JP2009201636A - 非接触式眼圧計 - Google Patents

非接触式眼圧計 Download PDF

Info

Publication number
JP2009201636A
JP2009201636A JP2008045685A JP2008045685A JP2009201636A JP 2009201636 A JP2009201636 A JP 2009201636A JP 2008045685 A JP2008045685 A JP 2008045685A JP 2008045685 A JP2008045685 A JP 2008045685A JP 2009201636 A JP2009201636 A JP 2009201636A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eye
optical system
light
examined
imaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008045685A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009201636A5 (ja
JP5209341B2 (ja
Inventor
Michihiro Takii
通浩 滝井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidek Co Ltd
Original Assignee
Nidek Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidek Co Ltd filed Critical Nidek Co Ltd
Priority to JP2008045685A priority Critical patent/JP5209341B2/ja
Priority to US12/379,421 priority patent/US8596789B2/en
Priority to EP09002645A priority patent/EP2095761B1/en
Publication of JP2009201636A publication Critical patent/JP2009201636A/ja
Publication of JP2009201636A5 publication Critical patent/JP2009201636A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5209341B2 publication Critical patent/JP5209341B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/0008Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes provided with illuminating means
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/10Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
    • A61B3/16Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions for measuring intraocular pressure, e.g. tonometers
    • A61B3/165Non-contacting tonometers

