JP2009230943A - 電気コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は耐振動性に優れ、省スペース化と5mm以下の低背化もでき、フローティング可能な構造で、2点接触する電気コネクタを提供する。
【解決手段】本目的はプラグコンタクト56の第2固定部60と第3固定部62との間に弾性部66を設け、絶縁体54はプラグコンタクト56のみで保持し、ハウジング52内に浮遊状態になりフローティング可能にし、弾性部66の位置は上端側の湾曲部74を第2接触部58と同一高さにし、下端側の湾曲部74を絶縁体54の下端と同一高さに配置し、レセプタクルコンタクト24の第1接触部26の先端を第1接続部30方向へ折返すことで弾性部66と接触する第3接触部32を設け、レセプタクルコンタクト24の第1接触部26及び第3接触部32とプラグコンタクト56の第2接触部58及び弾性部66との接触を2箇所の線接触にする電気コネクタ10により達成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、産業機械やカーナビゲーションシステム等の電気機器や電子機器に使用される電気コネクタに関するもので、特に、省スペース化(嵌合時の幅寸法を5mm以下)しても、耐振動性に優れ、かつ、フローティング可能な構造にした電気コネクタである。
従来、フローティング可能な電気コネクタの構造としては、2つの絶縁体を使用し、どちらか一方をコンタクトのみで保持し、かつ、前記コンタクトに弾性が可能な弾性部を設けるようにしたものが多い。前記弾性部とは蛇行させるものや2つの絶縁体間の距離を長くすることで前記コンタクトの長さを長くしたものがある。
下記に、特許文献として、本出願人が既に提案した特許文献1(特開2002−42937)と特許文献2(特開2002−352908)と特許文献3(特開2003−45525)の3つの文献を示す。
特開2002−42937の要約によると、ピンコネクタ10とソケットコネクタ20を嵌合させた状態で基板60を筐体に固定する際にそれぞれのコンタクト14、24に負荷が掛かることがなく、接続不良が起こらない電気コネクタ1を提供することを目的とし、ピンコネクタ10とソケットコネクタ20とが着脱自在に嵌合される電気コネクタ1であって、ソケットコネクタ20が入る大きさの溝部42を有すると共にソケットコネクタ20との係合手段を設けたロケータ40を装備し、ソケットコネクタ20をロケータ40に装着してフローティング可能に基板60に固定することにより達成でき、また、ロケータ40内に入るソケットコンタクト24の長さを5〜10mmにして、ソケットコネクタ20にフローティング機能を持たせるようにした電気コネクタが開示されている。 ちなみに、特開2002−42937の特許請求の範囲には、請求項1として、ピンコネクタとソケットコネクタとが着脱自在に嵌合される電気コネクタであって、前記ピンコネクタは所要数のピンコンタクトと、このピンコンタクトが保持・固定されるブロックとからなり、前記ソケットコネクタは前記ピンコンタクトと接触する所要数のソケットコンタクトと、このソケットコンタクトが保持・固定されるハウジングとからなる電気コネクタにおいて、前記ソケットコネクタが入る大きさの溝部を有すると共に前記ソケットコネクタとの係合手段を設けたロケータを装備し、ソケットコネクタをロケータに装着してフローティング可能に基板に固定したことを特徴とする電気コネクタ、請求項2として、前記ロケータ内に入る前記ソケットコンタクトの長さを5〜10mmにして、ソケットコネクタにフローティング機能を持たせたことを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ、請求項3として、前記ロケータに連設溝を設け、該連設溝内で前記ソケットコネクタのソケットコンタクトが変位できるようにし、ソケットコネクタにフローティング機能を持たせたことを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ、請求項4として、前記ソケットコンタクトを前記ロケータの連設溝内で、ほぼ直角に曲げ又は捩じったことを特徴とする請求項2記載の電気コネクタ、請求項5として、前記ソケットコンタクトを前記ロケータの連設溝内で、湾曲させたことを特徴とする請求項2記載の電気コネクタ等が開示されている。 