JP2019192347A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】導通部材に大きな電流を流すことができ、導通部材の可撓性の低下を抑制することができ、且つ幅方向の大型化を抑制することができるコネクタを提供する。【解決手段】ソケットコネクタ10は、固定ハウジング22と、可動ハウジング24と、導通部60とを有する。固定ハウジング22は、第1基板16に固定される。可動ハウジング24は、プラグコネクタ12がZ方向に挿抜される。導通部60は、第1ソケット端子62及び第2ソケット端子82を有し、固定ハウジング22と可動ハウジング24とを相対移動可能に連結し且つプラグ端子14と導通される。第1ソケット端子62は、板状に形成され、Y方向に弾性変形可能な第1弾性部68を有する。第2ソケット端子82は、板状に形成され、Y方向に弾性変形可能とされ且つY方向から見た場合に、第1弾性部68と少なくとも一部が重なる第2弾性部88を有する。【選択図】図11

Description

本発明は、コネクタに関する。
特許文献1のコネクタは、基板に固定される固定ハウジングと、固定ハウジングに対して移動自在な可動ハウジングと、可動ハウジングを移動自在に支持する弾性変形可能な一対の端子とから構成されている。端子の可動部は、幅方向に間隔をおいて端子の長手方向に延びる複数の帯状部からなる。
特開2013−120702号公報
特許文献1のコネクタにおいて、導通部材(端子部材)に大きな電流を流すには、導通部材の厚さを厚くし又は導通部材の幅を広げて、導通部材の断面積を大きくすればよい。しかし、導通部材の厚さを厚くした場合には、導通部材の厚さ方向の可撓性が低くなる。また、導通部材の幅を広げた場合には、幅方向にコネクタが大型化してしまう。つまり、導通部材に大きな電流を流し、導通部材の可撓性の低下を抑制し、且つコネクタの幅方向の大型化を抑制するには、改善の余地がある。
本発明は、導通部材に大きな電流を流すことができ、導通部材の可撓性の低下を抑制することができ、且つ幅方向の大型化を抑制することができるコネクタを提供することを目的とする。
第1態様に係るコネクタは、基板に固定された固定ハウジングと、導体部を有する接続対象物が挿抜方向に挿抜される可動ハウジングと、前記固定ハウジングと前記可動ハウジングとを相対移動可能に連結し且つ前記導体部と導通される導通手段と、を有するコネクタであって、前記導通手段は、板状に形成され、少なくとも板厚方向に弾性変形可能な第1弾性部を有する一の導通部材と、板状に形成され、少なくとも前記板厚方向に弾性変形可能とされ且つ前記板厚方向から見た場合に、前記第1弾性部と少なくとも一部が重なる第2弾性部を有する他の導通部材と、を有する。
第1態様に係るコネクタでは、一の導通部材に加えて他の導通部材も有していることで、1つの導通部材を用いる構成に比べて、電流が流れる導通路の断面積が増加するので、導通部材に大きな電流を流すことができる。また、一の導通部材と他の導通部材とが別体として存在するので、必要な断面積を得るために1つの導通部材の板厚を厚くした構成に比べて、導通部材を板厚方向に変形させ易い。換言すると、導通部材の可撓性の低下を抑制することができる。さらに、板厚方向から見た場合に、第2弾性部の少なくとも一部が第1弾性部と重なる配置とされていることで、一の導通部材と他の導通部材とを幅方向にずらす必要がなくなるので、コネクタの幅方向の大型化を抑制することができる。
第2態様に係るコネクタの前記一の導通部材における前記第1弾性部よりも前記可動ハウジング側には、前記導体部と接触される第1接触部が形成され、前記他の導通部材における前記第2弾性部よりも前記可動ハウジング側には、前記導体部及び前記第1接触部の少なくとも一方と接触される第2接触部が形成されている。
第2態様に係るコネクタでは、第2弾性部よりも可動ハウジング側に形成された第2接触部が、導体部又は第1接触部と接触する構成とされている。換言すると、第1弾性部及び第2弾性部が直接、導体部と接触する構成にはなっておらず、弾性変形される部位から離れた部位が導体部と接触する構成になっている。これにより、第1弾性部及び第2弾性部が導体部と直接、接触する構成と比べて、各導通部材と導体部との接触面積の変化を抑制することができる。
第3態様に係るコネクタの前記第1接触部は、前記板厚方向と前記挿抜方向とに直交する幅方向に並んで複数配置され前記導体部と接触される複数の第1端子部を有し、前記第2接触部は、前記板厚方向から見た場合に少なくとも一部が前記複数の第1端子部の間に配置され且つ前記導体部と接触される第2端子部を有する。
第3態様に係るコネクタでは、板厚方向から見た場合に、第2端子部の少なくとも一部が複数の第1端子部の間に配置される。このため、第2端子部が板厚方向に変形された場合に、第2端子部の移動が第1端子部によって制限され難くなる。さらに、第1端子部の間の空間を第2端子部の移動空間として利用しているので、移動空間を確保するために一の導通部材に対して他の導通部材の全体を幅方向にずらして配置する必要が無い。このように、第2端子部の移動が制限されるのを抑制し且つコネクタが大型化するのを抑制することができる。
第4態様に係るコネクタの前記第1接触部及び前記第2接触部は、前記板厚方向と前記挿抜方向とに直交する幅方向及び前記挿抜方向に延びる板状に形成されている。
第4態様に係るコネクタでは、第1接触部及び第2接触部が挿抜方向及び幅方向に延びる板状に形成されているので、第1接触部及び第2接触部が幅方向に間隔をあけた複数の小片部で構成されたものと比べて、幅方向の隙間が減る。これにより、第1接触部及び第2接触部の挿抜方向と直交する断面の面積が確保されるので、各導通部材に大きな電流を流すことができる。
第5態様に係るコネクタの前記一の導通部材には、前記固定ハウジングに取付けられる第1固定側取付部が形成され、前記他の導通部材には、前記固定ハウジングに取付けられる第2固定側取付部が形成され、前記第1固定側取付部及び前記第2固定側取付部は、前記板厚方向に接触されている。
第5態様に係るコネクタでは、固定ハウジングに対して、第1固定側取付部及び第2固定側取付部が接触した状態で取付けられる。このため、第1固定側取付部と第2固定側取付部とが板厚方向に離れて取付けられる構成に比べて、コネクタの大型化を抑制することができる。
第6態様に係るコネクタの前記一の導通部材には、前記可動ハウジングに取付けられる第1可動側取付部が形成され、前記他の導通部材には、前記可動ハウジングに取付けられる第2可動側取付部が形成され、前記第1可動側取付部及び前記第2可動側取付部は、前記板厚方向に接触されている。