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】 被検眼の角膜厚を精度よく測定して眼圧値の補正を精度よく行う。
【解決手段】 ノズルを介して角膜に流体を吹き付ける流体吹付手段と、角膜の変形状態を検出する変形検出手段と、を有する非接触式眼圧計において、撮影用光源から発せられた光をノズルを介して前眼部に投影する投影光学系であって、該光源から発せられた光を前眼部上に集光させる集光光学系と、光源を出射してノズルの内側を通過する光束を前眼部に向けて投影しノズルの外側を通過する光束を制限する光束制限手段を有する投影光学系と、前眼部断面像を撮像する撮像素子と、前記投影光学系による前眼部からの反射光を撮像素子に導く撮像レンズと、有し、投影光学系による投影像の光断面、撮像レンズの主平面、及び撮像素子の撮像面の延長面が一軸で交わる配置となる前眼部断面撮影光学系と、を有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、被検眼の眼圧を非接触にて測定する非接触式眼圧計に関する。
ノズルを介して被検眼角膜に流体を吹き付けた際の角膜の変形状態を光学的に検出することにより被検眼の眼圧を非接触にて測定する非接触式眼圧計において、被検眼の角膜厚を測定するための光学系を設け、得られた測定結果に基づいて被検眼の眼圧値を補正しようとする装置が知られている(特許文献1参照)。
例えば、特許文献1の装置では、垂直線光源から発せられたスリット光をノズルを介して被検眼角膜に投影し、被検眼角膜からの反射光を左右に配置された検出光学系のCCDセンサにより検出して被検眼角膜の断面像を撮影し、これに基づいて角膜厚を測定する構成が開示されている。
特表平8−507463号公報
しかしながら、特許文献1の装置構成の場合、CCDセンサによって撮像される断面像全体のピントが合わず、角膜前面の中心付近でのピントは合うが、角膜前面の周辺部及び角膜後面のピントがぼけてしまうようなことになるため、被検眼の角膜厚を精度よく測定できない。そのため、被検眼の角膜厚に応じて補正される補正眼圧値の結果においても、悪影響を及ぼす可能性がある。
本発明は、上記問題点を鑑み、被検眼の角膜厚を精度よく測定して被検眼の眼圧値の補正を精度よく行うことができる非接触式眼圧計を提供することを技術課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) ノズルを介して被検眼角膜に流体を吹き付ける流体吹付手段と、
前記流体吹付手段による角膜の変形状態を検出する変形検出手段と、を有し、
前記変形検出手段からの検出信号に基づいて被検眼の眼圧を測定する非接触式眼圧計において、
前眼部断面像撮影用光源から発せられた光を前記ノズルを介して被検眼前眼部に向けて投影する投影光学系であって、前記撮影用光源から発せられた光を被検眼前眼部上に集光させる集光光学系と、前記撮影用光源を出射して前記ノズルの内側を通過する光束を被検眼前眼部に向けて投影し,前記撮影用光源を出射して前記ノズルの外側を通過する光束を制限する光束制限手段を有する投影光学系と、
被検眼の前眼部断面像を撮像する撮像素子と、前記投影光学系による被検眼前眼部からの反射光を前記撮像素子に導く撮像レンズと、有し、前記投影光学系による投影像の光断面、前記撮像レンズの主平面、及び前記撮像素子の撮像面の延長面が一軸で交わる配置となる前眼部断面撮影光学系と、を有することを特徴とする。
(2) (1)の前記光束制限手段は、前記撮影用光源に使用される光の波長領域をカットするカットフィルタ、又は前記撮影用光源を出射して前記ノズルの外側を通過する光束を遮光する開口絞りであることを特徴とする。
(3) (2)の非接触式眼圧計は、さらに、被検眼の眼圧測定と前記前眼部断面撮影を開始するためのトリガ信号を発するトリガ信号発生手段を有し、
前記流体吹付手段は、被検眼角膜に流体を吹き付けるための駆動手段を有する流体吹付手段であって、
前記トリガ信号発生手段から発せられたトリガ信号に応じて、前記撮影用光源を点灯させて前記撮像素子により前眼部断面像を撮影すると共に、前記断面像の撮影動作が完了する前に、前記駆動手段に対して電流供給を開始し、前記撮像素子による断面像の取得動作が完了した後に被検眼角膜に流体が吹き付けられるように前記駆動手段を駆動制御する制御手段を備えることを特徴とする。
(4) (3)の非接触式眼圧計は、
被検眼に対して斜め前方から投光してアライメント用指標を被検眼角膜に投影する指標投影光学系と、前記ノズルの軸線に対して前記指標投影光学系の光軸とほぼ対称な光軸を持ち前記アライメント用指標の位置を検出する指標検出光学系と、を有し、前記指標投影光学系及び前記指標検出光学系は、前記ノズルの外側に形成された前記カットフィルタとなるガラス板を介して前記アライメント指標の投影及び検出を行う光学系を備え、
前記ガラス板は、裏面反射を抑制するための反射防止膜が形成されていることを特徴とする。
(5) (4)の非接触式眼圧計において、前記前眼部断面撮影光学系によって撮影された前眼部断面像に基づいて被検眼の角膜厚を計測し、計測された角膜厚により被検眼の眼圧測定値を補正する補正手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、被検眼の角膜厚を精度よく測定して被検眼の眼圧値の補正を精度よく行うことができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1は非接触式眼圧計の流体噴射機構の側方概略及び制御系の要部を示した図である。
1は空気圧縮用のシリンダ部であり、眼圧計本体の水平線に対して傾斜して設けられている。2はピストン、3はロータリソレノイドであり、ロータリソレノイド3に駆動エネルギである電荷(電流、電圧)が付与されると、アーム4、コネクティングロッド(ピストンロッド)5を介してピストン2をシリンダ1に沿って上に押し上げる。ピストン2の上昇によりシリンダ部1に連通する空気圧縮室11で圧縮された空気は、ノズル6から被検眼Eの角膜に向けて噴出される。また、ロータリソレノイド3には図示なきコイルバネが備えられており、付与される電荷がカットされるとコイルバネの下降方向への付勢力により上昇したピストン2を下降させて初期位置に戻す。
