JP2015005433A - 電気コネクタ - Google Patents

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菊池 仁
Hitoshi Kikuchi
仁 菊池
フワッツワン セクサン
Fuwattsuwan Saeksan
フワッツワン セクサン
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Abstract

【課題】本発明は2つのコネクタを嵌合させた際の嵌合高さを2.25mm以下にでき、0.7mm以上の有効嵌合長を確保し、安定した接続が得られ、嵌合高さや有効嵌合長の調整が容易にでき、かつ、調整のコストも低減できる構造の電気コネクタを提供する。
【解決手段】本目的は第1及び第2コネクタ20、40により2つの基板間を接続する電気コネクタ10であって、各々のコネクタ20、40は絶縁物であるハウジング・ブロック22、42と第1及び第2コンタクト24、44を有しており、ハウジング22には第2コネクタ40が入る嵌合口12を設け、第1コンタクト24はその接触部242が嵌合口12より突出しないようにハウジング22に保持し、第2コンタクト44はその高さがブロック42の厚さ内になるように形成し、第2コネクタ40の厚さは、第1コネクタ20の嵌合口12内から突出しないようにすることを特徴とする電気コネクタ10である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ノートPC等の電気機器や電子機器に使用される電気コネクタに関するもので、特に、簡単な構造で嵌合高さを低くしても十分な嵌合長を確保でき、嵌合時の低背化が可能な構造に関するものである。
一般的に、基板間を接続する電気コネクタは、2つのコネクタ(第1コネクタ及び第2コネクタ)を備え、2つのコネクタを嵌合させることにより基板間を接続させている。前記第1及び第2コネクタは、複数のコンタクト(第1コンタクト及び第2コンタクト)と該2つのコンタクトが保持・配列される電気絶縁性の絶縁物(ハウジング及びブロック)とを有している。
下記に、本出願人が提案した文献として特許文献1(特開2011−142046)と特許文献2(特開2009−230945)と特許文献3(特開2009−230944)を挙げます。
特開2011−142046。この文献の要約によると、簡単な構造で、容易に2つの接続対象物を適宜選択して接続することが出来る構造のコネクタ10の提供を目的とし、2つの接続対象物と接続するコネクタ10において、両端側に、基板80と接続する接続部26、28と該接続部26、28の近傍に相手物と接触する接触部20、22を有する複数のコンタクト14と、両端側に前記相手物が入る嵌合口16、18を有するハウジング12とを備え、前記コンタクト14の接触部20、22が前記嵌合口16、18内に突出することを特徴とするコネクタ10が開示されている。 特開2009−230945。この文献の要約によると、耐振動性に優れ、5.6mmの省スペース化と5.5mm以下の低背化もでき、フローティング可能な構造で、2点接触する電気コネクタの提供を目的とし、レセプタクルコンタクト56の第2固定部60と第3固定部62との間に弾性部66を設け、絶縁体54はレセプタクルコンタクト56のみで保持する浮遊状態になり、フローティング可能にし、プラグコンタクト24の第1接触部26とレセプタクルコンタクト56の第2接触部58との接触を1箇所の線接触にし、レセプタクルコンタクト56の第2接触部58から第3固定部62との間を1回蛇行することでレセプタクルコンタクト56の第2接触部58と対向する位置に第3接触部76を設け、弾性部66の位置を第2接触部58より下方で、前記絶縁体54より下方に配置する電気コネクタ10が開示されている。 特開2009−230944。この文献の要約によると、耐振動性にも優れ、省スペース化ができ、フローティング可能な構造の電気コネクタ10の提供を目的とし、プラグコンタクト50の第2固定部60と第3固定部62との間に少なくとも1回以上蛇行する弾性部66を設け、絶縁体54はプラグコンタクト56のみに保持することでハウジング52内に浮遊状態になり、フローティング可能にし、プラグコンタクト56の第2接触部58の形状を略板状片にし、プラグコンタクト56の第2接触部58とレセプタクルコンタクト24の第1接触部26との接触を1箇所の線接触にし、弾性部66の位置を第2接触部58より下方で、絶縁体54より下方に配置する電気コネクタ10が開示されている。
近年、客先からは、2つのコネクタを嵌合させた際の嵌合高さを2.25mm以下にする低背化の要求があるが、低背化しても、0.7mm以上の有効嵌合長を確保し、安定した接続が要求されている。また、簡単な構造にし、嵌合高さや有効嵌合長の調整が容易にでき、かつ、調整のコスト(金型代等)も低減することが望まれている。