第6態様に係るコネクタでは、可動ハウジングに対して、第1可動側取付部及び第2可動側取付部が接触した状態で取付けられる。このため、第1可動側取付部と第2可動側取付部とが板厚方向に離れて取付けられる構成に比べて、コネクタの大型化を抑制することができる。
第7態様に係るコネクタの前記第1弾性部と前記第2弾性部とは、前記板厚方向と前記挿抜方向とに直交する幅方向の幅、及び板厚が、それぞれ揃えられている。
第7態様に係るコネクタでは、第1弾性部と第2弾性部とについて、板厚及び幅方向の幅がそれぞれ揃えられている。つまり、一の導通部材と他の導通部材とについて、断面積の差が小さくなるので、一の導通部材と他の導通部材とに電流を均等に流すことができる。
本発明によれば、導通部材に大きな電流を流すことができ、導通部材の可撓性の低下を抑制することができ、且つ幅方向の大型化を抑制することができる。
第1実施形態に係るソケットコネクタの斜視図である。 第1実施形態に係るプラグコネクタの斜視図である。 第1実施形態に係るソケットコネクタの側面図である。 第1実施形態に係る固定ハウジングの斜視図である。 第1実施形態に係る可動ハウジングの斜視図である。 第1実施形態に係る第1ソケット端子の斜視図である。 第1実施形態に係る第1ソケット端子の側面図である。 第1実施形態に係る第2ソケット端子の斜視図である。 第1実施形態に係る第2ソケット端子の側面図である。 第1実施形態に係る第1弾性部と第2弾性部とが重なった状態を示す説明図である。 第1実施形態に係る第1端子部及び第2端子部の配置を示す説明図である。 第1実施形態に係るソケットコネクタにプラグ端子を接続する状態を示す説明図である。 第1実施形態に係る固定ハウジング及び可動ハウジングに第1ソケット端子及び第2ソケット端子を取付けた状態を示す説明図である。 第2実施形態に係るソケットコネクタの内部を示す構成図である。 変形例に係るソケットコネクタの内部を示す説明図である。
[第1実施形態]
第1実施形態に係るソケットコネクタ10及びプラグコネクタ12について説明する。
〔全体構成〕
図1に示すソケットコネクタ10は、コネクタの一例であり、いわゆるフローティングコネクタとされている。ソケットコネクタ10には、後述するプラグコネクタ12(図2参照)が挿抜される。以後の説明では、ソケットコネクタ10におけるプラグコネクタ12が挿抜される挿抜方向をZ方向と称する。Z方向と直交する面内(図示省略)において、ソケットコネクタ10の長手方向をX方向と称し、短手方向をY方向と称する。X方向、Y方向及びZ方向は、互いに直交する。X方向は、幅方向の一例である。Y方向は、板厚方向の一例である。
ソケットコネクタ10におけるZ方向の中央に対する一方側と他方側とを区別する場合には、プラグコネクタ12に近い側をZ側と称し、プラグコネクタ12から遠い側を−Z側と称する。ソケットコネクタ10におけるX方向の中央に対する一方側と他方側とを区別する場合には、後述する基準面26Aを正面視した状態で、右側をX側と称し、左側を−X側と称する。ソケットコネクタ10におけるY方向の中央に対する一方側と他方側とを区別する場合には、基準面26Aを正面視した状態で、奥側をY側と称し、手前側を−Y側と称する。なお、各図においては、図面を見易くするために、一部の符号を省略している場合がある。
ソケットコネクタ10は、基板の一例としての第1基板16に実装されている。第1基板16には、Z方向に貫通された図示しない貫通孔が形成されている。プラグコネクタ12は、第2基板18(図2参照)に実装されている。ここで、ソケットコネクタ10とプラグコネクタ12とが接続(嵌合)されることで、第1基板16の図示しない回路と、第2基板18の図示しない回路とが導通される。
<プラグコネクタ>
図2に示すプラグコネクタ12は、接続対象物の一例である。また、プラグコネクタ12は、プラグハウジング13と、導体部の一例としてのプラグ端子14とを有する。プラグハウジング13は、絶縁性を有する樹脂で構成されている。また、プラグハウジング13は、ソケットコネクタ10(図1参照)との接続状態において、X−Y面に沿って配置される矩形状の底面13Aと、底面13Aの外縁でZ方向に直立する側壁13Bとを有する。プラグ端子14は、Y方向を板厚方向とする平板状に形成されている。また、プラグ端子14は、底面13AからZ方向に沿って、側壁13Bと同じ側(−Z側)に向けて直立されている。
〔要部構成〕
次に、ソケットコネクタ10の詳細について説明する。
図1に示すソケットコネクタ10は、第1基板16に固定された1つの固定ハウジング22と、プラグコネクタ12(図2参照)がZ方向に挿抜される1つの可動ハウジング24と、プラグ端子14(図2参照)と導通される6つの導通部60とを有する。なお、固定ハウジング22と可動ハウジング24とをまとめてハウジング20と称する。
なお、ソケットコネクタ10は、Y方向の中央に対してY側と−Y側とで同様(対称)の構成とされている。また、ソケットコネクタ10は、X方向の中央に対してX側と−X側とで同様(対称)の構成とされている。このため、以後の説明では、ソケットコネクタ10の−Y側及びX側の構成について説明し、Y側及び−X側の構成の説明を省略する場合がある。
<固定ハウジング>
図4に示す固定ハウジング22は、絶縁性を有する樹脂で構成されている。また、固定ハウジング22は、一例として、X方向に延在されY方向に対向する1組の側壁26と、1組の側壁26のX方向両端部をY方向に繋ぐ1組の側壁28とを有する。つまり、固定ハウジング22は、Z方向から見た場合に、X方向を長手方向としY方向を短手方向とする矩形状の外形を有しており、角筒状とされている。1組の側壁26及び1組の側壁28で囲まれた空間を可動空間31と称する。
側壁26は、一例として、Y方向を厚さ方向とする板状に形成されている。また、側壁26は、Y方向から見た場合に、X方向を長手方向としZ方向を短手方向とする矩形状に形成されている。なお、−Y側の側壁26において、−Y側の側面を基準面26Aと称する。側壁26には、X方向に間隔をあけて3箇所の窪み部32が形成されている。側壁26の窪み部32が形成された部位は、X方向から見た場合の断面形状がL字状とされている。
