JP2014165084A - レセプタクルコネクタ - Google Patents

レセプタクルコネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2014165084A
JP2014165084A JP2013036513A JP2013036513A JP2014165084A JP 2014165084 A JP2014165084 A JP 2014165084A JP 2013036513 A JP2013036513 A JP 2013036513A JP 2013036513 A JP2013036513 A JP 2013036513A JP 2014165084 A JP2014165084 A JP 2014165084A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
receptacle connector
housing
floating
elastic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013036513A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoji Kitamukai
亮治 北向
Jinichi Masuyama
仁一 増山
Isao Kojima
功 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DDK Ltd
Original Assignee
DDK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DDK Ltd filed Critical DDK Ltd
Priority to JP2013036513A priority Critical patent/JP2014165084A/ja
Publication of JP2014165084A publication Critical patent/JP2014165084A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

【課題】本発明はフローティング機能を維持しつつ、コネクタの小型化もでき、かつ、簡単な構造で電気特性(特性インピーダンスやクロストーク等)の規格を満足できる構造のレセプタクルコネクタを提供する。
【解決手段】本目的は複数のコンタクト20と絶縁体とを備え、コンタクト20の接触部201と接続部203との間に保持部204と1回以上蛇行する弾性部205を設け、絶縁体をハウジング22とブロック24との2つに分割し、コンタクト20でハウジング22をブロック24に浮遊状態に保持し、コンタクト20の弾性部205の厚さを他の部分より薄くし、かつ、部分的に板幅を狭める凹部206を複数設けることにより弾性を維持しつつ電気特性も保ち、フローティングを可能にしたものである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、HDDやDVD等の光学ドライブ等の電気機器や電子機器に使用されるレセプタクルコネクタに関するもので、特に、簡単な構造で電気特性の規格を満足し、コネクタの小型化もでき、フローティング機能を有する構造に関するものである。
一般的に、レセプタクルコネクタは相手物と接触する接触部と基板に接続する接続部を有する複数のコンタクトと、該コンタクトが保持・配列される絶縁体とを備えている。前記レセプタクルコネクタをフローティング構造にするには、前記コンタクトの接触部と接続部との間に保持部と1回以上蛇行する弾性部を設け、前記絶縁体をハウジングとブロックの2つに分割し、前記ハウジングを前記ブロックに前記コンタクトの保持部で保持することにより浮遊状態に保持することで、フローティング構造にできる。
下記に、本出願人が提案した文献とした特許文献1(特開2007−18785)を挙げます。
特開2007−18785。この文献の要約によると、簡単な構造で0.7mm以上のフローティング量を確保することができ、かつコネクタ同士の嵌合時に基板との短絡がなく、接続不良に繋がらないコネクタの提供を目的とし、コンタクト16には接触部22と第一固定部24と弾性部26と第二固定部28と接続部30とを備えこの順で配置し、弾性部26の形状を略クランク状にし、絶縁体は固定用ブロック12と可動用ハウジング14とから構成され、ブロック12には第二固定部28が固定されるとともにハウジング14には第一固定部24が固定され、ハウジング14はコンタクト16にのみ固定されるとともにブロック12の底面側より浮遊するようにコンタクト16の弾性部26によってフローティング可能に保持することで達成し、また、ハウジング14に基板90への実装時の短絡を防止する壁を設ける構造のコネクタが開示されている。
近年、客先からは、フローティング機能を維持しつつ、コネクタの小型化もでき、かつ、簡単な構造で電気特性の規格を満足できる構造が要求されている。電気特性とは、特性インピーダンスやクロストーク等である。
