を介して連結している。バンパレインフォース1、サイドメンバ3およびバンパステイ4は、それぞれ断面矩形状の閉断面構造となっている。
また、バンパステイ4はサイドメンバ3よりも剛性を低く設定してあり、車両前方から過大荷重が入力した場合に、バンパステイ4が完全に潰れ変形した後にサイドメンバ3に荷重が入力するようになっている。
更に、バンパレインフォース1の長手方向(車幅方向)の両端部1a、1bは、バンパステイ4よりも車幅方向外方に所定量突出している。
左・右のサイドメンバ3の先端には、それぞれ取付用フランジ3Fを溶接などにより接合し、また、それぞれのバンパステイ4の後端にも取付用フランジ4Fを接合してある。そして、それら取付用フランジ3F、4Fを互いに突き合わせて、それぞれの周縁部同士をボルト5およびナット5aにより締付けて着脱可能に結合してある。
バンパステイ4の前端は、バンパレインフォース1の後壁1rに沿った端板4Eを接合して閉塞してあり、その端板4Eを複数のボルト6およびナット6aによりバンパレインフォース1の後壁1rに締め付けて着脱可能に結合してある。
ここで、本発明は、バンパレインフォース1の長手方向両端部1a、1b(本実施形態では両端1Ea、1Eb)とサイドメンバ3の外側壁3eとを支持部材10で連結してある。
支持部材10の前端部10fは、バンパレインフォース1の両端1Ea、1Ebに溶接などにより接合してあり、後端部10rは着脱部11を介してサイドメンバ3に着脱可能に結合してある。
着脱部11は、支持部材10の後端部10rに形成した取付座10Sと、この取付座10Sをサイドメンバ3の外側壁3eに着脱可能に結合するボルト12およびナット12aと、によって構成してある。
また、支持部材10は、引張り方向には耐力が大きくなり、圧縮方向には耐力が小さくなる部材で形成してある。つまり、本実施形態では支持部材10を直状に形成して引張り荷重に対しては延び変形を限りなく小さくするとともに、圧縮荷重に対しては容易に屈曲できるようになっている。
以上の構成により本実施形態のバンパの取付構造によれば、図2に示すように、バンパレインフォース1の車幅方向のほぼ中央部に過大荷重が集中する衝突形態では、バンパレインフォース1はその中央部が大きく後退変形して両端部1a、1bは大きく傾斜する。このバンパレインフォース1の変形に伴ってバンパレインフォース1には、バンパステイ4との連結部に車両上下方向の軸周りのモーメントMが発生する。尚、バンパレインフォース1に過大荷重が集中する衝突形態とは、例えば、路面に対して垂直となる柱状体がバンパレインフォース1に衝突する状態を示し、これをポール衝突と表現するものとし、以下同様である。
すると、バンパレインフォース1の両端部1a、1bとサイドメンバ3とを連結した支持部材10に引張り力が作用するが、その支持部材10は引張り方向には耐力が大きくなっているため、支持部材10は変形することなく支点Fとなる。
このため、バンパレインフォース1とバンパステイ4との結合部が作用点Pとなり、その作用点Pには圧縮荷重が入力することになる。これにより、バンパレインフォース1とバンパステイ4との間およびバンパステイ4とサイドメンバ3との間は、入力される圧縮力により分離を回避することができる。従って、バンパステイ4およびサイドメンバ3により衝突エネルギを効率良く吸収することができる。
一方、軽微な衝突形態では、バンパレインフォース1が全体的に後退(矢印B)した際に、そのバンパレインフォース1の両端部1a、1bとサイドメンバ3とを連結した支持部材10に圧縮荷重が作用する。ところが、その支持部材10は圧縮方向に耐力が小さくなっているため、サイドメンバ3が変形することなく支持部材10が座屈変形する。