特許文献1〜3の構造では、嵌合高さを2.25mm以下にし、0.7mm以上の有効嵌合長を確保することが難しい。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、2つのコネクタを嵌合させた際の嵌合高さを2.25mm以下にでき、0.7mm以上の有効嵌合長を確保し、安定した接続が得られ、嵌合高さや有効嵌合長の調整が容易にでき、かつ、調整のコスト(金型代等)も低減できる構造の電気コネクタを提供するものである。
本発明は、上記目的を達成するためになされたもので、第1及び第2コネクタにより2つの基板間を接続する電気コネクタであって、
第2コンタクトと接触する接触部と基板に接続する接続部を有する複数の第1コンタクトと、該第1コンタクトが保持・配列されるハウジングとを有する第1コネクタと、
第1コンタクトと接触する接触部と基板に接続する接続部を有する複数の第2コンタクトと、該第2コンタクトが保持・配列されるブロックとを有する第2コネクタと、を備える電気コネクタにおいて、
前記ハウジングには前記第2コネクタが入る嵌合口を設け、
前記第1コンタクトはその接触部が前記嵌合口より突出しないように前記ハウジングに保持され、
前記第2コンタクトはその高さが前記ブロックの厚さ(高さ)内になるように形成され、
前記第1コネクタの嵌合口の深さと前記第2コネクタの厚さとで両コネクタの嵌合高さを調整することを特徴とする電気コネクタである。
また、前記第2コネクタの厚さは、前記第1コネクタの嵌合口内から突出しないように形成される電気コネクタである。
さらに、前記第1コネクタの嵌合口の深さ及び前記第1コンタクトの接触部の長さと前記第2コネクタの厚さとで両コネクタの有効嵌合長を調整する電気コネクタである。
また、前記第2コンタクトは、少なくとも1個以上の接触部を前記第1コンタクトの挿入方向の反対方向へ折り曲げる電気コネクタである。
さらに、前記第2コンタクトは、略板状片の本体に空間を設け、該空間内で、かつ、前記第1コンタクトの挿入方向の反対方向へ2つの接触部を折り曲げ、前記2つの接触部で前記第1コンタクトの接触部を挟持する電気コネクタである。
以上の説明から明らかなように、本発明の電気コネクタによると、2つのコネクタを嵌合させた際の嵌合高さを2.25mm以下にでき、確実に0.7mm以上の有効嵌合長を確保し、安定した接続が得られ、嵌合高さや有効嵌合長の調整が容易にでき、かつ、調整のコスト(金型代等)も低減できる構造の電気コネクタを提供できる。
(A) 第1コネクタと第2コネクタとが嵌合した状態の本発明の電気コネクタを第2コネクタ方向よりみた斜視図である。(B) 本発明の第1コネクタを嵌合方向よりみた斜視図である。(C) 本発明の第2コネクタを嵌合方向よりみた斜視図である。 (A) 第1コネクタと第2コネクタとが嵌合した状態の本発明の電気コネクタを、それぞれのコンタクト同士が接触している部分で断面した縦断面図である。(B) 第1コネクタと第2コネクタとが嵌合した状態の本発明の電気コネクタを、それぞれのコンタクト同士が接触している部分で断面した横断面図である。 (A) 第1コンタクトを嵌合方向よりみた斜視図である。(B) 第2コンタクトを嵌合方向よりみた斜視図である。 (A) ハウジングを嵌合方向よりみた斜視図である。(B) ハウジングを嵌合方向と反対方向よりみた斜視図である。(C) ハウジングを、コンタクト装着部分で断面した断面図である。 (A) ブロックを嵌合方向よりみた斜視図である。(B) ブロックを嵌合方向と反対方向よりみた斜視図である。(C) ブロックを、コンタクト装着部分で断面した断面図である。
本発明の特徴は、第1及び第2コネクタ20、40により2つの基板間を接続する電気コネクタ10であって、第2コンタクト44と接触する接触部242と基板に接続する接続部244を有する複数の第1コンタクト24と、該第1コンタクト24が保持・配列されるハウジング22とを有する第1コネクタ20と、前記第1コンタクト24と接触する接触部442と基板に接続する接続部444を有する複数の第2コンタクト44と、該第2コンタクト44が保持・配列されるブロック42とを有する第2コネクタ40と、を備える電気コネクタ10において、前記ハウジング22には前記第2コネクタ40が入る嵌合口12を設け、前記第1コンタクト24はその接触部242が前記嵌合口12より突出しないように前記ハウジング22に保持され、前記第2コンタクト44はその高さが前記ブロック42の厚さ(高さ)内になるように形成され、
前記第1コネクタ20の嵌合口12の深さと前記第2コネクタ40の厚さとで両コネクタの嵌合高さを調整することを特徴とする電気コネクタ10である。