特開2002−352908の要約によると、部品点数を増やすことなく、簡単な構造で、コネクタ10、40がフローティングでき、コンタクト接続部22が位置決めできる構造のコネクタ10、40を提供することを目的とし、相手コンタクトと接触する接触部32とブロック12、42に固定される固定部34と基板に接続される接続部22とからなるコンタクト14、44と、所要数のコンタクト14、44が保持・固定されるブロック12、42とからなるコネクタ10、40において、コンタクト14、44の固定部34と接続部22の間に弾性部20、50を設け、ブロック12、42の外形寸法とクリアランスのある略箱形形状のハウジング16、46をコンタクト14、44の接続側に装着することによって基板へのコンタクト接続部22の位置決めとコネクタ10、40のフローティングを可能にすることで達成でき、また、フローティングがし易いようにコンタクト14、44の弾性部20、50を少なくとも1回以上蛇行させると良い構造のコネクタが開示されている。 ちなみに、特開2002−352908の特許請求の範囲には、請求項1として、基板に装着されるコネクタであって、相手コンタクトと接触する接触部とブロックに固定される固定部と基板に接続される接続部とからなるコンタクトと、所要数の該コンタクトが保持・固定されるブロックとからなるコネクタにおいて、前記コンタクトの固定部と接続部の間に弾性部を設け、前記ブロックの外形寸法とクリアランスのある略箱形形状のハウジングを前記コンタクトの接続側に装着することによって基板へのコンタクト接続部の位置決めとコネクタのフローティングを可能にしたことを特徴とするコネクタ、請求項2として、前記コンタクトの弾性部を、少なくとも1回以上蛇行させたことを特徴とする請求項1記載のコネクタ、請求項3として、前記コンタクトの弾性部と接続部との間に十字形状をした位置決め部を設けたことを特徴とする請求項2記載のコネクタ、請求項4として、前記ハウジングには、基板接続面側に前記コンタクトが挿入される所要数の挿入溝が設けられるとともに各挿入溝間には板状部材を配置し、該板状部材の一方側に突起部を、もう一方側にガイド面を設け、該ガイド面と連設して傾斜面Aと傾斜面Bを設けるとともに該傾斜面Aとほぼ直角で連設した傾斜部を設けたことを特徴とする請求項3記載のコネクタ、請求項5として、前記コンタクトを前記ハウジングに装着する場合に、まず、コンタクトの十字形状をした位置決め部の先端がガイド面に沿って挿入され、次に、該先端が傾斜部と傾斜面Aに沿って突起部方向へ移動し、さらに、該先端が傾斜面Bに沿って突起部方向へ移動すると、前記コンタクトの十字形状をした位置決め部が突起部と装着部の上に落ちることで、該コンタクトを装着したことを特徴とする請求項4記載のコネクタ等が開示されている。 特開2003−45525の要約によると、部品点数を増やすことなく、簡単な構造で、コネクタ10がフローティングでき、コンタクト接続部22が位置決めできる構造のコネクタ10を提供することを目的とし、相手コンタクトと接触する接触部32とブロック12に固定される固定部34と基板に接続される接続部22とからなるコンタクト14と、所要数のコンタクト14が保持・固定されるブロック12とからなるコネクタ10において、コンタクト14の固定部34と接続部22の間に少なくとも1回以上蛇行させた弾性部20を設け、ブロック12にはこのブロック12の外形寸法とクリアランスのある略箱形形状のハウジング16をコンタクト14の接続側に装着することによって基板へのコンタクト接続部22の位置決めとコネクタ10のフローティングを可能にすることで達成でき、なお、前記コンタクト14の弾性部20と接続部22との間に前記ハウジング16の挿入孔36に係合する嵌入部21を設けた方がよい構造のコネクタが開示されている。 ちなみに、特開2003−45525の特許請求の範囲には、請求項1として、基板に装着されるコネクタであって、相手コンタクトと接触する接触部とブロックに固定される固定部と基板に接続される接続部とからなるコンタクトと、所要数の該コンタクトが保持・固定されるブロックとからなるコネクタにおいて、前記コンタクトの固定部と接続部の間に少なくとも1回以上蛇行させた弾性部を設け、前記ブロックにはこのブロックの外形寸法とクリアランスのある略箱形形状のハウジングを前記コンタクトの接続側に装着することによって基板へのコンタクト接続部の位置決めとコネクタのフローティングを可能にしたことを特徴とするコネクタ、請求項2として、前記ハウジングの幅方向両側には、アーム部に近接した位置にブロックのロックが装着し易いようにアーム部に弾性を持たせるスリットを設けたことを特徴とする請求項1記載のコネクタ、請求項3として、前記コンタクトの弾性部と接続部との間に前記ハウジングの挿入孔に係合する嵌入部を設けたことを特徴とする請求項2記載のコネクタ等が開示されている。