また、この場合は、支持部材10の変形を伴いつつバンパレインフォース1が後退することにより、サイドメンバ3よりも剛性を低くしたバンパステイ4も許容範囲内で変形するが、サイドメンバ3は変形されることはない。これにより、軽微な衝突後の修理は、支持部材10を着脱部11によってサイドメンバ3から取り外すとともに、バンパステイ4をサイドメンバ3から取り外し、それら取り外した支持部材10とバンパステイ4およびバンパレインフォース1を交換するのみで、サイドメンバ3の交換を回避できる。従って、軽微な衝突時には損傷部位の交換・修理を最小限度に止めておくことができる。
(第2実施形態)
図4、図5は本発明の第2実施形態を示し、前記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとし、図4はバンパの取付構造を車体左舷側で示す平面図、図5は軽微な衝突形態を車体左舷側で示すバンパの取付構造の平面図である。
本実施形態のバンパの取付構造は、図4に示すように、基本的に第1実施形態とほぼ同様の構成となり、バンパレインフォース1を左・右のサイドメンバ3の前端に跨って、サイドメンバ3よりも剛性を低くしたバンパステイ4を介して連結してある。そして、バンパステイ4よりも車幅方向外方に所定量突出したバンパレインフォース1の長手方向の両端部1a、1bとサイドメンバ3の外側壁3eとを支持部材10で連結し、その支持部材10の後端部10rを、着脱部11を介してサイドメンバ3に着脱可能に結合してある。
ここで、本実施形態が第1実施形態と主に異なる点は、支持部材10を、引張り方向に大きな強度を備えた部材で形成し、その一部に引張り時には過大な荷重であっても分断することなく、圧縮時には弱い荷重で変形する易変形部20を設けたことにある。
本実施形態では、易変形部20を、支持部材10の途中を部分的に車両外側に向けて突出するよう湾曲させた湾曲部としての湾曲突出部21によって形成してある。
湾曲突出部21は、支持部材10の途中を、所定幅Wをもって外方に向けて断面半円弧状に突出形成する凸部21aを外側に備えるとともに、凸部21aに対応して内側に凹部21bを備えている。
以上の構成により本実施形態のバンパの取付構造によれば、バンパレインフォース1の長手方向両端部1a、1bとサイドメンバ3の外側壁3eとを支持部材10で連結したことにより、第1実施形態とほぼ同様の作用を奏する。
即ち、バンパレインフォース1の車幅方向のほぼ中央部にポール衝突した場合は、支持部材10に過大な引張り荷重が入力するが、その引張り荷重が作用した時の強度はその部材の断面積に依存するところが大きい。
一方、軽微な衝突形態では、第1実施形態に示したように支持部材10には座屈変形を誘発する圧縮荷重が入力するが、圧縮荷重が作用した時の強度はその部材の断面の形状に依存するところが大きい。
このことを利用して、支持部材10の一部に、引張り時には過大な荷重であっても分断することなく、圧縮時には弱い荷重で変形するような易変形部20を設けることで、図5に示すように、軽微な衝突時に支持部材10からサイドメンバ3に圧縮荷重が作用した際に、支持部材10の易変形部20がサイドメンバ3よりも先んじて屈曲変形する。これにより、サイドメンバ3の変形を回避することができる。
従って、本実施形態では、第1実施形態と同様に軽微な衝突後の修理は、第1実施形態と同様に、支持部材10とバンパステイ4およびバンパレインフォース1を交換するのみで、サイドメンバ3の交換を回避できる。従って、軽微な衝突時には損傷部位の交換・修理を最小限度に止めておくことができる。
また、本実施形態では、易変形部20を、支持部材10の途中を部分的に突出形成した湾曲突出部21によって形成したので、プレス加工などによって湾曲突出部21を容易に形成でき、生産コストを低下することができる。この場合、突出部は断面半円弧状の湾曲形状に限ることなく、断面U字状や断面三角状の突出形状であってもよい。
