JPH07222721A - 非接触式眼圧計 - Google Patents

非接触式眼圧計

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JPH07222721A
JPH07222721A JP6017251A JP1725194A JPH07222721A JP H07222721 A JPH07222721 A JP H07222721A JP 6017251 A JP6017251 A JP 6017251A JP 1725194 A JP1725194 A JP 1725194A JP H07222721 A JPH07222721 A JP H07222721A
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JP
Japan
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detection
light
optical system
eye
reflected
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Application number
JP6017251A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Iijima
博 飯島
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Topcon Corp
Original Assignee
Topcon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】噴射ノズル周辺の光学部品の汚れの付着に影響
されずに検出反射光束を受光することができ、よって、
頻繁な光学部品の清掃の手間を省くことができる非接触
式眼圧計を提供する。 【構成】検出光投影光学系30により検出用光源31か
ら出射された検出光束が被検眼Eの角膜Cに空気パルス
を噴射する噴射ノズル18内を通って被検眼Eに導か
れ、検出光受光光学系50,60により被検眼Eで反射
された検出反射光束が噴射ノズル内18を通って受光手
段55,62に受光される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ノズルから噴射された
空気パルスにより被検眼の角膜を変形させ、この変形量
に基づいて眼圧を求める非接触式眼圧計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、検眼の視軸と主光学系の
光軸との整合、並びに角膜と装置本体との距離(ワーキ
ングディスタンス)が許容範囲にあるか否かを検出し、
この検出器の検出結果に基づいて自動的に測定を開始す
るようにした非接触式の眼圧計がある。
【0003】この非接触式眼圧計は、被検眼の視軸と前
眼部観察光学系の光軸との整合を行なった後、被検眼の
角膜に向けて空気パルスを噴射し、この空気パルスの噴
射による角膜の変形(圧平)開始と共に角膜反射光の受
光センサへの受光量の増加を測定することにより眼圧を
求めるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
非接触式眼圧計にあっては、視軸と光軸との整合、並び
にワーキングディスタンスの整合を検出器に受光された
アライメント反射光束の光量により検出するが、空気パ
ルスの噴射に伴って被検眼から涙等が飛散し、この飛散
した涙が噴射ノズル周辺の光学部材、特に被検眼に対向
するカバーガラス等の光学部材に付着して汚れとなって
しまい、この汚れにより検出のための検出反射光束の光
量が減少して正確な検出を行なうことができないという
問題が生じる。
【0005】従って、正確な検出を常に行なうために
は、頻繁に光学部品を清掃して光学部材に付着した汚れ
を除去する必要があり、その作業や保守管理が非常に面
倒で煩わしかった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、噴射ノズル周辺の光学部品の汚れの付着に影響さ
れずに検出反射光束を受光することができ、よって、頻
繁な光学部品の清掃の手間を省くことができる非接触式
眼圧計を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、その目的を達
成するため、被検眼の角膜に空気パルスを噴射する噴射
ノズルと、検出用光源から出射された検出光束を前記噴
射ノズル内を通して被検眼に導く検出光投影光学系と、
被検眼で反射された検出反射光束を前記噴射ノズル内を
通して受光する受光手段を有する検出光受光光学系とを
備えていることを要旨とする。
【0008】
【作用】このような構成においては、検出光投影光学系
により検出用光源から出射された検出光束が被検眼の角
膜に空気パルスを噴射する噴射ノズル内を通って被検眼
に導かれ、検出光受光光学系により被検眼で反射された
検出反射光束が噴射ノズル内を通って受光手段に受光さ
れる。
【0009】
【実施例】次に本発明の非接触式眼圧計の実施例を図1
乃至図3に基づいて説明する。
【0010】図1及び図2において、10は固視用の注
視目標を被検眼Eに投影して視線を誘導する固視標投影
光学系、20は被検眼Eを含めて前眼部像を観察する前
眼部観察光学系、30は被検眼Eにアライメント光束を
投影するアライメント光投影光学系、40は被検眼Eの
視軸O’と前眼部観察光学系20の光軸Oとの整合状態
