JP2006140028A - コネクタ及びケーブルの接続方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は簡単にコンタクトとケーブル芯線との半田付けが可能で、半田付けした後に容易に半田付け部分を目視することができるコネクタ及びコネクタの接続方法を提供する。
【解決手段】本目的はケーブル16と接続する接続部20を有する複数のコンタクト14と、コンタクト14が保持・配列されるハウジング12とを備えるコネクタ10において、コンタクト14の接続部20を、ケーブル16の芯線18が載せるように略L字形状にし、ハウジング12に、コンタクト14の接続部20とケーブル16の芯線18が露出するような溝部30を設け、溝部30内でコンタクト14の接続部20とケーブル16の芯線18とを半田付けにより接続することにより達成できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電源部接続や信号部接続に使用されるコネクタに関するもので、特にケーブルの半田付け構造に関するものである。
従来、コンタクトにケーブルを半田付けする技術(方法)としては、ソルダーカップ方式やコンタクト平面に直接半田付けを行なう方法等を挙げることができる。
ソルダーカップ方式としては特許文献1(特開平9−259987号)があり、コンタクト平面に直接半田付けを行なう方法としては特許文献2(特開2001−244030)がある。
特開平9−259987号の要約によると、外部導体をピッグテール状に加工する必要がなく,形状も安定するために電気特性も安定した同軸ケーブル結線接続構造とそれを用いたコネクタとそれに用いる同軸金具とを提供することを目的とし、コネクタは,インシュレータから突出したソルダーポットを備えたコネクタ本体と,同軸ケーブルの一端部の外部導体に接触して収容する外部導体接続部及び前記ソルダーポットを収容するソルダーポット収容部をもつ同軸金具とを備え、同軸ケーブルの結線接続構造は,コネクタ本体に設けられた半田付け結線タイプコネクタコンタクトのソルダーポットと同軸ケーブルとの接続に同軸金具を用い、この同軸金具は,弾性を備えた金属の一枚板の打ち抜き及び折り曲げによって形成されている構造のものが開示されている。ソルダーカップ(ソルダポット)の形状は、特許文献1の図1のように略U字形状をしており、そのU字形状部分にケーブルの芯線を入れ、半田付けすることで接続が図られている。 特開2001−244030の要約によると、部品点数及び組立工数を減少させることができるプラグコネクタを提供することを目的とし、内部導体(導電ワイヤ)先端に結線され、レセプタクルに嵌合するとともに、嵌合によりレセプタクルが備えるコンタクトと前記内部導体とが導通するプラグコネクタにおいて、絶縁体のプラグハウジング(基体)を備え、該プラグハウジング表面に、プラグコネクタと前記レセプタクルとが嵌合した状態で前記レセプタクルのコンタクトが接触する被膜状の導通部を形成して、該導通部に前記内部導体の先端部を接合する構成のものが開示されている。特許文献2の図2及び図4(c)のようにコンタクトの平面にケーブルの芯線を載せ、半田付けすることで接続が図られている。
近年、電子(電気)機器の小型化が進む中、機器内に取り付けるコネクタも小型化し、該コネクタに嵌合する相手コネクタも小型化が進んでいる。
このような状況の中、特許文献1や特許文献2のような半田付けでは、コンタクトにケーブルの芯線を半田付けした後に、確実にケーブル芯線がコンタクトに半田付けされているかを目視で確認することが出来ないと言った課題があった。確実にケーブル芯線がコンタクトに半田付けされていないと、接続不良に繋がってしまうことになる。
また、特許文献1のようなソルダーカップ方式だと、接続部が略U字形状をしているため、コンタクトの加工がめんどうで加工コストのアップに繋がることやケーブル芯線の太さによっては作業性が著しく低下する可能性があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、簡単にコンタクトとケーブル芯線との半田付けが可能で、半田付けした後に容易に半田付け部分を目視することができるコネクタ及びコネクタの接続方法を提供せんとするものである。
上記目的は、ケーブル16と接続する接続部20を有する複数のコンタクト14と、該コンタクト14が保持・配列されるハウジング12とを備えるコネクタ10において、前記コンタクト14の接続部20を、前記ケーブル16の芯線18が載せるように略L字形状にし、前記ハウジング12に、前記コンタクト14の接続部20と前記ケーブル16の芯線18が露出するような溝部30を設け、該溝部30内で前記コンタクト14の接続部20と前記ケーブル16の芯線18とを半田付けにより接続することにより達成できる。