尚、バンパレインフォース1の車幅方向のほぼ中央部がポール衝突した場合は、第1実施形態(図2参照)と同様に、バンパレインフォース1とバンパステイ4との間およびバンパステイ4とサイドメンバ3との間に圧縮荷重が作用して分離を回避でき、それらバンパステイ4およびサイドメンバ3により衝突エネルギを効率良く吸収することができる。
(第3実施形態)
図6、図7は本発明の第3実施形態を示し、前記第1、第2実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとし、図6はバンパの取付構造を車体左舷側で示す平面図、図7は軽微な衝突形態を車体左舷側で示すバンパの取付構造の平面図である。
本実施形態のバンパの取付構造は、図6に示すように、基本的に第1実施形態とほぼ同様の構成となり、バンパレインフォース1を左・右のサイドメンバ3の前端に跨って、サイドメンバ3よりも剛性を低くしたバンパステイ4を介して連結してある。そして、バンパステイ4よりも車幅方向外方に所定量突出したバンパレインフォース1の長手方向の両端部1a、1bとサイドメンバ3の外側壁3eとを支持部材10で連結し、その支持部材10の後端部10rを、着脱部11を介してサイドメンバ3に着脱可能に結合してある。
また、第2実施形態と同様に、支持部材10を、引張り方向に大きな強度を備えた部材で形成し、その一部に易変形部20を設けてある。
ここで、本実施形態が第2実施形態と主に異なる点は、易変形部20を、支持部材10の途中を分離して、それら分離した端部10Ca、10Cb同士を連結する柔軟可撓部材としてのワイヤ22で形成したことにある。
ワイヤ22は、その両端部22a、22bをピン23によって支持部材10の分離した端部10Ca、10Cbに回動自在に締結してあり、図6に示す非衝突時にはほぼ緊張状態となっている。勿論ワイヤ22は、衝突時の過大な引張荷重が作用した場合にも破断や延びを生じない強度を備えている。
以上の構成により本実施形態のバンパの取付構造によれば、支持部材10の一部に易変形部20を設けてあるので、第2実施形態と同様に、軽微な衝突時に支持部材10に圧縮荷重が作用した際に、図7に示すように、支持部材10の易変形部20がサイドメンバ3よりも先んじて屈曲変形して、サイドメンバ3の変形を回避することができる。
特に、本実施形態では易変形部20を、支持部材10の途中を分離して、それら分離した端部10Ca、10Cb同士を連結するワイヤ22で形成したので、圧縮荷重が支持部材10に入力した際には、図7に示すように、ワイヤ22が容易に撓むので、支持部材10からサイドメンバ3に入力する荷重をより減少できる。勿論ワイヤ22が容易に撓むことにより、支持部材10で吸収する衝突エネルギ量は減少するが、その分、バンパステイ4の潰れ変形により衝突エネルギを吸収することになる。
また、本実施形態では、支持部材10に圧縮荷重が入力した際に変形する部分がワイヤ22であるため、そのワイヤ22や支持部材10を再使用することが可能となる。このため、支持部材10をバンパレインフォース1に着脱可能に取り付けておくことにより、軽微な衝突後の修理はバンパレインフォース1とバンパステイ4のみとなり、損傷部位の交換・修理を更に減少することができる。
尚、柔軟可撓部材は、ワイヤ22に限ることなく充分な引張強度を備えた可撓部材であればよく、例えば、チェーンやベルトなどであってもよい。
(第4実施形態)
図8、図9は本発明の第4実施形態を示し、前記第1、第2実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとし、図8はバンパの取付構造を車体左舷側で示す平面図、図9は軽微な衝突形態を車体左舷側で示すバンパの取付構造の平面図である。
本実施形態のバンパの取付構造は、図8に示すように、基本的に第1実施形態とほぼ同様の構成となり、バンパレインフォース1を左・右のサイドメンバ3の前端に跨って、サイドメンバ3よりも剛性を低くしたバンパステイ4を介して連結してある。そして、バンパステイ4よりも車幅方向外方に所定量突出したバンパレインフォース1の長手方向の両端部1a、1bとサイドメンバ3の外側壁3eとを支持部材10で連結し、その支持部材10の後端部10rを、着脱部11を介してサイドメンバ3に着脱可能に結合してある。