特許文献1は、フローティング機構を有しているが、高速伝送領域において特性インピーダンスやクロストーク等の電気特性を満足することはできない。また、これ以上の小型化ができない。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、フローティング機能を維持しつつ、コネクタの小型化もでき、かつ、簡単な構造で電気特性(特性インピーダンスやクロストーク等)の規格を満足できる構造のレセプタクルコネクタを提供するものである。
本目的は、請求項1記載のように、
相手物と着脱自在に嵌合するレセプタクルコネクタであって、
相手物と接触する接触部と基板に接続する接続部を有する複数のコンタクトと、該コンタクトが保持・配列される絶縁体と、を備え、
前記コンタクトの接触部と接続部との間に保持部と1回以上蛇行する弾性部を設け、
前記絶縁体を、ハウジングとブロックとの2つに分割し、
前記ハウジングを前記ブロックに前記コンタクトの保持部で保持することにより浮遊状態に保持する前記レセプタクルコネクタにおいて、
前記コンタクトの弾性部の厚さを他の部分より薄くし、かつ、部分的に板幅を狭める凹部を複数設けることにより弾性を維持しつつ電気特性も保ち、フローティングを可能とすることを特徴とするレセプタクルコネクタにより達成できる。
請求項2記載のレセプタクルコネクタは、前記コンタクトの弾性部の厚さを他の部分より0.05〜0.15mm薄くすることを特徴とする請求項1記載のレセプタクルコネクタにある。
また、請求項3記載のレセプタクルコネクタは、前記コンタクトの弾性部を部分的に0.4〜0.7mm板幅を狭める凹部を設けることを特徴とする請求項1または2記載のレセプタクルコネクタにある。
さらに、請求項4記載のレセプタクルコネクタは、前記コンタクトの弾性部部分であって、応力が集中部分に板幅を狭める複数の凹部を設けることを特徴とする請求項1または2、3記載のレセプタクルコネクタにある。
請求項5記載のレセプタクルコネクタは、前記コンタクトの弾性部に、部分的に板幅を狭める凹部を幅方向両側に設けることを特徴とする請求項1または2、3、4記載のレセプタクルコネクタにある。
また、請求項6記載のレセプタクルコネクタは、長手方向両端部分に、固定具を配置することを特徴とする請求項1〜5記載のうちいずれか1項記載のレセプタクルコネクタにある。
以上の説明から明らかなように、本発明のレセプタクルコネクタによると、次のような優れた効果が得られる。本発明のレセプタクルコネクタでは、フローティング機能を維持しつつ、コネクタの小型化(高さ方向で1〜3mmの低背化)もでき、かつ、簡単な構造で電気特性(特性インピーダンスやクロストーク等)の規格を満足できるレセプタクルコネクタを提供できる。
(1)請求項1記載のように、相手物と着脱自在に嵌合するレセプタクルコネクタであって、相手物と接触する接触部と基板に接続する接続部を有する複数のコンタクトと、該コンタクトが保持・配列される絶縁体と、を備え、前記コンタクトの接触部と接続部との間に保持部と1回以上蛇行する弾性部を設け、前記絶縁体を、ハウジングとブロックとの2つに分割し、前記ハウジングを前記ブロックに前記コンタクトの保持部で保持することにより浮遊状態に保持する前記レセプタクルコネクタにおいて、前記コンタクトの弾性部の厚さを他の部分より薄くし、かつ、部分的に板幅を狭める凹部を複数設けることにより弾性を維持しつつ電気特性も保ち、フローティングを可能とすることを特徴とするレセプタクルコネクタにしているので、フローティング機能を維持しつつ、コネクタの小型化もでき、かつ、簡単な構造で電気特性(特性インピーダンスやクロストーク等)の規格を満足できるレセプタクルコネクタを提供できる。
(2)請求項2記載のレセプタクルコネクタは、前記コンタクトの弾性部の厚さを他の部分より0.05〜0.15mm薄くすることを特徴とする請求項1記載のレセプタクルコネクタにしているので、フローティング機能を維持しつつ、コネクタの小型化もでき、かつ、簡単な構造で電気特性(特性インピーダンスやクロストーク等)の規格を満足できるレセプタクルコネクタを提供できる。
(3)請求項3記載のレセプタクルコネクタは、前記コンタクトの弾性部を部分的に0.4〜0.7mm板幅を狭める凹部を設けることを特徴とする請求項1または2記載のレセプタクルコネクタにしているので、フローティング機能を維持しつつ、コネクタの小型化もでき、かつ、簡単な構造で電気特性(特性インピーダンスやクロストーク等)の規格を満足できるレセプタクルコネクタを提供できる。
(4)請求項4記載のレセプタクルコネクタは、前記コンタクトの弾性部部分であって、応力が集中部分に板幅を狭める複数の凹部を設けることを特徴とする請求項1または2、3記載のレセプタクルコネクタにしているので、フローティング機能を維持しつつ、コネクタの小型化もでき、かつ、簡単な構造で電気特性(特性インピーダンスやクロストーク等)の規格を満足できるレセプタクルコネクタを提供できる。
(5)請求項5記載のレセプタクルコネクタは、前記コンタクトの弾性部に、部分的に板幅を狭める凹部を幅方向両側に設けることを特徴とする請求項1または2、3、4記載のレセプタクルコネクタにしているので、フローティング機能を維持しつつ、コネクタの小型化もでき、かつ、簡単な構造で電気特性(特性インピーダンスやクロストーク等)の規格を満足できるレセプタクルコネクタを提供できる。
