JP2018038518A - 眼科装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】測定者が被検眼と眼科装置との位置関係を容易かつ確実に認識できるようにする。
【解決手段】被験者の顔を支持する支持部150と、被検眼Eに近接して配置される測定ヘッド9を備える装置本体4と、装置本体4を支持部に対して相対的に移動するノンコンタクトトノメータSである。ノンコンタクトトノメータSは、装置本体4と一体となって移動すると共に被検眼Eの少なくとも一部、及び測定ヘッド9の少なくとも一部を同時に撮像する撮像装置40と、撮像装置40が撮影した画像を表示するモニタ6とを装置本体4に備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、支持部で被験者の顔部を支持し、検査ヘッドの先端部を被検眼に近接してアライメントする眼科装置に関する。
上述した眼科装置として、ノンコンタクトトノメータ(非接触型眼圧計)がある。このノンコンタクトトノメータは、は被検眼に近接して配置した測定ヘッドから流体(空気)を吹き付け、この吹き付けによる角膜の形状の変化を光学的に検出することで、被検眼の眼圧を測定する。このようなノンコンタクトトノメータにあっては、眼圧測定の際、流体を噴射するノズルの先端部を被検眼に近接させるに際し、アライメントも厳密に行われる。アライメントしては、測定ヘッドを上下左右方向であるXY方向に移動してXYアライメントと、測定ヘッドを前後方向であるZ方向に移動して被検眼Eに対する位置調整であるZアライメントとがある。
一般的な眼科装置において、測定者がアライメントを行うとき、測定者はモニタ上に映し出された被検眼前眼部の画像や、これに重畳して表示されるアライメント用の指標を基に行う。しかし、一般的にアライメントモニタは装置を挟んで被検者と反対の位置に設置されているため、測定者は姿勢を変えずに被検者の顔を直接観察することはできない。
アライメント中にモニタ上で確認可能な画像は一般的に被検者の前眼部を正面から撮影した画像である。このため、Z方向の情報は画面のピント(ボケ具合)か、機器が検出したZ距離情報指標から得ることになる。しかし、このようなピントについての情報(前ピンor後ピン)だけでは前後の判断が正確にできない。また、指標の表示もZセンサによる角膜表面の反射光により検出しているため、角膜表面に疾患があり、正反射が戻らないような被検眼の場合はZ検出ができず、指標の表示もできない。
更に、XY方向のアライメントが大きくずれている場合や、そもそも前眼部観察系に被検者の前眼部が映っていない場合は前後方向の判断はできない。この状態でアライメント動作を継続した場合、被検者の顔や眼に装置の前端部を接触させてしまうおそれがある。
このような場合、測定者は体勢を大きく移動して側面から被検者と装置の位置関係を目視することが行われる。しかし、最終的なアライメントはモニタ上で確認する必要があるため、交互に姿勢を変えて確認することは測定者にとって負担であり、また測定に時間がかかることで被検者に対しても負担となっていた。
従来、被検眼を軸外から撮影してモニタに角膜像を表示する技術として、特許文献1〜3に記載の眼科装置がある。
特開2009−201635号公報 特開2013−090870号公報 特開2013−090869号公報
しかし、特許文献1〜3に記載の技術にあっては、被検眼角膜にスリット光を照射し、角膜による散乱光を下方からカメラで観察し、角膜の断面画像を取得して角膜厚を計測したり、この断層像の頂点に対してアライメントをしたりするものであり、角膜断面を高精度で観察するため、角膜のみが観察可能な倍率に設定されている。このため、アライメント途中の状態を確認することはできない。
本発明は、上記課題に鑑みたものであり、測定者が被検眼と眼科装置との位置関係を容易かつ確実に認識することができる眼科装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決する請求項1に記載の発明は、被験者の顔を支持する支持部と、前記被検眼に近接して配置される眼球近接部を備える装置本体と、前記装置本体を前記支持部に対して相対的に移動する駆動手段と、を備える眼科装置において、前記装置本体と一体となって移動すると共に前記被検眼の少なくとも一部、及び前記眼球近接部の少なくとも一部を同時に撮像する撮影手段と、前記撮影手段が撮影した画像を表示する表示手段と、を備えることを特徴とする。