また、第2実施形態と同様に、支持部材10を、引張り方向に大きな強度を備えた部材で形成し、その一部に易変形部20を設けてある。
ここで、本実施形態が第2実施形態と主に異なる点は、易変形部20を、支持部材10の途中を分離して、それら分離した端部10Ca、10Cb同士を回動自在にピン24結合した回動部25としたことにある。
回動部25は、図8に示す非衝突時には、支持部材10の分離した両端部10Ca、10Cbがほぼ直線状となる回動状態となっている。勿論、回動部25のピン24は、衝突時の過大な引張荷重が作用した場合にも破断しない強度を備えている。
以上の構成により本実施形態のバンパの取付構造によれば、支持部材10の一部に易変形部20を設けてあるので、第2実施形態と同様に、軽微な衝突時に支持部材10に圧縮荷重が作用した際に、図9に示すように、支持部材10の易変形部20がサイドメンバ3よりも先んじて屈曲変形して、サイドメンバ3の変形を回避することができる。
特に、本実施形態では易変形部20を、支持部材10の分離した端部10Ca、10Cb同士を回動自在にピン24結合した回動部25としてあるので、圧縮荷重が支持部材10に入力した際には、図9に示すように、回動部25が容易に外側の屈曲方向に回動するので、支持部材10からサイドメンバ3に入力する荷重をより減少できる。勿論、本実施形態にあっても回動部25が容易に回動することにより、支持部材10で吸収する衝突エネルギ量は減少するが、その分、バンパステイ4の潰れ変形により衝突エネルギを吸収することになる。
また、本実施形態では、図9に示すように、回動部25が回動する際に支持部材10の前・後両端部10f、10rが折曲されるため、衝突後の修理部品は、第1実施形態と同様にバンパレインフォース1とバンパステイ4と支持部材10となり、損傷部位の交換・修理を減少することができる。
(第5実施形態)
図10、図11は本発明の第5実施形態を示し、前記第1、第2実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとし、図10はバンパの取付構造を車体左舷側で示す平面図、図11は軽微な衝突形態を車体左舷側で示すバンパの取付構造の平面図である。
本実施形態のバンパの取付構造は、図10に示すように、基本的に第1実施形態とほぼ同様の構成となり、バンパレインフォース1を左・右のサイドメンバ3の前端に跨って、サイドメンバ3よりも剛性を低くしたバンパステイ4を介して連結してある。そして、バンパステイ4よりも車幅方向外方に所定量突出したバンパレインフォース1の長手方向の両端部1a、1bとサイドメンバ3の外側壁3eとを支持部材10で連結し、その支持部材10の後端部10rを、着脱部11を介してサイドメンバ3に着脱可能に結合してある。
また、第2実施形態と同様に、支持部材10を、引張り方向に大きな強度を備えた部材で形成し、その一部に易変形部20を設けてある。
ここで、本実施形態が第2実施形態と主に異なる点は、易変形部20を、支持部材の途中を分離して、それら分離した端部同士を短縮方向にスライド自在に連結したスライド部26としたことにある。
スライド部26は、図10に示すように、一方の分離した端部10Cbをサイドメンバ3とほぼ並行に折曲して、その折曲した部分に形成した車両前後方向に延びるスリット27と、他方の分離した端部10Caから突設してスリット27に摺動自在に係合するピン28と、によって構成してある。
そして、図10に示す非衝突時には、スライド部26が最大に伸長した状態となっている。勿論、スライド部26のピン28は、衝突時の過大な引張荷重が作用した場合にも破断しない強度を備えている。