前記コンタクト14の接続部20と前記ケーブル16の芯線18が露出するような溝部30を前記コンタクト14数分だけ設ける。
また、前記溝部30に連通するように、前記ケーブル16の芯線18部分及び外皮17部分が入る2段の挿入孔32、34を設け、該挿入孔32で前記ケーブルの外皮17部分を保持する。
さらに、前記コンタクト14の接続部20に溝26を設け、該溝26に半田コテの先端を入れるようにし、半田付けにより接続する。
ケーブル16の接続方法としては、ケーブル16と接続する接続部20を有する複数のコンタクト14と、該コンタクト14が保持・配列されるハウジング12とを備えるケーブル16の接続方法において、前記コンタクト14の接続部20を、前記ケーブル16の芯線18が載るように略L字形状にし、前記ハウジング12に、前記コンタクト14の接続部20と前記ケーブル16の芯線18が露出するような前記コンタクト14数分の溝部30を設け、第一に、前記ケーブル16の先端の外皮17を所定の長さ剥ぎ取り、所定長の芯線18を露出させ、第二に、芯線18が露出した状態の前記ケーブル16を前記ハウジング12の2段の挿入孔32、34に挿入し、第三に、前記ケーブル16の芯線18が前記コンタクト14の接続部20に達し、前記芯線18が略L字形状をした前記コンタクト14の接続部20に載るようにし、第四に、前記ケーブル16の芯線18と前記コンタクト14の接続部20とが前記ハウジング12の溝部30に露出した状態で、前記ケーブル16の芯線18と前記コンタクト14の接続部20とを半田付けし、最後に、前記ハウジング12の溝部30より、半田付け部分を目視で確認することにより達成できる。
また、ケーブル16の接続方法として、前記コンタクト14の接続部20と前記ケーブル16の芯線18が露出するような溝部30を前記コンタクト14数分だけ設ける。
さらに、前記コンタクト14の溝26に、半田コテを挿入し、前記コンタクト14の接続部20と前記ケーブル16の芯線18とを半田付けする。
以上の説明から明らかなように、本発明のコネクタ10及びコネクタ10の接続方法によると、次のような優れた顕著な効果が得られる。
(1)ケーブル16と接続する接続部20を有する複数のコンタクト14と、該コンタクト14が保持・配列されるハウジング12とを備えるコネクタ10において、前記コンタクト14の接続部20を、前記ケーブル16の芯線18が載せるように略L字形状にし、前記ハウジング12に、前記コンタクト14の接続部20と前記ケーブル16の芯線18が露出するような溝部30を設け、該溝部30内で前記コンタクト14の接続部20と前記ケーブル16の芯線18とを半田付けにより接続しているので、半田付けした後でも容易に目視で半田付け部分を確認することができ、半田付け不良による接続不良に繋がらない。
(2)前記コンタクト14の接続部20と前記ケーブル16の芯線18が露出するような溝部30を前記コンタクト14数分だけ設けているので、前記ハウジング12の強度も確保でき、半田付け部分が各々のエリア毎になっているため半田付け部分を目視で確認し易く、各コンタクト14間のショート不良防止にもなる。
(3)前記溝部30に連通するように、前記ケーブル16の芯線18部分及び外皮17部分が入る2段の挿入孔32、34を設け、該挿入孔32で前記ケーブル16の外皮17部分を保持しているので、ケーブル16の挿入も簡単で、半田付け時の安定が良く、ケーブル結線後の半田付け部分に掛かる負荷を低減することができる。
(4)前記コンタクト14の接続部20に溝26を設け、該溝26に半田コテの先端を入れるようにし、半田付けにより接続しているので、半田コテの先端が安定しているため、安定した半田付けを得ることができる。