7は透明なガラス板であり、ノズル6を保持するとともに、角膜変形検出用の光、前眼部を正面方向より観察するための前眼部観察用の光、アライメント光を透過させる透過部材として用いられる。また、ガラス板7の内、被検眼側に配置されたガラス板7aは、外部から内部光学系への異物の侵入を防止する役割を兼用し、ガラス板7bは空気圧縮室11の側壁となっている。9はノズル6の背面に設けられた透明なガラス板であり、空気圧縮室11の後壁を構成するとともに、観察光やアライメント光を透過させる。ガラス板9の背後には、後述する観察、アライメントのための光学系8が配置される。12は空気圧縮室11の圧力を検出する圧力センサである。13はエア抜き穴であり、エア抜き穴13によりピストン2に初速が付くまでの間の抵抗が減少され、圧力の立ち上がり時において時間にほぼ比例的な圧力変化を得ることができる。
20は制御回路であり、圧力センサ12用の圧力検出処理回路21、後述する角膜変形検出光学系の光検出器56用の信号検出処理回路22、作動距離検出の一次元位置検出素子57用の信号検出処理回路26、CCDカメラ35用の信号検出処理回路27、ロータリソレノイド3を駆動させるための駆動回路23、測定データ等を記憶するためのメモリ24が接続されている。また、制御回路20は、図2及び図3に示した光学系に設けられる各種光源(前眼部照明光源、LED40、LED45、LED50、光源91)、モニタ36、二次元撮像素子97、等と接続され、各種の制御を行う。
図2は非接触式眼圧計の上方視光学系要部図である。赤外照明光源30により照明された被検眼像は、ビームスプリッタ31、対物レンズ32、ビームスプリッタ33、撮像レンズ37、及びフィルタ34を介してCCDカメラ35に結像する。フィルタ34は、光源30及びアライメント用光源40の光を透過し、後述する角膜変形検出用のLED50の光及び可視光に対して不透過の特性を持つ。CCDカメラ35に結像した像はモニタ36に表示される。
40はアライメント用の赤外LEDであり、投影レンズ41を介して投影された赤外光はビームスプリッタ31により反射され、被検眼に正面より投影される。LED40により角膜頂点に形成された角膜輝点は、ビームスプリッタ31〜フィルタ34を介してCCDカメラ35に結像し、上下左右方向のアライメント検出に利用される。
45は固視標投影用のLEDであり、LED45により照明された固視標46の光は、後述するダイクロイックミラー94を透過後、投影レンズ47を通過した後、ビームスプリッタ33によって反射されて被検眼Eに向かう。検者は被検眼に固視標46を固視させた状態で測定を行う。なお、前述したLED45から対物レンズ32までの光学部材は、固視標投影光学系48を形成する。
50は角膜変形検出用の赤外LEDであり、LED50を出射した光はコリメータレンズ51により略平行光束とされて被検眼の角膜に投光される。角膜で反射した光は受光レンズ52、光源30及び光源40の光に対して不透過の特性を持つフィルタ53を通過した後、ビームスプリッタ54で反射し、ピンホール板55を通過して光検出器56に受光される。角膜変形検出用の光学系は、被検眼が所定の変形状態(偏平状態)のときに光検出器56の受光量が最大になるように配置されている。
また、この角膜変形検出光学系は作動距離検出光学系の一部を兼ねており、LED50より投光され、角膜で反射した光はLED50の虚像である指標像を形成する。その指標像の光は、受光レンズ52、フィルタ53、ビームスプリッタ54を通過してPSDやラインセンサ等の一次元位置検出素子57に入射する。被検眼(角膜)が作動距離方向に移動すると、LED50による指標像も一次元位置検出素子57上を移動するため、制御回路20は一次元位置検出素子57からの出力信号に基づいて作動距離情報を得る。また、制御回路20はこの一次元位置検出素子57からの出力信号により、角膜変形状態や被検眼の瞬きを知り、ソレノイド3の駆動を制御する。
また、本実施形態には、被検眼の前眼部断面像を撮影して被検眼の角膜厚を測定するための角膜厚測定光学系が設けられており、被検眼前眼部に向けて前眼部断面撮影用の光をノズル6を介して投影する投影光学系90aと、投影光学系90aによって被検眼角膜に投影された反射光を受光して前眼部断面像を撮像する撮像光学系90b(図3参照)とに大別される。投影光学系90aは被検眼に向けてスリット光を投影するものであり、前眼部断面撮影用の光源91、集光レンズ92、左右方向に長手方向を持つスリット板93、ダイクロイックミラー94、投影レンズ47、ビームスプリッタ33、対物レンズ32、が配置されている。この場合、ダイクロイックミラー94は、光源91からの光を反射してLED45からの光を透過する波長特性を有し、固視標投影光学系48と投影光学系90aを同軸にする。また、スリット板93は、被検眼前眼部と共役な位置(例えば、被検眼の角膜頂点付近)に配置される。また、スリット板93としては、ガラス板の一部にスリット開口が形成され、スリット開口の周辺に光源91からの光を遮光するコーティングが施されたものであってもよいし、光源91からの光を遮光するコーティングが施された金属板にスリット開口が形成されたものであってもよい。また、光源91に使用する光源としては、例えば、中心波長がλ=470nmであって、λ=460〜490nmの波長領域の光(青色光)を発する可視光源を用いることが考えられる。また、投影レンズ47及び対物レンズ32は、光源91とノズル6との間に配置され、光源91から発せられた光を被検眼前眼部上に集光させる集光光学系として用いられる。
また、投影光学系90aには、光源91を出射してノズル6の内側を通過する光束を被検眼前眼部に向けて投影し,光源91を出射してノズル6の外側を通過する光束を制限する光束制限部材が設けられている。より具体的には、光源91と被検眼との間に配置されてノズル6を保持するガラス板7a又はガラス板7bを、光源91に使用される光の波長領域をカットするカットフィルタとして用いる。この場合、例えば、前眼部観察用の光及びアライメント光等に用いられる光(例えば、赤外光)を透過して、前眼部断面撮影用の光として用いられる光(例えば、可視光)をカットする特性を持つ材質の光学部材を用いる、又は前眼部観察光及びアライメント光等を透過して前眼部断面撮影用の光を不透過とするコーティング処理をガラス板に対して施すこと等が考えられる。なお、本実施形態では、ガラス板7aを前述のカットフィルタとして用いる。また、ノズル6の外面には、黒塗りのコーティングが施され、ガラス板7bを通過してノズル6の外面に到達した前眼部断面撮影用の光を吸収する。