つまり、前記第1コネクタ20の嵌合口12の深さと前記第2コネクタ20の厚さとで両コネクタ20、40の嵌合高さを調整し、かつ、前記第1コネクタ20の嵌合口12の深さ及び前記第1コンタクト24の接触部242の長さと前記第2コネクタ40の厚さとで両コネクタ20、40の有効嵌合長を調整する電気コネクタ10にしたものである。
図1から図5に基づいて、本発明の電気コネクタ10の実施例について説明する。
図1(A)は第1コネクタと第2コネクタとが嵌合した状態の本発明の電気コネクタを第2コネクタ方向よりみた斜視図であり、(B)は本発明の第1コネクタを嵌合方向よりみた斜視図であり、(C)は本発明の第2コネクタを嵌合方向よりみた斜視図である。図2は(A)は第1コネクタと第2コネクタとが嵌合した状態の本発明の電気コネクタを、それぞれのコンタクト同士が接触している部分で断面した縦断面図であり、(B)は第1コネクタと第2コネクタとが嵌合した状態の本発明の電気コネクタを、それぞれのコンタクト同士が接触している部分で断面した横断面図である。図3(A)は第1コンタクトを嵌合方向よりみた斜視図であり、(B)は第2コンタクトを嵌合方向よりみた斜視図である。図4(A)はハウジングを嵌合方向よりみた斜視図であり、(B)はハウジングを嵌合方向と反対方向よりみた斜視図であり、(C)はハウジングを、コンタクト装着部分で断面した断面図である。図5(A)はブロックを嵌合方向よりみた斜視図であり、(B)はブロックを嵌合方向と反対方向よりみた斜視図であり、(C)はブロックを、コンタクト装着部分で断面した断面図である。
本発明の電気コネクタ10は、基板に接続する第1及び第2コネクタ20、40を備えている。前記第1及び第2コネクタ20、40は、それぞれに、電気絶縁性であるハウジング22及びブロック42と複数の第1及び第2コンタクト24、44とを有している。以下で、それぞれの部位について説明する。
構成部品を説明する前に、基板について説明する。前記基板には、前記第1及び第2コンタクト24、44の接続部244、444が半田付け等により接続されるランドが形成されている。前記第1及び第2コンタクト24、44の接続部244、444と接続するランドからはパターンが延びている。
図1から図5に基づいて、まず、第1コネクタ20について説明する。最初に、前記第1コンタクト24について説明する。前記第1コンタクト24は金属製であり、公知技術のプレス加工によって製作されている。前記第2コンタクト24の材質としては、バネ性や導電性や寸法安定性などが要求されるので、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。本実施例では、前記第1コンタクト24は前記ハウジング22に圧入によって固定されている。本実施例では、圧入によって固定しているが、固定できれば如何なるものでもよく、引っ掛けや溶着や一体成形などがある。
前記第1コンタクト24は、第2コネクタ40と接触する接触部242と基板に接続する接続部244を有し、さらに、前記ハウジング22に固定する固定部243を有している。前記第1コンタクト24は略T字形状をしている。
前記接触部242は、第2コネクタ40と接触し易いように第2コネクタ40の形状に沿うように適宜設計しているが、本実施例では板状片をしている。前記接触部242が前記嵌合口12より突出しないように前記ハウジング22に保持されている。
前記接続部244は前記基板に接続する部分であり、その方法としては半田付け(表面実装やディップ)やプレスフィットなどを挙げることができる。本実施例では表面実装(SMT)の半田付けにより基板に接続している。
前記固定部243は、前記ハウジング22に固定出来れば如何なる方法でもよく、圧入や引っ掛け(ランス)や溶着や一体成形等を挙げることができる。本実施例では前記ハウジング22へ圧入により保持・固定している。前記固定部243の形状・大きさは、保持力や加工性や強度等を考慮して適宜設計する。前記固定部243は、前記接触部242の反対側に凹部を設けて、その凹部内に突起を設けて前記ハウジング22に圧入し、固定している。
次に、ハウジング22について説明する。このハウジング22は電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の射出成形によって製作され、この材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やこれらの合成材料を挙げることができる。前記ハウジング22には、第2コネクタ40が入る嵌合口12が設けられている。前記嵌合口12は、前記第2コネクタ40が入り、かつ、前記第2コネクタ20の厚さとで両コネクタ20、40の嵌合高さを調整し、さらに、前記第1コンタクト24の接触部242の長さと前記第2コネクタ40の厚さとで両コネクタ20、40の有効嵌合長を調整するように適宜設計されている。