同じく請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の眼科装置において、前記撮影手段は、前記眼球近接部の下方から前記眼球近接部及び被検眼を撮影可能な位置に配置されていることを特徴とする。
同じく請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の眼科装置において、前記表示手段は前記装置本体の測定者側に取付けられていることを特徴とする。
同じく請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の眼科装置において、前記表示手段には、前記眼球近接部からの距離を表す目盛り線が画像に重畳して表示されていることを特徴とする。
同じく請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の眼科装置において前記表示手段には、前記被検眼を正面から撮影した前眼部画像と前記眼球近接部の画像とが同時に表示されることを特徴とする。
同じく請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の眼科装置において、前記撮像装置は、前記装置本体に配置された他の機能を備える眼科装置の撮影手段であることを特徴とする。
同じく請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項6までのいずれかに記載の眼科装置において、前記他の眼科装置の前記撮影手段の撮影方向を変更して、前記撮影手段により前記眼球近接部及び前記被検眼を撮影可能する撮影方向変更手段を備えることを特徴とする。
同じく請求項8に記載の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の眼科装置において、前記眼科装置が、ノンコンタクトトノメータ、レフラクトメータ、ケラトメータ、スペキュラーマイクロスコープ、又はウェーブフロントアナライザのいずれかであることを特徴とする。
同じく請求項9に記載の発明は、請求項6又は請求項7に記載の眼科装置において、前記眼科装置がノンコンタクトトノメータであることを特徴とする
本発明によれば、測定者が被検眼と眼科装置との位置関係を容易かつ確実に認識することができる。
即ち、請求項1に記載の眼科装置によれば、撮影手段で撮影された被検眼の少なくとも一部、及び眼球近接部の少なくとも一部が表示手段に表示されるので、測定者は眼球近接部と被検眼との間隔を視認でき、被検眼と眼科装置との位置関係を容易かつ確実に認識することができる。
また、請求項2に記載の眼科装置によれば、被検眼と眼球近接部とは下方から撮影されるので、被検眼や眼球近接部が睫毛や鼻等に隠されることがなく、確実に撮影される。
また、請求項3に記載の眼科装置によれば、表示手段は装置の測定者側に取付けられているので、測定者は操作中に表示手段を観察することができ、被検眼と眼科装置との位置関係を容易かつ確実に認識することができる。
また、請求項4に記載の眼科装置によれば、表示部には、前記眼球近接部からの距離を表す目盛り線が画像に重畳して表示されているので、測定者は、被検眼と眼球近接部との距離を認識できる。
また、請求項5に記載の眼科装置によれば、表示手段には、前記被検眼の正面から撮影した前眼部画像と前記眼球近接部の画像が同時に表示されているので、アライメント操作時において被検眼眼球と眼球近接部の近接状態を同時に確認しつつ、アライメント操作を行うことができる。
また、請求項6に記載の眼科装置によれば、撮影手段が装置本体に配置された他の機能を備える眼科装置の撮影部により実現されるので、複合機能を備える眼科装置において追加の撮影手段を加えることなく、被検眼と眼科装置との位置関係を容易かつ確実に認識することができる。