図3は、角膜厚測定用の撮像光学系90bを示した概略光学図である。撮像光学系90bは、投影光学系90aによる被検眼前眼部からの反射光を撮像素子97に導く撮像レンズ96、被検眼の前眼部断面像を撮像する二次元撮像素子97を備え、被検眼前眼部に投影されたスリット板93による投影断面をシャインプルークの原理に基づいて撮影することにより前眼部断面像(角膜断面像)を撮影する構成となっている。すなわち、前眼部断面像を撮像する撮像光学系として、投影光学系90aによる投影像の光断面、撮像レンズ96の主平面及び二次元撮像素子97の撮像面の延長面が1本の交線(一軸)で交わるような光学配置となっている。なお、撮像光学系90bは、前述の眼圧測定光学系10の下部に設けられており、鼻によって測定光がけられるのを回避できる構成となっている。
図2に戻る。ここで、光源91から出射された光束は、集光レンズ92によって集光され、スリット93を背後から照明する。このとき、スリット板93のスリット開口を通過する光束が左右方向に長手方向を持つスリット光となる。スリット板93により形成されたスリット光は、ダイクロイックミラー94により固視標投影光学系48と同軸にされた後、投影レンズ47によって平行光束とされ、ビームスプリッタ33にて反射される。そして、対物レンズ32によって収束された後、ガラス板7bを透過した光束のうち、ガラス板7aに到達した光束はガラス板7a(カットフィルタ)によって遮断され、ノズル6の外面に到達した光はノズル6に形成された黒塗りコーティングによりノズル6によって吸収される。また、ノズル6の内側の中空部分を通過した光束は、被検眼前眼部上で集光される。これにより、ノズル6の内部を通過したスリット光によって、被検眼の前眼部上にスリット断面像が形成される。
そして、上記のように被検眼の前眼部に形成されたスリット断面像は、撮像レンズ96を介して、撮像素子97によって撮像される。図4は、撮像素子97上に撮像された角膜断面像を示す。aは角膜前面、bは角膜後面を示している。ここで、制御回路20は、画像処理により被検眼Eの角膜厚を演算する(詳しくは、本出願人による特開昭63−197433号公報を参考にされたい)。この場合、断面像全体から角膜厚を求める(例えば、多数の位置で測定し平均値を得る)ようにしてもよいし、ある一点での角膜厚(例えば、角膜中心を通過する位置)を求めるようにしてもよい。なお、制御回路20は、取得された角膜断面像に基づいて角膜曲率を求め、角膜厚測定値の補正を行う。
以上のような構成を備える装置において、その動作について説明する。検者は被検眼Eを所定の位置に配置させ、モニタ36上に表示されるアライメント情報に基づいて図示なきジョイスティックを操作してアライメント調整を行う。上下左右方向のアライメント調整は、LED40により形成される角膜輝点をモニタ36上に表示される図示なきレチクルと所定の関係になるようにする。作動距離方向のアライメント調整は、一次元位置検出素子57から得られる作動距離情報に基づいて表示される距離指標に従って行う。なお、このアライメント調整の詳細については、本出願人による特開平7−23907号等を参照されたい。また、アライメント指標像の検出情報に基づいて測定部を移動して、自動的にアライメントすることもできる。
制御回路20は、一次元位置検出素子57及びCCDカメラ35から得られるアライメント情報に基づいてアライメント完了が検出されると、測定開始のトリガ信号を自動的に発して(あるいは、検者によるトリガ信号の入力により)、測定を開始する。
測定開始のトリガ信号が発せられると、制御回路20は、光源91を点灯させて撮像素子97により前眼部断面像を撮影すると共に、断面像の撮影動作が完了する前に、ソレノイド3に対して電流供給を開始し、撮像素子97による断面像の取得動作が完了した後に被検眼角膜に流体が吹き付けられるようにソレノイド3を駆動制御する。
図5は、トリガ信号に基づいて前眼部断面像の取得及び眼圧測定を行う場合のタイミングの具体例を示す図である。図5(a)は、光源91を点灯させる又は予め点灯された光源91からの出射光量を増加させるタイミング、並びに光源91を消灯させる又は元の出射光量に戻すタイミングを示すものであり、図5(b)は、ソレノイド3に対して電流供給を開始するタイミングを示すものであり、図5(c)は、トリガ信号が発せられたタイミングについて示すものである。ここで、制御回路20は、トリガ信号に応じて、光源91を所定時間点灯させ、二次元撮像素子97により前眼部断面像を取得し、メモリ24に記憶させる。ここで、光源91の点灯時間が1/60sであれば、二次元撮像素子97は、1/60sにて断面像の取得を完了する。
また、制御回路20は、撮像素子97による断面像の撮影動作が完了する(図5中のTd参照)前段階にて、ソレノイド3に対する電流供給を開始する。この場合、例えば、まず、トリガ信号が発せられて、光源91が点灯されてから消灯するまでの時間Tsと、ソレノイド3に対する電流供給が開始されてから被検眼角膜にエアーが到達するまでの時間(例えば、約1/60s)を予め実験等により求めておく。そして、トリガ信号が発せられた後、光源91の点灯中又は点灯前にソレノイド3に対する電流供給を開始して、光源91が消灯された後(断面像の取得完了後)に被検眼角膜への流体吹付け(角膜変形)が開始されるように、トリガ信号が発せられた時間Tgを基準に、トリガ時間Tgからソレノイド3に対して電流供給を開始するまでの時間T1を予め求めておき、ソレノイド3に対して電流供給を開始するタイミングとして設定すればよい。これにより、前眼部断面像の撮影後に、眼圧測定用のエアーを素早く被検眼角膜に吹き付けることができるため、光源91の点灯又は出射光量の増加による眩しさから被検眼の固視状態が不安定になる前に、眼圧測定を完了でき、測定をスムーズに行うことができる。
このとき、制御回路20は駆動回路23を介してロータリソレノイド3に動作可能な駆動エネルギとしての電荷を付与してこれを駆動させる。
ロータリソレノイド3に電荷を付与するとピストン2が上昇し、ピストン2により空気圧縮室11の空気が圧縮され、圧縮空気がノズル6から被検眼Eの角膜に向けて吹付けられる。被検眼Eの角膜は吹き付けられた圧縮空気によって徐々に変形する。LED50から投光された光の角膜による反射光は光検出器56へ入射し、角膜の変形状態は光検出器56からの出力信号によって検出される。
ここで、被検眼角膜は、圧縮空気の吹き付けにより徐々に変形し、圧平状態に達したときに光検出器56に最大光量が入射される。そして、制御回路20は、被検眼角膜が圧平状態に達したときの圧力センサ12からの出力信号に基づいて眼圧値を求める。
