JP2000091000A - プリント基板用コネクタ - Google Patents

プリント基板用コネクタ

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JP2000091000A
JP2000091000A JP10258364A JP25836498A JP2000091000A JP 2000091000 A JP2000091000 A JP 2000091000A JP 10258364 A JP10258364 A JP 10258364A JP 25836498 A JP25836498 A JP 25836498A JP 2000091000 A JP2000091000 A JP 2000091000A
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JP
Japan
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terminals
connector
printed circuit
circuit board
hole
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JP10258364A
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English (en)
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Takeshi Endo
剛 遠藤
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness System Technologies Research Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント基板に設置されるコネクタにおい
て、部品数が少なくてすみ、大電流にも対応できて、し
かもプリント基板の電子部品配置スペース、配線スペー
スを広くすることのできるコネクタを提供する。 【解決手段】 プリント基板に固着される複数の端子を
備えたプリント基板用コネクタCにおいて、上記複数の
端子として、プリント基板の取付け穴に基部を挿通して
プリント基板の表裏両面側で半田付けするスルーホール
タイプの端子Tsと、プリント基板の表面側のみで半田
付けする表面実装タイプの端子Thとが併設される。こ
れらの端子の配置としては、上記表面実装タイプの複数
の端子Thが列状に配置されるとともに、この列状に配
置された表面実装タイプの端子列の両端部に上記スルー
ホールタイプの端子Tsが配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント回路基板
(以下、「プリント基板」と呼ぶ)に複数の端子を取付
けてなるプリント基板用コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等に設けられる電子制御ユニット
の電子部品搭載プリント基板は、外部装置との接続にコ
ネクタを用いるのが一般的であり、このためプリント基
板には複数の端子を取付けて構成したコネクタが搭載さ
れている。この種のコネクタとしては、プリント基板に
設けた取付け穴に端子の基部を挿通して該基板の表裏両
面で半田付けする端子を有するスルーホール型コネクタ
が主に使用されてきた。
【0003】近年、電子制御ユニットの小型化や省スペ
ース化に対する要求が高まっており、プリント基板に対
する部品実装密度を上げることが不可欠となっている
が、上記スルーホール型コネクタは、基板の表裏両面で
半田付けされるので、基板における占有スペースが大き
く、基板上への部品実装密度を高めるうえで問題が多か
った。
【0004】上記スルーホール型コネクタを用いる代り
に、図8、図9、図10、図11に示すような、基板表
面側だけで半田付けする端子Thを設けた表面実装型の
コネクタを使用すると、該コネクタ設置部の裏面側部分
に電子部品や配線を設けることができるので効率的であ
る。なお、図8,図9は端子Thを1列に配置する場合
の構造、図10、図11は端子Thを上下2列に配置す
る場合の構造を示す。
【0005】しかしながら、この表面実装型のコネクタ
は電流容量を大きく取ることができないため、一般に小
電流の信号系に使用されている。このため、比較的大き
な負荷を接続する場合、もしくは電源容量が比較的大き
い場合は、図7に示すように、表面実装型コネクタ20
の他に別途スルーホール型コネクタ30を設置する必要
があり、プリント基板上にコネクタが占めるスペースが
大きくなるとともに、取付け工数や部品数が増加すると
いう問題点があった。
【0006】さらに、表面実装型コネクタの場合は、そ
の端子をプリント基板上のパターンとクリーム半田で接
合するため、位置合せをきちんと行う必要がある。この