を観察する検出光投影光学系としてのアライメント観察
光学系、50は被検眼Eに対する装置本体の作動距離を
含めたアライメントを検出する検出光受光光学系として
のアライメント検出光学系、60は角膜Cの変形を光学
的に検出する検出光受光光学系としての角膜変形検出光
学系である。
【0011】固視標投影光学系10は、可視光を出射す
るLED11、開口絞り12、可視光を反射し且つ近赤
外光を透過する波長分割フィルター13、コリメータレ
ンズ14、絞り15、ハーフミラー16、チャンバー窓
17、噴射ノズル18を有する。
【0012】この噴射ノズル18は透明支持板19に支
持されている。また、チャンバー窓17並びに透明支持
板19は、図4に示すように、噴射ノズル18に空気パ
ルスを供給するための供給装置70を包囲する枠体とな
っている。
【0013】LED11から出射された注視目標となる
可視光は、コリメータレンズ14の焦点位置に配置され
た開口絞り12を透過して波長分割フィルター13に反
射され、コリメータレンズ14により平行光束とされて
絞り15により絞り像とされた状態でハーフミラー16
に反射された後、チャンバー窓17を透過し、噴射ノズ
ル18の内部を通って被検眼Eの角膜Cに絞り像が提示
される。被検者はこの像としての注視目標を固視するこ
とで視線が誘導された状態で固定される。
【0014】前眼部観察光学系20は、被検眼Eを左右
からダイレクトに照明する赤外光を出射するLED2
1、噴射ノズル18の先端に固定のカバーガラス22、
透明支持板19、チャンバー窓17、ハーフミラー1
6、対物レンズ23、ハーフミラー24、ダイクロイッ
クミラー25、結像レンズ26、ハーフミラー27、C
CDカメラ28を有する。
【0015】対物レンズ23は、LED21と後述する
LED31から出射されて角膜Cで反射された光束を透
過すると共に、LED21から出射されて角膜Cに反射
された可視光を反射してそれ以降の光学部材へは導かな
いように設定されている。
【0016】被検眼Eに反射されたLED21からの赤
外反射光(拡散光束)は、カバーガラス22、透明支持
板19、チャンバー窓17、ハーフミラー16を透過し
て対物レンズ23により平行光束とされ、ハーフミラー
24、ダイクロイックミラー25を透過した後、結像レ
ンズ26に集光されつつハーフミラー27を透過してC
CDカメラ28に結像される。
【0017】CCDカメラ28に形成された前眼部像
は、制御回路29の映像信号処理回路(図示せず)によ
りデジタル信号化されてモニタMに画面表示される。
【0018】アライメント光投影光学系30は、近赤外
光を出射する検出用光源としてのLED31、開口絞り
32、波長分割フィルター13、コリメータレンズ1
4、絞り15、ハーフミラー16、チャンバー窓17、
噴射ノズル18を有する。
【0019】尚、アライメント光投影光学系30のLE
D31から噴射ノズル18に至る各光学部材は、噴射ノ
ズル18からの空気パルスの噴射による角膜Cの変形を
光学的に検出するために角膜Cに向けて角膜変形検出光
を投影する検出光投影光学系としての機能も有する。
【0020】LED31から出射されて開口絞り32を
通過した近赤外光は、波長分割フィルター13を透過し
てコリメータレンズ14により平行光束とされ、絞り1
5により絞り像とされた状態でハーフミラー16に反射
され、チャンバー窓17を透過した後、噴射ノズル18
の内部を通って被検眼Eの角膜Cに投影され、この角膜
Cで反射される。
【0021】アライメント観察光学系40は、噴射ノズ
ル18、チャンバー窓17、ハーフミラー16、対物レ
ンズ23、ハーフミラー24、全反射ミラー41、結像
レンズ42、全反射ミラー43、ハーフミラー27、C
CDカメラ28を有する。
【0022】アライメント検出光学系50は、噴射ノズ
ル18からハーフミラー24に至るアライメント観察光
学系40の光学部品と、ハーフミラー25、図3に示す
ように、中心部に全反射ミラー51aを設けた斜設透明
板51、結像レンズ52、全反射ミラー53、絞り5
4、受光手段としての受光センサ55を有し、視軸と光
軸との整合並びにワーキングディスタンス整合監視用と
して用いられる。
【0023】角膜Cで反射されたアライメント反射光束
(拡散光束)は、噴射ノズル18の内部を通ってチャン
バー窓17、ハーフミラー16を透過し、対物レンズ2
3により平行光束とされてハーフミラー24に導かれ
る。
【0024】このハーフミラー24に導かれた光束は、
その一部はハーフミラー24に反射されてアライメント
観察用のアライメント反射光束となり、その他の一部は
ハーフミラー24を透過してアライメント検出用のアラ
イメント反射光束となる。
【0025】ハーフミラー24に反射されたアライメン
ト反射光束は、全反射ミラー41に反射されて結像レン
ズ42に導かれ、この結像レンズ42で集光された後、
全反射ミラー43並びにハーフミラー27に反射されて
CCDカメラ28に結像されて上述した前眼部像と共に
モニタMに画像表示される。また、ハーフミラー24を
透過したアライメント反射光束は、ハーフミラー25に
反射され、斜設透明板51を透過(図3の一点鎖線で示
した光束)して結像レンズ52に導かれ、結像レンズ5
2で集光されつつ全反射ミラー53に反射され、絞り5
4上に結像されて受光センサ55に入射される。
【0026】尚、結像レンズ52は結像レンズ42より
も高倍率に設定されていて、アライメント観察時には低
倍率の見やすい光束がCCDカメラ28に結像され、ア
ライメント検出時には高倍率の感度のよい光束が絞り5
