JP6483497B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、電気機器や電子機器等に使用されるコネクタに関するもので、特に、簡単で、安価な構造で、インピーダンスの整合が取れ、安定した接触(接続)信頼性が得られる構造に関するものである。
一般的に、USB3.0コネクタは、相手コネクタと接触する接触部と基板に実装する接続部を有する4本のUSB2.0コンタクトと5本のUSB3.0コンタクトと該各コンタクトが保持・配列されるハウジングと金属製のシェルとを備えている。
USB3.0コネクタとして、特許文献(実用新案登録第3176058号)を挙げます。
実用新案登録第3176058号。
客先の仕様(デザイン)により、シェルがない構造のコネクタ(シェルに相当するものは、客先においてプラスチックで製作)が要求されている。金属シェルが無い為、インピーダンスが高くなってしまい、インピーダンスの整合を図ることができない。また、通常、基板への固定をアップする為に金属シェルを基板に実装している。
特許文献1では、USB3.0コンタクトの変位時にコンタクト先端が基板に干渉する可能性があり、基板に逃げの孔を開ける必要が生じ、また、基板の上にハウジングが配置されており、基板の厚み(製造公差が大きい)によって、バネ変位量、接圧に影響するという問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、簡単で、安価な構造で、インピーダンスの整合が取れ、安定した接触(接続)信頼性が得られる構造のコネクタを提供するものである。
(1)本発明は、上記目的を達成するためになされたもので、相手コネクタと接触する接触部と基板に実装する接続部を有する4本のUSB2.0対応の第1コンタクト及び5本のUSB3.0対応の第2コンタクトと、前記第1及び第2コンタクトが保持・配列されるハウジングとを備えるコネクタにおいて、第1コンタクトの接触部は、板状片であり、嵌合側に一列に配置され、第2コンタクトの接触部は、湾曲形状であり、奥行き方向では、第1コンタクトの接触部と第1及び第2コンタクトの接続部の間に位置し、かつ、ピッチ方向では、第1コンタクトの接触部が第2コンタクトの接触部の間に位置し、第1及び第2コンタクトの接続部は、嵌合側の反対側に一列に配置され、接続部の配列は、端から順番に第1コンタクトの接続部、第2コンタクトの接続部、第2コンタクトの接続部、第1コンタクトの接続部、第2コンタクトの接続部、第1コンタクトの接続部、第2コンタクトの接続部、第2コンタクトの接続部、第1コンタクトの接続部であり、全ての接続部がハウジング内に配置され、中央の第2コンタクトの接続部ピン形状のピン部であり最中央の前記第2コンタクト以外の接続部は潰し加工により形成された表面実装タイプであり、ハウジング略凸形状前記基板が入る装着空間を有し両端に配置された前記第1コンタクトは接触部付近より嵌合側の反対方向に突出する突出片を有し、前記突出片の自由端側には垂直方向に突出しハウジングを連通するピン部を有し、前記第1コンタクトのピン部及び前記第2コンタクトのピン部は、実装される基板に設けられた対応するスルーホールに挿入されて半田付けが可能な構造である、ことを特徴とするコネクタである。
(2)中央の第2コンタクトを除く、第2コンタクトの弾性部の幅やコンタクト間の距離を調整してインピーダンスの整合を図る、ことを特徴とする上記(1)記載のコネクタである。
(3)第2コンタクトの弾性部がスリットを有する、ことを特徴とする(1)または(2)記載のコネクタである。
(4)前記第2コンタクトの接触部が変位した際に前記接触部の先端と干渉しないように、前記基板の奥行き方向の長さを短くするとともに実装時のガタツキがないように前記コネクタを含めて前記基板上に重心がある、ことを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれか一項に記載のコネクタである。
本発明のコネクタによれば、簡単で、安価な構造で、インピーダンスの整合が取れ、安定した接触(接続)信頼性が得られる。(5)のような構造にすることで、位置決めと実装強度のアップに繋がる。(6)のような構造にすることで、基板の厚みに影響されることなく、第2コンタクトの接触部の変位量を確保することができる。(7)のような構造にすることで、基板の孔等を開けることなく、第2コンタクトの接触部の変位量を確保することができる。