また、請求項7に記載の眼科装置によれば、眼球近接部及び被検眼は、撮影方向変更手段で撮影方向が変更された他の機能を備える眼科装置の撮影手段で撮影可能とされる。
また、請求項8に記載の眼科装置によれば、ノンコンタクトトノメータ、レフラクトメータ、ケラトメータ、スペキュラーマイクロスコープ、又はウェーブフロントアナライザにおいて、測定者が被検眼と眼科装置との位置関係を容易かつ確実に認識することができる。
そして、請求項9に記載の眼科装置によれば、ノンコンタクトトノメータと他の機能を備える眼科装置とを備える複合型の眼科装置において、測定者が被検眼と眼科装置との位置関係を容易かつ確実に認識することができる。
本発明の実施形態に係る眼科装置の外観を示すものであり、(a)は正面図、(b)は使用状態を示す側面図である。 同眼科装置の内部構成を示す模式図である。 同眼科装置の撮像装置の配置状態を示す模式図である。 同眼科装置における表示画像を示すものであり、(a)はモニタの表示画面を示す模式図、(b)は角膜と眼球近接部との拡大画像である。 本発明の第2実施形態に係る眼科装置を示す模式図である。 本発明の第3実施形態に係る眼科装置を示す模式図である。
本発明を実施するための形態に係る眼科装置について説明する。本発明は、任意の眼科測定装置、任意の眼科撮影装置又は任意の複合機に適用することができる。眼科測定装置としては、レフラクトメータ、ケラトメータ、スペキュラーマイクロスコープ、眼圧計などがある。眼科撮影装置の例としては、OCT装置、眼底カメラ、SLOなどがある。
以下実施形態に係る眼科装置としてノンコンタクトトノメータ(非接触式眼圧計)について説明する。図1は本発明の実施形態に係る眼科装置の外観を示すものであり、(a)は正面図、(b)は使用状態を示す側面図である。ノンコンタクトトノメータSは、装置ベース2と、架台3と、装置本体4とを備えている。装置ベース2は、被検者の顔部HBを支持する支持部1を有する。
架台3は、装置ベース2に対して前後方向、左右方向に駆動可能に設けられている。なお、前後方向(被検眼Eの軸、ノンコンタクトトノメータSの光軸に沿う方向)を矢印Z、光軸に直行する左右方向を矢印X、上下方向を矢印Yで示している。
装置本体4は、架台3の上部に設けられ、内部の駆動手段及び駆動機構の作動で、架台
3に対し、前後方向、左右方向、上下方向に移動できる。これにより、装置本体4をXY方向、及びZ方向に移動して、気流吹付ノズル8を被検眼Eに対してアライメントする。アライメントの手順は、公知の手法による。また、架台3と装置本体4は一体となり、操作ノブ5の操作により移動する構造でもよい。
架台3には、操作ボタン5aを有する操作ノブ5と、表示部であるモニタ6などが設けられている。操作ノブ5は、測定者により操作され、これにより架台3が前後左右に移動され操作ノブ5を操作ノブ5の軸周りで回転することにより装置本体4を上下に移動される。また、装置本体4の前面には、被検者の被検眼Eと対向するように前眼部窓ガラス12(図2参照)を通して気流吹付ノズル8が設けられている。気流吹付ノズル8は、装置本体4から被検者側に突出した眼球近接部である測定ヘッド9から先端を被検者に向けて配置される。
本実施形態において、装置本体4には、撮影手段である撮像装置40が配置される。この撮像装置40は、気流吹付ノズル8の下方に撮影軸を斜め上方に向けて配置され、測定ヘッド9の一部である先端部と被検眼Eの角膜の頂点付近を撮影する。撮像装置40は、動画としてリアルタイムの画像データを出力する。
図2は同眼科装置の内部構成を示す模式図である。装置本体4には、空気チャンバー11、測定光学系10、赤外光投影系20、前眼部撮影系27、固視光学系30が配置されている。また、本実施形態では、装置本体4には、上述した撮像装置40が配置されている。
空気チャンバー11には、空気圧縮装置から空気が送出され、送出された空気は気流吹付ノズル8から被検眼Eに向け噴出される。なお、図中符号12は前眼部窓ガラス、符号13、14は空気チャンバー11の前後側を覆うチャンバーガラスを示している。