(6)請求項6記載のレセプタクルコネクタは、長手方向両端部分に、固定具を配置することを特徴とする請求項1〜5記載のうちいずれか1項記載のレセプタクルコネクタにしているので、フローティング機能を維持しつつ、コネクタの小型化もでき、かつ、簡単な構造で電気特性(特性インピーダンスやクロストーク等)の規格を満足できるレセプタクルコネクタを提供できる。
(A) 本発明のレセプタクルコネクタを嵌合方向上側よりみた斜視図である。(B) 本発明のレセプタクルコネクタを嵌合方向と反対方向よりみた斜視図である。(C) 本発明のレセプタクルコネクタを、コンタクト部分で断面した断面図である。 接触部方向からみたコンタクトの斜視図である。 (A) ハウジングを嵌合方向よりみた斜視図である。(B) ハウジングを嵌合方向と反対方向よりみた斜視図である。(C) ハウジングを、コンタクト装着部分で断面した断面図である。 (A) ブロックを嵌合方向よりみた斜視図である。(B) ブロックを嵌合方向と反対方向よりみた斜視図である。(C) ブロックを、コンタクト装着部分で断面した断面図である。 (A) 固定具を、嵌合方向よりみた斜視図である。(B) 固定具を、嵌合方向と反対方向よりみた斜視図である。 従来技術と本発明との特性インピーダンス(解析値) を比較したグラフである。
本発明の特徴は、相手物と着脱自在に嵌合するレセプタクルコネクタ10であって、相手物と接触する接触部201と基板に接続する接続部203を有する複数のコンタクト20と、該コンタクト20が保持・配列される絶縁体と、を備え、前記コンタクト20の接触部201と接続部203との間に保持部204と1回以上蛇行する弾性部205を設け、前記絶縁体を、ハウジング22とブロック24との2つに分割し、前記ハウジング22を前記ブロック24に前記コンタクト20の保持部204で保持することにより浮遊状態に保持する前記レセプタクルコネクタ10において、前記コンタクト20の弾性部205の厚さを他の部分より薄くし、かつ、部分的に板幅を狭める凹部206を複数設けることにより弾性を維持しつつ電気特性も保ち、フローティングを可能とすることを特徴とするレセプタクルコネクタ10である。
つまり、前記コンタクト20で前記ハウジング22を前記ブロック24に浮遊状態に保持し、前記コンタクト20の弾性部205の厚さを他の部分より薄くし、かつ、部分的に板幅を狭める凹部206を複数設けることにより弾性を維持しつつ電気特性も保ち、フローティングを可能にしたものである。
図1から図5に基づいて、本発明のレセプタクルコネクタ10の実施例について説明する。図1(A)は本発明のレセプタクルコネクタを嵌合方向上側よりみた斜視図であり、(B)は本発明のレセプタクルコネクタを嵌合方向と反対方向よりみた斜視図であり、(C)は本発明のレセプタクルコネクタを、コンタクト部分で断面した断面図である。図2は接触部方向からみたコンタクトの斜視図である。図3(A)はハウジングを嵌合方向よりみた斜視図であり、(B)はハウジングを嵌合方向と反対方向よりみた斜視図であり、(C)はハウジングを、コンタクト装着部分で断面した断面図である。図4(A)はブロックを嵌合方向よりみた斜視図であり、(B)はブロックを嵌合方向と反対方向よりみた斜視図であり、(C)はブロックを、コンタクト装着部分で断面した断面図である。図5(A)は固定具を、嵌合方向よりみた斜視図であり、(B)は固定具を、嵌合方向と反対方向よりみた斜視図である。図6は従来技術と本発明との特性インピーダンス (解析値) を比較したグラフである。
本発明のレセプタクルコネクタ10は、少なくとも2つの絶縁体であるハウジング22とブロック24とコンタクト20とを備えている。必要に応じて、固定具26を備える場合もある。以下の本実施例では、前記固定具26を備えたものについて説明する。
構成部品を説明する前に、基板について説明する。前記基板には、前記コンタクト20の接続部203及び前記固定具26の接続部263が半田付け等により接続されるランドが形成されている。前記コンタクト20の接続部203と接続するランドからはパターンが延びている。
まず、図1から図6に基づいて、第1実施例について説明する。本発明のポイントである前記コンタクト20について説明する。前記コンタクト20は金属製であり、公知技術のプレス加工によって製作されている。前記コンタクト20の材質としては、バネ性や導電性や寸法安定性などが要求されるので、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。本実施例では、前記コンタクト20は前記ハウジング22及び前記ブロック24に圧入によって固定されている。
前記信号コンタクト20は、相手コネクタと接触する接触部201と基板に接続する接続部203を有し、さらに前記接触部201と前記接続部203の間に、前記ブロック24に固定する固定部202と1回以上湾曲させた弾性部205と前記ハウジング22に固定する保持部204を有している。それぞれの部分は、相手コネクタとの嵌合方向から前記接触部201、前記保持部204、前記弾性部205、前記固定部202、前記接続部203の順に配置されている。
前記接触部201は、相手コネクタと接触し易いように相手コネクタの形状に沿うように適宜設計しているが、本実施例では湾曲形状をしている。