前記ハウジング22は略箱型形状をしている。前記ハウジング22には、前記第1コンタクト24が保持・配列される複数の挿入孔221が設けられている。前記挿入孔221に前記第1コンタクト24は圧入や引っ掛け(ランス)や溶着等によって固定されている。本実施例では、前記第1コンタクト24は圧入によって固定されている。前記挿入孔221にはサン部222が設けられており、そのサン部222に前記第1コンタクト24の凹部が入り、前記サン部222に前記第1コンタクト24の固定部243が圧入されている。
図1から図5に基づいて、次に、第2コネクタ40について説明する。最初に、前記第2コンタクト44について説明する。前記第2コンタクト44は金属製であり、公知技術のプレス加工によって製作されている。前記第2コンタクト44の材質としては、バネ性や導電性や寸法安定性などが要求されるので、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。本実施例では、前記第2コンタクト44は前記ブロック42に一体成型(インサート成型)によって固定されている。本実施例では、一体成型(インサート成型)によって固定しているが、固定できれば如何なるものでもよく、圧入や引っ掛け(ランス)や溶着などがある。
前記第2コンタクト44は略π字形状をしている。前記第2コンタクト44は本体441を有しており、前記本体441の中央には空間445が設けられている。また、前記本体441の長手方向で、かつ、幅方向の中心からは略L字形状の折り曲げられた接続部444が設けられている。さらに、前記本体441の長手方向で、かつ、幅方向の両側には突出した突出片446が設けられている。
前記空間445内には、前記第1コネクタ20の挿入方向と反対側に折り曲げられた接触部442が設けられている。反対側に折り曲げることで、前記第2コネクタ40の厚さを薄くできるようにしている。前記接触部442は、前記第1コネクタ20と接触し易いように前記第1コネクタ20の形状に沿うように適宜設計しているが、本実施例では湾曲形状をしている。前記接触部442には、前記空間445内に、前記空間445の中心の点対称に2つ設けられている。点対称に2つ設けることで、前記第1コンタクト24の接触部242をバランスよく挟み込み、2点で接触するようにしている。
前記接続部444は前記基板に接続する部分であり、その方法としては半田付け(表面実装やディップ)やプレスフィットなどを挙げることができる。本実施例では表面実装(SMT)の半田付けにより基板に接続している。前記接続部444はコネクタの低背化をする為、前記ブロック42の凹部422内に入るようにしている。
前記空間445は、前記接触部442の長さを確保し、かつ、前記第1コンタクト24が入るための部分である。前記空間445の大きさは、このような役割と接続安定性とコネクタの小型化や加工性や強度等を考慮して適宜設計する。
前記突出片446は、前記ブロック42に一体成型(インサート成型)することにより、前記第2コンタクト44の保持力を確保するための部分である。前記突出片446の形状・大きさは、保持力や加工性や強度やコネクタの低背化等を考慮して適宜設計する。
次に、前記ブロック42について説明する。このブロック42は電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の射出成形によって製作され、この材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やこれらの合成材料を挙げることができる。
前記ブロック42は、中央部分が空洞の略箱型をしている。前記ブロック42には、中央部分に空間421が設けられ、前記空間421内に前記第2コンタクト44が所定ピッチで配列されている。前記ブロック42に、前記第2コンタクト44は一体成型により固定されている。
前記ブロック42には、前記第1コネクタ20の挿入方向の反対側に、凹部422が設けられている。前記凹部422内に、前記第2コンタクト44の接続部444が入るようにすることで、前記第2コネクタ40の低背化を図っている。
最後に、調整の仕方について説明する。前記第1コネクタ20の嵌合口12の深さと前記第2コネクタ40の高さ(厚さ)とで両コネクタ20、40の嵌合高さを調整する。つまり、前記第2コネクタ40の高さ(厚さ)を変えることにより嵌合高さを調整している。その際に、前記第1コネクタ20の嵌合口12の深さと前記第2コネクタ40の高さ(厚さ)を、ほぼ同一寸法にすることが望ましいが、接続が満足できれば前記嵌合口12の深さを変えることなく、前記第2コネクタ40が突出してもよい。前記第1コネクタ20の嵌合口12の深さと前記第2コネクタ40の高さ(厚さ)を、ほぼ同一寸法にするには、前記第1コネクタ20(前記ハウジング22)の嵌合口12の深さと前記第1コンタクト24の接触部242の抜き寸法で変更し、かつ、前記第2コネクタ40(ブロック)の高さ(厚さ)と前記第2コンタクト44の接触部442の抜きや曲げ寸法を変更する必要がある。その為、変更に掛かる金型費用が格段に抑えられる。第1コネクタ20側のモールド型は、インロー構造にしなければ、約20万円程度で変更でき、プレス型は、40万円程度(抜き20万円、コイニング20万円)で変更でき、第2コネクタ40側のモールド型は、約30万円程度で変更でき、プレス型は、40万円程度(抜き20万円、曲げ20万円)で変更できる。