図1及び図3に示す側壁26のうち、窪み部32が形成された部位で且つZ方向に直立する部位を縦壁33と称する。また、側壁26のうち、窪み部32が形成された部位で且つX−Y面に沿った部位を底壁34と称する。縦壁33及び底壁34には、Y方向及びZ方向に貫通された貫通孔35が形成されている。貫通孔35は、Y方向から見た場合に、X方向に沿った2辺とZ方向に沿った2辺とを有する四角形状に形成されている。貫通孔35を介して、可動空間31と側壁26に対する外側の空間とが繋がっている。
図4に示す側壁26をY方向から見た場合に、底壁34(図1参照)よりも−Z側に配置され且つX−Z面に沿った部位を側板36と称する。側板36は、Y方向を厚さ方向としてX方向に延びている。また、側壁26をY方向から見た場合に、貫通孔35よりもZ側に配置され且つX−Y面に沿った部位を上板37と称する。上板37は、Z方向を厚さ方向としてX方向に延びている。
側壁26の−Z側端部(下端部)には、3組の溝部38が、1つの窪み部32に対して1組配置されるように、X方向に間隔をあけて形成されている。1組の溝部38は、X方向に対向され且つZ方向に延びる2つの溝38Aを有する。一方の溝38Aは、側板36のX側端部に隣接して形成され、−X側に向けて開口されている。他方の溝38Aは、側板36の−X側端部に隣接して形成され、X側に向けて開口されている。それぞれの溝38Aは、Z方向から見た場合の断面形状がU字状の断面を有する。
側壁26におけるそれぞれの貫通孔35の間の部位を、柱42と称する。柱42は、Z方向に延びる四角柱状に形成されている。また、柱42のZ方向中央よりも−Z側には、可動空間31側に向けてY方向の幅が拡幅された拡幅部44が形成されている。拡幅部44の可動空間31側の側面は、X−Z面に沿った平面とされている。また、拡幅部44の−Z側の底面は、X−Y面に沿った平面とされている。
<可動ハウジング>
図5に示す可動ハウジング24は、上壁46と、Y方向に対向配置された1組の側壁48と、X方向に対向配置された1組の側壁52と、Y−Z面に沿って配置された2つの隔壁54とを有する。可動ハウジング24の全体は、−Z側が開口された略直方体状に形成されている。また、可動ハウジング24は、可動空間31(図4参照)内に収容可能で、且つX方向、Y方向及びZ方向に移動可能となる形状及び大きさを有する。
可動ハウジング24の内側は、2つの隔壁54によって、X方向に3つの空間部56に区分されている。また、隔壁54のY方向両端部には、それぞれY方向の外側へ向けて突出された突出部55が形成されている。突出部55は、可動空間31(図4参照)内において、Z方向に移動されるときのストッパとして機能する。空間部56は、−Z側に向けて開口されている。
上壁46は、X方向を長手方向、Y方向を短手方向、Z方向を厚さ方向とする矩形板状に形成されている。上壁46には、一例として、X方向に間隔をあけて3箇所の差込口46Aが形成されている。差込口46Aは、プラグ端子14(図2参照)をZ方向に沿って挿入及び抜き出し可能となる形状及び大きさを有する。
側壁48は、Y方向を厚さ方向とする板状に形成されている。また、側壁48は、Y方向から見た場合に、X方向を長手方向としZ方向を短手方向とする矩形状に形成されている。側壁48の−Z側端部(下端部)には、3組の溝部58が、1つの空間部56に対して1組配置されるように、X方向に間隔をあけて形成されている。1組の溝部58は、X方向に対向され且つZ方向に延びる2つの溝58Aを有する。一方の溝58Aは、−X側に向けて開口されている。他方の溝58Aは、X側に向けて開口されている。それぞれの溝58Aは、Z方向から見た場合の断面形状がU字状の断面を有する。
側壁52は、X方向を厚さ方向とする板状に形成されている。また、側壁52は、X方向から見た場合に、Z方向を長手方向としY方向を短手方向とする矩形状に形成されている。
<導通部>
図3に示す導通部60は、導通手段の一例である。6つの導通部60は、Y方向に対向される2つを1組として、X方向に間隔をあけて3組配置されている。具体的には、導通部60は、1つの空間部56(図5参照)に対して2つ配置されている。2つの導通部60は、一方が空間部56のY方向中央に対するY側に配置され、他方が−Y側に配置されている。そして、導通部60は、固定ハウジング22と可動ハウジング24とを相対移動可能に連結している。また、導通部60は、一例として、一の導通部材の一例としての1つの第1ソケット端子62(図6参照)と、他の導通部材の一例としての1つの第2ソケット端子82(図8参照)とを有する。
(第1ソケット端子)
図6及び図7に示す第1ソケット端子62は、板状の導電性金属からなり、プレス加工によって形成されている。具体的には、第1ソケット端子62は、一例として、第1固定側取付部64、第1基板取付部66、第1弾性部68及び第1接触部72を有する。第1固定側取付部64、第1基板取付部66、第1弾性部68及び第1接触部72は、一例として、一体化されている。
第1固定側取付部64及び第1基板取付部66は、Y方向を板厚方向として配置されている。第1弾性部68の一部及び第1接触部72の一部は、Y方向を板厚方向として配置されている。ここで、第1ソケット端子62は、一例として、X方向、Y方向及びZ方向に弾性変形可能とされている。
第1固定側取付部64は、一例として、Y方向から見た場合に、X方向を長手方向としZ方向を短手方向とする略矩形の平板状に形成されている。第1固定側取付部64のX方向の両端部には、X側及び−X側に向けて台形状に突出された突出部65(図10A参照)が形成されている。突出部65が既述の溝38A(図4参照)に対してZ方向に差し込まれる(圧入される)ことで、第1固定側取付部64が、固定ハウジング22(図3参照)に取付けられている。
第1基板取付部66は、一例として、第1固定側取付部64における−Z側端部から、第1固定側取付部64に対する−Z側に向けて延びる2つの脚部67で構成されている。2つの脚部67は、X方向に間隔をあけて配置されている。また、2つの脚部67は、第1基板16(図1参照)の図示しない貫通孔に挿通された状態で半田付けされることで、第1基板16に固定され且つ第1基板16内の図示しない回路と導通されている。換言すると、第1ソケット端子62は、第1基板16に実装されている。
第1弾性部68は、一例として、第1固定側取付部64におけるZ側端部において、X方向に間隔をあけて4つ並んでいる。また、第1弾性部68は、X方向、Y方向及びZ方向に弾性変形可能に構成されている。具体的には、4つの第1弾性部68は、同様の構成とされている。また、4つの第1弾性部68は、X方向に長さL1〔mm〕の間隔をあけて配置されている。1つの第1弾性部68のX方向の幅は、長さL2〔mm〕の幅とされている。長さL2は、長さL1よりも僅かに短い。