前記接続部203は前記基板に接続する部分であり、その方法としては半田付け(表面実装やディップ)やプレスフィットなどを挙げることができる。本実施例では表面実装(SMT)の半田付けにより基板に接続している。
前記固定部202は、前記ブロック24に固定出来れば如何なる方法でもよく、圧入や引っ掛け(ランス)や溶着や一体成形等を挙げることができる。本実施例では前記ブロック24へ圧入により保持・固定している。前記固定部202の形状・大きさは、保持力や加工性や強度等を考慮して適宜設計する。
前記保持部204は、前記ハウジング22に保持出来れば如何なる方法でもよく、圧入や引っ掛け(ランス)や溶着や一体成形等を挙げることができる。本実施例では前記ハウジング22へ圧入により保持・固定している。前記保持部204の形状・大きさは、保持力や加工性や強度や前記ハウジング22のフローティング等を考慮して適宜設計する。
前記弾性部205は、前記ハウジング22をフローティング可能なようにするための部分である。つまり、前記ハウジング22を前記コンタクト20の保持部204でのみ保持することで、前記ハウジング22を浮遊状態にすることによりフローティング可能にしたものである。前記弾性部205は、前記ハウジング22をフローティング可能に保持できれば如何なる形状でも良い。本実施例では、コネクタの小型化やフローティング性等を考慮して、1回湾曲蛇行させている。
前記弾性部205には、電気特性(特性インピーダンスやクロストーク等)の規格を満足でき、かつ、フローティング可能にするために、板幅を広げてから部分的に板幅を狭める凹部206を複数設け、かつ、前記弾性部205の厚さを他の部分より薄くしている。フローティングした際に、弾性部が弾性変形した場合に応力集中すると想定される部分に凹部206を設けることが望ましい。図6は、前記弾性部205の厚さを薄くし、かつ、前記凹部206を設けたもの(本発明)と、そうでないもの(従来技術)との特性インピーダンスを対比したものである。グラフより、100Ωに整合(特性インピーダンスが従来に比べピーク時で75%低下)していることがわかる。
前記コンタクト20の弾性部205の厚さを他の部分より0.05〜0.15mm薄くしている。0.05mm未満では、強度的に弱くなり、破損してしまい、0.15mmを超えると弾性がなくなり、フローティングが出来なくなってしまう。
また、前記コンタクト20の弾性部205を部分的に0.4〜0.7mm板幅を狭める凹部206を設けている。前記凹部206を設けることで、電気特性(特性インピーダンスやクロストーク等)の規格を満足できる。0.4mm未満では強度的に弱くなり、破損してしまい、0.7mmを超えると弾性がなくなり、フローティングが出来なくなってしまう。
前記弾性部205の板厚及び前記凹部206の大きさは、電気特性(特性インピーダンスやクロストーク等)の規格を満足でき、かつ、フローティング可能にするように適宜設計している。
次に、ハウジング22について説明する。このハウジング22は電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の射出成形によって製作され、この材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やこれらの合成材料を挙げることができる。前記ハウジング22には、相手コネクタが入る嵌合口5が設けられている。前記嵌合口5は、前記相手コネクタが入ればよく、前記相手コネクタの形状に沿うように適宜設計されている。
前記ハウジング22は、本体222と該本体222から長手方向両側に突出したフランジ223とを有し、さらに、前記本体222の両側には相手コネクタとの嵌合をガイドするガイド部224が設けられている。前記本体222には、前記コンタクト20が保持・配列される挿入孔221が設けられている。
前記挿入孔221に前記コンタクト20は圧入や引っ掛け(ランス)や溶着等によって固定されている。本実施例では、前記コンタクト20は圧入によって固定されている。
前記ハウジング22の長手ピッチ方向両側のフランジ223は、固定具26と係合(引っかかる)する部分であり、係合することで、相手コネクタが抜去される際の負荷に耐えられるようにしたものである。前記フランジ223の形状・大きさは前記固定具26と係合できればよく、コネクタの小型化や強度や役割等を考慮して適宜設計する。
前記ガイド部224は、相手コネクタとの嵌合時のガイドをする部分であり、その形状・大きさは、その役割やコネクタの小型化や強度や加工性当を考慮して適宜設計する。
次に、前記ブロック24について説明する。このブロック24は電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の射出成形によって製作され、この材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やこれらの合成材料を挙げることができる。
前記ブロック24は、本体部242とフランジ部243を有している。前記本体部242には、前記ハウジング22が浮遊状態に入る装着凹部245が設けられ、かつ、前記コンタクト20が固定される挿入穴241が設けられている。 前記挿入穴241に前記コンタクト20は圧入や引っ掛け(ランス)や溶着等によって固定されている。本実施例では、前記コンタクト20は圧入によって固定されている。