近年においては、客先からの要望も様々である。プラグコネクタとレセプタクルコネクタとの嵌合時の基板間寸法を5mm以下に低背化し、嵌合時の省スペース化(幅寸法の小型化)を出来る限り図りつつ、耐振動性に優れ、かつ、フローティング可能で、接続安定性にも優れたものが要求されたりする。
省スペース化(幅寸法の小型化)を実現するには肉厚を薄くすることになり、耐振動性を向上させるには肉厚を厚くすると言った相反する問題と、フローティングを可能にするのはコンタクトを蛇行させる必要、かつ、2つの絶縁体を組合わせる必要があるために幅寸法が大きくなってしまうと言った問題もあった。
また、優れた耐振動性を得るためには、肉厚を厚くする必要があるが、肉厚を厚くするためには接触部と蛇行部分の位置関係を上下方向でずらす必要があり、低背化に反することになる。
さらに、フローティング時の接触安定性の問題から、2点接触も要求されるようになってきている。2点接触にすると、省スペース化に逆行することに繋がる。
上述した特許文献1から3の構造では、これら全ての要求を満足することができない。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、耐振動性にも優れ、かつ、省スペース化ができ、5mm以下の低背化もできるとともにフローティングが可能な構造で、2点接触ができ、接続安定性に優れた電気コネクタを提供せんとするものである。
本目的は、プラグコネクタ50とレセプタクルコネクタ20が着脱自在に嵌合する電気コネクタ10であって、相手コンタクトと接触する第1接触部26とブロック22に固定される第1固定部28と基板90に接続する第1接続部30を有する複数のレセプタクルコンタクト24と該レセプタクルコンタクト24が保持・配列されるブロック22を有する前記レセプタクルコネクタ20と、前記レセプタクルコンタクト24と接触する第2接触部58とハウジング52及び絶縁体54に固定される第2及び第3固定部60、62と基板90に接続する第2接続部64を有する複数のプラグコンタクト56と該プラグコンタクト56が保持・配列されるハウジング52及び絶縁体54を有する前記プラグコネクタ50とを備える電気コネクタ10において、前記プラグコンタクト56の第2固定部60と第3固定部62との間に、少なくとも1回以上蛇行する弾性部66を設け、かつ、前記絶縁体54は前記プラグコンタクト56のみに保持されることで前記ハウジング52内に浮遊状態にすることによりフローティング可能にし、前記弾性部66の位置は、上端側(嵌合方向側)の湾曲部74を前記第2接触部58とほぼ同一高さにするとともに下端側(基板接続側)の湾曲部74を前記絶縁体54の下端とほぼ同一高さに配置し、前記レセプタクルコンタクト24の第1接触部26の先端を第1接続部30方向へ折り返すことにより、さらに前記弾性部66と接触する第3接触部32を設け、前記プラグコンタクト56の第2接触部58と弾性部66の形状を略板状片にし、かつ、前記レセプタクルコンタクト24の第1接触部26及び第3接触部32と前記プラグコンタクト56の第2接触部58及び弾性部66との接触を2箇所の線接触にすることを特徴とする電気コネクタ10により達成できる。
請求項2の電気コネクタ10は、前記ハウジング52には、前記レセプタクルコネクタ20が入り、かつ、前記絶縁体54が浮遊可能な略箱形状の空間68を設け、前記ハウジング52の側壁70の厚さを出来る限り厚くしても、前記プラグコネクタ50と前記レセプタクルコネクタ20の嵌合時の幅寸法を5.6mm以下に抑え、かつ、振動性の向上を図り、前記弾性部66の位置を、上端側(嵌合方向側)の湾曲部74を前記第2接触部58とほぼ同一高さにするとともに下端側(基板接続側)の湾曲部74を前記絶縁体54の下端とほぼ同一高さに配置することにより5mm以下の嵌合寸法を低背するとともにフローティング可能にすることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ10にある。
また、請求項3の電気コネクタ10は、前記弾性部66を1回蛇行させ、かつ、前記弾性部66の2つの曲率径72を0.2〜0.7mmにすることを特徴とする請求項1または2記載の電気コネクタ10にある。