第1弾性部68は、一例として、基部68A、湾曲部68B、縦板部68C及び折返部68Dを有する。基部68Aは、X方向及びY方向に変位可能とされている。湾曲部68B、縦板部68C及び折返部68Dは、X方向、Y方向及びZ方向に変位可能とされている。
基部68Aは、第1固定側取付部64のZ側端部からZ方向に沿って、第1固定側取付部64に対するZ側に向けて延在されている。また、基部68Aは、Y方向から見た場合に、X方向を短手方向としZ方向を長手方向とする矩形状に形成されている。基部68AのZ方向の長さは、第1固定側取付部64のZ方向の長さよりも長い。湾曲部68Bは、基部68AのZ側端部に連続して形成されている。また、湾曲部68Bは、X方向から見た場合に、逆U字状に形成されている。
縦板部68Cは、湾曲部68Bの基部68A側とは反対側の端部から、Z方向に沿って、−Z側に向けて延在されている。また、縦板部68Cは、基部68AとY方向に対向されている。折返部68Dは、縦板部68Cの−Z側端部に連続して形成されている。また、折返部68Dは、X方向から見た場合に、U字状に形成されている。このように、第1弾性部68は、X方向から見た場合に全体がS字状に形成されている。
第1接触部72は、第1ソケット端子62における第1弾性部68よりもZ側(可動ハウジング24(図1参照)側)に形成された部位である。また、第1接触部72は、プラグ端子14と接触される。具体的には、第1接触部72は、一例として、第1可動側取付部74と、4つの第1端子部76とを有する。
第1可動側取付部74は、一例として、Y方向から見た場合に、X方向を長手方向としZ方向を短手方向とする略矩形の平板状に形成されている。第1可動側取付部74の−Z側端部には、折返部68DのZ側端部が繋がっている。第1可動側取付部74のX方向の両端部には、X側及び−X側に向けて台形状に突出された突出部77が形成されている。なお、−X側の突出部77の図示は省略されている。突出部77が既述の溝58A(図5参照)に対してZ方向に差し込まれる(圧入される)ことで、第1可動側取付部74が、可動ハウジング24(図5参照)に取付けられている。第1可動側取付部74のZ方向の長さは、第1固定側取付部64のZ方向の長さよりも長い。
4つの第1端子部76は、X方向に間隔をあけて並んで配置され、プラグ端子14(図2参照)と接触される。また、4つの第1端子部76は、同様の構成とされている。さらに、4つの第1端子部76は、第1可動側取付部74におけるZ側端部からZ側に向けて延びている。第1端子部76は、X方向から見た場合に、第1可動側取付部74よりもY側に向けて突出するように、山型に屈曲されている。
また、第1端子部76は、Y方向から見た場合に、−Z側の部位のX方向の幅が、Z側の部位のX方向の幅よりも拡げられた略台形状に形成されている。そして、第1端子部76は、Y方向に弾性変形可能とされている。4つの第1端子部76のZ側端部は、X方向に長さL3〔mm〕の間隔をあけて配置されている。1つの第1端子部76におけるZ側端部のX方向の幅は、長さL4〔mm〕の幅とされている。長さL4は、長さL3よりも短い。
(第2ソケット端子)
図8及び図9に示す第2ソケット端子82は、板状の導電性金属からなり、プレス加工によって形成されている。具体的には、第2ソケット端子82は、一例として、第2固定側取付部84、第2基板取付部86、第2弾性部88及び第2接触部92を有する。第2固定側取付部84、第2基板取付部86、第2弾性部88及び第2接触部92は、一例として、一体化されている。
第2固定側取付部84及び第2基板取付部86は、Y方向を板厚方向として配置されている。第2弾性部88の一部及び第2接触部92の一部は、Y方向を板厚方向として配置されている。ここで、第2ソケット端子82は、一例として、X方向、Y方向及びZ方向に弾性変形可能とされている。
第2固定側取付部84は、一例として、Y方向から見た場合に、X方向を長手方向としZ方向を短手方向とする略矩形の平板状に形成されている。第2固定側取付部84のX方向の両端部には、X側及び−X側に向けて台形状に突出された突出部85(図10A参照)が形成されている。突出部85が既述の溝38A(図4参照)に対してZ方向に差し込まれる(圧入される)ことで、第2固定側取付部84が、固定ハウジング22(図4参照)に取付けられている。第2固定側取付部84は、第1固定側取付部64(図6参照)とY方向に接触される。
第2基板取付部86は、一例として、第1固定側取付部84における−Z側端部から、第2固定側取付部84に対する−Z側に向けて延びる2つの脚部87で構成されている。2つの脚部87は、X方向に間隔をあけて配置されている。また、2つの脚部87は、第1基板16(図1参照)の図示しない貫通孔に挿通された状態で半田付けされることで、第1基板16に固定され且つ第1基板16内の図示しない回路と導通されている。換言すると、第2ソケット端子82は、第1基板16に実装されている。
第2弾性部88は、一例として、第2固定側取付部84におけるZ側端部において、X方向に間隔をあけて4つ並んでいる。また、第2弾性部88は、X方向、Y方向及びZ方向に弾性変形可能に構成されている。具体的には、4つの第2弾性部88は、同様の構成とされている。また、4つの第2弾性部88は、X方向に長さL1〔mm〕の間隔をあけて配置されている。1つの第2弾性部88のX方向の幅は、長さL2〔mm〕の幅とされている。
第2弾性部88は、一例として、基部88A、湾曲部88B、縦板部88C及び折返部88Dを有する。基部88Aは、X方向及びY方向に変位可能とされている。湾曲部88B、縦板部88C及び折返部88Dは、X方向、Y方向及びZ方向に変位可能とされている。
基部88Aは、第2固定側取付部84のZ側端部からZ方向に沿って、第1固定側取付部84に対するZ側に向けて延在されている。さらに、基部88Aは、Y方向から見た場合に、X方向を短手方向としZ方向を長手方向とする矩形状に形成されている。基部88AのZ方向の長さは、第2固定側取付部84のZ方向の長さよりも長い。
湾曲部88Bは、基部88AのZ側端部に連続して形成されている。また、湾曲部88Bは、X方向から見た場合に、逆U字状に形成されている。縦板部88Cは、湾曲部88Bの基部88A側とは反対側の端部から、Z方向に沿って、−Z側に向けて延在されている。また、縦板部88Cは、基部88AとY方向に対向されている。折返部88Dは、縦板部88Cの−Z側端部に連続して形成されている。また、折返部88Dは、X方向から見た場合に、U字状に形成されている。このように、第2弾性部88は、X方向から見た場合に全体がS字状に形成されている。