空気チャンバー11には、気流吹付ノズル8が配置され、測定光学系10、前眼部撮影系27、赤外光投影系20、及び固視光学系30の光軸は、気流吹付ノズル8中に配置される。眼圧測定用の測定光学系10は、第1ダイクロイックミラー15、結像レンズ16、ピンホール18、圧平センサ17を備える。また、赤外光投影系20は、赤外光源21、絞り22を備える。更に、前眼部撮影系27は、結像レンズ28、前眼部エリアセンサ29を備える。この前眼部撮影系27は、前眼部窓ガラス12、チャンバーガラス13を介して被検眼Eの前眼部を撮像する。測定光学系10と前眼部撮影系27とは第3ダイクロイックミラー26で結合されている。
更に、固視光学系30は、可視光、この例では緑色の可視光源31、絞り32を備える。赤外光投影系20と固視光学系30とは第2ダイクロイックミラー24で結合される。赤外光源21、可視光源31からの光束は、コリメータレンズ25で平行光とされ、第1ダイクロイックミラー15に導かれ、空気チャンバー11から気流吹付ノズル8を経て被検眼Eに照射される。
本実施形態では、測定ヘッド9の近傍に配置した前眼部照明光源(図示していない)からの赤外光で被検眼Eを照明して、前眼部エリアセンサ29で被検眼Eの画像を検出して概略のアライメントを行う他、赤外光源21の角膜反射像を前眼部エリアセンサ29で撮像し、反射像の位置から精密なアライメントを行う。眼圧測定時には赤外光源21からの光束の被検眼Eの角膜反射光を圧平センサ17で検出しつつ気流吹付ノズル8から被検眼Eに空気を噴出する。角膜の変形に伴う反射光量の変化を圧平センサ17で検出し、眼圧を測定する。また、固視光学系30は、被検眼Eの固定視準となる固視輝点を投影する。
ここで、前眼部像は、前眼部窓ガラス12、チャンバーガラス13、14、第1ダイクロイックミラー15、結像レンズ16、結像レンズ28を透過して前眼部エリアセンサ29で撮像され、モニタ6上に表示される。測定者はモニタ6で被検者の前眼部画像を観察しつつ概略のアライメントを実施する。この際、瞳孔の中心が画面の中央にくるよう、かつピントが合うようにアライメントを調整する。アライメントがある程度合致すると、赤外光源21によるプルキンエ像が同時に前眼部エリアセンサ29に結像し、モニタ上の瞳孔の中央付近に輝点像を生じる。
なお、前眼部照明光源の波長は赤外光源21の波長と比べ異なる波長の光源を選択する。第1ダイクロイックミラー15、第3ダイクロイックミラー26は赤外光源21の波長を一部透過し一部を反射する特性を備える。これらでは、前眼部照明光源の波長はほとんど透過する。赤外光源21からの光束は第1ダイクロイックミラー15で一部が反射されて気流吹付ノズル8を介して被検眼に照射される。被検眼の角膜で反射した光束は気流吹付ノズル8を介して第1ダイクロイックミラー15で一部が透過して第3ダイクロイックミラー26に入射する。第3ダイクロイックミラー26では一部が反射して測定光学系10に向かうのと併せ一部が透過して結像レンズ28にて前眼部エリアセンサ29に結像し、XYスポットとして前眼部画像と同時に輝点像を表示する。測定者はこの輝点像が画面上に重畳表示したアライメント枠内に入るよう、操作ノブ5を操作して架台3もしくは装置本体4を移動してアライメントを行う。
Z方向のアライメントは前記XYスポットのピントが合うように架台3もしくは装置本体4を前後方向に移動する。または公知のZセンサを有し、このZセンサの検出結果に基づき画面内に前後方向のアライメント状態を示すマークを重畳表示し、このマークの表示を基に前後方向へのアライメントをしても良い。また、XYスポットの位置及び、Zセンサによる前後の位置を検出し、検出した結果から装置本体4を駆動して自動的にアライメントを行い、アライメントの合致が検出されたら、自動的に眼圧の測定を開始してもよい。
次に撮像装置40について説明する。図3は同眼科装置の撮像装置の配置状態を示す模式図である。撮像装置40は、測定ヘッド9の下方に配置され、装置本体4と一体として移動する。また、撮像装置40は、撮影軸O2を水平面Hから所定の角度αだけ斜め上方に向けている。これにより、撮像装置40で測定ヘッド9の先端と被検眼Eの角膜頂点を同時に同一の撮像領域で撮影可能である。なお、撮像装置40は結像レンズ41及び撮像素子42を備える。
