JPH0759736A - 眼科装置 - Google Patents

眼科装置

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JPH0759736A
JPH0759736A JP5235704A JP23570493A JPH0759736A JP H0759736 A JPH0759736 A JP H0759736A JP 5235704 A JP5235704 A JP 5235704A JP 23570493 A JP23570493 A JP 23570493A JP H0759736 A JPH0759736 A JP H0759736A
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JP
Japan
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drive
driving
driven
eye
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP5235704A
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English (en)
Inventor
Yoshi Kobayakawa
嘉 小早川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被駆動部の動きを眼の速い動きに迅速に追従
できるようにする。 【構成】 本体部11上に測定部12を光軸方向に駆動
する第1の駆動部13と、それと直交する方向に駆動す
る第2の駆動部14及び紙面に垂直な方向に駆動する第
3の駆動部を設けて三次元的な位置合わせができるよう
にする。測定部12の重心を通る鉛直線方向には重力を
相殺するためのばね15を設け、各駆動手段にはその駆
動方向に垂直な方向へ測定部12を滑動できるようにし
た滑動機構を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば非接触型眼圧計
や眼底カメラ等のように、被検眼に対して装置が自動的
に位置合わせするようにした眼科装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、被検眼に対して装置が二次元的に
動くようにした眼科装置においては、例えば図4に示す
ように基台1上に設けた第1のレール2上に第1の被駆
動部3を乗せて、これを第1の駆動手段4により第1の
レール2方向に駆動させ、更に第1の被駆動部3上に第
1のレール2と直交する方向の第2のレール5を設け、
この上に乗せた第2の被駆動部6を第2の駆動手段7に
よって第2のレールの5方向に駆動するようにしたもの
が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来例で
は第1の被駆動部3と第2の被駆動部6を合わせた全体
の被駆動部がかなり大型になるため、その慣性が大き
く、被検眼の速い動きに対して迅速に追従できないとい
う問題を有している。
【0004】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
被駆動部を軽量小型にして被検眼の速い動きに対して迅
速に追従できるようにした眼科装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明に係る眼科装置は、被検眼の位置を検出する
検出系と、該検出系の信号に基づいて被駆動部を駆動す
る駆動手段とを有する眼科装置において、前記駆動手段
はその駆動方向と直交する方向に前記被駆動部を滑動さ
せる滑動機構を備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】上述の構成を有する眼科装置は、各駆動手段が
駆動方向に垂直な方向に被駆動部を滑動させ得る滑動機
構を有するため、他の駆動手段が動いても自身の動きに
支障をきたすことがない。
【0007】
【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図1は本発明を自動眼圧計に適用した場合の一実
施例を示し、固定の本体部11上に被駆動部である測定
部12が載置されている。なお、この測定部12は上下
方向を平面として図示している。この測定部12は第1
の駆動部13により光軸方向に駆動され、第2の駆動部
14によって光軸と直交する上下方向に駆動されるよう
になっている。また、測定部12の重心を通る鉛直線方
向には重力を相殺するためのばね15が設けられてい
る。なお、図示は省略しているが、測定部12を光軸と
直交する水平方向に動かす第3の駆動部があって、三次
元的な位置合わせができるようになっている。
【0008】第1の駆動部13、第2の駆動部14及び
第3の駆動部のそれぞれの駆動軸も、測定部12の重心
を通るようにすることが望ましい。これらの駆動手段に
は、それぞれの駆動方向と垂直面内で測定部12を滑動
できるような滑動機構が設けられている。
【0009】被検眼Eと対向する測定部12の前面には
凹面ミラー16が設けられており、この凹面ミラー16
の後方の測定部12内には中央部にノズル17を備えた
レンズ18、小プリズム19、レンズ20、ハーフミラ
ー21、4要素光電センサ22が配列されている。ま
た、小プリズム19の入射方向には、レンズ23、ダイ
クロイックミラー24、可視光を発光する固視用光源2
5が配置されている。更に、ダイクロイックミラー24
の入射方向には赤外光を発する測定及びアライメント兼
用の測定用光源26とが設けられている。また、ハーフ
ミラー21の反射方向には光電センサ27が設けられて
いる。
【0010】ノズル17はチャンバ28に接続されてお
り、チャンバ28は可撓管29を介して、本体部11上
に置かれたピストン・シリンダ等から成る空気加圧部3
0に接続されている。
【0011】固視用光源25を点灯すると、ダイクロイ
ックミラー24、レンズ23、小プリズム19、チャン
バ28及びノズル17の内部を介して被検眼Eから見え
るようになっている。また、測定用光源26からの光は
ダイクロイックミラー24、レンズ23、小プリズム1
9、チャンバ28及びノズル17の内部を通って被検眼
Eの角膜Epに投影され、その反射光はレンズ18、レン
ズ20及びハーフミラー21を介して2つの光電センサ
22、27で受光される。
【0012】被検者が装置の前面に設けられた凹面ミラ
ー16に、自己の被検眼Eを映して大体の位置合わせを
行うと、後は測定用光源26の角膜反射像の位置及び形
状を検知した光電センサ22からの三次元的位置信号に
より、第1の駆動部13、第2の駆動部14及び前述の
第3の駆動部が動いて、測定部12と被検眼Eとの精密
な位置合わせが行われる。
【0013】この位置合わせが終わると、空気加圧部3