(5)ケーブル16の接続方法としては、ケーブル16と接続する接続部20を有する複数のコンタクト14と、該コンタクト14が保持・配列されるハウジング12とを備えるケーブル16の接続方法において、前記コンタクト14の接続部20を、前記ケーブル16の芯線18が載るように略L字形状にし、前記ハウジング12に、前記コンタクト14の接続部20と前記ケーブル16の芯線18が露出するような前記コンタクト14数分の溝部30を設け、第一に、前記ケーブル16の先端の外皮17を所定の長さ剥ぎ取り、所定長の芯線18を露出させ、第二に、芯線18が露出した状態の前記ケーブル16を前記ハウジング12の2段の挿入孔32、34に挿入し、第三に、前記ケーブル16の芯線18が前記コンタクト14の接続部20に達し、前記芯線18が略L字形状をした前記コンタクト14の接続部20に載るようにし、第四に、前記ケーブル16の芯線18と前記コンタクト14の接続部20とが前記ハウジング12の溝部30に露出した状態で、前記ケーブル16の芯線18と前記コンタクト14の接続部20とを半田付けし、最後に、前記ハウジング12の溝部30より、半田付け部分を目視で確認しているので、半田付けした後でも容易に目視で半田付け部分を確認することができ、半田付け不良による接続不良に繋がらない。
(6)ケーブル16の接続方法としては、前記コンタクト14の接続部20と前記ケーブル16の芯線18が露出するような溝部30を前記コンタクト14数分だけ設けているので、前記ハウジング12の強度も確保でき、半田付け部分が各々のエリア毎になっているため半田付け部分を目視で確認し易く、各コンタクト14間のショート不良防止にもなる。
(7)前記コンタクト14の溝26に、半田コテを挿入し、前記コンタクト14の接続部20と前記ケーブル16の芯線18とを半田付けしているので、半田コテの先端が安定しているため、安定した半田付けを得ることができる。
図1から図4に基づいて、本発明の一実施例について説明する。図1(A)は半田付け方向よりみた本発明のコネクタの斜視図であり、(B)は相手物との接続方法よりみたコネクタ斜視図である。図2はコンタクトの斜視図である。図3はコネクタをコンタクト部分で断面した横断面図であり、図4はコネクタをケーブル部分で断面した縦断面図である。
本発明のコネクタ10は、主にコンタクト14とハウジング12とを備えている。
構成部品を説明する前に、ケーブル16について説明する。前記ケーブル16を前記コネクタ10に半田付けにより接続し、機器や基板等に実装された相手物と嵌合させることにより機器相互間や基板相互間との電気信号のやり取りをしている。前記ケーブル16は主に芯線18と外皮17と有し、前記芯線18を絶縁性の前記外皮17で覆うことで、各々の前記ケーブル16間の絶縁を図っている。前記ケーブル16には、図1のようにより線と単線がある。本実施例では、図1のように両端2本がより線で、中央の2本が単線であり、このような構成になっているのは、両端2本を更により易くするためである。両端2本の外皮17の径が2.4mmで、中央2本の外皮17の径が1.2mmである。
まず、本発明のポイントであるコンタクト14について説明する。このコンタクト14は金属製であり、公知技術のプレス加工によって製作されている。前記コンタクト14の材質としては、導電性や半田付け性や成型性などが要求されるので、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。
前記コンタクト14は、少なくとも相手物と接触する接触部24と前記ハウジング12に保持される固定部22と前記ケーブル16と半田付けされる接続部20とを備えている。前記コンタクト14は大別すると信号用と電源用に分けることができ、本実施例では2本ずつになっている。
前記コンタクト14は略板状片であり、前記コンタクト14のポイントは、前記コンタクト14の接続部20を、前記ケーブル16の芯線18が載せるように略L字形状にしている点である。略L字形状の折り曲げた前記接続部20の大きさは、前記ケーブル16の芯線18が載り、半田付けした後に目視で半田付け部分を確認できるように適宜設計している。本実施例では、前記ケーブル16の芯線18の径が0.6mmのため、1.0mm程度折り曲げている。前記接続部20の形状を、本実施例では略L字形状にしたが、上記のようなことが満足できれば、如何なる形状でもよいが、例えば、略J字形状や略U字形状などが考えられる。略U字形状とは、前記接続部20の先端を複数に分割し、交互に互い違いにしたものである。
前記接続部20の先端に、半田コテが入る大きさの溝26を設ける。前記接続部20に溝26を設け、該溝26に半田コテの先端を入れるようにすることで、半田コテの先端を安定させ、安定した半田付けが得るようにしたものである。前記溝26の形状や大きさは、半田コテの先端が入ればよく、上記の目的や半田付け性や加工性やコネクタ10の小型化等を考慮して適宜設計している。本実施例では半田コテの先端より0.3〜0.5mm程度大きくした。
前記固定部22は前記コンタクト14を前記ハウジング12に保持する部分であり、その保持方法としては圧入や引っ掛け(ランス)や溶着等を挙げることができる。本実施例では前記固定部22に矢じりを設けて、圧入により保持している。