以上の構成により本実施形態のバンパの取付構造によれば、支持部材10の一部に易変形部20を設けてあるので、第2実施形態と同様に、軽微な衝突時に支持部材10に圧縮荷重が作用した際に、図11に示すように、支持部材10の易変形部20がサイドメンバ3よりも先んじて屈曲変形して、サイドメンバ3の変形を回避することができる。
特に、本実施形態では易変形部20を、支持部材の途中を分離して、それら分離した端部同士を短縮方向にスライド自在に連結したスライド部26としてあるので、圧縮荷重が支持部材10に入力した際には、図11に示すように、スライド部26が容易に短縮するので、支持部材10からサイドメンバ3に入力する荷重をより減少できる。勿論、本実施形態にあってもスライド部26が容易に短縮することにより、支持部材10で吸収する衝突エネルギ量は減少するが、その分、バンパステイ4の潰れ変形により衝突エネルギを吸収することになる。
また、本実施形態では、図11に示すように、支持部材10に圧縮荷重が入力した際に変形する部分がスライド部26であるため、そのスライド部26を伸長状態にすることにより支持部材10を再使用することが可能となる。このため、支持部材10をバンパレインフォース1に着脱可能に取り付けておくことにより、第3実施形態と同様に、軽微な衝突後の修理はバンパレインフォース1とバンパステイ4のみとなり、損傷部位の交換・修理を更に減少することができる。
尚、スライド部26は、スリット27およびピン28に限ることなく分離した両端部10Ca、10Cbの一方を他方に摺動自在に嵌合した嵌合部分であってもよい。この場合、その嵌合部分の最伸長状態では両端部10Ca、10Cbを互いに係止する必要がある。
ところで、第3〜第5実施形態にあっても、バンパレインフォース1の車幅方向のほぼ中央部がポール衝突した場合は、バンパレインフォース1とバンパステイ4との間およびバンパステイ4とサイドメンバ3との間に圧縮荷重が作用して分離を回避でき、それらバンパステイ4およびサイドメンバ3により衝突エネルギを効率良く吸収することができる。
以上説明したように、本発明のバンパの取付構造によれば、軽微な衝突時の損傷部位を最小限度に止めることができる一方、ポール衝突時にはバンパレインフォース1とバンパステイ4との間およびバンパステイ4とサイドメンバ3との間の分離を回避できる。従って、図12に示すように、ポール衝突時のサイドメンバ3およびバンパステイ4による衝突エネルギの吸収量を、フルラップ衝突やオフセット衝突並に改善することができる。
即ち、図12は(a)フルラップ衝突、(b)オフセット衝突、(c)従来のポール衝突および(d)本発明のポール衝突時におけるエネルギ吸収量を棒グラフで示す説明図である。同図中、(d)の本発明のポール衝突時のサイドメンバとバンパステイによるエネルギ吸収量をEA2とし、(c)の従来におけるポール衝突時のサイドメンバとバンパステイによるエネルギ吸収量をEA1とすると、EA1≒9.3kJ、EA2≒18.1kJとなることが確認された。従って、本発明の取付構造では、従来に比較してエネルギ吸収量をほぼ倍増することができる。
また、(a)のフルラップ衝突時のサイドメンバとバンパステイによるエネルギ吸収量をEA3とし、(b)のオフセット衝突時のサイドメンバとバンパステイによるエネルギ吸収量をEA4とすると、本発明のEA2はEA3やEA4とほぼ等しくなることが確認された。
尚、図12中、(a)〜(d)に示す各棒グラフの最下段αはバンパレインフォースのエネルギ吸収量、最上段βはサスペンションメンバのエネルギ吸収量を示し、それらの中間段の下段γはバンパステイのエネルギ吸収量、上段εはフロントサイドメンバのエネルギ吸収量を示す。
ところで、本発明のバンパの取付構造は前記第1〜第5実施形態に例をとって説明したが、これら実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。例えば、フロントバンパに限ることなくリヤバンパにあっても本発明を適用できる。