位置合せは、図8、図9、図11に示すように、コネク
タハウジング2の下部にプリント基板1との位置合せ用
の突起Bを設け、これを該基板1に予め設けておいた固
定用の穴Hに差し込む方法が採用されていた。この場
合、回転方向の位置ズレも防止する必要があるため、コ
ネクタハウジングの両端部で上記突起Bと固定用穴Hの
嵌合部を設けていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにプリント基板に固定用穴を設けて、突起を挿入する
方法では、基板におけるこの固定部の裏面側に他の部品
や配線を設けることができないので、この部分が無駄な
スペースとなり、部品配置、パターン配索上の自由度を
狭めるという問題点があった。
【0008】そこで本発明は、部品数が少なくてすみ、
大電流にも対応できて、しかもプリント基板の裏面側の
部品配置スペース、配線スペースを広くすることのでき
るコネクタを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、プリント基板に複数の端子を取付けてな
るプリント基板用コネクタにおいて、上記複数の端子と
して、プリント基板の取付け穴に基部を挿通してプリン
ト基板の表裏両面側で半田付けするスルーホールタイプ
の端子と、プリント基板の表面側のみで半田付けする表
面実装タイプの端子とを併設し、上記表面実装タイプの
複数の端子を列状に配置するとともに、この列状に配置
した表面実装タイプの端子列の両端部に上記スルーホー
ルタイプの端子を配置したことを特徴としている。
【0010】この場合、上記複数の端子を上下2列に配
置し、上側の列を表面実装タイプの端子の列とし、下側
の列は表面実装タイプの端子とスルーホールタイプの端
子が併存する列とし、当該下側の列の両端部にスルーホ
ールタイプの端子を配置しておくのが効果的である。
【0011】上記本発明によれば、一つのコネクタに基
板の裏面側で半田付けされるスルーホールタイプの端子
と、基板の表面側で固定される表面実装タイプの端子と
を設けておくので、信号系等の小電流に使用できるのみ
ならず、比較的大電流を接続することもできる。また、
表面実装タイプの端子の取付け個所の裏面部を有効に活
用して電子部品や配線を設けることができる。
【0012】さらに、スルーホール型コネクタタイプの
端子は基板に設けた取付穴に挿通して半田付けされるの
で、これをコネクタの位置決めと位置ズレ防止に利用す
ることができ、従来のような位置合せ用の突起と固定用
穴を特別に設けておく必要がない。
【0013】なお、端子列の両端部に設けるスルーホー
ルタイプの端子は、厳密な意味で両端部である必要はな
く、場合によってはこれよりも外側に表面実装タイプの
端子を設けておくこともできる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて、この発明を
より具体的に説明する。このコネクタCは、図1、図
2、図3に示すように、プリント基板1上に設置される
コネクタハウジング2に複数の端子が取り付けられてい
る。これら複数の端子は、プリント基板1の表面側(図
の上面側)と裏面側(図の下面側)とで半田付けされる
スルーホールタイプの端子Tsと、プリント基板1の表
面側のみで半田付けされる表面実装タイプの端子Thと
で構成されるもので、これら端子が列状に配置されてい
る。この列状に配置された端子のうち、両端部の一対の
端子はスルーホールタイプの端子Tsであり、これら両
端部の端子Ts,Tsで挟まれた複数の端子は表面実装
タイプの端子Th,…である。
【0015】スルーホールタイプの端子Tsのコネクタ
ハウジングの外側の部分は、細い金属板3を90度屈曲
させてなり、その水平部3aが上記コネクタハウジング
2内に挿入されてタブ部となっている。垂直部3bの下
端部はプリント基板1に設けられた取付け穴1aに挿通
されて表裏両面部で半田付けされている。
【0016】また、表面実装タイプの端子Thは上記ス
ルーホールタイプの端子Tsと同様な細い金属板7で構
成され、上端部はコネクタハウジング2内に挿入されて
タブ部となり、該ハウジングの外側の部分は90度づつ
2か所で屈曲させられて、水平部7aと、該水平部から
垂直下向きに屈曲した脚部7bと、該脚部の下端部に水
平方向に屈曲して形成された固定部7cとなっている。
固定部7cはプリント基板1の表面上に載置された状態
で半田付けされている。
【0017】上記スルーホールタイプの端子Tsはプリ
ント基板1に設けられた取付け穴1aに挿通されて表裏
両面部で半田付けされているので、この部分の裏面部に
は電子部品や配線を設けることができないが、表面実装
タイプの端子Thは基板の表面側だけで固定されている
ので、図3に示すように、基板におけるこの部分の裏面
側に電子部品Pや配線を設けることができる。
【0018】このコネクタCの取付けに際しては、上記
スルーホールタイプの端子Tsを基板の取付け穴1aに