さらに、請求項4の電気コネクタ10は、前記第3接触部32の位置を、前記第1接触部26と並行に配置することを特徴とする請求項1から3項のうちいずれか1項記載の電気コネクタ10にある。
以上の説明から明らかなように、本発明の電気コネクタによると、次のような優れた効果が得られる。
(1)請求項1記載の電気コネクタ10は、プラグコネクタ50とレセプタクルコネクタ20が着脱自在に嵌合する電気コネクタ10であって、相手コンタクトと接触する第1接触部26とブロック22に固定される第1固定部28と基板90に接続する第1接続部30を有する複数のレセプタクルコンタクト24と該レセプタクルコンタクト24が保持・配列されるブロック22を有する前記レセプタクルコネクタ20と、前記レセプタクルコンタクト24と接触する第2接触部58とハウジング52及び絶縁体54に固定される第2及び第3固定部60、62と基板90に接続する第2接続部64を有する複数のプラグコンタクト56と該プラグコンタクト56が保持・配列されるハウジング52及び絶縁体54を有する前記プラグコネクタ50とを備える電気コネクタ10において、前記プラグコンタクト56の第2固定部60と第3固定部62との間に、少なくとも1回以上蛇行する弾性部66を設け、かつ、前記絶縁体54は前記プラグコンタクト56のみに保持されることで前記ハウジング52内に浮遊状態にすることによりフローティング可能にし、前記弾性部66の位置は、上端側(嵌合方向側)の湾曲部74を前記第2接触部58とほぼ同一高さにするとともに下端側(基板接続側)の湾曲部74を前記絶縁体54の下端とほぼ同一高さに配置し、前記レセプタクルコンタクト24の第1接触部26の先端を第1接続部30方向へ折り返すことにより、さらに前記弾性部66と接触する第3接触部32を設け、前記プラグコンタクト56の第2接触部58と弾性部66の形状を略板状片にし、かつ、前記レセプタクルコンタクト24の第1接触部26及び第3接触部32と前記プラグコンタクト56の第2接触部58及び弾性部66との接触を2箇所の線接触にすることを特徴とする電気コネクタ10にしているので、嵌合時6mm以下(従来より2mm小さくなる)の省スペース化が可能で、嵌合時5mm以下(従来より11.75mm低くなる)の低背化の実現もでき、振動性の向上を図れ(図6を参照)、0.2〜0.5mmのフローティングが可能で、2点接触にすることにより接続安定性も優れ、つまり、フローティングができ、かつ、省スペース化や低背化もでき、耐振動性と接続安定性にも優れた電気コネクタ10が提供できる。
(2)請求項2の電気コネクタ10は、前記ハウジング52には、前記レセプタクルコネクタ20が入り、かつ、前記絶縁体54が浮遊可能な略箱形状の空間68を設け、前記ハウジング52の側壁70の厚さを出来る限り厚くしても、前記プラグコネクタ50と前記レセプタクルコネクタ20の嵌合時の幅寸法を5.6mm以下に抑え、かつ、振動性の向上を図り、前記弾性部66の位置を、上端側(嵌合方向側)の湾曲部74を前記第2接触部58とほぼ同一高さにするとともに下端側(基板接続側)の湾曲部74を前記絶縁体54の下端とほぼ同一高さに配置することにより5mm以下の嵌合寸法を低背するとともにフローティング可能にすることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ10にしているので、嵌合時5.6mm以下(従来より2mm小さくなる)の省スペース化が可能で、嵌合時5mm以下(従来より11.75mm低くなる)の低背化の実現もでき、振動性の向上を図れ(図6を参照)、0.2〜0.5mmのフローティングが可能で、2点接触にすることにより接続安定性も優れ、つまり、フローティングができ、かつ、省スペース化や低背化もでき、耐振動性と接続安定性にも優れた電気コネクタ10が提供できる。
(3)請求項3の電気コネクタ10は、前記弾性部66を1回蛇行させ、かつ、前記弾性部66の2つの曲率径72を0.2〜0.7mmにすることを特徴とする請求項1または2記載の電気コネクタ10にしているので、より省スペース化に繋がり、嵌合時5.6mm以下(従来より2mm小さくなる)の省スペース化が可能で、嵌合時5mm以下(従来より11.75mm低くなる)の低背化の実現もでき、振動性の向上を図れ(図6を参照)、0.2〜0.5mmのフローティングが可能で、2点接触にすることにより接続安定性も優れ、つまり、フローティングができ、かつ、省スペース化や低背化もでき、耐振動性と接続安定性にも優れた電気コネクタ10が提供できる。