(A) 本発明のコネクタを、嵌合口方向より見た斜視図である。(B) 本発明のコネクタを、基板接続方向より見た斜視図である。(C)本発明のコネクタを、第1コンタクトの中心部分で断面した断面図である。(D)本発明のコネクタを、第2コンタクトの中心部分で断面した断面図である。 (A) 基板と接続した状態のコネクタを、嵌合方向よりみた斜視図である。(B)基板と接続した状態のコネクタを、接続方向よりみた斜視図である。 (A) 第1コンタクトの配置を嵌合方向よりみた斜視図である。(B)第1コンタクトの配置を基板接続方向よりみた斜視図である。(C) 第2コンタクトの配置を嵌合方向よりみた斜視図である。(D)第2コンタクトの配置を基板接続方向よりみた斜視図である。 (A)第1及び第2コンタクトが配列された状態を、嵌合方向より見た斜視図である。(B) 本発明のコネクタが基板に実装された状態を、嵌合方向より見た斜視図である。 (A) ハウジングを、嵌合口方向より見た斜視図である。(B)ハウジングを、第1コンタクトの挿入部分の中心部分で断面した断面図である。(C)ハウジングを、第2コンタクトの挿入部分の中心部分で断面した断面図である。 (A) 基板を、コネクタ接続方向よりみた斜視図である。(B)基板を、コネクタ接続方向の反対側よりみた斜視図である。
本発明の特徴は、相手コネクタと接触する接触部31、41と基板70に実装する接続部33、43を有する4本のUSB2.0対応の第1コンタクト30及び5本のUSB3.0対応の第2コンタクト40と、前記第1及び第2コンタクト30、40が保持・配列されるハウジング50とを備えるコネクタにおいて、
第1コンタクト30の接触部31は、板状片であり、嵌合側に一列に配置し、
第2コンタクト40の接触部41は、湾曲形状であり、奥行き方向では、第1コンタクト30の接触部31と第1及び第2コンタクト30、40の接続部33、43の間に位置し、かつ、ピッチ方向では、第1コンタクト30の接触部31が第2コンタクト40の接触部41の間に位置し、
第1及び第2コンタクト30、40の接続部33、43は、嵌合側の反対側に一列に配置され、接続部33、43の配列は、中央に第2コンタクト40を配置し、ピッチ方向の両端側に第1コンタクト30を配置し、第1コンタクト30間に2本の第2コンタクト40、40を配置し、中央の第2コンタクト40を中心に対称に配置され、全ての接続部33、43がハウジング50内に配置され、中央の第2コンタクト40の接続部43がピン形状46で、その他は潰し加工により形成した表面実装タイプであり、
ハウジング50には略凸形状をした前記基板70が入る装着空間53が設けられ、前記装着空間53は前記基板70の全体が入る、ことを特徴とするコネクタ20である。
つまり、第1コンタクト30の接触部31は嵌合側に一列に配置し、第2コンタクト40の接触部41は、奥行き方向では、第1コンタクト30の接触部31と第1及び第2コンタクト30、40の接続部33、43の間に位置し、かつ、ピッチ方向では、第1コンタクト30の接触部31が第2コンタクト40の接触部41の間に位置し、第1及び第2コンタクト30、40の接続部33、43は嵌合側の反対側に一列に配置され、接続部33、43の配列は中央に第2コンタクト40を配置し、ピッチ方向の両端側に第1コンタクト30を配置し、第1コンタクト30間に2本の第2コンタクト40を配置し、中央の第2コンタクト40を中心に対称に配置され、全ての接続部33、43がハウジング50内に配置され、中央の第2コンタクト40の接続部43がピン形状46で、その他は潰し加工により形成した表面実装タイプであり、ハウジング50には略凸形状をした前記基板70が入る装着空間53が設けられ、前記装着空間53は前記基板70の全体が入る、構造のコネクタである。
図1から図6に基づいて、本発明のコネクタ10の実施例について説明する。
図1(A)は本発明のコネクタを、嵌合口方向より見た斜視図であり、(B)は本発明のコネクタを、基板接続方向より見た斜視図であり、(C)は本発明のコネクタを、第1コンタクトの中心部分で断面した断面図であり、(D)は本発明のコネクタを、第2コンタクトの中心部分で断面した断面図である。図2(A)は基板と接続した状態のコネクタを、嵌合方向よりみた斜視図であり、(B)は基板と接続した状態のコネクタを、接続方向よりみた斜視図である。図3(A)は第1コンタクトの配置を嵌合方向よりみた斜視図であり、(B)は第1コンタクトの配置を基板接続方向よりみた斜視図であり、(C)は第2コンタクトの配置を嵌合方向よりみた斜視図であり、(D)は第2コンタクトの配置を基板接続方向よりみた斜視図である。図4(A)は第1及び第2コンタクトが配列された状態を、嵌合方向より見た斜視図であり、(B)は本発明のコネクタが基板に実装された状態を、嵌合方向より見た斜視図である。図5(A)はハウジングを、嵌合口方向より見た斜視図であり、(B)はハウジングを、第1コンタクトの挿入部分の中心部分で断面した断面図であり、(C)はハウジングを、第2コンタクトの挿入部分の中心部分で断面した断面図である。図6(A)は基板を、コネクタ接続方向よりみた斜視図であり、(B)は基板を、コネクタ接続方向の反対側よりみた斜視図である。