なお、図2及び図3において結像レンズ41は、一枚の凸レンズとして表示してあるが複数のレンズを組みあせて構成することができる。撮像素子42は、CMOS型撮像素子等で構成される。撮像装置40は、赤外領域における画像を撮像するものであり、特定波長の赤外光だけを透過する透過フィルタを備える。また、撮像装置40の両側には、赤外光を射出して測定ヘッド9及び被検眼Eを照明する赤外LED44、44が配置されている。この赤外LED44、44は、上述した赤外光源21と同一の波長領域の赤外光を放射する。
なお、この実施形態では、撮像の波長を赤外光としているが、必ずしもこれに限らず、撮像素子42に感度のある波長であれば他の波長、例えば可視光でも構わない。この場合のフィルタは撮像波長の近傍のみを透過する特性を有しているものが望ましい。また、斜め下方から角度をつけて見込むため、結像レンズ41又は撮像素子42を傾けたシャインプルーフの配置としてもよい
ここで、撮像装置40を測定ヘッド9の下方に配置したのは以下の理由による。撮像装置40は、測定ヘッド9の下方以外にも測定ヘッド9の上方もしくは側方に配置することができる。しかし、撮像装置40を測定ヘッド9の上方に配置した場合には、睫毛や瞼により角膜の頂点が撮影できないことがある。また、撮像装置40を測定ヘッド9の側方に配置した場合は被検者の耳側から観察する場合には問題ないが、被験者の鼻側から観察する場合は鼻の影になり観察が困難となる場合がある。また、左右眼とも耳側から観察しようとする場合、両側にカメラを配置する必要があるうえ、測定ヘッド9が横方向に大きくなると、被検者の瞼を測定者が指で開く開瞼動作がしにくくなる。
また、撮像装置40には、撮影制御部50が接続され、撮像装置40で取得された画像は、前眼部エリアセンサ29で取得された被検眼Eの正面からの画像とともにモニタ6に表示される。ここで、画像は、静止画だけではなく動画を含み、モニタ6には、眼球近接部である測定ヘッド9の前端及び被検眼Eの画像がリアルタイムで表示される。また、撮像装置40は、装置本体4に固定されている。このため、測定ヘッド9は、撮像装置40に対して相対移動しない。よって、撮像装置40の撮像素子42において測定ヘッド9は常に同一の位置に結像し、撮像される。
一方、被検眼Eは、装置本体4に対して相対的に位置が変動する。このため、撮像素子42上での結像位置が変動する。本実施形態では、モニタ6に前眼部エリアセンサ29で取得した被検眼Eの画像と撮像装置40で取得した被検眼Eの角膜先端と測定ヘッド9との近接状体を示す画像(近接状態表示画像72:図4参照)を表示する。
次に実施形態に係るノンコンタクトトノメータSにおけるモニタでの表示画像について説明する。図4は同眼科装置における表示画像を示すものであり、(a)はモニタの表示画面を示す模式図、(b)は角膜と眼球近接部との拡大画像である。
図4(a)に示すように、モニタ6には、前眼部エリアセンサ29で取得された被検眼Eを正面から撮像した赤外画像71とともに、近接状態表示画像72が表示される。また、本実施形態では、撮影制御部50は、モニタ6に、被検眼Eの前眼部画像である赤外画像71に併せてアライメント用の指標としてXY方向におけるアライメントの許容範囲を示す矩形のアライメント枠76を重畳表示する。赤外光源21の角膜反射像(XY輝点像)がこのアライメント枠76内に収まるようアライメントを行う。アライメント枠76は、アライメントの許容範囲を示しており、赤外光源21の角膜反射像(プルキンエ像)がアライメント枠76の内部にあるとき、アライメントズレによる誤差を無視できる精度での測定が可能となる。なお、アライメント枠76の形状は矩形に限らず、円形等であってもよい。
更に、近接状態表示画像72には、被検眼Eの角膜先端部を示す角膜画像73と、測定ヘッド9を示す近接部画像74とが表示される。また、この近接状態表示画像72には、近接部画像74を基準位置とした目盛画像75を重畳して表示する。例えば目盛画像75中の指標75aは、アライメント合致位置から5mm手前、指標75bはZアライメントが合致した位置であることを示すものとする。この目盛画像75により、角膜画像73と近接部画像74との距離が一目で把握できる。