(4)請求項4の電気コネクタ10は、前記第3接触部32の位置を、前記第1接触部26と並行に配置することを特徴とする請求項1から3項のうちいずれか1項記載の電気コネクタ10にしているので、より低背化に繋がり、嵌合時5.6mm以下(従来より2mm小さくなる)の省スペース化が可能で、嵌合時5mm以下(従来より11.75mm低くなる)の低背化の実現もでき、振動性の向上を図れ(図6を参照)、0.2〜0.5mmのフローティングが可能で、2点接触にすることにより接続安定性も優れ、つまり、フローティングができ、かつ、省スペース化や低背化もでき、耐振動性と接続安定性にも優れた電気コネクタ10が提供できる。
本発明の特徴は、プラグコネクタ50とレセプタクルコネクタ20が着脱自在に嵌合する電気コネクタ10であって、相手コンタクトと接触する第1接触部26とブロック22に固定される第1固定部28と基板90に接続する第1接続部30を有する複数のレセプタクルコンタクト24と該レセプタクルコンタクト24が保持・配列されるブロック22を有する前記レセプタクルコネクタ20と、前記レセプタクルコンタクト24と接触する第2接触部58とハウジング52及び絶縁体54に固定される第2及び第3固定部60、62と基板90に接続する第2接続部64を有する複数のプラグコンタクト56と該プラグコンタクト56が保持・配列されるハウジング52及び絶縁体54を有する前記プラグコネクタ50とを備える電気コネクタ10において、前記プラグコンタクト56の第2固定部60と第3固定部62との間に、少なくとも1回以上蛇行する弾性部66を設け、かつ、前記絶縁体54は前記プラグコンタクト56のみに保持されることで前記ハウジング52内に浮遊状態にすることによりフローティング可能にし、前記弾性部66の位置は、上端側(嵌合方向側)の湾曲部74を前記第2接触部58とほぼ同一高さにするとともに下端側(基板接続側)の湾曲部74を前記絶縁体54の下端とほぼ同一高さに配置し、前記レセプタクルコンタクト24の第1接触部26の先端を第1接続部30方向へ折り返すことにより、さらに前記弾性部66と接触する第3接触部32を設け、前記プラグコンタクト56の第2接触部58と弾性部66の形状を略板状片にし、かつ、前記レセプタクルコンタクト24の第1接触部26及び第3接触部32と前記プラグコンタクト56の第2接触部58及び弾性部66との接触を2箇所の線接触にすることを特徴とする電気コネクタ10である。
つまり、プラグコネクタ50側のプラスチック製の絶縁物をハウジング52と絶縁体54に分け、前記絶縁体54を弾性部66を有するプラグコンタクト56のみで保持することでフローティング可能にし、前記弾性部66の位置を上端側(嵌合方向側)の湾曲部74を前記第2接触部58とほぼ同一高さにするとともに下端側(基板接続側)の湾曲部74を前記絶縁体54の下端とほぼ同一高さに配置することで、嵌合時5mm以下の低背化と5.5mm以下の省スペース化を可能にしつつ、前記ハウジング52の肉厚を増やし耐振動性を高め、かつ、前記レセプタクルコンタクト24の第1接触部26の先端を第1接続部30方向へ折り返すことにより、2点接触にすることで、接続安定性を高めたものである。
図6に基づいて、2つの従来品と本願品(改善品)について振動試験について説明する。試験条件としては、周波数が20〜200Hzで、加速度が10Gで、試験時間は15min/1サイクルで、瞬断するまでの時間の確認を行いました。その結果を図6に示しました。その結果、図7(A)の従来品−1は1時間しかもたなく、図7(B)の従来品−2は4時間しかもたないのに対して、本願品(改善品)は10時間以上もつもとがわかり、振動性の向上に繋がっていることがするかります。
図に基づいて、本発明の電気コネクタの一実施例を説明する。図1(A)は嵌合方向からみたプラグコネクタの斜視図であり、(B)は嵌合方向からみたレセプタクルコネクタの斜視図である。図2はあるコンタクト部分で断面したプラグコネクタとレセプタクルコネクタとが嵌合した状態の断面斜視図である。図3(A)はプラグコンタクトの斜視図であり、(B)はレセプタクルコンタクトの斜視図である。図4(A)はプラグコネクタのハウジングの斜視図であり、(B)はプラグコネクタの絶縁体の斜視図であり、(C)はレセプタクルコネクタのブロックの斜視図である。図5(A)はあるコンタクト部分で断面したプラグコネクタの断面斜視図であり、(B)はあるコンタクト部分で断面したレセプタクルコネクタの断面斜視図である。