前記コネクタ20を説明する前に、前記基板70について説明する。前記基板70は略凸形状をしている。前記基板70には、前記コネクタ20の第1及び第2コンタクト30、40が実装されるランド71、71と該ランド71、71から延び、電子部品等に繋がるパターンが設けられている。また、コネクタ実装の固定強度を補強する為に、場合のよっては後述するピン部35、46が入る孔72が設けられている。
図1から図6に基づいて、本発明のコネクタ20について説明する。前記コネクタ20は、少なくとも2種類の第1及び第2コンタクト30、40とハウジング50とを備えている。場合によっては、固定具を用いる場合もある。
まず、前記第1コンタクト30について説明する。前記第1コンタクト30は、USB2.0対応であり、4本有している。前記第1コンタクト30は金属製であり、公知技術のプレス加工や切削加工によって製作されている。前記第1コンタクト30の材質としては、バネ性や導電性や寸法安定性などが要求されるので、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。本実施例では、前記第1コンタクト30は前記ハウジング50に一体成形によって固定しているが、固定できれば如何なるものでもよく、圧入や引っ掛け(ランス)や溶着や一体成形などがある。
前記第1コンタクト30は、少なくとも、相手コネクタと接触する第1接触部31と基板に実装する第1接続部33を有し、さらに、前記ハウジング50に固定する第1保持部32を有している。
前記第1接触部31は、相手コネクタと接触する部分であり、接触し易いように板状片にしている。前記第1接触部31の形状・大きさは、前記相手コネクタの形状に沿い、接触安定性やコネクタの小型化や強度や加工性等を考慮して適宜設計する。
前記第1接続部33は基板と接続する部分である。接続方法としては、半田付け(表面実装やディップ)やプレスフィットなどを挙げることができる。本実施例で、前記第1コンタクト30は表面実装タイプで、半田付けにより実装されている。前記第1接続部33の形状・大きさは、実装密度や実装強度や加工性等を考慮して適宜設計している。
前記第1保持部32は、前記ハウジング50に固定出来れば如何なる方法でもよく、圧入や引っ掛け(ランス)や溶着や一体成形等を挙げることができる。本実施例では、一体成形により保持・固定している。前記第1保持部32の形状・大きさは、保持力や加工性や強度等を考慮して適宜設計する。
また、コネクタ20の固定強度を補強する為に、場合によって、ピッチ方向両端に配置した前記第1コンタクト30の接触部31から嵌合口と反対方向に延設した突出片34を設け、前記突出片34の先端付近に、基板70方向に突出したピン部35を設けている。前記ピン部35を前記基板70の孔72に挿入して、前記基板70に半田付けしている。前記突出片34の形状・大きさは、このような役割や強度や加工性やコネクタの小型化等を考慮して適宜設計する。同様に、前記ピン部35の形状・大きさも、このような役割や強度や加工性やコネクタの小型化等を考慮して適宜設計する。
次に、前記第2コンタクト40について説明する。前記第2コンタクト40は、USB3.0対応であり、5本有している。前記第2コンタクト40は金属製であり、公知技術のプレス加工や切削加工によって製作されている。前記第2コンタクト40の材質としては、バネ性や導電性や寸法安定性などが要求されるので、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。本実施例では、前記第2コンタクト40は前記ハウジング50に一体成形によって固定しているが、固定できれば如何なるものでもよく、圧入や引っ掛け(ランス)や溶着や一体成形などがある。
前記第2コンタクト40は、少なくとも、相手コネクタと接触する第2接触部41と基板に実装する第2接続部43を有し、さらに、前記ハウジング50に固定する第2保持部42を有している。
前記第2接触部41は、相手コネクタと接触する部分であり、接触し易いように湾曲形状にしている。前記第2接触部41の形状・大きさは、前記相手コネクタの形状に沿い、接触安定性やコネクタの小型化や強度や加工性等を考慮して適宜設計する。