前記接触部24は相手物と接触する部分であり、その大きさや形状は相手物の形状や仕様や使用用途などを考えて適宜設計する。本実施例では、本コネクタ10が電源接続に使用されるものであり、相手物が略コの字ばね形状のため、略板状にしている。
次に、もう1つのポイント部分であるハウジング12について説明する。このハウジング12は電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の射出成形によって製作され、この材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やこれらの合成材料を挙げることができる。前記ハウジング12には、相手物と嵌合(接続)するための嵌合部44が設けられている。前記嵌合部44は、前記コンタクト14の接触部24が突出することで形成されている。本実施例では4本の前記コンタクト14が突出している。4本の前記コンタクト14のうち、両端2本が電源用であり、中2本が信号用である。
前記嵌合部44には、前記コンタクト14が突出している側に同様に突出した突出部36が設けられており、該突出部36は相手物と嵌合する際の誤嵌合防止のためのものである。長手方向の中心よりズレた位置に設けることで相手物と嵌合する際の誤嵌合防止を行なっている。前記突出部36の大きさは、このような誤嵌合防止の役割やコネクタ10の小型化や前記突出部36の強度等を考慮して適宜設計する。本実施例では、2.1(幅)X5.0(奥行き)X5.4(突出量)mm程度にしている。
前記ハウジング12には、前記ケーブル16と前記コンタクト14とが半田付け接続した際に、半田付け部分が目視で見えるように、前記コンタクト14の接続部20と前記ケーブル16の芯線18が露出する位置に溝部30が設けられている。前記溝部30は保持されている全ての前記コンタクト14の接続部20が露出するような1つ溝(図示せず)でもよいが、図1(A)のように各々の前記コンタクト14の接続部20ごとに前記コンタクト14数分の溝を設けたものでもよい。前記コンタクト14数分の溝部30を設けた方が、前記ハウジング12の強度も確保でき、半田付け部分が各々のエリア毎になっているため半田付け部分を目視で確認し易く、各コンタクト14間のショート不良防止にもなる。前記溝部30の大きさは、このような半田付け接続後に目視で半田付け部分を確認できることや前記コンタクト14及び前記ケーブル16の芯線18の大きさや前記ハウジング12の強度や半田コテが前記コンタクト14の溝26に入ること等を考慮して適宜設計している。本実施例では4.6(長さ方向)X 2.0(奥行き方向)X2.7(厚み方向さ)mm程度にしている。
前記ハウジング12には、前記溝部30に連通するように、前記ケーブル16の芯線18部分及び外皮17部分の入る2段の挿入孔32、34が設けられている。前記外皮用挿入孔32で前記ケーブルの外皮17部分を保持し、前記ケーブル16を保持する構造になっている。2段の前記挿入孔32、34の位置は、前記ケーブル16の芯線18と前記コンタクト14の接続部20とが半田付け接続できるように、適宜設計している。前記外皮用挿入孔32及び前記芯線用挿入孔34は、本実施例では図4のように前記ケーブル16ごとに別個独立に設けたが、前記外皮用挿入孔32及び前記芯線用挿入孔34の両方を一連の孔として設けたものでもよく、また、前記外皮用挿入孔32及び前記芯線用挿入孔34のどちらか一方のみを一連の孔として設けたものでもよい。前記ケーブル16間の接続不良や前記ケーブル16の保持や前記ハウジング12の強度を考慮すると、両方の挿入孔32、34を別個独立に設けることが望ましい。前記外皮用挿入孔32の大きさは、前記ケーブル16を保持することを考慮して適宜設計しており、本実施例では前記ケーブル16の外皮17の径とほぼ同等か幾分小さめにしている。また、前記芯線用挿入孔34の大きさは、前記ケーブル16の芯線18が入り、前記芯線18が前記コンタクト14の接続部20の半田付け出来ればよく、本実施例では前記芯線18の径より0.3〜0.4mm程度大きくしている。
前記ハウジング12には、長手方向両側に機器等に係合するためのロック部28が設けられており、一端側が前記ハウジング12と一体で、他端側が自由端になっている。このような構造にするために、スリット38が設けられている。前記ロック部28のほぼ中央には機器等に係合する突部40が設けられている。前記突部40の大きさは機器等に係合できればよく、本実施例では0.8mm突出させている。