本発明の電気コネクタ10は、プラグコネクタ50とレセプタクルコネクタ20とを備えている。それぞれのコネクタ20、50ともに、主にコンタクト24、56とプラスチック製の絶縁物とから構成されている。
まず、プラグコネクタ50について説明する。前記プラグコネクタ50は主にハウジング52と絶縁体54とプラグコンタクト56を有している。前記ハウジング52と前記絶縁体54は電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の射出成形によって製作され、これらの材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やポニフェニレンサルファイド(PPS)やこれらの合成材料を挙げることができる。前記ハウジング52と前記絶縁体54には、所要数のプラグコンタクト56が装着される第2挿入孔78と第3挿入孔80が設けられており、圧入や引っ掛け(ランス)や溶着等によって固定されている。
本発明のポイントであるプラグコンタクト56について説明する。前記プラグコンタクト56は金属製であり、公知技術のプレス加工によって製作されている。前記プラグコンタクト56の材質としては、バネ性や導電性などが要求されるので、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。前記プラグコンタクト56は主にレセプタクルコンタクト24と接触する第2接触部58と前記ハウジング52に固定される第2固定部60と前記絶縁体54に固定される第3固定部62と基板90に接続される第2接続部64と前記第2固定部60と前記第3固定部62との間に設けられた少なくとも1回以上蛇行する弾性部66とを有している。
それぞれの部位は、第2接触部58・第3固定部62・弾性部66・第2固定部60・第2接続部64の順に配置されている。以下で、それぞれの部位について説明する。まず、前記第2接触部58はレセクタクルコンタクト24の第1接触部26と接触する部分である。前記第2接触部58は略板状片の平坦な形状をしており、前記レセプタクルコンタクト24の第1接触部26と1箇所での線接触構造になっている。前記第2接触部58は前記レセプタクルコンタクト24の第1接触部26と接触できればよく、接触安定性や嵌合時の電気コネクタ10の省スペース化及び低背化や加工性等を考慮して適宜設計する。
前記第3固定部62は前記ハウジング52の第2挿入孔78に保持される部分である。本実施例では圧入によって保持しているが、保持できればいかなる方法でもよく、コネクタの小型化や強度や保持力等を考慮して適宜設計する。
前記弾性部66は前記絶縁体54を浮遊状態に保持し、かつ、前記絶縁体54が移動(フローティング)できるようにする部分であり、さらに、前記レセプタクルコンタクト24に接触する部分でもある。本実施例においては、前記弾性部66は1回蛇行させている。前記弾性部66の位置は、上端側(嵌合方向側)の湾曲部74を前記第2接触部58とほぼ同一高さにするとともに下端側(基板接続側)の湾曲部74を前記絶縁体54の下端とほぼ同一高さに配置に配置している。前記弾性部66は、前記絶縁体54が移動(フローティング)できれば、何回蛇行させてもよいが、嵌合時の電気コネクタ10の省スペース化及び低背化や加工性等を考慮して適宜設計する。前記弾性部66の蛇行部分の曲率径72は嵌合時の電気コネクタ10の省スペース化及び低背化や加工性等を考慮して適宜設計するが、本実施例では0.2〜0.7mmにしている。0.2mm以下では弾性がなく、フローティングできないし、0.7mm以上では嵌合時の電気コネクタ10の省スペース化を図ることができない。
前記第2固定部60は前記絶縁体54の第3挿入孔80に保持される部分である。本実施例では圧入によって保持しているが、保持できればいかなる方法でもよく、コネクタの小型化や強度や保持力や絶縁体54のフローティング性等を考慮して適宜設計する。
前記第2接続部64は基板90に接続する部分である。前記第2接続部64は基板90に接続できれば、いかなる形状(タイプ)でもよいが、本実施例では表面実装(SMT)タイプにしている。例えば、ディップタイプであってもよい。また、前記第2接続部64は省スペース化を考慮して、前記ハウジング52から突出しないように配置している。