第2接触部92は、第2ソケット端子82における第2弾性部88よりもZ側(可動ハウジング24(図1参照)側)に形成された部位である。また、第2接触部92は、プラグ端子14と接触される。具体的には、第2接触部92は、一例として、第2可動側取付部94と、4つの第2端子部96とを有する。
第2可動側取付部94は、一例として、Y方向から見た場合に、X方向を長手方向としZ方向を短手方向とする略矩形の平板状に形成されている。また、第2可動側取付部94は、第1可動側取付部74(図6参照)とY方向に接触される。第2可動側取付部94は、第1可動側取付部74よりもZ方向の長さが短い構成とされている。第2可動側取付部94の−Z側端部には、折返部88DのZ側端部が繋がっている。第2可動側取付部94のX方向の両端部には、X側及び−X側に向けて台形状に突出された突出部97が形成されている。なお、−X側の突出部97の図示は省略されている。
突出部97が既述の溝58A(図5参照)に対してZ方向に差し込まれる(圧入される)ことで、第2可動側取付部94が、可動ハウジング24(図5参照)に取付けられている。第2可動側取付部94のZ方向の長さは、第2固定側取付部84のZ方向の長さよりも長い。
4つの第2端子部96は、X方向に間隔をあけて並んで配置され、プラグ端子14(図2参照)と接触される。また、4つの第2端子部96は、同様の構成とされている。さらに、4つの第2端子部96は、第2可動側取付部94におけるZ側端部からZ側に向けて延びている。第2端子部96は、X方向から見た場合に、第2可動側取付部94よりもY側に向けて突出するように、山型に屈曲されている。また、第2端子部96は、Y方向から見た場合に、−Z側の部位のX方向の幅が、Z側の部位のX方向の幅よりも拡げられた略台形状に形成されている。そして、第2端子部96は、Y方向に弾性変形可能とされている。
4つの第2端子部96のZ側端部は、X方向に長さL3の間隔をあけて配置されている。1つの第2端子部96におけるZ側端部のX方向の幅は、長さL4の幅とされている。ここで、第2ソケット端子82と第1ソケット端子62(図6参照)とは、一例として、第2可動側取付部94と第1可動側取付部74(図6参照)との大きさの違いを除いて、同様の構成とされている。
具体的には、第1弾性部68と第2弾性部88とは、Y方向の板厚、X方向の間隔(長さL1)、及びX方向の幅(長さL2)が、それぞれ揃えられている。また、第1端子部76と第2端子部96とは、Y方向の板厚、X方向の間隔(長さL3)、及びX方向の幅(長さL4)が、それぞれ揃えられている。
<ソケットコネクタの組立>
図11及び図12に示すように、第1可動側取付部74及び第2可動側取付部94が、Y方向に重ねられた状態で可動ハウジング24の溝部58に圧入されることで、可動ハウジング24に取付けられる。そして、固定ハウジング22の可動空間31に可動ハウジング24が挿入される。このときに、第1固定側取付部64及び第2固定側取付部84が、Y方向に重ねられた状態で固定ハウジング22の溝部38に圧入されることで、固定ハウジング22に取付けられる。同様の方法により、他の第1ソケット端子62及び第2ソケット端子82が、固定ハウジング22及び可動ハウジング24に取付けられる。これにより、ソケットコネクタ10が出来上がる。
導通部60は、固定ハウジング22と可動ハウジング24とをX方向、Y方向及びZ方向に相対移動可能に連結し、且つプラグ端子14と導通される。第1固定側取付部64及び第2固定側取付部84は、Y方向に接触されている。第1可動側取付部74及び第2可動側取付部94は、Y方向に接触されている。
図10Aに示すように、組付け状態において、第1ソケット端子62及び第2ソケット端子82をY方向の−Y側から見た場合に、4つの第2弾性部88は、4つの第1弾性部68と重なっている。具体的には、第1弾性部68と第2弾性部88とは、X方向の幅及び間隔が等しく且つ幅を揃えて重なっているため、Y方向から見た場合に、第1弾性部68が視認され、第2弾性部88が視認されない状態となっている。換言すると、第1弾性部68は、第2弾性部88を覆うように配置されている。
なお、第1弾性部68と第2弾性部88とは、Y方向から見た場合に重なって見えるが、全体が接触しているわけではない。具体的には、基部68Aと基部88Aとの間、湾曲部68Bと湾曲部88Bとの間、縦板部68Cと縦板部88Cとの間、折返部68Dと折返部88Dとの間に、それぞれ隙間があいている。このため、プラグコネクタ12がソケットコネクタ10に接続される場合において、第1弾性部68及び第2弾性部88の一方の弾性変形は、他方によって規制され難い。換言すると、第1弾性部68及び第2弾性部88は、Y方向に厚肉とされた1つの弾性部を用いる構成に比べて、弾性変形され易い。
図10Bに示すように、組付け状態において、第1ソケット端子62及び第2ソケット端子82をY方向のY側から見た場合に、4つの第2端子部96のZ側端部は、X方向に隣合う4つの第1端子部76の間に配置されている。換言すると、4つの第1端子部76及び4つの第2端子部96は、X方向に交互に並んでいる。また、4つの第2端子部96のZ側端部は、4つの第1端子部76のZ側端部よりも−Z側に配置されている。つまり、4つの第1端子部76及び4つの第2端子部96は、X方向にジグザグ状に配置されている。そして、第1端子部76及び第2端子部96は、プラグ端子14(図2参照)と接触される。
<板ばねの撓み量>
図示は省略するが、板ばねについて、撓み量(可撓性に相当する量)δ〔mm〕、荷重P〔N〕、支点から荷重Pが作用する点までの距離L〔mm〕、縦弾性係数E〔N/mm〕、断面2次モーメントI〔mm〕とする。この場合に、撓み量δは、δ=(P×L)/(3×E×I)で表される。また、板ばねの幅b〔mm〕、板厚h〔mm〕として、断面2次モーメントIは、I=b×h/12で表される。これらの関係式から、可撓性は、板厚hが薄くなるほど大きくなることが分かる。特に、板厚hは、可撓性に対して3乗で効いてくる。
〔作用並びに効果〕
次に、第1実施形態のソケットコネクタ10の作用並びに効果について、図1から図12までを参照して説明する。
プラグ端子14が、可動ハウジング24の差込口46Aに挿入され且つ−Z側に向けて移動されることで、プラグ端子14と第1端子部76及び第2端子部96とが接触される。換言すると、プラグコネクタ12とソケットコネクタ10とが接続されることで、第1基板16の図示しない回路と第2基板18の図示しない回路とが導通される。このとき、第1端子部76及び第2端子部96が元の位置に戻ろうとする弾性力(復元力)によって、プラグ端子14がソケットコネクタ10に保持される。