0から可撓管29、チャンバ28を通して、圧縮空気が
ノズル17から被検眼Eに角膜Ecに噴射され、それによ
って角膜Ecが圧平される。角膜Ecが所定の形状まで圧平
されると、測定用光源26と光電センサ27とが角膜Ec
に関して共役となり、この時点の空気圧を検出して眼圧
に換算すれば測定値が得られる。なお、凹面ミラー16
は本体部11に固定されていてもよいし、ノズル17に
固定してもよい。
【0014】図2は測定部12を滑動するための滑動機
構の具体的な構成例であり、図1に示す第2の駆動部1
4に適用した場合を示している。即ち、本体部11に取
り付けた電磁コイル31に挿入される芯材32にフラン
ジ部32aが設けられ、このフランジ部32aは測定部
12の底部に設けた滑動案内溝33に滑動可能に嵌合さ
れ、かつフランジ部32aと電磁コイル31の上面との
間には圧縮ばね34が介在されている。
【0015】ここで、滑動案内溝33の矢印A方向の幅
は、フランジ部32aの幅よりも若干大きくなってお
り、測定部12は本体部11に対して駆動方向と垂直な
方向、つまり図2の矢印A方向に滑動可能となってい
る。比較的重量の大きな電磁コイル31は本体部11に
固定され、フェライト等から成る比較的軽い芯材32は
駆動方向には測定部12と共に動き、それに垂直な方向
には動かない。
【0016】常時は、電磁コイル31が芯材32を引く
力とばね34の弾力とが平衡しているが、電流を増加し
て電磁コイル31の吸引力を大きくしてゆくと、測定部
12は本体部11側に引き寄せられる。そして、もう1
つの第1の駆動部13によって測定部12を光軸方向に
駆動したとき、測定部12は図2の矢印A方向に滑動す
る。従って、A方向に滑動が生じても第2の駆動部14
の動きには支障は生じない。
【0017】なお、滑動部35は図2の紙面と垂直方向
にも動き、三次元的に滑動するようになっている。図2
は第2の駆動部14に適用した場合であるが、その他の
第1の駆動部13及び前述の第3の駆動部にも同様な機
構を用いることができる。これらは前述したように、他
の2つの駆動部の駆動方向と垂直面内で滑動する滑動部
を有しているため、他の2つが動いても自身の動きに支
障をきたすことはない。
【0018】この実施例では、被検眼Eの位置を被駆動
部である測定部12によって検出しているので、どの程
度ずれているかという位置情報は不要であり、どの方向
にずれているかの情報のみで駆動することができる。こ
のような方向のみの場合には、実施例のように4要素光
電センサ22のような比較的簡素な検出系を使用するこ
とができる。なお、検出系を本体部11に設けた場合に
は、方向のみでなく被検眼Eの位置情報が必要になるこ
とは勿論である。
【0019】図3は図2の電磁コイル31と芯材32の
代りに、ギア結合されたステップモータ36と上下動部
37を用いた例を示し、上下動部37のフランジ部37
aと測定部12の滑動案内溝33との間に、図2と同様
な滑動機構が設けられている。
【0020】この場合に、ステップモータ36の回転に
より上下動部37が上下に駆動され、測定部12の横方
向移動は本体部11によって防止される。なお、このよ
うな駆動手段及び滑動機構は、この他にも種々の構成、
手段を採用することが可能である。
【0021】また、上述の実施例は角膜反射光を検出し
て駆動しているが、必ずしも角膜反射光を利用するとは
限らず、例えば瞳孔像の位置検知によって駆動すること
も可能である。また、実施例では気流噴射式眼圧計に適
用した場合を述べたが、被検眼に対して装置自体が動く
ようにした他の装置、例えば眼底カメラ等にも本発明を
適用することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る眼科装
置は、被駆動部を小型軽量に構成してその慣性を小さく
することができるため、被検眼の速い動きに対して迅速
に追従させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を眼圧計に適用した実施例の構成図であ
る。
【図2】駆動手段の断面図である。
【図3】他の駆動手段の断面図である。
【図4】従来例の平面図である。
【符号の説明】
11 本体部 12 測定部 13 第1の駆動部 14 第2の駆動部 16 凹面ミラー 17 ノズル 22、27 光電センサ 25 固視用光源 26 測定用光源 31 電磁コイル 32 芯材 34 圧縮ばね 36 ステップモータ 37 上下動部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検眼の位置を検出する検出系と、該検
    出系の信号に基づいて被駆動部を駆動する駆動手段とを
    有する眼科装置において、前記駆動手段はその駆動方向
    と直交する方向に前記被駆動部を滑動させる滑動機構を
    備えたことを特徴とする眼科装置。
JP5235704A 1993-08-27 1993-08-27 眼科装置 Pending JPH0759736A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5235704A JPH0759736A (ja) 1993-08-27 1993-08-27 眼科装置

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JP5235704A JPH0759736A (ja) 1993-08-27 1993-08-27 眼科装置

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Publication Number Publication Date
JPH0759736A true JPH0759736A (ja) 1995-03-07

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JP5235704A Pending JPH0759736A (ja) 1993-08-27 1993-08-27 眼科装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009201636A (ja) * 2008-02-27 2009-09-10 Nidek Co Ltd 非接触式眼圧計

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009201636A (ja) * 2008-02-27 2009-09-10 Nidek Co Ltd 非接触式眼圧計
US8596789B2 (en) 2008-02-27 2013-12-03 Nidek Co., Ltd. Non-contact tonometer

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