次に、前記ハウジング52について説明する。前記ハウジング52は断面略U字形状をしている。前記ハウジング52には前記プラグコンタクト56が挿入され、保持される第2挿入孔78が前記プラグコンタクト56の芯数分だけ設けられている。前記第2挿入孔78の形状・大きさは前記プラグコンタクトの大きさや形状や保持力等を考慮して適宜設計する。
また、前記ハウジング52には前記絶縁体54が挿入され、かつ、浮遊可能な空間68が設けられている。前記空間68の形状・大きさは、前記絶縁体54が入り、かつ、浮遊可能であれば、いかなるものでもよい。本実施例では、フローティング量を考慮して、前記絶縁体54より0.3〜1.0mm程度大きくしている。
次に、前記絶縁体54について説明する。前記絶縁体54は断面略T字形状をしている。前記絶縁体54には前記プラグコンタクト56が挿入され、保持される第3挿入孔80が前記プラグコンタクト56の芯数分だけ設けられている。前記第3挿入孔80の形状・大きさは前記プラグコンタクト56の大きさや形状や保持力等を考慮して適宜設計する。また、前記第3挿入孔80は、前記プラグコンタクト56の第2接触部58に、前記レセプタクルコンタクト24の第1接触部26が接触できるような形状になっている。
次に、レセプタクルコネクタ20について説明する。前記レセプタクルコネクタ20は主にブロック22とレセプタクルコンタクト24を有している。
最初に、レセプタクルコンタクト24について説明する。前記レセプタクルコンタクト24は金属製であり、公知技術のプレス加工によって製作されている。前記レセプタクルコンタクト24の材質としても、バネ性や導電性などが要求されるので、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。前記レセプタクルコンタクト24は主にプラグコンタクト56と接触する第1接触部26と前記ブロック22に固定される第1固定部28と基板90に接続される第1接続部30と第3接触部32とを有している。
それぞれの部位は、第3接触部32・第1接触部26・第1固定部28・第1接続部30の順に配置されている。以下で、それぞれの部位について説明する。まず、前記第1接触部26はプラグコンタクト56の第2接触部58と接触する部分である。前記第1接触部26は略板状片で、かつ、湾曲しており、前記プラグコンタクト56の第2接触部58と1箇所での線接触構造になっている。前記第1接触部26は前記プラグコンタクト56の第2接触部58と接触できればよく、接触安定性や嵌合時の電気コネクタ10の省スペース化及び低背化や加工性等を考慮して適宜設計する。
さらに、安定した接触を得るために、前記レセプタクルコンタクト24の第1接触部26側の先端を第1接続部30方向へ折り返すことにより、さらに前記弾性部66と接触する第3接触部32を設けて、2点が接触する構造にしている。第3接触部32は前記プラグコンタクト56の弾性部66に接触させている。つまり、前記プラグコンタクト56の第2接触部58と弾性部66との間に、前記レセプタクルコンタクト24の第1接触部26と第3接触部32が挟み込まれるようになり、2点が接触している。
前記第1固定部28は前記ブロック22の第1挿入孔34に保持される部分である。本実施例では圧入によって保持しているが、保持できればいかなる方法でもよく、コネクタの小型化や強度や保持力や絶縁体のフローティング性等を考慮して適宜設計する。
前記第1接続部30は基板90に接続する部分である。前記第1接続部30は基板90に接続できれば、いかなる形状(タイプ)でもよいが、本実施例では表面実装(SMT)タイプにしている。例えば、ディップタイプであってもよい。また、前記第1接続部30は省スペース化を考慮して、前記ブロック22から突出しないように配置している。
次に、前記ブロック22について説明する。前記ブロック22は断面略T字形状をしている。前記ブロック22は電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の射出成形によって製作され、これらの材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やポニフェニレンサルファイド(PPS)やこれらの合成材料を挙げることができる。前記ブロック22には、所要数のレセプタクルコンタクト20が装着される第1挿入孔34が設けられており、圧入や引っ掛け(ランス)や溶着等によって固定されている。