4を介して検出センサ55に入射される。
【0027】受光センサ55は制御回路29へと検出信
号を出力し、この制御回路29でアライメントの完了が
検出される。この時、受光センサ55の受光量によりX
Y方向(上下左右方向)のアライメント及びZ方向(ワ
ーキングディスタンス方向)のアライメントが検出され
る。
【0028】尚、絞り54を廃止すると共に受光センサ
55の代わりにCCDカメラ等を廃止する絞り54上に
配置して受光像の位置と大きさからアライメントを検出
してもよい。また、LED31を特定の周期で点滅させ
ることにより、観察用として用いられているCCDカメ
ラ28にて受光像の位置と大きさからアライメントを検
出してもよい。この場合には、アライメント検出光学系
50を省略することができる。
【0029】角膜変形検出光学系60は、噴射ノズル1
8、チャンバー窓17、ハーフミラー16、対物レンズ
23、ハーフミラー24,25、全反射ミラー51a、
絞り61、受光手段としての受光センサ62を有する。
【0030】供給装置70は、軸71が往復回転するロ
ータリーソレノイド72と、軸71に固定されたクラン
クアーム73と、クランクアーム73の自由端部に軸支
された連結アーム74と、連結アーム74の先端に軸支
されてシリンダ75内を摺動するピストン76とを備
え、ロータリーソレノイド72の駆動に連動してピスト
ン76がシリンダ75内で往復変位し、図示上方にピス
トン76が変位したときに角膜Cに向けて空気パルスが
噴射され、この噴射された空気パルスにより角膜Cの頂
点が変形(圧平)される。この際、モニタMには前眼部
観察光学系20により変形状態の前眼部が表示される。
【0031】変形状態の角膜Cで反射された角膜変形検
出反射光束(平行光束)は、噴射ノズル18の内部を通
ってチャンバー窓17、ハーフミラー16を透過し、対
物レンズ23により集光されつつハーフミラー24を透
過し、ハーフミラー25及び全反射ミラー51aに反射
(図3の二点鎖線で示す光束)され、絞り61に結像さ
れ、受光センサ62に入射される。
【0032】受光センサ62は、角膜Cの変形開始と共
に受光センサ62の受光量が増加するため、この角膜C
の変形に伴う受光量の増加信号に基づいて公知の手順に
従って眼圧を測定する。
【0033】このように、被検眼Eから直接飛散した涙
により汚れが発生する要素のある光学部材を検出の際に
使用せず、噴射ノズル18の内部を通る光束により検出
を行なうように構成したことにより、噴射ノズル18の
周辺の光学部品の汚れの付着に影響されずに検出反射光
束を受光することができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の非接触式眼
圧計にあっては、検出用光源から被検眼までと被検眼か
ら受光手段までの各光束を噴射ノズル内を通して導くこ
とにより、噴射ノズル周辺の光学部品の汚れの付着に影
響されずに検出反射光束を受光することができ、よっ
て、頻繁な光学部品の清掃の手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の非接触式眼圧計を示し、主にアライメ
ント観察状態及び検出状態の光学系の説明図である。
【図2】同じく主に角膜変形検出状態及び前眼部観察状
態の光学系の説明図である。
【図3】同じく斜設透明板の拡大図である。
【図4】同じく供給装置を示す要部の拡大図である。
【符号の説明】
C…角膜 E…被検眼 18…噴射ノズル 30…アライメント光投影光学系(検出光投影光学系) 31…LED(検出用光源) 50…アライメント検出光学系(検出光受光光学系) 55…受光センサ(受光手段) 60…角膜変形検出光学系(検出光受光光学系) 62…受光センサ(受光手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検眼の角膜に空気パルスを噴射する噴射
    ノズルと、検出用光源から出射された検出光束を前記噴
    射ノズル内を通して被検眼に導く検出光投影光学系と、
    被検眼で反射された検出反射光束を前記噴射ノズル内を
    通して受光する受光手段を有する検出光受光光学系とを
    備えていることを特徴とする非接触式眼圧計。
JP6017251A 1994-02-14 1994-02-14 非接触式眼圧計 Pending JPH07222721A (ja)

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JP6017251A JPH07222721A (ja) 1994-02-14 1994-02-14 非接触式眼圧計

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JP6017251A JPH07222721A (ja) 1994-02-14 1994-02-14 非接触式眼圧計

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009201636A (ja) * 2008-02-27 2009-09-10 Nidek Co Ltd 非接触式眼圧計

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009201636A (ja) * 2008-02-27 2009-09-10 Nidek Co Ltd 非接触式眼圧計
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