前記装着凹部245の形状・大きさは、前記ハウジング22が浮遊状態に入ればよく、その役割やコネクタの小型化や強度や加工性等を考慮して適宜設計する。
前記フランジ部243には前記固定具26が固定される装着孔244が設けられている。前記装着孔244に前記固定具26は圧入や引っ掛け(ランス)や溶着等によって固定されている。本実施例では、前記固定具26は圧入によって固定されている。
最後に、前記固定具26について説明する。前記固定具26は金属製であり、公知技術のプレス加工によって製作されている。前記固定具26の材質としては、バネ性や導電性や寸法安定性などが要求されるので、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。本実施例では、前記固定具26は前記ブロック24に圧入によって固定されている。
前記固定具26は、前記ブロック24に固定する固定部262と基板に接続する接続部263と前記ハウジング22のフランジ223に係合する係合部264とを有している。前記係合部264の形状・大きさは前記フランジ223の形状に沿い、かつ、係合できればよく、嵌合強度や加工性や強度等を考慮して適宜設計する。
前記固定部262の形状・大きさは、その役割や保持力や強度や加工性等を考慮して適宜設計する。
前記接続部263の形状・大きさは、その役割や強度や加工性等を考慮して適宜設計する。
本発明の活用例としては、HDDやDVD等の光学ドライブ等の電気機器や電子機器に使用されるレセプタクルコネクタに活用され、特に、簡単な構造で電気特性の規格を満足し、コネクタの小型化もでき、フローティング機能を有する構造に関するものである。
5 嵌合口
10 レセプタクルコネクタ
20 コンタクト
201 接触部
203 接続部
204 保持部
205 弾性部
206 凹部
22 ハウジング
221 挿入孔
222 本体
223 フランジ
224 ガイド部
24 ブロック
241 挿入穴
242 本体部
243 フランジ部
244 装着孔
245 装着凹部
26 固定具
262 固定部
263 接続部
264 係合部

Claims (6)

  1. 相手物と着脱自在に嵌合するレセプタクルコネクタであって、
    相手物と接触する接触部と基板に接続する接続部を有する複数のコンタクトと、該コンタクトが保持・配列される絶縁体と、を備え、
    前記コンタクトの接触部と接続部との間に保持部と1回以上蛇行する弾性部を設け、
    前記絶縁体を、ハウジングとブロックとの2つに分割し、
    前記ハウジングを前記ブロックに前記コンタクトの保持部で保持することにより浮遊状態に保持する前記レセプタクルコネクタにおいて、
    前記コンタクトの弾性部の厚さを他の部分より薄くし、かつ、部分的に板幅を狭める凹部を複数設けることにより弾性を維持しつつ電気特性も保ち、フローティングを可能とすることを特徴とするレセプタクルコネクタ。
  2. 前記コンタクトの弾性部の厚さを他の部分より0.05〜0.15mm薄くすることを特徴とする請求項1記載のレセプタクルコネクタ。
  3. 前記コンタクトの弾性部を部分的に0.4〜0.7mm板幅を狭める凹部を設けることを特徴とする請求項1または2記載のレセプタクルコネクタ。
  4. 前記コンタクトの弾性部部分であって、応力が集中部分に板幅を狭める複数の凹部を設けることを特徴とする請求項1または2、3記載のレセプタクルコネクタ。
  5. 前記コンタクトの弾性部に、部分的に板幅を狭める凹部を幅方向両側に設けることを特徴とする請求項1または2、3、4記載のレセプタクルコネクタ。
  6. 長手方向両端部分に、固定具を配置することを特徴とする請求項1〜5記載のうちいずれか1項記載のレセプタクルコネクタ。
JP2013036513A 2013-02-27 2013-02-27 レセプタクルコネクタ Pending JP2014165084A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013036513A JP2014165084A (ja) 2013-02-27 2013-02-27 レセプタクルコネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013036513A JP2014165084A (ja) 2013-02-27 2013-02-27 レセプタクルコネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014165084A true JP2014165084A (ja) 2014-09-08

Family

ID=51615508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013036513A Pending JP2014165084A (ja) 2013-02-27 2013-02-27 レセプタクルコネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014165084A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016042868A1 (ja) * 2014-09-16 2016-03-24 Smk株式会社 フローティング機構付き同軸コネクタ