ソケットコネクタ10では、第1ソケット端子62に加えて第2ソケット端子82も有していることで、1つの導通部材を用いる構成に比べて、電流が流れる導通路の断面積が増加する。このため、第1ソケット端子62及び第2ソケット端子82(導通部60)に大きな電流を流すことができる。
さらに、第1ソケット端子62と第2ソケット端子82とが別体として存在するので、必要な断面積を得るために1つの導通部材の板厚を厚くした構成に比べて、第1ソケット端子62の板厚及び第2ソケット端子82の板厚は、それぞれ薄くなる。ここで、既述の通り、板厚が薄くなるほど、板ばねの撓み量(ねじれ方向の変形量も含む)は大きくなる。このため、第1ソケット端子62及び第2ソケット端子82のそれぞれをY方向及びX方向に変形させ易い。即ち、第1ソケット端子62及び第2ソケット端子82の可撓性の低下を抑制することができる。
加えて、Y方向から見た場合に、第2弾性部88が第1弾性部68と重なる配置とされていることで、第1ソケット端子62と第2ソケット端子82とをX方向にずらす必要がなくなるので、ソケットコネクタ10のX方向の大型化を抑制することができる。つまり、ソケットコネクタ10では、第1ソケット端子62及び第2ソケット端子82に大きな電流を流すことができ、第1ソケット端子62及び第2ソケット端子82の可撓性の低下を抑制することができ、且つX方向の大型化を抑制することができる。
また、ソケットコネクタ10では、第1接触部72及び第2接触部92が、プラグ端子14と接触する構成とされている。換言すると、第1弾性部68及び第2弾性部88が直接、プラグ端子14と接触する構成にはなっておらず、弾性変形される部位から離れた部位がプラグ端子14と接触する構成になっている。これにより、第1弾性部68及び第2弾性部88がプラグ端子14と直接、接触する構成と比べて、第1ソケット端子62及び第2ソケット端子82とプラグ端子14との接触面積の変化を抑制することができる。
さらに、ソケットコネクタ10では、Y方向から見た場合に、第2端子部96が複数の第1端子部76の間に配置される。このため、第1端子部76及び第2端子部96の一方がY方向に変形された場合に、他方によって移動が制限され難くなる。さらに、第1端子部76の間の空間を第2端子部96の移動空間として利用しているので、移動空間を確保するために、第1ソケット端子62に対して第2ソケット端子82の全体をX方向にずらして配置する必要が無い。このように、ソケットコネクタ10では、第1端子部76及び第2端子部96の移動が制限されるのを抑制し且つソケットコネクタ10が大型化するのを抑制することができる。
加えて、ソケットコネクタ10では、固定ハウジング22に対して、第1固定側取付部64及び第2固定側取付部84が接触した状態で取付けられる。このため、第1固定側取付部64と第2固定側取付部84とがY方向に離れて取付けられる構成に比べて、取付けに必要な空間が小さくて済むので、Y方向におけるソケットコネクタ10の大型化を抑制することができる。さらに、第1固定側取付部64及び第2固定側取付部84を積層した状態で取付けられるので、一度の圧入で第1ソケット端子62及び第2ソケット端子82を固定ハウジング22に取付けられる。
また、ソケットコネクタ10では、可動ハウジング24に対して、第1可動側取付部74及び第2可動側取付部94が接触した状態で取付けられる。このため、第1可動側取付部74と第2可動側取付部94とがY方向に離れて取付けられる構成に比べて、取付けに必要な空間が小さくて済むので、Y方向におけるソケットコネクタ10の大型化を抑制することができる。さらに、第1可動側取付部74及び第2可動側取付部94を積層した状態で取付けられるので、一度の圧入で第1ソケット端子62及び第2ソケット端子82を可動ハウジング24に取付けられる。
加えて、ソケットコネクタ10では、第1弾性部68と第2弾性部88とについて、Y方向の板厚、及びX方向の幅がそれぞれ揃えられている。つまり、第1ソケット端子62と第2ソケット端子82とについて、断面積の差が小さくなるので、第1ソケット端子62と第2ソケット端子82とに電流を均等に流すことができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態に係るコネクタの一例としてのソケットコネクタ100について説明する。なお、第1実施形態のソケットコネクタ10(図1参照)と同様の構成については、第1実施形態と同じ符号を付して説明を省略する。同様の構成とは、大きさ及び形状が同じ構成に限らず、大きさ及び形状が一部異なるものの、同じ作用が得られる構成も含む。
図13に示すソケットコネクタ100は、接続対象物の一例としてのプラグコネクタ112と接続される。プラグコネクタ112は、プラグハウジング13(図2参照)と、導体部の一例としてのプラグ端子114とを有する。プラグ端子114は、プラグハウジング13からZ方向に延びている。また、プラグ端子114は、X方向から見た場合に、Y側又は−Y側に向けて突出するように、山型に屈曲されている。
ソケットコネクタ100は、ソケットコネクタ10(図1参照)に換えて、第1基板16(図1参照)に実装されている。また、ソケットコネクタ100は、可動ハウジング24(図5参照)に換えて、可動ハウジング102が設けられた構成とされている。さらに、ソケットコネクタ100は、ソケットコネクタ10において、第1ソケット端子62(図6参照)に換えて第2ソケット端子106が設けられ、第2ソケット端子82(図8参照)に換えて第1ソケット端子104が設けられた構成とされている。
第1ソケット端子104は、他の導通部材の一例である。第2ソケット端子106は、一の導通部材の一例である。第1ソケット端子104及び第2ソケット端子106により導通手段の一例としての導通部103が構成されている。なお、ソケットコネクタ100において、第1ソケット端子104、第2ソケット端子106及び可動ハウジング102以外の構成については、ソケットコネクタ10と同様の構成とされている。
<可動ハウジング>
可動ハウジング102は、可動ハウジング24(図5参照)において、差込口46A(図5参照)に換えて、差込口108が形成された構成とされている。差込口108以外の構成は、可動ハウジング24と同様とされている。差込口108のY方向の幅は、差込口46AのY方向の幅よりも拡大されている。これにより、プラグ端子114は、差込口108を通して可動ハウジング102の内側へ、Z方向に挿入可能とされている。差込口108のX方向の幅は、差込口46AのX方向の幅と同等とされている。