ここで、制御回路20は、撮像光学系90bによって撮影された前眼部断面像に基づいて被検眼の角膜厚を計測すると共に、計測された角膜厚により被検眼の眼圧測定値を補正する。この場合、角膜厚と、真の眼圧からの測定誤差量と、相関関係を示す経験的に作成された回帰方程式に、角膜厚の測定値を当てはめ、さらに測定誤差を考慮して眼圧の測定値を修正することにより、眼圧値を補正することができる(例えば、特表平8−507463号公報を参考にされたい)。
その後、制御回路20は、補正された眼圧値と角膜厚測定値を表示モニタ40に表示する。そして、測定エラーを除いた測定値が所定数(例えば3個)得られたら、眼圧測定を終了する。
以上のような構成とすれば、光源91から発せられ被検眼前眼部で集光されるスリット光は、ノズル6の内部を通過する光とガラス板7を通過する光との間の光路差の違い(ガラス7を通過する光の方が光路が長くなる)によってスリット像にぼけが生じるのを回避できるため、ぼけの少ない鮮明な前眼部断面像を得ることができる。よって、被検眼の角膜厚に基づく眼圧値の補正を適正に行うことが可能となる。
なお、上記構成においては、被検眼角膜にスリット光を投影する構成としたが、被検眼角膜上に点状の光(スポット光)を投影し、角膜上に投影された点像による角膜断面像を撮影することにより角膜厚を求めるようにしてもよい。例えば、角膜と共役な位置に配置されたスリット93を円孔が形成された遮光板に変更し、撮像光学系50bにより角膜断面像を撮影する。この場合、スリット93の短手(短辺)方向の幅と同程度の直径からなる円孔が形成された遮光板を用いることが考えられる。これにより、角膜中心付近の断面像を得ることができるので、角膜中心付近の角膜厚の測定が可能である。
なお、上記構成においては、眼圧測定光学系10の下部に撮像光学系90bを設ける構成としたが、眼圧測定光学系の左右それぞれに撮像光学系90bを設けるような構成であってもよい。この場合、ノズル6によって撮影光束がけられない位置に撮像光学系90bを配置する必要がある。
また、以上の説明においては、ノズル6の内側を通過して被検眼に向かう測定光束によって前眼部断面像の撮影を行うために、ノズル6の外側を通過して被検眼前眼部に向かう角膜厚測定用の光束をガラス板7にて遮断するような構成としたが、光源91からノズル6との間の光路中(例えば、スリット板93〜投影レンズ47の間)に、光源91を出射してノズル6の外側を通過する光を予め遮光するための遮光部と、光源91を出射してノズル6の内側を通過する光を通過させる開口部を持つ開口絞りを設け、開口絞りの遮光部により角膜厚測定用の光束の一部を遮光させ、結果的にノズル6の外側を通過する角膜厚測定用の光束を遮光するような構成であってもよい。
また、図2に示すように、被検眼に対して斜め前方から投光してアライメント用指標を被検眼角膜に投影する指標投影光学系(LED50〜コリメータレンズ51)と、ノズル6の軸線に対して指標投影光学系の光軸とほぼ対称な光軸を持ちアライメント用指標の位置を検出する指標検出光学系(受光レンズ57〜一次元位置検出素子57)と、を有し、ノズル6の外側に形成されカットフィルタとなるガラス板7を介してアライメント指標の投影及び検出を行う光学系を用いた場合、光源91から発せられた光による裏面反射を抑制するための反射防止膜をガラス板7に形成するようにしてもよい。これにより、光源91からの光が一次元位置検出素子57に入射することで、Z方向のアライメント検出が困難になるのを回避できる。また、前眼部断面像の撮影時間は、比較的短時間で済むので、光源91の発光時においては、アライメント検出に基づくモニタ36へのアライメント情報(例えば、インジケータ)の表示、オートアライメント駆動等を停止させるようにしてもよい。
また、以上の説明においては、ノズル6を支持すると共に少なくとも前眼部観察用の照明光源による前眼部からの反射光を透過する特性を持つ光学部材として平板状のガラス板7を用いる構成としたが、対物レンズの中心にノズルを貫通させた構成とし、その対物レンズによりノズルを支持させると共に、その対物レンズを筐体内に配置される光学系(例えば、前眼部観察光学系)の対物レンズとして用いるような構成であっても、本発明の適用は可能である。この場合、角膜厚測定用の測定光源から発せられ対物レンズを通過する光を遮断するコーティング処理を対物レンズに施すようなことが考えられる。
また、以上の説明においては、角膜厚測定用の投影光学系と固視標投影光学系の光源にそれぞれ別々の光源を用いるものとしたが、図6に示すように、被検眼を固視させるために被検眼眼底に固視標を投影する固視標投影光学系の光源として角膜厚測定用の照明光源を兼用するような構成としてもよい。なお、図6において、図2及び図3と同じ番号を付したものについては、特段の説明がない限り、同様の構成を有するものとする。
被検眼の前眼部に向けて光断面像を形成させるための照明光束を投影する投影光学系120aには、可視光を発する照明光源100、照明光源100から発せられた光を集光するコンデンサレンズ101、照明光源100から発せられた照明光の一部を通過させ他の部分を遮光する開口絞りとしてのスリット板102(左右方向の長手方向を持つスリット開口を持つ)、光軸上に開口を有するテレセン絞り110、投影レンズ103、ビームスプリッタ33、対物レンズ32、が設けられている。ここで、投影レンズ103及び対物レンズ32は、スリット板102のスリット開口を通過した照明光束を被検眼前眼部上に集光させる集光レンズ系104として用いられる。この場合、スリット板102は、集光レンズ系104に関して被検眼前眼部と共役な位置(例えば、被検眼の角膜頂点付近)に配置される。なお、照明光源100は、被検眼の眼圧測定及び角膜厚測定を行う際の固視光源として用いられる。
また、投影光学系120aについて、スリット板102と投影レンズ103と間に形成されたテレセン絞り110は、集光レンズ系104の物側焦点位置に配置されている。このため、集光レンズ系104は、像側(被検眼側)テレセントリック光学系として形成される。なお、前述の集光レンズ系104の物側焦点位置は、集光レンズ系104及び被検眼の光学系に関して、被検眼眼底と共役な位置に対応する。また、テレセン絞り110が置かれた眼底共役位置には、集光レンズ系104の光軸上に遮光領域が形成された遮光部110a(黒点板)と、遮光部110aの周辺にリング開口110bが形成されており、被検眼を固視させるための固視標として用いられる。すなわち、テレセン絞り110の開口部内には、光源100から発せられた光の一部を遮光する遮光部110aが形成されている。