ここで、近接状態表示画像72は測定者の操作により、表示、非表示の切り替えが可能である。非表示が選択された場合、撮像装置40は機能を停止する。更に、測定者が表示を選択した場合に撮像装置40は機能を開始し、近接状態表示画像72を表示とすることができる。また、正規のアライメント信号が得られているとき、撮像装置40の機能を停止し、近接状態表示画像72を非表示とし、信号が得られない場合に機能を開始して表示状態とすることができる。
また、モニタ表示する各々の画像はモニタ上の表示位置及び大きさを変更可能とする。
以上のように、本実施形態に係るノンコンタクトトノメータSによれば、測定者は眼球近接部と被検眼との間隔を視認でき、被検眼と眼科装置との位置関係を容易かつ確実に認識することができる。また、被検眼と眼球近接部とは下方から撮影されるので、被検眼や眼球近接部が睫毛や鼻等に隠されることがなく、確実に撮影される。また、表示手段は装置の測定者側に取付けられているので、測定者は操作中に表示手段を観察することができ、被検眼と眼科装置との位置関係を容易かつ確実に認識することができる。更に、表示部には、被検眼の先端と前記眼球近接部との距離を表す目盛り線が画像に重畳して表示されているので、測定者は、被検眼と眼球近接部との距離を認識できる。
なお、上記実施形態として眼科装置をノンコンタクトトノメータとして説明したが、本発明は、眼球近接部を被検眼Eに近接して配置する、レフラクトメータ、ケラトメータ、スペキュラーマイクロスコープ、又はウェーブフロントアナライザに同様に適用できる。また、撮像装置40の画像は、モニタ6に被検眼Eの赤外線画像と共に表示したが、別の表示手段に表示させてもよい
<第2実施形態>
次に本発明の第2実施形態に係る眼科装置について説明する。図5は本発明の第2実施形態に係る眼科装置を示す模式図である。本実施形態に係るノンコンタクトトノメータSAは、撮像装置40の撮影軸O2を偏向する光学素子45を備え、撮像装置40を水平に配置するものである。これにより、撮像装置40を装置本体4内に配置するとき、高さ方向の寸法が小さくなり配置の自由度が高めることができる。なお、他の構成については第1実施形態に係るノンコンタクトトノメータSと同一とすることができる。なお、上述した光学素子45はガラスや透明樹脂からなるプリズムで構成することができる。
<第3実施形態>
次に本発明の第3実施形態について説明する。図6は本発明の第3実施形態に係る眼科装置を示す模式図、図7は同眼科装置における光学系を示す模式図である。本実施形態に係る眼科装置SBは、ノンコンタクトトノメータ110と、このノンコンタクトトノメータ110の下方に設けた他の機能を備える眼科装置、例えばケラトレフラクトメータ120とを備える複合機である。
本実施形態に係る眼科装置SBでは、ノンコンタクトトノメータ110で眼圧測定をするときに使用する撮像装置としてケラトレフラクトメータ120の撮影部を使用する。
即ち、ノンコンタクトトノメータ110の下方には、ケラトレフラクトメータ120が配置され、このケラトレフラクトメータ120は、基台140に昇降装置130を介して配置される。被験者の被検眼Eに対してケラトレフラクトメータ120を使用して眼屈折力を測定した後、ノンコンタクトトノメータ110及びケラトレフラクトメータ120を下降させて被検眼Eにノンコンタクトトノメータ110をアライメントして被検眼Eの眼圧等を測定する。なお、測定の順序は適宜変更することができる。
本実施形態において、ケラトレフラクトメータ120には、前眼部観察系としての撮像部121が備えられている。この撮像部121の撮影軸O3を撮影方向変更手段としての反射鏡170で偏向し、撮像部121で被検眼Eの角膜先端及びノンコンタクトトノメータ110の測定ヘッド9を撮影して第1実施形態と同様にモニタに表示する。
そして、反射鏡170には、回動するアーム160を配置し、ケラトレフラクトメータ120の使用時には、反射鏡170が撮像部121の撮影軸O3から退避し、撮像部121で被検眼Eを正対して撮影できるものとする。この例では、アーム160が支持部150に接触することで、ノンコンタクトトノメータ110及びケラトレフラクトメータ120の昇降時に回動して、反射鏡170が所定の位置になるものとしている。