<第1ソケット端子>
第1ソケット端子104は、板状の導電性金属からなり、プレス加工によって形成されている。また、第1ソケット端子104は、第1固定側取付部64、第1基板取付部66、第1弾性部68及び第1接触部117を有する。第1固定側取付部64、第1基板取付部66、第1弾性部68及び第1接触部117は、一体化されている。
第1接触部117は、第1ソケット端子104における第1弾性部68よりもY側(可動ハウジング102側)に形成された部位である。また、第1接触部117は、プラグ端子114と接触される。具体的には、第1接触部117は、一例として、Z方向及びX方向に延びる1枚の平板状に形成されている。また、Y方向から見た場合に、第1接触部117は、X方向に沿った1組の2辺と、Z方向に沿った1組の2辺とを有する略四角形状に形成されている。
第1接触部117のX方向の両端部で且つ−Z側端部には、X側及び−X側に向けて台形状に突出された図示しない突出部が形成されている。この突出部が溝58Aに対してZ方向に差し込まれることで、第1接触部117が、可動ハウジング102に取付けられている。換言すると、第1接触部117は、第1可動側取付部の一例としても構成されている。
<第2ソケット端子>
第2ソケット端子106は、板状の導電性金属からなり、プレス加工によって形成されている。また、第2ソケット端子106は、第2固定側取付部84、第2基板取付部86、第2弾性部88及び第2接触部118を有する。第2固定側取付部84、第2基板取付部86、第2弾性部88及び第2接触部118は、一体化されている。
第2接触部118は、第2ソケット端子106における第2弾性部88よりもY側(可動ハウジング102側)に形成された部位である。具体的には、第2接触部118は、一例として、Z方向及びX方向に延びる1枚の平板状に形成されている。また、Y方向から見た場合に、第2接触部118は、X方向に沿った1組の2辺と、Z方向に沿った1組の2辺とを有する略四角形状に形成されている。
第2接触部118のX方向の両端部で且つ−Z側端部には、X側及び−X側に向けて台形状に突出された図示しない突出部が形成されている。この突出部が溝58Aに対してZ方向に差し込まれることで、第2接触部118が、可動ハウジング102に取付けられている。換言すると、第2接触部118は、第2可動側取付部の一例としても構成されている。
さらに、第2接触部118は、Y方向において、可動ハウジング102と第1接触部117とで挟まれている。つまり、第2接触部118は、第1接触部117と接触されている。また、第2接触部118は、Y側から見た場合に、第1接触部117に覆われており、プラグ端子114とは接触されない構成とされている。
第1固定側取付部64及び第2固定側取付部84が固定ハウジング22に取付けられ、第1接触部117及び第2接触部118が可動ハウジング102に取付けられることで、ソケットコネクタ100が形成される。ソケットコネクタ100が形成された状態において、Y方向から見た場合に、第2弾性部88は、第1弾性部68と重ねられている。
〔作用並びに効果〕
次に、第2実施形態のソケットコネクタ100の作用並びに効果について説明する。
図13に示すプラグ端子114と、第1接触部117とが接触されることで、第1基板16(図1参照)と第2基板18(図2参照)とが導通される。ソケットコネクタ100では、第1ソケット端子104に加えて第2ソケット端子106も有していることで、1つの導通部材を用いる構成に比べて、電流が流れる導通路の断面積が増加する。このため、第1ソケット端子104及び第2ソケット端子106(導通部103)に大きな電流を流すことができる。
さらに、第1ソケット端子104と第2ソケット端子106とが別体として存在するので、必要な断面積を得るために1つの導通部材の板厚を厚くした構成に比べて、第1ソケット端子104の板厚及び第2ソケット端子106の板厚は、それぞれ薄くなる。ここで、既述の通り、板厚が薄くなるほど、板ばねの撓み量(ねじれ方向の変形量も含む)は大きくなる。このため、第1ソケット端子104及び第2ソケット端子106のそれぞれをY方向及びX方向に変形させ易い。即ち、第1ソケット端子104及び第2ソケット端子106の可撓性の低下を抑制することができる。
加えて、Y方向から見た場合に、第2弾性部88が第1弾性部68と重なる配置とされていることで、第1ソケット端子104と第2ソケット端子106とをX方向にずらす必要がなくなるので、ソケットコネクタ100のX方向の大型化を抑制することができる。つまり、ソケットコネクタ100では、第1ソケット端子104及び第2ソケット端子106に大きな電流を流すことができ、第1ソケット端子104及び第2ソケット端子106の可撓性の低下を抑制することができ、且つX方向の大型化を抑制することができる。
また、ソケットコネクタ100では、第1接触部117及び第2接触部118がZ方向及びX方向に延びる平板状に形成されているので、第1接触部117及び第2接触部118がX方向に間隔をあけた複数の小片部で構成されたものと比べて、X方向の隙間が減る。これにより、第1接触部117及び第2接触部118のZ方向と直交する断面の面積が確保されるので、第1ソケット端子104及び第2ソケット端子106に大きな電流を流すことができる。
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されない。
<変形例>
図14には、コネクタの一例として、変形例のソケットコネクタ120が示されている。ソケットコネクタ120は、ソケットコネクタ10(図11参照)において、第2端子部96(図11参照)が取除かれ、且つ第1可動側取付部74と第2可動側取付部94とがY方向に接触された構成とされている。換言すると、ソケットコネクタ120では、第1端子部76のみがプラグ端子14と接触されるようになっている。また、ソケットコネクタ120における第1端子部76のX方向の幅は、一例として、ソケットコネクタ10における第1端子部76のX方向の幅の2倍とされている。
ソケットコネクタ120では、第1端子部76(第1接触部72)のみがプラグ端子14と接触される構成となっており、第2ソケット端子82をプラグ端子14に接触させる必要がない。これにより、Z方向にずれて配置された第1ソケット端子62及び第2ソケット端子82の両方がプラグ端子14と接触される構成に比べて、プラグコネクタ12をZ方向に小型化することが可能となる。なお、第2ソケット端子82は、第1可動側取付部74と第2可動側取付部94との接触により、プラグ端子14と導通される。