本発明の第1実施形態にかかるバンパの取付構造の平面図。 本発明の第1実施形態にかかるバンパレインフォースの車幅方向のほぼ中央部に過大荷重が集中する衝突形態を車体左舷側で示すバンパの取付構造の平面図。 本発明の第1実施形態にかかる軽微な衝突形態を車体左舷側で示すバンパの取付構造の平面図。 本発明の第2実施形態にかかるバンパの取付構造を車体左舷側で示す平面図。 本発明の第2実施形態にかかる軽微な衝突形態を車体左舷側で示すバンパの取付構造の平面図。 本発明の第3実施形態にかかるバンパの取付構造を車体左舷側で示す平面図。 本発明の第3実施形態にかかる軽微な衝突形態を車体左舷側で示すバンパの取付構造の平面図。 本発明の第4実施形態にかかるバンパの取付構造を車体左舷側で示す平面図。 本発明の第4実施形態にかかる軽微な衝突形態を車体左舷側で示すバンパの取付構造の平面図。 本発明の第5実施形態にかかるバンパの取付構造を車体左舷側で示す平面図。 本発明の第5実施形態にかかる軽微な衝突形態を車体左舷側で示すバンパの取付構造の平面図。 フルラップ衝突、オフセット衝突、従来のポール衝突および本発明のポール衝突時におけるエネルギ吸収量を棒グラフで示す説明図。
符号の説明
1 バンパレインフォース
1a、1b バンパレインフォースの両端部
3 サイドメンバ
4 バンパステイ
10 バンパレインフォースとサイドメンバとを連結する支持部材
10Ca、10Cb 支持部材の分離した端部
11 支持部材のサイドメンバに対する着脱部
20 支持部材の易変形部
21 支持部材の湾曲突出部(湾曲部、易変形部)
22 ワイヤ(柔軟可撓部材、易変形部)
24 ピン(易変形部)
25 回動部(易変形部)
26 スライド部(易変形部)

Claims (6)

  1. 車幅方向両側に車両前後方向に延在する左・右のサイドメンバと、
    前記左・右のサイドメンバの先端にそれぞれ着脱可能に結合し、それらサイドメンバよりも剛性を低くした左・右のバンパステイと、
    前記左・右のバンパステイの先端に跨って着脱可能に連結するとともに、長手方向両端部がそれらバンパステイよりも車幅方向外方に突出して車幅方向に延在するバンパレインフォースと、を備えたバンパの取付構造において、
    前記バンパレインフォースの長手方向両端部と前記サイドメンバとを支持部材で連結するとともに、該支持部材とサイドメンバとの間に着脱可能な着脱部を設け、かつ、該支持部材は、前記バンパレインフォースとサイドメンバとの間で、引張り方向には耐力を大きくする一方、圧縮方向には耐力を小さくしたことを特徴とするバンパの取付構造。
  2. 前記支持部材は、引張り方向に大きな強度を備えた部材で形成し、その一部に引張り時には過大な荷重であっても分断することなく、圧縮時には弱い荷重で変形する易変形部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のバンパの取付構造。
  3. 前記易変形部は、支持部材の途中を部分的に湾曲形成した湾曲部であることを特徴とする請求項2に記載のバンパの取付構造。
  4. 前記易変形部は、前記支持部材の途中を分離して、それら分離した端部同士を連結する柔軟可撓部材であることを特徴とする請求項2に記載のバンパの取付構造。
  5. 前記易変形部は、前記支持部材の途中を分離して、それら分離した端部同士を回動自在にピン結合した回動部であることを特徴とする請求項2に記載のバンパの取付構造。
  6. 前記易変形部は、前記支持部材の途中を分離して、それら分離した端部同士を短縮方向にスライド自在に連結したスライド部であることを特徴とする請求項2に記載のバンパの取付構造。
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