前記第2接続部43は基板と接続する部分である。接続方法としては、半田付け(表面実装やディップ)やプレスフィットなどを挙げることができる。本実施例で、前記第2コンタクト40は表面実装タイプで、半田付けにより実装されている。前記第2接続部43の形状・大きさは、実装密度や実装強度や加工性等を考慮して適宜設計している。
前記第2保持部42は、前記ハウジング50に固定出来れば如何なる方法でもよく、圧入や引っ掛け(ランス)や溶着や一体成形等を挙げることができる。本実施例では、一体成形により保持・固定している。前記第2保持部42の形状・大きさは、保持力や加工性や強度等を考慮して適宜設計する。
前記第2接触部41と前記第2保持部42との間には、前記第2接触部41を変位させる為に、弾性部44が設けられている。前記弾性部44の形状・大きさは前記第2接触部41が変位できればよいが、インピーダンスの整合や弾性や強度や役割や加工性等を考慮して適宜設計する。中央の第2コンタクト40を除く、前記第2コンタクト40の弾性部44の幅を太くするとともに、隣接する前記第2コンタクト40の弾性部44間の距離を狭くしてインピーダンスを下げる整合を図っている。
前記弾性部44は、インピーダンスの整合を図る為に、太くしたが、太くすると弾性し難くなるので、前記弾性部44には、スリット45が設けられている。前記スリット45の形状・大きさは、インピーダンスの整合や弾性や強度や役割や加工性等を考慮して適宜設計する。
また、コネクタ20の固定強度を補強する為に、場合によって、中央に配置した前記第2コンタクト40の接続部43をピン形状(ピン部46)にしている。前記ピン部46を前記基板70の孔72に挿入して、前記基板70に半田付けしている。前記ピン部46の形状・大きさは、このような役割や強度や加工性やコネクタの小型化等を考慮して適宜設計する。
図3(A)に基づいて、前記第1コンタクト30の第1接触部31と前記第2コンタクト40の第2接触部41及び前記第1コンタクト30の第1接続部33と前記第2コンタクト40の第2接続部43の配列について説明する。
まず、接触部の配列について説明する。前記第1コンタクト30の第1接触部31は、嵌合口5側にほぼ一列に配置され、前記第2コンタクト40の第2接触部41の配列は、奥行き方向で、前記第1コンタクト30の第1接触部31と第1及び第2コンタクト30、40の第1及び第2接続部31、41の間に位置し、かつ、ピッチ方向では、前記第1コンタクト30の第1接触部31が第2コンタクト40の第2接触部41の間に位置している。
本実施例では、前記第1コンタクト30のうち中央の2本が信号コンタクトで、両端の2本がグランドコンタクトであり、前記第2コンタクト40のうち中央の1本がグランドコンタクトであり、残り4本が信号コンタクトにしている。
次に、接続部の配列について説明する。前記第1コンタクト30の第1接続部33と前記第2コンタクト40の第2接続部43は、奥行き方向では嵌合側の反対側に一列に配置されている。
ピッチ方向の接続部の配列は、中央に前記第2コンタクト40を配置し、ピッチ方向の両端側に前記第1コンタクト30を配置し、前記第1コンタクト30間に2本の前記第2コンタクト40を配置し、中央の前記第2コンタクト40を中心に対称に配置され、全ての接続部33、43が前記ハウジング50内に配置されている。
最後に、ハウジング50について説明する。このハウジング50は電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の射出成形や切削によって製作され、この材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やこれらの合成材料を挙げることができる。本実施例では射出成形によって製作されている。
前記ハウジング50は略箱型形状をしている。前記ハウジング50には、前記第1コンタクト30と前記第2コンタクト40が圧入や溶着や引っ掛け(ランス)や一体成形によって保持されている。一体成形以外の場合には、前記第1コンタクト30が入る第1挿入孔51と前記第2コンタクト40が入る第2挿入孔52が設けられている。
本実施例では、一体成形によって保持されている。
前記第1挿入孔51と前記第2挿入孔52の形状・大きさは、前記第1コンタクト30と前記第2コンタクト40が挿入・保持できればよく、接続安定性や保持力や強度や加工性等を考慮して適宜設計する。
前記ハウジング50には、相手コネクタが入る嵌合口5が設けられている。前記嵌合口5の形状・大きさは、前記相手コネクタの形状に沿い、挿入性や嵌合性や強度や加工性等を考慮して適宜設計する。
前記ハウジング50には、前記嵌合口5の反対側で、かつ、前記基板70の実装側に、前記基板70が入る装着空間53が設けられている。前記装着空間53に、前記基板70全体が入る構造である。前記装着空間53の形状・大きさは、前記基板70が入ればよく、前記基板70の形状・大きさに沿い、接続安定性や接触部の変位量や接圧や加工性や強度等を考慮して適宜設計する。