最後に、ケーブル16の接続(半田付け)方法について説明する。
第一に、前記ケーブル16の先端の外皮17を所定の長さ剥ぎ取り、所定長の芯線18を露出させる。
第二に、芯線18が露出した状態の前記ケーブル16を前記ハウジング12の2段の挿入孔32、34に挿入する。
第三に、さらに挿入し、前記ケーブル16の芯線18が前記コンタクト14の接続部20に達し、前記芯線18が略L字形状をした前記コンタクト14の接続部20に載るようにする。
第四に、前記ケーブル16の芯線18と前記コンタクト14の接続部20とが前記ハウジング12の溝部30に露出した状態で、前記ケーブル16の芯線18と前記コンタクト14の接続部20とを半田付けする。
最後に、前記ハウジング12の溝部30より、半田付け部分を目視で確認する。
本実施例では、4本のケーブル16(両端2本が電源用、中央2本が信号用)を使用したものを例示したが、ケーブル16の本数や電源、信号に関係なく、本発明のような半田付け構造を採ることは可能であることは言うまでもない。
本発明の活用例としては、電源部接続や信号部接続に使用されるコネクタ10に活用され、特にケーブル16の半田付け構造に関するものである。
(A) 半田付け方向よりみた本発明のコネクタの斜視図である。(B) 相手物との接続方法よりみたコネクタ斜視図である。 コンタクトの斜視図である。 コネクタをコンタクト部分で断面した横断面図である。 コネクタをケーブル部分で断面した縦断面図である。
符号の説明
10 コネクタ
12 ハウジング
14 コンタクト
16 ケーブル
17 外皮
18 芯線
20 接続部
22 固定部
24 接触部
26 溝
28 ロック部
30 溝部
32 外皮用挿入孔
34 芯線用挿入孔
36 突出部
38 スリット
40 突部
42 保持孔
44 嵌合部

Claims (7)

  1. ケーブルと接続する接続部を有する複数のコンタクトと、該コンタクトが保持・配列されるハウジングとを備えるコネクタにおいて、
    前記コンタクトの接続部を、前記ケーブルの芯線が載せるように略L字形状にし、前記ハウジングに、前記コンタクトの接続部と前記ケーブルの芯線が露出するような溝部を設け、該溝部内で前記コンタクトの接続部と前記ケーブルの芯線とを半田付けにより接続することを特徴とするコネクタ。
  2. 前記コンタクトの接続部と前記ケーブルの芯線が露出するような溝部を前記コンタクト数分だけ設けることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記溝部に連通するように、前記ケーブルの芯線部分及び外皮部分が入る2段の挿入孔を設け、該挿入孔で前記ケーブルの外皮部分を保持することをを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ。
  4. 前記コンタクトの接続部に溝を設け、該溝に半田コテの先端を入れるようにし、半田付けにより接続することをを特徴とする請求項1、2又は3記載のコネクタ。
  5. ケーブルと接続する接続部を有する複数のコンタクトと、該コンタクトが保持・配列されるハウジングとを備えるケーブルの接続方法において、
    前記コンタクトの接続部を、前記ケーブルの芯線が載るように略L字形状にし、前記ハウジングに、前記コンタクトの接続部と前記ケーブルの芯線が露出するような溝部を設け、第一に、前記ケーブル16の先端の外皮17を所定の長さ剥ぎ取り、所定長の芯線18を露出させ、第二に、芯線18が露出した状態の前記ケーブル16を前記ハウジング12の2段の挿入孔32、34に挿入し、第三に、前記ケーブル16の芯線18が前記コンタクト14の接続部20に達し、前記芯線18が略L字形状をした前記コンタクト14の接続部20に載るようにし、第四に、前記ケーブル16の芯線18と前記コンタクト14の接続部20とが前記ハウジング12の溝部30に露出した状態で、前記ケーブル16の芯線18と前記コンタクト14の接続部20とを半田付けし、最後に、前記ハウジング12の溝部30より、半田付け部分を目視で確認することを特徴とするケーブルの接続方法。
  6. 前記コンタクトの接続部と前記ケーブルの芯線が露出するような溝部を前記コンタクト数分だけ設けることを特徴とする請求項5記載のケーブルの接続方法。
  7. 前記コンタクトの溝に、半田コテを挿入し、前記コンタクトの接続部と前記ケーブルの芯線とを半田付けすることを特徴とする請求項5又は6記載のケーブルの接続方法。
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