挿入することにより位置決めされる。したがって、従来
のような突起と固定用穴を別途設けておく必要がない。
なお、この端子Tsは基板の表裏両面で半田付けにより
固定されるので、位置ズレ等が生じない。また、端子列
の両端部にそれぞれ設けられているので、回転方向の位
置ズレも生じない。
【0019】つぎに、図4、図5、図6は上記と異なる
実施形態を表すもので、この例では、端子の列が上下2
段に設けられている。このうち、上側の列は表面実装タ
イプの端子Thだけの列であり、下側の列は両端部がス
ルーホールタイプの端子Tsで、その中間部は表面実装
タイプの端子Thの列となっている。
【0020】この場合も、従来の位置合せ用の突起と固
定用穴が不要であり、スルーホールタイプの端子の挿入
により位置決めと位置ズレ防止を行うことができる。表
面実装タイプの端子が半田付けされている部分の裏面側
には、他の部品、配線等を設けることができる点も上記
と同様である。
【0021】なお、多くの電子部品は電源とGNDへの
接続が必要で、ノイズ対策上もプリント基板1の表裏両
面に広く配索しておく必要があるため、従来は基板の表
裏に通ずる穴40を設けて両面導通を図っていたが、上
記スルーホールタイプの端子は表裏両面で半田付けされ
るので、これを電源、GND用の端子として効果的に利
用することができる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にかかるプリント基板用コネクタは、スルーホールタイ
プの端子と表面実装タイプの端子とを併設しているの
で、従来のように大電流用コネクタと小電流用コネクタ
とを別々に用意する必要がなくなり、取付け工数の低減
とプリント基板製品の小型化、省スペース化が実現可能
となるとともに、小電流のみならず、比較的大電流の接
続にも使用することが可能となる。また、従来のように
コネクタの位置合せ用の突起と固定用穴を設けておく必
要がないので、部品実装、配線等における設計の自由度
を大きくすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコネクタの一例を表す斜視図である。
【図2】その側面図である。
【図3】その実装状態における断面図である。
【図4】上記と異なる実施形態におけるコネクタの斜視
図である。
【図5】その側面図である。
【図6】その実装状態における断面図である。
【図7】従来のコネクタの斜視図である。
【図8】その側面図である。
【図9】その実装状態における断面図である。
【図10】従来のコネクタの他の例を示す斜視図であ
る。
【図11】その側面図である。
【符号の説明】
1 プリント基板 2 コネクタハウジング C コネクタ Ts スルーホールタイプの端子 Th 表面実装タイプの端子
フロントページの続き (72)発明者 遠藤 剛 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 Fターム(参考) 5E023 AA04 AA16 AA26 BB02 BB22 BB24 BB26 CC23 CC26 FF01 HH05 HH18

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板に複数の端子を取付けてな
    るプリント基板用コネクタにおいて、上記複数の端子と
    して、プリント基板の取付け穴に基部を挿通してプリン
    ト基板の表裏両面側で半田付けするスルーホールタイプ
    の端子と、プリント基板の表面側のみで半田付けする表
    面実装タイプの端子とを併設し、上記表面実装タイプの
    複数の端子を列状に配置するとともに、この列状に配置
    した表面実装タイプの端子列の両端部に上記スルーホー
    ルタイプの端子を配置したことを特徴とするプリント基
    板用コネクタ。
  2. 【請求項2】 上記複数の端子を上下2列に配置し、上
    側の列を表面実装タイプの端子の列とし、下側の列は表
    面実装タイプの端子とスルーホールタイプの端子が併存
    する列とし、当該下側の列の両端部にスルーホールタイ
    プの端子を配置した請求項1に記載のプリント基板用コ
    ネクタ。
JP10258364A 1998-09-11 1998-09-11 プリント基板用コネクタ Pending JP2000091000A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007103106A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Molex Inc 基板用コネクタ
JP2016184556A (ja) * 2015-03-27 2016-10-20 第一電子工業株式会社 コネクタ

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020924