ここで、照明光源100から発せられた光は、コンデンサレンズ101によって集光された後、スリット板102を背後から照明する。そして、スリット板102の開口部を通過したスリット光束は、テレセン絞り110の開口部を通過し、投影レンズ103によって平行光束とされた後、ビームスプリッタ33で反射され、対物レンズ21によって収束光束とされる。そして、収束光束となったスリット光束は、ノズル6の内部を通過して、被検眼前眼部にて集光され、被検眼の前眼部にスリット断面像を投影させる。この場合、集光レンズ系104により被検眼前眼部に集光される照明光束は、集光レンズ系104の物側焦点位置に配置されたテレセン絞り110を介して被検眼前眼部に集光される。よって、被検眼に入射されるときの投影光束における各画角毎の主光線は、集光レンズ系104の光軸L1と平行な関係となる。そして、投影光学系120aによって被検眼前眼部に形成された光断面像は、撮像光学系90bによって撮影される。
また、被検眼前眼部に集光される光のうち、被検眼前眼部を通過した光は、被検眼の眼底に投影される。このとき、被検眼眼底と共役な位置に遮光部110aが配置されると共に、照明光源100から発せられた光のうち、ガラス板7aを通過する光が遮光されることにより、被検眼には、図7に示すように、ノズル6の内部を通過する可視光(例えば、青色光)が視認されると共に、開口部の中心位置に黒点板110aに対応する黒点が視認(固視)される。これにより、被検眼の前眼部に投影するスリット光を被検眼を固視させるための固視光束として用いることが可能となるため、被検眼の眼圧測定及び角膜厚測定を行う際の固視光源として角膜厚測定光源を用いることができる。
上記のような構成において、前眼部断面像の撮影を行う場合、制御回路20は、被検眼に対してアライメントする段階においては、被検眼の固視に対応する明るさになるように照明光源100の光量を下げておき、断面撮影時においては、前眼部撮影に対応する明るさになるように照明光源100の光量を増加させるようにするとよい。また、被検眼の眼圧測定を行う場合には、被検眼の固視に対応する明るさになるように照明光源100の光量を下げておけばよい。また、制御回路20は、照明光源100を点滅させることにより被検眼を注視させるようにしてもよい。
上記のように、被検眼の角膜厚を測定するときに被検眼を固視させるための固視光学系、及び被検眼の眼圧を測定するときに被検眼を固視させるための固視光学系として、投影光学系120aを用いることにより、光学系の構成を簡略化できる。
また、上記のように集光レンズ系104の物側焦点位置にテレセン絞り110を設けることにより、被検眼前眼部に投影されるときの投影光束における各画角毎の主光線が集光レンズ系104の光軸L1と平行となるため、作動距離方向におけるアライメントずれがあっても、スリットの長手方向である左右方向に関してムラのない均一なスリット光束を投影できる。よって、被検眼に対する作動距離方向のアライメントずれがあっても、被検眼前眼部の周辺部(光軸L1から遠い位置)に対応する位置での断面画像がぼけにくくなるため、周辺部の形状を正確に検出できる。よって、被検眼角膜の周辺部における角膜厚及び角膜形状を精度よく測定できる。
なお、以上の説明のように、図6に示したように、角膜厚測定用の光源を角膜厚測定時の固視光源及び角膜厚とは異なる眼特性の測定時の固視光源として兼用させる構成としては、非接触式眼圧計に角膜厚測定機能を設けた眼科装置への適用に限るものではなく、他の装置においても適用可能である。例えば、被検眼眼底に指標を投影する投影光学系とその反射光を受光する受光光学系を持ち被検眼の眼屈折力を他覚的に測定する眼屈折力測定装置に角膜厚測定機能を設けた眼科装置であってもよい。この場合、角膜厚測定用の光源を角膜厚測定時の固視光源及び眼屈折力測定時の固視光源として用いるようなことが考えられる。なお、眼屈折力測定装置においては、被検眼の眼屈折力に応じて固視位置を移動させる必要があるが、この場合、照明光源100から投影レンズ103との間に配置された光学部材を一体的に移動させるようなことが考えられる。
なお、以上の説明において、集光レンズ系104の物側焦点位置にテレセン絞りを設ける構成自体は、角膜厚測定用の光源と固視光源とが別々の構成であっても、適用可能である。そして、上記のような複合装置に限るものではなく、前眼部断面像撮影装置単体に対して適用させることも可能である。
なお、上記説明においては、被検眼の固視に用いられる遮光部として黒点板を用いたが、これに限るものではなく、テレセン絞り110の開口部内に形成され照明光源100から発せられた光の一部を遮光する遮光部材であればよい。例えば、放射状に遮光パターンが形成された指標板を用いるようにしてもよい。
なお、被検眼前眼部に前眼部断面撮影用の光を投影する投影光学系120aを、被検眼の角膜厚を測定するときに被検眼を固視させるための固視光学系及び被検眼の眼圧を測定するときに被検眼を固視させるための固視光学系として用いる構成(図6参照)においては、被検眼の前眼部に形成される光断面像を撮像する撮像光学系に配置される撮像レンズ及び撮像素子がシャインプルーフの原理に対応する光学配置ではないもの(例えば、撮像レンズの主平面と撮像素子の撮像面とが平行関係にある場合)であっても適用可能である。
本実施形態に係る装置が持つ流体噴射機構の側方概略及び制御系の要部を示した図である。 本実施形態に係る装置の上方視光学系要部図である。 角膜厚測定用の撮像光学系の構成について示す概略光学図である。 角膜厚測定用の撮像光学系が持つ撮像素子によって撮影された角膜断面像を示す。 トリガ信号に基づいて前眼部断面像の撮影及び眼圧測定を行う場合のタイミングの具体例を示す図である。 被検眼を固視させる固視光学系の光源として角膜厚測定用の照明光源を兼用させた場合の概略光学図である。 被検眼に呈示される固視標について示す例である。
符号の説明
1 シリンダ部
2 ピストン
3 ソレノイド
6 ノズル
7a、7b ガラス板
20 制御回路
31 ビームスプリッタ
32 対物レンズ
41 投影レンズ
47 投影レンズ
50 LED
51 コリメータレンズ
52 受光レンズ
53 フィルタ
54 ビームスプリッタ
55 ピンホール
56 光検出器
57 一次元位置検出素子
90a 投影光学系
90b 撮像光学系
91 前眼部断面撮影用の光源
96 撮像レンズ
97 二次元撮像素子