前記装着空間53の形状・大きさは、前記基板70の全体が入ればよく、前記基板70の形状・大きさに沿い、接続安定性や接圧や加工性や強度等を考慮し、適宜設計する。前記装着空間53の深さは、接触部41のバネ変位量や接圧や変位量の確保を考慮して、前記基板70の厚さよりも深くしている。
前記第2コンタクト40の第2接触部41が変位した際に前記第2接触部41の先端と干渉しないように、前記装着空間53の奥行き方向は、前記基板70の奥行き方向の長さよりも大きくしている。つまり、前記基板70の奥行き方向の長さを短くしている。このようにすることで、変位した際に先端と干渉しなくなり、前記ハウジング50に余分な孔等の加工を施す必要がない。また、実装時のガタツキがないように前記コネクタ20を含めて前記基板70上に重心があるように設計している。
一体成形以外の場合には、前記第1及び第2コンタクト30、40のピン部35、46が入る貫通孔54が設けられている。前記貫通孔54の形状・大きさは前記ピン部35、46が入れば良く、前記ピン部35、46の形状・大きさに沿い、強度やコネクタの固定強度アップや加工性等と考慮して適宜設計する。前記ピン部35、46は前記基板70の日表面に表面実装により固定される。
本発明の活用例としては、電気機器や電子機器等に使用されるコネクタに活用され、特に、簡単で、安価な構造で、インピーダンスの整合が取れ、安定した接触(接続)信頼性が得られる構造に関するものである。
5 嵌合口
20 コネクタ
30 第1コンタクト(USB2.0用)
31 第1接触部
32 第1保持部
33 第1接続部
34 突出片
35 ピン部
40 第2コンタクト(USB3.0用)
41 第2接触部
42 第2保持部
43 第2接続部
44 弾性部
45 スリット(穴)
46 ピン部
50 ハウジング
51 第1挿入孔
52 第2挿入孔
53 装着空間
54 貫通孔
70 基板
71 ランド
72 孔

Claims (4)

  1. 相手コネクタと接触する接触部と基板に実装する接続部を有する4本のUSB2.0対応の第1コンタクト及び5本のUSB3.0対応の第2コンタクトと、前記第1及び第2コンタクトが保持・配列されるハウジングとを備えるコネクタにおいて、
    第1コンタクトの接触部は、板状片であり、嵌合側に一列に配置され
    第2コンタクトの接触部は、湾曲形状であり、奥行き方向では、第1コンタクトの接触部と第1及び第2コンタクトの接続部の間に位置し、かつ、ピッチ方向では、第1コンタクトの接触部が第2コンタクトの接触部の間に位置し、
    第1及び第2コンタクトの接続部は、嵌合側の反対側に一列に配置され、接続部の配列は、端から順番に第1コンタクトの接続部、第2コンタクトの接続部、第2コンタクトの接続部、第1コンタクトの接続部、第2コンタクトの接続部、第1コンタクトの接続部、第2コンタクトの接続部、第2コンタクトの接続部、第1コンタクトの接続部であり、全ての接続部がハウジング内に配置され、中央の第2コンタクトの接続部ピン形状のピン部であり最中央の前記第2コンタクト以外の接続部は潰し加工により形成された表面実装タイプであり、
    ハウジング略凸形状前記基板が入る装着空間を有し
    両端に配置された前記第1コンタクトは接触部付近より嵌合側の反対方向に突出する突出片を有し、
    前記突出片の自由端側には垂直方向に突出しハウジングを連通するピン部を有し、
    前記第1コンタクトのピン部及び前記第2コンタクトのピン部は、実装される基板に設けられた対応するスルーホールに挿入されて半田付けが可能な構造である、ことを特徴とするコネクタ。
  2. 中央の第2コンタクトを除く、第2コンタクトの弾性部の幅やコンタクト間の距離を調整してインピーダンスの整合を図る、ことを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 第2コンタクトの弾性部がスリットを有する、ことを特徴とする請求項1または2記載のコネクタ。
  4. 前記第2コンタクトの接触部が変位した際に前記接触部の先端と干渉しないように、前記基板の奥行き方向の長さを短くするとともに実装時のガタツキがないように前記コネクタを含めて前記基板上に重心がある、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のコネクタ。
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