本発明の活用例としては、産業機械やカーナビゲーションシステム等の電気機器や電子機器に使用される電気コネクタ10に活用され、特に、省スペース化(嵌合時の幅寸法を5mm以下)しても、耐振動性に優れ、かつ、フローティング可能な構造にした電気コネクタ10に関するものである。
(A) 嵌合方向からみたプラグコネクタの斜視図である。(B) 嵌合方向からみたレセプタクルコネクタの斜視図である。 あるコンタクト部分で断面したプラグコネクタとレセプタクルコネクタとが嵌合した状態の断面斜視図である。 (A) プラグコンタクトの斜視図である。(B) レセプタクルコンタクトの斜視図である。 (A) プラグコネクタのハウジングの斜視図である。(B) プラグコネクタの絶縁体の斜視図である。(C) レセプタクルコネクタのブロックの斜視図である。 (A) あるコンタクト部分で断面したプラグコネクタの断面斜視図である。(B) あるコンタクト部分で断面したレセプタクルコネクタの断面斜視図である。 振動性の説明図である。 (A) 図6における嵌合状態の従来品−1の断面図である。(B) 図6における嵌合状態の従来品−2の断面図である。
符号の説明
10 電気コネクタ
20 レセプタクルコネクタ
22 ブロック
24 レセプタクルコンタクト
26 第1接触部
28 第1固定部
30 第1接続部
32 第3接触部
34 第1挿入孔
50 プラグコネクタ
52 ハウジング
54 絶縁体
56 プラグコンタクト
58 第2接触部
60 第2固定部
62 第3固定部
64 第2接続部
66 弾性部
68 空間
70 側壁
72 曲率径
74 湾曲部
78 第2挿入孔
80 第3挿入孔
90 基板

Claims (4)

  1. プラグコネクタとレセプタクルコネクタが着脱自在に嵌合する電気コネクタであって、
    相手コンタクトと接触する第1接触部とブロックに固定される第1固定部と基板に接続する第1接続部を有する複数のレセプタクルコンタクトと該レセプタクルコンタクトが保持・配列されるブロックを有する前記レセプタクルコネクタと、
    前記レセプタクルコンタクトと接触する第2接触部とハウジング及び絶縁体に固定される第2及び第3固定部と基板に接続する第2接続部を有する複数のプラグコンタクトと該プラグコンタクトが保持・配列されるハウジング及び絶縁体を有する前記プラグコネクタとを備える電気コネクタにおいて、
    前記プラグコンタクトの第2固定部と第3固定部との間に、少なくとも1回以上蛇行する弾性部を設け、かつ、前記絶縁体は前記プラグコンタクトのみに保持されることで前記ハウジング内に浮遊状態にすることによりフローティング可能にし、
    前記弾性部の位置は、上端側(嵌合方向側)の湾曲部を前記第2接触部とほぼ同一高さにするとともに下端側(基板接続側)の湾曲部を前記絶縁体の下端とほぼ同一高さに配置し、
    前記レセプタクルコンタクトの第1接触部の先端を第1接続部方向へ折り返すことにより、さらに前記弾性部と接触する第3接触部を設け、前記プラグコンタクトの第2接触部と弾性部の形状を略板状片にし、かつ、前記レセプタクルコンタクトの第1接触部及び第3接触部と前記プラグコンタクトの第2接触部及び弾性部との接触を2箇所の線接触にすることを特徴とする電気コネクタ。
  2. 前記ハウジングには、前記レセプタクルコネクタが入り、かつ、前記絶縁体が浮遊可能な略箱形状の空間を設け、前記ハウジングの側壁の厚さを出来る限り厚くしても、前記プラグコネクタと前記レセプタクルコネクタの嵌合時の幅寸法を5.6mm以下に抑え、かつ、振動性の向上を図り、前記弾性部の位置を、上端側(嵌合方向側)の湾曲部を前記第2接触部とほぼ同一高さにするとともに下端側(基板接続側)の湾曲部を前記絶縁体の下端とほぼ同一高さに配置することにより5mm以下の嵌合寸法を低背するとともにフローティング可能にすることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
  3. 前記弾性部を1回蛇行させ、かつ、前記弾性部の2つの曲率径を0.2〜0.7mmにすることを特徴とする請求項1または2記載の電気コネクタ。
  4. 前記第3接触部の位置を、前記第1接触部と並行に配置することを特徴とする請求項1から3項のうちいずれか1項記載の電気コネクタ。
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