Claims (5)

  1. ノズルを介して被検眼角膜に流体を吹き付ける流体吹付手段と、
    前記流体吹付手段による角膜の変形状態を検出する変形検出手段と、を有し、
    前記変形検出手段からの検出信号に基づいて被検眼の眼圧を測定する非接触式眼圧計において、
    前眼部断面像撮影用光源から発せられた光を前記ノズルを介して被検眼前眼部に向けて投影する投影光学系であって、前記撮影用光源から発せられた光を被検眼前眼部上に集光させる集光光学系と、前記撮影用光源を出射して前記ノズルの内側を通過する光束を被検眼前眼部に向けて投影し,前記撮影用光源を出射して前記ノズルの外側を通過する光束を制限する光束制限手段を有する投影光学系と、
    被検眼の前眼部断面像を撮像する撮像素子と、前記投影光学系による被検眼前眼部からの反射光を前記撮像素子に導く撮像レンズと、有し、前記投影光学系による投影像の光断面、前記撮像レンズの主平面、及び前記撮像素子の撮像面の延長面が一軸で交わる配置となる前眼部断面撮影光学系と、を有することを特徴とする非接触式眼圧計。
  2. 請求項1の前記光束制限手段は、前記撮影用光源に使用される光の波長領域をカットするカットフィルタ、又は前記撮影用光源を出射して前記ノズルの外側を通過する光束を遮光する開口絞りであることを特徴とする非接触式眼圧計。
  3. 請求項2の非接触式眼圧計は、さらに、被検眼の眼圧測定と前記前眼部断面撮影を開始するためのトリガ信号を発するトリガ信号発生手段を有し、
    前記流体吹付手段は、被検眼角膜に流体を吹き付けるための駆動手段を有する流体吹付手段であって、
    前記トリガ信号発生手段から発せられたトリガ信号に応じて、前記撮影用光源を点灯させて前記撮像素子により前眼部断面像を撮影すると共に、前記断面像の撮影動作が完了する前に、前記駆動手段に対して電流供給を開始し、前記撮像素子による断面像の取得動作が完了した後に被検眼角膜に流体が吹き付けられるように前記駆動手段を駆動制御する制御手段を備えることを特徴とする非接触式眼圧計。
  4. 請求項3の非接触式眼圧計は、
    被検眼に対して斜め前方から投光してアライメント用指標を被検眼角膜に投影する指標投影光学系と、前記ノズルの軸線に対して前記指標投影光学系の光軸とほぼ対称な光軸を持ち前記アライメント用指標の位置を検出する指標検出光学系と、を有し、前記指標投影光学系及び前記指標検出光学系は、前記ノズルの外側に形成された前記カットフィルタとなるガラス板を介して前記アライメント指標の投影及び検出を行う光学系を備え、
    前記ガラス板は、裏面反射を抑制するための反射防止膜が形成されていることを特徴とする非接触式眼圧計。
  5. 請求項4の非接触式眼圧計において、前記前眼部断面撮影光学系によって撮影された前眼部断面像に基づいて被検眼の角膜厚を計測し、計測された角膜厚により被検眼の眼圧測定値を補正する補正手段を備えることを特徴とする非接触式眼圧計。
JP2008045685A 2008-02-27 2008-02-27 非接触式眼圧計 Active JP5209341B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008045685A JP5209341B2 (ja) 2008-02-27 2008-02-27 非接触式眼圧計
US12/379,421 US8596789B2 (en) 2008-02-27 2009-02-20 Non-contact tonometer
EP09002645A EP2095761B1 (en) 2008-02-27 2009-02-25 Non-contact tonometer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008045685A JP5209341B2 (ja) 2008-02-27 2008-02-27 非接触式眼圧計