さらに、前記第1コネクタ20の嵌合口12の深さ及び前記第1コンタクト24の接触部242の長さと前記第2コネクタ40の高さ(厚さ)とで両コネクタ20、40の有効嵌合長を調整する。嵌合高さを変更すると、接続性を考慮し、有効嵌合長も変更する必要が生じる場合がある。つまり、有効嵌合長の変更は、前記第2コネクタ40の高さ(厚さ)と前記第1コンタクト24の接触部242の長さを変えることで行っている。その際に、前記第1コネクタ20の嵌合口12の深さと前記第1コンタクト24の接触部242の長さ及び前記第1コネクタ20の嵌合口12の深さと前記第2コネクタ40の高さ(厚さ)を、ほぼ同一寸法にすることが望ましいが、接続が満足できれば前記第1コンタクト24の接触部242の長さ及び前記嵌合口12の深さを変えることなく、前記第2コネクタ40が突出してもよい。前記第1コネクタ20の嵌合口12の深さと前記第2コネクタ40の高さ(厚さ)を、ほぼ同一寸法にするには、前記第1コネクタ20(前記ハウジング22)の嵌合口12の深さと前記第1コンタクト24の接触部242の抜き寸法で変更し、かつ、前記第2コネクタ40(ブロック)の高さ(厚さ)と前記第2コンタクト44の接触部442の抜きや曲げ寸法を変更する必要がある。その為、変更に掛かる金型費用が格段に抑えられる。第1コネクタ20側のモールド型は、インロー構造にしなければ、約20万円程度で変更でき、プレス型は、40万円程度(抜き20万円、コイニング20万円)で変更でき、第2コネクタ40側のモールド型は、約30万円程度で変更でき、プレス型は、40万円程度(抜き20万円、曲げ20万円)で変更できる。
本発明の活用例としては、ノートPC等の電気機器や電子機器に使用される電気コネクタに活用され、特に、簡単な構造で嵌合高さを低くしても十分な嵌合長を確保で、嵌合時の低背化が可能な構造に関するものである。
10 電気コネクタ
12 嵌合口
20 第1コネクタ
22 ハウジング
221 挿入孔
222 サン部
24 第1コンタクト
242 接触部
243 固定部
244 接続部
40 第2コネクタ
42 ブロック
421 空間
44 第2コンタクト
441 本体
442 接触部
444 接続部
445 空間
446 突出片

Claims (5)

  1. 第1及び第2コネクタにより2つの基板間を接続する電気コネクタであって、
    第2コンタクトと接触する接触部と基板に接続する接続部を有する複数の第1コンタクトと、該第1コンタクトが保持・配列されるハウジングとを有する第1コネクタと、
    第1コンタクトと接触する接触部と基板に接続する接続部を有する複数の第2コンタクトと、該第2コンタクトが保持・配列されるブロックとを有する第2コネクタと、を備える電気コネクタにおいて、
    前記ハウジングには前記第2コネクタが入る嵌合口を設け、
    前記第1コンタクトはその接触部が前記嵌合口より突出しないように前記ハウジングに保持され、
    前記第2コンタクトはその高さが前記ブロックの厚さ(高さ)内になるように形成され、
    前記第1コネクタの嵌合口の深さと前記第2コネクタの厚さとで両コネクタの嵌合高さを調整することを特徴とする電気コネクタ。
  2. 前記第2コネクタの厚さは、前記第1コネクタの嵌合口内から突出しないように形成されることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
  3. 前記第1コネクタの嵌合口の深さ及び前記第1コンタクトの接触部の長さと前記第2コネクタの厚さとで両コネクタの有効嵌合長を調整することを特徴とする請求項1または2記載の電気コネクタ。
  4. 前記第2コンタクトは、少なくとも1個以上の接触部を前記第1コンタクトの挿入方向の反対方向へ折り曲げることを特徴とする請求項1または2、3記載の電気コネクタ。
  5. 前記第2コンタクトは、略板状片の本体に空間を設け、該空間内で、かつ、前記第1コンタクトの挿入方向の反対方向へ2つの接触部を折り曲げ、前記2つの接触部で前記第1コンタクトの接触部を挟持することを特徴とする請求項4記載の電気コネクタ。
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