なお、ノンコンタクトトノメータ110の下側に配置する装置は、ケラトレフラクトメータに限らず、他の機能を備える眼科装置とすることができる。
本実施形態によれば、ノンコンタクトトノメータと他の機能を備える眼科装置とを備える複合型の眼科装置において、測定者が被検眼と眼科装置との位置関係を容易かつ確実に認識することができ、しかも別途撮像装置を増加させる必要がない。
1:支持部
2:装置ベース
3:架台
4:装置本体
5:操作ノブ
5a:操作ボタン
6:モニタ
8:気流吹付ノズル
9:測定ヘッド
10:測定光学系
11:空気チャンバー
12:前眼部窓ガラス
13、14:チャンバーガラス
15:第1ダイクロイックミラー
16:結像レンズ
17:圧平センサ
20:赤外光投影系
21:赤外光源
22:絞り
24:第2ダイクロイックミラー
25:コリメータレンズ
26:ダイクロイックミラー
27:前眼部撮影系
28:結像レンズ
29:前眼部エリアセンサ
30:固視光学系
31:固視光源
32:絞り
40:撮像装置
41:結像レンズ
42:撮像素子
44、44:赤外LED
45:三角プリズム
50:撮影制御部
71:前眼部画像
72:近接状態表示画像
73:角膜画像
74:近接部画像
75:目盛画像
75a:指標
75b:指標
76:アライメント指標
110:ノンコンタクトトノメータ
120:ケラトレフラクトメータ
121:撮像部
130:昇降装置
140:基台
150:支持部
160:アーム
170:反射鏡

Claims (9)

  1. 被験者の顔を支持する支持部と、
    被検眼に近接して配置される眼球近接部を備える装置本体と、
    前記装置本体を前記支持部に対して相対的に移動する駆動手段と、
    を備える眼科装置において、
    前記装置本体と一体となって移動すると共に前記被検眼の少なくとも一部、及び前記眼球近接部の少なくとも一部を同時に撮像する撮影手段と、
    前記撮影手段が撮影した画像を表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする眼科装置。
  2. 前記撮影手段は、前記眼球近接部の下方から前記眼球近接部及び前記被検眼を撮影可能な位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の眼科装置。
  3. 前記表示手段は前記装置本体の測定者側に取付けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の眼科装置。
  4. 前記表示手段には、前記眼球近接部からの距離を表す目盛り線が画像に重畳して表示されていることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の眼科装置。
  5. 前記表示手段には、前記被検眼を正面から撮影した前眼部画像と前記眼球近接部の画像とが同時に表示されることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の眼科装置。
  6. 前記撮影手段は、前記装置本体に配置された他の機能を備える眼科装置の撮影部であることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の眼科装置。
  7. 前記他の眼科装置の前記撮影手段の撮影方向を変更して、前記撮影手段により前記眼球近接部及び前記被検眼を撮影可能する撮影方向変更手段を備えることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の眼科装置。
  8. 前記眼科装置が、ノンコンタクトトノメータ、レフラクトメータ、ケラトメータ、スペキュラーマイクロスコープ、又はウェーブフロントアナライザのいずれかであることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の眼科装置。
  9. 前記眼科装置がノンコンタクトトノメータであることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の眼科装置。
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