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2009201636A true JP2009201636A (ja) 2009-09-10
JP2009201636A5 JP2009201636A5 (ja) 2011-04-14
JP5209341B2 JP5209341B2 (ja) 2013-06-12

Family

ID=40756660

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008045685A Active JP5209341B2 (ja) 2008-02-27 2008-02-27 非接触式眼圧計

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8596789B2 (ja)
EP (1) EP2095761B1 (ja)
JP (1) JP5209341B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012187393A (ja) * 2011-02-25 2012-10-04 Canon Inc 眼科装置およびその制御方法、眼科システム
JP2014054571A (ja) * 2013-12-19 2014-03-27 Topcon Corp 非接触式眼圧計
JP2014068829A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Nidek Co Ltd 非接触式眼圧計

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8663303B2 (en) 2010-11-15 2014-03-04 Aquesys, Inc. Methods for deploying an intraocular shunt from a deployment device and into an eye
US10085884B2 (en) 2006-06-30 2018-10-02 Aquesys, Inc. Intraocular devices
US8852256B2 (en) 2010-11-15 2014-10-07 Aquesys, Inc. Methods for intraocular shunt placement
US8721702B2 (en) 2010-11-15 2014-05-13 Aquesys, Inc. Intraocular shunt deployment devices
US20120123316A1 (en) 2010-11-15 2012-05-17 Aquesys, Inc. Intraocular shunts for placement in the intra-tenon's space
US8308701B2 (en) * 2010-11-15 2012-11-13 Aquesys, Inc. Methods for deploying intraocular shunts
EP2397069B1 (de) * 2010-06-21 2020-05-27 Oculus Optikgeräte GmbH Analyse des intraokularen Drucks
DE102011082363B4 (de) 2010-10-28 2018-03-29 Oculus Optikgeräte GmbH Beleuchtungssystem, ophthalmologisches Analysegerät und Verfahren
US10842671B2 (en) 2010-11-15 2020-11-24 Aquesys, Inc. Intraocular shunt placement in the suprachoroidal space
JP6168302B2 (ja) * 2011-11-02 2017-07-26 株式会社ニデック 角膜撮影装置
US9808373B2 (en) 2013-06-28 2017-11-07 Aquesys, Inc. Intraocular shunt implantation
US9610195B2 (en) 2013-02-27 2017-04-04 Aquesys, Inc. Intraocular shunt implantation methods and devices
US8852136B2 (en) 2011-12-08 2014-10-07 Aquesys, Inc. Methods for placing a shunt into the intra-scleral space
US8765210B2 (en) 2011-12-08 2014-07-01 Aquesys, Inc. Systems and methods for making gelatin shunts
US10080682B2 (en) 2011-12-08 2018-09-25 Aquesys, Inc. Intrascleral shunt placement
TWI446892B (zh) * 2011-12-23 2014-08-01 Crystalvue Medical Corp Jet pressure detection device
NZ719850A (en) 2013-11-14 2017-03-31 Aquesys Inc Intraocular shunt inserter
JP6916742B2 (ja) 2015-06-03 2021-08-11 アクエシス, インコーポレイテッド Ab externo(眼外から眼内へ)の眼内シャント配置
WO2017210627A1 (en) 2016-06-02 2017-12-07 Aquesys, Inc. Intraocular drug delivery
EP3449812A1 (en) 2017-09-05 2019-03-06 Frey Spolka Jawna Ophthalmic analysis system for measuring the intraocular pressure in the eye
US11246753B2 (en) 2017-11-08 2022-02-15 Aquesys, Inc. Manually adjustable intraocular flow regulation
US11135089B2 (en) 2018-03-09 2021-10-05 Aquesys, Inc. Intraocular shunt inserter
US10952898B2 (en) 2018-03-09 2021-03-23 Aquesys, Inc. Intraocular shunt inserter

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0759736A (ja) * 1993-08-27 1995-03-07 Canon Inc 眼科装置
JPH07222721A (ja) * 1994-02-14 1995-08-22 Topcon Corp 非接触式眼圧計
JPH08507463A (ja) * 1994-01-31 1996-08-13 ライカ インク. 改良型非接触眼圧計
JPH10309265A (ja) * 1997-05-12 1998-11-24 Konan:Kk 眼科撮影装置
JP2006231052A (ja) * 2005-02-16 2006-09-07 Oculus Optikgeraete Gmbh 眼内圧を測定するための眼分析システム
JP2008011878A (ja) * 2006-06-30 2008-01-24 Nidek Co Ltd 眼科装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0659272B2 (ja) 1987-02-12 1994-08-10 株式会社ニデツク 角膜形状測定装置
JP3283339B2 (ja) 1993-04-30 2002-05-20 株式会社ニデック 眼科装置
JPH11192209A (ja) * 1997-12-26 1999-07-21 Nidek Co Ltd 非接触式眼圧計
JP3862869B2 (ja) * 1998-06-05 2006-12-27 株式会社トプコン 非接触式眼圧計
JP5028057B2 (ja) * 2005-11-01 2012-09-19 株式会社ニデック 眼科装置
JP4824400B2 (ja) * 2005-12-28 2011-11-30 株式会社トプコン 眼科装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0759736A (ja) * 1993-08-27 1995-03-07 Canon Inc 眼科装置
JPH08507463A (ja) * 1994-01-31 1996-08-13 ライカ インク. 改良型非接触眼圧計
JPH07222721A (ja) * 1994-02-14 1995-08-22 Topcon Corp 非接触式眼圧計
JPH10309265A (ja) * 1997-05-12 1998-11-24 Konan:Kk 眼科撮影装置
JP2006231052A (ja) * 2005-02-16 2006-09-07 Oculus Optikgeraete Gmbh 眼内圧を測定するための眼分析システム
JP2008011878A (ja) * 2006-06-30 2008-01-24 Nidek Co Ltd 眼科装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012187393A (ja) * 2011-02-25 2012-10-04 Canon Inc 眼科装置およびその制御方法、眼科システム
US8911091B2 (en) 2011-02-25 2014-12-16 Canon Kabushiki Kaisha Ophthalmologic apparatus having corneal thickness correction
JP2014068829A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Nidek Co Ltd 非接触式眼圧計
JP2014054571A (ja) * 2013-12-19 2014-03-27 Topcon Corp 非接触式眼圧計

Also Published As

Publication number Publication date
EP2095761B1 (en) 2012-07-18
EP2095761A1 (en) 2009-09-02
US20090216106A1 (en) 2009-08-27
JP5209341B2 (ja) 2013-06-12
US8596789B2 (en) 2013-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5209341B2 (ja) 非接触式眼圧計
JP4948922B2 (ja) 眼科装置
JP2009201636A5 (ja)
JP2008154727A (ja) 眼科装置
JP5879825B2 (ja) 角膜内皮細胞撮影装置
JP2024045438A (ja) 眼科装置、および眼科装置制御プログラム
JP5930660B2 (ja) 眼科装置
JP4656716B2 (ja) 非接触式眼圧計
US9560966B2 (en) Non-contact type tonometer
JP6338851B2 (ja) 眼科装置
JP5998848B2 (ja) 眼科装置
JP2015146859A (ja) 眼科装置
JP5053123B2 (ja) 眼科装置
JP5924219B2 (ja) 非接触式眼圧計
JPH08150116A (ja) 眼科器械
JP6711638B2 (ja) 眼科装置
JPH0984761A (ja) 眼科装置
JPH10314117A (ja) 眼科装置
JPH10328144A (ja) 眼科装置
JP3548838B2 (ja) 眼圧測定装置
JP2005087549A (ja) 非接触眼圧計
JP2001275985A (ja) 眼科装置
JP4578660B2 (ja) 非接触式眼圧計
JP6417145B2 (ja) 角膜撮影装置
JP5924220B2 (ja) 非接触式眼圧計

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110224

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120820

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120828

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121029

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130123

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130221

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160301

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5209341

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250