<他の変形例>
ソケットコネクタ10において、第1弾性部68及び第2弾性部88は、一方のX方向の幅が他方のX方向の幅より広くてもよい。つまり、第1弾性部68と第2弾性部88とは、Y方向から見た場合に、少なくとも一部が重なるように配置されていればよい。また、第1弾性部68の板厚と第2弾性部88の板厚とは、異なっていてもよい。さらに、ソケットコネクタ10において、第1接触部72及び第2接触部92が無く、第1弾性部68及び第2弾性部88がプラグ端子14と接触する構成としてもよい。
また、ソケットコネクタ10において、複数の第1端子部76の間に第2端子部96が配置されていなくてもよい。換言すると、第1端子部76と第2端子部96とがY方向に並び且つZ方向にずれて配置されていてもよい。さらに、ソケットコネクタ10において、第1固定側取付部64と第2固定側取付部84とがY方向に離れていてもよい。加えて、ソケットコネクタ10において、第1可動側取付部74と第2可動側取付部94とがY方向に離れていてもよい。
ソケットコネクタ100において、第1接触部117と第2接触部118とがY方向に離れて配置されていてもよい。また、第1接触部117のZ方向の長さが第2接触部118のZ方向の長さよりも短くされ、第2接触部118とプラグ端子114とが接触され、且つ第1接触部117が第2接触部118と接触する構成とされていてもよい。さらに、ソケットコネクタ100において、第1固定側取付部64と第2固定側取付部84とがY方向に離れていてもよい。
導通部60の数は、6つに限らず、単数又は6つ以外の複数であってもよい。第2ソケット端子82、106は、それぞれ1つに限らず、複数あってもよい。Y方向から見た場合に、複数の第2弾性部88が、第1弾性部68とX方向に並んで配置されていればよい。第1弾性部68、第2弾性部88の数は、それぞれ、単数又は4つ以外の複数であってもよい。第1端子部76の数は、4つ以外の複数であってもよい。第2端子部96の数は、単数又は4つ以外の複数であってもよい。第1固定側取付部64、第1可動側取付部74、第2固定側取付部84、第2可動側取付部94は、圧入により取付けられるものに限らず、接着剤を用いて取付けられるものや、ネジ等の締結部材を用いて取付けられるものであってもよい。
10 ソケットコネクタ(コネクタの一例)
12 プラグコネクタ(接続対象物の一例)
14 プラグ端子(導体部の一例)
16 第1基板(基板の一例)
22 固定ハウジング
24 可動ハウジング
60 導通部(導通手段の一例)
62 第1ソケット端子(一の導通部材の一例)
64 第1固定側取付部
68 第1弾性部
72 第1接触部
74 第1可動側取付部
76 第1端子部
82 第2ソケット端子(他の導通部材の一例)
84 第2固定側取付部
88 第2弾性部
92 第2接触部
94 第2可動側取付部
96 第2端子部
100 ソケットコネクタ(コネクタの一例)
102 可動ハウジング
103 導通部(導通手段の一例)
104 第1ソケット端子(他の導通部材の一例)
106 第2ソケット端子(一の導通部材の一例)
112 プラグコネクタ(接続対象物の一例)
114 プラグ端子(導体部の一例)
117 第1接触部
118 第2接触部
120 ソケットコネクタ(コネクタの一例)

Claims (7)

  1. 基板に固定された固定ハウジングと、
    導体部を有する接続対象物が挿抜方向に挿抜される可動ハウジングと、
    前記固定ハウジングと前記可動ハウジングとを相対移動可能に連結し且つ前記導体部と導通される導通手段と、
    を有するコネクタであって、
    前記導通手段は、
    板状に形成され、少なくとも板厚方向に弾性変形可能な第1弾性部を有する一の導通部材と、
    板状に形成され、少なくとも前記板厚方向に弾性変形可能とされ且つ前記板厚方向から見た場合に、前記第1弾性部と少なくとも一部が重なる第2弾性部を有する他の導通部材と、
    を有するコネクタ。
  2. 前記一の導通部材における前記第1弾性部よりも前記可動ハウジング側には、前記導体部と接触される第1接触部が形成され、
    前記他の導通部材における前記第2弾性部よりも前記可動ハウジング側には、前記導体部及び前記第1接触部の少なくとも一方と接触される第2接触部が形成されている請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記第1接触部は、前記板厚方向と前記挿抜方向とに直交する幅方向に並んで複数配置され前記導体部と接触される複数の第1端子部を有し、
    前記第2接触部は、前記板厚方向から見た場合に少なくとも一部が前記複数の第1端子部の間に配置され且つ前記導体部と接触される第2端子部を有する請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記第1接触部及び前記第2接触部は、前記板厚方向と前記挿抜方向とに直交する幅方向及び前記挿抜方向に延びる板状に形成されている請求項2に記載のコネクタ。
  5. 前記一の導通部材には、前記固定ハウジングに取付けられる第1固定側取付部が形成され、前記他の導通部材には、前記固定ハウジングに取付けられる第2固定側取付部が形成され、
    前記第1固定側取付部及び前記第2固定側取付部は、前記板厚方向に接触されている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のコネクタ。
  6. 前記一の導通部材には、前記可動ハウジングに取付けられる第1可動側取付部が形成され、前記他の導通部材には、前記可動ハウジングに取付けられる第2可動側取付部が形成され、
    前記第1可動側取付部及び前記第2可動側取付部は、前記板厚方向に接触されている請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のコネクタ。
  7. 前記第1弾性部と前記第2弾性部とは、前記板厚方向と前記挿抜方向とに直交する幅方向の幅、及び板厚が、それぞれ揃えられている請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のコネクタ。
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