JP6408106B1 (ja) * 2017-10-25 2018-10-17 京セラ株式会社 コネクタ及び電子機器
JP6450496B1 (ja) * 2018-08-29 2019-01-09 京セラ株式会社 コネクタ及び電子機器
JP2019079816A (ja) * 2018-12-07 2019-05-23 京セラ株式会社 コネクタ及び電子機器
JP2019091729A (ja) * 2019-03-26 2019-06-13 京セラ株式会社 コネクタ及び電子機器
JP2019125583A (ja) * 2019-03-25 2019-07-25 京セラ株式会社 コネクタ及び電子機器
JP2019125584A (ja) * 2018-12-07 2019-07-25 京セラ株式会社 コネクタ及び電子機器
EP3644448A1 (en) * 2018-10-23 2020-04-29 Iriso Electronics Co., Ltd. Movable connector and method of manufacturing a movable connector
US10680386B2 (en) 2018-03-23 2020-06-09 Kyocera Corporation Connector and electronic device
CN111769389A (zh) * 2020-07-09 2020-10-13 深圳市深台帏翔电子有限公司 电连接组件、电路板组件和电子设备
JP2020202012A (ja) * 2019-06-06 2020-12-17 I−Pex株式会社 端子及びコネクタ
WO2024009971A1 (ja) * 2022-07-08 2024-01-11 京セラ株式会社 コネクタ及び電子機器

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11297392A (ja) * 1998-04-15 1999-10-29 Yazaki Corp 雌端子
JP2004063358A (ja) * 2002-07-31 2004-02-26 Hirose Electric Co Ltd フローティング電気コネクタ
JP4684789B2 (ja) * 2005-07-29 2011-05-18 日本圧着端子製造株式会社 同軸ケーブル用のコネクタ
JP4795444B2 (ja) * 2009-02-09 2011-10-19 ホシデン株式会社 コネクタ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11297392A (ja) * 1998-04-15 1999-10-29 Yazaki Corp 雌端子
JP2004063358A (ja) * 2002-07-31 2004-02-26 Hirose Electric Co Ltd フローティング電気コネクタ
JP4684789B2 (ja) * 2005-07-29 2011-05-18 日本圧着端子製造株式会社 同軸ケーブル用のコネクタ
JP4795444B2 (ja) * 2009-02-09 2011-10-19 ホシデン株式会社 コネクタ

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016042868A1 (ja) * 2014-09-16 2016-03-24 Smk株式会社 フローティング機構付き同軸コネクタ
JP2016062661A (ja) * 2014-09-16 2016-04-25 Smk株式会社 フローティング機構付き同軸コネクタ
CN105612672A (zh) * 2014-09-16 2016-05-25 Smk株式会社 带浮动机构的同轴连接器
US9620900B2 (en) 2014-09-16 2017-04-11 Smk Corporation Coaxial connector with floating mechanism
CN109964372B (zh) * 2017-10-25 2020-11-03 京瓷株式会社 连接器和电子设备
WO2019082607A1 (ja) * 2017-10-25 2019-05-02 京セラ株式会社 コネクタ及び電子機器
US11552421B2 (en) 2017-10-25 2023-01-10 Kyocera Corporation Electrical connector with floating contacts each with multiple impedances
JP2019079727A (ja) * 2017-10-25 2019-05-23 京セラ株式会社 コネクタ及び電子機器
US11322875B2 (en) * 2017-10-25 2022-05-03 Kyocera Corporation Electrical connector with floating contacts each with multiple impedances
CN109964372A (zh) * 2017-10-25 2019-07-02 京瓷株式会社 连接器和电子设备
CN112259979A (zh) * 2017-10-25 2021-01-22 京瓷株式会社 连接器和电子设备
JP6408106B1 (ja) * 2017-10-25 2018-10-17 京セラ株式会社 コネクタ及び電子機器
US10680386B2 (en) 2018-03-23 2020-06-09 Kyocera Corporation Connector and electronic device
JP6450496B1 (ja) * 2018-08-29 2019-01-09 京セラ株式会社 コネクタ及び電子機器
JP2019079787A (ja) * 2018-08-29 2019-05-23 京セラ株式会社 コネクタ及び電子機器
CN111180919A (zh) * 2018-10-23 2020-05-19 意力速电子行业 可动连接器
EP3644448A1 (en) * 2018-10-23 2020-04-29 Iriso Electronics Co., Ltd. Movable connector and method of manufacturing a movable connector
US10998666B2 (en) 2018-10-23 2021-05-04 Iriso Electronics Co., Ltd. Movable connector
CN111180919B (zh) * 2018-10-23 2023-06-27 意力速电子行业 可动连接器
JP2019125584A (ja) * 2018-12-07 2019-07-25 京セラ株式会社 コネクタ及び電子機器
JP2019079816A (ja) * 2018-12-07 2019-05-23 京セラ株式会社 コネクタ及び電子機器
JP2019125583A (ja) * 2019-03-25 2019-07-25 京セラ株式会社 コネクタ及び電子機器
JP2019091729A (ja) * 2019-03-26 2019-06-13 京セラ株式会社 コネクタ及び電子機器
JP2020202012A (ja) * 2019-06-06 2020-12-17 I−Pex株式会社 端子及びコネクタ
CN111769389A (zh) * 2020-07-09 2020-10-13 深圳市深台帏翔电子有限公司 电连接组件、电路板组件和电子设备
CN111769389B (zh) * 2020-07-09 2021-09-28 深圳市深台帏翔电子有限公司 电连接组件、电路板组件和电子设备
WO2024009971A1 (ja) * 2022-07-08 2024-01-11 京セラ株式会社 コネクタ及び電子機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014165084A (ja) レセプタクルコネクタ
KR102017677B1 (ko) 커넥터
JP5250450B2 (ja) 電気コネクタ
US10069224B2 (en) Electrical plug connector and electrical receptacle connector
US9287643B2 (en) Electric connector
JP6797677B2 (ja) 電気コネクタ
JP6591616B2 (ja) コネクタ
JP2009230944A (ja) 電気コネクタ
JP6349346B2 (ja) コンタクト及び該コンタクトを使用するコネクタ
US10014608B2 (en) Electrical plug connector and electrical receptacle connector
JP5872311B2 (ja) 電気コネクタ
JP5203029B2 (ja) 電気コネクタ
JP5134943B2 (ja) コネクタ
JP2008293892A (ja) コンタクト及び該コンタクトを使用するコネクタ
JP6239582B2 (ja) 電気コネクタ
JP5763447B2 (ja) コネクタ
US9941649B2 (en) Interboard connection connector with battery connector
JP5567882B2 (ja) 電気コネクタ
JP2015005433A (ja) 電気コネクタ
KR20170087801A (ko) 기판 대 기판 커넥터 및 커넥터 조립 가이드장치
JP2006140028A (ja) コネクタ及びケーブルの接続方法
JP2009054306A (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161006

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161018

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161219

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170110